「花魁」の検索結果

全体で81件見つかりました。
72 1234
 戯作者為永春水と関係した芸者が密かに産んだ子である梅次郎は、幼い頃から剣術の修行を積み、暴れん坊旗本・勝小吉(勝海舟の父)の弟子となった。梅次郎は小吉が幕府から密かに請け負っていた江戸市中見回りの見習いを勤めつつ、吉原の廓「志信屋」の花魁玉糸と辰巳芸者の音八からの支援を受けて江戸市中の治安を守るべく活動していた。  あるとき、夜鷹連続辻斬りが起こり、梅次郎は玉糸から家宝の正宗を受けとり見回りを強化するが……巡回中に連続辻斬りの下手人・影沢英之進と斬りあう。英之進はかつては為永春水の人情本の愛読者であり、戯作者を志したこともある剣客であった――。  ここに戯作者によって人生を狂わせられたふたりが、激突する――。  戯作者の子で町人剣客の梅次郎、吉原の花魁玉糸、辰巳芸者の音八、暴れん坊旗本勝小吉という異色の面々が活躍する、滑稽あり剣戟ありの痛快エンタメ時代小説です!   ※完結まで執筆済です。6月末までには投稿完了します。
24h.ポイント 263pt
小説 5,271 位 / 185,579件 歴史・時代 67 位 / 2,383件
文字数 48,068 最終更新日 2024.06.16 登録日 2024.05.01
★第9回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★ 「近頃、吉原にて次々と遊女の美髪を根元より切りたる『髪切り』現れり。狐か……はたまた、物の怪〈もののけ〉或いは、妖〈あやかし〉の仕業か——」 江戸の人々が行き交う天下の往来で、声高らかに触れ回る讀賣(瓦版)を、平生は鳶の火消しでありながら岡っ引きだった亡き祖父に憧れて、奉行所の「手先」の修行もしている与太は、我慢ならぬ顔で見ていた。 「是っ非とも、おいらがそいつの正体暴いてよ——お縄にしてやるぜ」 ※「今宵は遣らずの雨」 「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」に関連したお話でネタバレを含みます。
24h.ポイント 63pt
小説 14,770 位 / 185,579件 歴史・時代 149 位 / 2,383件
文字数 131,396 最終更新日 2023.07.04 登録日 2023.05.28
「他の女が妊娠したから  私とは婚約破棄したい、と?」 遊郭の花魁であるリンは無表情で キョウノスケに問いかけた。 リンは婚約、といったが 遊郭で言う婚約は身請けのことだ。 「あぁ。  まさか使用人の女が  俺の子供を孕むとは思わなかった。  だが、悪いのは俺じゃねぇ。  俺は騙されただけだ。」 キョウノスケは 扇子で顔を扇ぎながら言った。 「そうですか。」 元々リンはキョウノスケを 愛していない。 裕福な男が 自分を買いたいと言ったから それに了承しただけ。 「騙された訳も聞かないのか?」 「貴方は私との婚約をやめ、  ここから出してはくれない。  ならばもう、  貴方と話すことはありません。」 キョウノスケは ちっと舌打ちをする。 「リン。  お前は綺麗だが  ただの人形のようだ。  なんの感情もないのだな。」 「感情などとうの昔に捨てました。」 花魁が感情を持って 良いことなど一つもない。 「私は呪われておりますから。」 リンに近づいたものは皆 不幸な目に遭う。 都では有名な噂だった。
24h.ポイント 42pt
小説 18,525 位 / 185,579件 恋愛 8,833 位 / 56,290件
文字数 20,270 最終更新日 2022.12.06 登録日 2022.12.02
 「いつの日か何もかも受け入れられる者が現れたなら、この足枷は解けるであろう」  生まれてすぐに捨てられた赤子は、光の者に紫蘭と名付けられた。命を救った代償に足枷を嵌められ成人した。それが解けるまで老いることのない呪いのようなもの。胡蝶の館で花魁として運命の男を待ち続ける。  現れたのは英国と日本国の血を継いだ者だった。デレク・アーチャー・タカハル。 しだいに二人は惹かれ合い、求め合う。  何かが違うと知りながら、幸せに自身に課せられた宿命を見失い始める。もう、それは解けたはずだ……と。  禁忌、風俗、妖し、戦争を乗り越え手に入れた家庭に忘れかけていた事件が起こる。  果たしてその足枷は本当に解けたのかーー。 ※ほんのり和風なファンタジー。アルファポリスのみ改稿版となっております。 ※R18に予告はございません
24h.ポイント 42pt
小説 18,525 位 / 185,579件 歴史・時代 185 位 / 2,383件
文字数 82,634 最終更新日 2018.05.09 登録日 2017.07.02
 江戸期、紅花の商いで大儲けした、実在の紅花商人の豪快な逸話を元にした物語である。  出羽尾花沢で「島田屋」の看板を掲げて紅花商をしている鈴木七右衛門は、地元で紅花を仕入れて江戸や京で売り利益を得ていた。七右衛門には心を寄せる女がいた。吉原の遊女で、高尾太夫を襲名したたかである。  花を仕入れて江戸に来た七右衛門は、競を行ったが問屋は一人も来なかった。  七右衛門が吉原で遊ぶことを快く思わない問屋達が嫌がらせをして、示し合わせて行かなかったのだ。  事情を知った七右衛門は怒り、持って来た紅花を品川の海岸で燃やすと宣言する。  
24h.ポイント 42pt
小説 18,525 位 / 185,579件 歴史・時代 185 位 / 2,383件
文字数 6,518 最終更新日 2024.06.14 登録日 2024.06.14
文政十二年、師走。尾張地方にある幕府公認若山遊郭が炎上した。 地獄の炎かと思われるような大火事に全てを奪い去られた少女、竜胆は阿部各務ヶ原守新之助に救出され、城にて保護された。 美しい少女に魅入られるように新之助の息子涼之丞は竜胆の看病を続ける。 涙を流しながら竜胆は若山遊郭の中で起こった悲劇の数々を話し始めた。 江戸時代の尾張地方を舞台に華屋かな遊郭花魁物語が広がる時代劇風ファンタジー。
24h.ポイント 42pt
小説 18,525 位 / 185,579件 歴史・時代 185 位 / 2,383件
文字数 90,180 最終更新日 2022.07.31 登録日 2022.05.29
恋愛 連載中 長編 R18
なんとなく、何をしても程々。 卒なくこなすがずば抜けない 柊木 奏向(ヒイラギ カナタ) 裕福ではなかったが、両親から愛情をたっぷり受けて育ったごく普通の女の子。 特別な事など、しいて言えばよく出来る妹が居たくらいだ。 いつしか大人になっても何も見出せずに、自信を失い臆病にばかりなって行く奏向は就職活動が上手くいかずに親にも言えず、夜の蝶となった。 自分の身を守る為に、三枚目に徹する毎日。 ブスやら、品がないやらと罵られ稼ぐお金。 けれども親に心配させたくない、妹と比較されたくない。 上手くいかない日常と、お酒、自己嫌悪にがんじがらめになった末に仕事帰り酔いを覚ましていると、足を絡ませて事故に遭ってしまう。 奏向が目を覚ますとそこは見た事もない建物、何処か日本風な日本ではない場所。 「なんだい?新入りかい?」 異世界!? 遊郭!? 咲くか散るか、咲かねば散るのみ…ならば咲かん。叶えて魅せます花魁道中。
24h.ポイント 28pt
小説 23,382 位 / 185,579件 恋愛 10,784 位 / 56,290件
文字数 21,794 最終更新日 2022.08.21 登録日 2021.11.24
BL 連載中 長編 R18
この世界とは少し違う歴史を辿った東京ーー。そこには江戸吉原を彷彿とさせる歓楽街・玉東があった。そこで男の花魁として働く信はある時、ひょんなことから店を辞めて政界入りすることとなる。 政治の世界に入り、議員として忙しい毎日を送る信。しかしそのさなかに友人の章介が誘拐される。拉致された先は欧州だった。 信は章介を助けるため議員を辞め、暗殺者として名高いマウリ・バルドーニに助けを求める。彼はナポリ拠点のマフィア、バルドーニファミリーの後継者候補だった・・・。 【CP】 多重人格のイタリアンマフィアx日本人の元高級男娼 変態金持ちヤンデレ攻め→寡黙男前x小動物系御曹司 ※無理矢理、暴力表現、監禁、攻めリバ、SM要素あり(メインカプのリバはなし) ※メインカプの攻めは中盤以降に登場。 ※白銀楼シリーズのマウリルートの世界線の話。単体で読めます。 ★表紙イラスト by ainozawa様、素材屋まるお様、てんぱる(PIXIV ID: 2513282)様、RAIKO様。(後列左キャラクター キャラクターデザイン:まるお様 衣装デザイン:RAIKO様)
24h.ポイント 28pt
小説 23,382 位 / 185,579件 BL 5,902 位 / 24,065件
文字数 191,890 最終更新日 2024.01.06 登録日 2023.06.12
妖達の世界「日ノ本」 その世界は 一つの権力の中心である黄帝・麒麟を帝に据えた【京】を中心に、北は玄武の【奥州】 、東は青龍の【江戸】、西は白虎の【四國】南は朱雀の【阿蘇】と4つ都市があり、その周りにさまざまな国が連なる世界となっている。 その中、気っ風の良さと行動力、そして風を操る若き青龍将軍収める江戸は 小鉱石川にある 八百万商【細石屋】の住人と、それを取り巻く江戸の妖衆の騒動顛末記、である。 登場人物 【細石屋】住人 ★細石屋主人 ・ 漣那美(さざれやあるじ ・ さざなみ) ?歳 雛色の長く波打つ髪を背中の真ん中でゆるりと一つに結い、翡翠色の瞳の美しい若い女人の形をとったモノ。 人か妖か鬼神は不明。着物を粋ににきこなし、紅い羅宇の長煙管を燻らせ、不思議な言葉使いをしている。 ★春霞(はるか) 15歳 男 黒髪に碧玉の瞳。細石屋 漣那美の養い子。 この世界にあって大変珍しい「人間」だが、赤子の頃からここに住んでいるためそんな意識はなく、他の妖と生活基準や価値観は一緒、 妖のような攻撃や変化を行う力は持ち合わせていないが、15年ぶりに本人へ返された彼の血脈に寄り添う管狐によって身辺はしっかり守られている。細石屋の小僧のかたわら、飾り職人の真似事も行なっている ★零 (れい) 17歳 男 桜色の髪に橘の瞳の長身痩躯で粋ですれ違い女が振り返るようないい男。 妖ではあるが力の強さや種族は不明。葦原遊郭において随一の花魁「珠月見太夫」に大変見目麗しくよし、と、彼女専属の道中での傘持ちをやっているが、基本的には細石屋の小僧…居候。 飄々とした感じで、女物の反物で設えた着物を着流し、道中用の中が朱色、外が射干玉色をした中朱番傘をさしている。 背中に美しい桜と狗と白狐の彫り物がある。チャキチャキの江戸っ子。 星駒(ほしこま) 13歳 猫又。 空色の瞳に淡い黄金色の髪。 下総国猫の郷の出で、実家は郷長の薬草園。父親は上総下総を統治する猫神。 5男8女の兄妹の中でも1番末の娘だが、1番妖力が高い。白の多い三毛猫で、日の本の猫には珍しい長毛。 猫又治療院 猫仙人である宗龍先生の元に、修行を兼ねて奉公に出されたが本人は大江戸での玉の輿を狙っている…が… ★意図しておかしな喋り口調を使っているキャラがいます ★物書き再開後のごく初期の作品です。 しっちゃかめっちゃかだと思います
24h.ポイント 28pt
小説 23,382 位 / 185,579件 ライト文芸 282 位 / 7,623件
文字数 99,452 最終更新日 2018.08.18 登録日 2018.04.28
飽くなき欲望により煌々と輝く吉原遊郭。その吉原において最高位とされる遊女である夕顔はある日、八助という男と出会った。吉原遊郭内にある料理屋『三好』で働く八助と吉原遊郭の最高位遊女の夕顔。決して交わる事の無い二人の運命はその出会いを機に徐々に変化していった。そしていつしか夕顔の胸の中で芽生えた恋心。だが大きく惹かれながらも遊女という立場に邪魔をされ思い通りにはいかない。二人の恋の行方はどうなってしまうのか。 ※この物語はフィクションです。実在の団体や人物と一切関係はありません。また吉原遊郭の構造や制度等に独自のアイディアを織り交ぜていますので歴史に実在したものとは異なる部分があります。
24h.ポイント 28pt
小説 23,382 位 / 185,579件 ライト文芸 282 位 / 7,623件
文字数 102,136 最終更新日 2024.04.27 登録日 2024.04.15
─── あらすじ 時は宝暦。 御上の厳しい改革により、江戸最大の色街・吉原遊廓は存亡の危機に陥っていた。 多くの遊女屋は廃業を強いられ、女郎や従業員達の行き場は無くなり、路頭に迷う者が続出した。 【夕風屋】の筆頭花魁・吉野はその悲劇を打開すべく、馴染みの客たちに協力を仰いだ。 幕府に対する反対の声を受けて、御上は改革を断念。遊郭は徐々にかつての栄光を取り戻していった。 その後の吉原の存続は許され、売春防止法が成立するまでの200年間続けられた。 お客のみならず、女郎たちから慕われてきた吉野が如何にして羅生門河岸の切見世女郎から最高位の花魁へ登り詰めることが出来たのか。その壮絶な人生のストーリーを解き明かす。 ─── *注意 吉原遊廓の遊女を主人公にしている為、性的表現が多く出て参ります。「※」と章前に記載することにします。しかし、規制は一切しませんことをご了承ください。 また、性的表現のみならず、心中表現、客から遊女に対する暴力描写もございますので、お読みになられる際はご注意願います。
24h.ポイント 21pt
小説 27,044 位 / 185,579件 歴史・時代 249 位 / 2,383件
文字数 233,611 最終更新日 2024.02.17 登録日 2021.01.01
江戸時代の男と、生々しい女達の生き様を書いた、衝撃的な浮世絵の物語です。 この絵は著者が描いたものです。
24h.ポイント 21pt
小説 27,044 位 / 185,579件 歴史・時代 249 位 / 2,383件
文字数 5,367 最終更新日 2024.03.16 登録日 2024.03.11
 町外れの廃寺で暮らす那津(なつ)は絵を描くのを主な生業としていたが、評判がいいのは除霊の仕事の方だった。  新吉原一の花魁、桧山に『幽霊花魁』を始末してくれと頼まれる那津。  エセ坊主、と那津を呼ぶ同心、小平とともに幽霊花魁の正体を追うがーー。  ※小説家になろうに同タイトルの話を置いていますが。   アルファポリス版は、現代編がありません。
24h.ポイント 21pt
小説 27,044 位 / 185,579件 歴史・時代 249 位 / 2,383件
文字数 85,546 最終更新日 2021.06.28 登録日 2021.05.18
 時は江戸。明暦の大火と呼ばれる大火事に江戸は見舞われた。しかし、遠く離れた土地では、そんな大事も風の噂に過ぎない。とある山里に住む無邪気な少女・お玉の下には、ある日、兄の形見と金子を持った男が尋ねてきて・・・一人の少女が遊里の中で、人として女として変貌を遂げていく。
24h.ポイント 21pt
小説 27,044 位 / 185,579件 歴史・時代 249 位 / 2,383件
文字数 37,521 最終更新日 2018.06.07 登録日 2018.04.30
代筆屋を営む私の元に、大店の旦那が手紙をもってやってきた。 それは、菊乃からの手紙。 旦那から受け取った扇子に書かれた返歌を読み、私は向かう。 愛しいあの子の元へ……
24h.ポイント 21pt
小説 27,044 位 / 185,579件 歴史・時代 249 位 / 2,383件
文字数 10,138 最終更新日 2023.05.31 登録日 2023.05.31
明治時代。  遊郭の花魁夕霧(18歳)は、元武家の姫だ。不運にも遊女に売られた。遊郭の街吉原一の美貌と名高く、店では常にトップの存在だ。気位も高い。 彼女は、吉兆のシンボル神獣麒麟を持つと噂される大富豪の老華族専属の花魁だった。男女の仲ではなく、娘のように彼女を可愛がってくれていた。 しかし、頼みの老華族の足が途絶えてしまう。ほどなく、死亡の知らせが届く。 失意の彼女に、その息子(柊理)の意思が告げられた。父を継いで彼女との契約を続ける、と。 これまでとは違う。 夕霧は新たな覚悟で受け入れるが、柊理の彼女への行動は、辛辣でプライドを折るようなものが続く。とうとう息子へ本音を出してしまった。 「下がれ、下郎!」 太客に決して見せてはいけない夕霧の本音が露わになたっとき、柊理は怒りとは違う反応を見せた。彼女を遊郭から引き取り、自由にしてやるつもりっだったというが―――。 「あんた、処女か?」 「何がいけない!?」 「処女なら話が違う」 「どうしてだ?」 柊理の持つ秘密が、二人の関係絡ませていく————。 かなしい過去を持つ元姫と麒麟の息子と呼ばれる華族の男の恋愛ストーリーです。 パラレル明治時代のお話です。設定等ちぐはぐな場面もあるかと思います。ご容赦いただけますと幸いです。 ※小説家になろう様にも別タイトルで投稿させて頂いております。※
24h.ポイント 14pt
小説 31,850 位 / 185,579件 恋愛 14,065 位 / 56,290件
文字数 96,726 最終更新日 2023.04.17 登録日 2023.04.14
BL 完結 短編
 花魁だった前世の記憶を持つ男子高校生・青原啓介は軽音部に所属し平凡な日々を送っていた。ある日ネットに上げた歌と演奏の動画をきっかけに大学生と会うことに。その大学生は前世で愛した武士の生まれ変わりで…… 前世で武士だった剣道大学生×前世で花魁(遊女)だった男子高校生 男女カプが転生してBLになっています。書きたいシーンだけ書いたネタメモです 長期で書こうか書かないか悩んでいます 追記 思った以上に指示をいただけましたので、ぼちぼち連載してみることにしました。転生した二人の恋の行方を書いていきます。ちゃんとハッピーエンドにします。いつまで出来るだろうか…… 追記2021/12/6 続き書けないなと思ったので一旦完結にしときます。待っていただいた方大変申し訳ございません。他の作品に力入れています……
24h.ポイント 7pt
小説 38,352 位 / 185,579件 BL 9,996 位 / 24,065件
文字数 8,005 最終更新日 2021.11.10 登録日 2021.09.06
恋愛 連載中 長編 R18
目が覚めたらそこは吉原でした… 吉原…かつて女の人が働いていた場所。 花魁と呼ばれる人たちが色をなしていた場所。 ある日私はそんな世界で目を覚ました。 「おい、アンタ…」 「?」 「そこのお前だよ。こんなところで何してる?」 私が迷いこんだのは花魁たちの世界。 だけど…私が知ってる「その場所」とは少し違うみたいで… 恋に落ちた時…確かに音がした。 綺麗に澄んだ鈴のような音。 この恋はきっと報われない恋でしょう。 だけど…どうか許してほしい。 一度落ちたらもう後は堕ちるだけだから さぁ…始めましょう。 私の初めての恋をあなたと秘密の吉原で…
24h.ポイント 7pt
小説 38,352 位 / 185,579件 恋愛 17,099 位 / 56,290件
文字数 28,546 最終更新日 2024.03.31 登録日 2023.06.25
BL 完結 長編 R18
世は幕末。攘夷運動に揺れるさなか、市田久一(いちだひさいち)は、藩主の護衛役として共に訪れた江戸で、かつて謂れの無い罪で死に追いやられた想い人、葵(あおい)に生き写しな陰間、蜜羽(みつは)に出会う。 呼出し花魁にも引け劣らぬ美貌と評判の蜜羽と、葵と同じ顔を持つ蜜羽に複雑な感情を抱く久一。倒錯の中、久一の中で鎮まりつつあった過去が再び揺り起こされる。
24h.ポイント 7pt
小説 38,352 位 / 185,579件 BL 9,996 位 / 24,065件
文字数 40,202 最終更新日 2020.08.10 登録日 2020.07.26
安政4年、時は江戸時代末期。9歳の私は吉原へと連れてこられた。 そこで見かけた花魁道中……この世のものとは思えない美しさに一瞬で心を奪われた。 この出逢いが私の運命を決定づけた。 遊郭に売られた自分の悲運にくじけている場合ではない。やるならトコトンやってやる。 目指すは最上級遊女、花魁だ!! それから8年。 願いを成就させるためにいつものように神社で願掛けしていると、正体不明の謎の色男が話しかけてきた。 出逢ってそうそう、失礼なことばかり言ってくる男に嫌悪感を抱く…… だがこの男との出逢いこそが、私の今後の人生を大きく狂わせることとなるのだった─────……
24h.ポイント 7pt
小説 38,352 位 / 185,579件 恋愛 17,099 位 / 56,290件
文字数 36,910 最終更新日 2020.11.10 登録日 2020.11.10
72 1234