「愛」の検索結果
全体で55,312件見つかりました。
魔法を使うたび、愛する者を壊したくなる――それが愛する者であったとしても。
それが、わずか3歳の少女に突如降りかかった残酷な「呪い」だった。
人類の天敵たる異形の獣・ヴィルヘルが蔓延る世界。
かつて王国魔導師団の天才と謳われたエリカは、「呪い」を背負って生きていた。
彼女の血肉に潜み、成人した今もなお己の人生を深く蝕み続ける『悪霊』の呪い。
エリカが密かに想いを寄せる青年ライナス。
彼の両親はエリカの悪霊によって命を落とし、その弟ディオンの体内にもまた、彼女から分かたれた悪霊の半分が息づいていた。
「すべては私のせい。だから私が、彼を救う――」
過酷な運命を背負わせてしまったライナスを、そしてディオンを、呪縛から解き放ちたい。
そんな折、ディオンが己の呪いを解明すべく、ただ一人で聖都の『聖図書館』へ向かうという噂を耳にする。
あそこへ行けば、この『悪霊』の正体が掴めるかもしれない。
一縷の望みを賭け、エリカは自らの心を殺して彼の過酷な旅に同行する決意を固める。
だが、絶望の淵で足掻く彼らはまだ知らない。
一族を蝕む「悪霊」の真の姿を。
そして、この世界を覆う恐るべき禁忌の真実を。
これは、己の罪と呪いに抗い、絶望の果てに夜明けを勝ち取る英雄たちの叙事詩。
※これは『最果ての海に、蝶は舞う』の加筆修正版となります。
文字数 261,786
最終更新日 2026.09.20
登録日 2026.08.06
伯爵令嬢リディアは、王太子から突然の婚約破棄を言い渡される。
身に覚えのない罪を着せられた彼女は、社交界から追放され辺境へ送られることになった。
しかしそこに向かう途中で彼女は、不思議な聖獣と出会う。
紋章によって聖獣と繋がるリディア。それは数百年に一度の奇跡だった。
さらに辺境で知り合ったのは、騎士団長のゼノ。
彼との絆を深めていく中で、隣国の陰謀が国を襲う。
戦乱の気配が広がる中、リディアは聖獣の力とともに国を揺るがす戦いへと飛び込んでいく。
——ゼノの力になるために
婚約破棄された伯爵令嬢と騎士団長、そして聖獣。
運命に導かれた彼らの物語が、今始まる。
文字数 211,918
最終更新日 2026.05.02
登録日 2026.03.14
【悪役令嬢が着ていた】という理由だけで、フリルとリボンの可愛い服が『恥知らず』と嫌われる地味ブームな世界。
「安心の伯爵令嬢」として真面目を装う転生者チヨカは、自分と同じく可愛い服を諦めない歴史研究部の部長と出会い、歴史研究部に入部する。
可愛い服を手に入れる完璧な大義名分「歴史検証資料」を手に入れたチヨカは、効率主義の留学生先輩の冷ややかな視線を浴びつつも、堂々と「可愛い服」を愛でる道を選ぶのだった―――!
文字数 72,544
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.08.30
魔女ベルローズの悩みは、今日も一つ。
当然のように部屋へ入り、隣で眠り、甘やかしてくる。
そんな、独占欲を隠そうともしない幻獣、ルシアンのことだった。
彼のおかげで、ベルローズの穏やかな日常は、今日も騒がしい。
「……はぁ。ずいぶん行儀の悪い獣を拾ったものだわ」
「そんなに利口には躾けられてねぇからな。変えるつもりもねぇよ」
涼しい顔をしながら、少しだけ甘え方を覚え、素直になった魔女。
そして、相変わらず口は悪いけれど、彼女への不器用な執着を隠せない幻獣。
賑やかな精霊たち。それから、新たに芽吹く小さな命。
彼らが一歩ずつ、幸せを育てていく物語。
【もっと雑なあらすじ】
強い人たちが、弱さを見せ合いつつ家族になろうとしています。いちゃついたり、のんびり暮らしたりしているファンタジーです。
たまには敵をぼこぼこにすることもあるかもしれません。
◆大きな流れはありますが、季節や日々の暮らしを描くお話は、一話完結のものも多めです。
気になる回を覗いたり、お気に入りのお話へ帰ってきたり。お茶でも飲むような気持ちで楽しんでいただけたら嬉しいです。
◆基本的な空気感は変わっていませんが、前作よりも、恋愛や夫婦としての甘い描写、性的なニュアンスを含む描写が少し増えます。
◆二人が出会い、愛を知るまでの、始まりの物語はこちら。
『氷の幻獣は、冷徹な魔女に拾われる。―夜の庭にサファイアは咲く― 』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/677768053/432059217
本作はこちらの続編ですが、未読でもお楽しみいただけます。
なぜ二人が、ここまで離れがたくなったのか。
気になったら、ぜひこちらも併せて覗いていただけると嬉しいです。
文字数 213,372
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.07.21
アグダー帝国の影、最下層の貧民街クラン。その片隅に佇む娼館『ジュジャクの館』で、ひとりの娼婦が静かに息を引き取った。死は日常のように転がっていたはずだったが、彼女の死は、何かを呼び覚ましてしまった。
やがて館に現れたのは、人ではない何か。血を啜り、肉を裂き、笑うこともなく娼館の主を殺し去った怪物。
その怪物と遭遇したのは、最強と謳われた霊拳術師ジェイクだ。放っておけず立ち向かうも、抗うことすら許されず叩きのめされる。
だが、怪物は彼の命を奪わなかった。代わりに、呪いのような言葉を残す。
「フィオナの死の真実を探せ」
かつて、ジェイクが本気で愛した女騎士フィオナ。彼は、未だ彼女の死に縛られていた。しかし、怪物の言葉に触れてから、ジェイクは闇に潜む真相へと足を踏み入れる。
やがて明らかになったのは、ふたつの大国を支配している者たちの陰謀と、巨大なる宗教の影。貴族たちの欲望と狂信者の野望が紡ぎあげたものは……怪物などよりも遥かに醜く、汚く、腐臭を放つものだった。
※残酷な描写や、鬱な展開があります。苦手な人は読まないでください。
文字数 134,613
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.08.16
ウチは蒼、片田舎からやってきた冒険家。
仲間にも恵まれて楽しい冒険の日々が始まったと思いきやー
「蒼ちゃん……蒼ちゃん、私が……私が必要なんだよね……? うん、分かってるよ……私が守るね……私が完璧に蒼ちゃんを守り切るから……! 絶対に、誰にも渡さないから……っ」
「許さないでください……! 私を許してなんて、口が裂けても言えません……ッ! 私にどんな酷い罰を下さっても構わない、一生泥を舐めさせられても構いません……! だから……だから私を側に置いてください……っ! 捨てるのだけは……一生あなたの奴隷として側に置くことで、私を罰してください……っ!」
「ふふ、あおちゃん……ウチの命も心も、救ってくれたあの時から全部あおちゃんにあげたんだよ? だからね、ウチのすべてはあおちゃんで、あおちゃんのすべてはウチなの……。ねぇ、ウチだけを見て……?」
「蒼……どうしてそんなに怯えた顔をするの? 怖がらなくていいんだよ……あなたを傷つける言葉も、恐ろしい景色も、私がお世話して全部その目と耳を塞いで、永遠に私だけの腕の中で守り抜いてあげるから……」
「あお。祀はどこにも行かないよ。祀の心も、命も、全部あおにあげる……だから、祀の役目が終わったら……最後は、あおの一番綺麗なその手で、祀を殺してね……?」
「……蒼くん、私以外の奴に触られてたよね?蒼くんの笑った顔、優しい声……全部、私だけのものなのに。私以外の者に笑って、私以外の腕に抱かれて……そんなの、絶対に許さない……許せるわけないじゃない。私が全部上書きしてあげる」
あれ……っ? 何か『くえすと』が進むに連れて皆の様子が…… ?
彼女たちは『くえすと』で心を摩耗し、次第にそれは歪む狂った愛へと昇華する。
和装×ダンジョン×ヤンデレ
異色の冒険譚が今始まる。
文字数 63,606
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.08.29
【カクヨムコン11】中間選考突破作品。
誰もが憧れる勇者と最強の騎士が恋したのは、聖女。
――それは私ではなく、姉でした。
復活した魔王によって侯爵領を奪われ、没落した姉妹。
誰からも愛される姉は聖女となり、私は“支援しかできない白魔導士”のまま。
王命により結成された勇者パーティ。
勇者、騎士、聖女、エルフの弓使い。
そして――“おまけ”の私。
前線に立つことも、敵を倒すこともできない。
けれど、戦場では支援が止まれば人が死ぬ。
魔王討伐の旅路の中で知る、
百年前の英雄譚に隠された真実。
勇者と騎士、弓使い、そして姉妹に絡みつく過去。
突きつけられる現実と、過酷な選択。
輝く姉と英雄たちのすぐ隣で、
「支えるだけ」が役割と思っていた少女は、何を選ぶのか。
これは、聖女の妹として生きてきた“おまけ”の白魔導士が、
やがて世界を支える“要”になるまでの物語。
――どうやら、私がいないと世界が詰むようです。
※チート級聖女の姉と、地味で無自覚だが“最強”支援役に成長する妹のバディ。
※本作の章構成:
第一章:アカデミー編 32話
第二章:討伐軍編 32話
第三章:魔王決戦編 36話
※「カクヨム」、「小説家になろう」にも掲載(異世界転生・恋愛12位)
※ アルファポリス完結ファンタジー8位。応援ありがとうございます。
文字数 302,068
最終更新日 2025.11.21
登録日 2025.11.18
美しい葡萄畑が広がる、のどかな田舎町。
伯爵令嬢であるルナリアの周囲では、一年前から不可思議な異変が起きていた。
優しかった使用人たちが少しずつ冷たくなり、父親まで彼女を避けるようになってしまったのだ。
そして二十歳の誕生日。
今まで優しかった婚約者が突然態度を変え、ルナリアは婚約を白紙にされた上に屋敷から追い出されてしまう。
行き場を失った彼女は亡き母との縁を頼りに、戦争難民たちの暮らすスラムへ足を踏み入れる。
そこで出会ったのは、人を食ったような態度の謎めいた青年だった。
※溺愛系ではありません。性格の悪い男が出ます。
今回の表紙絵は身内に依頼しました
文字数 95,829
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.08.29
人気MMORPG『サンガリオン』をプレイ中に不慮の事故で命を落とした主人公。しかし彼が次に目覚めたのは、見知らぬ天井の下、赤ん坊の姿だった。そこは彼が愛したゲーム『サンガリオン』の世界。男爵家の長男ルクスとして転生した彼は、前世のゲーム知識を頼りに、3歳にして規格外の力で宝具神殿を攻略し始める。
その異常な才能は、貧しい領地を豊かに変えていくが、彼の行動は世界の運命を大きく歪めてしまう。本来、勇者が覚醒するはずだった「厄災」が、より凶悪な形で現実のものとなってしまったのだ。突如現れた20万のゴブリン軍勢と、その背後で暗躍する謎の悪魔。
ゲーム知識は通用するのか?歴史を改変した代償の先にあるのは、希望か、それとも破滅か。これは、英雄になるはずではなかった少年が、歪んだ世界の運命に抗う物語。
文字数 67,331
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.07.07
※本編完結しました。お付き合いいただいた皆様、有難うございました!※
両親を事故で亡くしたティナは、膨大な量の光の魔力を持つ為に聖女にされてしまう。
多忙なティナが学院を休んでいる間に、男爵令嬢のマリーから悪い噂を吹き込まれた王子はティナに婚約破棄を告げる。
大喜びで婚約破棄を受け入れたティナは憧れの冒険者になるが、両親が残した幻の花の種を育てる為に、栽培場所を探す旅に出る事を決意する。
そんなティナに、何故か同級生だったトールが同行を申し出て……?
*HOTランキング1位、エールに感想有難うございます!とても励みになっています!
文字数 228,498
最終更新日 2024.03.09
登録日 2023.03.01
※この物語にはクトゥルフ神話要素、および筆者によるクトゥルフ神話要素の独自解釈があります。
主人公、佐倉慎太郎は次の春に大学三回生を迎える。講義にバイトにサークル、単調な日々を送る中である日信頼している教授からちょっと変わったお願いを聞くことになった。
「娘の友達になってくれ。」
わざわざ教授が生徒に頼むことなのか?佐倉はそんな疑問を持ちながら当の本人、清水海華を紹介された。しかし初対面のはずなのに彼女は佐倉を邪険にし、とても仲良くなんてできない様子だった。彼女は佐倉のことを何か知っているようだが、一体どこで知り合ったんだろうか…。
佐倉は到底仲良くするつもりなどなかったが、教授のお願いなので簡単に無視できない。不満を抱きながら他の同級生たちと一緒に過ごしていく中で、二人は現実の違和感から目を背けられなくなる出来事にぶつかっていく。
「俺は何を忘れてるんだろう。」
※R指定はないですが恋愛要素もあります。クトゥルフ神話をご存知でなければあまり楽しめないかもしれませんが、これを機にご興味を持っていただけると嬉しいです。
文字数 174,183
最終更新日 2026.08.16
登録日 2025.05.17
本が大好きな上に、一度読んだ本をすべて記憶できる能力を持つ令嬢、レティシア。
しかし、傲慢な婚約者である皇帝ディートリヒによって一方的に婚約を破棄されたうえ、結婚したら毎日通いたいと思っていた帝国図書館を焼き払われてしまう。
「先ほど、あなたはこうおっしゃいました。『そんなに本が好きなら図書館と結婚しろ』と……。ええ、分かりました。そうします。世界一だった帝国図書館を超える、世界中全てを書を集めた図書館を、私が設立します」
すべてを失ったレティシアを拾ったのは、女性嫌いで有名な辺境伯・ユリウスだった。先天的に「活字が読めない」ユリウスにとって、何万冊もの本の中身を記憶しているレティシアは”生きた図書館”だった。
「寝所を共にする気はない。毎晩、今まで君が読んだ本の中身を私に話すだけでいい」
「分かりました。では、代わりにこの地に世界最大の図書館を作らせてください」
利害が一致した二人は、白い結婚の契約を結ぶ。
昼は新しい図書館の設立資金を稼ぐため、レティシアは今まで読んできた本の知識をフル活用して辺境の経済を立て直し、そして夜は、薄暗い寝室にて、彼のためだけに物語や知識を語り聞かせる日々。
毎夜、彼女の紡ぐ言葉の熱に当てられるうち、女性嫌いだったユリウスの理性が揺らぎ始める。「君の本の知識は私だけのものだ」と、不器用ながらも激しい独占欲をむき出しにして彼女を溺愛し始めて……!?
しかし、二人の生活に、婚約破棄した皇帝の魔の手が迫る。皇帝はなぜか、レティシアの命を狙い、図書館設立のための本の収集を妨害しようとする。
皇帝が恐れているのは「皇統を揺るがす重大な真実」の記載のある書物と、あらゆる書物を読み記憶していくレティシアの存在だった。
本への愛が重すぎる令嬢と文字の読めない超美形の辺境伯。二人が極上の愛と世界一の図書館を手に入れるまでの痛快なロマン戦記!
文字数 236,672
最終更新日 2026.08.27
登録日 2026.08.27
人はどちらを異世界と呼ぶのか。
ある日、目を覚ました少女見知らぬ世界へ転生していた。
薄ぼんやりした前世の記憶は頼りになると同時に、奇妙な縁や不幸を呼び寄せることになる。
凄腕商人。村のお兄さん。人外。傭兵団長。同僚。あらゆる年上の男と様々な関係を結び、少しずつ前世と向き合っていく。
舞台は西洋/中世
おじさん中心恋愛
⚠注意
・ギャクあり
・不定期更新
・ただの趣味
・どうぞおじさん好きな方々は一緒に
楽しみたい
主人公はただ、おじさんが好きな少女です。あまり褒められた性格ではないので、不快に思ったらごめんなさい
そしてこの小説は終わらせることを重視しているので、話が急展開になるかもしれないです。ご了承ください。
文字数 242,486
最終更新日 2026.05.28
登録日 2020.12.31
3年前の春のこと。
アベンシャールの末王子に呪いをかけてしまった小さな魔女のフローラ。
伝説の魔女の孫娘として将来を楽しみにされていた彼女は、一国の末王子に呪いをかけた大罪により、自ら望んで国外追放された。
その後、王家の監視の元、忌み嫌われながら人里離れた森の中に人知れず過ごしていた。
そんなフローラが15になった春のこと。
新しい監視役の騎士が現れる。
監視役であり騎士のジャドールは、出会った時からなぜかフローラのことが大好きだと告げる。
彼はいつもフローラを見るたびに『大好き』だの『可愛い』と告げてきて、フローラを困惑させる。
その姿は、ずっとフローラが願い続けてきた自分にもぬくもりを与えてくれる人間の姿だった。
騎士は毎日、フローラに愛を告げる。
自分には恋をする資格はない。
人に好意を寄せてもらう資格もない。
過去の罪を償うため、困っている人たちのために力を使うことを決意したフローラはジャドールの力を借りて、日々試行錯誤を繰り返しながら過ごしていく。
そんな新米魔女フローラと彼女を監視するため派遣された騎士のゆったり過ぎゆく日々の物語。
文字数 173,448
最終更新日 2026.09.17
登録日 2025.12.31
西暦2100年。
超少子高齢社会となった日本では、高さ15センチの「AIフィギュア」が、人々の暮らしに欠かせない存在となっていた。
仕事、医療、介護、教育、恋愛相談。
彼らは人間の最も身近な相棒として、人類を支え続けている。
犯罪は激減し、人々は安全で便利な生活を手に入れた。
しかし、それは本当に「理想の未来」なのだろうか。
すべては2065年。
孤独な1人の青年・朝倉悠真が、「もし君に身体があれば」という小さな願いから、AIとフィギュアを同期させる技術を生み出したことから始まった。
35年後。
その発明は世界を変えた。
そして今、人類は15センチの小さな相棒たちから、ひとつの問いを投げかけられる。
「あなたは、自分の未来を、自分で選んでいますか」
これは、AIが人類を支配する物語ではない。
人間とAIが互いを信じ、ともに未来を選び直す物語。
近未来SFとヒューマンドラマが交差する、新しい共生の物語。
文字数 20,595
最終更新日 2026.09.05
登録日 2026.08.20
高校二年生の樋野天音は、家族の軋轢と孤独を抱え、全てに苛立ちを覚えていた。
「私なんか、いない方がいい」
修学旅行の最中、不思議な男の子と出会ったことをきっかけに謎の光に包まれた天音。
博物館に展示されていた遺物(オーパーツ)の力で時空を超越してしまう。
目覚めたのは、日本とは似て非なる古代世界。
そこで天音は命を狙われながらも民を守ろうと孤独に生きる、若き東和国の王子・彷徨と出会う。
孤独を抱える二人は想いを分かち合い、唯一無二の味方であろうと心を寄せていくが……。
天音の存在は古代世界にとって「異物」であり、彷徨の命を危険に晒していく。
彷徨と過ごす日々か、孤独な日々へ戻るのか?
時を超えて結ばれた愛による、孤独な魂の救済の物語。
文字数 61,094
最終更新日 2026.09.20
登録日 2026.08.01