「かさ」の検索結果

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**タイトル:『完璧な計画』** 桜木花道、一見平凡な経理担当者には誰も知らないもう一つの顔があった。彼は闇の錬金術師として、数字を操り大胆な財務操作を行う。本作『完璧な計画』では、桜木が如何にして巧妙に会社の財務を操り、莫大な利益を手に入れようとするかが描かれています。しかし、彼の計画は予想外の監査により脅かされる。 桜木は、自ら設立した架空の会社を利用し、取引を偽装。表面上は会社を救う英雄として振る舞いながら、裏では不正を重ねる。だが、監査のプロセスで彼は自分の欲望よりも計画の完遂に喜びを感じていた。彼の楽しみは、ゲームの攻略のように障害を乗り越え、勝利を掴むことにあった。 緻密な策略にもかかわらず、経理監査の若手チームによって桜木の計画は次第に明らかにされていく。彼の犯した罪、用意されたアリバイ、そして架空の取引の裏側に迫る監査チームの厳しい追及が続く。果たして桜木はこのピンチを切り抜け、完璧な計画を成功させることができるのか。 本作は、読者に倫理的なジレンマとサスペンスを提供し、最後まで目が離せない展開が待っています。数字が創り出す錯覚の中で、一人の男が自らの欲望と正義の間で葛藤しながら、究極の選択を迫られる物語です。
大賞ポイント 9,483pt
文字数 13,217 最終更新日 2024.04.27 登録日 2024.04.27
世間一般的に、ブラック企業と呼ばれる会社で、1ヶ月以上も休み無く働かされていた鈴夏静華《りんかしずか》は、パソコンに届いた一通のメールにより、田舎にある実家へと戻る。 そこには、三歳の日向翔《ひなたかける》と、幼なじみである詩想奏多《しそうかなた》がおり、静華は二人によりお散歩へと繰り出される。 その先で出会ったのは、翔くらいの身長である銀髪の少年、弥狐《やこ》。 昔、人間では無いモノ──あやかしを見る方法の一つとして"狐の窓"という噂があった。 静華はその話を思い出し、異様な空気を纏っている弥狐を狐の窓から覗き見ると、そこにはただの少年ではなく、狐のあやかしが映り込む──…… 心疲れた人に送る、ほのぼのだけどちょっと不思議な物語。
大賞ポイント 2,062pt
文字数 47,918 最終更新日 2024.05.16 登録日 2024.04.30
遠く離れていても互いに引き合う星々のように、僕にはいつか出会わなければいけない運命の相手がいる──。 広瀬晴久が生きるために信じた「星の友情」。 母に存在を否定されて育ち、他人と関わることへの恐怖と渇望に葛藤しながら介護施設で働く晴久。駅前で出会った男と勢いでオトモダチになり、互いに名前も素性も明かさない距離感の気安さから偶然の逢瀬を重ねる。二人の遠さは、晴久の理想のはずだった……。 男の存在が晴久の心を揺らし、静かに過去を溶かし、やがて明日を変えていく。 ※ネグレクトの直接描写は極力排除しておりますが、ご心配や苦手な方は、先に「5-晴久」を少し覗いてご判断下さい。
大賞ポイント 2,015pt
文字数 119,215 最終更新日 2023.10.08 登録日 2023.08.05
芸術大学の大学院で音楽を学ぶ三喜雄(みきお)は、声楽専攻科の杉本(すぎもと)教授から突如呼び出されて、他の音楽大学の辻井(つじい)教授の研究を手伝うよう命じられる。辻井は音楽教育と音楽療法の研究をしており、三喜雄が依頼されたのは、老人ホームのクリスマスコンサートで歌うことだった。三喜雄は新曲への興味から、演奏時間10分の「恋するくじら」を、2ヶ月半で仕上げることを了承する。 初練習の日、三喜雄は共演者である篠原(しのはら)が、高校時代に懇意にしていた後輩・高崎(たかさき)に似ていることに驚き、軽く動揺する。篠原は美声の持ち主だがその歌にはやる気が見えず、頭に来た三喜雄は、歌が終わるなり篠原と衝突してしまう。しかしその翌週、篠原は謝罪してきて、三喜雄もあらためて一緒に曲を仕上げていく気になる。 練習を進めるうち、三喜雄はこの歌が、高崎に絡む高校時代の悔やまれる思い出を呼び起こすことに戸惑う。一方篠原も、この歌を歌いたくないと最初に言ったのは、曲が自分に合わないこと以外の理由があるらしくーー。 『あいみるのときはなかろう』『彼はオタサーの姫』のバリトン歌手・片山三喜雄の、大学院1年目のアナザーストーリー。BL要素はありません。両作品未読でも、お楽しみいただけます。両作品のキャラがチラ登場するので、読了してくださっているかたにはちょっと楽しいかもしれません。
大賞ポイント 1,590pt
文字数 31,608 最終更新日 2024.05.16 登録日 2024.04.24
青春 完結 長編 R15
ーー妹とともに過ごす青春、妹がいなくなった青春ーー 高校二年生の春。武士郎の両親が離婚した。それは四年間一緒に生活してきた義妹が他人になることを意味していた。 別々の家に住むことになった、元義理の兄妹。 同じ学校だけど学年は違う。 二人の人生はもう交わることがなくなるのかもしれないと思った。 同じ日。武士郎は付き合い始めたばかりの彼女をクラスメートに盗られたことを知る。 たった一日で、妹を失い、彼女を失ったのだ。 だけどそれは、始まりだった――。 大人気Vtuber、水面みずほ。それが元義妹の正体。 そして武士郎もその兄という設定で活動していたのだ。 リアルでは他人、ネット上では兄妹。 いびつな関係、リアルではもうかかわらなくなるかと思っていたら――。 元妹は、武士郎の教室へとやってくるのだった。 なぜか彼女ヅラをして。 「先輩、お弁当作ってきました!」 妹だと思ってた子に先輩と呼ばれるなんて背中がむず痒い! そして、その様子を見ていた元カノは恥をかかされたと逆恨み。武士郎の元妹を男に襲わせる計画を立てるのだった……。 恋、友情、そして兄妹愛。 すべてが混じり合っていく青春の1ページ。
大賞ポイント 1,165pt
文字数 107,809 最終更新日 2024.04.21 登録日 2024.03.27
ある日の朝、普通の男子高校生「日向 蒼」は幼女になっていた……!? 繰り返すおねしょ、おもらし。おむつを穿かされたり、可愛い洋服を着せられたりな新しい日常。 その中で彼は少しづつ女の子になっていく……。 よくあるTSモノです。 小説家になろうより転載。カクヨム、ノベルアッププラス、pixivにも掲載してます。 可愛い彼(?)の活躍にご期待ください。 おねしょやおもらし、おむつなどの描写があります。苦手な方はご注意下さい。
大賞ポイント 772pt
文字数 128,933 最終更新日 2024.05.05 登録日 2020.09.19
前を向いて進むため、心を決める。そんな二人の物語。 ******** 古来より存在する『隠邪(おんじゃ)』。 人を食い、人に害をなす、人の敵。 闇より這い出るこの異形を人知れず退治するのが、今も連綿と続く『祓邪師(はじゃし)』と呼ばれる者たちの役目だ。 そんな祓邪師の家に生まれた司(つかさ)は、毎月の恒例となっている隠邪退治に出向く。 幼馴染の友介と共に戦い、一息ついた司が目にしたのは、隠邪に食われた祓邪師たちの痕跡。 強い力を持つ隠邪が皆を食い殺したのだ。 その原因は、司の師匠でもある聡一(そういち)が離反し、隠邪と手を組んだことによるもの。 司も隠邪に食われそうになるが、すんでのところで祖母の佐夜子に救われ、命を繋ぐ。 「何としても隠邪を倒し、聡一を止めなくてはいけない」 祖母の思いと仲間たちの無念を胸に、司は祓邪師たちに口承で伝わる不思議な場所へ赴く。 そこでは幼女の姿をした妖・ユクミが、『約束の者』を数百年のあいだ待ち続けていた。 彼女は司を『約束の者』だと言い、司の手助けをするため一緒に行くと言ってくれる。 心強い助け手と共に、改めて隠邪と聡一を探す司。 しかしその途中で「聡一が心の奥底で抱えていた願い」を知ってしまい、懊悩することに。 一方のユクミもまた、隠邪からの甘言に心揺らされていた――。 ※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。 ※戦闘はほとんどありません。 ※完全なハッピーエンドにはなりませんが「救いのあるエンド」にはなると思います。 ※カクヨムでも連載中です。 表紙&挿絵イラスト:ベアしゅう様(@beargon227)
大賞ポイント 535pt
文字数 123,502 最終更新日 2024.05.13 登録日 2023.04.30
桜子、28歳のフリーランスライターは、新しい食文化を求めて盛岡市の古い町並みを歩く。彼女の冒険は、運命的な再会から始まります。ITエンジニアの健太、小学校教師の美咲と共に、盛岡の伝統と革新を巡る旅が展開されます。食、歴史、自然、そして地域の工芸に触れることで、それぞれが自身の生き方や価値観を見つめ直すことになります。 物語は、盛岡市の豊かな食文化に触れる「わんこそば」の体験からスタート。参加者たちとの共有を通じて、地域の食べ物がいかに人々を繋げ、また、文化を形作るかを描きます。岩手山の麓では、地元の工芸品の精緻さと美しさを追求。職人の手仕事からは、盛岡の歴史と自然が紡ぎ出す物語が明らかになります。 教育者である美咲との交流を通じて、桜子は文化的価値観の共有と教育の力を再認識。盛岡の歴史博物館を訪れた二人は、地元の歴史に触れることで、過去から現在へ、そして未来へとつながる盛岡の文化の重要性を学びます。 夜の盛岡はまた異なる顔を見せる。地元のビールを楽しむ中で、桜子と健太は、これまでの旅を振り返りながら、これからの人生に何を求めるのか、何を大切にすべきかを語り合います。新幹線の中で次の訪問を誓いながら、彼らは盛岡の深い魅力に改めて心を動かされます。 この物語は、読者に対しても問いかけます。私たちの日常に息づく「普通の」瞬間にこそ、非日常が隠されているのではないでしょうか。桜子、健太、美咲と共に、盛岡市の風景の中で新たな発見を求める旅に出ませんか?彼らの旅路と共に、自らの生き方を見つめ直すきっかけを提供する作品です。
大賞ポイント 507pt
文字数 7,733 最終更新日 2024.04.28 登録日 2024.04.28
僕こと『秋田一(あきたはじめ)』と会社の先輩『神坂桜子(かんざかさくらこ)』、そしてその周りを取り巻く人達の物語。 時に甘く、時に苦しく、そんな日々を過ごす普通の会社員のお話です。 楽しいばかりじゃない日々を過ごす誰かの、あるいはあなたの。 心の片隅に残るようなお話になると嬉しいです。
大賞ポイント 504pt
文字数 27,757 最終更新日 2024.04.19 登録日 2024.04.05
高野つかさの恋人である朝霧さやかは、生まれた時から耳が全く聞こえなかった。けれど彼女はいつも明るく、耳が聞こえない事など一切感じさせない性格であったため、つかさは彼女のその姿が本来の姿なのだろうと思っていた。しかしある日の事、つかさはあるきっかけから、さやかが密かに心の中に抱えていた思いに気づく。ある日つかさは何のけなしに、「もしも耳が聞こえるようになったら、最初に何を聞いてみたい?」とさかかに質問した。それに対してさやかは、「あなたの声が聞きたいな」と答えた。その時の彼女の切なげな表情が忘れられないつかさは、絶対に自分がさかやに“音”をプレゼントするのだと決意する。さやかの耳を治すべく独自に研究を重ねるつかさは、薬を開発していく過程で、さやかの耳に隠された大きな秘密を知ることとなる…。果たしてつかさはいつの日か、さやかに“音”をプレゼントすることができるのか?
大賞ポイント 161pt
文字数 60,141 最終更新日 2024.05.16 登録日 2024.04.28
俺には幼馴染みがいる。そいつはめちゃくちゃ美少女なんだが、ヤンデレなのだ。それに俺は別に好きではない。どっちかというと家族のような姉さんのように感じている。問題なのは。 「ねぇあの女誰なの?」 そう言ってハイライトオフで俺を問い詰めてくる。しかも俺に近づく女子はみんな排除してるのだ。なんでヤンデレになったかはいつか話すとしよう。彼女は作りたいが、幼馴染みの悠香のせいで彼女ができないのだ。 「あれは助けたときにちょっと話しただけだ。相手も別になんとも思ってないだろ」 「いやあれは完全に恋する乙女だったよ。いやイケメンの王子さまに助けらるたという頭お花畑の可愛そうな人かな?それに義弘くんは私のものなんだからあんなバカみたいな人が相手にされるわけないじゃん」 酷い言いようだな。それにあの人うちの学校よりワンランク落ちるとはいえ進学校の生徒だからバカではないと思うぞ。それと俺は悠香のものじゃない。彼女ほしいなぁー。 「はぁー早く学校行くぞ。いつの間にか隆弘は先行ってるし」 あいつ逃げたな。付き合いが長いから悠香のやんでれのことをよく知っている。男には不思議飛ばれてない。潰された女子と隆弘以外。 これはヤンデレ幼馴染みと彼女作りたい俺の学園ラブコメである。 「ラブコメなんかさせないよ。私以外」 「最初っから潰しにかかるなよ」
大賞ポイント 47pt
文字数 4,334 最終更新日 2024.04.13 登録日 2024.04.12
学校の成績は悪くない。運動も好きだし自信あるよ。親友と呼べる友達もいるし、憧れている男子もいる。 そして大好きな家族。特に弟の岳人は可愛すぎるし、優しいしめちゃくちゃ愛している。 とても恵まれたあたしだけど、ある晩に悪夢を見てしまった。 夢のに中に白い数字が現れて、一秒毎に数字が減っていく。 意味分かんないけど、気味が悪いでしょう⁉️ なにかをカウントダウンしていることはすぐに飲み込めたし、実はすぐになにを数えているのか察知したの。 あたしの寿命を指折り数えているんだ…… その日から常に死ぬことを意識して過ごしている。 不思議なもんで、天寿の終幕が明らかになってしまうと、その日にたどり着くまでのあたしの時間が無駄なものだと感じられる。 だから、将来の夢を持って努力をするなんてくだらない。 そういう前向きなひとが嫌いだ。 それを強要する男の大人はもっと怨めしい。 ほんの僅かな値打ちは、友達や想いびとや岳人の温かさが、より一層身に染みるようになった。一緒にいることがますます感動的になった。 その分死ぬことが怖くなり、余計にうんざりするんだけどね。 それから皮肉な生活が続いた。大切なものを失くしてたくさん泣いた。 別のかけがえのないものを得た。 大好きだとおもえるものを得た。 もっと長く生きたいと欲しがるようになった。 それでも、カウントダウンは休まない。 本当にあたしは死ぬの⁉️ 思い過ごしじゃないの⁉️ 数字がゼロになっても、まだ生き続けるんじゃないの⁉️ ああ、あたまがおかしくなる……
大賞ポイント 37pt
文字数 147,098 最終更新日 2024.05.08 登録日 2024.03.18
 余命僅かである彼女の願いは、「自分が綴った小説を世に出すこと」。だから俺はその手を握り、共に戦うと決めた。  藤城 直樹(ふじしろ なおき)高校一年生は、入学したばかりだが あえて友達を作らず、将来もどうでも良く、何事もない三年間を過ごすと決めていた。  しかし同じクラスの女子である吉永 未来(よしなが みらい)に、直樹が二年前まで須藤 翼(すどう つばさ)のペンネームで小説投稿サイトに自作を載せていたと気付かれてしまう。  バカにされると身構えるが、実は未来も小説を書いており須藤 翼のファンだった。その為、執筆の仕方を教えて欲しいと頼んでくる。  直樹は、自分が小説を書いていたことを秘密にするのを条件とし、培った技術を未来に教えることにする。  そんな彼女の夢は公募に受賞し、書籍化すること。  元々素質と直樹の指導により上達していくが、現実はそう上手くいかず落選ばかり。  初めはそれを受け入れていた未来だったが、時間が経つにつれ焦り始め、直樹に自分の夢を叶えて欲しいと託してきた。  しかし彼は中学生の時に起きた出来事をキッカケに筆を折り、二度と執筆はしないと決めており。そして未来に、自分が成し得なかった夢をいつの間にか託していた。  そんな互いの気持ちがぶつかり合ってしまい、直樹は未来の夢を否定してしまう。  そんな最中に夏休みに入ってしまったことにより、彼女と会うことがなくなった直樹は、取り消せない言葉を放ったと後悔。  新学期に謝ると決め登校するが、教室に未来の姿はなく、教師より留学の事実を聞かされる。  最後に謝りたいと連絡を取ろうとするが通じず、それきりとなってしまう。  しかし、そんな二人を引き合わせてくれたのも、また小説だった。  久しぶりに対面した未来は、活気がなく痩せ細っており、実は病を抱えていて病状が悪化した為に姿を消したと知る。  彼女が長く生きられない現実を認めた直樹は、人生最後の夢である「小説をこの世に出したい」願いを叶える為に、もう一度手を取り合う。  過去の裏切りから筆を折ってしまった直樹が、今を懸命に生きる未来との出会いをきっかけに、自分にとっての小説とは何かを考え。  優しかった母、自分に暴力を振るった父を思い出し。  何故、人を避けるようになってしまったのかに向き合い。  傷付いていた自分を認めて、将来に向き合っていく。 ※前半が冗長で、テーマのブレもあった為、改稿しています。不自然に文字数の少ないところもあり、すみません。
大賞ポイント 21pt
文字数 28,947 最終更新日 2024.05.16 登録日 2024.04.30
思い出したら、勇気を出して。 小学校時代、菜々子は鉱、瑞穂といつも一緒だった。だけど菜々子は自分のせいで瑞穂と疎遠になってしまう。 それからずっと自分が嫌いなまま後悔して生きてきた。 正月の帰省で母校が廃校する話を母から聞かされる。母の安請け合いから、樹木医である菜々子は思い出の桜を治療することになる。
大賞ポイント 20pt
文字数 11,023 最終更新日 2024.04.29 登録日 2024.04.27
日向君の部屋に飾ってある紫色の一輪の花。“ヒヤシンス”にまつわるお話です。 水月はその話を聞きどうするのか。 この作品を読んだ皆様が今改めて、いじめについて考えてくれると、作者も嬉しいです。 ・ちなみに作品の名前は友達が考えてくれました。 ・エダマメシチューさんと月見団子の共同創作グルーブ【プラムチック】で執筆しました。 ・友達の偉大さに気付かされた作品でした。そして、学校関係者の皆様にはぜひ読んでもらいたい1作品です。 ※この作品にはいじめに関する話が出てきます。 不快になる人は読書をご遠慮ください。 ※HOTランキングの必須項目なのでとりあえず“男性向け”にしてますが、女性も読めます。 ※この物語に出てくる思考や判断、表現に関しては作者独自の考え方です。事実無根の事が多くあるかもしれません。その辺はどうか、ご理解よろしくお願いします。 ※内容的に人によっては気分が悪くなる事がありますので、その場合は急速に読む事を中止してください。 注意事項が多いですが、読者の皆様のためですので、どうかご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
大賞ポイント 18pt
文字数 34,189 最終更新日 2024.02.28 登録日 2022.07.01
三十歳を過ぎた年代になり、結婚を意識するようになった芦沢丈晴は、会社の同期である時田耕作の複雑な恋愛関係に関わり、自分自身の恋愛も真剣に考えるようになる。 耕作と本間良子の社内恋愛は、複雑な様相を呈していた。 耕作との交友を通して知らされる内容は、恋愛経験の少ない丈晴を混乱させる。 本社営業本部長が率いる新組織のメンバーは、全国の優秀な主任クラスから選抜され、芦沢丈晴と時田耕作もそのメンバーに選ばれる。 新組織の営業本部窓口には、社内でも才媛と呼ばれ、華やかな恋愛経歴を持つ梅木友香が担当することに決まっていた。 丈晴の新組織加入メンバー発表と同時に、梅木友香から社内便ではなく、郵便で自筆の封書が届いた。 友香は、以前は総務部で管理者教育担当をしていた。 全社内の初級管理者から上位管理者まで、知らない者はいない。 高校、大学をアメリカで過ごした帰国子女の友香は、ピンヒールのハイヒールを履き、スーツ姿で颯爽と歩く。その姿に目を奪われる者は多い。そんな彼女からの手紙である。 入社以来、仕事一筋でやって来た丈晴は、友香からの手紙の意味を理解できずにいた。 丈晴は、行き付けのスタンドバー、ブーメランのオーナー兼マスターの竹中光雄に助言を求める。 竹中光雄は医師免許を持ち、嘗ては医薬品会社でMR(MR=medical representative=医療情報担当≒医薬品営業担当)として活躍し、のちに役員となった。 役員を早々に勇退して、第二の人生としてスタンドバー.ブーメランを開いた。 企業や会社に関することから、企業内組織や社内の人間関係、人事関係、社会人としての一般常識など、多くの分野に博識で、人生の機微を知り尽くした人物である。 丈晴は、仕事のことから恋愛事情まで、自分で迷っているときや、ヒントを得たい時などには、何時も竹中に聞いてもらっていた。 ブーメランには、マスターの友人の娘で、薬剤師の篠宮碧がアルバイトで店に来ていた。 碧は丈晴に恋心を抱いているが、丈晴には伝わらない。 丈晴に見合い話が来ていた。丈晴が「釣り書き」を見る前に、相手には好きなひとがあると分かり、話はなかったことになったと母から聞かされる。 後日、その相手が篠宮碧だったと知った丈晴は、複雑な思いで居た。 丈晴の恋愛観には、初対面の時、一瞬で感じ取る第一印象の良し悪しと、違和感の有る無しで、その後の関係の良否が決まると云う自論があった。 初恋の相手に感じた想いこそが、自分の理想の女性を意味していると……。 友香と碧、丈晴には、ふたりとも、第一印象好ましいものだったが……。 恋人選びに迷う丈晴に決心を促したのは、竹中のアドバイスと、中学生の頃、初めて心をときめかせた女性の存在だった……。全19話(全てフィクションです。)
大賞ポイント 11pt
文字数 80,834 最終更新日 2024.03.01 登録日 2024.03.01
※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説です。 イントロダクション 西暦2059年 生き別れになった三つ子の魂が、18年の時を経て、今、巡り合う。 それは数奇な運命に導かれた、少年少女たちの長い一年のほんの始まりだった。 凛翔学園三年生、幼馴染三人組の一人、樋坂浩二(ひさかこうじ)、生き別れとなった三つ子の長女、稗田知枝(ひえだちえ)のダブル主人公で繰り広げられる、隠された厄災の真実に迫る一大青春群像劇。 エピソード①~三つ子の魂編~ <あらすじ> 新年度、小学生に進学する妹の真奈(まな)の入学式に出席するため、兄の樋坂浩二と隣近所で幼馴染の永弥音唯花(えみねゆいか)は真奈の入学式を見守る。 その日の夕方、入学パーティーのための買い出しに出掛けた樋坂浩二は下り坂で逃げ出した旅行用カバンを追いかける魔法使いのような容姿をした少女を見かける。 少女の名は稗田知枝、知枝はアメリカからやってきた帰国子女で、生き別れになった三つ子の姉弟との再会、祖母との約束を果たすため、凛翔学園に転校してきた。 新年度が始まり、クラスメイトとなった浩二と知枝、三つ子の存在を明かされ驚きつつも、その日の夕方、浩二と唯花は知枝が雨の降りしきる公園で座り込んでいるのを見つける。 西暦2059年、未だ原因不明とされる未曾有の厄災から30年、復興を遂げた街に再び魔法使いが訪れるとき、新たな物語が紡がれようとしていた。 表紙イラスト:ミント様(@mint_9_9) タイトルロゴ:ささきと様(@sskt_s)
大賞ポイント 10pt
文字数 122,190 最終更新日 2024.04.28 登録日 2024.04.06
青春 完結 長編 R15
神取雅孝は高校二年生。勉学に勤しみ、人付き合いも悪くなく、そしてわりと真剣に空手に打ち込んでいる。彼自身、つまらない暮らしだとは思わなかった。「このまま」がずっと続いても良かった。だが、なにかを見透かしたような父に宣告される。「転校しろ」と。行き先は父の母校。その理由を聞かされると、興味深さを覚えた。やる気や覇気を見せるタイプでもなければ、むしろ斜に構えて物事を捉えるタチではあるものの、雅孝は新生活を選択する――。 ※他サイトにも掲載しています。
大賞ポイント 8pt
文字数 105,711 最終更新日 2024.04.06 登録日 2024.03.01
ある日、主人公マコトの元に届いた一通の手紙。 それは元カノ久恵からの披露宴招待状だった。 そこから思い起こされる久恵との出会いから別れ。 そして最後にこの物語の真相が明かされます。
大賞ポイント 8pt
文字数 10,944 最終更新日 2024.04.26 登録日 2024.04.26
主人公の小野寺俊が15年前を思い出している。駿が中1の時の物語である。 翔は、小学6年の運動会をきっかけに、中学生になったら100メートルでジュニアオリンピック出場を目指すことになった。担任の園田先生や校長先生、若い頃箱根駅伝で活躍し、多くのアスリートを育てた、近所に住むおっちゃんの勧めによるものだった。  中学1年生になって陸上部に入った駿は、おっちゃんの教え子の佐東(さとう)東志生(としお)先生と出会う。クラスメイトには幼馴染の佐藤睦美、同じ陸上部で1500メートルを得意とする赤井琉太がいた。ある日翔の走りに憧れた吹奏楽部の新垣未来(みく)から手紙をもらう。持ってきたのは睦美だった。これがきっかけでミクとの距離が近くなる。  翔も琉太も地区予選から順当に勝ち上がる。翔は早々にジュニアオリンピックの出場資格を得、新記録で優勝するという目標が近づいた。琉太も努力の甲斐あって県大会で優勝しジュニアオリンピックに参加できることになる。  前後して、ミクは駿の気持ちを確かめるべく探りを入れる。付き合っている相手がいないことを知るが、睦美のことが気になっていた。数日後ミクは睦美の気持ちも確かめる。睦美は言わなかったが、ミクには睦美の気持ちがはっきりとわかった。このことが引き金となって、睦美は駿への恋心を自覚する。そして駿との初恋が実る。  駿は、いとこの舞の、夢を追う姿に影響を受けたり、琉太をはじめとする友人の力を借りたり、おっちゃんや佐東先生のバックアップを受けたりしながら、同級生の妨害にも負けずに成長する。 大会を控えたある日、睦美に父の転勤による転校を聞かされる。大きなショックを受けるが、それをきっかけに駿の目標に「睦美のために優勝すること」が加わった。立ち直った駿は、ジュニアオリンピックで優勝し、睦美と再会を誓って握手をして別れる。
大賞ポイント 6pt
文字数 90,224 最終更新日 2024.04.29 登録日 2024.04.29
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