「女癖」の検索結果
全体で62件見つかりました。
女癖の悪い王太子は呪われた。
寝台から起き上がれず、食事も身体が拒否し、原因不明な状態の心労もあり、やせ細っていった。
「こりゃあすごい」
解呪に呼ばれた魔女は、しゃがれ声で場違いにも感嘆した。
「王族に呪いなんて効かないはずなのにと思ったけれど、これほど大きい呪いは見たことがないよ。どれだけの女の恨みを買ったんだい」
王太子には思い当たる節はない。
相手が勝手に勘違いして想いを寄せられているだけなのに。
「こりゃあ対価は大きいよ?」
金ならいくらでも出すと豪語する国王と、「早く息子を助けて」と喚く王妃。
「なら、その娘の心を対価にどうだい」
魔女はぐるりと部屋を見渡し、壁際に使用人らと共に立たされている王太子の婚約者の令嬢を指差した。
文字数 5,401
最終更新日 2023.03.16
登録日 2023.03.11
「我、堂々と退場す」
英雄は追放され、邪神を打ち砕く。
【あらすじ】
魔法はある。
だが、それは癒やしや灯火のための術に過ぎず、戦場を支配するのは鉄の剣と強靭な意志、そして『神の加護』のみ。
難攻不落の王都の危機を救った無名の騎士レオンハルト。
彼は戦神アレースの加護を宿し、安物の鉄剣を「聖剣」へと変貌させる力を持っていた。
しかし、その強大すぎる力を恐れた高位貴族の令嬢たちは、彼を自分の「所有物」にするため、卑劣な噂を流し彼を孤立させる。
「女癖が悪い」「同僚の手柄を奪った」――。
汚名を着せられ、国を追放されたレオン。
だが、国境の霧の中で彼が救ったのは、隣国の清廉な姫フィリアだった。
「あなたの傷ついた手こそ、本物の騎士の証です」
泥まみれの彼を「美しい」と涙し、その場でプロポーズする姫。
一方、唯一の守護神を失った祖国には、かつてない災厄が降り注ごうとしていた。
これは、一人の誠実な英雄が、自分の居場所を探して旅立つ物語。
【この作品は自作の「聖女を追放した物語」と同じ(数百年後の)世界の話になります。】
文字数 61,208
最終更新日 2026.05.07
登録日 2026.04.15
────とうとうこの時が来たのね
決められた運命を受け入れて生きていくつもりだったのに────
貧乏国の王女のウェンディ。
貧乏だろうと王女として生まれたからには、国のために生きるのが当たり前。
そう思って生きて来た。
そんなある日、婚約が決まったことを父親から告げられる。
その相手は女癖が悪いという噂の他国の王子。
複雑な思いを抱くもこれは国のためにも受け入れるべき結婚。断るなんて選択肢はない。
そう腹を括ったウェンディに対して、なぜか様子がおかしくなったのは、
護衛騎士のエリオット。
そんな彼の様子を不思議に思いながらも、婚約者となった王子、ヨナスとの対面を果たすウェンディ。
愛はなくてもせめてお互いを尊重しやっていけたなら……
そう考えていたウェンディに対してヨナスは、
はっきりと“お飾りの妃”を求めているのだと口にした。
それを聞いたウェンディは────……
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関連作
『結婚式当日、婚約者と姉に裏切られて惨めに捨てられた花嫁ですが』
『誕生日当日、親友に裏切られて婚約破棄された勢いでヤケ酒をしましたら』
『記念日当日、婚約者に可愛くて病弱な義妹の方が大切だと告げられましたので』
※こちらのシリーズ作品のスピンオフとなります。
リクエストのありました、
全ての作品に出ていて記念日~ではヒーローにまで昇進した、
陽気な公爵令息エドゥアルトの両親の話。
時系列的に『誕生日当日~』より前の話。
なのでベビーは出ませんが、若かりし頃のガーネットは登場します。
(追記 その後を書いたのでベビーたちも登場しました)
文字数 219,764
最終更新日 2025.08.26
登録日 2025.06.22
伯爵令嬢であるアリアは、父に告げられて女癖が悪いことで有名な侯爵家へと嫁ぐことになった。いわゆる政略結婚だ。
アリアの両親は愛らしい妹ばかりを可愛がり、アリアは除け者のように扱われていた。
ようやくこの家から解放されるのね。
良い噂は聞かない方だけれど、ここから出られるだけ感謝しなければ。
そして結婚式当日、そこで待っていたのは予想もしないお方だった。
文字数 10,613
最終更新日 2023.06.15
登録日 2023.06.13
私の夫は言っていた。
「父上の女癖の悪さにいつも母上は泣いていた。俺は父上のような屑にはならない」
彼の父上の女癖の悪さは社交でも有名だった。女たらしでいつも女性と話していたわ。
でも蛙の子は蛙ね。
あれだけ愛人の存在が母親を苦しめたと言っていたのに。
あれだけ鼻につく香水の匂いに吐き気がしたと言っていたのに。
今の貴方はまるで貴方が忌み嫌った父親と同じよ?
母親の涙は見たくないけど、妻の涙は気にならないのね。そうね、私の涙なんて見ていないもの。
私は隠れて泣くのよ?
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 作者独自の設定です。
文字数 5,703
最終更新日 2023.10.02
登録日 2023.09.30
第一王女、メアリ・ブラントは悪女だった。
家族から、あらゆる悪事の責任を押し付けられればそうなった。
国王の政務の怠慢。
母と妹の浪費。
兄の女癖の悪さによる乱行。
王家の汚点の全てを押し付けられてきた。
そんな彼女はついに望むのだった。
「どうか死なせて」
応える者は確かにあった。
「メアリ・ブラント。貴様の罪、もはや死をもって以外あがなうことは出来んぞ」
幼年からの想い人であるキシオン・シュラネス。
公爵にして法務卿である彼に死を請われればメアリは笑みを浮かべる。
そして、3日後。
彼女は処刑された。
文字数 51,164
最終更新日 2021.10.28
登録日 2021.10.03
婚約者が長を務める薬師ギルドに勤めていたエリシアは、とある日に婚約者に真実の愛を見つけたからと、婚約破棄とギルドの追放を突きつけられてしまう。
勤務態度と、新しい女性に嫉妬して嫌がらせをしていたという、偽りの理由をでっち上げられてしまったエリシア。
しかし、彼が学生時代から自分を所有物のように扱っていたことや、女癖が悪いこと、そして一人では処理するのは困難な量の仕事を押し付けられていたこともあり、彼を恨んでいたエリシアは、申し出を快く聞き入れた。
散々自分を苦しめてきた婚約者に、いつか復讐してやるという気持ちを胸に、実家に無事に帰ってきたのも束の間、エリシアの元に、とある連絡が届く。それは、学生時代で唯一交流があった、小さな薬師ギルドの長……サイラスからの連絡だった。
サイラスはエリシアを溺愛しており、離婚とギルドを追い出されたのを聞き、とあることを提案する。それは、一緒にギルドで働かないかというものであった。
これは、とある薬師の女性が、溺愛してくれる男性に振り回されながらも、彼と愛を育み、薬師としての目標を叶えるために奮闘する物語。
☆既に完結まで執筆、予約投稿済みです☆
文字数 244,556
最終更新日 2025.02.14
登録日 2025.02.07
ハワード公爵家の長女クララは半年ほど前にガイラー公爵家の長男アドルフと結婚した。
が、優しく穏やかな性格で領主としての才能もあるアドルフは女性から大人気でクララの妹レイチェルも彼と結ばれたクララをしきりにうらやんでいた。
アドルフが領地に次期当主としての勉強をしに帰ったとき、突然クララにレイチェルから「アドルフと結ばれた」と手紙が来る。
だが、レイチェルは知らなかった。
ガイラー公爵家には冷酷非道で女癖が悪く勘当された、アドルフと瓜二つの長男がいたことを。
※短め。
文字数 22,114
最終更新日 2021.04.29
登録日 2021.04.18
義理人情も無い最凶最悪の男、田向竜二25歳はある事情からヤクザを破門になり、さらにあちこちの半グレを含む組織に追われ逃げていた。
逃げて身を隠していた先で自殺をしようとしていた少年、泉省吾と出会う。
竜二は気まぐれから省吾に話を聞くと、省吾は虐めを苦に自殺をしようとしている所だった。
一通り話を聞いた竜二は省吾にとある提案をした。
「お前を虐めてきた奴らを地獄に落としてやるからよ! その代わり俺の代わりに死んでくれないか?」
かくして、泉省吾は田向竜二と服を交換してなりすまして自殺。
そして、田向竜二は泉省吾の服を着、持ち物を貰い、闇医者で整形をし、泉省吾として新たな人生をスタートする事になる。
主人公は途轍もなく『女癖が悪く』ヒロインモドキが出て来ても、恋愛方法も途轍もないクズです。
残酷描写も多いですが......これは、本当にあったとされる事件を参考にしています。
主人公の恐ろしさの為必要な描写なのでお許し下さい。
更新はスミマセン......かなりゆっくりです。
25周年アニバーサリーカップにちなみ主人公の年齢を25歳にしました。
25周年アニバーサリーカップようにカクヨムで連載している物を書き換えた物です。
文字数 72,027
最終更新日 2025.10.14
登録日 2025.10.13
女癖の悪い愛されたがりな不安定美形攻め×フラれ続けても離れられない一途平凡受け
「唯が選ぶのはいつも俺以外の誰かだった」
告白されれば受け入れて、誘われれば寝て。取っ替え引っ替え手を出すくせに絶対に自分のことだけは選ばない親友に恋をしてからもうすぐで10年。他の誰かと関係が切れる度に自分の元へとやってくる男のことを諦めたい主人公と、選ばないくせに向けてくる愛だけは重い掴みどころのない親友との、執着と依存と幸せについての話(多分)
っていう切ないからのハピエン保証。お互いに重いです。
⚠️前作の反動で今回歪みまくってます。
ほんとに若干、虐待表現、流血、暴力に分類されるような描写があります。苦手な方はお気をつけください!
自分の性癖を詰め込みまくった、世界観ゴリゴリ独白多めのなんか薄暗い話。でもハピエンではあります。自分の好みでしかないので、これが刺さる人いたら嬉しすぎるなってレベル。切なくなってればいいなーという他力本願。
文字数 22,425
最終更新日 2024.11.05
登録日 2024.10.29
伯爵夫人のマリアーヌは「夜を共に過ごす気にならない」と突然夫に告げられ、わずか五ヶ月で離縁することとなる。
これまで女癖の悪い夫に何度も不倫されても、役立たずと貶されても、文句ひとつ言わず彼を支えてきた。だがその苦労は報われることはなかった。
実家に帰っても父から不当な扱いを受けるマリアーヌ。気分転換に繰り出した街で倒れていた貴族の男性と出会い、彼を助ける。
「離縁したばかり? それは相手の見る目がなかっただけだ。良かったじゃないか。君はもう自由だ」
「自由……」
もう自由なのだとマリアーヌが気づいた矢先、両親と元夫の策略によって再婚を強いられる。相手は婚約者が逃げ出すことで有名な冷酷公爵だった。
ところが冷酷公爵と会ってみると、以前助けた男性だったのだ。
再婚を受け入れたマリアーヌは、公爵と少しずつ仲良くなっていく。
ところが公爵は王命を受け内密に仕事をしているようで……。
一方の元夫は、財政難に陥っていた。
「頼む、助けてくれ! お前は俺に恩があるだろう?」
元夫の悲痛な叫びに、マリアーヌはにっこりと微笑んだ。
「なぜかしら? 貴方を助ける気になりませんの」
※ふんわり設定です
文字数 14,940
最終更新日 2025.01.15
登録日 2025.01.12
望みもしなかった政略結婚生活一年。
旦那のブロンダは、婚約期間中も女癖が悪かった。
それでも私シャインは公爵令嬢の義務として子孫繁栄の営みは続くが、結婚半年頃からそれもなくなる。
やがて子供も作れない私は、両親からも悪女だの使えない女だの言われるようになる。
ある日ブロンダが懲りずに不倫している現場を目撃。
私は心労のあまり倒れる。
そのときに前世の平成と令和世代を生きていた記憶と、その記憶で持っていた更に前世の記憶=私自身の未来の記憶が浮かぶ。
このままだと私はブロンダの手によって毒殺される運命。
だが、そうはなるまいと前世の破天荒女だった記憶と性格が私自身を大きく変え、まずは毒殺回避の上、ブロンダの悪事を暴いてやることにした。
※章管理をしていますが、一章ごとがかなり短めになります。
※ご都合主義が多めの作品になります。
※タイトルは変えるかもしれません
※恋愛要素は、物語中盤からになります。
文字数 33,793
最終更新日 2022.04.03
登録日 2022.03.16
親の再婚で姉弟となった南と蓮。女癖の悪い蓮と離れたくてこっそり志望校を変えた南は、その後蓮の歪んだ溺愛に悩まされていく。
続編「義母の連れ子と結婚したい♡ 追いかけて追いかけて、やっと捕まえた義姉と俺のイチャラブ日記♡」
→https://www.alphapolis.co.jp/novel/440565753/636968278
佐久間 蓮(さくま れん)
佐久間 南(さくま みなみ)
椿→南の友達
亜耶→椿のハトコ
文字数 69,749
最終更新日 2025.06.09
登録日 2025.05.09
伯爵令嬢フィオナは、占い師を信じる父親によって望まぬ縁談を押し付けられた。相手は侯爵令息のエマニュエル。家柄は一流だが、彼は小さい頃から素行が悪く、女癖も悪かった。エマニュエルの父親でさえ「息子との婚約はやめておいたほうがいい」と助言していたが、フィオナの父親は占い師の言葉を信じ、彼を娘の『運命の伴侶』だと主張した。婚約中もエマニュエルの女癖は治らず、浮気を繰り返す。フィオナは必死で彼に寄り添おうとするも、すべて空回り。彼女はとうとうブチギレて、婚約破棄を申し出る。
文字数 10,126
最終更新日 2024.10.05
登録日 2024.10.02
8歳の時、第二王子の婚約者に選ばれたアリーナだが、15歳になって王立学園に入学するまで第二王子に会うことがなかった。
会えなくても交流をしたいと思って出した手紙の返事は従者の代筆。内容も本人が書いたとは思えない。
それでも王立学園に入学したら第二王子との仲を深めようとしていた矢先。
第二王子の浮気が発覚した。
この国の王室は女癖の悪さには定評がある。
学生時代に婚約破棄され貴族令嬢としての人生が終わった女性も数知れず。
蒼白になったアリーナは、父に相談して婚約を白紙に戻してもらった。
しかし騒ぎは第二王子の浮気にとどまらない。
友人のミルシテイン子爵令嬢の婚約者も第二王子の浮気相手に誘惑されたと聞いて、友人5人と魔導士のクライスを巻き込んで、子爵令嬢の婚約者を助け出す。
全14話。
番外編2話。第二王子ルーカスのざまぁ?とヤンデレ化。
タイトル変更しました。
前タイトルは「会ってすぐに殿下が浮気なんて?! 王室の醜聞に巻き込まれると公爵令嬢としての人生が終わる。婚約破棄? 解消? ともかく縁を切らなくちゃ!」。
文字数 31,252
最終更新日 2021.09.19
登録日 2021.09.06
【ポーション製造】のスキルを活かし、冒険者パーティの支援役として活躍していたリーシャ。
女癖の悪いリーダーからの求愛を断ると、彼の逆鱗に触れ、理不尽にも追放されてしまった。他のメンバーも彼女を嘲笑うだけで、助けることはしなかった。
その後は自らのスキルで薬屋を経営することになる。さらに、【ポーション製造】はレベルアップしていき、より効果の高いハイポーションの製造や、毒や暗闇などを回復するポーションまで製造可能になっていった。
リーシャの店は繁盛していき、店員も増え、高名な冒険者からの勧誘なども出てきた。
お店経営にて生まれる出会い……それは次第に恋愛へと発展していくことになる。
一方で、リーシャを追放したパーティは後方支援を失い、後悔していくことに……。
文字数 31,966
最終更新日 2020.08.31
登録日 2020.07.24
一度目の人生は散々だった。聖女として崇めたてられたラリサは魔王討伐の末にパーティーの中核であった勇者、テオドルスと恋仲になるも彼の女癖の悪さに悩まされ続けた。けれど彼の裏切りによりラリサは捨てられることとなる。悲しみにくれたラリサは心を病み、遠く離れた地で療養することとなるのだが、偶然事故に巻き込まれて命を落としてしまう。けれど気がつけばテオドルスと出会う直前にまで巻き戻っていた。今度こそ真っ当な人生を送りたいと、勇者パーティーへの参加を拒んだラリサ。それからテオドルスを避けて生きてきたが、とうとう勇者たちが無事魔王討伐を終えて帰国することとなった。彼らへの褒美を授与する場に聖女として参列したラリサだが、予想外のテオドルスの要望に耳を疑うことになる。
「聖女ラリサを娶らせていただきたい」
拒否することも出来ず、流されるままにテオドルスと婚姻を結ぶことになってしまったラリサ。彼から逃げ切るために思案するのだが、予想外に彼は溺愛してきて──。
※ムーンさんでも公開中
文字数 104,827
最終更新日 2025.12.19
登録日 2023.06.18
* R18現代ものエロです。
同僚の林聡は女癖が悪い。
基本的に来るもの拒まず、入社当時は女子同士の争いで職場の雰囲気が悪くなったことも。
大学時代から彼氏のいたなみは林と関わることなんてないと思っていたけど、彼氏と別れていたことを知られてしまい――?
* ヒーローはクセがあります。いちゃいちゃラブラブものでも鬼畜ものでもありません。(同姓同名の方いらしたらごめんなさい、すごい名前生成器さま使用)
* コメント欄にネタバレ表示していないため、ご注意下さい。
* 本編は5話。おまけ小話未定(タグの変更の可能性あり)
* Rシーンには軽いものにも※マークつけます。3話目から。
* 表紙はいただいた画像を使用させていただきました。イケメン林、ありがとうございます!
文字数 21,312
最終更新日 2023.05.21
登録日 2023.05.12
桃太郎の幼馴染の千夏は、彼に淡い恋心を抱きつつも、普段から女癖の悪い彼に辟易している。さらに、彼が鬼退治に行かないと言い放った日には、千夏の堪忍袋の緒も切れ、彼女は一人鬼ヶ島に向かう。
文字数 11,003
最終更新日 2017.07.28
登録日 2017.07.28
自分勝手で我が儘で、女癖が悪い婚約者オラース。娘は自分達が幸せになるための道具と考えていて、問題の多い侯爵家の嫡男と無理やり婚約をさせた両親。
そんな人間に囲まれ将来を不安視していた子爵令嬢ノエルは、2年前から家を出て新たな人生を歩む準備を進めていました。
そしてそれが可能となる最後の条件が、『オラースが興味を失くすこと』。けれどオラースはノエルに夢中で達成は困難だと思われていましたが、ある日そんなオラースは心変わり。現在の最愛の人・男爵令嬢ロゼッタと円滑に結婚できるよう、ロゼッタへの嫌がらせなどを捏造された上で婚約破棄を宣言されてしまったのでした。
「オラース様。私は全てを認め、罰として貴族籍を手放し『家』を去ります」
その罪を認めれば様々な問題が発生してしまいますが、今あるものを全部捨てるつもりだったノエルにはノーダメージなもの。むしろ最後の条件を満たしてくれたため嬉しい出来事で、それによってノエルはつい「ふふふふふ」と笑みを零しながら、その場を去ったのでした。
そうして婚約者や家族と縁を切り新たな人生を歩み始めたノエルは、まだ知りません。
その笑みによってオラースは様々な勘違いを行い、次々と自滅してゆくことになることを――。
自身にはやがて、とある出会いが待っていることを――。
文字数 46,230
最終更新日 2022.02.18
登録日 2022.01.09
