「淵」の検索結果
全体で402件見つかりました。
【本編完結済】(番外編SSを追加中です)
ユリウスはその日、騎士団の任務のために赴いた異国の山中で、死にかけの子どもを拾った。
抱き上げて、すぐに気づいた。
これは僕のオメガだ、と。
ユリウスはその子どもを大事に大事に世話した。
やがてようやく死の淵から脱した子どもは、ユリウスの下で成長していくが、その子にはある特殊な事情があって……。
こんなに愛してるのにすれ違うことなんてある?というほどに溺愛するアルファと、愛されていることに気づかない薄幸オメガのお話。(になる予定)
※この作品は完全なるフィクションです。登場する人物名や国名、団体名、宗教等はすべて架空のものであり、実在のものと一切の関係はありません。
話の内容上、宗教的な描写も登場するかと思いますが、繰り返しますがフィクションです。特定の宗教に対して批判や肯定をしているわけではありません。
文字数 559,911
最終更新日 2023.09.29
登録日 2022.09.25
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故郷の村を魔物に滅ぼされた少年シンは、その魔物を倒してくれたパーティー【黎明の守護者】に勧誘され、冒険者となった。
彼は【無限再生】という珍しいユニークスキルを持っているものの、その能力は負った傷を自動で治すという、ただそれだけのもの。
効果も低級の回復魔法に劣るような外れスキルだったが、それでも【黎明の守護者】のメンバーはシンを大切な仲間として扱ってくれた。
そんなある日のこと。
いつものようにダンジョン攻略を行うシンたちの前に、レベル1000のエクストラボスが現れる。
勝ち目がないと判断したリーダーのアルトは、シンに脱出用アイテム『転移結晶』の発動を命じる。
しかし『転移結晶』には発動条件があった。
その条件とは、アイテムの発動者のみ転移対象には含まれないというもの。
一人だけダンジョン内に取り残されることが確定したシンを、【黎明の守護者】の面々は嘲笑った。
続けて彼らは言った。
シンの故郷を滅ぼした魔物――それをけしかけたのは自分たちだったと。
にもかかわらず、自分たちを恩人だと勘違いして感謝するシンを心から馬鹿にしていたのだ。
それを聞いたシンは、死の淵で誓う。
自分を裏切り、大切な家族を殺したアルトたちを絶対に許さない。
どんな手段を用いてでも復讐してやると。
そんな誓いもむなしく、エクストラボスに殺されるシン。
しかしその時、外れスキルだったはずの【無限再生】が覚醒を遂げる。
『対象者の死亡を確認しました』
『全ての条件が達成されました』
『ユニークスキル【無限再生】が進化します』
『魂の再生成が行われます』
死からの再生。
そしてそれに伴い、彼はこの世界のルールから逸脱した特別な存在となった。
世界で唯一、ダンジョンのルールに縛られなくなった少年シン。
彼は覚醒した【無限再生】を利用し、瞬く間にチート成長を遂げていく。
――そして数年後、最強の力を手にしたシンはとうとう復讐を決行するのだった。
※別サイト様でも投稿しています。
文字数 134,806
最終更新日 2024.06.02
登録日 2024.03.14
惑星アルカディア。
世界は絶えず起こる争いと魔獣の出現、マナ欠乏症に悩まされており、混沌としていた。
そんな中、エターク王国の騎士ルーカスは、記憶喪失の詠唱士(コラール)イリアと出会う。
二人は既知の仲であったが、記憶喪失となったイリアはルーカスを覚えていなかった。
〝呪詛〟により記憶を封じられたイリア。
記憶がない事で不安を抱き、呪詛に苦しむ彼女を見て、ルーカスは決意する。
かつて絶望の淵にいた自分を彼女が救ってくれたように、今度は自分が彼女を助け、救いとなろう。と。
そうして、誓う。
「この名に懸けて誓おう。君を助け、君の力になる」——と。
〝破壊の力〟を宿す、ルーカスが抱える悲劇の過去。
イリアが記憶喪失となった原因に関わりのある陰謀。
魔獣を生み出す門(ゲート)。
不穏な動きを見せるアルカディア教団。
エターク王国と敵対するアディシェス帝国。
そして二人の過去を繋ぐ——歌。
散りばめられた謎が線に繋がる時、真実への扉が開く。
これは剣と魔法、歌と愛で紡ぐ、救済と終焉の物語。
ダークでスイートなバトルロマンスファンタジー、開幕。
文字数 561,984
最終更新日 2024.06.09
登録日 2024.04.19
王太子であるレアンドルと婚約していた令嬢シェリルは、異世界から聖女アイカが召喚されると、その立場を弱くした。
それだけであったのなら、少し不幸だったという話で済んだはずだが、シェリルの言動はおかしくなり、ある日、レアンドルを傷つけて投獄されてしまう。
誰も助けに来ない暗闇の中、死の淵に立たされ命をじりじりと削られる。恐怖と苦痛に狂いながら日々を過ごす。そんな時、突然助け出されてベットで目が覚める。そこには幼なじみのジェラルドだと名乗る男がいて……。
二万文字弱のエロい短編です。メンタルをおかしくした主人公が、王宮に戻ろうとするので、幼なじみが引き留めてに無理やり犯します。エロいと思っていただけましたら嬉しいです。
文字数 17,899
最終更新日 2024.03.04
登録日 2024.03.01
「お姉さま! お姉さま! シェールは、お姉さまの事が大好きよ! だから、ずーっとずっと一緒にいてね?」
伯爵家に生まれた私、ミュア・ブギンズは、2つ下の妹になぜか執着されていた。
小さい頃は可愛く思えていた妹の執着は大人になっても続き、やっと決まった婚約者の候爵令息まで妹の虜になってしまう。
私を誰とも結婚させたくないシェールの策略が裏目に出て私は婚約破棄され、仮住まいの家から追い出されてしまう。実家にも拒否され、絶望の淵にいた私に手を差し伸べてくれたのは…。
※小説家になろうさんでも公開しています。
※史実とは関係なく、設定もゆるい、ご都合主義です。
※中世〜近世ヨーロッパ風で貴族制度はありますが、法律、武器、食べ物などは現代風です。話を進めるにあたり、都合の良い世界観となっています。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。
※話が合わない場合はそっと閉じて下さい。
文字数 30,850
最終更新日 2023.05.14
登録日 2023.05.08
『雨穴「変な家」読書感想文』(過去のバックアップ記事からの展開)
「作者の雨穴(うけつ)さんの作品に関して」
『まずはじめに:本をとって「ぎょっとする」不可解な家の間取り図。ありえない、間取り図は、殺人事件のあらましだった。』
「用途不明な空間演出と間取り図。そして、監禁部屋のような子供部屋。」
『登場人物:栗原(探偵の役目)と柳丘さん(相談相手)そして、変な家の持ち主。宮江柚希(みやえゆずき)本名:片淵家の人々の真実とは。』
「呪いの左手首切りと小説の醍醐味とは?」
『家の間取り図と奇妙奇天烈なハードカバー、カラーリングと表紙の出来栄え。』
「表紙の扉部分と間取りの不可解さ。そして、ユーモアさ。」
『中身を読むに連れて引き込まれるオカルトの世界とホラーの醍醐味である。』
「隠された呪いと雨穴が最後まで出てこない登場人物には無い怖さとオカルトの世界。」
『登場人物には雨穴は最後まで登場しません。最後まで栗原が探偵という役割を担うことにより豪快なサスペンスと奇妙奇天烈な不愉快さを示しています。』
「何度みても雨穴が描いた間取りには、論考が見て取れる。」
『数度となく読み返すに連れて、不気味な世界が展開される。批判を許さない、雨穴の物語。体験消費:モノ消費からコト消費へ。』
「文化と古典文学とも読み取れる文化研究の基礎テキストのような論文と会話文が紡ぐのは、もののけの物語へと進む。圧倒的なスケールと部屋の面白さが伝えるポピュラーさと悪趣味なルームガイドの豪快さ。」
『実用性はないが、大塚英志【評論家】が批評するように、研究し尽くした高級マンションポエムのようなミッドサザンスタイル。港区を呼ぶならば、其処にはきっと物語があるのだろう。マンションの売り手には東京という街は、ファミコンの攻略文化といえるだろう。ストーリー性は、物語と論調へ。変な家とは雨穴が描いた作品の読解である。』
「呪いとい名の虚構である。」
『親の因果が子に報いる。罪と罰とは、子供を通じて欺騙となる。』
文字数 7,348
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.04.25
祖父同士の賭けにより、幼馴染の伊吹と将来結婚することが決まっていた草太。
一途に伊吹を思い続けてきた草太だったが、草太の第二の性がベータであったことから二人の関係は一変する。
二卵性双生児の双子の弟に伊吹を奪われてしまい失意の淵に落とされた草太。
そんな草太に手を差し伸べたのは、なぜか昔から草太にばかり意地悪する伊吹の双子の弟である伊織だった。
「家は伊吹が継ぐから俺たちに子供ができなくてもいいだろ。だから俺と草太が結婚する」
酒の席の冗談に思われたが、その数ヶ月後に草太と伊織は結婚していた。
結婚してからも相変わらず伊織は意地悪で、アルファとベータという不安定な関係に終止符を打ちたい草太は【急募】旦那と離婚する方法というスレッドを立て──
ツンデレ?美形アルファ×鈍感ベータ平凡
すれ違いからのハッピーエンドものです。
間男っぽい男が登場しますが浮気はありません。
文字数 44,470
最終更新日 2023.05.06
登録日 2023.04.26
残業、転勤、パワハラ、 etc.現代社会にはびこる様々な苦難に負けず、働き続ける者達、社畜――。
そんな社畜のうちの一人、この物語の主人公・田淵真司の社会人生活を実話6割嘘3割、妄想1割でお送りする、サラリーマン小説!
文字数 27,427
最終更新日 2022.04.05
登録日 2022.03.19
「マイス・ウィンザーよ。貴様を国家反逆罪で追放処分とする!」
主人公の錬金術師マイスは、国王から辺境への追放を言い渡されてしまう。
王国を守っている最強のドラゴン【守護竜ヴァリトラ】の元に密かに通っていたことが、王国への反逆に当たるというのだ。
「以前から申し上げておりました通り、国王陛下が崇めている守護竜ヴァリトラは……僕が錬金術で生み出した人造魔獣なのです」
「ヒャハハハハハ! 兄貴、まさか公の場で、ここまで大ボラを吹くとは思わなかったぜ。てめぇは外れスキルを持って生まれた欠陥品。回復薬もまともに作れない無能だろうが!?」
真実を話したにも関わらず信じてもらえず、父親と弟から公衆の面前で罵倒されて、マイスは危険な辺境へと追放されてしまう。
しかし、実は守護竜ヴァリトラの正体は、4年前に死んだと思われていたマイスの妹ティニーだったのだ。マイスは死の淵より妹を救うために、ティニーを錬金術でドラゴンへと進化させていた。
マイスがヴァリトラの元に通っていたのは、妹を人の姿に戻すためだったのだ。
「マイス兄様こそ私の命の恩人にして、この世のすべてを統べるに相応しい【至高にして至大であられるお方】です。マイス兄様を傷つける者は、この私が地獄に叩き落します!」
守護竜ヴァリトラの怒りを買った王国は、破滅への道を歩むことになる。
一方で、マイスが領主となった辺境は、彼の錬金術によって空前の発展を遂げて、みんな幸せになっていくのだった。
『小説家になろう』でも連載しています。
文字数 110,123
最終更新日 2023.09.03
登録日 2023.08.24
紙の洋服を着せられて、真冬の森の淵に放り出された美しい娘。
継母の命じたいじわるなお使いは「苺を摘んでくるんだよ!」
娘は途方にくれました。こんな真冬に、どこへ行けば、苺が摘めるというのでしょう?
「苺で籠がいっぱいになるまで、帰ってくるんじゃないよ!」
娘は裸足のまま、雪の降り積もる森へと入っていくのでした……。
これは不憫な少年が、氷の森に苺を摘みに行く物語。
グリム童話をベースにしたメルヘンBL?です。
氷の森だけど、真夏の夜の夢的な世界観を目指してます。コメディかつ、ハッピーエンドです。
ちなみに舞台は中世〜近世西欧のおとぎの国ですが、名称は和洋ミックスの謎世界観です。
過激表現はありませんが、一応BLなので、苦手な方はどうか気をつけてください。
特に※印のエピソードはちょっと苦手な人いるかもなので、気をつけて読むか、飛ばしてください。
腐文体さえ大丈夫であれば、気軽にお立ち寄りください。
[視点一覧]
印なし(主人公)……アリオト、美少年
領主……ケイト、王子様
妖精……ピノとプリッツ、氷の森の妖精
侍従……トーマ、遊び人
皇女……隣国の姫(名前決めてない)、腐女子
モブ兵……ニケ、新人近衛兵
メイド……マリア、メイド
文字数 275,113
最終更新日 2024.05.29
登録日 2023.10.19
「今日をもってイザベル・カエラートとの婚約は破棄とし、イザベルを聖女暗殺未遂の疑いで魔女裁判を言い渡す」
「そ、そんな……! 私、聖女ミーアスに対して何もしておりませんわっ」
美しい男爵令嬢のイザベル・カエラートは小国の王太子アルディアスと婚約していた。が、王太子の命の恩人で虚言症の聖女ミーアスの策略により無実の罪をかけられて、身分も信用も失ってしまう。誰も助けてくれない中、絶望の淵で精霊様に祈りを捧げると一人の神秘的な美青年がイザベルの前に現れた。
* この作品は小説家になろうさんにも投稿しています。
* 2020年04月10日、連載再開しました。閲覧、ブクマ、しおりなどありがとうございます。追加投稿の精霊候補編は、イザベルが精霊入りするまでの七日間や結婚後のストーリーをオムニバス形式で更新していく予定しております。
* 2020年10月03日、ショートショートから長編に変更。
* 2022年03月05日、長編版が完結しました。お読み下さった皆様、ありがとうございました!
* 初期投稿の正編は、全10話構成で隙間時間に読める文字数となっています。
文字数 143,477
最終更新日 2022.03.05
登録日 2020.04.02
目の下の酷いクマ、手入れのされていないボサボサな黒髪、光をうつさない深淵の瞳。ノイラは史上最強の大魔法使いだ。ただし、闇の。もう三十路を超えたノイラには弟子がいた。公爵子息のフィルクという19の青年だ。金髪碧眼というこの国の王子よりも王子らしい容姿をしたフィルクに恋慕を抱かれているノイラはその気持ちを信じられず軽くいなして日々を過ごしていた。ある日遠出から帰ってきたノイラは百年に一度と言われる聖女とフィルクが一緒にいるところを目撃してしまって……?
文字数 77,467
最終更新日 2024.03.23
登録日 2024.03.01
中国の三国時代、炎興元年(263年)、蜀の第二代皇帝、劉禅は魏の大軍に首府成都を攻められ、降伏する。
蜀は滅亡し、劉禅は幽州の安楽県で安楽公に封じられる。
私は道を誤ったのだろうか、と後悔しながら、泰始七年(271年)、劉禅は六十五歳で生涯を終える。
ところが、劉禅は前世の記憶を持ったまま、再び劉禅として誕生する。
ときは建安十二年(207年)。
蜀による三国統一をめざし、劉禅のやり直し三国志が始まる。
第1部は劉禅が魏滅の戦略を立てるまでです。全8回。
第2部は劉禅が成都を落とすまでです。全12回。
第3部は劉禅が夏候淵軍に勝つまでです。全11回。
第4部は劉禅が曹操を倒し、新秩序を打ち立てるまで。全8回。第39話が全4部の最終回です。
文字数 102,483
最終更新日 2024.05.31
登録日 2023.09.18
時は2050年、太古昔に神々からの恩恵を受けたブレストワンと呼ばれる異能力者達が、繁栄を続け、現代まで普通の人間と共に地球上で共存する世界。
この世界では、ブレストワン(異能力者)やストロマン(超人)と呼ばれる者達がGUARDIANと呼ばれる組織に所属し、世界平和の為、共に悪と戦っていた…。
が、しかし悪人への処罰制度の取り決めに関する意見の食い違いで、組織は悪人処罰賛成派のGENESISと処罰反対派のNUMBERSの二つに分裂し、敵対しながら争いを繰り広げていた。
その一方で世界征服を企む悪の組織DISASTERが世界侵略の為、動き始めていた…。
果たし彼らは平和を取り戻すことができるのか、それとも世界は絶望の淵に堕ちるのか?
果たしてその行く末にどんな未来は…。
(※3ケ月に1度2話更新)
文字数 5,911
最終更新日 2024.06.03
登録日 2024.06.03
赤井です。今回は、シリーズ物で無く書き下ろしの完全新作です。脚本家のクライアントさんから「今回ははっちゃけていいですよ~!」って言われたので「はっちゃけ」させていただきました。
今回のヒロインは「浮遊霊」です!「おばけ」ですよー!(*´▽`*)
「浮遊霊」の女の子が主人公なんで「ホラー・ミステリー大賞」にエントリーしようかとも思いましたが、ここは「現代文学カテゴリーで(笑)!
30歳までにデビューできなければ実家に戻らないといけない「崖っぷち漫画家志望のアシスタント」の「崖淵羅須斗《がけふち・らすと》」君とその部屋で不慮の死を遂げた浮遊霊の「浦方礼《うらかた・れい》」ちゃんの漫画出版までの「ゆるーい話」です。(ちょっとラブコメ(笑)!)
礼ちゃんは、私と同じ「ゴーストライター」です(笑)。「幽霊のゴーストライター」って書いてみたかったんですよね(笑)。
作中で「余命半年~」来た後でノベル化の依頼が無かった「稀世ちゃんスピンオフ」にちょっと触れます。昔からの読者さんに忖度です(笑)。
今回は、「難しい話」も「複雑なギミック」もありませんので「ほのぼの」読んでいただけましたら幸いです。ただ、フラグはいっぱい立ててるので「フラグ探し」を楽しんでください。
それでは3月31日完結予定ですので、月末まで「俺のマンガの原作者はかわいい浮遊霊小説家《ゴーストライター》」を「よーろーひーこー」!(⋈◍>◡<◍)。✧
文字数 156,155
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.02.29
βの皆瀬 洋一(みなせ 洋一)は
何故かαを惹きつける特殊な体臭の持ち主で――
エブリスタさんの方で先行して公開してるので、そちらの方も見て頂けたら幸いです。
文字数 193,958
最終更新日 2020.12.05
登録日 2020.07.01
「お前はゴーレムなのよ。お前が死ねば、ジョージの病は癒えるのよ――」
王妃に虐待されて育った第三王子アルバートは、初恋の少女、エルシーとの結婚を夢見て過酷な戦場を生き抜く。戦争が終わって王都に戻ってみれば、白紙に戻したはずの婚約者が待っていて、しかも、愛しいエルシーは没落の淵に立たされていた。「emeth(真実)」が「meth(死)」に変わる時、ゴーレムの王子は土に返るのか、それとも――。
「没落令嬢の秘密の花園――秘書官エルスペス・アシュバートンの特別業務」のアルバート視点。ムーンライトノベルズ にも掲載しています。
*本編のネタバレになりますので、本編を読んでから、お読みいただければ幸いです。
待鳥園子さん主催「呪いの王子様企画」に参加しています。
文字数 226,536
最終更新日 2020.11.25
登録日 2020.10.10