「置かれる」の検索結果
全体で87件見つかりました。
カナリニッジ侯爵家の一人娘であるシャロットは、爵位を受け継いで女当主になる予定だった。
他貴族から一目置かれるための権威を得るために、彼女は若いうちから領主の仕事に励んでいた。
跡継ぎを産むため、ライトナム侯爵家の三男であるデーヴィスという男を婿に迎えることに。まだ婚約中だけど、一緒の屋敷で暮らすことになった。
そしてなぜか、彼の幼馴染であるローレインという女が一緒についてきて、屋敷で暮らし始める。
少し気になったシャロットだが、特に何も言わずに受け入れた。デーヴィスの相手をしてくれて、子作りを邪魔しないのであれば別に構わないと思ったから。
それからしばらく時が過ぎた、ある日のこと。
ローレインが急に、シャロットが仕事している部屋に突撃してきた。
ただの幼馴染でしかないはずのローレインが、なぜかシャロットに婚約破棄を告げるのであった。
※本作品は、少し前に連載していた試作の完成版です。大まかな展開や設定は、ほぼ変わりません。加筆修正して、完成版として連載します。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
文字数 37,035
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.10
魔力大陸でもあるゾマー帝国の公爵令嬢として、何不自由ない暮らしをしていたシャーロット。父や兄から愛され、婚約者の王太子には溺愛されていた。さらに、魔力量帝国一のシャーロットは、皆から一目置かれる存在。
何もかも順調な日々を送っていたシャーロットの幸せをぶち壊したのは、聖女と名乗る男爵令嬢エミリーだった。
そもそも聖女なんてこの国に存在しないんですけれど…
そう思ったのだが、怪しい魔術で王太子や家族を次々に虜にしてくエミリー。
シャーロットは無実の罪で捉えられてしまった。明日は公開処刑の日。腕には魔力を無力化するリングが付けられている。
どうせ明日みじめったらしく死ぬのなら、今私の全魔力を開放して死んでやる。そう思い魔力を開放したのだが!
目覚めると、魔力のない国に瞬間移動していた。そんなシャーロットを助けてくれたのは、若き国王アイランと、その妹のオルビアだった。2人の優しさに触れ、平穏な日々を取り戻すシャーロット。
しかし、平穏な日々は長くは続かなかった。かつて最弱国だった隣国が聖女というもの凄い力を持った女性を手に入れ、次々と周りの国を制圧しているとのこと。次はいよいよこの国の番。絶対絶命、滅亡寸前なんだとか!
何、聖女だと!!!私、聖女って大っ嫌いなのよね!
よし、決めた。一度失いかけたこの命、大好きなこの国の為、そして何よりアイラン様とオルビア様の為に、その聖女という女と戦ってやろうじゃないの!
物凄い魔力量を持ったシャーロットの戦いが今始まる!
文字数 130,169
最終更新日 2021.08.05
登録日 2021.07.13
冒険者のカイトは子犬しかテイムできないためみんなから『最弱テイマー』と見下されていた。
ある日のこと。いつものようにバカにされながらも一人でクエストをしていると、子犬は伝説の幻獣……フェンリルへと姿を変えた。
カイトはフェンリルを従魔にすることで、SSSランクのモンスターを使役できるようになり、多くの冒険者からも一目置かれる存在となっていった。
そしてカイトは最強のテイマーと呼ばれるようになり、今まで見下してきた連中をざまぁするのであった。
文字数 40,399
最終更新日 2023.10.12
登録日 2023.10.10
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
文字数 532,946
最終更新日 2023.04.13
登録日 2022.12.02
あらすじ
リュシアン・プライムはブラックハンターギルドの一員だった。
彼はギルドマスターやギルド仲間から、常人ではこなせない量の依頼を押し付けられていたが、夜遅くまで働くことで全ての依頼を一日で終わらせていた。
ある日、リュシアンは仲間の罠に嵌められ、依頼を終わらせることができなかった。その一度の失敗をきっかけに、ギルドマスターから無能ハンターの烙印を押され、クビになる。
途方に暮れていると、モンスターに襲われている女性を彼は見つけてしまう。
ハンターとして襲われている人を見過ごせないリュシアンは、モンスターから女性を守った。
彼は助けた女性が、隣町にあるハンターギルドのギルドマスターであることを知る。
リュシアンの才能に目をつけたギルドマスターは、彼をスカウトした。
一方ブラックギルドでは、リュシアンがいないことで依頼達成の効率が悪くなり、依頼は溜まっていく一方だった。ついにブラックギルドは町の住民たちからのクレームなどが殺到して町民たちから見放されることになる。
そんな彼らに反してリュシアンは新しい職場、新しい仲間と出会い、ブッラックギルドの経験を活かして最速でギルドランキング一位を獲得し、ギルドマスターや町の住民たちから一目置かれるようになった。
これはブラックな環境で働いていた主人公が一人の女性を助けたことがきっかけで人生が一変し、ホワイトなギルド環境で最強、無双、ときどきスローライフをしていく物語!
文字数 448,678
最終更新日 2023.03.26
登録日 2022.11.26
フィオレンツァは前世で日本人だった記憶を持つ伯爵令嬢。しかしこれといった知識もチートもなく、名ばかり伯爵家で貧乏な実家の行く末を案じる毎日。そんな時、国王の三人の王子のうち第一王子と第二王子の妃を決めるために選ばれた貴族令嬢が王宮に半年間の教育を受ける話を聞く。最初は自分には関係のない話だと思うが、その教育係の女性が遠縁で、しかも後継者を探していると知る。
これは高給の職を得るチャンス!フィオレンツァは領地を離れ、王宮付き教育係の後継者候補として王宮に行くことになる。
真面目で機転の利くフィオレンツァは妃候補の令嬢たちからも一目置かれる存在になり、王宮付き教師としての道を順調に歩んでいくかと思われたが…。
文字数 290,407
最終更新日 2020.12.20
登録日 2020.04.20
貴族が通う学園で一目置かれるルーカス侯爵様。
茶色がかった髪色にグレーの瞳。恐ろしく整った顔立ちに、周りの貴族令嬢たちはとろけそうな視線を向けるも、本人は全く興味がなさそうに冷たい視線を向ける。
そんな姿も素敵だと、ますますファンは増えていくばかり。
そんなルーカス侯爵様に想われる相手はきっと、とても綺麗で美しい方なんでしょう。
ただただ、憧れの存在だったルーカス侯爵様に、こんなに熱い視線を向けられる日が来るなんて思ってもいませんでした。
**『政略結婚なのにここまで溺愛されるなんて思いませんでした』の息子の物語です。設定はゆるいです**
文字数 30,169
最終更新日 2023.11.18
登録日 2022.01.11
ある公爵令嬢イルティアには、想い人がいた。
同じ家格にもかかわらず、頼りないとされてきていた幼馴染。
そんな彼を支え、励まし、とうとう一族継承を任されることになる。
当然のように結婚の話が進み、イルティアは舞い上がっていた。
──これからは、ずっと傍にいられる、と。
だが、婚姻後の生活は思っていたのとは違っていた。
領地経営が軌道に乗り、自信に溢れた彼は、周囲から一目置かれる存在になっていく。そのせいで、イルティアへの態度に変化が起き始めたのだ。
自分は御飾りの妻なのだろうか、と悩む日々。その中で、邸を商人の男性が出入りするようになったのだが……。
文字数 129,712
最終更新日 2019.04.17
登録日 2019.01.26
何故妹ばかり愛されるの?
その答えは私の10歳の誕生日に判明した。
誕生日パーティで私の婚約者候補の一人が妹に魅了されてしまったことでわかった妹の能力。
『魅了の力』
無自覚のその力で周囲の人間を魅了していた。
お父様お母様が妹を溺愛していたのも魅了の力に一因があったと。
魅了の力を制御できない妹は魔法省の管理下に置かれることが決まり、私は祖母の実家に引き取られることになった。
新しい家族はとても優しく、私は妹と比べられることのない穏やかな日々を得ていた。
―――妹のことを忘れて。
私が嫁いだ頃、妹の噂が流れてきた。
魅了の力を制御できるようになり、制限つきだが自由を得た。
しかし実家は没落し、頼る者もなく娼婦になったと。
なぜこれまであの子へ連絡ひとつしなかったのかと、後悔と罪悪感が私を襲う。
それでもこの安寧を捨てられない私はただ祈るしかできない。
どうかあの子が救われますようにと。
文字数 6,322
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.07.23
私、大橋れな。小さな頃から動物が好きで、念願のトリマーの職に就いて三年。そろそろ独立しようかと考えていた矢先、車に轢かれたと思う。だけど気が付いたら、全く知らない場所で、周りの人達も全然違う感じで、外国みたい。でも言葉は通じるの。いやこれはどうやら異世界に来ちゃったみたい。
私はきっと前の世界では命を落としたのだから、ここで生きていけるのならと、拾われたエイダさんと共同生活する事になった。
エイダさんの仕事を手伝いながら、自分がやりたかった事とは多少違っても皆が喜んでくれるし、仕事が出来るって有意義だと思っていた。
でも、異世界から来た人は王宮に報告に行かないといけないらしい。エイダさんとは別れて、保護下に置かれる為王宮内で新しく生活をするのだけれど、いつの間にか結婚相手まで!?
☆現実世界でも似た名前、地域、単語、言葉、表現などがありますがまりぃべるの世界観ですので、全く関係がありません。緩い世界ですので、そのように読んでいただけると幸いです。
☆現実世界で似たような言い回しの、まりぃべるが勝手に作った言葉や単語も出てきますが、そういう世界として読んでいただけると幸いです。
☆専門の職業の事が出てきますが、まりぃべるは専門の知識がありませんので実際とは異なる事が多々出てきますが、創作の世界として読んでいただけると助かります。
☆動物との触れ合いは少ないです。
☆完結していますので、随時更新していきます。全三十二話です。
文字数 58,026
最終更新日 2022.07.03
登録日 2022.06.12
シルヴィアは、初恋の人と結婚した。幼馴染で、妹のように可愛がってくれた憧れの人と。
だけどそれは、恋愛期間もない、プロポーズもない、夫からの恋愛感情もない、夫にとっては政略結婚としてのうまみさえ何もない、世間へのお披露目もない――ないものだらけの結婚だった。
政府高官である兄をもつ上、特殊な容姿をもつシルヴィアは、成人すれば政略結婚は免れない。
そんな彼女を政略結婚から救うべく、兄の上司でシルヴィアの初恋の人であるカルロとの結婚が成った。
でも、初恋の人が全く自分に興味がないことが耐えられなくて、売り言葉に買い言葉で喧嘩をして、邸宅を飛び出してしまう。
家出がてら船旅を楽しもうとしたシルヴィアは、運悪く海賊に襲われ、さらに最悪なことに、その海賊船は戦争状態にある敵国に捕獲された。
想像もしなかった経緯で捕虜となったシルヴィアは、監視を兼ねて敵国の海軍大将、フリッツの家に留め置かれる。人の良いフリッツとその息子アッシュとの生活の中で、シルヴィアは自分の想いを再確認するが――。
文字数 72,844
最終更新日 2022.06.21
登録日 2021.11.13
天使の様な顔をしたアンジェラ
前世私は40歳の日本人主婦だった、そんな記憶がある
3歳の時 高熱を出して3日間寝込んだ時
夢うつつの中 物語をみるように思いだした。
熱が冷めて現実の世界が魔法ありのファンタジーな世界だとわかり ワクワクした。
よっしゃ!人生勝ったも同然!
と思ってたら・・・公爵家の次女ってポジションを舐めていたわ、行儀作法だけでも息が詰まるほどなのに、英才教育?ギフテッド?えっ?
公爵家は出来て当たり前なの?・・・
なーんだ、じゃあ 落ちこぼれでいいやー
この国は16歳で成人らしい それまでは親の庇護の下に置かれる。
じゃ16歳で家を出る為には魔法の腕と、世の中生きるには金だよねーって事で、勝手やらせていただきます!
* R18表現の時 *マーク付けてます
*ジャンル恋愛からファンタジーに変更しています
文字数 41,537
最終更新日 2023.09.22
登録日 2023.09.01
飛ぶ鳥を落とす勢いで、たちまち一目を置かれる存在となったギルド【フレイムナイツ】
この剣と魔法の異世界では、数多の冒険者達が日々活躍していた。
基本は4人編成のパーティから始まるが、ランクや実績を重ねたパーティは人数を増やし、自分達でギルド経営をする事が多い。
この世界では、10歳になると全ての人間が“職種適正”を受け、その適正で【剣士】や【魔法使い】といった職種が決まる。そうして、決まった職種と生まれ持った魔力を合わせて冒険者となる人が多い。
そんな中で、パーティ結成から1年しか経たないにも関わらず、その確かな実力で頭角を現してきたギルド……フレイムナイツー。
ギルドには【剣士】【魔法使い】【ヒーラー】【タンク】等の花形の職種が当然メインだが、ギルド経営となるとその他にも【経営】【建設】【武器職人】等々のサポート職種もとても重要になってくる。
フレイムナイツのマスターで剣士の『ラウギリ・フェアレーター』
彼を含めた、信頼できる幼馴染み4人とパーティ結成したのが全ての始まり―。
ラウギリの目標は異世界一の最強ギルドを築き上げる事。
実力も仲間も手に入れ、どんどん成長していくラウギリとその仲間達が織り成す怒涛の異世界成り上がりストーリー!!
………ではなく、
「無能で役立たずなお前はもういらねぇ!俺のギルドの邪魔だ!消え失せろッ!」
「え……そんな……嘘だよね……?僕達は幼馴染みで……ここまで皆で頑張ってきたのに……!」
「頑張ったのは“私達”ね!【商人】のアンタは何もしていない!仕方なくお世話してあげてたのよ。アンタはもう要らないの」
信じて疑わなかったラウギリと幼馴染達……。仲間達から突如お荷物扱いされ、挙句にギルド追放で海のど真ん中に放り棄てられた【商人】担当、『ジル・インフィニート』のお話――。
「そういえば……ギルドって沢山あるけど、この“海”には1つも無いよね……」
役立たずと捨てられたジルであったが、開花した能力と商才で1からギルドを立ち上げたら何故か実力者ばかり集まり、気が付いたら最強勢力を誇る異世界No.1のギルドになっちゃいました。
婚約破棄された人魚に蛙と融合した武術家、剣を抜けない最強剣士に追放された聖女から訳アリ悪役令嬢までその他諸々……。
変わり者だが実力者揃いのジルのギルドは瞬く間に異世界を揺るがす程の存在となり、国の護衛から魔王軍との戦いまで、波乱万丈な日々がジル達を迎える―。
文字数 178,118
最終更新日 2022.12.12
登録日 2022.02.17
私はアネット・オールセン公爵令嬢。
この国のオーブリー王太子の婚約者。
自分で言うのもなんだけど、名門公爵家の長女という身分もさることながら、これまで勉学も淑女教育もみごとにこなし、今や未来の王太子妃として一目置かれる存在になったと思うわ。
私の婚約者だって非の打ち所がないともっぱらの噂。とてもかっこよくて紳士的で優しい。聡明さだって兼ね備えちゃう。
でも、なんだか最近、婚約者がうっきうき。
女の勘で「何かあるな」とピンと来たら、彼の侍従長が持ってきた帳簿の支出を見て、浮気を確信!!!
どうしたものかと婚約者の身の回りを調べていたら、私と『婚約破棄』するつもりなんですって!!!
してご覧なさい、『婚約破棄』。私だって、ただで見ているつもりはありませんわよ。
他サイト様にも投稿しています。
全2話・予約投稿済み
文字数 5,596
最終更新日 2023.03.19
登録日 2023.03.19
氷の副社長にマル秘任務で溺愛されています
レンタル有り大手化粧品会社の広報部に所属する、二十五歳の佐藤芽衣。ある日彼女は憧れの女社長直々に、良くも悪くも社内で一目置かれる息子、副社長の塩谷斗真の密着取材を命じられる。またとない大仕事を二つ返事で引き受けた芽衣だけれど、この特命には一つ、副社長には絶対に恋をしないという条件があった。とはいえ“彼氏いない歴=年齢”の自分が恋などするわけがない……そう思っていたはずなのに、冷徹な彼の蕩けるような甘さを知ってしまい!? 「どこもかしこも柔らかくて、かぶりつきたくなる」――訳ありイケメンと誰にも言えないとろ甘密着取材!
文字数 164,453
最終更新日 2022.01.17
登録日 2022.01.17
大陸西部で急速な発展を遂げた新興のファルナクス帝国。
皇帝サディアスは、「氷炎」の異名を持つ気性苛烈にして果断な君主だった。
そのサディアスの許に、大陸中央のオアシス都市、天蘭国からひとりの使者がやってくる。
東の大国、貴陽によってその存続を脅かされる小国、天蘭は、ファルナクスの庇護を求めてその人物を遣わした。
黒絹の髪に黒真珠の瞳、白皙の美貌。
だがそれは、本来遣わされるはずだった第一王女ではなく、弟の第二王子だった。
人質同然に宮城の西の離れに留め置かれることとなった異国の王子。
それからほどなく、サディアスの身体は毒に冒されていくこととなる――
陰謀渦巻くヒストリカル・ロマン
文字数 91,313
最終更新日 2021.11.12
登録日 2021.10.03
加賀圭介は不器用なので、好きな相手である竹原駿人に対して上手く振る舞えない。そんなこんなで竹原に意味のわからない嫌がらせばかりしてしまっていた。
ある事件をきっかけに二人の関係は進展するが、その裏側では加賀が脅されてレイプされるという酷い状況に置かれることになる。
そんなふたりは本当に幸せになれるのだろうか…。
※交互に両方の視点で物語を進めていきます。
文字数 9,214
最終更新日 2022.02.19
登録日 2020.06.05
この世界には様々な種族が存在し、種族毎に多様な特徴を有していた。手先が器用で、様々な道具の開発・加工技術を持つ人族。圧倒的な力と巨体を用い、建築技術を発展させた魔人族。素早く、卓越した狩猟技術を持つ人狼族。食品や服などの加工技術を持つ妖精族。そして、この世界の誰もが持っている魂の力、アルマエネルギーの制御に長けた竜人族である。
この大陸には、5つの種族がそれぞれの国を興している。しかし種族の違いか、お互いがお互いを見下すような考え方をしており、100年前までは大規模な戦争が絶えなかった。 しかし争い続けた結果、人類の数は激減してしまう。特に戦いに赴くことが多かった男性の数は顕著に減り、世界的にも男女比は1:10という非常にアンバランスなものになってしまった。 その為、どこの国でも男性は生殖行為が可能となる18歳前後を目安に、国の管理下に置かれることになった。成人すると共に男性の自由は無くなり、女性から宝飾品のように扱われるか、国から種馬のように扱われるかだ。
しかし、そんな絶望的な運命を背負う男性にも、希望が無いわけではない。 これは、そんな世界であっても逆境にめげず、幼少期に女性恐怖症を患いながらも自由を手にしようと懸命にもがく、ある少年の物語。
*縦読み推奨
文字数 355,606
最終更新日 2022.07.31
登録日 2022.04.01