ファンタジー 転生なし 小説一覧
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件
1
エルキュール・ラングレーは魔人でありながら人間の世界に混じって生きる青年だ。人間と魔人は相容れないというのが世界の常識とはいえ、エルキュールは物心ついた時からヒトの社会で暮らしていた。
正体が露見することを避けるため、彼は人間である家族と共に目立たずに生活をしてきたが――ふとした瞬間に思うことがあった。
「俺はどうしてここにいる? なぜ他と違っている?」
そして自らを不純な存在だと捉えていた青年は、やがて一つの邂逅を遂げる。
彼と同じ種族である魔人であり、人の世界に反逆する集団・アマルティアと。
「エルキュールよ、貴様の在り方はそれで正しいといえるのか?」
抱える疑念を抉るようなその言葉に、青年は突きつけられる。自らの矛盾した存在を、そしてそれによって生み出される歪みを。
矛盾を抱えた魔人が紡ぐ、救済と救世のダーク・ファンタジー。
文字数 406,665
最終更新日 2025.12.22
登録日 2025.10.01
2
3
仮
2024/2/13:ショートショートを短編に変更しました。
2025/11/4:久しぶりに更新しました。
文字数 3,226
最終更新日 2025.11.04
登録日 2023.09.05
4
その世界は魔王が君臨して約千年。
魔王は世界を支配せず、君臨するのみ。
繰り返し、勇者が魔王に挑む。
誰一人生きて戻ったものはいない。
そしてまた新たな勇者が誕生する。
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設定の都合上、横文字というか外来語が極端に少なくなっているため読み辛いと感じるかもしれません。
その点をご理解いただいたうえで読んでいただけますと幸甚です。
それとエッチなシーンが多くなっておりますが、ストーリーの根幹を支えるものなのでご容赦ください(_ _)
できる限り卑猥にならないように配慮しているつもりです(;^_^A
文字数 277,852
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.08.22
5
7
8
【第一部:完結】
僕は勇者になんか、なりたくなかったんだ……。
◆
剣も魔法も使えない。性格はヘタレで勇気もない。そんな少年が『勇者の末裔』という理由だけで、否応なしに魔王討伐の旅に出ることになってしまった。しかも旅立ちからトラブルや命の危機の連続で、早くも心身は限界状態に!?
だが、自身の弱さを知る彼だからこそ、大いなる力と可能性も秘めている。
――これは心優しき勇者の軌跡!
◆
第一部:全50話(完結)
文字数 102,217
最終更新日 2025.05.11
登録日 2025.04.04
9
~・~ はじまりの唄 ~・~・~
はるか昔
生者と死者、人と神々が共に暮らしていた頃のこと
世界を巻きこむ それは大きな戦があった
九日九晩続いたこの戦は
紅鷹と呼ばれたひとりの英雄が
銀糸のナァトに導かれ
神々の剣で世界を割ることで 終結をみた
しかし戦の犠牲は果てしなく
世界は混乱と混沌を極めた
独り生き残った 女神ユィートネルムは
自らの無力と孤独を憂い
九日九晩 泣き続けたという
そのときこぼれた涙は十八
その雫は世界に飛び散り
意思と意志をもって《聖霊・ラゥ》となった
そしてとうとう泣き疲れた女神は
自らの胸を剣で突き
その命を落としたのである
そのとき流れた女神の血は
傷ついた世界に流れ 固まり
新たな世界を創りわけた
ラゥの中でも力ある三柱が
それぞれの世界を治めることとなった
すなわち、光を司るリィロンが治める生者の世界
すなわち、闇を司るゼランが治める死者の世界
すなわち、刻を司るナハトが治める狭間の世界
そしてラゥたちは自らの力が世界に害なすことを恐れ
己が認めたモノの身にその力を隠すことで
世界を見つめてゆくことにしたのである
ラゥを宿した存在は
朽ちぬ器と絶大なる力を手に入れた
すなわち《ラゥの司》と呼ばれるモノである
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
創世の女神の流れを汲む《聖霊・ラゥ》
その力を宿す《ラゥの司》と呼ばれるモノたちの物語
【第一部:紅の大地と白の唄】
ルンファーリアの神官 ユタは、将として赴いたムルトの戦場で、敵将アシュレイと出会う。
おもわぬ事故から ムルトに居候することになったユタだが、その出会いと交流は、二人の未来と戦局を大きく変えてゆくことになる。
※本作は「小説家になろう」「カクヨム」でも随時投稿しております
文字数 115,381
最終更新日 2025.04.13
登録日 2025.03.14
10
〜転生なし、スキルなし、魔法なし、勇者も魔王もいない異世界ファンタジー〜
危険なモンスターが生態系の頂点に君臨。
蔓延る詐欺、盗賊、犯罪組織。
人の命は軽く殺伐とした世界。
冒険者がモンスターを狩り、騎士団が犯罪を取り締まる。
人々は商売で金を稼ぎ、たくましく生きていく。
そんな現実とは隔離された世界で最も高い山に、一人で暮らす心優しい青年鉱夫。
青年はひたすら鉱石を採掘し、市場で売って生計を立てる。
だが、人が生きていけない高度でツルハシを振り続けた結果、無意識に身体が鍛えられ人類最強の肉体を手に入れていた。
自分の能力には無自覚で、日々採掘しては鉱石を売り、稼いだ金でたまの贅沢をして満足する青年。
絶世の美女との偶然の出会いから、真面目な青年鉱夫の人生は急展開。
人智を超えた肉体と、鉱石やモンスターの素材でクラフトした装備や道具で活躍していく。
そして素朴な鉱夫青年は、素晴らしい仲間に支えられて世界へ羽ばたく。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
文字数 1,147,140
最終更新日 2025.02.03
登録日 2024.04.09
11
王族が統治する国『オリペティア』。
その王都近くにある『パビリオ』という都市には、新人冒険者の死亡率が低いと噂される冒険者ギルドが存在した。
その秘密はこのギルド特有の制度らしいのだが…。
ギルマスは元Sランク冒険者の豪快な翁。
ギルドの受付に華を添えるのは美しい受付嬢達。
今日もギルドにはむさ苦しい冒険者達が集い、ロマンと冒険譚に瞳をぎらつかせている。
そしてここに、そんな冒険者に憧れた三人の少年達が、まさに冒険者登録しようとパビリオギルドを訪れようとしていた。
最近巷を騒がせている新人潰しの真相は。
時々起こる迷宮暴走の謎とは。
数年前、王国を震撼させたある事件の真実は。
中二病を患い続けた作者が贈る、冒険者の日常を描いた異世界冒険者ファンタジー。
さぁ、その『扉』を開いた先に待ち受けるものとは……
*0のつく日に更新予定です。
基本的に筆の遅い作者ですが、なるべく更新日を守れるよう頑張ります。遅くても気長に待って貰えると嬉しいです。
文字数 89,343
最終更新日 2024.12.12
登録日 2024.06.30
12
<竜の伝説が息づく大地で、十七歳の青年は己を翻弄する逆境を打破できるのか>
啼義(ナギ)は赤ん坊の頃、"竜の背"と呼ばれるドラガーナ山脈の火山噴火の際に、靂(レキ)に拾われ、彼が治める羅沙(ラージャ)の社(やしろ)で育つ。
だが17歳になった啼義に突き付けられたのは、彼の持つ力が、羅沙の社の信仰と相反するものであるという現実だった。そこから絡(もつ)れて行く運命に翻弄され、彼は遂に故郷を追われてしまう。
体ひとつで未知なる地へ放り出された啼義は、新たな仲間との絆を深めながら、自らの道を探し、切り開こうと奮闘する。
テーマは"逆境の打破"。試練を力に変えて、希望を紡ぐ冒険ファンタジー。
<この作品は、小説家になろう、カクヨム、pixivでも掲載しています>
文字数 187,486
最終更新日 2024.08.02
登録日 2022.09.25
13
【一言あらすじ】
絵描きの祖父の描いた空想上の怪物たちが暴れだしたので、遺品の中にある画集の知識を使って解決していくストーリー。
【本格あらすじ】
中等魔法教育機関に通う、ごく普通の少年ヲルカ・ヲセット。
彼の祖父は無名の画家だったのだが子供心に感心を抱くほど想像力が豊かな人物で、まるで見聞きしてきたように空想上の怪物を描くのが得意だった。
その祖父が亡くなった際に生涯に渡って描き溜めた画集を受け継いだままに平穏無事な学生生活を送っていたのだが、ある日を境に『ウィアード』と呼ばれる正体不明の怪物たちが様々な事件を起こすようになる。
ひょんな事からその怪物の正体が祖父の考えた空想上の怪物だと気が付いたヲルカは、長年に渡って丸暗記した画集の知識を駆使して事件解決に乗り出す。
目論見通り、次々と怪物を退けているうちにヲルカの実力に目を付けた十のギルドが彼を獲得しようと水面下で抗争を始める。その結果、色恋にてヲルカを懐柔しようと画策した十のギルドは、自らのギルドが誇る才色兼備な美女をヲルカの元に送り込んでくる…。
※5/8時点 男性向けHOTランキング【43位】
文字数 276,868
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.04.29
14
「これで倒れてしまった仲間を1人だけ甦らせる事が出来ます。どなたになさいますか?」
死者を復活させる神器ヴァジュラを手にした聖女フウラが主であるベルズウッド王国レイス王子に問うた時、王子は大いに苦悩した。それは同時に5人の仲間を永久に甦らせない事を意味していたからだ。暗黒神ベイルードを崇拝するレーゼン帝国との戦いでレイス王子は将に任じた14英雄の内6人を喪っていたのである。
王子を大いに悩ませたのは英雄同士が深め合っていた絆。生き残っている英雄たちの中には友を亡くした者がいた、恋人を喪った者もいた。
そして確執も厄介だった。仲間に想い人を奪われた者がいた。敵から離反して仲間となってくれた者は、かつて味方の1人を斬っていた。
選択を誤れば陣営を去ってしまう者が出るかもしれない……。それでも王子は選ばなければならない、これから益々困難を極めるであろう戦局を考えればただ1人であろうと戦列に復帰してくれるのは大きかった。
これまで皆と共にした苦楽を思い出しながら、これからの戦の采配を頭の中に描きながらレイス王子は選択する。甦えらせる者ただ1人を。
※この作品は他サイトにも掲載しております。
文字数 5,420
最終更新日 2024.02.12
登録日 2024.02.05
15
「祖国奪還なんてとんでもない、うちは滅亡したままでいい」
10歳で亡国の遺子となったベルスティン公国のマルフィス公子は落ち延びた先の島国で16歳となっていた。遺臣たちが公子を旗頭にいよいよ祖国奪還へ踏み出さんと意気込んだ時、当の公子は心にそう誓ったのである。なぜなら、彼は祖国奪還するする詐欺というものに目覚めてしまっていたから……。
「いつか奪われた祖国をこの手で取り戻す!」
そう言えば誰もが立派な志だと褒め称えてくれた。支援を申し出てくれる人達がいた。そして、亡国の陰を背負った身は「心の支えになりたい!」とする献身的な女性を引き寄せた。
それなりに豊かな暮らしがあり、落ち延びた先の島国の王女と恋仲にもなっていた時、公子は思うのであった。
「何も苦労してまで祖国奪還する必要なんてない。このまま婿入りして島国の王にでも収まれば充分過ぎるじゃないか。そもそも俺の人生は滅亡からのスタートなのだから」
そうして祖国奪還への路を避け続ける公子であったが、不運な事に運命は彼を徐々に祖国奪還への路へと近付けていってしまう。そんな国賊過ぎる公子による、やる気のなかった祖国再興物語。
※この作品は他サイトにも掲載しております。
文字数 6,751
最終更新日 2024.01.29
登録日 2024.01.23
16
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
文字数 279,900
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.08.02
17
第1章 ヒルダとウォルター
『崖の町』のヒルダには、誰にも言えない秘密があった。
とある理由から、彼女は自身の美しい髪や肌を隠し、海辺の最下層で暮らしているのだった。
生まれてから一度も町を出たことがなく、「占い師」としてその日暮らしをするヒルダ。
ある日、彼女は、町を取り囲む『古代の壁』を修理に来た「ゴーガ人」という種族の青年ウォルターに出会う……
第2章 リチャードとガス
オルダニア大陸を統べるエドワード王の7大騎士の1人、エセルバートの末娘であるリシェル。
彼女はある事情から王の息子との結婚を拒み、厩番ガスの手引きで城から逃げ出してしまう……
第3章 イーディスとモーラ
魔法商会代表の娘イーディスは、オルダニアに忍び寄る戦の火種を止めるため、秘密裏に奔走していた。しかしアテは外れ、『西の獄棟』に幽閉される……
全8章予定
文字数 127,128
最終更新日 2023.09.13
登録日 2023.04.30
18
このおつかいの意味をおれはまだ思い出せずにいた。
ロウは、とある理由で王都を目指している。
だが、何故自分が王都に行かねばならないのか、全く思い出せない。
「お家がいちばん!」であるはずの自分が、初めて集落を出たからには、きっと大きな理由があるはずなのに、記憶から抜け落ちたように何も思い出せないのだ。
ただ、引き返すのも、何かもったいない気がする。
仕方がないから、とりあえず用を足して早く集落に帰ろうと1人頷くロウ。
ただし、問題はロウの住まう場所。
辺境の地に所在しており、王都に至るその道は、長い、かもしれない。
だってロウは、王都への道を知らないのだから。
果たして、引きこもりの忘却少年は無事に王都に辿り着けるのか。
少年が戻ったとき、待ち受けるものとは。
初めての文字書きです。のんびり更新になるかと思いますが、どうぞお付き合いくださいませ。
文字数 6,604
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.29
19
これは、仮面の王との政略結婚から始まる、ある姫君の物語。
舞台は中世欧州風の異世界。
ラヴェイラ王国の妹姫である主人公リリアスは、長い吊り橋を渡ろうとしていた。事の発端は、政略結婚。正体の不明な隣国の新王に嫁ぐことになったのだ。
王命なので粛々と従おうとするも、粗末な身なりでとても花嫁が通るとは思えないような吊り橋をたった一人で渡るという、理不尽な状況に不満を漏らすリリアス。
しかし、この吊り橋を渡り切った時、更なる試練が待ち受けていた。
無事に仮面の王に対面するも、いきなり命の危機を告げられ⁉︎
この政略結婚の背景とは。
主人公の夫となる隣国の新王とはどんな人物なのか。主人公は無事に王城へたどり着けるのか? そして彼女自身の持つ秘密とは?果たしてこの婚姻の行く末は⁉︎
*第二章より戦闘描写、残酷描写があります。苦手な方はご注意願います。
*転生等はありません。
文字数 110,095
最終更新日 2022.10.23
登録日 2021.01.31
20
15歳の誕生日を目前に迎えた少年アミル・フェルナンデスは、今は亡き父の跡を継ぎ、王国の守護騎士となるため三人の仲間とともに「試練の旅」に出る決意をする。
息子を溺愛する母アレクシアに別れを告げ、ついに旅立ちの日はやってきた。
「母(かあ)さま、さらばです。アミルは必ず試練を乗り越えてみせます」
新たな世界に足を踏み出したアミル。
まずはまだ見ぬもう一人の仲間を探さねば……って、あれ、人数揃ってない?
もしかして最後の一人というのは、まさか!?
これは、英雄の子として生まれた深窓の貴公子と、息子を溺愛する美しき母による母子イチャコラファンタジー。
※R18です。性描写はかなり多くなると思いますので苦手な方はご注意ください。
※また、近親相姦(母子相姦)的描写がありますので、こちらも苦手な方はご注意ください。
※話によっては全く性描写のない回もありますが、タイトルなどにその表記はいたしません。
※章そのものの更新は不定期です(章の中の話は数日おき程度の更新となる予定)
文字数 16,912
最終更新日 2021.12.16
登録日 2021.12.05
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23
その魔法使いは夕方に突然訪ねてきた。
俺にカリーエ様の剣を作れと言う。
そんな事が出来るわけがない
推理物の犯行部分が無くて、謎解きだけの様な話(卑怯ワザ)
なろうに書いた物を投稿してます(10話ほどです)
文字数 36,423
最終更新日 2020.10.10
登録日 2020.09.27
24
「俺と結婚を前提に付き合って下さい!」
「は────はあああああああ!?」
ハイゼットの叫びは帆船内部に響き渡り、また、女剣士の悲鳴ともとれる叫びもまた、帆船内部隅々に響き渡った。
彼の頭からは下された任務のことなどすっかり消え失せていて、目の前の彼女のことしか見えていなかった。
さて、これが、のちに魔界で大ヒットドラマとして放映されることになる、『戦場でプロポーズ』の元ネタになろうとは。
いまだ戦乱に満ちたこの時代では、本当に誰も知らないのである。
……と、このように少々(もしかしたらだいぶ、かもしれない)脳内が残念な主人公が、戦乱に満ちた魔界を治め、魔界というものに大変不釣り合いな『平和』というものをもたらすまでのお話でございます。
彼と彼の愉快な仲間たちが織り成す、ギャグありシリアスあり、全年齢向け程度のお色気ありの冒険譚。
(悪魔が出ますので性に多少奔放でございますがそのへんはご容赦くださいませ)
(頑張って抑えさせます)
どうぞ、ご覧になっていってくださいませ。
※注意※
NL以外の恋愛描写的表現が普通にあります。ごく普通に。
大丈夫か?と思われる過激な表現もございます。
また悪魔の世界なので倫理観に問題がある場合がございます。
苦手な人間の方はご注意ください。
文字数 223,041
最終更新日 2020.09.30
登録日 2020.08.26
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女とした産まれたが家庭の事情で男として育てられ、更に自らの希望で人体改造を施された傭兵団長ヴェンツェル。
敗走途中に出会ったのは、ブレア国の王太子妃クリスティーナだった。「殿下を助けてほしい」と雇われたことから運命が動き出す。
王太子フェルディナントとの不思議な縁は、崖っぷちのブレア国を目覚めさせることができるのか?
大陸制覇という野望の大帝国の属国として、望まぬ戦に駆り出されるブレア国。
対するは、たった一国で巨大な帝国に立ち向かうヘルジェン王国。
クセのある仲間と共にヴェンツェルが狙うは、ヘルジェン国王アドルフ3世の首!
男であって女であって、己の体だけを武器に、とにかくカッコイイ男装女子が戦う!
陰謀ありロマンスありの、一周回って肉弾戦メインの王道ファンタジー。
文字数 55,023
最終更新日 2019.08.01
登録日 2019.04.13
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件