青春 切ない小説一覧
小学校を卒業し、中学一年が始まる春の頃……「町」からいわゆるニュータウンの様相を呈した郊外の「街」に引っ越してきた十二歳の少女の篠田(しのだ)琴(こと)美(み)は、付近では有名な浮浪者風の葉巻をくわえたオジサンと公園で出会う。琴美とオジサンはテグジュペリの「星の王子さま」の本を介して奇妙にも親交を深めていく。一方で琴美は引っ越してきた事による環境の変化から、家族間の齟齬や新しい友人達との軋轢。また、初潮の始まりや胸の膨らみによる肉体の成長。そして、クラスメートへの淡い初恋の思慕。それらに対して自分自身に違和感を覚え、変わりゆく「全て」に戸惑いを隠せなくなる。そんな日々の折、琴美は妄想に逃げ込むようになり、不思議な印象を持つオジサンを、星の王子さまのような宇宙人ではないかと考え始めた。
文字数 59,369
最終更新日 2019.07.26
登録日 2019.07.26
あなたは余命が3年と言われたとき、如何しますか?半年ではありません。中学校や高等学校を無事に終えることができます。
あなたなら如何しますか?
嫌いな人を殺しますか?
やりたかった行きたかった所へ行きますか?
好きな人に告白しますか?
ストレスを全て発散しますか?
遺言書を書きますか?
親孝行をしますか?
あなたなら如何しますか?
文字数 1,853
最終更新日 2019.07.20
登録日 2019.07.20
部活動、それは大半の学生が所属し生徒、教師、保護者にとっても学校生活で大きくウェイトを占めるものもある。
部活動での成績次第では選手を育てた指導者の評価が上がり職場における地位向上、生徒の親の評価、全国大会出場によって母体である学校の格付け、寄付金などの増額、入学希望者の増加
生徒のより良い未来を手にするアプローチの一つになっていた。
文字数 3,383
最終更新日 2019.07.01
登録日 2019.07.01
私、天野美里は今年一つの夢だった高校に進学できた。
人見知りな私に声をかけてくれたのは記憶を失った幼馴染の男子だった。
文字数 1,035
最終更新日 2019.06.11
登録日 2019.06.10
❀平安時代や『源氏物語』に詳しくない方でもお楽しみいただけるようになっています❀
「生きる意味って何?」と思っている人、夢に一歩踏み出せない人に読んでほしい、もちろんそれ以外の人にも。
この時代には超えてはいけないものがある。破ってはいけないものがある。
たとえ光源氏になれなくても。
僕は……あなたの願いを叶えたいんだ。
時は平安時代。源氏物語が記された一条帝の治世から少し時を経た頃。
朝廷で下級役人として働く雅行は「歌嫌い」で、何事にも興味を示さない青年だったが……。
「桜を見せてはいただけませんか?」
自分を助けてくれた少女の願いを知った時から、雅行の心は少しずつ変わり始めていた――その時。
雅行の前にある人物が現れる。人知を超える「桜」の力で現れたというその人物は雅行が最も知りたくない真実を雅行に告げるのだった。
偽ることのできない自分の心と、自らと少女の間にある決して越えられない壁。
それを目の当たりにした先に、雅行は何を選ぶのか――?
「桜」を巡る思惑のなかで、「若紫」を映した少女と「光源氏」にはなれない青年が秘められていた自分の願いと生きる意味を見出していく、平安青春ファンタジー。
・カクヨムでも掲載しています。
・時代考証は行なっておりますが、物語の都合上、平安時代の史実とは違う描写が出てくる可能性があります。
文字数 61,129
最終更新日 2019.05.25
登録日 2019.03.07
"平成最後の夏"。片思いの相手を、花火大会に誘いたい私。しかし、彼はある日突然、自殺する。その原因は、自分の街に隠されていた。白い街並みに、青い海。世界一美しいはずのこの街は、どこか変だ。毎日の朝刊に、"今日死ぬ人リスト"が載っている。そんな「トワイライト・タウン」で繰り広げられる、とある少女の高校生活と、淡い恋。★少しのメランコリー×ノスタルジア×儚く美しい世界へ、ようこそ!★
文字数 545
最終更新日 2019.04.06
登録日 2019.04.06
ふたば。両親がつけた変な名前。
気に入ってなかったこの名前を自分で受け入れるにはずいぶん時間がかかった。
大丈夫。私は自分の人生を生きるよ。
文字数 1,521
最終更新日 2019.03.13
登録日 2019.01.29
こんな臆病者の僕に尽力してくれた彼女に寄せていた想い。さまざまな気持ちが交差する中、僕にできる恩返しを考える僕とは…。
文字数 637
最終更新日 2019.01.26
登録日 2019.01.26
文字数 2,397
最終更新日 2018.12.23
登録日 2018.12.23
文字数 811
最終更新日 2018.12.21
登録日 2018.12.21
僕“鐘山廉(かねやまれん)”の通う学校に転校してきた少女“夢空凜(ゆめぞらりん)”は元気な良い子。
最初は皆と仲良くしていたのにいきなり、
みんなと一定の距離を保とうとしているのかあまり話さなくなる凜。
そんな彼女を何とかしようとするが……
「私に関わらないで…お互いに辛い思いをするだけだよ。」
そう言い放った彼女に僕は…
文字数 8,130
最終更新日 2018.11.15
登録日 2018.10.19
文字数 2,163
最終更新日 2018.09.16
登録日 2018.09.16
文字数 11,483
最終更新日 2018.09.04
登録日 2018.09.04
高校二年生の夏から始まる、主人公の怒涛の日々
いつの間にか転校生が来ていて…
主人公の秘密が明かされる
文字数 12,362
最終更新日 2018.07.27
登録日 2018.06.27
小夜曲ユキ、そんな名前の女の子が誠のもとに現れた。
友人を作りたくなかった誠は彼女のことを邪険に扱うが、小夜曲ユキはそんなこと構うものかと誠の傍に寄り添って来る。
小夜曲ユキには誠に関わらなければならない「理由」があった。
小夜曲ユキが誠に関わる、その理由とは――!?
この出会いは、偶然ではなく必然で――
――桜が織りなす、さよならの物語。
貴方に、さよならの言葉を――
文字数 17,371
最終更新日 2018.07.18
登録日 2018.06.28
文字数 6,777
最終更新日 2018.06.07
登録日 2018.05.30
どうしよう、と思っていると、お母さんが「早苗」と呼んだ。私は顔を上げた。
親の離婚を聞いた女の子とその同級生の話。よくあるような家庭問題を暖かなラストにすることを目指しました。
暗い話ではありません。爽やかめ。
※この作品はカクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
文字数 4,269
最終更新日 2018.04.20
登録日 2018.04.20
タイムスリップでもなく、生まれ変わりでもありません。
ここは奥州一の進学校。
奥州あおば学園高等部である。
戦国時代の武将たちが一挙に大終結。
喧嘩、友情、行事、そして色恋。
色々な観点から大好きな歴史の面白さを描けたら、そんな思いから執筆をはじめました。
章の終わりには、簡潔にですが、各章の主人公武将の史実プロフィールを乗せる予定です。完全なお勉強にはなりませんが、少しでも日本史を好きになってもらえたら。
登場予定武将
一年・山中幸盛
二年・伊達政宗、伊達成実、石田三成
三年・片倉景綱、霧隠才蔵、柴田勝家
校医・明智光秀
教師・織田信長
カフェオーナー・徳川家康
……etc
また、登場させてほしい武将のリクエストも受け付けています。
文字数 56,335
最終更新日 2018.04.13
登録日 2018.03.09
声が出ない少女:山内美音と、そのクラスメイト。秘密を持った少年:神田怜。ひょんなことから出会う高校2年生二人の淡く、切ない初恋物語。
文字数 671
最終更新日 2017.08.20
登録日 2017.08.20
身代わりデート。
ヤツになって、どこまでもつき合う。
クラスメートの好きな女の子には忘れられない男子がいた。
文字数 4,526
最終更新日 2017.07.12
登録日 2017.07.12
学校に通わなくたってから、どのくらい経ったのだろう。
わからなくなるくらい、もう学校には通っていない......。
ある日、いじめられっ子で不登校の「由衣」と、病気の少年「澄人」が出会う。
2人は仲良くなって、互いに楽器をしている事を知る。
そのことによって、どんな結末が生まれるのか...。
ちょっと切ない青春短編小説です。
文字数 2,396
最終更新日 2017.05.24
登録日 2017.05.16
世界的規模でヴァンパイアが現れ人類に宣戦布告する。日本も例外ではなく、ヴァンパイア軍と自衛隊が激しい内戦に突入して1年。苦しい戦いで劣勢に追い込まれていた日本政府(人間)に、ヴァンパイア政府から休戦と会談の申し込みがなされた。
日本国政府は、激しい戦いを続けている世界の国々とは異なる独自の「人間とヴァンパイアの共存」に向けて舵を取り始める。
ヴァンパイア新法により夜間の工場勤務の職を失い求職中の主人公、本田一宇(いちう)。
彼が、ハローワークで見つけた高給取りの仕事はヴァンパイアの「眷属(けんぞく)業」だった。
ツンデレなご主人様アヤメはヴァンパイア犯罪者取締りの執行官。
彼女の助手として、凶悪なヴァンパイア犯罪に挑む普通の少年の普通じゃない日常の物語。
文字数 380,838
最終更新日 2017.03.15
登録日 2016.12.26
高校三年生の夏休み、浅倉和哉のところに1通の手紙が届いた。
その手紙は、中学校の同級生だった石田咲希からだった。
だが、咲希は3年生の夏休みの最終日。ー交通事故でなくなった。
咲希と和哉の甘く切ない、2人の最後夏の物語。
文字数 4,922
最終更新日 2016.08.09
登録日 2016.08.09
真夏ーー蝉たちも悲鳴をあげるこの季節。舞台はそんな季節の真っ只中の八月十五日、日本の多くの地域でお盆とされるこの日に、とある場所で開催された夏祭り。ある少女の回想と現在とが交錯する。
あなたの心に残る、ちょっと切ない短編小説。
文字数 4,739
最終更新日 2016.06.24
登録日 2016.06.24