現代文学 日常小説一覧
僕は本気だった。そのために付き合っていた彼女にも別れを告げた。
だけど僕が選んだ人は僕を選ばなかった。自分の意志で抱いた夏が僕の中でいつまでも灼けていた。
文字数 16,092
最終更新日 2024.04.13
登録日 2024.04.13
有力者のそばにいる
金魚の糞、ごますり、太鼓持ち
そう取り巻きと呼ばれてる者達が嫌いな人の自分勝手な英雄譚
次々と狙われる取り巻きの末路の物語
文字数 8,402
最終更新日 2024.02.11
登録日 2024.01.08
気持ち悪い友達しか寄ってこず絶縁を繰り返してはまた寄ってくる
友達になりたい人は仲良くなりたいのに
あの人は一人が好きと勘違いされる女性の話
文字数 3,499
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.11.17
平凡でお人よしな少年と、かわいいタイプなのに、年齢に似合わぬ色気のある少女の、ちょっとキケンなヰタ・セクスアリス。
各話に何らかの性描写があり、登場人物のクズ度が高いので、妙な色がつかないよう人名は徹底的に省き、「男」「女」「友達」「知人」「カレ・カノジョ(恋人)」「彼・彼女(三人称)」といった代名詞や指示詞で話を進めています。読みづらいかもしれませんが、ご了承くださいませ。
文字数 144,708
最終更新日 2023.11.03
登録日 2022.10.10
文字数 3,138
最終更新日 2023.09.03
登録日 2023.09.03
会社恒例の月末飲み会。
そこそこ楽しく、そこそこ早く帰りたい社内行事。しかし今日は、いつもとは少し心境が違っていた。
正直、家に帰りたくない。
家にいたら、一人になってしまった事を痛感させられる。俺は自分の弱さ、そしてこの障害を呪う。
しかし着実に終わりに近づく飲み会。そろそろお開きか…… そう思った時、一人の同僚が声をかけてきた。
「先輩ー。少し飲みすぎちゃいましたぁ~」
――そして、二人の物語は動き出す。
※ こちらは純猥談スタイルの半分フィクション作品となります。
※ Hシーンは多くないですが、その代わり二人のリアル?な会話を楽しんで頂けたら嬉しいです。
文字数 7,748
最終更新日 2023.08.29
登録日 2023.08.29
ピッチピッチ チャプチャプ ランランラーン…。
黄色いカッパを着た小さな子供は、母親らしき女性に手を引かれ、歩いていた。
私も昔そんな時代もあったのだろうか。
ある事件をきっかけに崩れ始めた一つの家族。父にも母にも、捨てられ、祖母のいる町で暮らした1人の少女は、いつか、幸せになれるのだろうか?
文字数 12,185
最終更新日 2023.06.23
登録日 2023.06.23
いつものように学校が終わり、妹の春菜と一緒に下校した美奈。突然の母の失踪から半年後、両親の離婚。父親の増え始めたアルコールに、毎夜怯える姉妹。そして……。
妹・春菜に迫る魔の手に、美奈は……。
文字数 3,777
最終更新日 2023.06.22
登録日 2023.06.22
里奈の双子の妹・佳奈は、生まれてからずっと病気がちだった。里奈が、小学5年になる少し前から両親がよくお金の事で喧嘩をしているのを知ってはいたが、佳奈には不安にさせたくなく、いつも泣き続ける佳奈を抱きしめ落ち着かせていた。
そんなある日、両親が大喧嘩をし、母親は佳奈を連れて実家へ帰ってから、父親の様子が段々とおかしくなっていき…。
「許せない!絶対にあいつを殺してやる!」
そう心に誓った里奈は…。
文字数 1,980
最終更新日 2023.05.05
登録日 2023.05.05
文字数 4,948
最終更新日 2023.03.04
登録日 2023.03.04
ある夫婦が可愛がっていたペットが亡くなった、それが発端だった。
その日、夫は妻が自宅に友人を呼んでいた事に驚いた。
妻は普段の姿とは別人で、だが、それは友人達もだ。
夫婦は離婚を互いに視野に入れていたが、それは普通の離婚ではなかった、妻は夫を売ったのだ。
文字数 3,964
最終更新日 2022.05.05
登録日 2022.05.05
ハンバーガーショップ「クイーンズサンド」の夏休み。店長の趣向で美少女アルバイトがカウンターにずらりとならぶ。しかし、一見明るい優良店に見えた店内に不穏な空気が流れだす。クレーマー、ストーカー、盗撮者、密告者……。若い男女が多数いれば恋慕と嫉妬の嵐も巻き起こる。これはファーストフード店を舞台にした群像劇。はたして事態は収拾するのか。
文字数 217,482
最終更新日 2022.01.26
登録日 2021.11.02
「大好きなお母さんへ。お元気ですか?私も元気にしています。おじさんやおばさん、従姉妹のさっちゃんも優しくしてくれてます……」
月に一度、私は離れた場所に住んでいるお母さんへお手紙を書く。嘘で偽られた手紙を……。
文字数 15,276
最終更新日 2021.12.14
登録日 2021.12.14
持田奈々は、結婚して十五年になる夫がいる。真面目で優しく、一人娘を大事にしていた。
そんな折に発覚した夫の借金。酒、ギャンブル、女遊び……。
貸し手の奥田の善意で、少しずつでも夫の借金を返してる中、娘の沙織が行方不明になった。
ボロボロな姿で夫は、目の前に現れたが、とんでもない事を口にし、奈々は発狂していく。
文字数 31,667
最終更新日 2021.12.13
登録日 2021.12.13
髪が短いから、男みたい?胸がないから、男みたい?そんなの誰が決めたの?
女の子なのに!髪を短く!胸も晒で巻く!そうしないと、母さんが壊れてく。
ある事件で、大切な家族を失った石川優。彼女は、大切な母親の為に、自ら男になった。
そんな優が、初めて異性を好きになった。年上で、優しくて、深い悩みを抱える優にいつも温かい手を差し伸べた。
けど、それは側からみたら禁じられた恋。勇気を出しての告白、恋人同士になったと思った優だったが……。
文字数 14,486
最終更新日 2021.12.10
登録日 2021.12.10
日常のふとした事で、ふと気になったもので、その色の印象で、蘇る閉じ込めた記憶。
まさか自分が理性を無くす事など、、、そう思っていても、理性は意識して無くすものでは無いのです。
自分では無いような、自分の行動、だから普段は忘れて生活をしている。
しかし、ほんの小さな何かでそれを思い出す。
無意識に忘れた記憶を思い出せば、小さな胸のつかえも取れる事でしょう。
文字数 4,253
最終更新日 2021.11.06
登録日 2021.11.06
この上ない史上の煌めきを僕は見ていた。傍に見えない、空の彼方にいる、その存在に想いを馳せる僕は、とてもじゃないが自分自身から逸脱していた。心からその姿に憧れ、手を伸ばせる。全てが間違っていたとしても、僕が全てを否定しようとしても、やはりそれは、手放してはならないものだろう。答え探しをし続けて、過ちや、正しさ、それすらも僕には寧ろ、意味が無かった。心にさえ、その推察して来た日々は無駄だと思える。自分が脅威を感じてないものが、自分の課題では無いのと同じだ。答えなんか、なくても、僕らはまた、明日生きたいじゃないか。その死を願うとか、言う感覚が僕に全くない。死を望む人が居るのは分かる。けれど、その人達と僕の接点が全くない時点で、それは、もう僕の理解の範疇を超えていたんだ。死にたくない。死に美しさを感じようと、死んだ後は無になる、その理想が、かりそめの幻想に過ぎないとしても、死んでいく人々が明日、笑顔で居てくれる確かな保証は何処にもない。僕はそれがよくわからない。答えられない。自信もないし、その世界についてさえ、知らない。けれど、空を見上げて、手を伸ばし、|翳したら《かざしたら》、僕は、この世界の蔑みにすら、屈せずに立っている!そんな、地上の大地を踏み締めて居る、地に足をつけた人間なんだと自信を持って言えたんだ。
文字数 6,747
最終更新日 2021.09.05
登録日 2021.09.05
沙織は、毎日あることで悩んでいた。最初は、子供が親に抱きついたり、親も子供に抱きついたりするのは、普通の事だとも思っていた。
高学年になり、学校の保健の授業で習ったある事、そして、友達から聞いたある事は、普通の父親なら絶対にしないと思う事をほぼ毎日のようにされ続けていた。
思い余って、母親に相談するも、母親は汚らわしい目で沙織を見た上に、ある日父親と離婚してしまう。
「あー、これでやっと堂々と出来るな」と父親は、沙織に言うが、沙織は沙織で年の離れた妹に、父親との事を知られたくなく、その事で父親からも脅され続ける。
妹を連れ、家出を試みるが、何も知らない妹は、何故家に帰れないのか?泣き始め、とうとう、沙織らは交番で保護され、父親が呼びにくる。
─誰も知らない。知らない筈だった。
あれから、二十年。ロボットのような上司と影で呼ばれ続ける沙織。そんな沙織の前にある男が現れた。
文字数 5,662
最終更新日 2021.08.06
登録日 2021.08.06
黒柳悠人と和泉恭は同性同士のパートナー。2人が住む家に、ある日から芦澤琴葉も同居することに。
3人と、猫のコタローとモカ、犬の風太の共同生活。
文字数 20,604
最終更新日 2020.10.29
登録日 2020.10.08
文字数 30,542
最終更新日 2019.12.21
登録日 2019.12.17
小曲絵美は、夫·隆と相談し、息子·雅弘の幼稚園入園の為に住んでいたマンションを引き払い、義父と同居することとなった。
これまで年に数回しか来なかった義実家ではあるが、空いている部屋を自由に使ってもいいと銀二が言い、絵美はその内の一部屋を趣味の部屋に貰い受けた。
元々仕事人間だった隆は、同居をしてからというもの更に帰宅が遅くなったが、休日は家族と過ごす事が多くなった。そんなある日、隆は仕事で北海道へと出張に行った夜···。絵美は、酒に酔った銀二に襲われた。隣には、雅弘が眠っていたのに···。
ショックが抜けない絵美。でも、夫には言えず悩んでいた。
「お願い···。やめて···お義父さん···」
隆が、出張で居ない何度目かの夜、絵美は雅弘の前で···。
文字数 23,552
最終更新日 2019.12.16
登録日 2019.12.12
普通の主婦であった小牧恵美子はひょんなことから座禅会に通うようになった。夫の浮気もあり人生の生きる道を失いかけていた恵美子の支えになったのは座禅と仏の道であった。日に日に募る仏への思いに、恵美子は得度を決意する。
文字数 15,677
最終更新日 2019.10.29
登録日 2019.10.27
栞は、義父が最初から苦手だった。無口で愛想がなく、何を考えてるのかわからない。お喋り好きな母と何故結婚したのか?さえもわからなかった。
が、なによりも。母の目の届かない場所で、さり気なく身体を撫で回したり、お風呂場を覗こうとしたりしている。最初の頃は、悩んでいた栞だったが、度重なる義父の行動に恐怖心が走り、叔母である織田京子に相談し、桃子と義父は離婚する結果になり、栞と桃子は別の市で暮らす事になったが···。
文字数 9,280
最終更新日 2019.10.06
登録日 2019.10.06
「ねぇ、先生?私人を殺しました。どうしたらいい?」それは、教師をしてる小早川にある生徒からきた電話が始まりだった。
小島遥香は、会社員をしている父·欣二とふたり暮らし。母親が亡くなり、1年が過ぎたある日。友達と遊んていて帰りが遅くなった遥香は、父親にぶたれてしまう。
泣きながら謝り続け、その場は収まったかに思えたが、以来遥香は、約束をきちんと守っているのにもかかわらず、欣二から腕や腹をつねられたり、どつかれるようになった。
夏になり、学校も夏休みに入ろうとした日の深夜、身体の上に酒臭い息を吐きながら欣二が乗っているのに気付いた遥香は、暴れ叫ぶが···
文字数 7,161
最終更新日 2019.07.28
登録日 2019.07.27
付き合っている彼氏に呼び出された挙げ句、一方的に別れを告げられた小池美奈子。
彼氏の事で相談していた友人に奪われた上に妊娠だなんて!
怒りたいやら泣きたいやらで、どうしても気分が落ち着かない美奈子は、遠回りして帰ろうと普段通らない道をトボトボと歩いていった。
雨上がり、水たまりに気をつけながら歩いていた美奈子は、いきなりゴミ袋が自身にあたり、尻もちをついてしまう。
クリーニング代なんかいらないと突き付ける美奈子に、その店の店員らしき人は、せめてものお詫びに酒を勧めてきた。
文字数 3,974
最終更新日 2019.04.17
登録日 2019.04.17
スマホで書いたなんとなく思いついた物語のようなショートショートのようなものの寄せ集めです。
著者が同じであること以外は共通点がないです。
ベンチというタイトルから変更しました。作品管理上不便なので、ショートショートで統一しました。
現実や経験から着想を得た創作物であって、私小説ではないですw
不定期更新です。
文字数 3,661
最終更新日 2019.04.11
登録日 2019.03.16
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