歴史・時代 侍 小説一覧
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28件
1
余り侍~喧嘩仲裁稼業~
伊予国の山間にある小津藩は、六万国と小国であった。そこに一人の若い侍が長屋暮らしをしていた。彼の名は伊賀崎余一郎光泰。誰も知らないが、世が世なら、一国一城の主となっていた男だった。酒好き、女好きで働く事は大嫌い。三度の飯より、喧嘩が好きで、好きが高じて、喧嘩仲裁稼業なる片手業で、辛うじて生きている。そんな彼を世の人は、その名前に引っかけて、こう呼んだ。余侍(よざむらい)様と。
第七回歴史・時代小説大賞奨励賞作品
2
直刀の誓い――戦国唐人軍記(小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品で)
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)倭寇が明の女性(にょしょう)を犯した末に生まれた子供たちが存在した……
彼らは家族や集落の子供たちから虐(しいた)げられる辛い暮らしを送っていた。だが、兵法者の師を得たことで彼らの運命は変わる――悪童を蹴散らし、大人さえも恐れないようになる。
そして、師の疾走と漂流してきた倭寇との出会いなどを経て、彼らは日の本を目指すことを決める。武の極みを目指す、直刀(チータオ)の誓いのもと。
3
笑う死霊家臣団 (別名義、別作品で時代小説新人賞最終選考落選歴あり)
戦国の世、小領主の子であった柏木市右衛門源藤(かしわぎいちえもんもとひさ)は初陣で父、重臣が敵方に皆殺しにされてしまう――が、このとき、陰陽師の蘆屋道明(あしやどうめい)が戦場に満ちる瘴気を利用し、死んだ弟を甦らせようと秘術、泰山府君祭を行っていた。若い市右衛門を残して死んだことを無念に思った重臣たちが、道明の弟の魂を押しのけ死霊となってこの世へと戻ってくる。戦場を逃れるも落ち武者狩りに遭っていた市右衛門を彼らは救った……
4
幕末金魚侍 ~緋色の命に願いを込めて、金魚を愛した佑馬の奇妙な半生~
幕末、大和郡山藩士の次男の土浦佑馬は、剣よりも金魚を好む変わり者として知られていた。幼い頃から金魚に魅せられた佑馬は、独学で金魚養殖を学び、ついには『金魚養殖覚書』を著す。金魚養殖覚書が評判となり、金魚卸問屋から娘菜緒の婿にと望まれる。佑馬は美しい菜緒と結婚しようとするが、家老の急な命令で余儀なく藩の飛び地の中山道の醒井宿に派遣される。ある夜、ヒナという女から、菜緒が商家に嫁入りしたと告げられ、佑馬は絶望する。ヒナの魅力に囚われた佑馬は、ヒナから出された危険な契約を結ぶ羽目になる。その直後、家老の命令で、佑馬は金魚鉢を作るために京へ行くことになり、金魚鉢製作に励む。だが、異人館の警護のために品川へと移動しなければならなくなる。幕末の政治情勢の急激な変化に翻弄される佑馬は、悪戦苦闘するが、どうにもならない非力な自分を知る。醒井宿がつぶれ解任された佑馬は、大和郡山に戻り、好きな金魚養殖に励む。佑馬は養殖池で再会した菜緒と結婚する。嵐の日、佑馬は濁流で溺れそうになるが、ヒナに命を救われ、ヒナの正体を始めて知る。
この物語は、幕末の激動期に翻弄されながらも金魚養殖に人生を賭けた侍の奇妙な半生である。
5
ニルヴァーナ――刃鳴りの調べ、陰の系譜、新陰流剣士の激闘(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品) 密偵斬りの任を人吉の領主である相良(さがら)義陽(よしひ)から命じられている丸目蔵人佐長恵(まるめくらんどのすけながよし)。
彼はある時、特別の命を受けて平戸の地へと向かう。目的は、他の国が南蛮の最新式の兵器を手に入れるのを防ぐこと。弟子にして中国拳法の遣い手の明人、伝林坊頼慶(でんりんぼうらいけい)、偶然蔵人のもとを訪れていた兄弟子の疋田文五郎(ひきたぶんごろう)と共に目指す土地へと旅する一行は、野武士(のぶせり)に襲われ廃墟となった村で夜襲を受ける――
6
伝九郎は留守にて候
その極意は凡技に宿り、凡技は極意へ至る一本の参道となる。
さらなる剣の道の高みを求め、江戸留学を希望した武次郎であったが、向かったのは国の外れにある豊かな自然に囲まれた農村だった。
思いがけぬ出会いのなかで、武次郎は己を知り、人と剣の道を知る。
※山本周五郎作『内蔵允留守』(およそ三十枚の短編)原案。
7
百人の侍
盗賊に悩まされる村があった。
その村が護衛のために侍を募集したところ、思いがけず百人集まった。
その中には大した理由もなく「なんとなく」で参加した者もいる。
その侍・安倍蒼生は、なんとかこの戦いに参加したちゃんとした目的を持とうとした……
8
斬 殺 サムライ・ダークネス ~明治妖《あやかし》斬殺譚~
――寒村の奴隷、四条シオン。
彼が手にした刀と異能と才覚が、あらゆる英霊《てき》を斬り刻むだけの物語である。
※他サイトにも重複投稿。
9
真田の傀儡子(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)
大陸の騎馬民族の末裔である傀儡子、その一人として生を受けた尚勝は、父と母を士分の者に殺されていた。彼は、傀儡子の生業である“芸伎”で人を集めては情報を収集し、仇を探す。ついに尚勝たちは仇である男を捕捉し、武士の一団に同行する仇をひそかに尾行(つけ)る。好機を捉え、見事に相手を討ち取ることに成功する。が、討ち取った仇が仕えていた真田家の忍び、唐沢玄蕃(からさわげんば)にあえなく捕まってしまう。死ぬか、真田家当主の息子に臣従するかという二つの選択肢が示される。――臣従することを選ぶ尚勝たち。
10
『京之介は苦労が絶えない』
「人騒がせ一同心」と世間で唄われる父上を持つ京之介は、苦労多きお若衆。
さらに、女子(おなご)のように顔立ちをしている事を気にしている京之介は、剣術や学問に精進する事で立派な同心になろうと努力をしているが、空回りして余計に卑屈さが増してしまう日々を送っていた。
そんな、ある日。
唐突に、京之介に対して父上は「見合いをするぞ!」と言い放つと、無理矢理に紋付き袴を着させて家から追い出した。
常に「傍若無人」である父親に振り回されっぱなし京之介は、いつもの悪ふざけかと半信半疑で待ち合わせの料亭に向かったのだが…。
苦労人・京之介は更なる「苦労」を背負う事になる。
11
紅 ー紅之介と葵姫の四季の物語ー
山深い椎谷の里に預けられた葵姫、その姫に仕える二神紅之介。2人の四季の物語が始まる。それは人知れず、はぐくまれた禁断の愛の姿であった。
春、葵姫が山深い椎谷の里に到着した。そこで仕える二神紅之介と出会った。お互いに関心のない2人であったが、あることを境に次第にひかれ始めた。
紅之介には秘密があった。彼は紅剣と呼ばれる神一刀流という殺人剣の継承者であった。そしてもう一つ・・・紅之介は実は女であった。それは頭領の百雲斎しか知らぬ秘密であった。
やがて愛し合う二人であったが、戦いの渦に巻き込まれていく。
12
噂の男
ある一人の男の噂が流れた。
その噂通りの風貌をした男と、噂とは正反対の男。
二人の男と茶屋の娘の間で起こる噂の話、噂の真相とは?
13
渡世人飛脚旅(小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品で)
(小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品で)水呑百姓の平太は、体の不自由な祖母を養いながら、未来に希望を持てずに生きていた。平太は、賭場で無宿(浪人)を鮮やかに斃す。その折、親分に渡世人飛脚に誘われる。渡世人飛脚とは、あちこちを歩き回る渡世人を利用した闇の運送業のことを云う――
14
サムライ、開拓時代のアメリカ西部に降り立つ
南北戦争終結後のアメリカはカリフォルニア州の街、ボードタウン。ニ年前にこの街に流れ着いた日本人、磯村吉右衛門はある日、白人の美しい女性にボストン行きの汽車が出る隣街まで案内してほしいと頼まれるが……
登場人物
サム・ライ :本名、磯村吉右衛門 日本人の元苗代藩藩士
イングリッド・ポリー :酒場で働く娘
アルフレッド・ジョーンズ:銀行家
アンナ・ブレイク :金髪の美人女医
15
戦国怪異行 薬師と強者たち
戦乱と怪異が絶えない戦国時代。薬師の藤次郎は甲斐の国を救う為、秘薬を手に旅に出る。
道中、腕利きの侍・源武、火縄銃使いの浪人・伊左衛門、剛力の僧侶・羅漢義の三人の猛者が護衛として同行。
一行は異形の軍勢を退け、呪いの元凶へ迫る。
16
泡沫の魚
安政二年。
後に「人斬り以蔵」の異名を取る、
土佐藩士・岡田以蔵は、
師と仰ぐ、武市瑞山(半平太)の、道場に入門する。
若かりし以蔵と、武市先生の、道場での一日。
17
三味線雪しずく
江戸・吉原の裏手、見習い芸者として日々を送る少女・すず。
唄は通るが、三味線の音だけはどうしても揺れてしまう。
「その音、心がある」――そんな言葉をくれたのは、冷たい眼差しの若侍・新次郎だった。
刀を帯びながら、なぜか静かに音に耳を傾ける男。
芸を磨くたび、心を乱すたび、すずの音は変わっていく。
けれど彼には、命に関わる“ある使命”があった。
芸に生きる少女と、死に向かう男。
雪の夜に交わされた、たった一つの約束。
届くかどうかもわからない想いを、音に託して――
少女は、三味線を抱え、ただ静かに弾き始める。
言葉では伝えられない想いが、音に宿る。
恋と芸の狭間で揺れる、切なくも静かな江戸恋語り。
18
三九郎の疾風(かぜ)!!
滝川三九郎一積は、織田信長の重臣であった滝川一益の嫡孫である。しかし、父の代に没落し、今は浪人の身であった。彼は、柳生新陰流の達人であり、主を持たない自由を愛する武士である。
三九郎は今、亡き父の遺言により、信州上田へと来ていた。そして、この上田でも今、正に天下分け目の大戦の前であった。その時、三九郎は、一人の男装した娘をひょんな事から助けることとなる。そして、その娘こそ、戦国一の知将である真田安房守昌幸の娘であった。
上田平を展望する三九郎の細い瞳には何が映って見えるのだろうか?これは、戦国末期を駆け抜けた一人の歴史上あまり知られていない快男児の物語である。
19
大江戸大迷惑〜迷宮無頼剣〜
ダンジョン✕江戸。人喰い侍が挑む迷惑千万な迷宮探索行。
江戸の猟奇殺人者・樋口二郎は死刑同然の迷宮放逐の刑を言い渡され、魑魅魍魎巣食う地下五階層に放り込まれるが、持ち前の悪運と生命力を発揮して地上へと舞い戻らんと奮闘する。
深層から地上を目指して迷宮を上がってくる機人。防人と呼ばれる異界との境界を守る達人たちなど、さまざまなキャラクターたちが樋口と出逢い、その運命と交錯する。
やがて迷宮から抜け出した樋口は己の存在を根底より揺さぶる真実を知ることになる。
苦悩と葛藤。
決して晴れぬ迷いを抱えたまま――
果たして樋口は迷宮へともう一度足を踏み入れるのだった。
20
忍び働き口入れ(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)藩の忍びだった小平治と仲間たち、彼らは江戸の裏長屋に住まう身となっていた。藩が改易にあい、食い扶持を求めて江戸に出たのだ。
が、それまで忍びとして生きていた者がそうそう次の仕事など見つけられるはずもない。
そんな小平治は、大店の主とひょんなことから懇意になり、藩の忍び一同で雇われて仕事をこなす忍びの口入れ屋を稼業とすることになる――
21
無頼の戦者"サクラギ”
刀と共に放浪の旅をする青年の話です。よろしくお願いします。
22
柳生十兵衛の娘
史実では、剣豪・柳生十兵衛三厳には松と竹という二人の娘がいたという。
柳生十兵衛の娘、竹(たけ)はある日、父への果たし状を受け取る。
だが父が不在のため、代わりに自らが決闘に挑む。
【こんな方にオススメの小説です】
■剣豪ものの時代小説が読みたい。
■本格的なチャンバラが読みたい。
■女性剣士の活躍が見たい。
■柳生十兵衛の出る小説が好きで今まで他の作品も読んできた。
※ノベルアッププラスにも掲載しています。
※表紙画像はイラストACのフリー素材を使用しています。
23
決戦!
「その生き様を見よ!」
太閤秀吉による小田原征伐により、京の都から遠く離れた奥州の地でも、戦国は終わりを迎えようとしていた。秀吉の奥州仕置によって、小田原に参戦しなかった者たちは領地を失い、代わって秀吉の配下が奥州の地を蹂躙し始める。
その混乱のなか、乱破や落ち武者狩りで命をつないでいた野伏たちもまた、生きる道を閉ざされていく。秀吉の「戦御法度」で身動きが取れない領主たちをしり目に、野武士たちはその隙を突き、村々を襲っては糊口を凌いでいた。彼らの次の目標は、鎌倉から続く最後の荘園領地。――村の命運は尽きたかに思われた。
だが、野伏の首領に寵愛される少年が、村の神木へ一本の鏑矢を放つ。
その矢音が、村と、そこに関わる者たちの運命を大きく揺るがせていく。
声なき人たちの生きた証の物語。
24
一大事!
国家老嫡男の秀克は、藩主御息女との祝言の話が決まる。なんの期待もなく義務感でそれを了承した秀克は、参勤交代について江戸へ行き、見聞を広めよと命じられた。着いた江戸では新しい剣友もでき、藩で起こった事件を巡るトラブルにも首を突っ込むことになるが、その過程で再会した子供の頃に淡い恋心を抱き合っていた幼馴染は、吉原で遊女になっていた。武家の義務としての婚姻と、藩を揺るがす事件の真相究明。秀克は、己の心にどう向き合うのか。
25
【改稿】剣鬼の牙が抜けるとき(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品) 渋川春海に出会う前の村瀬義益、彼は剣鬼だった。佐渡奉行の元で働いていた父が、朋輩によって殺された。地下御前試合、大店の主人や大名家によって運営される、真剣による立ち合いの場に身を投じ、ここに参加しているという仇の姿を求めていた――
26
霜葉物語
山南藩士大井玄蕃はとかく容姿が悪かった。そのため全く婚儀が整わない。
そこに突然縁談の話が舞い込んできた。
しかし婚姻後もなかなか上手くいかない夫婦関係。
そこに上意討ちの指令が舞い込んでくる。
27
江戸心理療法士(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品) 死の間際、陰陽師の師が「そちの出自のことを知りたくば、江戸の智徳殿にお会いするのだ」という言葉と江戸へ向かえというせりふを遺したために京を旅立つ伊左衛門。
江戸について早々、“狐憑き”の女性に遭遇し老女に襲いかかろうとするのを取り押さえる。彼女は大店の内儀であり成り行きから“治療(じょれい)”をすることになる、彼の除霊は、後世いう心理療法のことだった――
28
首切り女とぼんくら男
―― 江戸時代
由比は、岩沼領の剣術指南役である佐伯家の一人娘、容姿端麗でありながら、剣術の腕も男を圧倒する程。
そんな彼女に、他の道場で腕前一と称させる男との縁談話が持ち上がったのだが、彼女が選んだのは、「ぼんくら男」と噂される槇田仁左衛門だった………………
領内の派閥争いに巻き込まれる女と男の、儚くも、美しい恋模様………………
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