ライト文芸 現代小説一覧
文字数 4,002
最終更新日 2022.12.28
登録日 2022.12.24
優也は毎日充実した大学生活を送っている。講義を受けてサークルに参加してバイトをして、友達もたくさんいるし隣には可愛い女の子もいる。
しかしそんな優也の生活には、一つだけ普通の人と違う点があった。それは……隣にいる女の子の姿を見ることができるのは、優也だけだという点だ。でも優也は気にしていない。いや、本音を言えば友達にも紹介したいし外でも楽しく会話をしたい。ただそれができなくても、一緒にいる時間は幸せで大切なのだ。
これはちょっと普通じゃない男女の甘く切ない物語です。
※この物語はカクヨム、小説家になろうにも掲載しています。
文字数 12,500
最終更新日 2022.11.26
登録日 2022.11.26
自在に他人の姿に化けられる能力を持つ影武者の一族は、他人の身代わりとなるべく生を受け、他人の身代わりとしての死を強制される。影武者の管理者となった柊落葉は、久川楓という影武者の管理を任される。望まない生き方を強いられながら、しかし楓は抵抗を諦めていた。
そんな彼女に落葉は手を差し伸べた。
それが、彼女の管理者になった目的だった。
*他サイト(カクヨム)にも投稿しています。
文字数 130,913
最終更新日 2022.11.25
登録日 2022.10.22
中学2年の内野来斗はある日一人でバトルロワイヤルゲームをしていた。すると、間違ってデュオモードを選択してしまう。そこに現れたおっさんの正体とは…?
文字数 3,723
最終更新日 2022.11.19
登録日 2022.11.19
「他殺・自殺・その他。ご利用の際は該当事故物件のグレード表をご覧ください、報酬額は応相談」
巻波 南(まきなみ・みなみ)27歳、職業はフリーター兼事故物件クリーナー。
事故物件には二人目以降告知義務が発生しない。
その盲点を突き、様々な事件や事故が起きて入居者が埋まらない部屋に引っ越しては履歴を浄めてきた彼女が、新しく足を踏み入れたのは女性の幽霊がでるアパート。
当初ベランダで事故死したと思われた前の住人の幽霊は、南の夢枕に立って『コロサレタ』と告げる。
犯人はアパートの中にいる―……?
南はバイト先のコンビニの常連である、男子高校生の黛 隼人(まゆずみ・はやと)と組み、前の住人・ヒカリの死の真相を調べ始めるのだが……
恋愛/ТL/NL/年の差/高校生(17)×フリーター(27)
スラップスティックヒューマンコメディ、オカルト風味。
イラスト:がちゃ@お絵描き(@gcp358)様
文字数 56,787
最終更新日 2022.11.12
登録日 2022.11.12
ネットの世界では、相手の顔が見えない。だから怖い。
そう思われていたのは、もう昔の話。
けど、今だって、本当はその相手が『実在しているか』なんて分からないし
相手がどんな人物なのか、どういう生活をしているのかわからない。
突然、音沙汰がなくなるかもしれないし、逆に、最後までずっとそこにいるのかもしれない。
不安定で不確かな関係は、今もすぐ身近にある。
そんなお話。
文字数 17,718
最終更新日 2022.11.08
登録日 2022.10.31
「夏はシャンデリア、秋は灯籠」と手にしている本の主人公が言う。
言いたいことはなんとなく分かる。
だけど僕にとって夏はスポットライト、秋は間接照明だ。
夏は、強烈に輝き逆に影を色濃く目立たせる。そうして秋は、疲弊した僕を淡く見せる。
似ているようで少し違う。
「秋は夏の焼け残りさ」
この文は……その通りだと強く共感する。
佐倉実は、貴重な高校一年生の夏休みを、毎日無為にしていた。
そんな最中、祖母の提案により、夏休みの間田舎の町で過ごすことになる。
そこで出会った女性、園田由那は『みたらし炭酸』なる謎のドリンクを愛飲する変わり者だったが、関わっていくうちに、彼女に隠された哀しい結末を知ることになる。
そして、彼女の父親である園田聡の憂悶と葛藤。
すべてが終わる時、実たち三人は夏の灰から、夏の焼け残りへとなる。
文字数 24,772
最終更新日 2022.11.01
登録日 2022.11.01
社会人として働く主人公、小野田雄介(おのだゆうすけ)25歳。
会社の同僚の坂下美歩(さかしたみほ)の事が気になりつつも、お互い仕事が優先の毎日。
とある事がキッカケで徐々に二人の仲が進展ー。
二人の恋愛は成就するのだろうか。。。
文字数 458
最終更新日 2022.10.29
登録日 2022.10.29
《短縮版》
処分予定の人形と部活の後輩が、魔鏡の力で入れ替わったから、元に戻そうと悪戦苦闘する。魔鏡と人形の真意に気付くまでは。
《通常版》
部活動の一環で和歌山の加太に滞在している大阪の大学生、春平(しゅんぺい)が、大きな紙袋を持ってホテルから出た。
向かった先は淡島神社。
実は幼馴染みの母親から、加太へ行くなら供養してきてほしいと強くお願いされ、日本人形を託されたのだ。
ところが時間外だったために供養できず、翌日に持ち越しとなってしまう。
その翌日の朝。
突然、姿を消した後輩の女性を捜すことになり、捜していると、淡島神社で彼女の後ろ姿を見つける。
どことなく雰囲気がおかしいと思った春平が、意を決して話し掛けると、そこにいたのは秋恵の姿をした別の誰かであった。
ひと夏の短い出会いと別れと、少々の怪異が入り混じった、人形の夢物語。
【本作への諸注意】
1:人によってはホラー要素が強いと感じる可能性があります。
2:ホラー要素はかなり『軽い』です。そちらを期待して読むと『絶対にガッカリ』しますので、身の毛もよだつ怖さを求める方はご遠慮ください。
3:個人的にはハッピーエンドですが、人によっては『ビターエンド』に感じるかもしれません。
4:本作は、過去にWeb上で同人小説として公開し、頒布していたもので、それを加筆修正したものとなります。(都度、修正して投稿するので『一括公開は不可能』です)
5:『関西弁』を使っています。ネイティブな方はご注意ください。
また、一般的な文法と必ずしも一致しない言葉遣いですので、気になる方は読まない方が賢明です。(例:助詞の省略過多、ら抜き言葉の混在など)
6:登場している地理や俗称、店名などは『執筆時点のもの』となります。
また、過去の旅行で立ち寄っただけですので、描写は正確とは言えません。
7:相当な暴言、暴力の描写が含まれています。
8:作風や文体が合わないと感じたらブラウザバック推奨です。
※ 本作はフィクション(作り話)です。
作中に存在する全ての名称、事象、考えなどは架空のモノであり、現実の物理世界とは一切、何も関係がありません。なお、当然ながら作者とも無関係です。
・本作は、小説家になろうにも投稿しております。
文字数 171,206
最終更新日 2022.10.24
登録日 2022.08.22
第139回フリーワンライで書いた作品です。
使用お題は、『零れる想いを掬い取って』、『飛び込んでみた先は、』、『騒に搔き消える』、『真冬の蜃気楼』、『唇と頬』。
小説家になろうとピクシブにも同じ作品を掲載しています。
文字数 2,039
最終更新日 2022.10.13
登録日 2022.10.13
春からの大学生活に向けてとあるアパートへ引っ越して来た青年は、そこで何かおかしいお隣さんに出会うのだった。
文字数 3,348
最終更新日 2022.10.04
登録日 2022.10.04
その天使像は、夜の間だけ動き出す。
クラスに溶け込めないぶっきらぼうな中学生、ハルと周囲に呼ばれる彼はある日の夜、偶然にも町の湖のほとりに守護天使像があることに気付く。ハルが何気なく近づくとその守護天使像は動き出し、金の髪と青い目を持つ天使となってハルにつきまとう。天使はその使命のために昼の間は石像に姿を変え、夜の間だけ動き出し、家でひとりきりのハルと遊んで過ごす。しかし、天使が地上にいられる時間は限られていた。やがてタイムリミットが迫り、ハルは天使との別れの時を迎える。
*全7話の短編です。
文字数 26,011
最終更新日 2022.10.02
登録日 2022.09.25
第126回フリーワンライで書いた作品です。
使用お題は、『絡めた熱に夢を見る』、『最期だから、君が欲しい』、『暗がりで内緒の行為』、『誰にも言えない、君との逢瀬』、『嘘で固めた甘い笑み』。
小説家になろうとピクシブにも同じ作品を掲載しています。
文字数 2,421
最終更新日 2022.10.01
登録日 2022.10.01
ショートショート。毎日の仕事で自分の存在がわからなくなった大人のエピソード。彼は道端で何に出会うのだろうか。
文字数 727
最終更新日 2022.09.22
登録日 2022.09.22
花の金曜日。彼女は狭いワンルームに帰宅して、焼き鳥と缶ビールで晩酌。
すると、何やら小さなおじさんが現れた!
文字数 2,249
最終更新日 2022.09.16
登録日 2022.09.16
結婚三十年になる夫婦の呟き。
妻視点と夫視点で書いています。
病気を表す言葉が出てきますので、苦手な方はご遠慮ください。
文字数 3,417
最終更新日 2022.09.16
登録日 2022.09.16
第100回フリーワンライで書いた作品です。
使用お題は、『掴まれた心は浮遊する』、『「意外だね」で文章を始める』、『アポトーシス(プログラム細胞死)』、『学級裁判』、『届きそうで届かない』
小説家になろうとピクシブにも同じものを掲載しております。
この一作だけでも楽しめますが、同じ登場人物が「あしあと、あしおと。」に出ています。お時間がありましたら、そちらも是非お願い致します。
文字数 3,186
最終更新日 2022.09.15
登録日 2022.09.15
文字数 1,984
最終更新日 2022.09.10
登録日 2022.09.08
広島の姉弟の話。姉は西暦二〇〇〇年生まれ、弟は七才年下。二〇一一年に両親が死亡。東京に居た姉弟は、広島の親戚に預けられる。その親戚も姉が高校を卒業する頃に死亡。
姉は高校卒業後、就職して弟を育てる。姉は同性愛者。姉から見て弟は、いつも我慢をして何も言わない子だ。姉は弟のために、経済力のある男性との結婚を考えて……
なおアルファポリス掲載に際し、感染病に関する記載を一部、変更しています。この作品は「小説家になろう」とカクヨムで、2022年5月に完結しています。
小説家になろう→https://ncode.syosetu.com/n5610hq/
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16817139555055635858/episodes/16817139555055800648
文字数 11,498
最終更新日 2022.09.04
登録日 2022.09.03
文字数 2,297
最終更新日 2022.09.03
登録日 2022.09.03
『いずれ、キミに繋がる物語』シリーズの短編集。君彦・真綾・咲・総一郎の四人がそれぞれ主人公になります。全四章・全十七話。
・第一章『First step』(全4話)
真綾の家に遊びに行くことになった君彦は、手土産に悩む。駿河に相談し、二人で買いに行き……。
・第二章 『Be with me』(全4話)
母親の監視から離れ、初めて迎える冬。冬休みの予定に心躍らせ、アルバイトに勤しむ総一郎であったが……。
・第三章 『First christmas』(全5話)
ケーキ屋でアルバイトをしている真綾は、目の回る日々を過ごしていた。クリスマス当日、アルバイトを終え、君彦に電話をかけると……?
・第四章 『Be with you』(全4話)
1/3は総一郎の誕生日。咲は君彦・真綾とともに総一郎に内緒で誕生日会を企てるが……。
※当作品は「カクヨム」「小説家になろう」にも同時掲載しております。(過去に「エブリスタ」にも掲載)
文字数 44,850
最終更新日 2022.08.26
登録日 2022.08.10
文字数 2,244
最終更新日 2022.08.15
登録日 2022.08.13
__例え底無しの沼に堕落しようとも、構わない。
男、湯井谷は監禁されていた。
保育士、大和は第一発見者となった。
デザイナー、待田は記憶を思い返していた。
数々の物語が交差する時、彼らは何を思うのか?過去と未来がぐちゃぐちゃに絡まった彼らの群像劇が幕を開ける。
(ノベルゲーにする予定の創作物の、脚本みたいなものです)
文字数 3,077
最終更新日 2022.08.08
登録日 2022.08.08
2024/4/26再掲
【㈱幻冬舎ルネッサンス新社 ライトノベル大賞 2次選考通過】
物語の主人公は人生に絶望した人間の前に突然現れるピエロの仮面を被った男。喪服に身を包んだ彼は死を司る死神だった。新たな人生を望む人間の前に現れて新しい人生の道へ誘う。その対価は人間の寿命。四年の人生と引き換えにランダムで新たな人生を提供することができる能力を持つ死神は彼らなりのやり方で人間に人生を提供していた。彼らにはアシスタントを務める死使という存在がいた。ピエロの死使は実の娘だった。しかし彼女はピエロが父親だということを知らなかったのだ。そんな上司と部下の関係であるコンビが様々な人間の人生を救っていく。
ピエロの死神がまず出会ったのは同級生複数人からいじめられている少年。彼の人生に手を差し伸べるべく、少年の前に姿を現したピエロは彼に人生リセマラのルールを淡々と説明していく、死神界のルールに基づき新たな人生を提供していくにつれ、少年の心のうちに現れたのは母親という大きな存在だった。彼は人生リセマラを思いとどまり元の人生で生きていくことを決めたのだった。
次に会ったのはそんな彼をいじめていたいじめっ子。その彼も人生に悩みを抱える心弱き少年だった。ピエロと対話していく中で次第に自分のした事実を認識していく彼は新たな人生でやり直す決意をしたのだった。
続いてピエロが出会ったのは仲睦まじい一組の家族。度重なる不幸で落ちていこうとする家族だったが、その実は皆が同じ家族に対して深い思いやりを持った関係性があった。桜のトンネルで繋がっていく彼女たちに優しく手を差し伸べるピエロに対して、彼女らは最大限の感謝を伝えたのだった。
もちろんピエロのような死神だけではない。人間の人生を食い物にする死神も存在する。恵比寿の仮面をつけた死神もその一人だった。小学生の少年に対して姑息で悪質な手を使い人生を奪っていく恵比寿には彼なりの事情や深い意味が隠されていた。そんな彼もかつては一人の人間だった。そう死神は元々は人間だったのだ。恵比寿が死神となった理由が明かされていく。
ピエロが次に会ったのは夢破れた漫画家と孤独なお金持ちの老人だった。夢を追うことの凄さや夢という強い思い。孤独から人を救う無邪気な思いが、彼らの人生のフィナーレをよりよいものに変えていく。
文字数 100,138
最終更新日 2022.08.07
登録日 2022.06.30
文字数 8,855
最終更新日 2022.07.15
登録日 2022.07.12
サクッと読めると思います。お暇な時にどうぞ。
★ある特別な荷物の配達員であるカンナ。
日々の仕事にカンナは憂鬱を抱えている。
理不尽な社会に押し潰される小さな命を助けたいとの思いが強いのだ。
上司はそんなカンナを優しく見守ってくれているが、ルールだけは破るなと戒める。
しかし、カンナはある日規約を破ってしまい、獄に繋がれてしまう。
果たしてカンナの選択は?
表紙絵はノーコピーライトガール様よりお借りしました。
素敵なイラストがたくさんあります。
https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl
文字数 8,178
最終更新日 2022.07.10
登録日 2022.07.10
亜里砂は、いつもお母さんが選んだ洋服を着ています。ある時、友だちの早苗の家で、さつえい会に参加したところ、心境に変化が……。好きな服についての小さな温かい物語です。
文字数 5,777
最終更新日 2022.07.07
登録日 2022.06.29
※当作品は作者が中学三年の時執筆したものです。当時の担任である恩師から聞いた実話を元にした物語で、一部虐めの惨い描写表現がございますので、【閲覧の際はご注意】ください。
アンの通う中学校は、この上ないほどに荒れている所だった。あるきっかけでイジメの被害に遭うようになった彼女は、辛い学校生活を送ることとなる……
イジメとは、なぜこの世に存在するものなのか
人間はなぜ、傷つけ合ってしまう生き物なのだろうか
それは誰にも分からない
文字数 28,416
最終更新日 2022.06.19
登録日 2021.12.31