卒業 小説一覧
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山田真由は大橋菜々の背中を押した
卒業を間近に控えた三月の午後、校舎の屋上で交わされる、ふたりの少女の静かな対話。
親友として三年間を共に過ごしてきた山田真由と大橋菜々。放課後、真由は菜々を「思い出作り」と称して誰もいない場所へと誘う。春風が吹き抜け、夕日が街を金色に染める中、ふたりは過去を語り、未来に想いを馳せる。
しかし、その穏やかな時間の奥には、言葉にされない秘密と、心の底に潜む衝動が静かに揺れていた――。
青春の繊細な機微と、心の奥底に秘められた感情を描く心理サスペンス。
42
一緒に虹を見に行こう~ゲノム学園での願い事~
遺伝子研究所で生まれたクローンたちが通っているゲノム学園。1~7のナンバーを持ったクローンたちが、今年ついに卒業の年を迎えた。
けれど卒業できるのはたった一人。
そのたったひとつの卒業枠をめぐって、クローンたちは命がけの試験に挑む……。
※R指定はありませんが、少しだけ戦闘シーンが含まれています。
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ボールの行方
僕は小学生だけど、これでも立派な受験生。
放課後、塾のない日は図書館に通って自習するほどには真面目な子ども……だった。真面目なのはいまも変わらない。でも、去年の秋に謎の男と出会って以降、僕は図書館通いをやめてしまった。
いよいよ試験も間近。準備万端、受かる気満々。四月からの新しい生活を想像して、膨らむ期待。
だけど、これでいいのかな……?
悩める小学生の日常を描いた短編小説。
44
卒業 ~ 片想いふたつ ~
幼馴染のナナ。
ナナはあたしの特別で、大切な人。
だからずっと一緒にいて、ずっと一緒に居たいと思った。
でも、好きな人に好きだと言えなくても幸せだ、なんて嘘だって知っているから、あたしはナナの背中を押して、この気持ちから卒業する。
別サイトにも重複投稿しています。
45
たこ焼きじゃなくてお好み焼きにする話
明日地球が滅びるとしたら、何がしたい?
学級委員のシマダさんに聞かれて、マサキはその答えを考える。そしてマサキはクラスの変わり者と一緒に、地球を救うミッションに出掛けるのだが……
46
手のひらサイズの無限の世界〜初恋と青春は鍵付きで〜
小学校の卒業を迎えた由奈は、初恋相手の瑞希とは別の学校になってしまう。
瑞希は頭が良く受験をしたのだ。
小学校の卒業式では、中学校進学を機にスマホデビューをする子が多く、みんなが連絡先を交換する。
由奈も勇気を出して瑞希に連絡先の交換をお願いするも、瑞希からはスマホを持っていないと返事が……。
理由は、手のひらサイズの機械の中は世界まで繋がっているから、一歩間違ったら大変なことになると言われた。
その言葉を聞き、手のひらに乗る機械が急に重くなった気がした。
瑞希とは、手紙のやりとりから鍵付きの交換ノートを始めることに。
スマホ時代に交換ノートを始めたふたりの恋の行方は?!
小学生から中学生になり変化する人間関係の悩みや恋の悩み、そして成長を描いた学園小説。
イラストAC様よりお借りしています。
47
バー・ドーリー
金曜の夜、僕たちはバー・ドーリーで、いつものように飲んでいた
48
桜花恋花
私、春崎智絵里は今日、高校を卒業しました。でも、入学したときからずっと好きな人がいます。それは、3年間担任をしてくれた姫野桜という女の先生でした。今日、頑張って桜先生に告白しようと思います。
※作品タイトルは「おうかれんか」と読みます。
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想などお待ちしています。
49
卒業写真
弘之は父の机から卒業写真を見つける。それを見た隆司は中学校の頃の自分を思い出す。
50
2人を繋ぐは五十音
ずっと大人なんて、と思って生きてきた。
自分を認めてくれる人なんていないと思ってた。
やっと見つけた好きな人は、絶対に手の届かない人だった。
だから……特別をくれるだけで、充分。
51
卒業
僕が少し前に書いた百合小説になります。
完全に自己満趣味です。よろしくお願いします。
実は、表紙と挿絵は少し違うんです。
よければ見比べて見てくださいね。
52
卒業式の告白
男に告白された。
青木(あおき)と一柳(いちやなぎ)は、三年間ずっと友達だった。なのに、卒業式のその日、思いもよらない告白を受けてしまう。
ないだろ。ない、ない。ありえない。
青木の言葉に驚いた一柳は、とにかく青木を思い止まらせようとする。
高校を卒業する日の、わずかな時間の物語です。
「恋」「愛」「好き」という言葉を使わずに、恋愛ものを書いてみました。今回は、ちゃんとショートショートになっています……よね? 蒼生よる(あおいよる)
53
卒業の唄
早く卒業を迎えたいです。
54
卒業
卒業式を終えたあと、学校を出るまでの短い時間を、3人の人物の立場で描く連作。いろいろな意味で時代は昭和〜平成初期(ケータイなし、男子制服は学ランとかとか)を想定しています(^^;
55
二人とも好きじゃあダメなのか?
元格闘家であり、がたいの良さだけがとりえの中年体育教師 梶原一輝は、卒業式の日に、自身の教え子であった二人の男子生徒から告白を受けた。
正面から愛の告白をしてきた二人の男子生徒に対し、梶原一輝も自身の気持ちに正直になり、二人に対し、どちらも好きと告白した!?
※ムキムキもじゃもじゃのおっさん受け、年下責めに需要がありそうなら、後々続きを書いてみたいと思います。
21.03.11
つい、興奮して、日にちをわきまえずに、いやらしい新話を書いてしまいました。
21.05.18
第三話投稿しました。ガチムチなおっさんにメイド服を着させて愛してやりたい、抱きたいと思いました。
23.09.09
表紙をヒロインのおっさんにしました。
56
帰り道、たばこ屋の角
高校生の幼馴染みの男女の短編小説です。
57
MIYABI
交差点を照らす巨大スクリーン。それを見上げ、ギターを構え持つひとりの女性。彼女の蜘蛛の糸は地面が崩れ落ちたようにぷつりと切れ、鳴る事の無いノイズとなった。
58
君は大人になってゆく
高校の卒業式で、卒業生代表としてステージに立った唯ちゃん。
まさか、唯ちゃんが皆の前に立つなんて、あの頃は思っていなかったよ。
59
サクラってどのさくら?
2話完結です。
おまけが2話続きます。
槙原高校の卒業式では、毎年卒業生が壇上で自分の言いたいことを叫ぶという行事が毎年行われていた。
そんな行事の中、好きな人がいるという理由で今までの告白を全て断ってきた学校一のモテ男、円居祐樹が『サクラ』のことが好きだと告白し、会場はパニックに。
この学校にいる祐樹の関係者で、名前に『サクラ』と付く人物は三人いる。いったい祐樹が好きな『サクラ』とは誰のことなのか。幼馴染のソラには思い当たるフシがあったーー。
ヤンデレ幼馴染×恋愛に疎い幼馴染
他サイトでも公開中。
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私にだけ友達100人いる男の背後霊が見えている
私にはまるで無駄な特技がある、幽霊が見えるの。隣の席の友達多い系陽キャ男に取り憑く背後霊も見えていた。全然関わる気がなかったのに、些細なことから私は背後霊エルナに睨まれてしまう。なんとかしていい感じに卒業までやり過ごせないものかしら……他人に押し付けるとかして。
自分以外大体どうでもいい感情薄め主人公フィシカが徐々に人間味を得て行くしんみりさ少々の日常系学園ヒューマンドラマ。恋愛要素は薄め(ほぼ脇役カプが持って行く)、宗教的な同性愛の忌避概念に触れます。
・全12話、20000文字足らずで完結 ・表紙は自作ですが背景に商業利用可能なフリー素材を使用しています。
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卒業させてください、できないので
高校を卒業してまもない南 佳子(みなみ かこ)は一家3人でいたって平凡な暮らしを今までしていたはずだった。そんな平凡な日々は佳子が警察に捕まったことによって崩れ去った。そして、逮捕というヒビが入った家族はどんどん崩れていく。そして、佳子の逮捕にはある事件が関わっていた。
法律関係は確実であると言い切れないので、間違っていたらすみません。
「カクヨム」にて同作品公開中
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勝利を求めて
「ちょっと教室に忘れ物しちまったよ。先行っててくれ。」
その一言を友人に伝えてから忘れ物を教室まで取りに行く。
そんな話。
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過去に制作した作品になります。誤字脱字の修正はしていませんのでご了承願います。
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拍手の届かない席から
拍手が好きだ。自分に向けられたことは、一度もないけれど。
高校三年の三谷波瑠は、ピアニストを目指す幼なじみのコンクール書類を整え、小説家志望の後輩の原稿に感想を書き、進路に悩む下級生の推薦状を練る。
放課後活動支援部、通称ゆめ部のたった一人の部員。
誰かの夢を裏方で整えることが、波瑠の放課後のすべてだった。
高三の二学期、転入生の瀬戸内廻がゆめ部にやってくる。なんでもそこそこできるのに、なんにも本気になれないという廻は、ある放課後、波瑠に尋ねた。
「お前は、何がしたいの」
波瑠は答えられなかった。その問いの形をした穴が、ずっと前から胸の真ん中に空いていたことに、気づいてしまったから。
幼なじみのピアノの才能は、遠い舞台の上でますます輝いていく。後輩の小説は、波瑠の知らないところで誰かの心を動かし始めている。みんなが前に進む。でも、波瑠だけが客席に座ったままでいる。
支えているつもりだった。でも本当は、自分自身と向き合うことから、ずっと目を逸らしていただけなのかもしれない。
夢を追って家族を置いていった父。才能を信じることをやめた母。十六年間閉ざされていた書斎の奥に眠る、一枚の絵。
すべてが繋がったとき、波瑠の足元が揺れる。
海が見える丘の上の高校で過ごす、最後の半年間。
夢を持てない少女が、夢を持てないまま、自分の足で立ちあがるまでの物語。
あの日、コンクール会場の暗い客席で流した涙の意味を、波瑠はまだ知らない。
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色彩を知らない私は森田研究室に出会った
この物語は大学3年生の後半から卒業するまで所属した森田研究室での出来事を私目線で描いたものになります。
そして森田研究室を卒業した後、約10年経ってこのような物語に書き起こした理由は「この時の経験・体験が私にとって大きな意味を成すと共に、研究室で意図されたものがこの後の時代、特に若い人たちに必要である」と考えたからです。
大学の研究室というのは「大学を卒業する為に」卒業研究を行い、それを卒業論文にまとめる為に所属するものですが、言い換えると「研究」をする場所であり、それ以上でもそれ以下でもありません。
ですが、私が出会った森田登教授の森田研究室では「研究以外にやる事」が待っていたのです。
そして「研究以外の事」を用意して待っていたのが研究室の1期生である五十嵐武志(イガさん)という人物でした。
この物語を簡単に言い表すのであれば
「私、松下一成という学生が、森田登、五十嵐武志、院生という人たちに翻弄され、試され、自分がこれから組織人、技術者としてやっていくために何が必要で何が大切かということを、自ら学んでいく1年半の記録」
とになります。
キーワードは森田研究室、森田登、五十嵐武志、4つの軸、考える。
物語は「当時の私の目線」で描かれている「当時体験した私の大学での研究生活」になります。
そのため当然、当時の私では分からなかったこともあります。それが10年の時を経て自分で「ああ、こういう意図だったのか」と分かったため、物語として書き起こすことにしました。
なので「森田研究室の意図」は物語の最後に【物語解説】として掲載しております。
楽しんでいただければ嬉しいです。
65
君の名前を、まだ消せない
三月の風に揺れる桜の下、悠斗は彼女の存在を胸に抱き続ける。
亡くなったはずの美月から届く最後のメッセージと手紙。
失った時間、残された想い、そして小さな奇跡。
切なくも温かい、青春と喪失の物語――涙が止まらない感動の11話。
66
桜が散ったあとに
――言えよ。またねって。明日ねって。卒業しても会おうって。言えよ。
卒業したら、さよならだよね。 伝えたかった言葉は音も立てない道端の雪。
67
モモイロメロディー
一度は捨てた歌を、今私は歌っている。歌の世界に連れ戻してくれた人と、一緒にバンド活動をして。
もう失いたくない。
そう考えるが、私含むメンバーのほとんどが高校の卒業を控えていた。
バンドを続けるか、解散するか。
話の欠片さえ出ないまま、時間は進んでいく。
※アオハルメロディーの続編ですが、単体でも楽しめるように頑張りました。
68
氷塊は太陽と桜温泉に融かされて
オオカミ獣人の氷優(ひゆう)とレッサーパンダ獣人の日菜太(ひなた)は、たった二人だけの写真同好会に属する同好会仲間であり、大の親友同士。
これは、そんな二人の甘くて切ない卒業物語。
氷優と日菜太は、三年間のキロクをそれぞれのアルバムにまとめて交換する約束を交わした。同好会の卒業記念品でもあるそれは、離れ離れになっても強くあるためのもの。
「アルバムのラストは旅立ちの春で締めくくろう」
同好会活動の最終章、卒業旅行で二人は春の温泉街へ赴く。
桜温泉で、氷優と日菜太が知るものとは──。
69
春雪
わたしに住む地域では、春でも時々雪が降る。
真っ白な桜の花びらと一緒に降る雪は、とても幻想的で美しい。
―だから決めていた。
今年、春に雪が降ったら、あの人に告白しようって…。
70
1LDKの恋
僕、宮古硯(みやこすずり)は全寮制の男子校で、化学教師をしている。
生徒たちは多感な時期をこの学園内でのみ過ごさなくてはならない。学園長の方針で外部との接触を完全に断ち切られるのだ。故に彼らの世界は狭く、性に対して強く興味を持ち始める年齢なのに周りを見ても男ばかり。それなら、と元々ゲイでなくても生徒同士がくっつく事も珍しい話ではなかった。
そして僕は――――。
宮古の心を1LDKに例えた切なくも不器用な恋の物語。
「オレ、センセーと付き合えるならなんだってするよ?」
71
人生初の断捨離
中学3年生が人生初の断捨離を思いつきました。
断捨離したくなるのはどんなときですか?
あなたが中3の頃はどうでしたか?
72
片耳のスター
卒業式の日、皆が帰った教室に居残って思い出話をする樹里とユリ。
卒業後、樹里は東京の服飾系専門学校へ行き、ユリは地元の大学へ進む予定だった。
クラスの中心的人物で皆の人気者、サバサバした性格のギャルの樹里。
教室の隅っこで本を読む、地味で目立たたないユリ。
正反対の二人が友達になったきっかけは、クラス替えから間もないある日、購買の列の前後に並んだこと。
人気のハムサンドが売り切れてがっかりするユリに、樹里は自分のぶんを半分分けてやった。
以来二人は急速に親しくなっていく。
樹里は小説家志望のユリを応援し、ユリは親友の樹里にだけ自分が書いた話を読ませる。
高校を卒業すれば進路は別々、心理的にも物理的にも距離ができる。
樹里はいずれユリが出すかもしれない本に自分と同じ名前の登場人物を出してくれとお願いし、互いに別れを惜しむ。
さらに卒業祝いにピアスを開けようと持ちかけ、自分が左耳にしているピアスの片割れをユリに見せる。
73
あの桜の木の下で。
桜の木の下で会っていた少年と少女の穏やかな時間。
作中に出てくる桜のイメージは、表紙のイラストです。
表紙はpixivのたろたろ様からお借りしました。
74
卒業式の日に親友に告白された話
「俺さあ、お前のこと好きなんだよね」
俺も親友が好きだ。
でも、それは恋じゃなかった。
高校最後の日に終わった、俺と親友の話。
◻︎タイトル通りのお話。
◻︎勢いで書きました。さらっとお読みください。
◻︎親友は、名前が出ずに終わります。
75
オレと、オレらの春から初夏
高校の卒業式を終えて時間を持て余していたオレたちは卒業ドライブに出掛けることにした。
76
行かないで
卒業式の日。大好きな人に告白しようとする「私」は成功させることができるのか?
77
桜吹雪に消えゆく面影
桜吹雪に消えゆくは、懐かしき人の面影か、幼き日の思い出か……
就職活動に失敗した美香は、大学の卒業式を終えてすぐ、故郷の町に帰ってきた。
二度と帰りたくなかったこの町に……
しかし、そこで美香を待っていた小さな出会いと再会が、おぞましい記憶を呼び覚ます。
そして暴かれた真実が、美香の凝り固まった心を解き放つ。
これは、家族を喪った悲しみに壊れた一家が、再び愛を取り戻す物語。
※こちらは第一回Work Write月例賞で入賞作に選んでいただきました。
https://novels.workwrite.jp/posts/1Zu_kFqJ
これもいつもご愛読いただき、応援して下さる皆様のお陰です。
まだまだ未熟ではありますが、より良い物語を紡げるよう精進してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
78
ともだちのつづき
好きになった人が、たまたま君だった。
手を繋いで、キスをして、一緒に笑って。
そんな毎日がずっと続くものだと思っていた。
たったひとつの恋だった、少しだけ苦いあの日の話。
79
同調、それだけでいいよ
同調と共感。
私が選ぶ、その人はーーー
高二の修学旅行。
そこで逃避を試みた山村沙咲は、あるきっかけから、片想いしていた仁井詩音と夜の街に繰り出す。
それを機に親しくなる二人だったが、仁井が沙咲に近づいたのには、沙咲を支配し続ける中学からの同級生、小路理花子が関わっていた。
さらには、仁井の親友の涼月司が、
「アイツは俺のコピーみたいなところがある。頼むから、アイツが沙咲のことを本気で好きになる前に、俺と付き合ってほしい。俺はアイツから逃れたいんだ」
と、自分は仁井に感情をコピーされ、沙咲への想いも仁井に真似されてしまうと言って告白までしてくる。
自分とは違う司に魅力を感じ、惹かれていくが、それは同時に、仁井と自分は似ていることを気付くきっかけになり・・・
高校卒業後に、沙咲の隣にいるのは誰なのか。
反対に、その後を知ることができなくても、思い出として残したいのは誰なのか。
青春を経て、
「同調、それだけでいいよ」
の意味は変わる。
80
少女たちは、涙を抱き眠る。
三人の少女たちは、それぞれが涙の理由を抱えていた――。
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『優しい雨が、君の頬を伝うとき。』
中学三年生の引きこもり男子、岩中優雨(いわなかゆう)は雨涙現象という超常現象に悩まされていた。
優雨が涙を流すと、周辺一帯に雨が降ってしまうという謎の現象。
その特異体質のせいでいじめられ、中学から引きこもりになった優雨。
冬休みも終わり、不登校のまま卒業しようとしていたが、小学校の時の同級生、天海早織(あまみさおり)が家に来る。
最後くらい一緒に学校に行こうと誘う早織だったが、実は早織も奇病を抱えていて……。
――泣きたくても泣けない少女。
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『たとえ君が、夢の中にいるとしても。』
中学三年生の後期に、青島栄人(あおしまえいと)は転校してきた。
心臓病を患っている妹のために……栄人は後期からの学級委員に立候補する。妹のために、優秀な生徒でいなければならなかった。
そんな中、過眠症によって引きこもりになっている生徒、水川日菜乃(みずかわひなの)を学校に通わせれば内申点が上がると企んだ栄人は、軽い気持ちで日菜乃の家に行く。
悲しい過去を持つ日菜乃と向き合っていく中で、栄人の気持ちが揺れ動いていく……。
――泣きたくなるほどの病を抱えている少女。
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『涙のワケは、桜が咲く頃に。』
生まれて初めての彼女、そして失恋。
僅か一週間であっけなくフラれてしまった高校三年生の野際圭斗(のぎわけいと)は、電車の中で涙を堪えていた。
電車の中で座りながら、涙を流さないように上を見上げると、目の前に立っている女の子が花井果歩(はないかほ)だということに気づく。
学年一のマドンナ女子である果歩も、圭斗と同じように涙を堪えていたのだった――。
――彼氏と別れ涙する少女。
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悩める少女たちが懸命に生きる……そんな青春短編集。