偏愛小説一覧
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宮廷使用人のメリアは男好きのする体型のせいで、日頃から貴族男性に絡まれることが多く、自分の身体を嫌っていた。
ある夜、悪辣で有名な貴族の男に王城の庭園へ追い込まれて、絶体絶命のピンチに陥る。
懸命に守ってきた純潔がついに散らされてしまう! と、恐怖に駆られるメリアを助けたのは『騎士軍師』という特別な階級を与えられている、策士として有名な男ゲオルグだった。
メリアはゲオルグの提案で、大切な人たちを守るために、彼と契約結婚をすることになるが――。
騎士軍師(40歳)×宮廷使用人(22歳)
ひたすら不器用で素直な二人の、両片想いむずむずストーリー。
※ヒロインは、むちっとした体型(太っているわけではないが、本人は太っていると思い込んでいる)
文字数 129,662
最終更新日 2021.01.21
登録日 2020.12.28
小さい頃から山猿姫と呼ばれて、領民の子供たちと野山を駆け回り木登りと釣りをしていた、リナ・イーリス子爵令嬢。
成人して社交界にも出たし、今では無闇に外を走り回ったりしないのだが、元来の運動神経のよさを持て余して発揮しまった結果、王都でも山猿姫の名前で通るようになってしまった。
もうこのまま、お父様が苦労してもってくるお見合いで結婚するしか無いと思っていたが、ひょんな事から、木の上から落ちてしまった私を受け止めた公爵様に婚約を申し込まれてしまう。
しかも、公爵様は「私の天使」と私のことを呼んで非常に、それはもう大層に、大袈裟なほどに、大事にしてくれて……、一体なぜ?!
両親は喜んで私を売りわ……婚約させ、領地の屋敷から王都の屋敷に一人移り住み、公爵様との交流を深めていく。
一体、この人はなんで私を「私の天使」などと呼ぶのだろう? 私の中の疑問と不安は、日々大きくなっていく。
ずっと過去を忘れなかった公爵様と、山猿姫と呼ばれた子爵令嬢の幸せ婚約物語。
※小説家になろう様でも別名義にて連載しています。
文字数 34,041
最終更新日 2020.11.29
登録日 2020.11.24
ある小児精神病棟にて、研修医アイリーンと少年ジョザイアが約束を交わした。『先生!僕と結婚して』『いいわ、貴方が大きくなったらね』この約束が強烈な執着と狂愛を呼ぶとも知らず。
その後.アイリーンは犯罪者用精神病棟に勤めていた。そこに大量殺人の罪で捕まったジョザイアが現れ恍惚とした笑顔で言う。『先生。僕だけの先生。会いに来たんだ。僕大きくなったでしょ?僕のこと受け入れてくれるよね?』
アイリーンはジョザイアによって、ありとあらゆる手段で追い詰められ、段々と事は彼の思惑どおりに動き始める。
⚠︎
軽度ではありますが、
グロテスクもしくは性的な内容、
もしくは挿絵が含まれることがあります。
文字数 159,781
最終更新日 2021.01.08
登録日 2019.06.20
「俺の剣(もの)になれよ、ティア」
私は光の聖剣ティア。私はずっと、真の使い手(マスター)を待っていた。そしてやってきた男は……っておい、なんだこのチャラ男は!?お前なんかに使われてたまるか!!◆◆小説家になろうにも掲載中。
文字数 41,484
最終更新日 2019.08.02
登録日 2019.07.12
マリージュア・グレースは、階段から落ちた衝撃で前世の記憶を思いだした。
それは前世の、柊 美琴の記憶であり、美琴がドはまりしていた『王宮帝華‐君に出会って恋を知る‐』というスマホアプリゲームであることを思い出した。同時に、自分がそのゲームの主要キャラである悪役令嬢ということに気づき絶望するのだった。
それもそのはず、マリージュア・グレースとは普通の悪役令嬢ではなかったからだ。
―――――成人の18歳までに初恋を実らせなければ呪いに蝕まれ灰になって消えてしまう。
数百年前に魔女の禁忌に触れてしまったマリージュアの祖先のことを幼い頃より聞かされてきたために、マリージュアは生きることを諦め始めていた。
しかし前世で推していたキャラ、(死亡フラグ持ち)のノア・マグレガン様がまだ生きていることを知ったマリージュアは自分の余命も気にせずにノアの死亡フラグを陰ながらバッキバッキと折っていくのだった。
――――自己犠牲?利他主義?そんなの知ることか!!推しが生きていればそれでいいのです!
※ 小説家になろうの方でも投稿しています!
文字数 25,046
最終更新日 2020.04.25
登録日 2020.04.16
呉服屋の次男、李仁と和装モデルの棗の激しい恋の物語。
一目惚れから発展した恋は、その愛の深さの分だけ醜悪だった。
愛=幸せ とは違う愛がある。
執着は愛なのか苦しみなのか。龍虎の愛が火花を散らす。
それは2人だけにしか理解出来ない愛の境地。
本当はこれはBLと言う括りしか無いのかと、作者自身悩ましい作品です。しかし男同士の恋愛を描いている以上、それはBLなんだと思います。
★マークは性描写もしくは暴力描写が有ります。ご注意ください。
文字数 95,825
最終更新日 2020.11.17
登録日 2020.10.11
荒れ狂う海の中に飛び込んだ私がさいごに見たのは、海の中を流離う土だった。塩水に目が痛む事すら気にならないくらい、その光景を目に焼き付けた。
ざああっ、と土を引きずるような波の音がして、私は目を覚ました。海と砂浜と、知らない小母さん。そして、目に入ってきた私の足は、不思議なことになっていた。海水に浸かると、魚の尾ひれに包まれる両足。青い鱗が輝いている。人魚さん、と呼ばれ、自分が人魚になってしまったのだと気づく。
主人公が古風な世界へトリップし、飢饉から村を救うために奮闘する物語。男を利用して村を救うはずが、男に本気で恋をされてしまって…。人魚という幻の美しさが男たちを惹き寄せる。
*更新ゆっくりめ。
文字数 68,802
最終更新日 2017.07.29
登録日 2017.03.02
文字数 1,243
最終更新日 2021.01.11
登録日 2020.10.21
ある街の片隅、気配を消すようにひっそりとその靴屋はある。
全幅の信頼をおいている「私」は履きなれた靴を直しに靴屋を訪れるが、靴屋からは新しく靴を変えるようにと提案される。
文字数 2,254
最終更新日 2020.01.10
登録日 2020.01.10
それは、長い夏の終わりの出来事。
死体の写真を眺めることが趣味の高校生の水崎識也は、ある日友人から死体があるという噂を聞いて廃ビルへと向かった。だがその最中、何者かに襲われて彼は意識を失う。
そして彼が目覚めたのは――
ミステリーのような恋愛のようなヒューマンドラマのような何か。
よくわからないジャンルですが、ご一読頂ければありがたいです。
※「小説家になろう」様、「カクヨム」様で連載していたものを加筆・修正したものになります。
文字数 98,951
最終更新日 2018.06.17
登録日 2018.05.31
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