短編小説一覧
大学卒業を控えた永瀬蒼樹(ながせあおい)は、将来を漠然としか考えられなかった。
就職活動もうまくいかず、どうしようかと考えているときに最悪の報せが舞い込んでくる。
大好きだった祖父の訃報――
それは、蒼樹の将来を決断させるには十分な出来事だった。
「俺、決めたよ。後を継ぐ」
蒼樹は祖父の経営するレトロ喫茶「プラムコレクト」が大好きだった。
子どもの頃から祖父が病気で入院して店が休みになるまで、毎日のように通い続けていたのだ。
憩いの場の喫茶店を潰す訳にはいかない。
決心した蒼樹は、両親の反対を振り切って自分が後を継いでレトロ喫茶のマスターになることを決意する。
蒼樹は呼びだした二人の幼なじみへレトロ喫茶のマスターになることを告げる。
困惑した幼なじみ二人だったが、ぼんやりとして頼りない蒼樹を放っておくことなどできない。
「そうか。俺は応援する。応援だけじゃなく、俺のことを雇ってもらって一緒に働かせてほしい」
「あー! 分かったよ。俺も協力する。このレトロな喫茶店を地域で一番流行る店にしてやるから覚悟しておけよ!」
ぼんやり無自覚マスターが経営するレトロ喫茶の行く末は?
幼なじみ二人の想いは?
ゆっくりとした時間の中で、じれじれする恋のお話です。
・表紙はかんたん表紙メーカーで作成しています。
・毎日7時に投稿予定です。
・勢いで書いてます。誤字脱字等チェックしてますが、不備があるかもしれません。
・公開済のお話も加筆訂正する場合があります。
文字数 55,388
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.10.01
時は明治、山の麓の村は日照りや嵐で不作により人死寸前の飢饉に陥っていた。
そこで豊穣の神である山神様へ、花嫁を嫁がせる因習を行う事となった。
自分の娘に白羽の矢が立ったコノハは、娘の代わりに山神様へ嫁ぐ強硬手段へ出た。
娘の為、村の為、山や畑の実りを安定させる為にコノハは奮闘しながらも、しっかり嫁として役目を果たしていく。
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※があるものが性的描写有り。
文字数 26,283
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.07
2023.9.19~完結一日目までBL1位、全ジャンル内でも20位以内継続、ありがとうございました!
美形アルファと平凡オメガのすれ違い結婚生活
(登場人物)
高梨天音:オメガ性の20歳。15歳の時、電車内で初めてのヒートを起こした。
高梨理人:アルファ性の20歳。天音の憧れの同級生だったが、天音のヒートに抗えずに番となってしまい、罪悪感と責任感から結婚を申し出た。
(あらすじ)*自己設定ありオメガバース
「事故番を対象とした番解消の投与薬がいよいよ完成しました」
ある朝流れたニュースに、オメガの天音の番で、夫でもあるアルファの理人は釘付けになった。
天音は理人が薬を欲しいのではと不安になる。二人は五年前、天音の突発的なヒートにより番となった事故番だからだ。
理人は夫として誠実で優しいが、番になってからの五年間、一度も愛を囁いてくれたこともなければ、発情期以外の性交は無く寝室も別。さらにはキスも、顔を見ながらの性交もしてくれたことがない。
天音は理人が罪悪感だけで結婚してくれたと思っており、嫌われたくないと苦手な家事も頑張ってきた。どうか理人が薬のことを考えないでいてくれるようにと願う。最近は理人の帰りが遅く、ますます距離ができているからなおさらだった。
しかしその夜、別のオメガの匂いを纏わりつけて帰宅した理人に乱暴に抱かれ、翌日には理人が他のオメガと抱き合ってキスする場面を見てしまう。天音ははっきりと感じた、彼は理人の「運命の番」だと。
ショックを受けた天音だが、理人の為には別れるしかないと考え、番解消薬について調べることにするが……。
表紙は天宮叶さん@amamiyakyo0217
文字数 65,679
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.09.18
「あの、行かないで……今夜あたりからヒートが……」
Ωのリオルはαの夫・シグルドに家にいてもらえるよう懇願する。いつもヒートのときに夫はそばにいてくれない。でも今度こそは抱いてもらいたかった。
「別にヒートを起こしたからって死ぬわけじゃないだろ? ひとりで耐えろ」
夫からの無情な言葉。それもそのはず、ふたりは政略結婚だ。シグルドはリオルにまったく興味がないのだろう。
悲しみに暮れるリオル。シグルドはリオルの幼馴染で初恋の相手だったから、二つ返事でこの結婚を承諾したのに——。
ハッピーエンド短編です。
シグルド(20)王立騎士団所属のエリートイケメンα。平民。金持ちの商人の息子。
リオル(20)没落寸前の名家の息子。貴族。Ωなのに平凡な見た目。会話下手。引っ込み思案。
✽.。.:*・゚ スペシャルサンクス✽.。.:*・゚
・*:.。 。.:*・゚まきたん&ゆあたん&ルイっち✽.。.:*・゚
文字数 22,295
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.07
「樹を傷物にしたの俺だし。責任とらせて」
「その言い方ヤメロ」
黒川樹の幼馴染みである九條蓮は、『運命の番』に憧れるハイスペック完璧人間のアルファである。蓮の元恋人が原因の事故で、樹は蓮に項を噛まれてしまう。樹は「番になっていないので責任をとる必要はない」と告げるが蓮は納得しない。しかし、樹は蓮に伝えていない秘密を抱えていた。
◇同級生の幼馴染みがお互いの本性曝すまでの話です。小学生→中学生→高校生→大学生までサクサク進みます。ハッピーエンド。
◇オメガバースの設定を一応借りてますが、あまりそれっぽい描写はありません。ムーンライトノベルズにも投稿しています。
文字数 18,630
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.05
初心者だっていいじゃない!
というわけで。
執筆活動のなかで思ったことなどを、ゆる~く書いていきます!
文字数 7,765
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.11.28
アンナベル・ウィンスローは、名家の令嬢として育ち、美しい容姿と優雅な気品で知られていた。彼女はある日、突然の婚約破棄を告げられ、心を痛めていた。相手は高貴な公爵であり、彼女にとっては理想の相手だった。しかしそれも過去のことで、アンナベルは悲しみに暮れる日々を送っていた。
文字数 850
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.10
異世界に転生した。
気がついたら赤ん坊になっていた。
私は、異世界で産まれた時、前世日本人だった記憶があった。
だから異世界転生かなと思った。
文字数 1,053
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.10
イギリス、19世紀のロンドン。美しい貴族令嬢エリザベス・ウィンスロウは、人々に愛される優雅な女性として知られていた。彼女は貴族の出自にふさわしい教育を受け、高貴な振る舞いを身につけていたが、一方で心優しい性格で周囲からの信頼も厚かった。そんな彼女が心を奪われる相手は、ロンドンを代表する美貌と名声を持つ公爵、ウィリアム・キャンベルだった。
文字数 1,119
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.10
婚約者である王子が他の女性と親しくしているのを見ていました。
妹が一緒にいて欲しいと言ったので、仕方なく残っていましたが……婚約破棄を言い渡された時、私はやっと妹を捨てる決心がついたのです。
妹が私を裏切ったりしなければ、もしかしたら結婚した未来があったかもしれないですが……
そんな時に聖女様が現れました。
文字数 117,879
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.07
退職間際の先輩と足繁く通うキャバクラ。夜の街で生まれた恋の話です。
この恋は、アルコールみたいに一時的に酔うだけで終わるのか、それとも・・・。
短い話ですので、通勤・通学時に読んでいただければ幸いです。
感想等いただけますと今後の励みになります。よろしくお願いします。
文字数 3,866
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.09
公爵令嬢リスタです。
でも、明日からはただの平民のリスタになります。
私は、王妃様に勧められるまま教会に行き、聖騎士様に見守られながら誓いを立てました。
「私、リスタは、公爵令嬢の地位を自ら捨て去り、今日この場より聖女として生きていく事を誓います」
私にこんな力があるなんて思いもしませんでした。でもきっとこれで復讐ができるはず……。
それから一週間後。王城で王太子との婚約破棄が行われました。
文字数 119,693
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.07
オレはごく普通の会社に勤める平凡な男だ。
妻と2歳になる息子がいる27歳の男……だった。
ーーーあの男と出会ってしまったあの日までは。
ある男と出会ってしまったことで人生を変えられた男の物語。
※「逆らえない欲求」に登場した『リーマン』こと、会社員の男が主人公です。
本編完結しました!
【番外編 不定期に配信予定です】
※『横書き』方向に設定してお読みください。
文字数 308,385
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.03.08
保護欲強めのDom×訳アリな健気Sbu
熊狩勝利は完璧なDomらしい見た目に反してその欲求は自分のSubを溺愛したいというもの。けれど寄って来るのはハードプレイ所望者ばかりで今夜も合コンに敗れての帰宅。
『お兄さん、俺を買わない?』
欲求不満と酒に酔いつぶれた夜に声をかけてきたのは、全裸の露出魔――――!?!?
・基本攻め目線です
・受けが他のDomに乱暴されてしまう描写があります
文字数 23,859
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.05.21
「公園に捨てられた可哀想なウサギだと思ったらただのえろウサギでした。」
ある日の帰り道、タケルがふと公園の隅にひっそりと置かれてあったダンボールに気づき中を見ると、そこにはそれはそれは可愛い白いウサギが捨てられていました。そのウサギのネームプレートにはジレンと書かれており、このまま放っておいたら死んじゃうかも…心優しいタケルはそのウサギを連れて家に帰ります。タケルはウサギの汚れを取ろうと一緒にお風呂ります。ウサギの体を洗ってあげようとするとウサギの背中にぷっくりとしたホクロがあるのに気づきます。タケルは変わったホクロだと不思議に思いながら興味本位で優しくそのホクロをぷにぷにと押してみました。するとなんと…可愛い可愛い白いウサギはポンっと魔法にでもかかったかのように細マッチョのイケメンに変身するのでした。突然の出来事に驚くタケル…目の前にいるウサギだったはずのジレンは甘い視線でタケルを見つめニヤッと微笑みます。タケルとジレンの不思議な甘い共同生活は一体どうなるのでしょう?
文字数 37,577
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.11.30
夕暮れの庭園で、優美な令嬢であるエレナは、鳥のさえずりと風のそよぎに耳を傾けながら、悲しげな表情で花を摘んでいた。もうすぐ訪れるはずだった結婚式を取り消すための手紙が、今日の朝に届いたのだ。相手は、名家の公爵であり、彼女が愛する相手だった。しかし、公爵の不貞行為が明るみに出てしまったために、婚約は破棄されることになったのだ。
文字数 1,104
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.10
とある世界の、とある国。この国には騎士団がありました。その中でも一番強く、見目麗しく。端正な顔立ちをした騎士団長・アラン。だれもが完璧だと思っている彼にも、人には言えない秘密があった。
(一人で上手にイケない────!」
その悩みを解消すべく、国一番の賢者と名高いある人物の元へ訪れてみたアランだったが、賢者・レオの助言はアランにとって驚くもので……──!?
無知よりの騎士団長さんが、賢者さんに好きなようにされていく感じです。
緩いRな内容の小話を書ければと思っています。短く終われば良いなと思っています
※内容によっては小スカ表現が入る可能性があります。そのため、タグに念のため入れました
文字数 59,315
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.10.16
戦う神父さま×年上吸血鬼。二十代×五十代。長身×小柄。中世ヨーロッパ風ファンタジー。
闇の眷属と戦う神職『武装司祭』である若きゲオルギウス神父は、宿敵である吸血鬼の真祖・ルゴシュとの背徳的な関係の中にあった。殺すべき敵でありながら惹かれて止まない年上の男は、それと知って神父であるゲオルギウスに身体を差し出す。
強引な俺様系若者×妖艶美中年の羞恥責め強めのお仕置きエロです。本編「¿Quo Vadis ?─クォ・ヴァディス─」の番外編ですが、単品でお読みいただけます。
●ゲオルギウス/23歳/185cm/90kg/小麦色の金髪に濃青の瞳。棒術使いの武装司祭。ルゴシュを宿敵とする。
●ルゴシュ/見た目40代後半~50代/162cm/45kg/耳を隠す程の銀髪・翡翠色の瞳。小柄だが圧倒的な力を持つ不死鬼(ノスフェラトゥ)
本編:https://www.alphapolis.co.jp/novel/922355476/695783966
長く、そして重めのお話ですので、あらすじをお読みの上でいけそうであればよろしくお願いします。4節に1節くらい本作のような容赦のないエロシーンが含まれております。
※本作品に登場する世界観は全て架空のものであり、実在するいかなる宗教団体・または現実の歴史とも一切無関係です。
文字数 9,231
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.09.03
完璧な姉と比べ、私は何をやってもダメな出来損ないだった。
そんな私を父は馬鹿にして、婚約者も心の中では私を疎ましく思っていた。
そんな折、私は偶然にも婚約者の聞いてはいけない会話を聞いてしまう。
「あんなのと結婚なんて気が重いよ。もういっそ婚約を破棄してしまいたいよ」
文字数 2,741
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
貴族令嬢エリザベスは、公爵からの婚約破棄の言葉を聞いて心が傷ついた。彼女は一週間以上も部屋に引きこもり、食事もほとんど摂らない日々を送っていた。公爵との結婚は、彼女にとって理想の未来であり、彼からの裏切りは彼女を深く傷つけたのだった。
文字数 1,054
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
僕は林檎の木の精霊。僕が見上げる屋敷の窓辺にいるとてもとても綺麗なあのヒト。いつからか僕は彼に憧れて見つめるようになっていたんだ。僕とは住む世界が全然違うような『憧れの君』。でもひっそり見つめることくらいはしてもいいよね……って思っていたのに、僕の木のところに来てくれるなんて思ってもなかったんだ。
◇◇◇
作者は林檎が大好きで、冬はヒャッハーしてるのでそのヒャッハーな気分のまま林檎愛を込めました。
文字数 17,475
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.02
文字数 75,187
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.09.23
内戦の続く母国のスラム街から、身体を売って這い上がった男、レイ・ダベンハイム。
国内最大の医療グループの跡取りでありながらも、冷遇され、血族との関係を絶った男、
ハロルド・リー。
母親の再婚相手から虐待され、結果的に人を殺めてしまった男、シロウ・フジタ。
ある特殊部隊に所属する三人の男達が、葛藤を抱えながらも、それぞれの最愛に出逢う話。
文字数 113,360
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.06.09
失恋に涙したその日。交通事故で命を落とした俺は、男のまま“白雪姫”に転生していたーー。
文字数 4,527
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.07
底辺作家の大塚蓮司は自称ファンの山崎和馬に拉致監禁された。小説の続きを書けと山崎に迫られるが、大塚はスランプのため書けない。そこで山崎は二人で小説を書くことを提案する。
☆月歌ってどんな人?こんな人↓↓☆
『嫌われ悪役令息は王子のベッドで前世を思い出す』が、アルファポリスの第9回BL小説大賞にて奨励賞を受賞(#^.^#)
その後、幸運な事に書籍化の話が進み、2023年3月13日に無事に刊行される運びとなりました。49歳で商業BL作家としてデビューさせていただく機会を得ました。
☆表紙絵、挿絵は全てAIイラスです
文字数 13,692
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.05
「うれしいです、お兄様!」
「ああ。君の喜ぶ顔をどうしても見たくてね。気に入ってもらえると嬉しいのだけれど」
その会話だけを見れば、大変に仲睦まじい兄妹に見えるかもしれない。しかしこれは異常なほどの関係であった。
「けれど、私ばかりがこんなに幸せになったらなんだか申し訳ないですわぁ」
彼女が言ったのはもちろん、兄ラクレートの婚約者、自分にとっては義姉にあたるレイナに関してだろう。こうしてわざわざ言葉にするあたり、彼女を煽る意思があることは間違いない。
「心配することはないさ。僕にとって一番大切なのは間違いなく君なんだ。それを理解できないような相手に、かける愛情などかけらもないとも」
彼の言葉は一切嘘偽りのないものだった。だからこそ性質の悪い愛情であり、周囲の人々からも不安視されるようなものだった。
「こんなにうれしいことをしていただいて、黙っているのも悪いですわね。きちんとお姉さまには報告してあげましょう♪」
あなたの婚約者はあなたではなく、こんなにも私の事を愛しているのだと。
「やれやれ。なんだか恥ずかしいなぁ。こんなに君のことを愛しているとバレてしまうのは(笑)」
自分たちが完全に上にいるからと、このような言葉を続けられるのだろう。しかし彼女の正体を知った彼らは、その表情を絶望で染めることとなる…
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文字数 1,007
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
文字数 3,836
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09