短編小説一覧
大学卒業を控えた永瀬蒼樹(ながせあおい)は、将来を漠然としか考えられなかった。
就職活動もうまくいかず、どうしようかと考えているときに最悪の報せが舞い込んでくる。
大好きだった祖父の訃報――
それは、蒼樹の将来を決断させるには十分な出来事だった。
「俺、決めたよ。後を継ぐ」
蒼樹は祖父の経営するレトロ喫茶「プラムコレクト」が大好きだった。
子どもの頃から祖父が病気で入院して店が休みになるまで、毎日のように通い続けていたのだ。
憩いの場の喫茶店を潰す訳にはいかない。
決心した蒼樹は、両親の反対を振り切って自分が後を継いでレトロ喫茶のマスターになることを決意する。
蒼樹は呼びだした二人の幼なじみへレトロ喫茶のマスターになることを告げる。
困惑した幼なじみ二人だったが、ぼんやりとして頼りない蒼樹を放っておくことなどできない。
「そうか。俺は応援する。応援だけじゃなく、俺のことを雇ってもらって一緒に働かせてほしい」
「あー! 分かったよ。俺も協力する。このレトロな喫茶店を地域で一番流行る店にしてやるから覚悟しておけよ!」
ぼんやり無自覚マスターが経営するレトロ喫茶の行く末は?
幼なじみ二人の想いは?
ゆっくりとした時間の中で、じれじれする恋のお話です。
・表紙はかんたん表紙メーカーで作成しています。
・毎日7時に投稿予定です。
・勢いで書いてます。誤字脱字等チェックしてますが、不備があるかもしれません。
・公開済のお話も加筆訂正する場合があります。
文字数 49,582
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.10.01
本編完結 11月5日から番外編更新
番に捨てられたΩが、幸せを掴んでいくお話です。
ツイノベで公開していた分です。
文字数 46,753
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.10.31
幼いころから高貴な家柄に生まれ育ったレイラは、美しい容姿と教養を持つ貴族令嬢だった。彼女は幼少期から公爵家の御曹司であるアレックスと婚約しており、周囲からは理想のカップルとして讃えられていた。しかし、幸せな未来を夢見ていたその日、アレックスから突然の婚約破棄を告げられた。
文字数 1,018
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.29
貴族令嬢であるジュリアンナ・ハートは、美しい金髪と碧い瞳を持つ、優雅で気品あふれる女性だった。彼女は高貴な家柄の出身であり、幼い頃から美しいものや雅なものに囲まれて育った。そして、その美しい容姿と優雅な振る舞いによって多くの紳士たちが彼女に求婚を申し込むほどの人気者であった。
文字数 1,104
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.29
文字数 25,086
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.29
【本編完結!】【番外編の更新はじめます!】
幼馴染のために奮闘する、ちょっぴりおバカな主人公:オーアマナの異世界転生記!
あまり愛想がないけど、仕事に真面目な幼馴染:クンシラが恋をした!?
幼い頃、破滅必須の悪役令息から脱却するキッカケをくれたクンシラ。その恩を感じているオーアマナは、”恋のキューピット”という恩返しをすることを思いつく!
しかし、恋愛経験極薄のオーアマナの”恋のキューピッド”作戦はどこかズレているうえに空回りしているようで……?
よくある「BLゲームへの異世界転生」だけど、どこかズレている。
王道のようで、王道じゃない!?ドタバタほのぼのストーリーです!たぶん!!
※BLゲーム設定は、転校生(ゲームの主人公)が登場人物たちと恋愛する乙女ゲーム。
※ムーンで公開している自作品の設定を使用して”勢い”と”ノリ”で再構成した物語です。
※時々出てくる、いにしえ(?)のBL設定にツッコミを入れつつ楽しんでもらえれば幸いです。
※全9話。後半、無理やりなシーンが一部出てきます。苦手な方はご注意ください。
※番外編の更新は不定期です。公開後に誤字脱字含む加筆修正を行うことがあります(物語の大筋に大きな影響はありません)
文字数 44,570
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.10.23
でも私は首を縦にはふりません。
だって私が皇太子様との婚約を破棄されたのは妹のせいだからです。
だから私は王太子殿下と侯爵令息、それに国王陛下が私を処刑しようとするのをひたすら断り続けました。
するとある日、神が私に話しかけてきました。
「あなたはその男性二人と女性に復讐したいですか?」
そうです。私は妹と王太子殿下、そして侯爵令息に復讐しなければなりません。
私がそう答えると神は答えました。
文字数 162,543
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.27
僕は18歳、ヨーロッパを中心にレーシングドライバーとして活動してます。14歳まではレーシングカートや非公式の小さなサルーンカーレースなどに出ていたものの、14歳の時カートの世界ジュニアとヨーロッパジュニア選手権で2位に入賞したこともあり15歳から公式のフォーミュラカーなどにだけ出ることができる特別なライセンスを取得してフォーミュラカーレースに参戦していました。F1より下のクラスのジュニアフォーミュラやミドルフォーミュラといってもカートのレースより何倍ものお金がかかるためGT3カーやプロトタイプスポーツカーでの耐久レースにも出てますが当然それだけでは足りません。なのでその足りないお金はパパに出してもらっています。もちろん実際の父親と違うお金を出す代わりに体で奉仕するあのパパです。
文字数 5,491
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.24
貴族令嬢エリザベス・ウィンザーは、美しい金髪とエメラルドのような瞳を持つ、社交界でも人気のある女性であった。彼女は高貴な家柄で育ち、幼い頃から美しい服と宝石で飾られた豪華な生活を送ってきた。ある日、彼女は社交界で最も権力を持つ公爵であるウィリアム・ハミルトンと婚約することになった。
文字数 1,074
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.29
「ラレミーナ、君は第二王女であることを良い事に、鍛錬をないがしろにしたばかりか王国の財宝をくいつぶしているそうだな。そんな君にここにいる権利はない。婚約の話とも合わせて、すべての関係を破棄の上に追放とさせてもらおう」
そんな事実など全くないというのに、それを事実であると信じ切ってしまっているグラーゼ王子。それもそのはず、彼は溺愛する妹であるアルシェナから、直接にその話を聞いたためだ。アルシェナは王女として婚約が内定したラレミーナの存在が面白くなく、その権力と立場を追い落とすためにありとあらゆる手段を使って攻撃を図っていた。王宮の中では、彼女に少しでも逆らえば追放というありえないような状況が現実のものとなっており、そんな彼女に目をつけられたラレミーナもまた、こうして失脚を狙われていたのだった。
「し、しかしグラーゼ様…私には前世の記憶を覚醒させて人々を幸福へと導くという使命があります…それを放棄してしまうのは、多くの人々の期待を裏切ってしまう事に…」
「そんなものはもうどうでもいいんだ。どうせ無理なのだろう?アルシェナが言っていたのだから間違いはない。結局君は聖女の記憶を呼び覚ますことなど、できはしなんだ。それさえ理解できたなら、もうどうだっていいんじゃないか?」
乱暴な口調でそう話す王子に、取り付く島もない。ラレミーナは一応その場において身を引き、落ち着いた後になって再び会話を試みたものの、一度この状態になってしまった王子になんの策も無意味だった。
――――
文字数 1,077
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
爽やかスポーツマンα × 妄想巣作りのキュートΩ☆ お互いのフェロモンをくんかくんかして「甘い❤」ってとろんっとする、可愛い二人のもだきゅんラブコメ王道オメガバースです。
オメガ性を持つ大学生の青葉はアルバイト先のアイスクリームショップの向かいにあるコーヒーショップの店員、小野寺のことが気になっていた。
彼に週末のデートを誘われ浮かれていたが、発情期の予兆で休憩室で眠ってしまう。
目を覚ますと自分にかけられていた小野寺のパーカーから香る彼のフェロモンに我慢できなくなり、発情を促進させてしまった!
他の男に捕まりそうになった時小野寺が駆けつけ、彼の家の保護される。青葉はランドリーバスケットから誘われるように彼の衣服を拾い集めるが……。
ハッピーな気持ちになれる短編Ωバースです
文字数 62,917
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.10.31
とある世界の、とある国。この国には騎士団がありました。その中でも一番強く、見目麗しく。端正な顔立ちをした騎士団長・アラン。だれもが完璧だと思っている彼にも、人には言えない秘密があった。
(一人で上手にイケない────!」
その悩みを解消すべく、国一番の賢者と名高いある人物の元へ訪れてみたアランだったが、賢者・レオの助言はアランにとって驚くもので……──!?
無知よりの騎士団長さんが、賢者さんに好きなようにされていく感じです。
緩いRな内容の小話を書ければと思っています。短く終われば良いなと思っています
※内容によっては小スカ表現が入る可能性があります。そのため、タグに念のため入れました
文字数 49,258
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.10.16
伯爵令嬢のアンティーラは爵位を継ぐために別邸を父親から与えられ、そこで将来に向けた勉強と書類仕事をこなす毎日。
そんな中婚約者であるマッディは仕事も手伝わずにヒモ生活を満喫しながら、自分の家から連れてきたメイドと平然と浮気をしていた。
最初は婚約者の裏切りを我慢していたアンティーラだったが、ある日たまらず「浮気ならよそでやって」と言ったところマッディから逆ギレされ、あげくに浮気相手のメイドからも「あなたのほうが浮気相手で私の方が本命だから彼と別れて」と迫られる。
一度はやり直そうとしたものの煮えきらない婚約者の態度に婚約解消を決意したアンティーラだが、別れ話を切り出されたマッディは豹変し、メイドをも巻き込んで信じられないような行動に出て――⁉
文字数 13,329
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.27
バース検査でオメガ(Ω)の判定が出た
水澄 星也(みすみ ほしなり)
色々な葛藤もあったが、諦めずに進学、就職、社会人として苦労しつつも、前向きに生きていこうとする。
バース検査三回目で、アルファ(α)の判定が出た
渡辺 一太(わたなべ いちた)
周囲の対応が変わり過ぎてしまい、
人間不振に落ちる。
そんな二人が、出会っていろんな事が
ありつつ、友人になって恋人になって
いくお話です。
β→α×Ω オメガバース多少設定がざるかもしれません。よろしくお願いします。
初めて、投稿するためいろいろ不手際あると思います。やさしい目で見ていただけるとありがたいです。
文字数 39,953
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.10.31
元刑事は退職の原因となったプロジェクトをめぐり、内閣情報調査室の次席だった人物に会いに行くが、なかなか尻尾を掴ませない。
遡って、このプロジェクトの発端になった中小の化学会社では、社長職を引き継いだ人物と、プロジェクトの中心人物が経営について話し合う。
文字数 17,967
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
光り輝く宮殿の中で、美しい貴族令嬢エリザベスは、燃えるような情熱で公爵ローレンスに愛を捧げていた。しかし、ある日突然、ローレンスはエリザベスに冷たく、無情に婚約を破棄すると告げた。傷心し、絶望に打ちひしがれたエリザベスは、彼を忘れることができなかった。しかし、彼女の心は怒りに満ちており、復讐心が芽生えていた。
文字数 779
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
結果をもたらすのはあなたの想いではありませんか?
彼女は妹の全てを把握していた…だからこそ彼女の言葉に、異論を唱えることは誰にもできないのだった。
文字数 176
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
中学最後の学年、三年生になって四ヶ月近くが経った白内一冴は、とある招待を受けていた。
その招待は、潮ノ宮病院という場所からで、、、。
これは、少し不思議な数ヶ月の物語。
文字数 1,702
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.27
文字数 62,611
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.09.23
文字数 3,232
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
趣味でBL小説を書く俺の元に、ある日神絵師からリプが来た!
陽キャで絵が上手い憧れの絵師Leoと会う事になった俺は――なぜか彼の下に組み敷かれていた!?
文字数 44,998
最終更新日 2023.11.28
登録日 2022.12.20
「クレーフ様が婚約破棄を?」
その知らせがもたらされたのは、朝方であった。まだ皆眠気も覚めぬこの時間帯に、大きな動乱がもたらされる。
「…婚約破棄、ですか…」
クレーフ婚約関係にありながらも、立ち位置的には微妙な関係であったフィーア。今回の件は彼女にとっても意外なものであった。
「まさかクレーフ様がこのような選択をなされるとは…フィーア様の心情も、さぞお辛いものでございましょう…」
「わ、私は別に…ただ気がかりなのは、彼のもとにいる大切な友人たちですね…」
婚約破棄など一向に構わないけれど、筋は通してもらわなければこまる。そちらから一方的にもたらされた婚約、そして今回の婚約破棄。ただのわがままでは絶対に済まさない。
「おそらく、かねてから親しい関係にあったシーナお嬢様と結ばれる選択をされたのでしょう…全く、我々に知らせもなく何たる裏切り…」
もはや彼の味方は誰もいない。こんなわがままに付き合ってくれるような人物はどれだけ身近な存在だったとしてもいるはずがない。ゆえに私は、きちんと彼に行ったことの責任を取らさなければならない。
文字数 689
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
娼館で男妾として働く淫魔で、かわいい系美少年のラミュカ(♂)は、ある日突然おっぱいからミルクが出てきてしまった!!お客には喜ばれるが心の中では嵐が吹き荒れる。
そんなラミュカに、同期で友人の同じく淫魔のロゼが、魔界の病院を紹介してくれた。
そこでの診察結果は…………
※実はかわいいものが大好き美しい悪魔先生(カタリナ)×かわいい系淫魔ラミュカ
※ラミュカ(受)が出乳症という病気(?)になって、男の子なのにおっぱいからミルクが出て来て困っちゃうお話です。
※ラミュカは種族&お仕事上客とエッチをガッツリしてます。
※シリアスではありません。
※ギャグです。
※主人公アホかと思います。
※1話だいたい2000字前後位です。
※こちらR-18になります。えっちぃことしてるのには☆印、えっちしてるのには※印が入っています。
※ムーンライトさんでも掲載しています。
※宇宙のように広いお心でお読みください※
文字数 13,031
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.23
ローザベルは華やかな宮殿の中で、美しいドレスを身に纏いながら深くため息をついた。宮廷の中で最も魅力的な男性とされる公爵との婚約を得たことで、彼女の人生は一変したかに思えたが、その夢はあっという間に崩れ去ってしまった。公爵は彼女に冷たくなり、ついには婚約を破棄すると告げたのだ。
文字数 878
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
二人が互いを認められる立場にあったなら、きっとこうはならなかったのでしょう。しかしそれを乗り越えられるには私たちの認められうる限界を越えなければならないのです。
文字数 170
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
エルバラン王国の中には、かねてから伝承される伝説があった。この国のどこかには、国とそこに住む人々の全てを幸福に導く能力を持つ聖女がいるとされている。そのために王国王子であるロンバー王は、長きにわたってその存在を探し続けてきた。そしてその果てに、ある存在にたどり着いたのだった。
「私こそが聖女に違いありません。ろくでなしの姉ばかりが押されていますが、絶対に私こそが聖女として覚醒できることを確信しています」
以前の婚約者をはさんで、義理の関係にある二人の姉妹。この姉妹は仲の悪さで有名であったが、その原因の全てはこの妹のフェルナの方にあった。なんでも自分を中心に考え、周囲の人々の迷惑など一切考えもしない。一方で姉のユリアは謙虚で内気、静かな性格であり、争いなど好みもしない性格であった。
「なるほど、確かにその力強さは立派だな。ぜひその力を我々のために使ってほしい」
同じく穏やかな性格であるロンバー王は、柔らかい口調でそうフェルナに告げた。…しかし彼女には、自身の力を人々のために使おうなどとは一切思ってもいなかった。ただただ自分が国の中で上に位に行き、権力を自身のものとしたいという欲望から行動しているのみであった。そんな彼女が姉のユリアに吐く言葉は決まって…
「見たでしょ?私こそが聖女でもう決まり。今まであんたが聖女かもしれないなんて考えるくだらない人たちがあんなを持ち上げてくれてたみたいだけど、それももう過去の話。これからは私がこの国の一番上になるんだから、これからは口の利き方に気を付けてくださいな、お姉様」
吐き捨てるように彼女はそう告げると、ユリアにゴミを投げつけた後にその場を後にした。ユリアは特に反論するでもなく、その後姿をただ静かに見つめるのみであった。…なぜ彼女がそうしたのかと言うと、彼女にはある確信があったためだった…
文字数 1,103
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28