軍人小説一覧
私は見ないふりしていた。
だって彼には運命の恋人がいるから。
──ほら、2人が出会ってしまった。吉原の大門の下で彼らは見つめ合っている。
海軍の将校さんと吉原の遊女の甘く切ない恋が始まった。
私の名前は宮園亜希子。大正風ドラマの世界に転生してしまった女学生だ。
当て馬にもなれぬ私は自分の恋心に蓋をして、二人の恋を炎上させるマッチ役に徹するのだ!!
(全17話)
文字数 58,101
最終更新日 2022.08.02
登録日 2022.07.01
禁煙させたいディークとヘビースモーカーなマーズのしょうもないお話。
オッサン(40代前半)×オッサン(30代後半)。
※ムーンライトノベルズさんでも公開しておりす。
文字数 6,819
最終更新日 2021.06.05
登録日 2021.06.05
「最高の軍人」天使種の軍人「G」は最も上の世代「M」の指令を受けて自軍から脱走、討伐するはずのレプリカントの軍勢に参加する。だがそれは先輩で友人でそれ以上の気持ちを持つ「鷹」との別れをも意味していた。
文字数 62,227
最終更新日 2020.05.08
登録日 2020.05.04
一九四四年。戦時中。まだ特別攻撃隊があらわれる前のこと。
海軍の航空隊がある基地に、須古銀次(すこぎんじ)という男がいた。その者は、身長が高く、白髪で、白鬼と呼ばれる。
彼が個室の部屋で書類に鉛筆を走らせていると、二人の男達がやって来た——憲兵だ。
彼らはその部屋に逃げ込んだ二人組を引き渡せと言う。詳しい事情を語らない憲兵達に、須古は口を開いた。
「それは、正義な(正しい)のか」
言い返された憲兵達は部屋を後にする。
すると、机下に隠れていた、彼杵(そのぎ)と馬見(うまみ)が出てきた。だが、須古はすぐに用事があるのか、彼らに「〝目を閉じ、耳を塞ぎ、決して口を開くな〟」と言って隠れるように促す。
須古が部屋を出て行ってすぐに憲兵達は戻ってきた。
※当作品はフィクションです。
作中の登場人物、時代、事情、全てにおいて事実とは全く関係ありません。
文字数 11,942
最終更新日 2020.10.27
登録日 2020.10.24
とある大国が隣国へ武力侵攻した。
世界の人々はその行為を大いに非難したが、争いはその二国間だけで終わると思っていた。
しかし、その数週間後に別の大国が自国の領土を主張する国へと攻め入った。それに対し、列国は武力でその行いを押さえ込もうとした。
世界の二カ所で起こった戦争の火は、やがてあちこちで燻っていた紛争を燃え上がらせ、やがて第三次世界戦争へと突入していった。
戦争は三年目を迎えたが、国連加盟国の半数以上の国で戦闘状態が続いていた。
大海を望み、二つの大国のすぐ近くに位置するとある小国は、激しい戦闘に巻き込まれていた。
その国の六人の少年少女も戦いの中に巻き込まれていく。
文字数 20,213
最終更新日 2022.05.03
登録日 2022.03.02
胡散臭い魔法使い(男)と堅物少将閣下(女)の攻防…とまではいかない恋愛物語。
出会ってからというもの少将閣下に愛を囁き続けてきたが、一向に報われない魔法使いは最終手段に出ることにした。
偶然掴んだ情報を利用して。
全6話
部誌に掲載したものを添削
小説家になろう 2012/06/10 投稿&改稿
アルファポリス 2018/08/21 改稿&投稿
文字数 9,476
最終更新日 2018.08.26
登録日 2018.08.21
空大陸エルドラ。古代より歴史は長く『地神』と呼ばれる結晶を駆使して『進化』を繰り出す先人が居た。『進化』は技を一段階上げた状態の技で痣を発動させる機能がある。長時間使い過ぎると麻痺や毒、痙攣などの副作用が生じて最悪、死に至る。痣は神の祝福が訪れると脳裏に宿り望めばいつでも発動させれる。誰もが夢見る『理想』は才能がある順に周りを魅了しエルドラの人気者となっていた。
力が目覚めない者には縁の無い話だった。文明は空から地上へと渡って歴史は続きやがて仮説と云われるまで。紫陽花が誇る田舎都市ダルニアでは毎年、恒例行事で闘技大会が開催される。紫陽花の馨で『鬼神化』システムが働き痣を発生させる技術があった。数々の研究者が作用について調べているが未だ解明されていない。研究の実験台で『クローン』を開発して戦闘機軍団を街に配備。恐れた軍国が同盟を築いて自分の国家の戦力にと企てるが計画は失敗。紫陽花の秘められた力によって悪気心は通さないそうだ。ある行商人が『エルドラの心』と書かれた古びた本を手に取る所から物語は始まり『地神』と云われる力、古代文明の遺産。ロマン溢れる仮説に心を躍らせながらも出逢ったのは痣だらけの男だ。紫陽花畑より高峰へ位置する不思議な洞窟で彼はエルドラの謎へ迫る。
文字数 2,162
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.07.23
この内容の紹介より本編のテイルタイムの1話と内容紹介を読んでくれたら解りやすいと思われる…少々、内容の紹介もあまりわからなくてね…ただ私が言えることは…これは運が悪かったとしか私には言えない、この時間の最期を見て私は思った言葉さ、全てがわかったとき私はようやく帰れた…そう…帰れたんだ…さて、私は行かないとな……さぁ君達の物語を始めようか…?
文字数 90,251
最終更新日 2019.01.30
登録日 2018.07.29
あやかし姫を娶った中尉殿は、西洋料理でおもてなし
レンタル有り旧題:あやかし姫を娶った中尉殿は、西洋料理を食べ歩く
さて文明開化の音がする昔、西洋文化が一斉に流れ込んだ影響か我が国のあやかしやら八百万の神々がびっくりして姿を表しました。
猫がしゃべって、傘が歩くような、この世とかくりよが合わさって、霧に覆われた「帝都」のとあるお家に嫁いで来たのは金の尾にピンと張った耳の幼いあやかし狐。帝国軍とあやかしが「仲良くしましょう」ということで嫁いで来た姫さまは油揚げよりオムライスがお好き!
けれど困ったことに、夫である中尉殿はこれまで西洋料理なんて食べたことがありません!
さて、眉間にしわを寄せながらも、お国のためにあやかし姫の良き夫を務めねばならない中尉殿は遊び人の友人に連れられて、今日も西洋料理店の扉を開きます。
文字数 168,432
最終更新日 2021.03.22
登録日 2019.12.15
軍人だった主人公の話です。
登場人物全員が片思い。
一話完結のss故に、関係性への詳しい言及、登場人物の名前など存在しません。お好きに想像して頂ければ幸いです。
文字数 699
最終更新日 2022.04.21
登録日 2022.04.21
大陸北部の国、ベンブルグ。
そこは独裁者エンゲッツが支配していた。
疲弊していた人々はエンゲッツを打倒。
新政府の首相に32歳のニコを立てる。
若すぎる首相の誕生。
それでも最初は、上手く回っていた。
けれど次第にまた、きな臭くなっていく。
ニコの幼馴染み、レンは……。
文字数 3,913
最終更新日 2019.08.01
登録日 2019.08.01
港町の雑踏ですれ違った男。
見えない糸に結ばれたように、振り返る。
その顔を見て体中の血が凍りついた。
駆けだした私を見て、男も緩やかに走り始める。
引き戻される……血と硝煙の中へ、狂気と歓声の渦へ。
終わったはずの戦いに、立ち切ったはずの縁に絡めとられる。
王太子の逃亡を幇助した罪で革命軍に逮捕され獄死したはずの男。
ジョス・カディオ大佐だった。
「殿下」
「離せ!」
王政復古を目論む一派は、王太子の替玉を探していた。
そして貧しい調律師として生きる私を見つけ出したのだ。
本人である事は、この男だけが知っていた。
今も恐怖政治が続くこの国で、生き延びたはずのない男と、私。
血に錆びた歯車がまた、回り始めた……────
◆―――――――◆―――――――◆―――――――◆―――――――◆
〇史実の革命をモデルにした架空都市国家が舞台のBLです。
〇血生臭いシーンがあります。
〇いやらしいシーンもあります。
(週末ゆっくり更新)
文字数 21,145
最終更新日 2020.11.14
登録日 2020.10.28
狼と聖女の神話が残る王国の、最後の聖女の物語。
狼騎士と称えられるルーディウスに、突然婚約破棄を告げられ惨めに打ち捨てられたアミナ。それでもアミナは、隣国との戦争に出かけたルーディウスのために、聖女として必死にその無事を祈る。だがルーディウスの狙いは、国の圧政を覆すために反旗を翻す第二王子に加担することだった。そのために聖女アミナの祈りを挫く目的で、手酷く捨てたのだ。その思惑は外れ、祈りが戦場に満ちたが、それでも戦況は国に不利に傾き、祈りをおろそかにしたと疑われたアミナは国王に害されそうになる。それを救ったのは、アミナに冷たい仕打ちを繰り返していた美貌の第一王子オルヴェルトだった。オルヴェルトは、疲弊し命を削るように祈り続け弱ったアミナに、最後の手段を迫る。一方、アミナの祈りに変わらぬ愛を確信したルーディウスは、自分の選択が間違っていたと悟り、アミナを救い出すために動き出すのだった。
第一王子オルヴェルトと狼騎士ルーディウスの聖女アミナをかけた争いと、王家に隠された秘密、第二王子の思惑が絡まる、ヒストリカルロマンス。
文字数 188,482
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.06.14
人と妖が共存する街、神雅(こうが)。
秩序を守る為に軍が存在し、中でも一番厄介な事件を担当する部署に六花、手鞠、勒樹の3人は所属していた。
この3人には、ある秘密と共通の目的があり、事件を解決しながらその目的を果たすために、日々を過ごしていた。
•••••これは、その3人の記録である。
文字数 5,451
最終更新日 2018.04.12
登録日 2018.03.22
完結済み、第14回恋愛小説大賞エントリー作品です。
毒を盛られて瀕死になったアリーナ・ミュラー少佐はそのまま運を退役した。復讐を果たすために。
復讐のために動こうと回復した矢先、思わぬ訪問者から告白を受ける。断ってもめげずに見舞いにやって来る青年に戸惑いつつも、何かが変わっていくような感覚を抱くようになって…。
近世のヨーロッパが舞台であるものの、情報系ジャンルが現代ばりに特化して発展した架空の世界の話。主人公含め軍所属多数あり。
※R15は保険です。
※ノベルアップ+、小説家になろうにも投稿しています。
文字数 46,389
最終更新日 2020.08.14
登録日 2020.06.15
ヴィットスタン帝国の田舎ガウスター領の領主ブルッケン・ガウスター伯爵の次男として生まれたルイス・ヴィルヴィスタ。しかし長男のラストはルイスが優秀すぎるがために後継をルイスにされてしまうかもしれないと思いルイスを追い出そうとする。しかし、ルイスはそれに気づく。ルイスはラストのことを思いみづから志願し、ブルッケンの祖父の家に住むことにする。
11年後。20歳となり帝国陸軍の幹部入隊試験を受け無事、少尉として入隊する。入隊し3ヶ月が経つ頃隣国のカルベージ王国の紛争に出撃することになる。そこで良い戦績を上げ、たった3ヶ月で中尉に昇進する。その後、特に何も無く1年ほどがすぎた頃。隣国アスタシア帝国陸軍の戦車が盗まれ、ヴィットスタン帝国内で暴走する事件─ラベルト事件が起きる。だがルイトは冷静に指揮を下し無事に事態を収拾した。
2年後。23歳となり優秀だったルイスら大尉に昇進しその2ヶ月後、帝国陸軍参謀本部に自由任務行動許可証を提出した後、軍が設ける寮から出て自らの旅へと出た。
ぜひこの物語を楽しみながらお読みください。
文字数 26,582
最終更新日 2023.06.12
登録日 2022.01.06
竜の国オンブリアは、繁殖期と呼ばれる社交シーズンの真っただ中。王となったばかりのリアナは恋人デイミオンの「繁殖期の務め」に苦しむ。一方、大戦の英雄でありながら〈ハートレス〉としての差別を受けるフィルとの距離も急接近。竜族を捕食する半死者たちや、竜殺しの武器を持つ人間の王が出現し、王国の運命にも暗雲が立ち込める。竜族の王としてリアナが下す決断は? 恋の行方はどうなる?
■1部に比べると恋愛描写が多めですので、苦手な方はご注意を。R15程度の性描写あり
(第一部はこちら)
「リアナ1 王冠の竜騎手と心臓のない英雄」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/518840219/130401936
文字数 165,761
最終更新日 2020.09.27
登録日 2020.08.29
文字数 11,392
最終更新日 2020.05.20
登録日 2020.04.22