「並び」の検索結果

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現代文学 完結 ショートショート
 夏の夜、風鈴の音に誘われた俺は路地裏の不可思議な店にたどり着く。  四人の美しい娘が並び「どの娘にするか?」と俺に尋ねた。
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小説 215,100 位 / 215,100件 現代文学 8,990 位 / 8,990件
文字数 4,750 最終更新日 2024.07.16 登録日 2024.07.16
ホラー 連載中 短編
山奥にひっそりと存在する「夜葬の村」。 この村では、死者を普通の墓に埋葬せず、「夜葬」と呼ばれる奇妙な儀式が行われているという。 新聞記者・相沢直人は、その噂の真相を確かめるため、村へ足を踏み入れる。そこでは、村人たちが外部の人間を極端に警戒し、夜ごとに不気味な儀式を執り行っていた。そして村の墓地には、墓石の代わりに木の板が立ち並び、そこには「夜葬された者たち」の名前が刻まれていた。 取材を進めるうちに、村に関わった者たちが次々と奇妙な現象に巻き込まれていく。 山道で道に迷った登山者が見つけたのは、土の中から覗く自分自身の手。 失踪した婚約者を探す女性が辿り着いたのは、彼の名が刻まれた木の墓標。 心霊YouTuberが撮影した白装束の少女は、カメラからも記憶からも完全に消え去る。 村の医者が往診に訪れると、死んだはずの男が「埋めるな」と呟く。 ──そしてある日、村は突如として消失する。 再び村を訪れた相沢直人が見たものは、もぬけの殻となった集落と、増え続けた木の板。 そこに刻まれた名前の最後にあったのは、「相沢直人」。 なぜ、自分の名前がここにあるのか? 夜葬された者たちは、どこへ消えたのか? 本当に滅びたのは、村なのか、それとも── この村では、「死んだ者」は終わらない。 そして、夜葬は今も続いている……。
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小説 215,100 位 / 215,100件 ホラー 7,746 位 / 7,746件
文字数 17,307 最終更新日 2025.03.06 登録日 2025.03.06
ファンタジー 連載中 長編
彼らの鍛え抜かれた筋肉は著しく発達しており、その四肢は服の上からでも分かるほどに膨れ上がっている。その二人の男は、見る者に野生の熊を彷彿とさせる恐怖感を与えることだろう。彼らを表すならば、屈強・愚直・奥手・最強(ただし人間相手に限る)。芯の通った二人の男が、非日常の怪異と戦う物語。
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小説 21,910 位 / 21,910件 ファンタジー 8,418 位 / 8,418件
登録日 2016.10.15
ライト文芸 連載中 短編 R15
 神代の時代から、開けば厄災が起こる十二の岩戸が、日本には存在する。  扉の鍵「宝竜の御鏡」を奪おうと企む闇の勢力から、十二家の退魔師が代々これを守ってきた。  十二家の一つ青海家の分家筋に生まれた双子の麗華と麗羽。  金色の瞳を持つ妹の麗羽(れいは)は、出産時に母を失い、「母殺し」と父親に憎まれ虐げられる日々。    姉の麗華は名前の通り眉目秀麗で破邪の才に優れ、自分を押し殺すことでしか生きれない麗羽は超内向的なインドア派に。  ある日、青海一族の守り神「宝竜」と邂逅するも、目立つことが嫌いな麗羽はひた隠しにする。  そんな中、全国の退魔業に就く者をまとめる陰陽庁から、青海の本家にお達しが下る。 「金目を持つ女の血は鬼を招く」から「殺処分に」。    麗羽は拘束され、鬼界と現世を行き来できる「渡し人」椋梨凌空(くれなしりく)に預けられてしまう。  しかし、渡った先の鬼界には現世と変わらぬビルが並び立つ都会。  経済的に裕福になった鬼たちは、もう人など食べないのだという。  おまけに凌空は、鬼界に現世の品物を輸入する代行業を営んでいた。   「お前、宝竜を宿しているよな。だったら、岩戸を開閉できるはずだ。もっと大儲けするから手伝え!」 「えっ? え! ええええっ?」    こうして麗羽は凌空の経営する「陰陽商事」へと入社することになってしまい――。
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小説 215,100 位 / 215,100件 ライト文芸 8,790 位 / 8,790件
文字数 25,547 最終更新日 2023.03.19 登録日 2022.12.31
恋愛 完結 短編 R18
第一章:名前のない部屋で 「誰かと話したい夜」が、俺には週に四回くらいある。 季節の変わり目で、鼻は詰まり、首元は汗ばんで、気持ちはどこか浮ついている。テレビもYouTubeもBGMにしかならなくて、スマホの光だけが頼りだった。 モノログというSNSを始めたのは、そんな夜だった。 匿名で、誰にも正体を明かさず、感情だけをぶつけあえる。タイムラインには疲れた心が並び、どこか他人事のような言葉が自分の内側を代弁してくれているような気がした。 俺の名前は「きりん侍」。理由は特にない。思いついた言葉をそのまま並べただけ。プロフィール欄には「ADHDとASDを併発してるSNS廃人」とだけ書いた。誰も本当のことなんて求めちゃいない。それでも書く。書くことで、俺は俺になれた。 モノログでは「ルーム」というチャットスペースを開ける。 俺が初めて開いたルームは🔞タグのついたやつだった。 「暇人来て。だるい夜に意味をくれ」 そんな投げやりなタイトルに数人が来た。すぐ抜ける人、無言でアイテム(豚)を投げるだけの人、そして、妙に気になる名前の参加者。 こむぎこ。 アイコンは猫耳の落書き、プロフには「たまにこわれる」とだけ。 一言も発さずに、俺の言葉をじっと見ていた。 「今日も寝れない。生きる意味、誰かに預けたいくらい。」 俺がそう書くと、彼女は一行だけ返してきた。 「預かってもいいよ?」 その瞬間、脳のどこかが電流走ったみたいにビリビリした。 軽くない。でも重くもない。なにより、見透かされてる。 俺が抱える空虚と、自嘲と、優しさに飢えた皮膚感を──。 その晩は深夜三時まで話していた。 特別なことは何もなかった。下ネタもない。言葉を差し出し合うだけ。 でも、彼女は「豚(クッキー)」をぽつぽつと投げてくれて、それが変に嬉しかった。 「豚、くれるんだ」 「他にあげられるもの、ないし」 誰にも本気になれない。誰にも触れられない。 でも、こむぎこはゆっくりと、俺の“飼い主”になっていった。 もちろんそれは比喩だ。けれど、モノログのなかでは比喩が現実を侵食する。 “ペット”という言葉がはじめてルームに出たのは数日後だった。 こむぎこが俺のメッセージに対してこう言ったのだ。 「こむぎこは、誰かに撫でられたい犬みたい」 「じゃあ、飼ってくれる?」 「うん。しつけ、厳しいけど」 笑ってるのが見える気がした。 スマホの画面越し、誰にも見えない部屋で、名前も顔も知らない二人が、奇妙な主従関係を結んだ夜だった。 俺はモノログの裏通りに住み着くことになる。 そして“こむぎこ”は、夜な夜な俺の飼い主になる。 関係は、まるでゴムのようにだるく、伸びては戻らず、戻ったと思えば絡まり、やがて切れる。 この時は知らなかった。 そのゴムが、どこまで伸びて、どこで音もなく切れるのか
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小説 215,100 位 / 215,100件 恋愛 62,704 位 / 62,704件
文字数 3,471 最終更新日 2025.06.05 登録日 2025.06.05
歴史・時代 連載中 短編
 皇紀25世紀、和暦に直して昭和元年……いや、大正15年9月のことである。第一号駆逐艦神風より数えて25隻目の睦月型駆逐艦四番艦が竣工したのは、まだ昭和ですらない昔であった。いわゆる大正浪漫と称されるその時代は、而して決して浪漫で語られるような美的なだけではない時代であった。尤も、後世の人間は都合良く過去を改竄しがちであり、彼等にとって浪漫は美的な時代であるとした方が都合が良かったのだろう。  そんな、まだ電灯がガスで作られていた時代に生まれた彼女(艦艇は伝統的に女性とされる)が雪風、時雨と並び「幸運艦」と称されたのは、決して勝ち戦だったからだけではない。睦月型などの旧式駆逐艦は、よくかずあわせとして激戦区に放り込まれたり船団護衛のための消耗品とされることが多かったが、そんな中彼女卯月が護衛する船団は一隻たりとて脱落することがなく、結果として船団護衛の観点からすれば「幸運艦」と称されるに至ったわけである。  そんな彼女の生涯を、今日は見てみたいと思う……。
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小説 215,100 位 / 215,100件 歴史・時代 2,872 位 / 2,872件
文字数 5,563 最終更新日 2025.11.16 登録日 2025.08.31
青春 連載中 長編
___『また走ったァァァァッ!!判定はセーフ!!近畿の韋駄天が二盗三盗と連続盗塁を成功させました!今大会連続盗塁記録を大幅に更新!!その歩みはとどまるところを知りません』_____ その光景が目に入ったのは、何の変哲もない当たり前の日常が過ぎようとしていた夏の終わりだった。 思えば、それが始まりだったのかもしれない。中学三年生にもなって進学先も決めずに何となくフラフラとしていた自分が、予選一回戦負けするような弱小チームの補欠だった自分が。 あの舞台に並び立つことは。 これは、とある新設強豪校に入学してきた最弱の投手が、栄冠を手にする物語。
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小説 215,100 位 / 215,100件 青春 7,603 位 / 7,603件
文字数 1,721 最終更新日 2021.08.20 登録日 2021.08.20
エッセイ・ノンフィクション 完結 ショートショート
『新型肺炎が教えた、公衆衛生技術の重要性!』 私見〝文明の星〟理論(仮説)において、技術と政策は文明の二本柱です。 技術と政策には、お互いに助け合う互助ルートがあります。 特に技術が人的資源(保健や教育)政策を助けるルートにおいて、 これまで私は教育技術しか挙げてきませんでした。 しかし、今回の新型肺炎流行に対する社会の動きを見て、 虚弱な中高年男性である私は様々な報道に恐怖し、 後には安堵しながら(苦笑)、公衆衛生技術の大切さを実感しました。 今後は技術でも政策でも、富の生産と分配に加え、 作って分ける人間自身を維持・向上させていくことが 可能かつ必要となり、重要になっていくと思います。 教育や保健といった人的資源政策を助ける技術として、 教育技術と並び、公衆衛生技術を挙げるよう、 〝文明の星〟理論を訂正したいと思います。
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小説 215,100 位 / 215,100件 エッセイ・ノンフィクション 8,481 位 / 8,481件
文字数 3,572 最終更新日 2020.03.21 登録日 2020.03.21
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様。お姉様って頭と容姿と性根のどうしようもない悪さと引き合えに体”だけ”は頑丈で健康でいいわよね。 ミリィシャは頭も容姿も性格も人格も優れてるから、その分体が悪いのよ病弱なのよ。 ミリィシャって可哀想でしょ。 ねぇお姉様、そんな可哀想なミリィシャに、お姉様の婚約者のブライアント殿下を頂戴。 いいでしょう、ミリィシャはいつまで生きてられるか分からないぐらいに病弱なんだもの。 お姉様は頑丈さ健康”だけ”は人の400倍あるのですから、ブライアント殿下と結婚しなくても きっと他にいいお相手が見つかるわ。 あら、でもお姉様みたいな頭も悪くて容姿も悪くてブスで顔だけじゃなくて体も汚い肌も汚い筋肉も汚い性器も汚い 乳首も汚い歯並びも悪い口が臭い鼻の形が悪い。 もうその折ってあげた方が少しは見た目がよくなるんじゃないかっていう汚い鼻で見苦しい呼吸してる醜い生き物。 きったねぇ出来損ないのゴミメスで性根も汚い腐りきってる下衆なお姉様に結婚相手なんて見つかるのかしら。 見つからないわよねぇ。 でもね安心してお姉様。ミリィシャはお姉様と違って優しいし頭も回るし仕事も早いから、もう お姉様の新しい結婚相手を探して来てあげたのよ。 入ってきなさい醜いハゲ!!」  「お姉様はこの醜いハゲと結婚して幸せに暮らしてればいいわ。 この醜いハゲでもお姉様よりはまだマシよ。 この醜いハゲが可哀想なぐらいよ。 ミリィシャはこんな醜いハゲと結婚するなんて嫌よ。 ミリィシャは病弱だもの。 病弱なミリィシャがこんな醜いハゲと結婚したら死んでしまうわ。 ねぇハゲ、貴方本当にハゲねぇ。 どうしてそんなにハゲなの。 もういっそ死んだらどうかしら! そうよ!今ここでお姉様と結婚して2人で死んだらどうかしら! みーしゃっしゃっしゃ!! 醜いハゲも汚いお姉様も2人とも死んでざまぁ(笑) そうよ!!絶対それがいいわ!! 嫌がっても無駄よお姉様!!」  「あの醜い姿は呪いをかけられていたからなんだ。 本当の俺は美しいんだ。驚いたか」  !!驚きです!! あの醜いハゲが!!宇宙1美しいハゲになりました!!  醜いハゲと思われていたイケメンは宇宙1美しいハゲだったので、 私は今は宇宙1美しいイケメンハゲ夫に愛されて幸せに暮らしています。  産まれてくる子供の頭髪の将来が心配です。
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小説 215,100 位 / 215,100件 ファンタジー 50,037 位 / 50,037件
文字数 7,821 最終更新日 2021.09.10 登録日 2021.08.29
ファンタジー 連載中 長編
近代化の波に呑まれた帝都・東亰。 陰陽師の家に生まれた見習い、五神範洲は、父に認められるため最後の試験に挑む。 山中で捕らえたのは、悪戯好きの猫又――のはずだった。 契約、書類、役所仕事。 欧化した社会と呪の古層が噛み合わない世界で、範洲は一匹の式神と主従関係を結ぶ。 だがその猫又「クンネ」には、どう考えても猫又で済まない“何か”が隠されていた。 蒸気と呪が並び立つ帝国日本を舞台に、 未熟な陰陽師と食い意地の張った式神が踏み込むのは、 国家と霊の均衡が崩れ始めた、取り返しのつかない領域――。 これは、仕事として妖を使う時代の、 とんでもない相棒と出会ってしまった少年の物語。※カクヨムにも投稿
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小説 215,100 位 / 215,100件 ファンタジー 50,037 位 / 50,037件
文字数 72,387 最終更新日 2026.01.17 登録日 2025.12.26
ファンタジー 連載中 長編
ある日看護師の真琴は仕事場からの帰り道、地面が陥没する事故に巻き込まれた。しかし、いつまでたっても衝撃が来ない。それどころか自分の下に草の感触が… こちらでは初投稿です。誤字脱字のご指摘ご感想お願いします なるだけ1日1話UP以上を目指していますが、用事がある時は間に合わないこともありますご了承ください(2017/12/18) すいません少し並びを変えております。(2017/12/25) カリエの過去編を削除して別なお話にしました(2018/01/15) エドとの話は「気が付いたら異世界領主〜ドラゴンが降り立つ平原を管理なんてムリだよ」にて掲載させてもらっています。(2018/08/19)
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小説 215,100 位 / 215,100件 ファンタジー 50,037 位 / 50,037件
文字数 148,706 最終更新日 2023.09.26 登録日 2017.12.10
ファンタジー 連載中 長編 R15
【あらすじ】 魔法が一切使えない、無敵の魔戦士『独言のノエル』。 彼はアメリカ海兵隊の 装備と支援AIの 助けでその名を馳せている。 町のすべての悪党を、軒並み倒してしまった彼は、親の仇討ち、仲間の供養、物資探しの旅に出る。 ツンデレAIの相棒と、旅路で出会う新たな仲間。 金髪エルフに巨女剣士、ロリっ娘メイドを引き連れた、ダンジョン攻略の物語。 【主な登場人物】 ・ノエル・ルコッタ  主人公。元冒険者ギルド所属のポーター。亡き恩人から譲り受けたアメリカ海兵隊の装備を身に纏い、『独言のノエル』と呼ばれる魔戦士として名を馳せているが、魔法は一切使えない。盗賊・山賊・海賊などの悪事を働き弱者を踏みにじる存在を許せない。いまは相棒のソニアとともに、ある目的のために旅をしている。 ・ソニア・ビヨンド  ノエルの相棒であり、良き理解者。ノエルはソニアのことを、別世界の見知らぬ国から来た精霊だと思っているが、その正体は、アメリカ海兵隊の装備品である「歩兵戦闘支援システム」に組み込まれた人工知能。国防総省のプレス発表によると、二等軍曹相当の階級であるらしい。 ・カリーニャ  17歳のエルフの少女。四体の精霊を友人に持つ。育ての父親のもとで楽しく暮らしていたが、とある事情で、伝説の地「エルフの隠れ里」に向けて、ノエルとともに旅に出る。旅の当初はノエルを信用してはいなかったが、今では心を開き、ノエルに対してふざけてばかりいる。 ・マーサ・ツンベルグス  巨人の戦闘部族イフィーの女剣士。22歳という若さでありながら、帝国軍では二等騎士(中佐相当)の階級である。鍛えられた全身、長い足、巨体に比して小さな頭という完璧なスタイルであるにもかかわらず、その大柄な容姿を醜いものと信じ込んでいる。博識ではあるが、一般常識の解釈に難がある。 ※この作品は、異世界生まれの現地主人公が、アメリカ海兵隊の装備を身につけて、軍用AIとともに冒険するという、異世界ファンタジーです。 ※作中に残酷描写、暴力描写および性的表現があります。 ※この物語はフィクションであり、実在の国家・団体・人物・エルフとは一切関係ありません。  また、法律・法令、並びに道徳・倫理に反する行為を容認・推奨するものではありません。
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小説 21,910 位 / 21,910件 ファンタジー 8,418 位 / 8,418件
登録日 2023.10.06
歴史・時代 完結 短編
忍びとは、魍魎が如き、非ず人の畜生なり――  二朝が並び立つ時代。九州は北都帝と足利将軍を奉ずる探題方と、南都帝奉ずる宮方とで二分され、激しい対立の最中にあった。だが、時は宮方有利に運び、存亡の危機に立った探題方は、筑後国の忍び〔名人〕と渾名される柏原三無に起死回生の一策を託す。無息・無音・無臭という、完全に氣を消滅する術を駆使し、三無は闇を駆ける! エブリスタジャンル応援キャンペーン 歴史・時代「生きる」 準大賞
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小説 215,100 位 / 215,100件 歴史・時代 2,872 位 / 2,872件
文字数 22,295 最終更新日 2021.06.17 登録日 2021.06.08
SF 連載中 短編 R15
東京、深夜二時。 外は霧のような雨が降っていた。高層ビルの窓明かりがその粒を照らし、街全体が液晶 のようにぼんやりと発光している。 ヨハネ・ミナトは、ベッドに腰かけたまま、スマートフォンの画面を見つめていた。 画面の明かりだけが、暗い部屋の唯一の光源だった。 ――# 第一の封印が解かれた。 そのハッシュタグが、世界のトレンドを席巻していた。 CNN もBBC も、NHK までもが同時にその言葉を報じていた。 だが誰も「何が」封印され、「何が」解かれたのかを説明できない。 AI による誤検知か、あるいは悪質なジョークか――。 けれども、トレンドの震源地は確かに存在した。 アリア。 三年前、彼の恋人だった女性の名が、そこにあった。 彼女は突然、ネット上で“神を名乗った”ことで炎上し、 その後、行方不明になった。 彼女のアカウントは、凍結されたはずだった。 だが、今。 削除されたはずのそのアカウントが、再び動いた。 見よ――白い馬が来る。 その名は虚構。 彼の手には「フォロワー」が与えられた。 投稿には、彼女の筆跡に似た文字が並び、 添付された画像には、ミナト自身の顔が写っていた。 ――三年前の彼の姿。アリアの部屋で撮ったはずの写真。 だが、背景には見覚えのない都市が映っていた。 崩れたビル群、空に浮かぶ赤い月。 「……なんだ、これ。」 息を呑んだ瞬間、部屋の照明がふっと消えた。 同時に、モニターの電源も、冷蔵庫の音も止まった。 停電――のはずだった。 だが、スマートフォンの画面だけが、白く光り続けている。 そこに、音声が流れた。 女とも男ともつかぬ機械の声。 「お前が開けるのだ、ヨハネ。」 背筋に冷たいものが走る。 はアリアの声の、加工されたような響きだった。 「最初の封印は虚構。 二つ目は怒り。 三つ目は飢え。 そして――最後の封印は、お前自身だ。」 スマートフォンの画面が突然、赤く染まった。 中央にひとつの“目”が現れ、こちらを見ていた。 それは映像でも写真でもない。 “何か”がこちらを覗いているという実感だけが、確かにあった。 ミナトは震える指で電源ボタンを押した。 しかし、電源は切れない。 画面の中の“目”が、ゆっくりとまばたきをした。 “REVELATION_01: WHITE HORSE ” そう表示された瞬間、 ビルの窓という窓が、一斉に光った。 街が、まるで巨大な瞳のように開いた。 そして、遠くの空に―― 白い閃光が、まるで神話の馬のように駆け抜けた。 その光が通り過ぎたあと、 ミナトのスマートフォンに、一通のメッセージが届く。 「アリアは生きている。 ただし、“この世界”にはいない。」 ミナトは息を飲んだ。 指先が震える。
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小説 215,100 位 / 215,100件 SF 6,230 位 / 6,230件
文字数 9,359 最終更新日 2025.11.26 登録日 2025.11.25
※2/29、大賞ランキング1ヶ月分の順位推移グラフをアップしました。 2020年2月に開催されているアルファポリス主催「第13回恋愛小説大賞」。全応募作品のタイトルから、今年の恋愛小説大賞の流行や傾向、対策(?)について考えてみたいと思います。期間中の順位の推移なども記録していきます。 章ごとのテーマに合わせてまとめているため、更新順と目次の並び順が違う場合があります。わかりにくくて申し訳ありません。どこからでも興味のある章から読んでいただければ幸いです。
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小説 215,100 位 / 215,100件 エッセイ・ノンフィクション 8,481 位 / 8,481件
文字数 108,259 最終更新日 2020.02.29 登録日 2020.02.02
195 678910