「見」の検索結果
全体で61,060件見つかりました。
これは、あざと可愛い悪役令息の義弟VS.あざと主人公のおはなし。
ボクの名前は、クリストファー。
突然だけど、ボクには前世の記憶がある。
ジルベスターお義兄さまと初めて会ったとき、そのご尊顔を見て
「あああ!《《この人》》、知ってるう!悪役令息っ!」
と思い出したのだ。
あ、この人ゲームの悪役じゃん、って。
そう、俺が今いるこの世界は、ゲームの中の世界だったの!
そして、ボクは悪役令息ジルベスターの義弟に転生していたのだ!
しかも、モブ。
繰り返します。ボクはモブ!!「完全なるモブ」なの!
ゲームの中のボクには、モブすぎて名前もキャラデザもなかった。
どおりで今まで毎日自分の顔をみてもなんにも思い出さなかったわけだ!
ちなみに、ジルベスターお義兄さまは悪役ながら非常に人気があった。
その理由の第一は、ビジュアル!
夜空に輝く月みたいにキラキラした銀髪。夜の闇を思わせる深い紺碧の瞳。
涼やかに切れ上がった眦はサイコーにクール!!
イケメンではなく美形!ビューティフル!ワンダフォー!
ありとあらゆる美辞麗句を並び立てたくなるくらいに美しい姿かたちなのだ!
当然ながらボクもそのビジュアルにノックアウトされた。
ネップリももちろんコンプリートしたし、アクスタももちろん手に入れた!
そんなボクの推しジルベスターは、その無表情のせいで「人を馬鹿にしている」「心がない」「冷酷」といわれ、悪役令息と呼ばれていた。
でもボクにはわかっていた。全部誤解なんだって。
ジルベスターは優しい人なんだって。
あの無表情の下には確かに温かなものが隠れてるはずなの!
なのに誰もそれを理解しようとしなかった。
そして最後に断罪されてしまうのだ!あのピンク頭に惑わされたあんぽんたんたちのせいで!!
ジルベスターが断罪されたときには悔し涙にぬれた。
なんとかジルベスターを救おうとすべてのルートを試し、ゲームをやり込みまくった。
でも何をしてもジルベスターは断罪された。
ボクはこの世界で大声で叫ぶ。
ボクのお義兄様はカッコよくて優しい最高のお義兄様なんだからっ!
ゲームの世界ならいざしらず、このボクがついてるからには断罪なんてさせないっ!
最高に可愛いハイスぺモブ令息に転生したボクは、可愛さと前世の知識を武器にお義兄さまを守りますっ!
⭐︎⭐︎⭐︎
ご拝読頂きありがとうございます!
コメント、エール、いいねお待ちしております♡
「悪役令息の役どころからはサクッと離脱することにする。」書籍発売中!よろしくお願いします♡
文字数 533,550
最終更新日 2026.08.17
登録日 2025.05.31
女だからと仕事先では出世もできず、理不尽な事ばかり。
むしゃくしゃしてた仕事先の帰りに車に轢かれて目を覚ますと身の覚えのない人達、そして知らぬ
鏡を見ると、超絶美人さんに、、、なっている!?!
父王からは存在を無視され、正妃の子である兄姉たちからは召使い同然に扱われる。
本来なら侍女が行う仕事まで押し付けられ、失敗すれば鞭で叩かれる毎日、、、まてまてまてい!
しかーし!なんで私がこの国の仕事や兄や姉の仕事までやらなにゃあかんの!?
城のメイドや執事からも馬鹿にされる始末。
なるほど、、私はやられたら倍に返すタイプなのよ。
そんなある日――。
長年戦争を続けてきた敵国・ノクターン王国との和平の条件として、政略結婚が決まる。
誰も嫁ぎたがらない敵国へ送られる花嫁のその役目に選ばれたのは、誰からも必要とされない私生児の皇女である私。
国王は私を売りやがったあの国に未練なし!
敵国では歓迎はされてないけど、ご飯がちゃんと出されてるし、無視されてても自分の事は自分でできるし、、快適過ぎる!!
一方、エレノアを捨てた祖国では、、、
彼女がいなくなったことで国政は崩れ始める。
兄姉は初めて気づく。
――あの皇女が、どれほど国を支えていたのかーー。
文字数 33,252
最終更新日 2026.08.13
登録日 2026.08.05
「貴様は、ただ頷くだけでいい」
二十一歳の公爵令嬢セシリアは、王太子妃教育として「北方支援費」の帳簿を任されていた。
だが、その金は北部を救うためのものではない。王太子と、財務卿である父が自由に使う王家の機密費だった。
不自然な支出に気づいたセシリアは、十歳の弟アルフレッドと領民を盾に取られ、すべての横領を一人で行ったという虚偽の自白を強いられる。
婚約も家名も身分も奪われ、社交界から病気による修道院入りとして消された彼女が、秘密裏に送られた先は北部の鉱山だった。
飯炊き、洗濯、水汲み、冷たい視線。
誰も守ってくれない場所で、セシリアは余計なことを言わず、生き抜く術を身につけていく。
やがて、彼女が何気なく正した一冊の帳簿から鉱山の生産性が上がり、その変化に気づいた辺境伯によって城の実務へ移される。
粗野で率直な辺境伯は、セシリアの意見が正しければ、自分の命令さえ改める男だった。
そしてセシリアは知る。
王都が帳簿の上で北部へ送ったはずの支援は、一度も届いていなかった。
けれど北部には、もともと人も物も知恵も、小さな交易の流れもあった。
彼女がしたのは、その流れを見える形にし、地域の境を越えてつなぐこと。
王都を通らない道が生まれ、商人と諸侯が北へ集まるにつれて、かつて「辺境」と呼ばれた北部は国の中心へ変わっていく。
一方、王都は物流と信用を失い、少しずつ孤立していく――。
父と王太子にすべてを奪われた公爵令嬢が、自分の意思で生きる場所と愛する相手を選び、最後には彼女を捨てた王都のほうを辺境にする逆転恋愛譚。
※初日は5話公開。以降は毎日7:10・19:10更新予定です。
文字数 16,751
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.21
侯爵家で、当時の当主様から見出され婚約。結婚したメイヤー・クルール。子爵令嬢次女にしては、玉の輿だろう。まあ、肝心のお相手とは心が通ったことはなかったけど。
父親に決められた婚約者が気に入らない。その奔放な性格と評された男は、私と子供を追い出した!
メイドに手を出す当主なんて、要らないですよ!
文字数 953
最終更新日 2021.07.05
登録日 2021.07.05
今まで普通に人生を歩んできたはずなのに…。
38歳、独身。事務機器メーカーの営業マンとして平々凡々と生きてきた。
8年前、結婚を考えていた彼女の浮気が発覚し破局。要するに二股されていたのだ。わかった時の修羅場といったら、それはもう悲惨だった…。
それから8年。彼女も作らず、というか結構なトラウマになってしまったらしく、女性と付き合うことが出来なくなってしまった。
そんな俺がまさかこんな世界に放り込まれるなんて。
俺は目の前で片膝を付いて手を差し出している男の顔をマジマジと見つめる。
どう見たってこれは求愛だろう。
なんで俺が…。
※初投稿です。
※異世界ものですが、その世界観を知ってもらうために、説明に近い文が多いと思います。どうか飽きずに読んで頂けると幸いです。
※「小説家になろう」にも数話遅れて投稿しています。
文字数 3,351,634
最終更新日 2026.08.20
登録日 2024.05.11
街は建国記念日のお祭りムードに溢れていた。王城では記念のパーティーが開催され、貴族が集まっていた。
そこで突然第2王子が婚約破棄を言い渡す。
長年、王子を陰で支え、我慢し続けていた婚約者の令嬢の心はこの時壊れた。
「わたくしの……わたくしの12年間を……返してくださいませッ! わたくしの……心を返して!」
真っすぐに第2王子を睨みつけそう呟くと、令嬢の頭上に浮かび上がった魔法陣から炎混じりの竜巻のような風が吹き出した。
令嬢は『蒼炎の乙女』と呼ばれるほどの、火属性魔法の使い手だった。
心が壊れてしまった令嬢は、最上級爆裂魔法を発動させてしまう。
その時、助けに入った令嬢の従者の青年。このままだと令嬢だけでなくお家も国もどうなるか分からない。
しっかりと令嬢を腕に抱きしめ、最後の手段で時を巻き戻す。
あれ? ちょっと巻き戻し過ぎちゃったか?
自分の手を見て思った。「ちっさくね……?」
二度と第2王子の婚約者になんかさせない。
今度こそお嬢を守るんだ。
そして俺のヨメにする!
今度こそ幸せになれるのか?
ちびっ子従者は、お嬢を守るために奮闘する。
文字数 33,838
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.19
町の喧騒も、自動車のエンジン音も、テレビの音も何もかもが消え、恐ろしいほどの静けさの中で目を覚ました俺。
どうやら世界は終わったらしい。
全人類のうち、99,9999%が一夜にして消えた。
どういう意味か分からないよな?俺にも分からん。
普通に会社に行き、いつもどうり満員電車に揺られて帰宅。
花の金曜日ということで、唯一の楽しみである飯を思いっきり堪能し、食後のビールを飲みながらいつの間にか寝てしまった。
で、起きたら世界が終わっていた。
どうしてわかったかと言うと、スマホに見知らぬ番号からメッセージが入ったからだ。
「99.9999パーセントの人類は削除しました。
おめでとう! あなたは選ばれた人です。
この週末の世界をお楽しみください」
最初は単なるいたずらだと思ったんだ。
でも、外に出てみてその言葉が真実だと分かった。
「…………なんだこりゃあ……!人っ子一人いやしねえ……!」
幸いにも奇跡的な確率で、隣んちの鈴木(イケメン)が生きてた!
助かったぜ、鈴木! お前がいたら何とかなる気がする!
「……とりあえず、飯を食おう。腹が減っては戦はできぬ、だ!」
これは偶然にもマンションの隣同士で生き残った
俺田中と、隣の鈴木の
終末飯うまスローライフの話。
※※
第1回新エンタメ小説大賞エントリー作品です。皆様の一票、お待ちしております!
表紙のみAIでイラスト作成したものを編集しました。
文字数 229,098
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.06.29
ベルティア王国のローゼン男爵家で、地味な容姿を理由に冷遇されて育ったリエラ。きょうだいの中で一人だけ平民学校に通わされた彼女は、そこで薬学を専攻する。学校で身につけた知識をもとに、独学でも薬草加工の技術を磨いたリエラは、没落寸前だった実家を陰で立て直すが、その功績が両親から認められることはなかった。
やがてリエラは、フェルナー伯爵家の嫡男ニルスと政略結婚をさせられる。
しかし軍務を理由に長く屋敷に不在だったニルスは、形式的な結婚式だけを済ませると、またすぐに戦地へと戻ってしまう。
夫不在の伯爵家で、リエラは義父母から使用人同然の扱いを受けながら暮らすこととなった。
それからおよそ一年後、ようやく帰還したニルスは、なぜかリエラの妹であるマチルダを伴っていた。そして「俺はマチルダと結婚する。地味で可愛げのない妻はいらない」と、リエラに一方的に離縁を言い渡す。
行き場を失ったリエラは、悪名高い辺境伯、レオンハルト・リングレンのもとへ嫁がされることに。
けれどレオンハルトは、様々な噂とは真逆の、有能で誠実な領主だった。
辺境伯領で初めて夫から対等に扱われるようになったリエラは、薬学の知識を振るい、リングレン辺境伯領をさらなる繁栄へと導いていく。
一方、彼女を失った実家のローゼン男爵家は、急速に没落の一途を辿り──。
※何もかもファンタジーな設定の作品です。温かい目で見ていただけると嬉しいです。
※毎度のことで申しわけないのですが、終わらないので長編に切り替えます…。すみません。
※こちらの作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
文字数 187,339
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.05.29
残業を終えた帰り道、不運にも車に轢かれた鷹藤 青(たかふじ あお)。
死の淵でギリギリ家族達に言葉を残した青は、大した未練もなくこの世を去った。
享年23歳という、早過ぎる最期だった。
だがふと気が付いたら、同じ死に装束を着た人の列に並んでいて、あの世であるのをあっさり受け入れる。
そんな青を偶然見付けたとある神、タケミカヅチ。
気紛れに声を掛けた青を気に入り、魂だけの存在となった青を拾って神の使いである御使にしてしまう。
至ってどこにでもいる平凡な男だと自覚している青だが、その行動一つ一つを楽しむタケミカヅチは、次第に青に強過ぎる執着を見せるようになる。
それに気付かない青は、いつかタケミカヅチも飽きるだろう、と気にも留めない。
だけど共に過ごすうちに絆されていき…
激重執着神様 × 平凡社畜御使による、ジレジレすれ違いBL。
世界観がメインで、恋愛要素までいくのが長くなります。
R15は予告無しに入りますが、R18要素が入る際は題名に ※ マークを入れます。
新連載です。
誤字脱字報告大歓迎です。
お気に入り登録、ハート、エール、感想、是非お願いします!励みになります!
ムーンライトにも掲載中。
文字数 81,299
最終更新日 2026.08.20
登録日 2026.08.06
「食事のたびに小言、皿を下げれば嫌味。おまえのような口うるさい女はもうたくさんだ!」
星祭りの夜会で、王太子殿下はそう仰って、わたくしとの婚約を破棄なさいましたの。お隣には、天使のように笑う男爵令嬢さま。
よろしくてよ。承知いたしましたわ。
ただ、皆さまおひとつだけご存じありませんの。
わたくしの家は代々、王の食卓を検める御膳番の家系。この十年、殿下の御膳から「お口に合わないもの」を黙って下げ続けてきたのは――わたくしですのよ。
銀の簪を置いて、わたくしは国境の街へ。疑うためだった舌が、はじめて「おいしい」のために使われる場所へ。
さて、それでは皆さま、ごきげんよう。
今宵から殿下の御膳を検める者は、あの城にはおりませんの。
文字数 20,383
最終更新日 2026.08.08
登録日 2026.08.04
類稀なる美しさを持つ公爵令嬢のプリムローズは、第一王子フェリクスに見初められて婚約者となる。だが行き過ぎた王太子妃教育により、お洒落とは無縁の地味な淑女になった。
ある時、ここは前世で読んだ恋愛小説の世界でフェリクス様はヒロインの聖女と結ばれ、自分は悪役令嬢で修道院に入れられるという結末を思い出す。
フェリクス様の記憶に、地味な淑女の姿で残りたくない!
せっかく美しく生まれたんですもの、と開き直って着飾るプリムローズと、それを取り巻く美形の男達。フェリクスの我慢はついに限界に達して⋯⋯
(※なろう掲載あり/続編計画中)
文字数 125,176
最終更新日 2026.08.20
登録日 2026.04.25
ある日7歳の公爵令嬢コンスタンスが目覚めると、世界は全く変わっていたー。
自分は現在19歳の侯爵夫人で、23歳の夫がいるというのだ。
どうやら彼女は事故に遭って12年分の記憶を失っているらしい。
目覚める前日、たしかに自分は王太子と婚約したはずだった。
王太子妃になるはずだった自分が何故侯爵夫人になっているのかー?
見知らぬ夫に戸惑う妻(中身は幼女)と、突然幼女になってしまった妻に戸惑う夫。
23歳の夫と7歳の妻の奇妙な関係が始まるー。
文字数 166,549
最終更新日 2021.08.06
登録日 2021.04.06
公爵令嬢ナリス・レリフォルは、侯爵子息であるカリロン・サクストンと婚約している。カリロンは社交界でも有名な美男子だ。それに引き換えナリスは平凡でとりえは高い身分だけ。カリロンは、社交界で浮名を流しまくっていたものの今では、唯一の女性を見つけたらしい。子爵令嬢のライザ・フュームだ。
ナリスは今日の王家主催のパーティーで決意した。婚約破棄することを。侯爵家でもないがしろにされ婚約者からも冷たい仕打ちしか受けない。もう我慢できない。今でもカリロンとライザは誰はばかることなくいっしょにいる。そのせいで自分は周りに格好の話題を提供して、今日の陰の主役になってしまったというのに。
そう思っていると、昔からの幼馴染であるこの国の次期国王となるジョイナス王子が、ナリスのもとにやってきた。どうやらダンスを一緒に踊ってくれるようだ。この好奇の視線から助けてくれるらしい。彼には隣国に婚約者がいる。昔は彼と婚約するものだと思っていたのに。
文字数 35,508
最終更新日 2020.05.07
登録日 2020.04.19
三日ぶりに家へ戻った日、埼玉県川口市にある田原家の前で、私は足を止めた。
玄関先には白い菊が二列に並べられ、門のそばには黒と白の葬儀案内が掲げられていた。庭には見知らぬ車が何台も停まり、近所の人や親戚たちが黒い喪服姿で、声を潜めながら出入りしている。
一瞬、家を間違えたのだと思った。
けれど表札には、はっきりと「田原」と書かれていた。
私は玄関の引き戸を開けた。中には線香の匂いが満ちていた。
客間の中央には白木の祭壇が組まれ、供花、白木の位牌、焼香台がそろえられている。黒い額に入った遺影が、その真ん中に置かれていた。
写真の中の女の子は、私が一番好きだったベージュのニットを着ていた。長い髪を肩に垂らし、穏やかに笑っている。
けれど、その顔は私ではなかった。
私は玄関で立ち尽くした。手足の先が冷たくなっていく。
文字数 16,344
最終更新日 2026.07.08
登録日 2026.07.08
「姉なのだから、妹に譲りなさい」
伯爵令嬢セシリアは、幼い頃から何もかもを譲らされてきた。
大切にしていたドレス、ぬいぐるみ、仲の良かった侍女、友人。
セシリアが大切にするものを、妹は欲しがった。
「ごめんなさい、お姉様。ダミアン様との子供ができちゃったから、私にダミアン様をちょうだい?」
妹のヴィヴィアンは、婚約者までも欲しがった。
「そういうことだから、妹に譲りなさい」
母親は、いつもと変わらない口調で言った。
一ヶ月後の結婚式は、ヴィヴィアンの結婚式にすり替えられた。
式の準備で忙しくなるからと追い出され、セシリアは途方に暮れる。
「君には、よく遭遇するな」
声をかけたのは、公爵令息のアレクシスだった。
アレクシスは、社交界でも最も注目を集める人。セシリアには当然、話をした記憶もない。
それなのにアレクシスは、セシリアのことをやけに気にする素振りを見せて……。
文字数 45,100
最終更新日 2026.08.05
登録日 2026.07.26
見た目だけなら、どう見ても最強。
二メートル近い巨体。顔には大きな傷。鋭い眼光。
誰もが恐れるその男――戦士ガルドは、残念ながら本当に無能だった。
剣は当たらない。盾役もできない。ドラゴン戦では開始早々に気絶。
ついにはS級パーティから追放されてしまう。
だが、そんなガルドにも、たった一つだけ人より得意なことがあった。
絵を描くこと。
本人はただの趣味だと思っているが、その才能は規格外。
彼が何気なく描いた風景や人々は、やがて多くの者の心を動かしていく。
そして、ガルドの周りには三人の少女が集まった。
方向音痴の神官オルフィナ。
小柄な天才魔術師リゼット。
そして、幼馴染にして剣聖のアイリス。
性格も生き方もまるで違う三人は、ガルドと旅をし、笑い、助け合ううちに、いつしか互いにかけがえのない友人になっていく。
やがて三人には、それぞれ輝かしい未来へ進む道が示される。
一方のガルドにも、幼い頃から抱いていた夢があった。
世界中を旅して、まだ見たことのない景色を描くこと。
これは、見掛け倒しの無能戦士が、剣ではなく絵筆で自分の人生を見つける物語。
そして――
一人の男を好きになった三人の少女が、恋敵でありながら親友になっていく物語。
文字数 69,172
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.11
『お前はしっかりしているから』
その言葉を聞くのは、これで何度目だろうか。
ルチアの誕生会の最中、「ミレーナが熱を出した」と聞いて途中で立ち去った時も。
伯爵家が主催した夜会で、ミレーナを「エスコートの練習」と称して連れ歩き、ルチアを壁際に放置した時も。
彼女が体調を崩して静養していた時に、一度も姿を見せずミレーナと乗馬に出かけていた時も。
彼は常に「お前はしっかりしているから」「あいつは手がかかる男友達だから」という言葉で、ルチアの我慢と配慮を当然の権利として踏みにじってきたのだ。
――でも、もう結構。
こんな婚約者は要りません。
文字数 37,860
最終更新日 2026.08.07
登録日 2026.08.07
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
文字数 192,260
最終更新日 2026.05.24
登録日 2025.05.09
長年受けに片想いをしている執着溺愛攻め×鈍感陰キャ平凡受け
波青(なお)はアオという名前で、今をときめく人気ストリーマーグループに所属している。
しかし、一人だけ驚くほど人気がない。
他のメンバーは、モデル、歌い手、プロゲーマー、ゲーム実況者などそれぞれ特技を持った美形揃い。その中でアオだけ平凡顔でなんの特技もないので浮いている。
しかも、アオは空気が読めない、何を言ってもスベる、失言をしてしまうなどの悪癖のせいで、アンチをたくさん抱えている。
グループに入れたのだって、ブラック企業にぶつかり病んでいたアオを、幼馴染で完璧人間の秋風(配信者名、アキ)が優しさで誘ってくれたからに過ぎない。
すっかり自身の存在意義を見失っていたアオは、ある日自分たちについている腐女子ファンの存在をネット上で見つけた。
どうやら彼女らは幼馴染のアキ×アオをカップリングして妄想することで、日々の活力を得ているとかなんとか。興味が惹かれたので、アオは配信者本人であることは隠しつつ腐女子界隈に潜入することにした。
その日から、彼女らを喜ばせ自身の人気を上げようと、配信上でアキにひたすら営業BLを仕掛けるアオ。すると、なぜかアキが固まって…。
(ムーンライトノベルズさんにも投稿しています)
文字数 1,283,740
最終更新日 2026.08.21
登録日 2025.03.30