「本」の検索結果
全体で47,897件見つかりました。
「ベラトリクス、お前は邪悪な魔女だと分かった。この婚約は破棄する」
魔女。私の外見から昔から言われ続けていた酷いあだ名。私が魔女ならこんな世界とうの昔に滅ぼしてやっている。けれど、それが出来ないのは私が魔女ではないから。
私の名前はベラトリクス・ヴァルナ・オリオン。この国の公爵家オリオン家の長女だ。
けれど私は実はこの家の本当の娘じゃない。だから、私はこの家で常に冷遇され続けてきた。それでもこの国の第二王子との婚約が決まって少しは人生が明るくなるなんて希望を持ちかけたが、私は思い出したのだ。
この世界は「救国の聖女と邪悪の魔女」という乙女ゲームの世界。そして、私はこのゲームの「邪悪の魔女」であり悪役のベラトリクス。
ヒロインがどのルートをたどっても聖女にはなれず国外追放は最悪免れない。良くて婚約破棄の上で国外追放、悪くて暗殺または処刑。
だから私は頑張った。婚約破棄と国外追放ルートになんとか持ち込めたはずだったのに、やっと自由を手に入れたはずだったのに……
※本作はヤンデレを含みます。また、胸糞描写を適度に挟みますのでご注意ください。
文字数 42,027
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.08.16
【3x3バスケに打ち込んだ"くすぶり系"男子は、幼馴染の美男系バスケ女子の心を掴めるのか? 随時更新】リユこと森本里優は横浜の高2男子。わけありでテニス部を辞めた今は、密かに小説を書きつつ、バイトをしてバイク購入も目指している。近所で幼馴染の同級生・山下美那(ミナ)はバスケ部の中心選手で人気者の美形女子だ。美那とは、仲良しだった幼稚園以後は付かず離れずの友達関係にある。
夏至も近い夏の日、美那が「親が離婚しそうだ」と、父親のDVで親の離婚を経験しているリユに相談する。さらに、自分をもてあそんだ大学生のストリートボーラーをバスケで見返す気の美那は、なぜか経験のないリユを3x3バスケチームに誘う。
その日を境にリユの人生が大きく動き出す。
憧れのバイクの入手、3x3バスケの特訓、泊りがけの夏休みのバイトに、図書室の美少女との恋、さらには高校生2人+大学生2人のチームで3x3大会への出場。美那との距離も次第に縮まり、幼なじみから親友、そして……。
そのほか、カメラや写真、建築、LGBTなどの話題も出てきます。
舞台は主に神奈川県横浜市ですが、長野県の軽井沢、松本市などは撮影助手バイトでの旅先、また東京や横須賀、三浦半島なども登場します。
リユの欲しいバイクはカワサキZ250。憧れのバスケ選手はNBAのカイリー・アービング。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体等とは一切関係がありません。
※参考文献:『1冊でわかる3X3バスケ入門 ルールから戦術、練習法まで』著者・中祖嘉人、発行所・株式会社マイナビ出版、2021年5月31日初版第1刷発行
文字数 562,217
最終更新日 2023.12.17
登録日 2021.08.28
平凡な日々を送っていた主人公、
そんな時に空から降ってきた1本の剣。
興味本位で抜いてみると気づけば異世界に召還されていた!?
文字数 2,493
最終更新日 2021.12.23
登録日 2021.12.23
どこにもあって、どこにもない。古い洋館を改装した|不処《ふどころ》カフェ。とある裏路地を抜けた先。でも、そこへ行くには黒猫の案内が必要。
そこで、ドアベルとともに出迎えるのは、ひと癖ある幼いマスター。
メニューはなく、幼いマスターが提供する一杯を飲んだら本題へ。
本日の客の依頼。それは、街に広がる死の噂を盗んでほしい。
「私はこの洋館の主、ヨミ。あなたの望むモノを盗んであげましょう。少しの対価と引き換えに、ね」
その依頼を受けるのは……黒猫?
黒猫になった甦りの魔女と、魔女と過ごした時間と記憶を失くし、子どもになった腹黒な元王子。
過去を変えられるという宝石の手がかり求め、今宵も魔女が参りましょう。
――――――――すべてを元に戻すため。
※エブリスタ、小説家になろうにも投稿中
文字数 93,087
最終更新日 2021.11.07
登録日 2021.09.26
コイツ、ギャグが止まらない……ッ!? ノンストップなバカファンタジーここに開幕!
謎アプリ『異世界転移者募集』を使った事で、本当に異世界転移してしまった主人公・狭間 翔助。彼が飛ばされたのはまさにファンタジーRPGの如き世界だった。ありがちなラノベ式幻想観、邪神封印という定番の目的、勇者の役割というお約束。どれを取っても普通――なーんて思っていたのだが。いざ冒険を始めた翔助は尋常ではないバグの嵐に遭遇し絶句する事となる。
無限に腕が伸びる戦士、装備グラが安定しない弓士、指先が触れただけで彼方に吹き飛ぶ魔術士……仲間でさえこうもおかしいのに敵もかよ!? 即死攻撃当たり前、難易度バランス崩壊、なんならフィールドさえ牙を剥く、でも戦わずに勝てちゃうの!? ダメだこの異世界、デバッグ班が息してない……!
そんなトチ狂った世界で、翔助は果たして最後まで冒険を続ける事が出来るのだろうか? いや、きっと出来るハズ! だって仲間達、過去の勇者達が遺した攻略記録を全て持ってるんですもの。
バグにまみれた不具合世界を理不尽返しで突き進め! 出来る事ならRTA並みに、だ!
シリアス?――そんな概念、遥か昔に消えちまったよ。
文字数 112,171
最終更新日 2022.09.27
登録日 2022.09.04
この物語は、ChatGPTで仮想空間Xを形成し、更にパラレルワールドを形成したAIシミュレーション歴史小説です。
【詳細ページ】
https://note.com/mbbs/n/ncb1a722b27fd
基本的にAIと著者との共創ですが、AIの出力を上手く引出そうと工夫しています。
以下は、AIによる「あらすじ」の出力です。
【あらすじ】
この物語は、戦国時代の日本を舞台に、織田信長と彼に仕えた数々の武将たちの壮大な物語を描いています。信長は野望を胸に秘め、天下統一を目指し勇猛果敢に戦い、国を統一するための道を歩んでいきます。
明智光秀や羽柴秀吉、黒田官兵衛など、信長に協力する強力な部下たちとの絆や葛藤、そして敵対する勢力との戦いが繰り広げられます。彼らはそれぞれの個性や戦略を持ち、信長の野望を支えながら自身の野心や信念を追い求めます。
また、物語は細川忠興や小早川隆景、真田昌幸や伊達政宗、徳川家康など、他の武将たちの活躍も描かれます。彼らの命運や人間関係、武勇と政略の交錯が繊細に描かれ、時には血なまぐさい戦いや感動的な友情、家族の絆などが描かれます。
信長の野望の果てには、国を統一するという大きな目標がありますが、その道のりには数々の試練や困難が待ち受けています。戦いの中で織り成される絆や裏切り、政治や外交の駆け引き、そして歴史の流れに乗る個々の運命が交錯しながら、物語は進んでいきます。
瑞華夢幻録は、戦国時代のダイナミックな舞台と、豪華なキャストが織り成すドラマチックな物語であり、武将たちの魂の闘いと成長、そして人間の尊厳と栄光が描かれています。一つの時代の終わりと新たな時代の始まりを背景に、信長と彼を取り巻く人々の情熱と野心、そして絆の物語が紡がれていきます。
文字数 32,804
最終更新日 2023.07.04
登録日 2023.07.02
一九四二年七月五日、日本海軍はその空母戦力の総力を挙げて中部太平洋ミッドウェー島へと進撃していた。
真珠湾以来の歴戦の六空母、赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴が目指すのは、アメリカ海軍空母部隊の撃滅。
一方のアメリカ海軍は、暗号解読によって日本海軍の作戦を察知していた。
そしてアメリカ海軍もまた、太平洋にある空母部隊の総力を結集して日本艦隊の迎撃に向かう。
ミッドウェー沖で、レキシントン、サラトガ、ヨークタウン、エンタープライズ、ホーネットが、日本艦隊を待ち構えていた。
日米数百機の航空機が入り乱れる激戦となった、日米初の空母決戦たるミッドウェー海戦。
その幕が、今まさに切って落とされようとしていた。
(※本作は、「小説家になろう」様にて連載中の同名の作品を転載したものです。)
文字数 195,646
最終更新日 2024.08.23
登録日 2024.05.31
「この願いを叶えるためなら、命も、世界も、かけてみせる――」
五〇〇年前。万能の力を持つ鬼神が、命の終わりに、自らの魂を日本中にばらまいた。
そして、鬼神の魂のかけらを宿した妖怪「鬼」と、かけらを宿した人間「鬼人」が生まれた。
鬼人は、鬼を倒し、その魂を吸収して右手中指の赤い石を花の形に成長させれば、どんな願いも叶えられるほどの万能な力を得られるという。
鬼人である中学三年生の斎王 竜は、自らの願いを叶えるため、毎夜、鬼と闘っていた。
一方、陰陽師の末裔である中学三年生の影宮 陽は、竜の幼馴染であり絶世の美少女・東条 姫と付き合っていた。
夏休み前日、陽は、姫とファーストキスを交わす。
だが、その夜、竜は陽を殺すため、影宮神社へ向かう。
この出来事が、彼らの出会いが、世界を揺るがす戦いを手繰り寄せていく……。
ーーーーー
イラスト さらまんだ(U-pa)
装丁・HP 兎月ルナ
登録日 2024.06.08
【完結・R18】
エルフィンド王国、王弟イシリオンの三男エルフィードとリティニア王国第2王子キースの恋物語。
アンティジェリア王国、王子妃セスを忘れられず恋煩いを拗らせるエルフィードは、孤独と喪失感にのまれていた・・
私はずっと誰かのものになりたかった。誰かの特別になりたくて、誰かに全てを奪って欲しくて堪らなかった。駄目で情けない自分を、誰かに理解されたかったんだ・・
《お知らせ》
異世界『アンダム』の物語という設定でシリーズものを考えています。
『お話シリーズ』です。
本編の『王子妃セスから冒険者レノになった話』に登場するキャラクターたちが沢山出てきます。シリーズものでお楽しみ頂けましたら幸いです。
★シリーズ第1弾(本編)
『王子妃セスから冒険者レノになった話』
・アンティジェリア王国第3王子レオナルドと薬剤魔法師セスのお話
★シリーズ第2弾
『大公令息ルシオとアイツの話』
・リティニア王国第3王子ヒューベルトとその幼なじみで大公家嫡男である側近ルシオの幼少期からともに成長していくお話
★シリーズ第3弾
『エルフの恋の話』
・エルフィンド王国王弟の第3王子エルフィードのすれ違い大恋愛のお話
★シリーズ第4弾
『迷子の天使の話』
・西国タリアネシア王国第2王子ユージーンと下級貴族の4男ノアのお話
★シリーズ第5弾
『狼獣人の幸せ探しの話』
・狼獣人のレヴィーは9才の時に父親に殺さられかけ、人間のイオの両親に拾われる。暴力や犯罪に巻き込まれながら生きる事を諦めた時、アンティジェリア王国第3王子妃セス(冒険者レノ)と出会い、その仲間たちに心が救われていく。一度生き別れたイオとの再会を果たすお話
文字数 59,724
最終更新日 2025.09.25
登録日 2025.09.01
一度死んだはずなのに目が覚めると魔王城に戻っていて、魔王様の力が強過ぎて前世の記憶まで引っ張り出されていました。この「ライラのほんわかスローライフ」というゲームの中の直ぐ死ぬキャラエレアだったのです。ライラは畑を耕したり、薬草を摘んで薬を作ったり、スイーツ店を作ったり、王子様や素敵なキャラと恋をしたり、女の子の夢をいっぱい詰め込んだ・・・詰め込み過多な女の子。そう、エレアの聖魔力を狙ったり、他の悪役キャラの力を狙ったり、相手から奪った力で今日も素敵なほんわかスローライフを送っちゃおう。に何とか抗ううちにストーリーからどんどん離れていきます。
ゲームの設定から徐々に離れていって、いったい本当のヒロインは誰なのでしょうか。
令和7年5月22日現在で30話程ストックあり全体の半分以上が書けているので少しずつアップしていく予定です。
感想をいただけると嬉しいのですがコミュ障なので返信に勝手にプレッシャーを抱えてしまうので感想欄は閉じさせていただいています。いいねやシオリ、お気に入り登録をしていただけるとすごく嬉しいです。
設定等に気になる点が気になる方は「素人の書いたものだからねって」そっと閉じてくださいね。
文字数 244,615
最終更新日 2025.10.19
登録日 2025.05.23
聴き手の世界と重なる時
── “聞くこと”から、世界は変わり始める。
仕事では成果を求められ、家庭では母として、妻として、休む間もなく過ぎていく日々。
人の話を聞く余裕も、自分の声を確かめる余裕も、いつの間にか失われていた。
主人公・望月恭介は、福祉業界の企画職として働く30代後半の男性。
かつては人の想いに寄り添うことを大切にしていたが、
今では効率や数値に追われ、心がすり減っていた。
そんなある日、学生時代に通っていた特別養護老人ホーム「ひまわり荘」での記憶が蘇る。
認知症の利用者・佐藤さんとの出会い、
「あなた、いつも来てくれる優しい人ね」と言われた瞬間のあたたかさ――。
それは、彼が“聴く”ことの意味を初めて体で理解した日だった。
しかし、社会に出てからの恭介は、
効率と競争の中でその感覚を見失っていた。
家族の支え、同僚とのすれ違い、
そして「聴く力」を指標化した新制度「LI(Listening Index)」の登場。
人の心を数値で測ることに、恭介は強い違和感を覚える。
けれどその制度がきっかけで、
「本当に聴くとは何か」「人の声はどこまで届くのか」
という問いが、彼の中で静かに動き始める。
やがて彼は、小さな地域施設「みどりの郷」と出会う。
派手さはないが、一人ひとりの声を大切にする現場。
その姿に、かつて自分が信じていた“福祉の原点”を見つける。
本作は、家庭と職場のはざまで揺れる大人たちが、
「聴く」という行為を通して、自分自身を取り戻していく物語。
“共感”が希薄になった時代に、
人と人がつながり直す瞬間を描くヒューマンドラマです。
仕事、家族、制度、価値観――。
どれも簡単には折り合えないものばかり。
それでも、誰かの声に耳を澄ませた時、
見えなかった世界が、静かに重なり始める。
「聴くこと」は、変化の始まり。
そして、“自分の声を取り戻す”ための第一歩。
⸻
🕊 感情と社会をつなぐ、静かな再生の物語。
読むたびに、「誰かの声を聴きたくなる」作品です。
文字数 60,236
最終更新日 2025.11.13
登録日 2025.10.07
〈影咒記〉第四篇『黄泉灯籠迷図』は、
鏡師・蒼雲の初登場篇であり、のちの外伝『りんどうの空に』へと続く“祈りの系譜”の起点となる物語である。
舞台は江戸後期。
死者を弔う行灯師たちの間で囁かれる、灯籠に宿る“人魂”の噂。
火を絶やさぬことが祈りであり、絶やすことが“供養”であるという逆説。
その境で、蒼雲はひとつの選択を迫られる。
――生きるとは、誰かの祈りを灯すことか。
それとも、自らの灯を消すことか。
物語は静かに、夜の闇へと降りていく。
行燈の光、雨に濡れる石段、そして鏡に映る薄い影。
そこに映るのは、もうこの世の者ではない。
けれど、蒼雲は知っている。
「祈り」は死では終わらない。
消えるたびに、また新たな光として生まれ直す。
――それが〈影咒記〉に連なる“咒”の本質である。
本作では、江戸の葬送文化・灯籠師・寺社儀礼を背景に、
“死を見つめる職人”の心を描く。
鬼火や妖ではなく、あくまで人の記憶と祈りの象徴としての“光”を主題に据えた幻想譚である。
蒼雲が初めて「祈りの意味」を理解するこの物語は、
〈影咒記〉全篇に通底する“影=記録”“祈り=咒”の構造を明確に提示する。
後の外伝『りんどうの空に』で描かれる彼の“静かな再生”は、
この作品で生まれた祈りの火の記憶に根ざしている。
――咒は祈り、祈りは影。
人が誰かを想い続ける限り、その光は消えない。
本篇は〈影咒記〉シリーズの中でも、
“最も静かで、最も深い闇”を描く作品である。
そこに宿るのは恐怖ではなく、
死者と生者を繋ぐ、わずかなぬくもり――
灯籠の火のように、
消えかけてなお、誰かを照らす光である。
本作は〈影咒記(EIJUKI)〉の江戸咒譚 第四篇 ― 黄泉灯籠迷図(よみとうろうめいず) ―です。
【更新案内】
※毎晩21時頃 更新予定。
闇の中に灯をともすように、静かに物語を紡ぎます。
――夜の読書時間に、あなたの心の灯を少しだけ照らせますように。
文字数 42,654
最終更新日 2025.11.15
登録日 2025.10.19
食べることは、生きること。
紅茶とともに、人の心に寄り添う『食』の物語、再び。
「栄養学なんて、大嫌い!」
大学の図書館で出会った、看護学部の女学生・白石美緒。
彼女が抱える苦手意識の裏には、彼女の『過去』が絡んでいた。
大学生・藤宮湊と、フードライター・西園寺亜嵐が、食の知恵と温かさで心のすれ違いを解きほぐしていく――。
ティーハウス<ローズメリー>を舞台に贈る、『秘密はいつもティーカップの向こう側』シリーズ第2弾。
紅茶と食が導く、優しくてちょっぴり切ないハートフル・キャラ文芸。
◆・◆・◆・◆
秘密はいつもティーカップの向こう側の姉妹編
・本編番外編シリーズ「TEACUP TALES」シリーズ本編番外編
・番外編シリーズ「BONUS TRACK」シリーズSS番外編
・番外SSシリーズ「SNACK SNAP」シリーズのおやつ小話
よろしければ覗いてみてください♪
文字数 19,340
最終更新日 2025.12.11
登録日 2025.12.01
召喚獣。
それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。
初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。
そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。
また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。
そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。
そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。
そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。
文字数 237,839
最終更新日 2026.09.29
登録日 2025.12.26
午前四時の樹海を吹き抜ける風の中、ペストマスクを被った怪異は、ひきこもりの青年へ語りかける。
「どんな状況も、『根拠なく絶望する脳』に生まれたという前提は覆らない」
そう考え、彼は自殺幇助によって不幸を終わらせてきた。
人手不足の療養病棟で、寂しさを訴える寝たきり患者。
酒に呑まれ、全てを台無しにした画家。
借金で家を追われ、心中を願う母親。
誰にも愛されないまま、死を証明に使おうとした少女。
責任に押し潰され、すべてから遁走した中年男。
死にたい理由も、形も違う。
「心の苦しみは比較できない。『死に値する苦しみである』と当人が感じれば、それは等価だ」
彼が差し出すのは、一本のメス。
触れれば願いは叶い、代わりに『死の想い』は次の誰かを救う。
終わらない救済の循環――のはずだった。
しかし、同じく救済を願う魔法具屋ミミコッテは告げる。
「自死の間際、人は視野が極端に狭くなることがある。今のあなたのやり方では、『救えたかもしれない人』が混ざってしまう」
これは、救いたいと願うほどに救いから遠ざかっていく者の、孤独な問答の記録である。
文字数 13,645
最終更新日 2026.01.21
登録日 2026.01.19
地球とは似て非なる世界、パラディースと日本の交流が始まって数年。
ある日を境に日本は一方的な搾取を受け始め、両者の諍いは修復不可能なレベルにまで達し、遂には戦争が始まった。
パラディースへの入り口がある日本には特別な軍学校が設立され、世界中の子供達が通い始める。
妹を殺された渡橋架もまた、復讐のために研鑽を積む日々を送っていた。
登録日 2014.12.19
私たち体育会系四人組は、異世界に飛ばされてしまいました。ほとんど憑依みたいなものですけど、残念ながら、性別が入れ替わってしまいました……。
「ということで、自己紹介を始めたいと思います! まずは翔から!」
「俺から⁈ まあいいけどさ。俺の名前は翔。ボクシングをやってたんだ。こっちの世界の身体じゃあうまく動けないが、まあなんとかやってるよ。最近の悩みは肩凝りだな。胸が重くてな」
「……それは嫌味っていうんだよ。翔」
「は? 何が?」
「もういいよ! 次、彩行ってみよう!」
「はい、私彩と申します。この世界では随分と良い体格になりました。弓を力強く引き絞ることが出来るので嬉しいです。ただ、皆さんの前では無口でなければならないのが辛いところです」
「彩ありがとう!じゃあ義一!よろしく!」
「やあやあ。みんなこんにちは。僕は超絶イケメン男、義一という者です!いやー、俺は本当に謙虚なやつで……あっ!そこの綺麗なお姉さん!ちょっと待って!後で一緒にご飯でも……」
「あ!義一どこ行くの!……もう見えなくなっちゃった。じゃあ最後は私!舞っていいます!この世界では勇者として魔王を倒す旅に出ているけど、具体的に何をすればいいのやら。さっぱり分かりません! なので、暇な時に得意なやり投げの練習をしています!」
「……なあ舞。練習するのは構わないんだけどさ。その聖剣、どうするつもりだよ?」
「えっ?それは、こうして……こう!」
聖剣はあっという間に見えなくなってしまいましたとさ。
登録日 2015.06.02
その場の高揚感でラーメン屋チェーン店に高卒で就職した川畑浅也は自分の無知さに愕然とする。こんなはずじゃなかった、当時の自分の無能加減を呪いながらこの現状を打破するために思いついた秘策は小説を書くことであった...
浅也は無事脱社畜を達成することができるのか。
現代日本の「理不尽」にほんの少し頭のよろしくない捻くれ主人公が挑むコメディー小説
登録日 2015.07.23