「北」の検索結果
全体で4,160件見つかりました。
神的超絶イケメン医師・北原春樹と、その義妹で可憐な莉子。
そんな二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。
やさしくて温かい時間が流れる、三人の愛。
春樹を慕って集まった菜の花クリニックを舞台に、時には泣けて、時には笑える――そんな日常の安心できる世界やドタバタ劇をお楽しみください。
本作には「BL」要素が含まれますので、苦手な方にはおすすめできません。
医療描写を含むため、苦手な方はご注意ください。
※医学情報はすべて架空のものです。
この小説は、<医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語>を加筆修正した改訂版です。
これは1000話までありますが、その後は<診察室の午後>菜の花の丘編に1話から続きます。
文字数 119,234
最終更新日 2026.01.01
登録日 2025.08.13
ヴォレッカ・サミレットは、領地の危機をどうにかするために、三年ぶりに社交界へと婚姻相手を探しにやってきた。
第一にお金、次に人柄、後妻ではなく、できれば清潔感のある人と出会いたい。 そう思っていたのだが──。
「これは、運命だろうか……」 誰もが振り返るほどの美丈夫に、囁かれるという事態に。
「気のせいですね」 自身が平凡だと自覚があり、からかって遊ばれていると思って、そう答えたヴォレッカ。
だが、これがすべての始まりであった。 超絶平凡令嬢と、女性が苦手な美丈夫の織りなす、どこかかみ合わない婚姻ラブストーリー。
全43話+番外編です。
文字数 109,751
最終更新日 2025.11.27
登録日 2025.11.18
フロナディア王国デルヴィーニュ公爵家嫡男ライオネル・デルヴィーニュ。
愛しの恋人(♀)と婚約するため、親に決められた婚約を破棄しようとしたら、荒くれ者の集まる北の砦へ一年間行かされることに……。そこで人生を変える出会いが訪れる。
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「国王陛下は婚約破棄された令嬢に愛をささやく(https://www.alphapolis.co.jp/novel/221439569/703283996)」の番外編です。ライオネルと北の砦の隊長の後日談ですが、BL色が強くなる予定のため独立させてます。単体でも分かるように書いたつもりですが、本編を読んでいただいた方がわかりやすいと思います。
※「国王陛下は婚約破棄された令嬢に愛をささやく」の他の番外編よりBL色が強い話になりました(特に第八話)ので、苦手な方は回避してください。
※完結済にした後も読んでいただいてありがとうございます。
評価やブックマーク登録をして頂けて嬉しいです。
※小説家になろう様でも公開中です。
文字数 32,733
最終更新日 2019.12.28
登録日 2019.09.20
自分が開発した乙女ゲーム『恋巫女と天瑞星の神々☆』の世界に転移してしまった34歳のゲームエンジニア、西岡ハツヱ。
しかも、ヒロインではなく、ライバルキャラの青藍澄音。神々との“恋愛”で霊気を育て、国を支える「恋巫女候補」のひとりになっていた。
だが、そこには致命的な問題がある。
――私、恋愛、できません。
神々の好感度は最初からマイナス。
温暖で豊かな南領地は対抗馬に取られ、配属されたのは加護も届きにくい最北の辺境地。領民には「どうせすぐ逃げる」と見限られ、三大神のひとりには笑って見下される始末。
恋愛スコアで国が動くこの世界で、恋ができない私に居場所なんてない。
……そう思ったけれど。
――でも、領地経営なら話は別だ。
資源管理、治安、住民満足度。
数字を積み上げ、仕組みを整え、問題を一つずつ潰していくことなら、誰にも負けない。
謎のもふもふ・しらたまを相棒に、恋愛抜きで最北の地を建て直していく澄音。
やがてその挑戦は、恋愛で序列が決まる世界の“当たり前”すら揺るがしていく――。
領地経営×異世界転移×和風ファンタジー。
文字数 127,526
最終更新日 2026.09.26
登録日 2026.08.30
旧題:凍てついた薔薇は恋に溶かされる
🌟第10回BL小説大賞(2022年)奨励賞。2025年11月アンダルシュノベルズより刊行🌟
【あらすじ】ロサーナ王国の病弱な第二王子アルベルトは、突然、無実の罪状を突きつけられて北の果ての離宮に追放された。王子を裏切ったのは幼い頃から大切に想う宮中伯筆頭ヴァンテル公爵だった。兄の王太子が亡くなり、世継ぎの身となってからは日々努力を重ねてきたのに。信頼していたものを全て失くし向かった先で待っていたのは……。
――どうしてそんなに優しく名を呼ぶのだろう。
お前に裏切られ廃嫡されて最北の離宮に閉じ込められた。
目に映るものは雪と氷と絶望だけ。もう二度と、誰も信じないと誓ったのに。
ただ一人、お前だけが私の心を凍らせ溶かしていく。
執着攻め×不憫受け
美形公爵×病弱王子
不憫展開からの溺愛ハピエン物語。
◎書籍掲載は、本編と本編後の四季の番外編:春『春の来訪者』です。
四季の番外編:夏以降及び小話は本サイトでお読みいただけます。
なお、※表示のある回はR18描写を含みます。
🌟第10回BL小説大賞での応援ありがとうございました!
🌟本作は旧Twitterの「フォロワーをイメージして同人誌のタイトルつける」タグで貴宮あすかさんがくださったタイトル『凍てついた薔薇は恋に溶かされる』から思いついて書いた物語です。ありがとうございました。
文字数 226,794
最終更新日 2025.11.12
登録日 2022.10.01
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
文字数 291,905
最終更新日 2026.10.10
登録日 2025.12.24
「ニリアーナ。悪いが君との婚約は破棄させてもらうよ」
目を見開き驚愕するのは、長く王太子の婚約者だった侯爵令嬢ニリアーナ。
貴族学園に入学するまでは互いに想い合っていたはずだった相手からの手酷い宣告。
彼の傍らには、学園で出会った子爵令嬢が居る。
魅力ある彼女は、大人しく地味なニリアーナよりも彼の隣がよく似合う。
だが、王太子の婚約者としての矜持がある。
反論を口にしようとしたニリアーナより先に、王太子は書状を掲げた。
「婚約破棄は当然国王の許可を得ている。…これは決定事項だ」
ニリアーナには言葉もない。
王命であれば、もう従う他ない。
子爵令嬢が、口角を上げて笑う。
「そして、この子爵令嬢エクノリアを婚約者とする」
王太子は、皆に聞かせるように声を張る。
優しく令嬢の腰を抱いて引き寄せた。
エクノリアの微笑みに、ニリアーナは敗北した。
彼の隣に立つのは己ではなかったのだ。
ニリアーナはそれ以上その場には居られなかった。
夜会の会場を出て、一人で涙した。
ニリアーナは婚約者だった王太子殿下を愛していた。
エクノリアを妾に希望されたらばそれを受け入れる覚悟もしていた程に。
しかし、ニリアーナの絶望は婚約破棄だけでは終わらなかった。
※エロあり
※『悪女』を『悪魔』に変更(12/21)
文字数 17,041
最終更新日 2023.01.03
登録日 2022.12.20
弱った蛇を助けた後から、エッチな夢を見る日が続いて……。
え?!貴方が蛇神様?
<説明&ご注意>
ふんわり設定でストーリー性は低め。
エッチ度はほどほど。
誤字脱字、話の矛盾など気にせず読める人向きです。
だらだら書いているので完結しないかも……。
<キャラクター覚書>
●伊久巳:蛇神様。蛇型→白蛇。神様人型→髪も肌も全体的に白く神々しいほど美しい。人間型→北欧ハーフ系。人間型だけは清一以外にも見える。
●松葉 清一:40代。中肉中背。しがないサラリーマン。歳の割には若く見える童顔。快感に弱い。
文字数 55,422
最終更新日 2023.12.26
登録日 2023.01.05
「魔力の流れが見える」
――幼い頃からそう訴えても、両親には気味悪がられ、まともに取り合ってもらえなかった。
伯爵令嬢クレア・フォンティーユは、平凡な魔力量しか持たない令嬢だった。
けれど彼女には、魔力の流れを糸のように見分け、その乱れをほどく繊細な調律の腕があった。
その力を買われ、クレアは王家の魔道具を整備する魔力調律士として働いていた。
けれど婚約者の王太子アルベールは、婚約発表の直前になって「可愛げがない」と一方的にクレアを切り捨て、男爵令嬢マリーベルを正式な婚約者に選んでしまう。
婚約破棄されたクレアは、王命により北方の辺境伯領へ追いやられることに。
実家にも見放され、一人きりで向かったノルトハーゲン領で、彼女は人を寄せつけないと恐れられる「氷の辺境伯」アシュレイ・ノルトハーゲンと出会う。
誰にも理解されなかったクレアの力は、強大すぎる魔力に苦しむアシュレイにとって、唯一の救いだった。
冷徹と恐れられた辺境伯は、次第にクレアに惹かれ、手放せなくなっていく。
一方その頃、クレアを失った王宮では、彼女が整えていた魔道具が少しずつ不調を起こし始めていて――。
王家の魔道具が動かない?
もう私には関係ありません。
文字数 28,904
最終更新日 2026.07.03
登録日 2026.06.24
「魔力ゼロの無能が、私の隣に立つな」
公爵令嬢のリディアは、生まれつき魔力がない。それだけの理由で、家族にも婚約者の第一王子にもずっとバカにされてきた。
そこへ現れたのが、強い光の魔力を持つ聖女エリアーデ。王子はここぞとばかりにリディアへ婚約破棄を突きつけ、国の外へ追い出してしまう。
追放先は、寒くてやせた北の辺境。ところが荷馬車に揺られている途中で、リディアは前世を思い出した。働きすぎて死んだ、日本の理系の研究者だったころの記憶を。
そして気づく。この世界で「魔法」と呼ばれているものは、前世で習った理科でぜんぶ説明がつくのだと。火の魔法はただの燃焼、水の魔法はただの化学の反応。だったら、魔力なんてなくても同じことができる。
たどり着いた辺境の村で、リディアは前世の知識だけを頼りに、鉄も、汚れがよく落ちる石けんも、作物がぐんぐん育つ肥料も作りはじめる。村人たちは大喜びで、いつしか彼女を「本物の聖女様だ」と崇めるようになっていた。
一方、リディアを追い出した王国では、彼女が陰でこっそり支えていた大事な仕組みが、次々に壊れはじめていて――。
追放されて、むしろ最高。読みやすさ第一の、痛快“理科チート”ざまぁ物語。
※本作は、既存作品を全面的に改稿(リライト)した作品です。
文字数 111,671
最終更新日 2026.08.16
登録日 2026.07.20
【不器用な雪豹α王イデオン×見た目は美人Ω中身は田舎者なサーシャの転生オメガバース】
公爵子息のサーシャは借金返済のため縁談を持ち掛けられる。そのタイミングで起きた火事により前世の記憶が蘇った。
「僕、ホッカイドウの牧場主の息子だった……!」
動物好きの記憶を思い出したサーシャの嫁ぎ先は雪豹α王のいる北の国。
人間を食べると噂される獣人の国へ道民特有の能天気とおおらかさを発揮して嫁いで行く。
一方雪豹王イデオンは人間の国で両親が暗殺されたことから人間を疑っていた。
そして人質代わりに送られてくる花嫁に警戒心を抱く。
「人間とは一年中発情して子作り出来る種族――色仕掛けで腑抜けにするつもりだろうがその手には乗らぬ!」
しかし嫁いできたサーシャは美人な上懐かしい匂いがするし、予想外に純朴な性格で戸惑う。
さらに、歳の離れた弟のミカル(4歳)が自分よりも先に花嫁に懐いてしまい――?
雪豹王との子を身籠れば報奨金が出る。借金返済に必死なウブΩサーシャは雪豹王イデオンの心を溶かして子を授かることができるのか?
また、雪豹王の両親暗殺の真相とは?
【受】サーシャ・レーヴェニヒ(19歳)Ωの公爵令息。見た目は華やかだが中身は素朴な北海道民。動物に好かれる。
【攻】イデオン・ヘレニウス(20歳)αの雪豹獣人で、現グエルブ国王。気性が荒く不器用な超美形。
※舞台は北欧っぽいイメージです。ふんわりご都合主義ファンタジーなので温かい目で見守っていただけるとはっちゃきこいて頑張ります。
文字数 133,058
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.10.31
勇者の実弟でありながら、勇者パーティーのお荷物扱いなオジサン剣士・フランクは、魔王軍幹部を前にして、囮役として仲間たちから見捨てられた。
必死に命乞いをした結果――元々がセックス大好きな淫乱ビッチだった彼は、幹部による快楽責めに敗北し、淫魔として改造されてしまう。
性欲モンスターと化したフランクは、正義の心に燃える聖騎士たちや、かつての仲間をも快楽洗脳し、自らの性処理玩具に貶めていく――!
露骨表現多めの抜きエロです。基本的に悪堕ち/快楽堕ち/洗脳/催眠要素ばっかり。陵辱と襲い受しかない。
主人公が左右非固定、♡と淫語飛び交うハード系エロ、濁点喘ぎ、精飲/ぬるめの小スカ/軽度のチンカス描写注意。
※pixiv、ムーンライトノベルズにて先行掲載済みの作品です。完結済みのため、一日一話ずつ毎日投稿していきます。
【主人公】
フランク…ヤリチンでビッチなゲイ。性格はお気楽な快楽主義者。クソ野郎。
【お相手一覧】
魔王軍幹部の高慢触手男(リバ)/童貞な騎士団モブ兵士×主人公(襲い受)/主人公×ノンケ妻子持ち騎士団長/高飛車青年魔導師×主人公/主人公の配下×ウブな生真面目ガチムチ神官(挿入無し)/主人公×女好きクズな兄貴の勇者(本番行為は同人誌版に収録)
文字数 84,987
最終更新日 2024.04.20
登録日 2022.11.12
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
文字数 87,953
最終更新日 2025.08.03
登録日 2019.07.06
学生アイドルとして最高の栄誉――卒業公演の大トリ。その大舞台に立つことが決まった翌日、ユニットの相方である星見昴は言った。
「俺、卒業したらアイドル辞めるから」
幼い頃から昴を日本一のアイドルにすると決めて邁進していた日晴旭にとって、それは駆け抜けてきた青春そのものを否定される宣言だった。
アイドルになるべくして生まれた、完璧な北極星・昴。
そんな昴を誰よりも信じ、誰よりも近くで輝かせてきた、努力型のアイドルオタク・旭。
「お前を一番のアイドルにする」そう言って全力で走り続けてきた旭と、「お前と一緒なら」とステージに立ってきた昴。
卒業までに残された一年という時間の中で、二人はすれ違いながらお互いが見つめる『夢』と『未来』の答えを探していく。
※第2回青春BLカップにエントリーしています。応援いただけると嬉しいです。
文字数 57,094
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.08.07
■概要(あらすじ)
冬城直哉(ふゆき・なおや)は、同じ営業部の人気者・春川幹人(はるかわ・みきと)を密かに可愛いと思っていた。ところが社食で腿に触れられた直後、幹人は態度を豹変させ、「営業部の男は俺のものだ」と宣言する。自分を受け仲間のライバルだと誤解しているらしい。そう思っていた直哉に、幹人が突きつけた勝負は、なぜか自分を抱かせることだった。強気な煽りはやがて♡喘ぎへ崩れ、敗北後の言い訳は、どう聞いても愛の告白で――。勘違いから始まる職場喧嘩っぷるBL。
■一言コメント
強気受けの♡陥落を浴びたい方へ
■タグ
BL / ボーイズラブ / 現代BL / 社会人 / リーマン
喧嘩っぷる / ラブコメ / 強気受け/ ♡喘ぎ / ハッピーエンド
■AI活用
・表紙(AIイラスト)
・会話テンポ&文章校正
・タイトル/名前/タグ案
文字数 21,116
最終更新日 2026.07.21
登録日 2026.07.17
「婚約破棄なんて、こちらから願い下げです。」
王太子から突然の断罪を受け、北の辺境へ追放された公爵令嬢セレスティーナ。その瞬間、彼女は前世の記憶を取り戻す。管理栄養士だった彼女が目にしたのは、食糧難と冬の病に苦しむ砦の人々だった。
「食べるものさえあれば、人はどうにかなるものよ」
発酵キャベツと岩薔薇のお茶、そして知識を武器に、彼女は砦の暮らしを変えていく。そんな彼女を静かに見守るのは、感情を見せない「氷の辺境伯」ヴィルヘルム。不器用な優しさに、少しずつ心が動き出して……。
一方、彼女を陥れた王都では、偽りが綻び始めていた。追放令嬢の逆転劇、そして辺境で見つけた本当の居場所とは。
ざまあも溺愛も、ハッピーエンドもたっぷり詰め込んだ、異世界恋愛長編。
文字数 46,750
最終更新日 2026.09.28
登録日 2026.09.28
「生贄」として、北の最果てへ追放された聖女セレスティーヌ。
待っていたのは、冷酷非情な「氷の公爵」ヴィクトールと、飢えた魔獣たちの牙……のはずだった。
だが、セレスティーヌが瀕死の魔狼ヴォルグを慈愛で救ったことで、絶望の運命は一変する。
不思議な熱を持つ魔獣テラ・コッタ、白銀の神獣アウローラ。
恐ろしいはずの魔獣たちは次々と彼女に懐き、不毛だった北の大地は、彼女の祈りと共に春のようなぬくもりに満ちていく。
文字数 50,122
最終更新日 2026.04.12
登録日 2026.04.12
「君は王妃に向いていない」
婚約者だった王太子レオンから、そう告げられた公爵令嬢エレナ。
彼が選んだのは、聖女ミレイアだった。
婚約を破棄され、王宮を追われたエレナは、北方の荒れ果てた領地へ向かう。
そこで待っていたのは、厳しい寒さと貧しい領民、そして誰からも見捨てられた元王太子レオンだった。
すべての地位を失い、落ちぶれた彼は、エレナの前で頭を下げる。
「どうか私を、あなたの侍従としてお側に置いてください」
かつて自分を見下し、捨てた男。
そんなレオンを、エレナは簡単には許せない。
それでも彼を侍従として受け入れ、共に北方領の再建に挑むことになる。
商業、農業、交易路――。
エレナは持ち前の才覚で領地を発展させ、誰もが見捨てた北方領を王国屈指の繁栄地へと変えていく。
一方レオンは、華やかな王太子時代には知らなかった「人の痛み」を知り、泥にまみれながら少しずつ変わっていく。
やがて彼は、もう一度エレナの隣に立つため、王都へ向かうことを決意する。
王太子の座を取り戻すためではない。
――自分がかつて壊したものから、今度こそ逃げないために。
そして帰還したレオンに、エレナが告げた言葉は意外なものだった。
「明日から……侍従を辞めてください」
拒絶されたと思ったレオン。
しかしエレナが差し出したのは、別れの手ではなかった。
「私の後ろを歩く侍従ではなく――私の人生の、対等なパートナーとして。私の隣に立ってください」
かつて自分を捨てた男を、もう一度愛するのか。
それとも、過去の傷を抱えたまま別の道を選ぶのか。
すべてを失った元王太子と、自らの力で「北方の女王」と呼ばれるまでになった公爵令嬢。
これは、一度壊れた二人が、過去をなかったことにはせず、それでも自分自身の意思で再び互いを選び直す、逆転と再生の恋物語。
文字数 45,684
最終更新日 2026.08.29
登録日 2026.08.19