「自身」の検索結果
全体で6,746件見つかりました。
永遠の若さ、永遠の命、それを兼ね備えた不変の存在。人はそれを不老不死と称する。そんな不老不死の女性、ダフネは死を求めていた。自身が死ぬために必要なのは、伝説上の存在である賢者の石。しかし、その賢者の石は99の欠片となり、世界各地に散らばっていた。
その欠片を集めるために、不老不死ダフネは理性ある殺人鬼カインと共に、一癖も二癖もある人々と出会いと別れを繰り返しながら旅をする。
文字数 11,293
最終更新日 2023.08.01
登録日 2023.08.01
買取店で働く査定士・守屋は、「0円査定」をためらわない男だった。
値段をつけないことで、物も、人も、終わらせられる——
それが彼の信念だった。
だが、同じ客が何度も店を訪れるようになったとき、
その信念は静かに揺らぎ始める。
0円は救いなのか、それとも拒絶なのか。
正しい査定は、人を救うのか。
やがて守屋は、
自分自身が「査定される側」に立たされることになる。
値段とは何か。
価値とは何か。
そして、数字をつけないという選択は、許されるのか。
——これは、
値段で人を裁いてきた男が、値段のない答えに辿り着くまでの心理ミステリー。
文字数 12,852
最終更新日 2026.02.02
登録日 2026.01.19
人事コンサル会社を不当解雇された二十四歳の佐藤任三郎は、神田の古い雑居ビルに労務記録相談室「逆転帳」を開く。
彼の武器は、暴力でも違法な暴露でもない。面談記録、メール、業務用チャット、勤怠履歴、証言を時系列へ組み直し、会社が作り上げた退職理由の矛盾を暴くことだった。
最初の依頼人は、上司の失敗を押しつけられ、「能力不足」と「協調性欠如」を理由に退職を迫られた女性。しかし、彼女自身にも職場で問題視されるだけの欠点がある。
本人の問題と会社の不正を切り分けながら、任三郎は出来事より先に作られていた評価記録の存在へたどり着く。
弁護士、社会保険労務士、転職支援者、記者、元同僚、元依頼人、そして敵側の人事担当者。立場の異なる女性たちとの衝突と共闘を重ねるうち、個別の相談は任三郎自身の解雇と、企業が人を切るために作った仕組みへつながっていく。
会社に記録された評価だけで、人間の価値を終わらせない。
切られた人々が自分の言葉と人生を取り戻していく、証拠集め型の企業復讐ドラマ。
文字数 57,319
最終更新日 2026.08.27
登録日 2026.07.26
世の中には裏と表が存在する。それはもちろんヒーローにだって存在する。彼らだって、ヒーローである前に一人の人間である。しかし、ヒーローとして自分を信じるあまり自分自身を見失ってしまうことがあるのだ。
それは、そんなヒーロー達の仮面の呪縛からの解放と記憶と顔をなくしたヒーローとそんな彼に惚れた一人の女記者の物語である。
文字数 7,590
最終更新日 2021.03.20
登録日 2018.06.24
平凡な生活をしていた茅野 蘭。
ある日突然死んでしまい、雪蘭として転生した。
だが、ある日、自身に精霊が宿っていることに気付く。
精霊の力を得た私は最強の力へと近づいた。
十五歳になった雪蘭は後宮で働く事を決めた。今まで積んできた知識や精霊の力を使い、後宮で侍女としての日々を送る。
妖魔や悪魔などの存在に翻弄されながらも成長していく。
これまで通り更新は遅くなりますが、何卒、よろしくお願い致します。
文字数 51,607
最終更新日 2022.01.26
登録日 2019.02.18
ここは、ラノベでよくある異世界
勇者と聖女の息子である真(まこと)は楽して生きていくために武器屋の店主となった。
週4日、2時間働き、それ以外は、自分の趣味に時間を費やするといった幸せな人生を送っていた真の幸せは突如破壊される。
聖剣を100億円で売ったつもりが、真自身を100億円で王女様に売ってしまった!!
仕方なく騎士となった真は、早く帰りたいので2時間で悪を滅ぼすことにした。
【追記】
やっと序章が終わりました。
11月2日~本編王宮編が始まります。
【追記】
設定は、かなりガバガバです。
文字数 18,887
最終更新日 2019.11.04
登録日 2019.10.29
20XX年。
世界各地に突如異界に繋がるゲートが出現した。
そのゲートの中にはまるで空想の物語のようなモンスターが多数生息しており、その中でもボスと思われる一番強い個体を倒す事によりゲートが消滅する事が判明した。
このゲートは全世界の人々が騒ぐ内にいつしかダンジョンと呼ばれるようになる。
当初各国政府、軍によりダンジョンの調査が行われダンジョンより産出された鉱物が莫大なエネルギーとして利用出来る事が分かると一気に世の中がひっくり返る事となった。
ダンジョン自体、消滅してもまた時間が経てばどこかに別のダンジョンが出現してくるため各国はこの新エネルギー確保のためにダンジョンの管理を行い始める。
ただ、ダンジョンの特性として人類が生み出してきた銃火器などの武器ではモンスターに全く歯が立たず命を落とす事も多かったが、ダンジョン出現と共に"覚醒者”と呼ばれる不思議な能力に目覚める人々が出現した事によりダンジョン攻略が容易になった。
そんな新たな世界となった現代日本で、普通の大学生であった奥村千鶴はごく平凡に過ごす一般人であったが、バイトの帰り道で突如出現したダンジョンに吸い込まれたのだった……。
◆
何番煎じかわからない作品内容です。
ご自身のお好みに合わないようでしたら、そっ閉じして下さい。
文字数 13,887
最終更新日 2021.08.02
登録日 2021.08.01
極北大陸クリオ・テラ――絶対零度の世界が、年ごとに人類の生息域を侵食していく。
大陸暦A.C.300年。辺境都市ノルヴェグに、一通の黒い羊皮紙が届いた。
「放棄都市執行」
帝国が下した死刑宣告。三十日後に熱配給は完全停止され、残留者への保護措置は行わない。この街は見捨てられたのだ。
熱工学士レオン・ヘルツは、地下の蒸気室で街の心臓を守り続けてきた男だ。錆びついたボルトを回し、漏れた蒸気を塞ぎ、枯渇寸前の触媒を騙し騙し延命させる日々。三年前の配管事故で仲間を失い、頬に火傷痕を刻まれてなお、彼はスパナを手放さなかった。
だが計算は残酷だ。触媒残量十四パーセント。地熱流量は下がる一方。どの方程式を組んでも、答えは同じ方向へ収束する。
帝国から派遣された熱監察官ユリウス・フェルンは、数字と論理で街の死を宣告する。 「私はこの街を殺しに来たのではない。すでに死にゆく街の、死亡診断書を書きに来た」 冷徹で、正確で、反論の余地がない。彼の言葉は、レオン自身の計算結果と寸分も違わなかった。
街に残された猶予はない。住民たちの懇願も、工廠長の怒りも、凍結線の南下を一ミリも止められない。
――その夜、北の空が裂けた。
三色の光を纏い、氷原の果てから墜ちてきたのは、未知の金属カプセル。中に眠っていたのは、銀髪の少女だった。瞳には紫・赤・緑の光が銀河のように渦巻き、その存在が目覚めた瞬間、枯れかけていた街の蒸気網が咆哮を上げる。
圧力は暴走し、計器は振り切れ、街は歓喜と破滅の狭間で軋む。
「あなたは熱を扱う者。配管の声を聞き、蒸気の呼吸を読む者。――その技能が、今、必要とされている」
少女の言葉を受け、レオンは走り出す。帝国の銃口を背に、三十七分の猶予を握りしめて。
死にゆく街に墜ちた劇薬。無力な技師の意地。冷徹な監察官の合理。そして、「寒い」とだけ呟いた少女の、人間のような小さな声。
これは、凍りついた世界でなお手を止めなかった一人の男と、空から降ってきた謎の少女が、余命一年の街の運命を激しく揺さぶる物語。
文字数 148,710
最終更新日 2026.03.23
登録日 2026.02.16
とある神が創設した小さな世界【インシュラ】では、短い歴史の中で減退の時期を迎えていた。神は世界に、人種とされる種族と、魔族の二大の勢力を創り出し対立させた。人は魔物や命の宿る様々な物を喰らい、魔族は人種の魂と血肉を必要とした。当初は拮抗していた勢力も、人種の魂や血肉を喰らわなければ生命を維持できない魔族に、様々な物を糧とする人種は力を付けた魔族の勢力に侵される。そこで神は人種に希望を与えた。願いを叶える力を宿した石、【千鶴石】を世界に5の数を産み落とし、揃えし者の願いを待った。しかし時が経てども滞在は続き、人種は一つの千鶴石を、魔族も同じく一つの千鶴石を所有するに落ち着く。やがて千鶴石は夢物語となり、世界は緩やかではあるが人種の減退への道を指していた。世界とは植物の様に、創世後は成長を待つ事しかできない神は、「インシュラ」にある肥料を与える事を決意する──
【地球】のとある場所に位置するここ「山田刑務所」には、更正に対して前向きだと評判の「内掃班」がいた。この内掃班に、ある時を境として様々な負の連鎖が襲い掛かる。犯罪者達は度重なる不運の中で様々な思いを胸に、刑務所の御法度である「脱獄」を企てた。ある者は愛する人の為、ある者は自身の欲の為に「シャバの世界」へ脱獄を試みるが、彼等を待つのは異世界である「インシュラ」であった。魔法と魔物、そして「死」が間近にある厳しい世界で特別な「力」を手に入れた彼達は、願いを実現化する千鶴石を【神の遣い】となり探し求める。
■犯罪者が主人公ですので、見る人によっては不快な事件や物(薬物等)が出てきます。
異世界へ入るのは「小西4話」からですので、手っ取り早く読みたい方はそちらからでも、どうぞ。
登録日 2018.07.13
これは誰にも言えない秘密を抱えてしまった少女の恋と葛藤の物語。
大好きだった祖父の死。
それはあまりに突然で、内気な高校生の少女に暗い影を落とす。
祖父の事を想えど、そこで少女は、自分が祖父の事を何も知らない事に気付く。
そんな時、彼女は祖父の遺品の中から古い和綴じの日記を見つけ、自分と同じ年頃の祖父の記憶に触れていく…。
それは新たな発見と不思議と驚きに満ちていて、
そして少女自身も自分が置かれている環境や感情の変化に戸惑いを感じ始める。
秘密にされた学生時代の祖父の恋心。
そして、秘密にしなくてはいけない自分の恋心。
少女はやがて当時の祖父と自分の感情を重ね始める。
日記を読み終わる時、彼女は祖父の事をもっと理解できるようになるだろうか。
そして、自分の気持ちに結論を出す事はできるのだろうか。
注意:この作品は不親切設計です。「 」は存在しません。
作品内に1つ大きな秘密がありますがそれも明言はしておりません。
ガールズラブ要素がありますがイチャラブ百合ではありません。
主題はあくまでも少女の心の成長と葛藤です。GLでなければいけない理由ありきですので苦手な方も目を通して頂けると嬉しいです。
上記をご理解の上お読みいただけると幸いです。
全10話。1頁あたり4000〜5000文字程度。
文字数 49,601
最終更新日 2021.01.08
登録日 2021.01.06
【第14回恋愛小説大賞にて奨励賞を頂きました】
修道女のステファニーは国王の庶子だが、幼い頃から修道院で暮らしていた。ある日還俗してオーウェン・バートン伯爵の元へ降嫁することを命じられる。
一方、オーウェンは自身が携わった鉱山採掘における崩落事故のトラウマで、不眠と閉所恐怖症に悩まされていた。強制的な結婚だったので、3年で離縁することをステファニーに約束するオーウェン。
しかし降嫁してきたステファニーはなんだか変わっていて、一緒に過ごすうちにトラウマが薄れだんだんステファニーのことが気になって仕方なくなってきて…
※本編完結。たまに番外編を更新しています
※他サイトにも投稿しています
※主人公の仕事については一部ふわふわ設定です
※表紙イラストはあまもり様(@amamori_stst)に描いて頂きました
文字数 97,098
最終更新日 2021.06.12
登録日 2021.01.28
「空気は読めないけど、ボク、漫画読むのは早い方だよ」
そんな、ちょっとのんびりやで癒し系の小学六年の少年、佐々田京也(ささだきょうや)が、音楽発表会や学習発表会で大忙しの二学期を、漫画の神様にもらった特別な力で乗り切るドタバタ爽快学園物語です。
コメディー色と恋愛色の強めなお話で、初めての彼女に振り回される親友を応援したり、主人公自身が初めての体験や感情をたくさん見つけてゆきます。
---------- あらすじ ----------
空気が読めず失敗ばかりだった主人公の京也は、小六の夏休みに漫画の神様から『人の感情が漫画のように見える』能力をさずけられる。
この能力があれば、『喋らない少女』の清音さんとも、無口な少年の内藤くんとも話しができるかも……?
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2023年、ポプラキミノベル小説大賞→ 最終候補
2024年、第2回きずな児童書大賞→ 奨励賞
文字数 53,127
最終更新日 2024.08.27
登録日 2024.07.28
現代の歪んだ執着や悪意を「バグ」と見なし、デバッグ(縁切り)を請け負う炎物執(えんもてと)神社。
合理主義者の神主・誤利益 幽異は、自ら構築した完璧なUIとログ解析を武器に、スマートかつ定時上がりの「除霊(システム復旧)」を目指しています。しかし、その理想はいつも、相棒の巫女・枢の暴走によって打ち砕かれます。
ある夜、不倫相手の妻への嫉妬に狂う女性が参拝に訪れます。幽異がマニュアル通りのクリーンアップを試みようとした瞬間、枢の中に眠るお稲荷様の真体「詐(いつ)」が覚醒。通知なしの「強制アップデート(物理的な因果の初期化)」が実行され、女性の悪意もろとも記憶と感情が全消去されてしまいます。
残されたのは、廃人同然の依頼人と、膨大な修正パッチ作業。幽異の「予測不能な赤信号」に怯える日々は、今夜もアップデートされ続けるのです。
■登場人物紹介
誤利益 幽異(ごりやく ゆうい)
役職: 炎物執神社の神主。
性格: 超合理的で効率主義。コンビニスイーツを愛する現代人。
能力: 参拝者のログ(過去や悪意)をスキャンし、自身のUIを通じて「デバッグ」を行う。
悩み: 枢(詐)のせいで発生する「仕様外の動作」と、その後の膨大な後処理作業。常に予測不能な強制終了に怯えている。
枢(くるる) / 詐(いつ)
役職: 巫女。
性格: 普段は無気力で退屈そうにしているが、本質を見抜く「感」が鋭い。
正体: お稲荷様の真体、九尾の影を持つ存在「詐(いつ)」を内に宿している。
能力: 悪意のデータを因果ごと喰らい、強制的に初期化(フォーマット)する。幽異の管理システムを無視して管理者権限を奪う。
文字数 1,195
最終更新日 2026.02.01
登録日 2026.02.01
「その光は、救いか。それとも、すべてを焼き尽くす罪か――」
舞台は2026年、現代。
地図には載らない聖域都市**【アストラル】**。そこは、嘘や暴力すら存在しない「完璧な正義」が支配する高次元の居住区。
アストラル出身の青年・**雅 勇気(ゆうくん)は、故郷の教えである「不浄な外界(鉄火の町)の浄化」を信じ、実直に聖騎士を目指すフリーターだ。彼は自身の持つ強大すぎる権能『光の大罪』**を、人々を励ますための希望の力だと信じて疑わなかった。
しかし、修行のために訪れた混沌の街**【鉄火の町】**で、勇気は二人の「影」と出会い、自身の正義を根底から揺さぶられることになる。
一人は、かつてアストラルの伝説的「剣聖」でありながら、愛する妻子を「不純物」として故郷に処刑され、光を斬る修羅へと堕ちた男――佐久間 零士。
もう一人は、勇気と全く同じ姿、同じ能力を持ちながら、彼への歪んだ執着と劣等感に溺れる「偽物」の少女――ミラ・リヴァース。
零士の絶望に触れ、ミラの悪意に晒される中で、勇気は知る。
自分が信じていたアストラルの光が、ある者にとっては家族を奪った凶器であり、ある者にとっては存在を否定する呪縛であったことを。
折しも、アストラル議会は鉄火の町を「不要な塵」として完全消滅させる**【大浄化】**を開始する。
故郷の冷酷な正義か、泥にまみれた街の絆か。
「本物の光」を目指す少年と、「光を拒絶する」二つの影。
決して交わるはずのなかった三人が、世界の終焉を前に手を取り合うとき、鉄火の町に「真の希望」が灯る――。
文字数 1,851
最終更新日 2026.03.19
登録日 2026.03.19
舞台はなんの変哲もない、とあるベッドタウンの中心部。
そんな、住むのに不便なし、かといって楽しみもない町で日常を送る高校生の非日常に視点を置いた、脱出ホラーストーリー。
あなたの知らないホラーが、ここにある…。
作品コンセプト
通常のホラーでは明かされることのない、敵の正体、そして、今回の現象の発端を明かしつつも、読者に与える恐怖感。未知なるものから感じる恐怖だけに絞らず、不信感、嫌悪感など、人が持つ感情から生まれる、人としての恐怖を感じて頂ければ。
他の見所は、この不思議な世界に関わることで変わっていく、主人公たち自身、また、それによって変わる、彼らの行動の変化に注目。
文字数 5,602
最終更新日 2017.07.01
登録日 2016.07.28
アリステラ王国の16番目の王子として誕生したアーサーは、性欲以外は賢王の父が、子供たちの生末に悩んでいることを知り、独自で生活基盤を作ろうと幼い頃から努力を重ねてきた。
王子と言う立場を利用し、王家に仕える優秀な魔導師・司教・騎士・忍者から文武両道を学び、遂に元服を迎えて、王国最大最難関のドラゴンダンジョンに挑むことにした。
だがすべての子供を愛する父王は、アーサーに1人でドラゴンダンジョンに挑みたいという願いを決して認めず、アーサーの傅役・近習等を供にすることを条件に、ようやくダンジョン挑戦を認めることになった。
しかも旅先でもアーサーが困らないように、王族や貴族にさえ検察権を行使できる、巡検使と言う役目を与えることにした。
更に王家に仕える手練れの忍者や騎士団の精鋭を、アーサーを護る影供として付けるにまで及んだ。
アーサー自身はそのことに忸怩たる思いはあったものの、先ずは王城から出してもらあうことが先決と考え、仕方なくその条件を受け入れ、ドラゴンダンジョンに挑むことにした。
そして旅の途中で隙を見つけたアーサーは、爺をはじめとする供の者達を巻いて、1人街道を旅するのだった。
文字数 209,204
最終更新日 2019.04.04
登録日 2018.08.19
現実世界で水無月沙夜は幼少期に城原黒人と言う少年と出逢う。
同じ幼稚園に通い、自宅も近かった二人はいつも一緒だった。
そんな二人も長い年月が流れ高校生になった。
少々お転婆な沙夜は、正義感が強く人から好かれる存在である。
黒人はそんな沙夜に憧れを抱いていた。
ある日の登校途中、突然暴走して来た車に轢かれてしまった沙夜は
即死の状態で病院に運び込まれた。
だが、沙夜は目を覚ました。
そこは現実世界とは違う別の次元の様な世界・・・
ベッドの上で目を覚ました沙夜は軍人の集う基地の中にいた。
どうやら別の人物になってしまっている様子であった。
世話係の男性軍人に自身が記憶喪失では無いかと不安を抱かれ、
話を合わせ、詳細を聞き出す事にした。
しばらく時間が流れ、女軍人としての生活にも慣れた頃、
不可思議な出来事が度々起こる事に興味を抱く。
それは、敗北した後に、必ずひと月程が経過すると敵側が崩壊すると言う事。
だが、沙夜は勘の鋭さからこれは自身を救う為の行為であると確信する。
理由は、沙夜に直接危害が及ぶ戦いの後に必ず敵側が滅ぼされてしまうと言う点。
沙夜は、その救いの手を出している者を射止めたいと強く感じ、ある行動に出るのだが・・・
更に月日が経過した後、沙夜は戦に完全敗北してしまう。
死に追いやられてしまった沙夜は、またしてもベッドの上で目を覚ます。
だが、今回は前回とは大きく違っている点があった。
ベッドがふかふかしており、お姫様ベッドの上に寝ていたのだ。
デジャヴの様な感覚に包まれた沙夜は、同じく記憶喪失を装い、情報を聞き出す。
だが、またしても状況が似通っていたのである。
女軍人の次は姫騎士だと・・・
同じ様な戦場を舞台とした世界で沙夜は持前の適応能力の高さから、指揮を執り、自らも戦う凛々しき戦士となってゆく。
何れ、女軍人での世界、そして姫騎士としての世界が行き来出来る事になる。
沙夜は、現実世界に戻る術を知らないが、今間違い無く存在している自分を最大限に活かし、
一刻も早く戦争を終わらせると言う強い意志を抱いていた。
果たして、沙夜は、無事に元の世界へと戻れるだろうか?
そもそも、沙夜は本当に死んでしまったのだろうか?それとも生きていたのだろうか?
二つの世界の終戦を迎えた時、全ての真実がひとつに繋がる。
文字数 19,574
最終更新日 2025.10.04
登録日 2021.06.27
私、リアナと申します。
眩いブロンドとサファイアのようなブルーの瞳、陶器のような肌に均整の取れたプロポーションに加えて、頭脳明晰な上に性格は明るくて社交的。
なおかつ思慮深く、気配り上手でそれでいて信念に基づく物怖じしない意思の堅さと物事をやり抜く粘り強さetc…
と、まあこんな感じで、要約すると全方位パーフェクトな私です。
そんな私の職業はと言いますと…
ニューオーリンズのとある探偵事務所で事務員兼雑用係兼探偵助手兼エセ霊媒師をしております。
って……
なんじゃそりゃ????
って思ったアナタ、大丈夫よ、私自身も常日頃そう思ってる。
それもこれもこのマイナ探偵事務所のあの所長のせいなのよ。
まったくもってタチの悪いオッサンなの。
人使い荒いし金払いは渋いし、服のセンスはダサいし、ほんと言い出したらキリないんだけど、残念ながらちょっと今は手が離せない案件を抱えているので、追々話してあげるわね。
それにしてもこのおばけキノコがクソ弱くって話にならな…
……あら?
誰か来たようよ。
また変な依頼人じゃなきゃいいけど。
ちょっと応対してこなきゃ。
またあとでね!
文字数 9,309
最終更新日 2021.12.14
登録日 2021.08.23
甲子園優勝――その栄光は、一瞬で終わった。
四番打者としてチームを優勝へ導いた高校球児・真壁恒一。
幼馴染みのマネージャーに想いを伝え、すべてがこれから始まるはずだった。
だが帰りのバスでの事故により、運命は一変する。
幼馴染みは意識不明。
自身も右腕を複雑骨折し、野球人生を断たれた。
半年後――
ようやく退院した恒一を待っていたのは、
夢も未来も奪われた現実だった。
そんなある夜。
裏通りでチンピラに襲われた恒一を救ったのは、
異世界から来たという“賢者”だった。
彼は言う。
「その右腕、治せる。そして――彼女も救える」
ただし条件は一つ。
――異世界で、魔王を倒せ。
壊れたはずの右腕に宿る、未知の力。
眠り続ける幼馴染みを救う、たった一つの方法。
すべてを失った元高校球児は、
再び“勝つため”に、異世界へ踏み出す。
これは、
栄光を失った男が――
たった一人のために、世界を相手に戦う物語。
文字数 61,183
最終更新日 2026.03.28
登録日 2026.03.26