「ば」の検索結果
全体で59,827件見つかりました。
ハリエットの夢は、善き羊飼いになること。養母と共に、羊や鶏たち、相棒の牧羊犬レヴィと仲良く暮らしていた。
ところが、養母が亡くなった途端、悪徳地主に土地から出て行くよう迫られ、ささやかな暮らしが危うくなってしまう。
亡き養母宛てに届いた手紙を頼りに助けを求めて王都へ向かったが、着いてみれば訪ねた人はすでに亡くなっており、遺産を継いだという青年――フィッツロイ伯爵クリフォードがいた。
クリフォードは、世間では冷血漢と言われ、自分自身でもそれを認めているような人物だ。
しかし、最初は冷たく見えたクリフォードは、宿なしのハリエットとレヴィを自分の屋敷に泊まらせてくれ、その後もあれこれ親切にしてくれた。
あらゆる親切を『義務』だと言い張る優しい伯爵さまを好きになるのに、時間は掛からなかった。
とは言え、羊飼いと伯爵さま。身分が違いすぎて、結婚なんかとても無理だとハリエットは思っていた。
そんな中、両親の唯一の手がかりであるネックレスを奪おうとする人物が現れ、二人の仲はますます深まることに……。
腹黒伯爵さま×夢を見ない羊飼い。二人の恋の行く先に、平坦な道はない???
文字数 179,705
最終更新日 2019.09.11
登録日 2019.08.13
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
「アルトリア公爵家令嬢マチルダ。
貴女は太陽神殿と月神殿の両方を告発するというのですか?」
「はい、王妃殿下。
理由は違いますが、両神殿共に国の役には立っていません。
早急に改革が必要だと申し上げます」
「不遜であるぞ、マチルダ!
月神殿に拾われ、聖女として育ててもらった恩を忘れたか!?」
「黙りなさい!
今はマチルダ嬢の告発の時間です。
月神殿の言い分はこの後で聞いていただきます。
それと今のマチルダ嬢は、養女とはいえアルトリア公爵家の令嬢です。
月神殿の拾われ育てられたことは過去の話です。
その恩を言い立てて告発を封じる事は許しません」
玉座で全てを聞き、決定を下される国王陛下に成り代わり、クリスタ王妃殿下が私の告発を受けた裁判を進行させてくれています。
冷静で威厳ある進行ぶりです。
本来ならナレク王太子かティグラン第二王子の役割なのですが、あの二人には荷が重すぎるでしょう。
「では一つ一つ聞かせてもらいましょう。
太陽神殿を告発した理由は何ですか?」
「太陽神殿は、大切な聖女選びを金儲けの道具にしています。
全く能力のない者を聖女に選ぶ代償に、莫大な裏金を得ています」
「黙れ、黙れ、黙れ!
そのような嘘つきの孤児の言う事を信じてはなりませんぞ!
その者の言う事は本当ならば、ドゼル公爵家が裏金を使い、ミレーナ嬢を偽者の聖女にした事になります。
それが本当ならば、王国の秩序を揺るがす一大事ですぞ。
王妃殿下の公平な判断をお願い申し上げます!」
太陽神殿のクラウディオ大神官が、多くの貴族が集まっている裁きの間で、堂々とクリスタ王妃殿下を脅しています。
それは、玉座の間に座すデイヴット国王陛下さえも脅していることになります。
大陸の西方にあるこの国は、多くの神殿の支援がないと国を維持できないのです。
神殿の力が王家を凌ぐ部分が多いのです。
それだけでなく、二大公爵家も王家を凌ぐ力を持っています。
私が養女になったアルトリア公爵家と、ミレーナが聖女に選ばれたドゼル公爵家を無視して国家運営ができないのです。
だからこそ、有力神殿である太陽神殿の聖女と月神殿の聖女は、必ず領公爵家から選ばれるのです。
私が聖女に選ばれ、アルトリア公爵家の養女になったのも、アルトリア公爵家月神殿連合と、ドゼル公爵家太陽神殿同盟の権力闘争なのです。
本来なら私は、アルトリア公爵家月神殿連合の手先として、連合の有利になるように動かなければいけませんが、前世の記憶がある私には、そのような汚い真似は耐えられないのです。
文字数 6,757
最終更新日 2020.06.28
登録日 2020.06.22
「生きることは、考えることだ」と昔の誰かが言ったらしい。
ならばこの世界は、既に死んでしまっているのだろう。
自分の意志で行動する権利を奪われたこの世界には、きっともう未来はない。
そして、きっとそれに気づきながらレールの上を歩いている僕にも、未来はないのだろう。
――――昨日までは、確かにそう思っていた。
近未来、倫理の失われた世界でのSFファンタジー。
文字数 43,987
最終更新日 2020.09.18
登録日 2020.09.09
105 初夜編からR-18に変更しました。皆さんの反響で削除も考えています。
両親が残してくれた限界集落の実家から、未来世界のサイボーグに転生した。宇宙戦の折、何故か空母艦に居るはずのない少女鎮守様に巡り会った。故郷の神社から盗み出された御神体宝珠と少女鎮守様を救護したのちに、宇宙船母艦の爆発で、更に異次元空間へと飛ばされた男の理想の恋人は、二次元グラビアアイドルであり、情と恋と愛の区別がつかない唐変木であった。鎮守様と妖精たちの助けを借りて自分のモラルを基準で行動するが、誤算と勘違いの連続で惑星を制覇していく物語の予定です。
誤字、感想、よろしくお願いします。
受動態文章だらけなので、辛口批評は、当たり前だと思っています。
文字数 671,451
最終更新日 2023.09.07
登録日 2020.11.14
神だって時には失敗する。
とある世界の皇太子に間違って「絶対に女子にモテない魂」を入れてしまったと言い出した神は弟子の少女に命じた。
「このままでは皇太子がモテないせいで世界が滅びる!皇太子に近づいて「モテない魂」を回収してこい!」
「くたばれクソ上司」
ちょっと口の悪い少女リートは、ろくでなし上司のせいで苦しむ皇太子を救うため、その世界の伯爵令嬢となって近づくが……
「俺は皇太子だぞ?何故、地位や金目当ての女性すら寄ってこないんだ……?」
(うちのろくでなしが本当にごめん)
果たしてリートは有り得ないほどモテない皇太子を救うことができるのか?
文字数 68,632
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.01.01
主人公のひまりが学校の屋上で空を眺めていた時だった。後ろから人が飛び出してきた。ひまりが助けなければと、手を伸ばした瞬間、体がドラゴンに...!?
文字数 2,268
最終更新日 2021.11.22
登録日 2021.09.10
題名を「エッセイのプロムナード」と付けました。河畔を散歩するようにエッセイのプロムナードを歩いていただきたく、そう命名したのです。歩く河畔がさくらの時期であったなら、川面には散ったさくらの花々が流れているやも知れません。その行く(あるいは逝く?)花々を人生を流れ行く無数の人々の姿と見るならば、その一枚一枚の花びらにはきっとそれぞれの氏・素性や、個性と生き方がある(あるいはあった)ことでしょう。この河畔があたかも彼岸ででもあるかのように、おおらかで、充たされた気持ちで行くならば、その無数の花々の「斯く生きた」というそれぞれの言挙げが、ひとつのオームとなって聞こえて来るような気さえします。この仏教の悟りの表出と云われる聖音の域まで至れるような、心の底からの花片の声を、その思考や生き様を綴って行きたいと思います。どうぞこのプロムナードを時に訪れ、歩いてみてください…。
※「オーム」:ヘルマン・ヘッセ著「シッダールタ」のラストにその何たるかがよく描かれています。
文字数 57,218
最終更新日 2022.11.30
登録日 2021.11.14
全7話/オメガバース、異世界ファンタジー、アルファ×オメガ、近衛隊長のアルファ×魔術師のオメガ
王宮付魔術師でありオメガのネーベルは官舎の建て替えに伴い、引っ越しを余儀なくされる。だが、同時期に引っ越す人数が多い所為で、碌な引っ越し先も決まりそうにない。
そんな中、同僚から番との同棲を案として勧められる。神殿に魔力を込めた特殊な石を預ければ、神殿の鑑定士が魔力相性のいいアルファを探してくれるからだ。
いい機会だと伸び伸びになっていた神殿へと訪れるのだが、相性がいいとして紹介された石からは圧を感じるし、呼び出されて来たのは近衛隊長というこれまで縁のなかったアルファだった。
※妊娠についてのあれこれがありますので苦手な方はご注意ください。
※小説の文章をコピーして無断で使用したり、登場人物名を版権キャラクターに置き換えた二次創作小説への転用は一部分であってもお断りします。
無断使用を発見した場合には、警告をおこなった上で、悪質な場合は法的措置をとる場合があります。
自サイト:
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誤字脱字報告フォーム:
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文字数 32,509
最終更新日 2022.03.17
登録日 2022.03.11
クルス様とラミナの婚約は破棄する。その代わりにクルス様とサラウを婚約させる。その出来事はラミナを絶望させた。生まれたときから難聴でサラウから虐められていた私には、クルス様が唯一の希望だった。奪うなら最初から、私に希望など与えなければ良かったのにー。
文字数 2,780
最終更新日 2022.11.09
登録日 2022.11.09
「あなたがお腹にいてくれた259日間。私達夫婦は幸せでした……」
1990年(平成2年)、滋賀県長浜市。琵琶湖(びわこ)が一望出来る湖岸付近に、一組の夫婦が暮らしていた。
夫、遠藤樹(えんどう いつき)。妻、遠藤小春(えんどう こはる)。二人は結婚して13年、互いに35歳。
無愛想だが心優しく茶めっけがある樹と、穏やかで明るく気立ての良い小春。二人は仲の良い夫婦だったが、子宝に恵まれず十年に及ぶ不妊治療に励んでいた。
その頑張りが実を結び待望の第一子を授かった夫婦は、来年は三人でこの美しい空と桜を見れるだろうと期待に胸に膨らませていた。
季節が巡る中で胎児はすくすくと育ち、安産祈願、母親学級、ベビー用品の購入と夫婦は子供を迎える準備をし、生まれてきてくれるその時を待ち望んでいた。
……しかし夫婦は知らなかった。子供は身籠れば、必ず無事に生まれて来てくれる訳ではない事を……。
出産直前の妊婦検診で医師より告げられたのは、「胎児の心拍が止まっている」という残酷な現実だった。
この物語は一組の夫婦が我が子の死を二人で乗り越え、次の新たな生命の誕生を迎えるまでの夫婦の物語。
文字数 144,923
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.04.30
辺境侯爵家令嬢であるセレーネには公にされていない神隠し<原因不明の瞬間転移>の過去があった。
軍事力と名声はあるがお金はない侯爵家。
それでも過保護な養父母に大事に育てられ、領地という狭い世界の中、貴族令嬢らしからぬ価値観で自由奔放に暮らしてきた。
16歳になる頃に、突然皇室から婚約者を決める舞踏会のお知らせが届くが、皇太子の評判は最悪。
楽観的なセレーネが観光気分で初めての首都で出会った妖美な魔法使いの意味深な言葉。
「紺色の髪の生意気な少年を知っていますか?」
この出会いからセレーネの生活は一変する。
誰が敵なのか、真実は何なのか。
月の女神に纏わるセレーネの不思議な成長の物語。
小説家になろうサイトにも投稿しております。
文字数 150,791
最終更新日 2024.04.01
登録日 2023.08.21
「盗まれた我が家の宝を取り戻せ。さもなくば二度と故郷の地は踏めぬと心得よ」
東方の国の姫・紗綾ことリディには異母兄から使命が与えられていた。それは、リディの母が持ち去った家宝を取り戻すこと。
母の行動にはきっと意味があると信じるリディは異母兄の命令を承諾し、故郷を離れて遠く西の地へやってきたのだ。
母を探すためにも冒険者になろうと決めたリディは冒険ギルドの門を叩くが、ギルドマスターからは「力量が足らないため不合格」と通告されてしまう。
しかしたまたま出会った魔獣、”秘めた望みを持つナイトメア”ことマックロとの契約が成立。
紆余曲折はあったが冒険ギルドにも認められ、リディは晴れて“魔獣を扱う冒険者・テイマー”になった。
こうして、マックロの望みを叶えるため。そして何より母と家宝を見つけるために、リディは今日も西の空の下で旅を続ける。
◆ノベルアップ+、ノベルバでも連載中です。
<表紙絵>
◆ツグミ様(@tsugoomin921)
<挿絵>
◆桜羽 藍里様(@AiriSosaku):第1章 第14話
◆小鳥遊 蒼様(@SouTakanashi):第2章 第11話
文字数 101,863
最終更新日 2024.03.30
登録日 2023.08.31
私は聖女になりたくて、それを願った。だから私はここにいる。
でも、同時に私はこうも思っている。
(どうして……)
『私』は『私』であることを放棄したはずなのに。
『聖女』であることを選んだはずなのに。
(どうして『彼』は……)
なぜ、『彼』だけが――こんな場所で私と再会しているのだろうか?
文字数 1,318
最終更新日 2024.01.07
登録日 2024.01.07
「遅咲きの恋」は、未亡人の真奈美と、彼女に想いを寄せる若い男性涼太との恋愛を描いた物語です。真奈美は50代で、二人の子供を持ち、遺族年金と家賃収入で生活を支えながら、子育てに集中してきました。夫を亡くし、長い間恋愛を避けてきた彼女の前に現れたのが、誠実で優しい涼太でした。涼太は30代半ばで、恋愛経験は乏しいものの、真奈美に強く惹かれています。
二人の初デートから始まり、真奈美の子供たちとの葛藤、真奈美の劣等感と不安を乗り越えながら、彼らはお互いの愛と信頼を深めていきます。最終的に、涼太は真奈美にプロポーズし、新しい家族としての歩みを始めます。この物語は、年齢を超えた愛の形、家族の絆、そして人生の新たな始まりを描いています。
登録日 2024.06.26
俺、雪舞創留は小学生の時、散々名前でいじられてきた。
そのせいで名前を呼ばれるのが苦手になってしまう。
だけど、
「おーい!!美鈴!」
「うっせぇ!名前で呼ぶな!」
どうやら俺のあこがれな人も名前が苦手なようで。
本当はもっと自分を認めてあげたい。
もっと好きになってみたい。
これはコンプレックスを抱える少年らが巻き起こす苦くて甘い、自分革命の物語だ。
文字数 1,895
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.07.22
産まれてすぐ教会の前に捨てられたポルンには、大切な人が1人しかいない。
同じ教会に預けられた聖女のララだ。
ララは、平民に多いこげ茶色の髪に、それよりは少し薄い茶色い目をした女の子。
聖女と言われなければ、誰も気づかないほどありふれた容姿をしている。
それに対してポルンは、ウサギのように白い髪に赤い瞳。
お人形のように綺麗な顔をしていた。
2人はいつも姉弟のように、恋人のように仲良く育った。
成長した2人の間に、異物のように入り込んだバーバラ。
彼女は領主の娘で、美しい黒髪に翠の瞳をした、ポルンの隣に立っても見劣りすることのない美しい少女だった。
文字数 2,464
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.03