「学」の検索結果
全体で37,534件見つかりました。
「昨日の次に、今日が来る」――そんな当たり前を、彼女だけが失っていた。
大学三年の春、橘春乃の一年は、バラバラに壊れた。
四月の次が、なぜか十月。
そして六月、十二月、五月……季節が順番をなくして、彼女の意識に降ってくる。
同じ時間は、二度と戻らない。世界でただ一人、自分だけが、時間からはぐれている。
こんな話、誰にも信じてもらえるはずがない――そう、思っていた。
けれど、瀬尾理人だけは、違った。ありえない話を、一度も笑わなかった。
「いつから来た?」
それが、時を彷徨う春乃と、時間を普通に生きる彼との、二人だけの合言葉になる。
理人は跳ばない。
それでも、どの時期の彼も、先回りして春乃を助け、一冊のノートに彼女の言葉を書き留めていく。
「何度時間がずれても、俺はお前を信じる」。
その揺るがない理由を、春乃はまだ知らない。
バラバラに飛ばされた先々で、春乃は、六人の友の“見えない傷”に出会っていく。
嫉妬を隠す親友。
孤独を抱えた優等生。
本気を笑い飛ばす少年。
彼らの痛みに気づき、不器用に手を伸ばすうち、壊れたはずの一年は、いつしか、誰かを繋ぐための一年に変わっていく。
結果を先に、原因を後に――順番が壊れているからこそ、「あの時のあれは、これだったのか」と、散らばった謎が、一本に繋がっていく。
そして、すべての時間が集まる三月三十一日。
時計塔が燃えるあの夜に、本当は、何が起きていたのか。
これは、時間に翻弄されるだけの少女の物語ではない。
バラバラの一瞬一瞬で、春乃は確かに、誰かと向き合っていた。失われたと思っていた一年は、本当は――。
そして最終話、春乃は知る。
一年中、彼に救われ続けてきた自分が、実は、いちばん最初に、彼を救っていたことを。
文字数 40,608
最終更新日 2026.06.10
登録日 2026.06.03
■あらすじ・紹介文
医学生の中村勇太が目覚めたのは、モンスターが跋扈する異世界だった。
彼が手にしたのは、善行を積むことでポイントを貯め、地球の商品を取り寄せられるスキル『地球ショッピング』!
怪我人には現代の医薬品を、腹ペコの仲間にはホカホカの肉まんやすき焼きを。
そして、迫りくる魔物の群れには――自動拳銃(グロック20)と有刺鉄線で対抗する!?
「ユウタさんの料理、美味しすぎます!」(兎耳の武闘家)
「貴方の知識、底が知れないわね」(エルフの魔導士)
「俺の魂(武器)を取り戻してくれた恩人だ」(竜人の重戦士)
兎の獣人たちが暮らす村を拠点に、現代知識と通販スキルで異世界を大改革!
薬とご飯と現代兵器で、大切な仲間たちを守り抜く。
優しくて、時々ハードな異世界サバイバル&建国ファンタジー、開幕!
文字数 316,966
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.02.04
地味で冴えない大学生・黒瀬悠真の願いは、ただ一つ。
夜の神社で妖怪を祓う美しすぎる巫女・神凪澪と、まともに話せる男になりたい――それだけだった。
だが、雨の夜に助けた謎の男は、世界最悪の悪魔ルシフェル。
悠真のささやかな片想いは、勘違いとも悪意ともつかない契約によって、神域級の力へと変えられてしまう。
翌日、澪は悠真を見た瞬間、青ざめた。
彼の中から漏れていたのは、町どころか世界の均衡を壊しかねない異形の力だったから。
「監視する。今日から、私のそばにいなさい」
こうして始まったのは、恋でも退魔でもない、最強巫女による危険人物監視生活。
けれど悠真が出会う妖怪たちは、ただ倒すべき敵ではなかった。
雨女は帰らぬ人を待ち、河童は奪われた川を守り、座敷童は冷たい屋敷で笑い方を忘れていた。
幻の駄菓子屋を営む猫又・二尾堂小町に導かれ、悠真は知っていく。
妖怪とは、人間に忘れられた想いの残り火なのだと。悪魔の力を恐れられながらも、泣いている誰かを放っておけない悠真。
祓うことだけが正しいと信じてきた澪。
傍観者として人間の願いを見つめるルシフェル。
三人と一匹の旅は、夕凪市に眠る古い境界を揺らし、やがて妖怪たちの長・ぬらりひょんを呼び覚ます。
彼が起こす百鬼夜行は、人間への復讐なのか、それとも悠真を見極めるための試練なのか。
もし悠真が力で妖怪をねじ伏せるだけの人間なら、町は終わる。
けれど、もし彼が人と怪の間に立てるなら、誰にも救えなかった涙に手が届くかもしれない。
人と妖怪、神と悪魔、正しさと優しさの境界が崩れる夜、片想いから始まった願いは、世界の理さえ変えていく。
最強巫女に監視された青年は、恐れられても、傷ついても、泣いている誰かへ手を伸ばす。
これは、妖怪たちの涙を知った少年が、世界を敵に回しても「救いたい」と願い続ける、和風現代ファンタジー。
文字数 15,004
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.06.09
宮廷貴族の四男テオフィルは、官吏を目指して学園に通っていた。しかし封土貴族である侯爵家三男のヴィルフリートに突然求婚された事から、描いていた将来設計の変更を余儀なくされる。
怒涛の勢いで愛情を注いでくる婚約者には何やら秘密がありそうだが――
※拗らせ童貞回帰騎士α×お勉強大好きΩ
※山も谷もないダラダラ進行
※R18展開となるまでは長い道のりです……
文字数 20,612
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.06.08
「お前は動くとロクな事をしない、だからお前は悪役令嬢なのだ」
婚約者である第二王子リカルド殿下にそう言われた私は決意した。
ならば私は願い通りに動くのをやめよう。
学園に登校した朝九時から下校の夕方五時まで
昼休憩の一時間を除いて私は椅子から動く事を一切禁止した。
さあ望むとおりにして差し上げました。あとは王子の自由です。
どうぞ自らがヒロインだと名乗る彼女たちと仲良くして下さい。
卒業パーティーもご自身でおっしゃった通りに、彼女たちから選ぶといいですよ?
なのにどうして私を部屋から出そうとするんですか?
嫌です、私は初めて自分のためだけの自由の時間を手に入れたんです。
今まで通り、全てあなたの願い通りなのに何が不満なのか私は知りません。
冷めた伯爵令嬢と逆襲された王子の話。
☆別サイトにも掲載しています。
※感想より続編リクエストがありましたので、突貫工事並みですが、留学編を追加しました。
これにて完結です。沢山の皆さまに感謝致します。
文字数 34,487
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.11.04
クラスのアイドルである有村七江のパンチラを目にした日、佐藤くんの心に覗きたいという欲望が目覚めた。
平凡な高校生活の中で、偶然にも絶好の覗きスポットを学校で見付けたしまったことで、無自覚だった欲望は膨らみ続けていき、パンチラだけでは我慢できなくなり、佐藤くんは有村さんのあられもない姿を見るために、更衣室やトイレ、次々と覗きスポットを見付けていった。
更に佐藤くんのストーカー的な行動は結果的に有村さんの心を解きほぐすことになり二人の距離は縮まっていく。
文字数 222,541
最終更新日 2024.06.10
登録日 2023.11.06
小学5年生の真也は、駅の構内で通行人に100円をせびる男子中学生と出会う。電車賃が足りなくて帰れないという少年に、真也は自分が持っていた小銭を渡した。少年は月島亮と名乗り、小銭を受け取って真也と別れた。
帰宅した真也は、2日前から行方不明になっていた中学生の遺体が川で発見されたというニュースを目にする。死んだ少年の名前は、駅で出会った少年と同じだった。
14年後、真也の前に、在りし日と変わらぬ姿の月島亮が現れる。亮は交通事故で命を落とす運命にある真也を救うため冥府からやってきたという。命を救われた真也は、次に自分が死ぬとき迎えに来てほしいと亮に頼み、冥府の通行手形の代価として、祖父の形見の懐中時計を渡した。
亮との再会を願いながら日々を送る真也は、50年前に亡くなった女児の成仏を手助けしたことで、竜神の使いと邂逅する。夜の神社で会った美貌の兄弟、この町で死んだ子供など、様々な人々の助けを借りて、真也と亮は心温まる時間を過ごす。
文字数 48,247
最終更新日 2026.04.25
登録日 2026.04.14
馬鹿の巻き添えで異世界へ、召喚した神様は予定外だと魔法も授けずにテイマー神に丸投げ。テイマー神もやる気無しで、最低限のことを伝えて地上に降ろされた。
テイマーとしての能力は最低の1だが、頼りは二柱の神の加護だけと思ったら、テイマーの能力にも加護が付いていた。
無責任に放り出された俺は、何時か帰れることを願って生き延びることに専念することに。
文字数 648,146
最終更新日 2024.06.28
登録日 2024.02.11
学園時代の同級生と結婚し、子供にも恵まれ幸せいっぱいの公爵夫人ナタリー。ところが、ある日夫が平民の少女をつれてきて、別邸に囲うと言う。
夫のナタリーへの愛は減らない。妾の少女メイリンへの愛が、一つ増えるだけだと言う。夫の愛は、まるでリンゴのように幾つもあって、皆に与えられるものなのだそうだ。
ナタリーのことは妻として大切にしてくれる夫。貴族の妻としては当然受け入れるべき。だが、辛くて仕方がない。ナタリーのリンゴは一つだけ。
幾つもあるなど考えられない。
文字数 5,819
最終更新日 2025.10.22
登録日 2025.10.22
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
文字数 436,840
最終更新日 2025.12.06
登録日 2025.05.21
相続で譲り受けた緑風荘。
風呂なし共同トイレの古いアパート。
そこで暮らす、訳あり大学生達と新米大家、瀬名修司の共同生活が始まる。
文字数 86,838
最終更新日 2025.12.20
登録日 2025.04.30
かつて「ナース服」の中で、自分の“性”と向き合った悠真。
女の子として装い、愛されることに戸惑いながらも、
優しい手に包まれ、自分の奥にある願いに気づいていった――。
そして今作では、大学を卒業し、社会に出た彼(彼女)が、
“女の子としての私”と“このままで生きていくこと”を選び取っていく物語。
鍵を預けられる日。口紅が洗面台に置かれる日。
職場で名前を呼ばれるたび、
ランジェリーを着て鏡を覗くたび、
“女の子として見られる”ことの喜びと不安が、少しずつ重なっていく。
家族との再会。温泉旅行。
髪を切ること、肌を整えること、そして恋人と未来を語ること――
変わる勇気と、変わらなくてもいいと信じる優しさ。
その間で、何度も揺れながら、
彼女はひとつずつ、“自分”を選んでいく。
文字数 14,497
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.21
「こんなおかしな世界、あるのかよ? 男性が女をエロい目で見て、女はそれを嫌う世界だと? ……ってことは断罪エンドって『男を喰い放題のハーレム生活』じゃん! ひゃっほ~!」
『男女の貞操観念が逆転した世界の出身者』であるヒロイン『今野幸香(いまのさちか)』はお見合いパーティの失敗によるやけ酒をした結果、命を落とす。
そして目が覚めた時には『乙女ゲームの世界』にヒロインとして転移していた。
だが、この世界を見て彼女はショックを受ける。
「ここは、男性が地位や権力を誇示して女性を自分から誘い、積極的にアプローチする世界」
ということに(我々からしたら通常の世界である)。
そして自分が、昨日隣国の「ブラス王子」のもとに招かれた婚約者候補であり、もしも婚約者に選ばれなければ、罪人として『嘆きの修道院』に送られる断罪エンドとなることに。この修道院で行われる『生き地獄』は、
「不老の魔法と不妊の魔法をかけられ、永遠に男たちに慰み者にされる世界」
である。
作中でも死んだほうがマシとされる『バッドエンドの終着点』だった。が、貞操観念逆転世界の感覚のサチカは逆にこう思う。
「うっひょ~! 最高じゃん! 乙女ゲームのキャラってイケメンばっかだし、永遠にそいつらに抱かれまくるってこと? まじ断罪されてえ!」
……と。
そして、
「さっさと王子に嫌われて婚約破棄されて、断罪されたいぜ!」
「けど、その前に思いっきりあのイケメン王子を抱いて抱いて抱きつぶしてえ~!」
と思ったことから、王子を小ばかにしながら煽る『悪役令嬢ムーブ』をかます。
だが、優秀な兄との比較によるコンプレックスに打ちひしがれ、引きこもっていた王子にとって彼女の言動は寧ろ、
「今の自分そのものを肯定してくれる」「身分ではなく、自分そのものに価値がある」と誤解されるようになり、逆に溺愛されていくようになってしまう。
『男性向け貞操観念逆転』と『女性向け乙女ゲーム』の世界をミックスさせて化学反応を起こしたコメディ。
小説家になろう・カクヨムでも掲載しています!
※尚、作品の執筆にあたりAIを補助的に利用しています
文字数 41,884
最終更新日 2026.06.10
登録日 2026.05.30
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
文字数 202,899
最終更新日 2024.08.29
登録日 2024.07.25
ワザと瓶底メガネで三つ編みで、生活をしていたら、「自分の隣に相応しくない」という理由でこのフッラクション王国の王太子であられます、ダミアン殿下であらせられます、ダミアン殿下に婚約破棄をされました。
私はホウショウ公爵家の次女でコリーナと申します。
私の容姿で婚約破棄をされたことに対して私付きの侍女のルナは大激怒。
お父様は「結婚前に王太子が人を見てくれだけで判断していることが分かって良かった」と。
眼鏡をやめただけで、学園内での手の平返しが酷かったので、私は父の妹、叔母様を頼りに隣国のリーク帝国に留学することとしました!
文字数 28,309
最終更新日 2025.06.13
登録日 2025.05.23
古書庫小学校6年生の佳澄ちゃんは、年齢のわりに小柄で、胸もようやく膨らみ始めてきました。そんな可愛らしい佳澄ちゃんの弱点は、くすぐりです。肌に指が触れると、ぞくっとしてしまいます。ある日、ひょんなことから佳澄ちゃんの弱点がクラスの男子達にばれてしまい、大変な目に遭ってしまいます。日々くすぐりに堪える佳澄ちゃんのなかに、新たな感情が芽生えてきました・
文字数 82,948
最終更新日 2026.06.09
登録日 2026.05.16
「君との婚約を破棄する! この学園から去れ!」
国の第一王子であるシルヴァの婚約者である伯爵令嬢アリン。彼女は転校生をイジメたという理由から、突然王子に婚約破棄を告げられてしまう。
目の前が真っ暗になり、立ち尽くす彼女の傍に歩み寄ってきたのは王子の側近、公爵令息クリスだった。
※2話完結。
文字数 4,721
最終更新日 2022.04.03
登録日 2022.04.03