「お」の検索結果
全体で102,617件見つかりました。
光の王国フィルニア。代々この城下町でパン屋を営んでいた家族に突然の不幸が襲った。
働き盛りの両親が、馬車の事故で突然亡くなってしまったのだ。息子のティルミオと娘のティティルナに残されたのは、多額の借金と猫一匹。
おまけに両親は税金まで滞納していたのだ。
この絶望的な状況に、ティルミオとティティルナの兄妹がなす術なく項垂れていると、ふいに、どこからともなく彼らを導く謎の声が聞こえたのだった。
「お前たちに力を与えてやるにゃ。」
あり得ないことに、飼い猫のミッケが人語を話し出して、困っている二人に降臨したのだ。
「どうにゃ?お前たちが望むなら、我が特別な力を授けてやるにゃ。」
突然の出来事に頭がついていかない二人であったが、普通に働いてたら税金も払えないし借金もいつまで経っても返済が終わらないのだ。
猫の手も借りたい思いだった兄妹は、この不思議な三毛猫の誘いを、戸惑いながら受け入れた。
「分かった。ミッケ。俺たちに力を下さい。」
こうして、兄妹と三毛猫の二人と一匹の、借金返済計画は始まったのだった。
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ファンタジー小説大賞にエントリーしています。気に入って頂けたら応援よろしくお願いいたします!
文字数 239,194
最終更新日 2025.01.31
登録日 2023.08.24
おなじみの昔話、浦島太郎。どうして開けてはいけない玉手箱を、わざわざ太郎に渡したのか?乙姫の執念を感じる異説昔物語。
文字数 4,876
最終更新日 2024.06.17
登録日 2024.06.16
乙女ゲームの世界に転生して、将棋闘技場で王子様と将棋対決!?
「やるではないか、レベッカ嬢。まさか君が私との対決の場まで辿り着くとは思わなかったぞ」
「あら、大して私を知りもしないのに見くびっていたのかしら。先に言っておくわ。私は研修会に所属していた女よ!」
――将棋は世界を救う。
将棋が育んだ二人の愛をご堪能ください。
※神崎月桂様主催のなろうでの「バチクソにカッコいい女の子を寄こせ杯」参加作品です。3200〜4000字の短編企画だったので、エピソードを追加してこちらに載せます。
※作者は観る将です。指す将ではないのでザックリ設定です。おかしな点はスルー願います。
※他サイト様にも掲載中
文字数 10,612
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.07.14
頭が程よくイカれたオツタマ・ゲラコは『強く、正しく、面白く』がモットーの暇人。暇を持て余した彼女はある日、酔っ払いながら自分で作ったくじを引いた──結果はなんと『魔王討伐』と『世界旅行』と『かっこいい嫁』?それでもゲラコは迷わず突き進む、何故なら頭のネジが外れているからである!
これは、やたら強くてやたら自己中でやたらおバカな、でもどこか魅力的な我が儘ゲラコの話──ではなく、そんな彼女に振り回される『かっこいい嫁』の物語。
「だからッ、俺は嫁じゃねぇッ!!!」
くじ通りに引き取られてしまった嫁(男)を連れたゲラコの、世界旅行を兼ねた魔王討伐が今、始まる──!
諸注意
・ゲラコはこってこての関西弁です
・息抜きのため自由気ままに書きます
・細かいこと気にしない人向け
・サイレント修正の可能性
気が向いたらお気に入りでも押してやって下さい。人気があればぼちぼち書きます。
文字数 26,087
最終更新日 2025.05.09
登録日 2024.10.17
この世界は四つの大陸から成り、そのひとつ南のホールト大陸のひとつの国ルシアールヘナ王国のトゥセンロア伯爵家に女児が生まれた。
その赤ん坊は黒髪だった。
『古の極悪魔女だ!』と父親はその赤ん坊を生まれてすぐに殺そうとしたが、赤ん坊はどんなことをしても死ぬことはなかった。
そんな赤ん坊に恐れ慄いた父親は魔物が跋扈する魔の森の入り口に、赤ん坊を捨ててしまう。
捨てられた赤ん坊が目を開いた。
その赤ん坊の瞳は血のような真っ赤な色をしていた。
赤ん坊は本当に1881年前に死んだ『極悪魔女』と言われた魔女の生まれ変わりだった。
魔女は呪いにより1881年前にルシアールヘナ王国の王都の民の半分を虐殺した罪で、王国魔道士団と騎士団の軍勢に倒されて死亡したと言われている。
その魔女は森の入り口で凡そ赤ん坊らしくない怪しいニヤリとした笑みを浮かべた瞬間、自分を捨てた伯爵家に転移で戻った。
生まれ変わった赤ん坊は前世の魔女の能力をそのまま開受け継いで生まれてきた。
しかし赤ん坊の身体では魔力は前世の比にならないくらい少なく、どうやら成人するまで戻りそうもない。
なので魔女は伯爵家の邸で両親、兄となった人間と使用人たちの記憶を改竄して操り、成人する16歳まで、その家の娘アンカレリアとして別邸に引き篭もることにした。
そして16歳になり成人したアンカレリアは魔力も能力も元通りになったのを確認して、また邸の人間の記憶を改竄して、伯爵令嬢アンカレリア・トゥセンロアのままとっとと家を出て行く。
アンカレリアはいったん森にでも引き篭もるかと思いながら一人道を歩いている時に、前世で自分が死ぬきっかけになった白い犬にそっくりな生き物に出会う。
犬のようで犬ではないその生き物。
その時油断したアンカレリアは突然にその生き物が発した光を浴びて気絶して倒れてしまう。
アンカレリアが次に目覚めたところはある公爵家の部屋のベッドで、何故かその家の主である公爵に契約結婚を提案されて、アンカレリアは「馬鹿にすんな!有り得ない」とすぐに家を出ようとするが、あの神獣と名乗った生き物のせいで何故か自分の能力を制限されていてどうやっても出て行くことが出来ず、神獣にその子息が成人するまで守って欲しいと頼まれて、アンカレリアは仕方なく引き受ける。
そしてアンカレリアはその公爵家の子息と神獣と奇妙な共同生活をすることになる。
邸には公爵、子息だけじゃなく公爵の愛人の平民女もいて…。
前世極悪魔女と言われたアンカレリアは公爵夫人としてそして公爵子息の継母としてどうやって生きていく?
主人公は口が非常に悪いです。
ユルユル設定です。
独自設定などもありますのでお許し下さい。
よろしくお願いします。
文字数 47,860
最終更新日 2024.12.02
登録日 2024.11.18
文字数 1,912
最終更新日 2025.04.14
登録日 2025.04.14
このお話は子供の臓器提供を元に創っていますので駄目な方は回避をお願いします。
因みに肺、肝臓、腎臓、心臓、膵臓、小腸、目の順番になっています。
文字数 1,243
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.05.31
『共有された終末:僕の予知夢と、親友の最適解』
「なぜ僕だけが未来を知り、なぜ親友だけが正解を知っているのか。僕らが世界を救う鍵は、親友との『別れ』の先にある──。」
.
.
.
キィィィィィン――。
不意に、ごく微かな高周波音が脳に突き刺さった。
平和だった午後の授業。その穏やかな空気を引き裂くように、不快な音は少しずつ、確実に音量を増していく。
「な、なんだよこの音…」
「頭痛くなってきた…」
教室のあちこちで、そんな囁きが伝染していく。
僕だけじゃない。全員に、この音が聞こえている。
その事実に気づいた瞬間、安堵ではなく、得体の知れない恐怖が背筋を駆け上がった。
そして、唐突に。
全ての音が、消えた。
まるで世界から音が奪われたかのような、真空の沈黙。
次の瞬間。
ズグゥン…ゴゴォゴ…ゴ…ゴ…ゴゴゴゴォ…!
鼓膜を突き破るような轟音と共に、凄まじい衝撃が僕たちの体を叩きつけた。
舞い上がる粉塵、砕け散るガラス、生徒たちの絶叫が、阿鼻叫喚のオーケストラを奏でる。
やがて、粉塵がゆっくりと晴れていく。
僕が呆然と見つめる先、吹き飛んだ壁の向こうには、何度も夢に見た光景が広がっていた。
熟しすぎた果実のように、赤黒く染まった天。
そうだ。知っていた。
僕は、この光景を知っていた。《《夢じゃない》》。これは、現実だ。
遥か上空、渦を巻く雲の裂け目から、ゆっくりと「ソレ」は姿を現す。
一つの巨大な「眼球」。その中心にある底なしの瞳が、地上の僕らを、ゴミのように見下ろしていた。
絶望と、なぜかほんの少しの安堵が入り混じった、奇妙な感覚。
世界が終わることを、心のどこかで受け入れてしまっている自分がいた。
だが、僕の隣で、幼馴染の鈴木仁だけは天を見ていなかった。
彼は、床の瓦礫の影から染み出す、黒い液体のような「何か」を睨みつけていた。その「何か」が、近くで動けないでいる女子生徒に滑るように近づき、その体を躊躇なく引き裂く。
予知夢には、決して出てこなかった光景。
僕の思考は完全に停止し、手足の震えが止まらない。
「夢見てる場合か!今は《《生きることだけ》》考えろ!」
仁が、僕の腕を掴み、無理やり走り出させる。
その手は、驚くほど冷静で、力強かった。
なぜだ、仁。
なぜお前は、この地獄の中で、まるで『答え』を知っているかのように動けるんだ?
なぜ僕だけが、この世界の終わりを知っていたんだ?
僕の『予知夢』と、親友の『最適解』。
二つの秘密が重なる時、世界の本当の姿が牙を剥く。
これは、絶望的な世界を生き抜く、僕と彼の物語。
文字数 41,332
最終更新日 2025.08.29
登録日 2025.07.24
僕はあの時どうしていればー。
殺さずに別の方法を探していれば、結果は違っていたのだろうか。
あなたなら逃げますか?殺しますか?
★★★
【ジャンル】デスゲーム
【あらすじ】
竹内 宏大(たけうち こうだい)はデスゲームに巻き込まれてしまった。
主催者は、鬼と逃走者に分かれて殺し合いをしてもらうと言うー。
説明で、逃走者は鬼を殺さなくても処刑されないと言われたらどうしますか?
デスゲームを早く終わらせるために殺すか、それとも命を大切にするかー。
竹内はどうするのか。
そして、竹内の運命は・・・!
★★★
一作品目の小説を投稿してから一ヶ月が経過しました。感謝の気持ちを込めて、新しい小説を投稿させていただきます。
ぜひ、お読みください!
文字数 10,147
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.08.30
猫大奥BL~万紫千紅~ガチ妄想 名作爆誕 呼吸困難 腹筋崩壊 もちまる吹いた
かずならぬ身を万千代川の網代には多くの鯱を煩はすかな
元和七年十月三十日 猫男子醍醐鯱 万光 作
これは金輪奈落で戯れる上様(ぬこさま)と、お万の方との愛と友情の物語である。
【!!登場人物紹介!!】名作爆誕呼吸困難コーラ吹いた
【主人公:江戸幕府の三代将軍徳川家光、3光(さんみつ)、源氏長者、光源(ビカゲン)。「ヒカル広がる響き合う」が座右の銘らしい。】
【ミカエル東藤局(はるふじのつぼね)】
御年寄(おとしより)、若御台の側近、猫大奥四天使の筆頭。天子の使者だから四天使という呼称を名乗っている。
【ガブリエル夏椿局(なつつばきのつぼね)】
中年寄(ちゅうどしより)。
【ラファエル秋風局(あきかぜのつぼね)】
御中﨟(おちゅうろう)、春日局の息子。
【ウリエル冬月局(いてつきのつぼね)】
御右筆(ごゆうひつ)、猫大奥四天使最弱キャラ。
【醍醐虎 万光(テコンドー まんこう)、詠光院(えいこういん)、お万の方】
千年以上の歴史を持つ京都醍醐虎(だいごと)寺の住職であったが、当代無双の容貌を持っている美猫であるため、春日局にスカウトされた。猫大奥の次席であるが、大人の事情で首座に抜擢。三代将軍徳川家光最愛の側室。なぜかテコンドーの必殺技を体得している。
【本桐 圭翔(ほんきり けいと)、桂翔院(けいといん)、お翔又はお玉の方】
醍醐虎(だいごと)寺の和尚、住職であった醍醐虎 万光の下僕。ご両親は江戸という大都市で「本桐屋」という八百屋のチェーン店を経営している。強迫性障害になるくらいな強い執着で自分の金玉を入念にケアしたり、マッサージしたりしているから、御主人様の醍醐虎 万光(テコンドー まんこう)からお玉と呼ばれている。お玉という名前は御主人様にのみ、使用が許される呼称で、御主人様以外からはお翔と呼ばれている。下僕なのできれいな金玉を持っているにもかかわらず、ずっと童貞のままだ。若御台の下僕である常夏 荀と激しく対立。また、仕事を中断して自分の金玉をモフモフしていることが多いため、御主人様の醍醐虎 万光にしばしばめちゃ怒られる。本桐の意味は本当の妻、上様(ぬこさま)の寵愛を受けているからこそ本妻、一方で、寵愛を受けていない正室が本妻であるとは言えないカオスな状態に陥っている意味である。
【鷹司 藤理(たかつかさ とうり)、本理院、従三位若御台】
文字数 37,215
最終更新日 2025.10.06
登録日 2025.10.06
失われた記憶の欠片と、綴られた愛の記録。
毎年、聖なる夜にだけ現れる優しい瞳の彼。花屋で働く小鳥遊雫は、理由もわからず彼に惹かれていく。しかし、彼女には幼い頃の記憶がなかった。
若き天才建築家、冬月湊。彼はすべてを覚えていた。事故で記憶を失った初恋の少女と交わした、遠い日の約束を。
「毎年この教会で会おう。そして二十五歳になった年のクリスマスに、まだ想い合っていたら結婚しよう」
真実を告げられぬまま、再び始まる二人の恋。蘇る記憶の痛みと、一途な愛が綴られた日記が過去と現在を繋ぐとき、雪降る教会で奇跡が起きる。
これは、世界で一番切なくて、優しい恋の物語。
文字数 23,111
最終更新日 2025.10.12
登録日 2025.10.12
神の思惑で、最強に至った小卒男子は、世界の救世主となるのか?
八百万の神々の中で、人間が戦争をするのを悲しがって、共通の敵を作ってみようと考えた。
そして、地上を覗いたときに、ラノベで読んだダンジョンとモンスターを地上に現出させる。
表向きは……
実は楽しそうだからやってみたという、動画配信のようなノリ。
ただまあ、少しは計画的に行う様で、本番実行前にダンジョンを創る。
たまたまそこへ落とされて、あれやこれやを試される主人公。
その結果、実際にダンジョンができたときには、無敵の存在になっていた。
その力を隠していたのだが、徐々に噂は広がり、
「助けてください」
「えっ。やだよ」
そう言って断る。だけど、彼女も欲しいし、お金も欲しいお年頃。
欲の制御ができない世界最強主人公は、必然的に巻き込まれていく。
そんな感じのお話です。
奪われた七年で、中学すら卒業していない彼。
周りの思惑で、就学義務猶予免除者等の中学校卒業程度認定試験を受けさせられたり、色々と忙しい毎日。
だけど、力を知られて、当然許されることもなく……
更新は基本20時。
祝祭日は12時です。
この物語は、演出として、飲酒や喫煙、禁止薬物の使用、魔法の使用等、暴力行為等書かれていますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
危険ですので、公共の場での魔法使用はしない様にしましょう。
そして魔力循環は、やり方を間違えると、とても危険です。
健康のために、我流では行わないようにしましょう。
あなたの健康を損なう恐れがありますので使いすぎには注意しましょう。
またこの物語はフィクションです。実在の人物や団体、事件などとは関係ありません。
文字数 564,201
最終更新日 2026.05.18
登録日 2025.10.15
「はるくんの宝物は なあに?」
おばあちゃんに聞かれて、
はるくんは考えます。
はるくんが綺麗な絵を描いてくれたので、お話を考えてみました。
文字数 252
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.30
「こんな設定とテーマのBL読んでみたいな」を思いついたときに、AIさんに書いてもらったものを投稿します。
性描写なし、あってもキスまでの淡い恋のお話を、不定期に更新していきます。
バッドエンドはありませんので、安心してお読みいただけます。
1話2000~2500字くらいで、同じテーマでも、各話に関連は無いです。
AI小説ですが、設定やプロットを調節して、(自分が)納得できるレベルにきゅんとするお話にしていく予定です。
お読みいただけたら嬉しいです。
文字数 10,536
最終更新日 2026.02.25
登録日 2026.02.17
少女のその出遭いは、
――貞操の危機だった。
ひと筋縄ではいかない男からのあれやこれやに翻弄される少女はさておき、大陸は人間と魔王たちによる群雄割拠の時代。
大陸に不穏な空気が蔓延る中、傍若無人を絵に描いたような冒険者が今日も今日とて闊歩する。
そんなゴー・マイ・ウェイには執着するものがあった。
そしてそこに奴隷少女の行く末が転がる。
奴隷商事件――。
それが彼らの始まりだったのかもしれない。
「勇者」「魔王」「英雄」「ドラゴン」「月の鵺」「教会」「大塊受胎」そして、ウルクアレクが大陸を駆け巡る。
絡みあい繋がりあってゆく大陸の波乱。
はたして若者は少女はこの世界をどう生きてゆくのだろう。
終焉の神殺し物語が今、動き出す――
登録日 2015.09.20
一休宗純物語 〜風のように生きた禅僧〜
室町時代の京の都。
戦や飢饉が続き、人々の心は疲れていた。
そんな時代に現れたのが、破天荒な禅僧 一休宗純である。
一休は1394年に生まれたと伝えられている。
幼いころから頭が良く、寺で学問や禅の修行に励んだ。
しかし、一休は形だけの修行を嫌った。
偉そうな坊主がありがたい説教をしていても、
「ほんまに自分で悟ったんか?」
と問いかけた。
権威や形式に縛られることを嫌い、
真実を自分の目で確かめようとしたのである。
ある日、一休は川辺を歩いていた。
風が吹き、
柳の枝が揺れる。
鳥が鳴く。
川の水が流れる。
そのとき一休は思った。
「自然は何も飾らん。
ただ、そのままや。」
禅の教えでいう「ありのまま」の姿が、
そこにあった。
やがて一休は悟りを開いたといわれる。
しかし彼は偉い坊さんらしく振る舞わなかった。
酒を飲み、
町を歩き、
庶民と語り合った。
時には恋もした。
特に晩年には、 森侍者という女性を深く愛した。
一休は、
「仏は遠くにおらん。
人の心の中におる。」
と考えていたのである。
あるとき弟子が尋ねた。
「師匠、悟りとは何ですか。」
一休は答えた。
「腹が減ったら飯を食う。
眠たくなったら寝る。」
弟子は首をかしげた。
「そんなことは誰でもやっています。」
一休は笑った。
「いや、みんな飯を食いながら別のことを考えとる。
寝る時も悩みごとを抱えとる。
本当に飯を食い、本当に寝るのは難しいんや。」
晩年、一休は 大徳寺の復興に尽力した。
戦乱で荒れ果てた寺を立て直し、
人々に希望を与えたのである。
そして1481年、
87歳でその生涯を閉じた。
しかし、一休の言葉は今も残っている。
「この道を行けばどうなるものか。 危ぶむなかれ。 危ぶめば道はなし。」
という言葉は一休の作とされることがあるが、実際には後世に広まったもので、一休本人の言葉かは定かではない。
それでも一休の生き方は、その精神によく表れている。
正解を探すより、
まず歩いてみる。
権威に従うより、
自分の目で確かめる。
そして、
笑いながら生きる。
そんな自由な風のような人物が、一休宗純だったのである。
文字数 34,257
最終更新日 2026.08.10
登録日 2026.06.16
高校生のユウタが望むのは、ただひとつ。
「普通の生活を送ること」。
しかし、その願いは母・美咲の存在によって見事に打ち砕かれていた。
首の伸び切ったネイビーのジャージで家事をこなし、家ではだらしない姿を見せるごく普通のお母さん。――のはずだった。
ところがカメラの前に立った瞬間、彼女はまるで雑誌の表紙から飛び出してきたかのような美女へと変貌する。登録者数急上昇中の人気ユーチューバーとして、多くの視聴者を魅了していたのだ。
ひょんなことから動画編集を手伝うことになったユウタは、厳しい指導役の映像クリエイター・ケンさんに鍛えられながら、華やかな動画業界の裏側へ足を踏み入れていく。
学校では母の正体を隠したいユウタ。
だが動画の人気は日ごとに増し、クラスメイトやネットの視線は少しずつ彼の日常へ迫ってくる――。
「頼むから学校にはバレないでくれ……!」
普通でいたい息子と、どこまでもマイペースな人気ユーチューバー母。
笑いあり、騒動あり、そして少しだけ家族の絆に胸が熱くなる、ドタバタホームコメディ開幕!
文字数 159,075
最終更新日 2026.07.28
登録日 2026.06.22
【祝?】連載化決定!【腐れ夫婦力作】
タイトルが全てを語っています。
……と言いたいところですが、それは流石に不親切なので。
主人公「浅海一静(あさみ・いっせい)」の自宅マンションに、関西弁を喋るある男が何故か居ます。
飲んでます。酩酊しています。時刻は夜です。ちょっと遅めの夜です。
一静と酔っ払い関西弁男は、なんとなく流れていた芸能ニュースにて、「顔面イケメン国宝第1位」と呼ばれる俳優「天音冴生(あまね・さえき)」のインタビューを目にします。
それに対して、酔っ払い関西弁男が文句を言い出します。
話はそれからだ(古語)。
っていうかタイトルでネタバレしとるがな、もうええわ。
普通の感想ご意見も大歓迎でございます。ヨロシクお願い申し上げます。
文字数 9,415
最終更新日 2026.07.09
登録日 2026.07.07