「いい」の検索結果
全体で18,232件見つかりました。
プロローグ
中学校生活最後の日――。
校舎に夕焼けが差し込み始めた頃、私はふと時計を見る。
卒業式が終わって、残された時間は、もうあと1時間もない。
あんなに長く感じていた3年間が、こんなにもあっけなく終わろうとしているなんて信じられなかった。
私は静かに立ち上がり、心の中で深く息を吸う。向かう先は教務室。
そこには、私の憧れであり、そして今の私が生きている理由となった人がいる。
中学2年の頃、私は何もかもが嫌になって、生きている意味さえわからなくなっていた。
毎日が灰色で、誰の言葉も届かなくて。そんな時、ふと差し伸べられた優しい声と、あたたかなまなざし。
それが、君だった。
いつもさりげなく話しかけてくれたこと。
優しく手を差し伸べてくれたこと。
そして何より、あの笑顔。
最初はただ救われたかっただけだった。
でも、気づけば私は、君のその笑顔に心を奪われていた。
誰にでも平等に向けるその笑顔をに嫉妬いてしまった。
今日、この想いを伝えなければ、きっと一生後悔する。
中学校生活の締めくくりとして、伝えたい。
ありがとうの気持ちも、救ってくれて嬉しかったという想いも、そして何より、君を思うこの気持ちを――。
私は、ためらいがちに一歩を踏み出し、でも次の瞬間には走り出していた。迷ってなんかいられない。
あの日、生きることを諦めかけた私に手を差し伸べてくれた君に、今度は私の想いを届けたい。
教務室の扉が見えてくる。心臓が高鳴る。
ドアノブに手をかけようとした、その瞬間――世界がふっと遠のいた。
光が揺れ、夕焼けがまぶしく滲んでいく。
遠くから、誰かの声が微かに聞こえた気がしたけれど、それもすぐに溶けて消えた。
私は静かに目を閉じた。
君の笑顔が、最後に見えた。
胸の奥でずっと抱きしめていた言葉が、唇の裏でかすかに動いた。
――ありがとう。
――好きだった。
その声は、君にも誰にも届かない。
でもそれでいい、と思えた。
光の奥で、君の姿が柔らかく微笑んでいた。
これは、生きる希望を失った生徒と、それを救った一人の教師の、
たった一度きりの物語――
文字数 5,617
最終更新日 2025.10.05
登録日 2025.10.05
「僕とエッチしてください!」
「い、いい、ですよ。それで私が役に立つなら……むふふ」
「いいわけないでしょ!」
とある街で骨董品店を営むヤミとその養子であるイグサの前にライズと名乗る男が現れた。
ライズはいきなりイグサに「エッチしてください」と言うのでヤミは何発かぶん殴って外に放り投げるが、大雨が降って洪水が起きても店前で土下座し続けたライズに折れたヤミはライズに条件をかす。
『リバーウッドにいる下着泥棒を捕まえろ』
その条件を飲んだライズは早速下着泥棒を捕まえるために身を乗り出した。しかしその裏にいたのは大陸を股にかける伝説の下着泥棒『アンダーウェア』で──。
変態VS変態。右も左も狂人ばかり。変態たちの戦いが今、始まる──。
文字数 122,273
最終更新日 2026.02.21
登録日 2026.02.13
僕は河童だ。いつも人間になりたいと思っている。でも、絶対に人間にはなれない。ある日、キュウリを盗りに行くと畑が潰されていた。さらに大雨で川の中の家が流された。絶望の底に沈んでいる中、1人のおじいさんと出会った。そして………
1週間くらいの連載を予定しています。初めて投稿するので読みにくいところもあるとは思いますが、楽しんでいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
文字数 8,792
最終更新日 2016.12.12
登録日 2016.12.04
本編、後日談ともに完結しました!(^^)!
ふたなりである王国の跡取りクリス(王女)が、お見合いの為に一ヶ月、相手国に滞在をする。実は相手の王子が手ぐすね引いて待ち望んでいる事も知らないで…。他国の王もクリスに心を奪われ我が物にしようと動く。
Rシーンは読もうのムーンライトと内容が違います。☆がつきます。
Rシーン無しで、読もうのムーンライトと内容が違う回は#をつけます(可愛くて純真なジェラルド君が好きな人はムーンを読まないほうがいいです)
目的があってR15だったのですが、読み直したら、R18以外の何物でもないじゃん…… orz R18に変更いたしました。
`アンドロギュノス 王子様か王女様か ‘ からタイトルを変更しました
文字数 246,356
最終更新日 2020.06.29
登録日 2017.03.29
王都を襲った大地震を予言した少女、リュシイはその後、故郷の村に帰って一人で暮らしていた。
新しく村に出入りするようになったライラを姉のように慕っていたが、彼女に騙され連れ去られる。
エイゼン国王レディオスは、彼女を取り戻すため、動き出した。
※ 「少女は今夜、幸せな夢を見る ~若き王が予知の少女に贈る花~」の続編です。読まなくてもいいように説明を入れながら書いてはいますが、合わせて読んでいただいたほうが分かりやすいと思います。
※ この話のその後を主人公を変えて書いたものが完結しております。「銀の髪に咲く白い花 ~半年だけの公爵令嬢と私の物語~」
※ 「小説家になろう」にも投稿しています(検索除外中)。
文字数 70,331
最終更新日 2019.07.03
登録日 2019.06.29
突如現れた7人のスーパーアイドルグループ。
その名も《Dream Story》 通称:ドリスト
コンセプト
〜夢のような7人が夢のような物語をあなたに〜
輝かしい世界で活躍する彼らもプライベートでは至って普通の男性。
アイドルだって誰を好きになって、どんな恋をしてもいいはず---
結成5年目、デビュー2年目。
アイドルとして大成功を収める傍らで巻き起こるグループ内ラブ。
7人のアイドルとマネージャー(♂︎)、8人の中にそれぞれ芽生える感情は一体どうなる…?
アイドル×アイドル、アイドル×マネージャー
BLストーリー。
episodeによりR18描写あり。(タイトルに※記載)
思いついたCP、シチュで書いていきます🙇♀️
episodeによって、付き合ってる年月、メンバーへの告知済みか否かなどそれぞれ異なりますので、あまりこだわらずにお読みください🙇♀️
★毎日21時10分、定期更新
*このCPでこんなシチュ読みたい!などリクエストありましたら、どしどし送ってください🙏
*少しでもイイネと思ったら、ぜひお気に入り登録お願いします!m(_ _)m
文字数 76,991
最終更新日 2021.09.30
登録日 2021.08.19
前世の妹がやっていた乙女ゲームの世界に転生した主人公、実は悪役令嬢でした・・・・・・。え?そうなの?それなら破滅は避けたい!でも乙女ゲームなんてしたことない!妹には「悪役令嬢可愛い!!」と永遠聞かされただけ・・・・・・困った・・・・・・。
どれがフラグかなんてわかんないし、無視してもいいかなーって頭の片隅に仕舞い込み、あぁポテサラが食べたい・・・・・・と思考はどんどん食べ物へ。恋しい食べ物達を作っては食べ、作ってはあげて・・・・・・。あれ?いつのまにか、ヒロインともお友達になっちゃった。攻略対象達も設定とはなんだか違う?とヒロイン談。
なんだかんだで生きていける気がする?主人公が、豚汁騎士科生たちやダメダメ先生に懐かれたり。腹黒婚約者に赤面させられたと思ったら、自称ヒロインまで登場しちゃってうっかり魔王降臨しちゃったり・・・・・・。もうどうにでもなれ!とステキなお姉様方や本物の乙女ゲームヒロインたちとお菓子や食事楽しみながら、青春を謳歌するレティシアのお食事日記。
※爵位や言葉遣いは、現実や他作者様の作品と異なります。
※誤字脱字あるかもしれません。ごめんなさい。
※戦闘シーンがあるので、R指定は念のためです。
※カクヨムでも投稿してます。
文字数 135,507
最終更新日 2022.03.23
登録日 2021.10.01
私、ミルー・ザルコーノには私を溺愛する両親と2歳離れた姉がいる。だけど私の姉は両親に嫌われている。毎日毎日両親は姉に暴力を振るい蔑む。そして蹲る姉の前で私がどれだけ素晴らしいのかを誉め称えるのだ。それが毎日毎日何年も続いている。そんないつも通りの日常の中で父が言った。
「そう言えばミルー。お前にルトレ伯爵家の次男から婚約の申し込みが来ていたぞ?」
「え?」
その人姉の婚約者よね?
…ほんっとうにもういい加減にしてほしいわ。
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・温かい目で見守って頂けるとありがたいです。
・誤字・脱字などありましたらすみません。
・基本毎日更新です。
文字数 33,942
最終更新日 2023.02.26
登録日 2023.02.23
【異世界恋愛・ざまぁモノ】(HOTランキング 女性向け 39位 2023/4/27、ありがとうございました!)
私はソフィア・サザーランド公爵令嬢。
突然、ほとんど会ったことのない偏屈な祖母に会わなければならないことになった。なぜ偏屈かって? うちの祖母、なんと国王陛下の元婚約者だったんですって! ピンクブロンド嬢に国王陛下を盗られ婚約破棄されてから、すっかり性根が腐ってしまったらしいわ。だからうちの家族と縁を切ってたの。
私だって余計な面倒事は嫌だからこんな祖母に会うなんてまっぴらご免だったのだけれど、祖母が何やら厭らしい脅しを使ってくるから仕方なく会うことになった。
……その祖母が私に託した物はなんと『呪いの蝋燭(ろうそく)』だった。さらには祖母の口から語られる、あり得ない王宮のどろどろ劇!
憤慨した私は王宮の膿を除くべく立ち上がることにした。ピンクブロンドもヤな奴だけど、もっとヤバい奴がいる! 王宮をひっくり返す断罪劇を企んじゃった私だけど、私には自信があった。だって私には祖母から託された『呪いの蝋燭(ろうそく)』があるもの──。
異世界恋愛、『ざまぁ』モノです!(笑)
短め連載(3万文字超)です(完結済み)。設定ゆるいです。
お気軽に読みに来ていただけたらありがたいです。(お手柔らかによろしくお願いいたします汗)
他サイト様にも掲載しております。
文字数 32,925
最終更新日 2023.04.26
登録日 2023.04.25
私、伯爵令嬢セリーヌは、地味で目立たないと評判。でも、婚約者の騎士団長ロドニー様には、ずっと一途に尽くしてきました。それなのに、ある日突然、「もっと華やかな女がいい」と婚約破棄。彼が選んだのは、私を見下していた高飛車な侯爵令嬢でした。
傷心の中、偶然助けた男性が、まさかの第二王子様!「君の優しさは、どんな宝石よりも輝いている」と、私の地味な外見ではなく、内面を深く理解し、大切にしてくれるんです。あれよあれよと王妃候補にまでなってしまって……!?
その頃、侯爵令嬢に振り回されてボロボロになった元婚約者が、私の元へ復縁を求めて現れます。でも、もう私には、最高の王子様がいるから。
文字数 13,613
最終更新日 2025.07.24
登録日 2025.07.21
たくみくんは、お母さんと二人で暮らしていました。
たくみくんは小学校一年生になったばかりで、元気いっぱいの子供でした。今は晩御飯の時間です。白米、味噌汁、焼き魚が今日のメニューでした。たくみくんは全部きれいに食べました。
「あらたくみ、よく食べたわね。きっとお魚も幸せよ。」
たくみくんはお母さんに褒められて喜びました。
そこに巨人の子供がお母さんに頼まれて人採りにやってきました。
お、人間が二人いるぞ。お母さんは若い人間を生きたまま連れて来いと言っていたな。よし、あの男の子にしよう。
巨人の子供は人間の家を壊してたくみくんを捕まえました。
「うわーん、うわーん、お母さん、助けて。」
たくみくんは泣き叫びました。お母さんは必死にたくみくんを助けようとしました。巨人の子供を包丁で刺したり必死でした。巨人の子供は、手を包丁で刺されてイラっとしたので、お母さんを潰しました。
グチャッ
これでよし。巨人の子供はたくみくんをうちに連れ去りました。
巨人の家に着きました。たくみくんは巨人のお母さんの手に渡りました。
「いいのを見つけてきたわね。」
巨人のお母さんは巨人の子供を褒めました。
巨人のお母さんはたくみくんをまな板に置きました。たくみくんは泣き叫びながら暴れていました。暴れられて邪魔だったので、巨人のお母さんは手足を切り落としました。
トントントントン。
尚もたくみくんは「お母さん、お母さん。」と泣き叫んでいました。その声もうるさかったので、巨人のお母さんは首を切り落としました。
ストン。
たくみくんは静かになりました。その後お腹を割いて腹わたを取り出し、塩をまぶして焼きました。
おいしそうなご飯ができたぞ。
晩御飯の時間。今日のメニューは白米、味噌汁、焼き人間でした。巨人の子供は全部きれいに食べました。
「あら、よく食べたわね。きっと人間も幸せよ。」
巨人のお母さんはいいました。
完
文字数 780
最終更新日 2019.12.20
登録日 2019.12.20
アホ王子に国外追放にされた悪役令嬢カレン・ギュスターブ。隣国マーサ王国に移り住んだ彼女はひょんなことから暗部入りし、日々任務に明け暮れていた。
そんなある日、人身売買組織の摘発現場に居合わせてしまった、マーサ王国第3王子ミシェル殿下の護衛を任されることに。
庇護欲そそる、か弱いご令嬢に扮しながら、襲ってくるゴロツキや傭兵をボコボコにした先に恋愛とざまぁが…というお話です。
ご令嬢が敵に暴力行為を働くので、念のためr15にしています。苦手な方はブラウザバックよろしくお願いいたします。
文字数 32,658
最終更新日 2021.09.08
登録日 2021.05.19
星読みができる聖女マリンは、散財好きなペール皇太子から婚約破棄を言い渡される。マリンのことを嫌っていたドリエが「お金はもっと使ったほうがいい、マリンはインチキだ」という口添えもあり、マリンは国外追放に。自由の身となったマリンは自由気ままに旅をする。島にたどり着きそこで一人の青年に出会う。青年は気立てが良く、世界の人々を救うために旅をしているという。しかしその青年は実は大国の皇太子だった。
文字数 7,292
最終更新日 2021.06.20
登録日 2021.06.20
元イケメン系女子の真は、腐女子な親友の日南と一緒に、異世界転生をしてしまう。そこは日南が愛するBLゲームの世界で、真は主人公・春野宮光一に転生していた!
「ここはBLゲームの世界! そしてあなたは主人公・春野宮光一! つまり光一はBLすべく生まれたのよ!!」
「うわぁああ! いい加減にしてくれよ!!」
BLゲームの通りに進めたい腐女子な親友だったが、光一は断固拒否!
しかし、ある日、何気ない日常の中で、幼馴染の一人がとんでもないことをしたいと言い出して……?
文字数 10,114
最終更新日 2021.12.29
登録日 2021.12.29
「ルシエル・ヴァレンシア。聖女リリーナへの数々の嫌がらせ、
及び聖女殺人未遂によりお前を離島への島流しとする。」
私の婚約者でもありこの国の王太子でもある
ハーレック王太子殿下は私にそう告げます。
「承知しました。」
私が素直に罰を受け入れるとそれが予想外だったのか
王太子は私に問いかけた。
「では、罪を全て認めるのだな」
「いいえ、私はその様な事は一切しておりません。
しかしながら、私が何を言ってもお聞き入れして頂けない事も理解してます」
「本当に最後まで太々しい性格は治らぬのだな。
聖女リリーナは、お前の処刑を望んだが
仮にも先日まで婚約者だったお前を処刑するのは気が咎める。
聖女リリーナに今後近づけない様に魔術契約を施しての島流しは
私のせめてもの慈悲である」
国王殿下がこの国を離れている最中に
仮にも侯爵令嬢の私の処刑は出来ない。
かと言って、国王陛下が戻られて正式に調査されるのもまずいのであろう。
罪人が処罰される様な離島の監獄、よしんば逃げらたとしても
聖女リリーナには近づけないので報復も出来ない
都合の良い落とし所
つい先日にルシエルに転生した元女子大生の私は諦めていた
王太子の腕に縋り付いている赤色の胸元がおおきく空いたドレスを着た聖女リリーナ
この世界は、この女のシンデレラストーリーの為の乙女ゲームであろう
少なくとも私はやった事も無く攻略ルートも知らないが
明らかにおかしいハーレムエンド
その私が幼い頃から慕っていた義兄も攻略対象
さぞかし気分が良いのだろう、聖女と言うには余りにも品性のない笑い顔で
ニヤニヤこちらを見て笑っている
本来であれば聖女リリーナのハーレムハッピーエンドで
この物語は終わりだったのであろうが
リリーナは、最後の最後で欲を出してしまった。
私を離島に流す船でハーレムメンバーとバカンスを楽しむ
その船は、台風により嵐で座礁した。
本来、ルシエルが島流しされる島とは別の小さな島へ
私も含めて全員流れ着いた。
ルシエルの逆転劇はここから始まるのだった。
文字数 103,787
最終更新日 2023.06.19
登録日 2023.03.23