「財政」の検索結果
全体で205件見つかりました。
六十二歳の大学教授・黒田総一郎は、政治、社会、歴史、軍事を専門とする研究者だった。
彼は生前、何度もこう語っていた。
「江戸幕府は、もっと早く改革を始めていれば滅びなかった」
だが、死後に目を覚ました彼がなっていたのは――。
後に江戸幕府最後の将軍となる、五歳の徳川慶喜だった。
黒船来航まで、あと十五年。
幕府滅亡まで、あと二十七年。
このまま何もしなければ、安政の大獄、桜田門外の変、薩長同盟、大政奉還、鳥羽・伏見の戦い、そして戊辰戦争が起こる。
多くの人間が死ぬ。
江戸幕府は消える。
そして自分は、最後の将軍として歴史に名を残す。
ならば。
全部、変えてしまえばいい。
英語教育。
財政改革。
人材登用。
軍制改革。
海軍創設。
産業育成。
身分制度改革。
議会政治。
そして、徳川幕府そのものの近代国家化。
だが、未来を知っているだけでは人間は動かせない。
父・徳川斉昭は怒鳴る。
井伊直弼とは命懸けで対立する。
勝海舟は言うことを聞かない。
坂本龍馬は幕府の悪口を言う。
西郷隆盛は敵になる。
大久保利通も、高杉晋作も、桂小五郎も、それぞれの正義を持っている。
正論だけでは国は動かない。
歴史上の偉人たちは、誰一人として主人公の都合よく動いてはくれない。
それでも慶喜は諦めない。
「私は徳川家を守りたいのではない」
「未来で死ぬはずだった人間を、一人でも多く生かしたいだけだ」
史実では最後の将軍となった男が、
五歳から幕末をやり直す。
幕府滅亡を阻止し、
黒船にも、
薩長にも、
内戦にも負けない国を作るために。
これは未来を知る大学教授が、面倒くさすぎる幕末の怪物たちと喧嘩し、笑い、時には泣きながら、日本史そのものを書き換えていく物語。
黒船来航まで、あと十五年。
幕府滅亡まで、あと二十七年。
歴史改変は、五歳の徳川慶喜から始まる。
文字数 5,255
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.07.15
「金にうるさい女は王妃にふさわしくない。お前との婚約は破棄する!」
公爵令嬢リリアーナは、国の財政を裏で支えるほどの事務能力を持っていたが、その厳格さから「守銭奴」「悪女」と疎まれてきた。
ある日、ついに婚約者の王太子から婚約破棄を告げられ、極寒の地を治める『氷の辺境伯』アレクセイのもとへ、生贄同然に追放されてしまう。
冷酷無比と噂されるアレクセイに怯えるリリアーナ。
しかし、実は彼は口下手で不器用なだけの、領民想いの心優しい青年だった。
「俺は、君が笑っていてくれればそれでいい」
リリアーナは持ち前の知識とスキルで、貧しい辺境の領地を大改革!
特産品開発に財政再建と大活躍するうちに、領民からは感謝され、アレクセイからはこれ以上ないほど甘やかされ、溺愛されるように。
一方、リリアーナを追放した王都では、彼女がいなくなったことで財政が破綻。
王太子は没落の一途を辿っていた。
「頼む、戻ってきてくれ」と今さら泣きつかれるが、最強の夫に愛されたリリアーナはもう止まらない。
捨てられた有能令嬢が、幸せを掴むまでの大逆転サクセスストーリー!
文字数 9,472
最終更新日 2025.12.02
登録日 2025.11.30
「出て行けスミス!お前のような金のことにしか興味のない女はもううんざりだ!」
私、エヴァ・スミスはある日突然婚約者のモーケンにそう言い渡された。
「貴女のような金の亡者はこの国の恥です!」
とかいう清廉な聖女サマが新しいお相手なら、まあ仕方ないので出ていくことにしました。
なので、私の財産を全て持っていこうと思うのです。
え?どのくらいあるかって?
──この国の全てです。この国の破綻した財政は全て私の個人資産で賄っていたので、彼らの着てる服、王宮のものも、教会のものも、所有権は私にあります。貸していただけです。
とまあ、資産を持ってさっさと国を出て海を渡ると、なんと結婚相手を探している五人の王子から求婚されてしまいました。
しきたりで、いち早く相応しい花嫁を捕まえたものが皇帝になるそうで。それで、私に。
将来のリスクと今後のキャリアを考えても、帝国の王宮は魅力的……なのですが。
どうやら五人のお相手は女性を殆ど相手したことないらしく……一体どう出てくるのか、全く予想がつきません。
私自身経験豊富というわけでもないのですが、まあ、お手並み拝見といきましょうか?
あ、なんか元いた王国は大変なことなってるらしいです、頑張って下さい。
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需要が有れば続きます。
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文字数 18,506
最終更新日 2021.08.02
登録日 2021.07.17
ごく普通の高校生、如月透夜(きさらぎ とうや)は、ある日唐突に異世界バステル王国の辺境、バイルシュタイン伯爵領へと転移してしまう。
チート能力も魔法の才能もない。持っているのは、通学カバンと一台のスマートフォンだけ。
終わった、と思われた異世界生活。しかし、彼のスマホは生きていた。
電波表記は『E(エーテル)』。
バッテリーは無限駆動。
そしてインストールされていたアプリは、異世界仕様に神アップデートを遂げていた!
『検索』アプリは、この世界のあらゆる情報を網羅する「鑑定」以上の解析ツールに。
『マップ』アプリは、敵の位置や資源の場所を正確に表示する「全知のレーダー」に。
「魔物の位置? マップに出てるから余裕で回避」
「謎の病気? 症状をググれば治療法も薬草の場所も一発だ」
「領地の赤字財政? 前世の知識と特産品検索で黒字化してやるよ」
これは、スマホという最強のデバイスを片手に、寂れた辺境領地を次々と改革し、やがては世界にその名を轟かせていく少年の、終わらない冒険と成功の日誌。
文字数 90,140
最終更新日 2026.02.09
登録日 2026.01.31
前世は理系オタク、歩く辞典と呼ばれたマリアンヌ。乙女ゲーム【君に恋して】の世界に悪役令嬢として転生したはいいものの――
「貧乏!? 設定と全然違う!!」
筆頭公爵家の一人娘でありながら、財政は破綻寸前。周囲は優雅な令嬢ライフを謳歌しているのに、私だけが食費や学費、使用人の給料に頭を悩ませる日々。
しかし、マリアンヌには前世の理系知識がある。化学、物理、機械、医学――歩く辞典レベルの知識を総動員して、没落しかけた家を救うことを決意する。
市場での保存食・発酵食品の開発、家庭内エネルギー効率化、化学実験を応用した便利グッズ販売……全ては公爵家の財政再建のため。
周囲には「悪役令嬢の転落劇」と思われていたが、実際には科学と知識で切り開く前例なきサバイバル生活が始まっていた。
果たして、マリアンヌは家を救い、かつゲームの運命も自ら書き換えることができるのか――?
理系オタク令嬢の前世知識フル活用、没落公爵家再生物語、ここに開幕!
文字数 171,130
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.06.08
伯爵令嬢でありながら、財政難で没落寸前の家を助けるために身を粉にして働く少女、レシアス・クラッスター。
けれども彼女は妹と継母の裏切りにより、婚約者に婚約破棄され、森深くに住む竜神の生贄として捨てられてしまう。
けれども、森の奥深くの家にいたのは、竜などではなく、とんでもなく美しい青年で……
大切な人を亡くし、裏切られたレシアスが幸せを手に入れるまでの物語
文字数 50,172
最終更新日 2018.03.16
登録日 2017.12.31
「リーゼロッテ、貴様との婚約を破棄し、処刑する!」
王国の第一王子アルフォンスによって、横領の冤罪を着せられ、処刑台に送られた公爵令嬢リーゼロッテ。 彼女は、自身の持つ地味なスキル『魔力循環の最適化』を駆使し、陰ながら王国のインフラと財政を支えていた縁の下の力持ちだった。
死を覚悟したその瞬間、空から現れたのは敵国ガルガディアの「冷徹皇帝」ことジークハルトだった。 「その女、貴様らに不要なら私がもらう」 圧倒的な武力でリーゼロッテを救出した彼は、彼女に求婚――ではなく、好待遇での「就職」を提示する。
帝国の魔導技術に魅了されたリーゼロッテは、そのチート級の「最適化」スキルで帝国のエネルギー問題を次々と解決。 国民からは「女神」と崇められ、魔力過多症に苦しむ冷徹皇帝の心と体も癒やしていくうちに、いつしか溺愛されるように。
一方、彼女を追放した王国は、インフラが崩壊し、財政破綻の危機に瀕していた。 焦った王子は「愛していた」「戻ってこい」と縋り付いてくるが、リーゼロッテは冷たく言い放つ。
「今さら必要だと言われても、もう手遅れです」
これは、捨てられた令嬢が敵国で幸せを掴み、最強の皇后へと成り上がる、爽快な逆転劇。
文字数 116,343
最終更新日 2026.01.04
登録日 2026.01.04
アルミハイネのお国付きの聖女、チェリッシュは、国が財政難に陥ったため、クビにされてしまった。
聖女をクビになった後も、細々と国の端で生活していたチェリッシュは、ある日、アルミハイネが、友好関係にある隣国、ケストベーンに戦争を仕掛けるつもりであることを知る。
戦争に反対したチェリッシュは、王の罠により、魔女としてのレッテルを張られ、国外追放されてしまった。
「この国が私を必要としないのなら……破壊するまでです」
アルミハイネの相手国となる、ケストベーンの聖女に成り代わり、復讐を果たすべく、チェリッシュは隠してきた力を解放するのだった……。
文字数 1,612
最終更新日 2020.08.11
登録日 2020.08.11
勇者テオドールのサポート役として選ばれた英雄アレクシスは、テオドールにはほとほと手を焼いていた。実力はあるのだが、戦いぶりが雑でいつもポーションなどを多く消費する。国から財政を任されていたアレクシスは、いつもガミガミ口うるさく注意していた。
文字数 1,485
最終更新日 2020.09.29
登録日 2020.09.29
王女ノツィーリアはある日突然父王から『貴様を貸し出すことにした』と告げられる。父や義母そして異母妹の贅沢三昧のせいで財政が逼迫しているため、ノツィーリアに身売りさせて金を稼がせようという魂胆である。
ノツィーリアの母は、世界を魅了した踊り子だった。強引に父王に召し上げられ、王妃に毒殺されるまでは平和に暮らしていた。母の死後に始まった、異母妹やメイドたちによるいじめ。
身売りはお似合いの公務だと彼女らに嘲笑されたノツィーリアは、涙をこらえて自室に逃げ込むのだった――。
◇腹違いの妹やメイドたちに虐げられている孤独な姫が、父親である国王の命令で身売りさせられるところを冷徹皇帝に救い出される話です。※小説家になろう、ベリーズカフェ、エブリスタにも投稿しています。(2024.7.31 改稿)
文字数 52,460
最終更新日 2024.01.28
登録日 2024.01.27
宮廷薬師エルザは、夜会の場で婚約者の侯爵家嫡男レオンに公開婚約破棄される。
「薬草にまみれた地味な女」——そう蔑まれたエルザだが、その胸にあったのは悲しみではなく安堵だった。
七年間、浪費家の婚約者を支え続けた日々はもう終わり。
エルザは宮廷薬師を辞し、薬草の宝庫と名高い辺境の街ヴェルデンで小さな薬屋を開く。
そこで出会ったのは、不器用だけどまっすぐな領主代行の青年騎士ノエル。
薬屋は大繁盛、流行病を退け、新薬の開発にも成功——エルザの薬師としての才能が、辺境の地で花開いていく。
一方、エルザを失った王都では。
宮廷薬師の後任は見つからず、新しい婚約者の浪費で侯爵家の財政は火の車。
全てを失ったレオンがエルザの元に現れた時、彼女が返した言葉とは——。
復讐なんてしない。ただ自分らしく生きるだけ。
それが最大の「ざまぁ」になる、爽快異世界恋愛物語。
完結保証 全12話になります。
文字数 18,871
最終更新日 2026.02.24
登録日 2026.02.21
由緒正しき公爵家に嫁いだフェリシータは、冷酷な夫ゼノヴィオから「何の取り柄もない無能な女」と冷遇され、彼の愛人であるクロティルダのために突然の離縁を突きつけられる。しかし、公爵領の莫大な財政や領民の信頼を陰で支えていたのは、フェリシータの類稀なる采配と深い慈愛だった。
着の身着のままで追い出されたフェリシータは、傷心の旅の途中で、正体を隠した隣国の若き王ヴァルデマールと出会う。彼女の並外れた知性と優しさに触れたヴァルデマールは、彼女を自身の国へと最高の手厚さで迎え入れる。
文字数 64,054
最終更新日 2026.07.01
登録日 2026.07.01
公爵家の領地運営と財政を任されていた令嬢は、ある日、婚約者である公爵の浮気現場に遭遇する。
政略結婚に未練はなく、彼女は笑顔で婚約破棄を受け入れて実家へ戻った。
――その結果。
彼女が管理していた商会との取引、人脈、資金の流れはすべて消え、公爵家は急速に傾いていく。
そして一ヶ月後、公爵家はあっけなく破産した。
「復讐なんてしていません。ただ、私の関わりをなくしただけです」
自分の価値に気づかなかった無能な公爵と、無自覚に領地を支えていた有能令嬢。
これは、すべてを失った元婚約者と、新たな幸せを手に入れる令嬢の物語。
文字数 8,096
最終更新日 2026.04.15
登録日 2026.04.15
【全7話完結】
「君は可愛げのない石ころだ」
婚約破棄の席で、王太子が掲げた真実の愛の証を見たソフィアは冷静に告げる。
「殿下、それはダイヤではなく安物のジルコンです」
呆れて辺境へ去った彼女を待っていたのは、強面な辺境伯による心を満たす料理と、彼女の知識や技術が重宝される充実の日々だった!
一方、ソフィアを失った王国は、贋作まみれで財政破綻。
凍える王宮から「戻ってくれ」と泣きつかれるが……。
文字数 17,463
最終更新日 2026.01.23
登録日 2026.01.22
「戦えぬ勇者。それも、女。……何の役に立つ」――召喚された俺に、宮廷は絶望した。
四十八歳の中年官僚・財前亮。勇者召喚の事故で、戦闘力ゼロの女の身体になって異世界へ。だが、この国の国難が「財政破綻」だと知った瞬間、俺の官僚脳が目を覚ました。
剣は握れない。魔法も使えない。しかし、破綻寸前の帳簿を立て直すことなら、この世界の誰よりも得意だ。二重帳簿、幽霊兵、徴税の中抜き――腐った王国を、俺は数字で立て直す。反乱貴族は「金の流れ」で瓦解させ、隣国の侵攻は外交で退ける。
ただ一つの計算外は、誠実に正論を言うだけの俺に、若き国王と騎士団長が惹かれ始めてしまったこと――。
戦わない女勇者、中身はおっさん経理官僚。帳簿で無双する、異世界内政再建記。
※全12話・完結済み
文字数 17,665
最終更新日 2026.09.08
登録日 2026.08.26
アスラート帝国のカトル公爵家の長女リーナは、プラチナブロンドに青銀の瞳の美しく聡明な少女だったが、
母親と妹からの命令で、カツラを被り、肌を汚して生活していた。
そうしなければ暴力を振るわれたためである。
しかし、母親と妹はリーナの本当の姿も、自分たちが強制したことも忘れて、リーナを“醜い無能”と罵った。
自分の扱いに耐えられなくなったリーナは、ある決意をした。
─────
「お父様、今日より私は、カトルの姓を捨て、平民として生きたく思います」
リーナの18歳の誕生日、リーナは父親である公爵にそう切り出す。
─────
リーナが公爵家を出た時、公爵家の財政管理、領地管理、他家との関係の保持─── ほとんどの仕事はリーナがしていたのだが…………。
貴族としての身分を捨て、街の食堂で働き始めたリーナはそこで幸せになれるのか!?
密かなにリーナに想いを寄せていて、リーナを追いかけて街に下りた皇子との恋の行方は!?
話、設定、登場人物の口調etc.
色々とブレブレですが、ご容赦くださいm(__)m
本編は最後まで執筆、公開予約済みです。本編完結後、のんびりと番外編を更新していく予定です!
3/18 : Hotランキング
60位→30位→15位→10位→6位
3/19~21 : Hotランキング1位
ありがとうございます!!
文字数 165,351
最終更新日 2023.06.23
登録日 2022.03.12
かわいい少女が、寝るとき毎日抱きついてくる。寝……れない
かわいい少女が、寝るとき毎日抱きついてくる。
居場所を追い出された二人の、不器用な恋物語──
Aランクの国家魔術師であった男、ガルドは国の財政難を理由に国家魔術師を首になった。
その後も一人で冒険者として暮らしていると、とある雨の日にボロボロの奴隷少女を見つける。
一度家に泊めて、奴隷商人に突っ返そうとするも「こいつの居場所なんてない」と言われ、見捨てるわけにもいかず一緒に生活することとなる羽目に──。
17歳という年齢ながらスタイルだけは一人前に良い彼女は「お礼に私の身体、あげます」と尽くそうとするも、ガルドは理性を総動員し彼女の誘惑を断ち切り、共同生活を行う。
そんな二人が共に尽くしあい、理解し合って恋に落ちていく──。
街自体が衰退の兆しを見せる中での、居場所を失った二人の恋愛物語。
文字数 327,541
最終更新日 2023.06.14
登録日 2022.04.29
「クロエよ。俺は貴様との婚約は破棄して、愛しいサブレーヌと結婚する。その時になれば、この邸から即刻立ち去って貰うぞ!」
婚約破棄を叫んでいるのは、伯爵令息のリンゼール・ガルダ。彼の最愛は、クロエの義妹のサブレーヌだと言う。
リンゼールとクロエは、親同士が決めた利害が絡む政略結婚の相手だった。
クロエ・クラウテンは格上の侯爵令嬢であったが、父親の無理な商会経営は多大な悪化を辿り、侯爵家は借金まみれであった。
クロエの母、ダブリエは病で寝込んでいたが、彼女が12才の時に逝去した。
亡くなる前に、形見のロザリオをクロエに首にかけて囁く。
「クロエ、弱い母を許して。
一人残された貴女は、きっとたくさんの困難が待ち受けているでしょう。でも私(わたくし)はずっと見守っていますよ。貴女が幸せになれるように。
だから諦めずに頑張るのですよ。
そして何を奪われても貴族としての誇りを守り、毅然としていなさい。
奪われてはいけないのは、そのロザリオだけ。
必ず味方は現れます。
残念ながらレンバック、貴女の父は信用に値しません。
こんな場所に残していって、ごめんね。
愛しているわ。私のクロエ……………………」
ダブリエは最期の時まで娘を心配していた。
夫であるレンバックは、ダブリエに全てを頼り遊び歩いていた。だが彼の言い分は勝手なものだった。
「妻は何にでも口を出して、俺を否定するんだ。だからもう、俺は妻の好きなようにさせてやってるんだ。その分少し、好きなようにさせて貰ってるけどな。はははっ」
レンバックの回りには彼にたかって遊ぶ悪い者が多く、彼はそれに気づかず煽てられて散財していた。
ダブリエは口出しではなく、詐欺や無謀な投資を止めるように注意しただけだ。レンバックのせいで今まであった侯爵家の蓄えは減り、彼女は知人から借金をしたが財政は火の車だった。
何とか伝手を辿り、やりくりをしていたダブリエが病に倒れ、それに目をつけたのがガルダ伯爵家。リンゼールの父親マイルだった。
マイルは息子のリンゼールを婿に入れ、借金を支払うことで逆らえなくし侯爵家を乗っ取ろうとしていた。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
文字数 17,424
最終更新日 2025.05.04
登録日 2025.05.04
王子に婚約破棄されたセラフィーナは、前世の記憶を取り戻し、自分がゲーム世界の悪役令嬢になっていると気づく。破滅を避けるため辺境領地へ帰還すると、そこで待ち受けるのは財政難と魔物の脅威...。高純度の魔石を発見したセラフィーナは、商売で領地を立て直し始める。しかし王都から冤罪で訴えられる危機に陥るが...悪役令嬢が自由を手に入れ、新しい人生を切り開く物語。
文字数 9,559
最終更新日 2025.12.12
登録日 2025.12.12