「家」の検索結果
全体で49,487件見つかりました。
よそ様の婚約記念パーティーで、うちの娘の婚約者が、娘に婚約破棄を突きつけた。
「我が愛するリリア」を害したですって?あら、それは浮気宣言ね?
我が家を馬鹿にする愚か者には、正義の鉄槌を下しましてよ?
魔女の魔法を受け継いだ奥様が、娘の婚約者とその家に仕返しをするお話。
文字数 15,701
最終更新日 2025.03.29
登録日 2025.03.18
悪役公爵家の娘、イリス・ファン・ヴァルツ。
政略結婚で嫁いだ先は、国王側近リヒター公爵家の嫡男カーライルのもとだった。
華やかな“社交界の花”と呼ばれながら、実家では道具のように扱われ、やがて一族は反逆の罪で断罪される――はずだった。
だが、結婚直前に“未来の処刑”を思い出したイリスは、密かに運命を書き換える。
偽の情報を流し、反逆を阻止し、命を繋ぎとめた。
しかし、生き延びた後に残ったのは――
傷と、消えない恐怖。
そして、彼女を「壊れたままでいろ」と囁く元使用人ジェラルドの執着だった。
守られているはずなのに消えない不安。
それでもイリスは、少しずつ気づいていく。
自分はもう、あの家の“道具”ではないこと。
そして――
カーライルの過保護なほどの優しさが、ただの義務ではないことに。
これは、処刑を免れた悪役令嬢が、 過去の恐怖と向き合いながら、 ゆっくりと、守られ、愛されていく物語。
そして、執着と溺愛が交差する、もう一つの戦いの始まり。
文字数 38,865
最終更新日 2026.05.11
登録日 2026.05.10
公爵令嬢フェリシア・ウィングフィールドは、義妹に婚約者を奪われ婚約破棄を告げられる。
そうしてその瞬間、ループしてしまうのだ。1年前の、婚約が決まった瞬間へと。
初めは婚約者のことが好きだったし、義妹に奪われたことが悲しかった。
だからこそ、やり直す機会を与えられて喜びもした。
しかし、婚約者に前以上にアプローチするも上手くいかず。2人が仲良くなるのを徹底的に邪魔してみても意味がなく。いっそ義妹と仲良くなろうとしてもダメ。義妹と距離をとってもダメ。
ループを4回ほど繰り返したフェリシアは思った。
――もういいや、と。
5回目のやり直しでフェリシアは、「その婚約、破棄させていただきますね」と告げて、屋敷を飛び出した。
……のはいいものの、速攻賊に襲われる。そんなフェリシアを助けてくれたのは、銀の長髪が美しい魔術師・ユーリーだった。
――あれ、私どこかでこの魔術師と会ったことある?
これは、見覚えがあるけど思い出せない魔術師・ユーリーと、幸薄め公爵令嬢フェリシアのラブストーリー。
※「小説家になろう」「エブリスタ」「カクヨム」様にも掲載しております。
※別名義の作品のストーリーを大幅に改変したものになります。
※表紙はAIイラストです。(5/23追加しました)
※小説内容にはAI不使用です。
文字数 14,108
最終更新日 2024.05.15
登録日 2024.05.11
公爵令嬢シルビアーナは、己の恋を叶えるため第二王子クリスティアンとの婚約を了承した。
それから四年後。十八歳になったシルビアーナは、舞踏会で第二王子クリスティアンに婚約破棄される。
婚約破棄したクリスティアンは男爵令嬢ローズメロウを婚約することを宣言し、さらに暴走していく。
そこに不在のはずの国王が現れて断罪され、婚約破棄の裏に隠された真実が明かされるのだった。
小説家になろうに掲載している作品『【完結】殿下、馬鹿な子ほど可愛いとは言いますが貴方のことは愛せません【百合】』を大幅にリメイクし加筆修正しています。
設定を含む内容もかなり変わっていますので、ほぼ別物だと思います。
残酷な表現とキス程度の接触があるのでR15にしています。
小説家になろうでも掲載しています。
毎日更新予定です。
文字数 88,190
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.06.17
国を襲う伝染病で幼くして母親を失い、父からも愛情を受けることが出来ず、再婚により新しくできた異母妹に全てを奪われたララスティは、20歳の誕生日のその日、婚約者のカイルに呼び出され婚約破棄を言い渡された。
失意の中家に帰れば父の命令で修道院に向かわされる。
しかし、その道程での事故によりララスティは母親が亡くなった直後の7歳児の時に回帰していた。
頭を整理するためと今後の活動のために母方の伯父の元に身を寄せ、前回の復讐と自分の行動によって結末が変わるのかを見届けたいという願いを叶えるためにララスティは計画を練る。
前回と同じように父親が爵位を継いで再婚すると、やはり異母妹のエミリアが家にやってきてララスティのものを奪っていくが、それはもうララスティの復讐計画の一つに過ぎない。
やってくる前に下ごしらえをしていたおかげか、前回とは違い「可哀相な元庶子の異母妹」はどこにもおらず、そこにいるのは「異母姉のものを奪う教養のない元庶子」だけ。
変わらないスケジュールの中で変わっていく人間模様。
またもやララスティの婚約者となったカイルは前回と同じようにエミリアを愛し「真実の愛」を貫くのだろうか?
そしてルドルフとの接触で判明したララスティですら知らなかった「その後」の真実も明かされ、物語はさらなる狂想へと進みだす。
味方のふりをした友人の仮面をかぶった悪女は物語の結末を待っている。
フ ル ハッピーエンディング
そういったのは だ ぁ れ ?
☆他サイトでも投稿してます
文字数 353,932
最終更新日 2025.06.04
登録日 2024.11.01
あらすじ
山に囲まれたこの村では、狐憑きの忌み子は人ではないとされている。
白い髪と金色の瞳を持って生まれた少年――九尾(くび)朧(おぼろ)は「九尾家に伝わる狐の呪い」をその身に宿す存在として、生まれながらに村八分にされた。
名はあっても誰にも呼ばれず、
家はあっても居場所はない。
唯一、朧の名を呼ぶのは、兄であり九尾家の跡取り――九尾宗珠。
優しさと暴力による支配が絡み合った、その檻の中で、朧は自由を知らずに育てられてきた。
そんな村に、正義感の強い新米警察官、三上悠真が駐在として赴任する。
村人たちは皆、「九尾家には関わるな」とだけ忠告する。やがて三上悠真は知る。
前任の駐在警官が――この村で、理由も分からぬまま消えていることを。
――この村では、忌み子に情をかけた者は、必ず消える。
籠の狐が空を知ってしまった時、
壊れるのは、狐か、籠か。
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【⚠️注意⚠️】
・性行為を匂わせる表現あり
・虐待・暴力描写あり
・兄がとにかくドブカスクズ男
暴力や虐待、イジメのような表現が苦手
主人公が辛い目にあうのは地雷という方はお引き返しください。胸糞悪いシーン多いです。ハピエンかどうかは、ご想像にお任せします。
文字数 38,555
最終更新日 2026.01.10
登録日 2026.01.06
『神に愛された国』といわれるミスティエ王国。この国は魔術技術がこの世界で一番栄えていて、魔術師たち個々の能力も非常に高い。だがその中でもシルヴィック家とイスエンド家は別格で、この国の双璧と言われるほどの力量を持っていた。
だがこの二家はとにかく犬猿の仲で白魔術師団副団長ジョシュア・シルヴィックと、黒魔術師団副団長ヴァージル・イスエンドも例外なくとにかく仲が悪かった。
それがこの国の魔術師団全体に伝播し雰囲気は最悪だった。お陰で魔獣討伐でもミスが目立ち、それを他国に知られてしまいこの国は狙われることになる。
そんな時、ミスティエ王国の国王はとんでもない王命を発令した。
「ジョシュア・シルヴィックとヴァージル・イスエンドの婚姻を命ずる」
「は……? はぁぁぁぁ!? な、なんでこんな奴と結婚しなきゃいけないんだ!」
「なっ……! 僕だって嫌に決まってるだろう! お前みたいないけ好かない奴と結婚なんて死んだ方がマシだ!」
犬猿の仲である二人が結婚させられたことにより、その関係性は大きく変わっていく――
●全14話です。
●R18には※付けてます。
文字数 49,888
最終更新日 2023.10.10
登録日 2023.10.04
王国の毒薔薇、公爵令嬢カトリーヌ・アリプランディーニは冤罪で処刑され、その罪無き死から10年。
カトリーヌは当時の記憶を持ったまま同じ国の平民の家に生まれ変わる。
幼い頃、両親が馬車の事故で亡くなり引き取ってくれた眠り猫の占いお婆も亡くなり一人になったミーアは前世の自分の失敗を思い出し、地味に目立たずひっそりと暮らそうと決意する。
しかし、前世と同じ精霊に愛された宝石の様な紫の瞳を持つ彼女が目立たない訳がなくて。
文字数 75,917
最終更新日 2018.07.30
登録日 2018.07.12
だいたいどれも思いつきでサラッと書いた一発ネタです。勢いに任せましたが後悔はしていません(笑)。
それぞれの作品は独立しており(元は個別に上げた作品なので)、お好きなもののみ単品で読むことも可能です。
収録作品は主にコメディ色の強いもので、単話だと文字数1万字以下の作品を集めています。
こちらのページの大本は『だってそういうことでしょう?』として上げていた短編です。あまりに読まれてポイントが無駄になるばかりなので(爆)、公開している他の作品と抱き合わせにします(笑)。
すでに公開中の同名作品は、こちらに追加した時点で順次非公開に致します。悪しからずご了承下さい。
なお、全ての作品は小説家になろうで公開済みのものになります。どっかで見たことあるな、と思った場合はそのせいです(笑)。さらに一部はカクヨムでも公開しています。
【お品書き】
『だってそういうことでしょう?』
(全3話、2022年3月初回公開)
『欲しいのならば、全部あげましょう』
(全4話、2022年5月初回公開)
『物語は始まらずに終わる』
(全2話、2022年6月初回公開)
『“真実の愛”の、そのお相手は』
(全4話、2022年9月初回公開)
『そして、彼はいなくなった』
(全3話、2022年11月初回公開)
『婚約破棄をなかったことにする、たったひとつの冴えたやり方』
(単話、2023年5月初回公開)
『本日、殿下はご欠席ですわ』New!
文字数 41,216
最終更新日 2025.04.22
登録日 2022.03.27
セシリアは45歳のバツイチでアラフィフ。
今から十年前に夫の浮気とその家族からのモラハラに耐え兼ね爆発した結果離婚となった。
セシリア自身この世界でも数少ない聖属性の魔法を有しており、離婚直後より腕利きのヒーラーとして自立していた。
ある日友人である王妃の招待を受け舞踏会へ参加する。
ほろ酔いと満腹になったお腹を抱え中庭へと歩いていく。
途中一人の体調不良の男性がいた。
セシリアは親切心で声をかけ治療を――――からの記憶が途絶えてしまう。
差し込む光で目覚めたセシリアとセシリアの隣で男性が眠っていた。
勿論お互い全裸である。
これが朝チュンと言うヤツかーい⁉
心の中で盛大に突っ込みはするけれどもセシリアは完全にパニックに陥っていた。
相手の顔や素性なんて知る余裕は何処にもない。
これから先の人生お一人様を押下すると決めた時から男性と必要以上な接触は全て絶っていた。
脱ぎ捨てられたドレスや下着を拾いつつ素早くそれを身に付ければだ。
彼女は気づかれない様に姿を消した。
ゆるふわ設定です。
どうか温かいお気持ちで読んで下さい(o^―^o)ニコ
文字数 4,989
最終更新日 2023.02.06
登録日 2023.01.31
美食家の一族に生まれながら、地味で料理以外に興味のない公爵令嬢アニエス。
彼女はある日、王家主催の晩餐会で失態を演じた罰として、食糧難に喘ぐ極寒のヴァインベルク辺境領へ、身代わり同然に嫁がされることになった。
一族からは「役立たず」、社交界からは「地味姫」と蔑まれる彼女だったが、その胸は希望に満ちていた。
なぜならアニエスは、前世でレストランや都市を経営するシミュレーションゲーム『キングダム・オブ・グルメ』の伝説的なトッププレイヤーだったからだ。
限られた食材、凍てつく大地、疲弊した領民たち。
絶望的な状況は、彼女にとって最高のやり込み要素満載のマップにしか見えなかった。
これは、一人の地味な令嬢が、ゲームで培った知識と料理への愛で辺境を豊かにし、無骨な辺境伯と共に自らの幸せな食卓を築き上げる物語。
文字数 120,258
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.01
西暦3025年、超ハイスペック機能搭載の尽くし型ロボットのジェフが管理者によって粗大ごみ置き場に捨てられた。尽くし型ロボットはもう古いと言うのが理由だった。それを憐れんだロボットの開発者が尽くし型ロボットが流行っていた10年前にタイムマシンで戻してやろうとしたのだが、誤作動で異世界に転送してしまった。
異世界には恋人に裏切られて失意の中にある伯爵令嬢ローズがいた。ローズはひょんなことからジェフの新しい管理者になったのだが・・・
心を持たないロボットと愛に傷ついた令嬢の、不器用な二人が織りなす愛の物語。
本作品は、小説家になろう様、カクヨム様にも投稿しています。
文字数 387,425
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.11.09
ふと気づくと異世界転生していた主人公。なんと、そこそこいいとこのお嬢様のようだ。望めば王子様とも結婚できないこともないくらいの伯爵家に産まれた。
男女ともにモテモテな国で、14歳でも結婚妊娠出産って感じの早熟な世界。早熟なのは戸惑いつつも、まあ日本でも昔は14歳が成人だったかなんだかだったし、そんなもんかとギリギリだが受け入れられた。
だけど、どーしても受け入れられないこの世界の常識がある。
このままでは幸せになれない。そう思った主人公は、婚約者が他の女の子と浮気しているところに乗り込み、婚約解消を高らかに宣言したのであった──
タグをご覧になり、異世界なんでもとんでも設定を笑いとばせる勇者だけご入場下さい。
お子様はバックお願いします。
今回は16でR突入します。
コメント欄は全て非公開。返事はお名前を出さずにエッセイに載せます。
文字数 48,555
最終更新日 2022.08.13
登録日 2022.07.31
魔族の尊厳を守るため立ち上がった魔王アークスは大陸全土を巻き込んだ戦争の末、魔族の天敵とも言える『天使の加護』を得た勇者ザックス・ザンザスと彼の仲間である七人の美少女の前に倒れる。
失意の死を迎えたアークスであったが、幼馴染の智将アルカ・ナハトの手で復活する。
時を経て大陸は勇者達に統治され、魔族は種族別に分けられ弾圧されていた。
もう一度勇者と戦うことを決意したアークスであったが、彼の肉体は弱体化している。
そんな彼ににアルカは言う。
「世界の危機です、エッチしましょう」
アルカは弱体化を見越して、アークスがセックスした魔族の能力を使えるよう、改造を施していたのである。
そして同時に、『天使の加護』を攻略する方法も見つけ出していた——それは、勇者の絶望。
勇者の仲間である七人の美少女を全員籠絡すれば、絶望した勇者は力を失う。
オーガの国を統べる格闘家ライオ・ネロ。
機械の国に籠る盗賊アビー・スゥ。
妖精の国を統べる剣士モモカ・杏・ブレイド。
獣の国を統べる狩人ジェーン・スミシー。
希少種を集めるする賢者リザ・ミスティ。
吸血種の国を統べる魔法使いマリィ・コルク。
勇者と共に大陸の中心を統べる聖女ソフィア。
全てを解放し、全てを寝取れ。
魔王のリベンジが幕を開ける——!
文字数 45,501
最終更新日 2024.08.04
登録日 2024.08.03
ただ覚えているのは、母のぬくもりとその子守歌。
母からもらったペンダントだけを唯一の心の支えにして、少女ニコは毎日を必死に生きる。
そんなある日、一人の赤ん坊を助けた事からニコの運命は大きく動き出す。
自分の運命を捻じ曲げられた少女が、自分の本当の家族を見つけ、そして自身の本当の力を目覚めさせていく。
これは天と地と風に祝福されて産まれた、心優しい少女の物語。
文字数 26,892
最終更新日 2022.08.08
登録日 2021.06.05
伯爵家の令嬢クラリス・アレスフォードは、「精霊の光が見える」という特殊な能力を持ちながらも、そのせいで失敗ばかりして「ポンコツ令嬢」と嘲笑されていた。婚約者のロラン・カーライル子爵からも軽蔑され、ついには婚約破棄を言い渡される。
失意の中、クラリスは自分の能力の真実を知るために王立図書館を訪れ、精霊の光が聖女の証であることを発見する。自分の力を信じ、覚醒したクラリスは「光の聖女」として人々を救う旅に出る。
その噂は王都にも届き、アレス第二王子から求婚される。かつての婚約者ロランとの再会を経て、クラリスは自分の真の価値を見出し、王子との新たな未来を選ぶ。
クラリスは聖女として、そして王国の守護者として、真の幸せを見つけるために歩み続ける。
そんな物語。
文字数 9,705
最終更新日 2025.03.03
登録日 2025.03.03
ファウスト侯爵家の長女であるイリアには、姉のものを何でも欲しがり、奪っていく妹のローザがいた。
それでも両親は妹のローザの方を可愛がり、イリアには「姉なのだから我慢しなさい」と反論を許さない。
妹の欲しがりは増長して、遂にはイリアの婚約者を奪おうとした上で破談に追いやってしまう。
「だって、お姉様の選んだ人なら間違いないでしょう? 譲ってくれても良いじゃないですか」
大事な縁談が壊れたにも関わらず、悪びれない妹に頭を抱えていた頃、傲慢でモラハラ気質が原因で何人もの婚約者を精神的に追い詰めて破談に導いたという、この国の第二王子ダミアンがイリアに見惚れて求婚をする。
「ローザが私のモノを何でも欲しがるのならいっそのこと――」
イリアは、あることを思いついてダミアンと婚約することを決意した。
「毒を以て毒を制す」――この物語はそんなお話。
文字数 11,922
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.11.08
【ネトコン12受賞&コミカライズ決定です!】私、ユーファミア・リブレは、魔力が溢れるこの世界で、子爵家という貴族の一員でありながら魔力を持たずに生まれた。平民でも貴族でも、程度の差はあれど、誰もが有しているはずの魔力がゼロ。けれど優しい両親と歳の離れた後継ぎの弟に囲まれ、贅沢ではないものの、それなりに幸せな暮らしを送っていた。そんなささやかな生活も、12歳のとき父が災害に巻き込まれて亡くなったことで一変する。領地を復興させるにも先立つものがなく、没落を覚悟したそのとき、王家から思わぬ打診を受けた。高すぎる魔力のせいで身体に異常をきたしているカーティス王太子殿下の治療に協力してほしいというものだ。魔力ゼロの自分は役立たずでこのまま穀潰し生活を送るか修道院にでも入るしかない立場。家族と領民を守れるならと申し出を受け、王宮に伺候した私。そして告げられた仕事内容は、カーティス王太子殿下の体内で暴走する魔力をキスを通して吸収する役目だったーーー。_______________
文字数 231,434
最終更新日 2023.12.20
登録日 2022.05.12
生まれたばかりのルティシアの黒髪と紅い双眸を見た、祖父と侍女がショック死した。古の魔物を連想させる髪と瞳の色。一家に不幸がある度、家族や侍女達から、悪魔の呪いと決めつけられ、虐げられて育てられる。妹が生まれ、触れようとしたルティシアの目の前で突然死し、母から濡れ衣を着せられ愛されることを諦めた。十八歳になる頃、自国が隣国の侵略を受ける。その戦争の際に父が国を裏切って反逆者となり処刑される。娘である姉達とルティシアは、戦利品として王宮に召し上げられた。
ルティシアはその容姿から王の逆鱗に触れ、真っ先に父同様に処刑されると思っていた。ところが、あろうことか王の愛妾にされてしまう。国王のアージェスにとって、ルティシアがかつての恩人であり、悪魔と虐げられる彼女を密かに庇護する為だった。そうしなければ、王宮の家臣らが、ルティシアを虐げかねないからだ。それでなくともルティシアは王宮中の下男下女に至るまで、陰口を叩かれていた。
国主の側に居続ける妹に、嫉妬した姉の一人が、王の怒りをかい処罰されるように命じる。ルティシアにとって姉の命令は絶対で、従おうと王に不興を買うことばかりする。そんなルティシアの事情を知らないアージェスは、彼女が拒絶すればするほど執着を深めていき、甘くとろとろに溺愛するようになる。ただ一人ルティシアに優しくしてくれるアージェスに惹かれていくものの、愛されることを知らない彼女は葛藤に苛まれていく。
甘く切ないラブロマンス。
※R18描写は副題に※印入れます。
文字数 205,807
最終更新日 2025.03.23
登録日 2025.01.29