「社」の検索結果
全体で16,988件見つかりました。
これはとある人物が始めた慈善活動の話である。彼の名前は仮にC氏としておく。
C氏は活動を始めた当初は大手メーカーの技術者であり、そして彼の慈善活動が世の中に広く知られるようになった今でも、その仕事を続けている。
仕事が終わった後、彼はプライベートな時間を使って慈善活動を行っている。その活動とは何か?それはC氏の個人資産を使った返済無用の奨学金を提供する学生支援NPO団体の活動だ。もちろんC氏が作った団体だ。およそ三十人ほどがスタッフとして少ない給料で手伝ってくれている、資金のわりに規模の小さなNPO団体である。
C氏がどうやって一代資産を築き上げたのか、なぜそれを無償で学生たちに与える活動をしているのか、その点についてはあえてここで説明する必要はない。いや、なくはないのだが、それは後の話の中で結局わかってしまうことだ。長々と前口上を垂れるのは蛇足というものである。
C氏は今日も仕事後に奨学金を求める学生との面接に向かう。高校生もいる。大学生もいる。浪人生もいる。いろいろな人間が様々な理由で彼の助力を求めている。しかし、全員が彼の与える奨学金を受け取れるわけではない。面接で選ばれるのである。そしてC氏の選定基準にこそ、彼の強い思想を見ることができる。
場所はいつも同じ、会社近くの寂れた喫茶店、トリスタンである。何時行っても客はなく、潰れないことが不思議な喫茶店。加えて、人気がない店のわりに寡黙な初老のマスターが出すコーヒーは思いがけず美味しい。まったく不思議な店である。
カラン、とドアベルを鳴らしてC氏が店内に入ると奥まった場所にある二人掛けのテーブル席に大学生風の風貌の背の高い男が座っていた。他に客はいない。いつも通りである。ドアベルで大学生風の男はC氏に気が付いてやや落ち着きのない声であいさつをした。面接の始まりである。
文字数 26,460
最終更新日 2015.12.29
登録日 2015.10.07
【なろうで先行更新中】
「ボクはいま、キミに婚約破棄を言い渡した!」
「はぁ……」
貴族の令嬢、エレナ・ファーガソンはある日突然に婚約破棄を言い渡される。
理由は婚約者の財産を狙っているという、学友が流した根も葉もない噂であった。しかしエレナはとくに気にすることなく、次へと目を向ける。
家族の勧めもあり、したいことをする、と決めるのであった。
「私、冒険者になります!」
そしてエレナが選んだのは冒険者という職業。
社会的役割も何もない自由の象徴――それが彼女の憧れであった。かねてよりその職業に就きたかった彼女は、独学で治癒術や戦闘術を学んでいたのである。
「え、あれ……? 私、なにかやっちゃいましたか?」
だが彼女は知らなかった。
自分がいつの間にやら規格外の力を得ていたことを。
そしてその選択が、いずれ国を動かす大事件の発端になるということを――。
これは貴族令嬢のエレナが冒険者となり、周囲の度肝を無自覚にブチ抜いていく物語。
そして、その周囲の人々との関わりを描いた物語である。
文字数 6,279
最終更新日 2018.09.24
登録日 2018.09.22
【ハピエン完結】
伯爵令嬢ルーチェは、長身かつ中性的な顔立ちから、可愛いドレスが似合わず幼少期から男装をして過ごしてきた。
ある日、姉の結婚式で、貴族の息子たちから執拗に追いかけられている絶世の美女に出会い、彼女の窮地を助ける。
その縁で絶世の美女ことアデリーナ第三王女から「兄と結婚してもらいたい」とお願いされたものの、その相手とは、病弱で社交界にも公務にも出られない第五王子フィオリーノのことだった。
「おとぎ話ではないから、この呪いは真実の愛なんかでは解くことができないんだ」
「どんな姿のフィオでも、私は構わないよ」
可愛いもの大好きな男装令嬢と、ワケありな王子様の、昼夜逆転婚姻譚。
【要注意】
昼夜逆転TSF、似非百合(盛大なネタバレゆえに、好物な方・気にならない方はそのままお読みください。苦手な方は回れ右)
獣化する人間あり(もふもふしていますがメインではないです)
他でも同時更新しています。
文字数 132,625
最終更新日 2021.07.10
登録日 2021.06.15
幼少期からずっと両想いだが気持ちを伝えられていない明神 純(あかがみじゅん)と八色 小春(やくさこはる)、同じ高校に進んだ。2人とも明るく笑顔が絶えない日々、これからもずっと一緒にいられると思っていた。
あんなことが起こるまでは……
高校を卒業してから7年後、都会で会社員として生活を送る純、心も体もボロボロの中思い出すのはあの時のこと……。
文字数 2,574
最終更新日 2022.01.23
登録日 2022.01.21
生真面目が取り柄の、「基本、市内限定」の新米運び屋(♀)とその用心棒(♂)、それに「お仕事」の元締めの、一癖も二癖もある情報屋(♂)のお話です。
松島千歳、二十八歳。
大学四年生の夏休みに、卒業を目前にして不眠症に罹り、結局、二年間の留年。
やっとの思いで卒業はしたけれど、職の宛てはなく、精神科の病院に通いながらアルバイトを転々とする。
どうにか居着いた書店で、契約社員の話が浮上した、ちょうどその時。
親代わりに育ててくれた、同居の大伯母が認知症を発症。介護のために書店を辞めざるを得なくなる。
一人で大伯母を介護するが、自分が精神科に通いながらのワンオペ介護には限界が…。たまたま運良く見つかった特養施設に大伯母を入居させるも、今度は自分の生活費に困り、役所に相談して、生活保護の手続きを取り、更に障害年金の給付のために障害手帳を取得する。
どうにか無事、生活保護給付と障害年金とを受け取れるようになったものの、祖母が施設に入居したタイミングで、家のあちこちに問題が発生。その修理費用で、貯金はたちまち目減りしていき、「これはアカン!」と、一念発起してポスティングスタッフの仕事を始めるも、熱中症で病院に搬送される羽目に。
思い余った千歳が、本棚の隅の年賀状ファイルを捲って連絡を取った相手は、以前、高校の同窓会で再会した「情報屋」だった…。
先に書き始めた『一人語り』は、ヒロインに自動筆記の如く「書かされて」おりますが、こちらは久しぶりに「自分の頭で考えて書く」作品です。
(『一人語り』と同じく、『エブリスタ』、及び『カクヨム』にても、順次公開中です)
なお、こちらのサイトストーリーにあたる
『豆狸(『運び屋、はじめました。』余話)』を、
2022(令和4)年12月24日より、こちらの『アルファポリス』さんにて連載を開始いたしました。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/875198083/352703843
共々にご贔屓の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
文字数 18,004
最終更新日 2022.12.18
登録日 2022.10.07
ごくありふれた一般的なやさぐれた社会人、志乃田マコトはある日車にはねられ死亡してしまう。適当な女神に転生させられて最初に目に入ったのは一糸纏わぬ少女の姿。そしてなぜだか少女は大喜びでマコトをうやまう。マコトが転生したのはリスキル連合王国第6聖女エリスの守護霊だった。
文字数 80,533
最終更新日 2024.07.07
登録日 2024.05.20
三代目にして会社を倒産させたダメ社長・武蔵。
すべてを失い、死んだはずの彼が次に目を覚ましたのは――
独裁女王が支配する暗黒国家の王宮、しかも「一匹の黒猫」だった。
かつて平和だったストーン王国は、カルト宗教に操られた女王によって歪められ、重税と恐怖が民を縛っていた。
絶望の中にいた第三王子カイルだけが、なぜか猫の言葉を理解できる。
武蔵は前世で唯一信じていた兵法書『五輪書』を手に、王子の軍師となることを決意する。
現状把握から始まり、情報戦、組織づくり、心理戦――
王宮の野良猫たちを配下にした最強のスパイ網で、腐敗した王族とカルト教団を静かに追い詰めていく。
これは、一匹の猫と一人の王子が、兵法と経営の知恵で国を再建し、
嘘に支配された王国を“夜明け”へ導く、異世界王道再生譚。
文字数 17,189
最終更新日 2026.01.06
登録日 2026.01.05
没落、それは貴族社会においてその存在を貶めるー
その理由には王の命令、領地を治める能力がないと認められてしまう。まtしゃ
賠償金。私の家は、船の沈没により
その荷物が王族への上納品だったため…不興を買ってしまった。領地は半分にされ、爵位も落とされ…
婚約破棄。あっさりと捨てられた。許さない、見返すわ!
文字数 1,005
最終更新日 2021.06.02
登録日 2021.06.02
親同士の再婚予定により、社宅の隣の部屋でほぼ一緒に暮らしていた。
血が繋がっていないから、結婚出来る。
私はお兄ちゃんと妹で結婚がしたい。
お兄ちゃん、私を戴いて・・・?
※妹が暴走しておりますので、ラブシーン多めになりそうです。
苦手な方はご注意くださいませ。
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『可愛くて美味しい真理姉』
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『ムラムラムラムラモヤモヤモヤモヤ今日も秘書は止まらない』
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私の物語は全てがシリーズになっておりますが、どれを先に読んでも楽しめるかと思います。
伏線のようなものを回収していく物語ばかりなので、途中まではよく分からない内容となっております。
物語が進むにつれてその意味が分かっていくかと思います。
文字数 152,181
最終更新日 2023.04.29
登録日 2023.04.24
主人公 月見 弓(つきみ ゆみ)は、古より代々続く神社の娘。
月見家には300年に一度の割合で、予知能力を持つ娘が生まれる。弓は、男性と交わることでその相手の未来を見ることが出来るという特殊能力の持ち主だ。
父が生前友人と交わした約束を果たすため、弓はとある兄弟たちの元へ向かう。7人の兄弟たちは全員がイケメンで・・・父は彼ら全員と弓を結婚させるというとんでもない約束を結んでいたことがわかり・・・・
多重婚、超能力、なんでもありの世界で繰り広げられる逆ハーレムラブコメディ。
※閲覧注意 複数プレイ、マニアックな性的描写などが含まれる場合がございます。
文字数 36,043
最終更新日 2026.01.19
登録日 2023.09.27
名門アシュベル侯爵家の令嬢、クラリス・アシュベル。
春の朝、編入生として馬車に揺られ、王都の社交と学問の殿堂「セレスティア王都学院」の門をくぐった。
そこで出会ったのは、学院の象徴ともいえる高等部生徒会長――ユリウス・ディアクロフ公爵家嫡男。
完璧な成績、品格、容姿を備えながら、必要以上に感情を見せないその人は、どこか懐かしい面影を宿していた。
さらに、生徒会に所属する中等部3年のカミル・モンテリオ。幼い頃から顔見知りの彼は、快活で人懐っこく、からかい混じりにクラリスを「お嬢様」と呼ぶ。
二人の異なる距離感の中で、クラリスの学院生活はゆっくりと色を帯びていく。
補助員として生徒会に関わる日々は、華やかな舞踏会や学園祭の準備、社交界の噂といった出来事で彩られる。
時に距離が縮まったかと思えば、ユリウスは忙しさの中ですぐに視界から消えてしまう――そんな“すれ違い”の連続。
婚約者の噂、家同士の思惑、そして胸の奥に芽生える感情――それは恋なのか、それとも憧れなのか。
クラリスはまだ、自分の答えを知らない。
令嬢らしい気品と理想を胸に、
時に立ち止まり、時に踏み出しながら、
「会長閣下」と呼ばれるその人の隣に近づくための物語。
華やかな学園と社交界を舞台に、すれ違いと運命が織りなす王道令嬢ストーリー。
――この視線の意味を知る時、物語は最も眩しい瞬間を迎える。
文字数 22,660
最終更新日 2025.09.07
登録日 2025.08.13
午後十一時四十五分。台風接近により、これが今夜最後のフライトだった。
羽田発札幌行き、JAL873便。出版社営業マンの桜井真一は、急ぎ東京に戻るため最終便に飛び乗った。だが、機内に乗客はわずか十人。異様に少ない乗客数に、漠然とした不安を感じる。
離陸直後、機内放送が緊急アナウンスを流した。
「この便に、爆弾が仕掛けられているという通報がありました。午前一時に爆発するとのことです」
あと五十五分。台風で羽田空港は閉鎖済み、引き返すことはできない。パニックに陥る乗客たち。そして追い打ちをかけるように、さらなる事実が告げられる——「犯人は、この機内にいる」
必死の捜索の末、後方トイレで発見された時限爆弾。だが、飛行中の機内からは投げ捨てることができない。残り時間は刻々と減っていく。
突然の停電。そして一人の乗客が姿を消した。照明が戻ると、黒いフードの人物がコックピット前に立っていた。手には拳銃。
「私の名前は安藤由美。七年前、この航空会社の客室乗務員でした」
彼女が語ったのは、七年前に起きた墜落事故の真実。整備不良が原因で百二十三名が死亡したが、会社は事故を隠蔽し、責任を現場のパイロットに押し付けた。
そして、この便に乗る十人の中に、当時の隠蔽工作に関わった人間たちがいるという。元整備部長、元広報部長、元社長夫妻——安藤は彼らを予約システムのハッキングによって、意図的にこの便に集めていた。
「全ての真実を告白すれば、爆弾を止める」
機内には隠しカメラが設置され、すべてが録画されている。告白するか、全員で死ぬか。究極の選択を迫られる乗客たち。
だが、機長が仲裁に入る。「こんな方法は間違っている。一緒に真実を明らかにしよう」安藤が銃を下ろしたその瞬間、元整備部長が襲いかかった。
銃声。
男は胸を撃たれて倒れた。
爆弾のタイマーは残り五分を切っていた。解除コードを入力するスマートフォンが見つからない。三分、二分、一分——残り三秒で、ようやく爆弾は停止した。
着陸後、安藤は逮捕される。だが、桜井は気づいていた。何かが、まだ終わっていない。
不自然な点があった。機長の反応、そして元整備部長の死の状況。銃口の角度が、物理的におかしい。
真実を追及した桜井が突き止めたのは、衝撃の事実だった。
元整備部長を撃ったのは安藤ではなく、機長本人。彼は安藤の復讐計画を利用し、七年前の隠蔽工作で親友を失った自分の復讐を遂げていた。復讐は、さらなる復讐を呼んでいた。
一万メートル上空の密室で繰り広げられる、恐怖と緊張の二時間。爆弾、銃、そして人間の憎悪が交錯する中、真実は次第に明らかになっていく。
生き残るのは誰か。そして、本当の犯人は——。
これは、最後の乗客たちが体験した、極限のサスペンス。
文字数 6,903
最終更新日 2026.01.04
登録日 2026.01.04
王太子の婚約者として十年間。
王妃教育に学園生活、公爵令嬢としての責務――努力すれば報われると信じて走り続けた結果、私は過労で倒れ、前世の記憶を取り戻した。
前世の私は、日本で働き詰めの末に過労死した会社員。
(……また同じ人生を繰り返してる)
しかもここは、前世で遊んでいた乙女ゲームの世界。
私は主人公をいじめて断罪される悪役令嬢――のはずだった。
でも現実は違う。
誰かをいじめる暇なんてなく、王太子の婚約者として期待に応え続けるだけで精一杯だった。
婚約者は主人公へ笑いかけ、私との会話は事務的なものばかり。
努力しても報われず、心も身体も限界を迎えた私は、すべてを捨てて屋敷を出ることを決意する。
「もう疲れた。今度こそ、自分のために生きよう」
前世知識を武器に、新しい人生を歩み始めた彼女は、知らぬ間に国の問題を次々と解決し、隣国の陰謀さえ崩していくことになる。
今さら私を必要だと言われても、もうどうでもよくなったので、私に関わろうとするのはご遠慮ください。
登録日 2026.07.04