「差」の検索結果
全体で7,481件見つかりました。
六本木の高級Ω専用会員制クラブ『パピヨン』。その頂点に君臨するのは、圧倒的な美貌と冷徹な知性を持つ如月望(きさらぎ のぞみ)。かつてΩを道具扱いした父への復讐を胸に、彼は最高級のスリーピース・スーツを鎧のように纏い、大金を積むα(アルファ)たちを冷酷に搾取していた。
ある明け方、営業を終えた望はタクシーで帰路につくが、高架下で不運にもパンクに見舞われる。途方に暮れる「女王」の前に現れたのは、泥だらけの作業着に身を包んだ肉体労働者、佐々木大地(ささき だいち)。
大地は手際よくタイヤを修理し、望が差し出した謝礼金すら「困った時はお互い様」と爽やかに辞退して去っていく。金と支配がすべてだった望の世界に、初めて「純粋な親切」という名の亀裂が入った瞬間だった。
如月 望(きさらぎ のぞみ):28歳
Ω(オメガ)
若くして六本木のエースに上り詰め、現在はオーナー兼プレイヤー。
佐々木 大地(ささき だいち):24歳
α(アルファ)
現場仕事に就いている、エネルギーに満ちた若者。
文字数 39,426
最終更新日 2026.04.09
登録日 2026.03.30
晴らせぬ恨みを晴らし、のさばる悪党を地獄に送る。細工は流々、仕上をご覧じろ……舞台は江戸、闇の裏稼業・仕上屋《しあげや》の面々の生きざまを描いた作品です。差別用語が多く出てきます。また、全編に渡って暗く不快で残酷な場面が多々ありますので、そういった展開が苦手な方は、充分に注意して下さい。
※登場人物
・壱助
盲目の按摩。仕込み杖の使い手。
・蘭二
蘭学者くずれ。お禄に付き添い、手助けする若者。綺麗な顔の優男だが、殺しの腕も悪くない。
・お美代
顔に醜い傷を負う女。壱助の女房。竹製の短筒の名手。
・権太
他者を寄せつけぬ不気味な大男。奇妙な拳法を使い、素手で相手を殺す。
・お禄
仕上屋の元締。表の顔は、蕎麦屋の女主人。
・ナナイ
権太と暮らしている謎の女。
文字数 219,130
最終更新日 2020.06.07
登録日 2020.05.01
ゾーラ帝国の蒸気鉄道を我が物にしようとして一部爆破した罪として、シノン国は人質を差し出すことになった。シノン国で最下位皇子として生きてきた小人族のフェルは、長身族の皇帝シャルルの元に。
地下牢か、強制労働かと思われたが、フェルの場所は、シャルルの膝の上だった。
世界軸は、『赤髪の年上女王は年下の宝石のような王子を愛でている』『薔薇の寵妃』と同じです。単独でお楽しみいただけます。
文字数 19,749
最終更新日 2026.05.22
登録日 2026.05.05
幕末の京都島原で、不思議な縁が交差する伝奇時代小説です。
新選組界隈の動きを縦軸に、美男隊士との恋を横軸に、双子の少年少女の数奇な定めが美しい結末をもたらします。
☆登場人物☆
浅葱:三崎屋の娘。14歳。気が強いが純情な美少女。
浅太郎:三崎屋の息子。浅葱とは双子。二人には秘密があり、浅葱と競い合っている。
安藤早太郎:新撰組の古参隊士。小悪党だが憎めない人物。
葛山武八郎:暗い過去を持つ、ニヒルな美男。腕が立つ。
如月:三崎屋抱えの太夫。葛山に惚れ込むが、悲しい過去が交錯し、自害する。
三崎屋重右衛門、お信夫妻:浅葱・浅太郎の養父母。
松井喜三郎:生人形師。浅葱は、実の父だと誤解するが……。
沖田総司:浅太郎を弟のように可愛がる変人。
土方歳三、近藤勇その他、有名な隊士が多数登場します。
※新撰組に関しては、史実に沿って描いています。
☆あらすじ(ネタバレあり)☆
葛山が如月を猛火の中から救出し、如月は葛山に一目惚れする。
浅葱は、三崎屋を訪ねてきた喜三郎が実の父だと考えてあとを追うが、見失う。
悪党どもに絡まれ、土方歳三に救われる。
安藤は、如月太夫の思いに応えてやれと、葛山をけしかける。
如月が自害する。
浅太郎は沖田の指導でめきめき腕を上げる。
重右衛門に、睦月太夫との床入りを世話され、その気になった浅太郎だが、『持病の発作』が出て逃げ出す。
浅葱は土方と逢い引きするが、身体が浅太郎に変化しかけて逃げ帰る。
浅葱と浅太郎は、二人で一人で、意思に反して変化する身体だった。
どちらかに定まれば、消滅するのではとお互いに恐れている。
新撰組の密偵になった浅太郎は捕らえられ、危ういところを葛山と安藤に救われる。
池田屋襲撃で、安藤は重傷を負い、それがもとで亡くなる。
浅太郎は葛山から如月との間柄を聞き出す。
永倉新八らが、近藤を糾弾する建白書を会津公に提出するが、会津公の取りなしで事なきを得る。書状は葛山が認めたものだった。
浅太郎は葛山が切腹すると聞く。
浅葱は襖越しに葛山と対面し、葛山も浅葱を好いていたと知る。
葛山の死から一月後、浅葱は双子を産み落とし、人形に戻る。
文字数 89,092
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.05.28
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「台風が去った後、僕たちの心にも静寂が訪れた」
【台風が運んだ、二人の男の運命的な出会い】
台風一過の深夜、絶望の淵にいた会社員・早川翔太(24)がタクシーを呼ぶ。現れたのは無口で慈悲深い運転手・神崎蓮(27)。「海に連れて行ってください」という翔太の願いから始まる、二人の心の嵐を静める5夜の物語。
【作品の魅力・見どころ】
台風後の荒廃した海岸線から始まる詩的な美しさと、段階的にエスカレートする濃密なエロシーン。車内、野外、寝室と変化する舞台で繰り広げられる多彩な愛撫技術。「涙の中の笑み」という独特の表情描写が読者の心を強く揺さぶる。
【ジャンル特徴・特色】
心理的エロティック・ヒューマンドラマ。「裏切り」というテーマを軸に、贖罪と許しの深いテーマを扱う社会派BL。各話完全に異なるエロ要素(手コキ→乳首責め→フェラ+アナル→騎乗位→相互オナニー)で読者を最後まで飽きさせない技術的完成度。
【主要登場人物】
早川翔太(24):会社員、親友への裏切りに苦悩する感受性豊かな青年
神崎蓮(27):タクシー運転手、無口だが深い慈悲心を持つ包容力のある男性
佐藤・田中:それぞれの親友として物語に深みを与える重要な脇役
【ストーリー展開】
第1話:台風後の深夜、絶望的な翔太と蓮の出会い、海岸での初回接触
第2話:翔太の過去告白と蓮の受容、野外での情熱的な愛し合い
第3話:親友佐藤との和解と真実の発覚、初回アナル体験
第4話:蓮の過去暴露と相互理解の深化、騎乗位での関係逆転
第5話:二人それぞれの過去清算と未来への決意、レアエンド達成
【読者が期待できる要素】
・車内手コキ、野外乳首責め、室内フェラ+アナル、騎乗位、相互オナニーの完全差別化
・台風後の荒廃、月明かりの海岸、朝日の寝室など詩的な舞台設定
・罪悪感からの解放、自己受容、相互支援という成長物語
・「同時射精→時差射精→特殊射精→時差射精→特別同時射精」の巧妙な構成
・翔太の「涙の中の笑み」をはじめとする印象的な表情描写
【独自性・セールスポイント】
台風という自然災害を背景にした詩的な美しさと、心の嵐を静める心理的リアリティの融合。単なる官能小説を超えた「贖罪と許し」というテーマの文学的深度。各話で完全に異なるエロ要素による技術的多様性。「逃げる」から「向き合う」への成長を描いたレアエンド。タクシー運転手という職業設定の新鮮さと、台風後という特殊な時間設定が生み出す唯一無二の世界観。
文字数 17,234
最終更新日 2025.10.03
登録日 2025.09.29
——その「救い」は、逃げ場のない監禁の始まりだった。
六月半ばに全寮制男子高等学校である『聖ルミナス男子学院』へ転校してきた柏 刻(かしわぎ とき)。
常にへらへらと笑みを浮かべる彼は、周囲の悪意をかわしながら平穏を求めていた。
だが、クラスの嫉妬が爆発したとき、救いの手を差し伸べたのは学園の頂点に君臨する「執行部」だった。
初投稿となります。
誤字脱字など拙い点あると思いますがよろしくお願いします。
文字数 84,209
最終更新日 2026.04.16
登録日 2026.03.21
高島 亜美は子供の頃からおもちゃを作る会社で働きたいと思っていたが、自分では新しいモノを考えたり作ったりする発想が無い。なので、地道な事が得意な亜美は経理として働くべく、おもちゃ会社の、経理目指して就活をしていたが、就活で訪問した会社の経理の人が優しくて気になってしまう。それに、商品の説明をした商品開発の綾瀬さん。情熱的な眼差しもドキドキした。
その会社で働き始めた亜美は⁈
他の自作品に比べエロエロ増量です。
『カサノヴァとネロに溺愛されて調教されてます』に一部リンクしてますが、こちらだけでも話は繋がってます。
文字数 56,018
最終更新日 2020.08.27
登録日 2019.12.28
鬼神様の贄姫 無能の少女は孤高の鬼に寵愛される
レンタル有り旧題:幾久しくよろしくお願いいたします~鬼神様の嫁取り~
「お前はやつがれの嫁だ」
涼音は名家の生まれだが、異能を持たぬ無能故に家族から迫害されていた。
お遣いに出たある日、涼音は鬼神である白珱と出会う。
翌日、白珱は涼音を嫁にすると迎えにくる。
家族は厄介払いができると大喜びで涼音を白珱に差し出した。
家を出る際、涼音は妹から姉様が白珱に殺される未来が見えると嬉しそうに告げられ……。
蒿里涼音(20)
名門蒿里家の長女
母親は歴代でも一、二位を争う能力を持っていたが、無能
口癖「すみません」
×
白珱
鬼神様
昔、綱木家先祖に負けて以来、従っている
豪胆な俺様
気に入らない人間にはとことん従わない
文字数 134,351
最終更新日 2026.03.11
登録日 2024.12.24
わたくしが卒業する年に妹(自称)が学園に編入して来ました。
久しぶりの再会、と思いきや、行き成りわたくしに暴言をぶつけ、泣きながら走り去るという暴挙。
いつの間にかわたくしの名誉は地に落ちていたわ。
ずるいずるい、謝罪を要求する、姉妹格差がどーたらこーたら。
わたくし一人が我慢すればいいかと、思っていたら、今度は自称・婚約者が現れて婚約破棄宣言?
もううんざり! 早く本当の立ち位置を理解させないと、あの子に騙される被害者は増える一方!
そんな時、王子殿下が彼女を引き取りたいと言いだして────
※この話は小説家になろうにも同時掲載しています。
※設定は相変わらずゆるんゆるん。
※シャティエル王国シリーズ4作目!
※過去の拙作
『相互理解は難しい(略)』の29年後、
『王宮勤めにも色々ありまして』の27年後、
『王女殿下のモラトリアム』の17年後の話になります。
上記と主人公が違います。未読でも話は分かるとは思いますが、知っているとなお面白いかと。
※『俺の心を掴んだ姫は笑わない~見ていいのは俺だけだから!~』シリーズ5作目、オリヴァーくんが主役です! こちらもよろしくお願いします<(_ _)>
※ちょくちょく修正します。誤字撲滅!
※全9話
文字数 31,750
最終更新日 2021.10.22
登録日 2021.10.18
前の夫に離婚されたアリーは傷物とされているが、叔父の勧めで二度目の結婚のため辺境へと旅立った。
新しい旦那様は領主。年の差が二十もある病弱な人らしい。優しい人だといいな。
年齢差のある二人の優しい話。よくあるお話です。美中年が攻め。
文字数 8,524
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.12.03
「ユリアンナ! 僕は、僕は『真実の愛』を見つけたんだ! 君との婚約は破棄させてもらう!」
王立学園の卒業パーティー。公爵令嬢ユリアンナは、婚約者である侯爵令息ヴィルフレッドから、高らかに婚約破棄を突きつけられた。ヴィルフレッドの隣には、潤んだ瞳で彼に寄り添う子爵令嬢の姿が。
「悪かったな! 君との婚約は、どうせ政略だ! 義務でしかなかった!」
「……ヴィルフレッド様」
騒然とする周囲をよそに、ユリアンナは一切動じない。彼女は、次期公爵として法務と経済学を徹底的に叩き込まれた「契約(ビジネス)の鬼」。恋愛ごっこに現を抜かす愚か者とは、脳の構造が違う。
彼女は小さなため息ひとつで感情を処理すると、パーティーバッグから一枚の羊皮紙を取り出した。
「婚約破棄、承知いたしました。つきましては、お二人の間で交わされた『婚約契約書』第38条【貞操義務違反および一方的な破棄に関する違約条項】に基づき、ヴィルフレッド様のご実家、クレメント侯爵家の全財産を違約金として請求いたします」
「なっ!? は、払えるわけがな――」
ヴィルフレッドが嘲笑おうとした瞬間、ユリアンナの背後に控えていた従者――アルブレヒトが静かに一歩前に出た。
「――旦那様。ご心配には及びません」
常に無表情でユリアンナの影に徹するアルブレヒト。彼こそが、ユリアンナの指示を先読みし、水面下であらゆる実務と暗躍をこなす「有能すぎる」従者である。
「たった今、クレメント侯爵家が保有するすべての資産、領地、銀行口座の差し押さえが完了いたしました。もちろん、ヴィルフレッド様が『真実の愛』のお相手と密会するために利用した別荘(・・)も、ご学友の皆様にサインいただいた『連帯保証書(・・)』も、すべて確保済みです」
「な……な……?」
すべては、ユリアンナとアルブレヒトの描いた筋書き通り。
これは、冷徹な公爵令嬢と有能すぎる従者が、愚かな元婚約者(と、その一家)を「契約」と「法律」で完膚なきまでに破滅させ、手に入れた莫大な違約金(=財産)で自らの領地を豊かにしていく、そんな物語である。
文字数 102,859
最終更新日 2025.11.18
登録日 2025.11.11
『だからさ、八広の第一第三日曜日、俺にくれない?』
クールな美形秀才(激おも執着)× 陽気でキュートな元バスケ部員
寡黙で勉強家の大窪瑞貴(おおくぼみずき)とお洒落大好き!桜場八広(さくらばやひろ)。
二人は保育園から中学校までずーっと一緒の幼馴染み。
高校からは別の学校に分かれてしまったけど、毎月、第一第三日曜日は朝から晩まで二人っきりで遊ぶ約束をしている。
ところがアルバイト先の先輩が愛する彼女の為に土日のシフトを削ると言い出して、その分八広に日曜のシフトを増やしてほしいと言われてしまう。
八広だって大好きな幼馴染との約束を優先してもらいたいけど、世間じゃ当然「恋人>幼馴染」みたいなのだ。
そのことを瑞貴に伝えると、「友達じゃないなら、いいの?」と熱い眼差しを向けられながら、手をぎゅうっと握られて……。
イケメン幼馴染からの突然の愛の猛攻に、八広はとまどい&ドキドキを隠せない!
瑞貴との関係を変えるのはこわい! でももっとずっと。俺が一番、瑞貴と一緒に居たい!
距離感のバグった幼馴染の二人を、読んでいるあなたもきっと推したくなる!
もだキュン可愛い、とってもお似合いなニコイチDKの爽やか初恋物語です。
☆受の八広は『イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした』の燈真と小学生時代
同じミニバスケチームに所属してた友達です。
こちらもよろしくです 全年齢青春BLです
https://www.alphapolis.co.jp/novel/203913875/999985997
というわけでこのお話の舞台は、時間軸的にはイケ拾の一年前のお話です。
ノベマ!第1回ずっと見守りたい❤BL短編コンテスト最終選考作品です。
加筆します✨
文字数 29,898
最終更新日 2025.10.21
登録日 2025.10.18
『海道一の弓取り ― 今川義元の生涯』あらすじ
戦国の世、駿河に生まれた今川義元は、名門・今川家に生まれながらも、当初は家督を継ぐ立場にはなかった。幼くして寺に入り、僧として静かな日々を送るが、家中の権力争いにより運命は一変する。還俗を命じられた義元は、兄との争い――花倉の乱を経て当主の座に就く。そこには、血で決まる戦国の現実と、逃れられぬ宿命があった。
当主となった義元は、単なる武将ではなかった。都の文化に深く傾倒し、和歌や蹴鞠を愛しながらも、冷静な戦略眼で駿河・遠江・三河を治めていく。やがて武田信玄、北条氏康と三国同盟を結び、東海一帯に強大な勢力を築き上げる。法整備や経済政策にも力を注ぎ、「海道一の弓取り」と称されるまでに至るその姿は、乱世における理想の統治者であった。
しかし、義元の視線はやがて「天下」へと向かう。京への上洛を目指し、大軍を率いて尾張へ進軍する中で、彼はある若き武将の存在を耳にする。――織田信長。うつけと評されるその男を、義元は脅威とは見なさなかった。圧倒的な兵力差、これまでの戦歴、すべてが勝利を確信させていた。
だが、桶狭間。
突然の豪雨と地形を利用した奇襲により、戦局は一瞬で覆る。混乱の中、本陣を急襲された義元は、自ら太刀を取って応戦するも、討ち取られる。戦国史に残る劇的な逆転劇――それは同時に、一人の大名の生涯の終焉でもあった。
死後、今川家は急速に衰退し、義元の名は「油断した敗者」として語られることが多くなる。しかし、その実像は異なる。義元は、文化と武を融合させ、秩序ある統治を実現した優れた政治家であり戦略家であった。
この物語は、敗北によって歪められた評価の裏にある、ひとりの人間の選択と苦悩、そして理想を描く。
もし桶狭間がなければ――歴史は変わっていたのか。
それでもなお、彼は確かに東海に君臨した。
「海道一の弓取り」と呼ばれた男として。
文字数 85,747
最終更新日 2026.03.31
登録日 2026.03.27
47歳、人妻。女としての終わりだと思っていた——
初めて訪れた女性専用風俗で出会ったのは、20歳下のセラピスト・リク。
理性を溶かす施術、優しすぎる言葉、そして何より…彼の瞳に、私は堕ちていく。
夫との関係は冷えきり、母として、妻として生きることに慣れてしまった日々。
そんな私が、“女”として息を吹き返したのは、
ただのマッサージではなく、「触れられることで、自分を思い出す」時間だった——。
これは、
若い男に溺れていく中年女の物語ではない。
「終わったと思っていた女が、再び愛と欲に目覚める」再生の物語。
セラピストの指先が、あなたの奥の“女”を目覚めさせる。
禁じられた歳の差セラピ、ここに開幕。
文字数 9,446
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.06.17
その落とし物、真実を語る。
日本橋の喧騒から外れた路地裏に、看板のない奇妙な店がある。
「落とし物、預かります」とだけ書かれた、風に揺れる古びた木札。
そこは、行き場を失くした「物」と、訳ありの「人間」が流れ着く場所。
通称――『大江戸・遺失物預かり所』。
店主を務めるのは、かつて北町奉行所でその名を轟かせながら、ある凄惨な事件を機に刀を置いた浪人・九条陣内(くじょう じんない)。
日だまりの中で無気力に過ごす彼の前に現れたのは、物に触れることで持ち主の記憶や感情を読み取る不思議な感性を持つ少女・お鈴(おすず)だった。
江戸八百八町で巻き起こる、不可解な事件の数々。
現場に残された「血のついた脇差」、捨てられた「新品の簪(かんざし)」、そして「持ち主のいない記憶」。
「物には心が宿る。その心の欠片を、俺たちが繋ぎ合わせてやろう」
鋭い洞察力と圧倒的な剣技を隠し持つ陣内と、物に宿る「声」を聴くお鈴。
決して交わるはずのなかった二人が、落とし物の裏に隠された、残酷で、けれど温かい真実を拾い上げていく。
しかし、事件を追うごとに明らかになる、江戸を揺るがす巨大な陰謀の影。
そして、陣内が過去に捨てたはずの「自身の正義」との再会。
果たして、二人が最後に拾い上げるのは、希望か、それとも絶望か。
「お仕事(遺失物捜査)」×「本格ミステリー」×「痛快時代劇」
一話読み終えるたびに、あなたの心にも「何か」が届く。
2026年、アルファポリスが贈る新たな時代小説の金字塔、ここに開幕。
文字数 40,902
最終更新日 2026.06.07
登録日 2026.05.30