「え」の検索結果
全体で97,760件見つかりました。
【第18回恋愛小説大賞において優秀賞を頂戴致しました。応援頂いた読者の皆様に心よりの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました】
その日、貴族裁判所前には多くの貴族達が傍聴券を求め、所狭しと行列を作っていた。
貴族達にとって注目すべき裁判が開かれるからだ。
現国王の妹王女の嫁ぎ先である建国以来の名門侯爵家が、新興貴族である伯爵家から訴えを起こされたこの裁判。
人々の関心を集めないはずがない。
裁判の冒頭、証言台に立った伯爵家長女は涙ながらに訴えた。
「私には婚約者がいました…。
彼を愛していました。でも、私とその方の婚約は破棄され、私は意に沿わぬ男性の元へと嫁ぎ、侯爵夫人となったのです。
そう…。誰も覆す事の出来ない王命と言う理不尽な制度によって…。
ですが、理不尽な制度には理不尽な扱いが待っていました…」
裁判開始早々、王命を理不尽だと公衆の面前で公言した彼女。裁判での証言でなければ不敬罪に問われても可笑しくはない発言だ。
だが、彼女はそんな事は全て承知の上であえてこの言葉を発した。
彼女はこれより少し前、嫁ぎ先の侯爵家から彼女の有責で離縁されている。原因は彼女の不貞行為だ。彼女はそれを否定し、この裁判に於いて自身の無実を証明しようとしているのだ。
次々に積み重ねられていく証言に次第に追い込まれていく侯爵家。明らかになっていく真実を傍聴席の貴族達は息を飲んで見守る。
裁判の最後、彼女は傍聴席に向かって訴えかけた。
「王命って何ですか?」と。
✳︎不定期更新、設定ゆるゆるです。
文字数 167,588
最終更新日 2025.12.22
登録日 2025.01.18
ソフィは幸せな結婚を目の前に控えていた。弾んでいた心を打ち砕かれたのは、結婚相手のアトレーと姉がベッドに居る姿を見た時だった。
呆然としたまま結婚式の日を迎え、その日から彼女の心は壊れていく。
感情が麻痺してしまい、すべてがかすみ越しの出来事に思える。そして、あんなに好きだったアトレーを見ると吐き気をもよおすようになった。
毒の強めなお話で、大人向けテイストです。
文字数 132,691
最終更新日 2024.12.20
登録日 2024.10.26
チャルブッレ辺境伯家の次女である私――リファーラは幼い頃から家族に嫌われ、森の奥で一人で暮らしていた。
私を目の敵にする姉は、私の婚約者や家族と結託して、大勢の前で婚約を破棄を宣言し私を笑いものにしようとした。
しかし、姉たちの考えなどお見通しである。
婚約の破棄は大歓迎。ですが、恥ずかしい思いをするのは、私ではありませんので。
※アナグラムが気になる可能性がありますのでお気をつけくださいませ。
文字数 72,889
最終更新日 2026.02.16
登録日 2026.01.28
【記憶を失った僕、“甘虐調教”で身体を無理やり開かれていく】
目を覚ましたら、知らない男を“心から愛していた”。
その愛は、洗脳か、運命か。
僕の身体は、彼の手で作り変えられていく。
「蜜ーーー、蜜ーーー」
目を覚ましたとき、僕は見知らぬ部屋で、見知らぬ男の腕の中にいた。
彼は僕を愛おしそうに抱きしめ、「やっと目が覚めたね、蜜」と笑う。
その瞬間、胸の奥が熱くなって、僕は「この人を愛している」と確信した。
そしてー僕の身体には傷が刻まれていた。
過去の記憶はなく、思い出せるのは目の前の「みかど」への狂おしいほどの想いだけ。
まるで、初めて目にした相手を親だと刷り込まれるヒナのように、僕の世界は彼だけに染め上げられていく。
「全部、私の色に染めよう」
そう囁きながら、みかどは極上の蜜を味わうように、僕を自分だけのものにしていくーーー。
なぜ…蜜は記憶を失っているのか。
なぜ…初対面のはずのみかどをこれほどまでに求めてしまうのか。
なぜ…みかどは、蜜の身体を自分の色に染め上げようとするのか。
なぜ…蜜は、その腕から逃げ出すことができないのか。
そしてーーー蜜が感じている「愛」は、本物なのか。
登場人物:
蜜:大学1年生くらいの青年。華奢な体つきで、漆黒の瞳が印象的。
過去の記憶を失い、みかどへの愛情だけが強く刻み込まれている【受け】
みかど:20代後半。整った顔立ちにスーツがよく似合う長身の男。
静かで紳士的だが、蜜への執着は強い【攻め】
薫:20代後半。中性的な顔立ちでスマートな体格の男。
みかどの絶対的な存在だが、みかどと蜜の関係は知らない【リバ】
カイ:20代前半。いまどきのすっきりしたタイプのイケメンで高身長。
蜜と同世代寄りで、薫の傍にいる【攻め】
楓:みかどの腹違いの弟。
一瞬みかどに見えるくらいよく似た容姿を持ち、兄を唯一絶対の存在として慕っている【リバ】
アンディ:30代後半。
高身長で筋肉質、しっかりした体格の男。みかどの執事として、蜜の身の回りの世話も引き受けている【・・・】
※R18描写あり
プレイ内容:監禁、SM、調教、器具責め、監視、淫具使用、言葉責め、浣腸など、ハードな性描写・暴力的な描写を含みます。苦手な方はご遠慮ください。
※表紙画像はAIで作成したものを使用しています。
文字数 206,614
最終更新日 2026.06.09
登録日 2026.02.02
~オメガバースの世界~
アルファの小野耀一郞は、大のオメガ嫌いだ。
オメガなんてこの世からいなくなればいいとすら考えている。
だが社長就任の条件が「結婚」だったため、仕方なく取引先の社長令息でオメガの樟を娶った。
時期が来たら離婚すればいい。
――誰にでも股を開くオメガなんて、相手をしなければ浮気するだろうから、離婚理由に事欠かないはずだ。
その後、配偶者に裏切られた憐れな男を演じればいいと思っていた。
蝶よ花よと育てられた奔放なオメガならば離婚したところですぐに次の相手を見つけるだろう。
使い捨ての配偶者に耀一郞は辛く当たるのだった。
しかし、実の父親にすら冷遇されると知ったその日、家に帰ると樟は自室で高熱を出し倒れていた。
クレジットカードを渡しておけば好き勝手するだろうと思っていたのに、彼の部屋には持ってきた段ボールとペラペラの布団しかなかった。
耀一郞は自分がしたことに初めて戦慄を覚えた。
どこまでも不遇なオメガと、傲慢にならざるを得なかったアルファが、ゆっくりと心を寄せ合い家族になる話です。
※他サイトでも掲載中
※すでにカクヨムサイト内で全話配信してますが、こちらではRシーンを追加予定
※本作は第2回ルビーファンタジーBL小説大賞 優秀賞を受賞しました
書籍化しましたらアルファポリスさんの規定により削除予定です
文字数 194,421
最終更新日 2025.06.17
登録日 2025.05.27
次世代ファンタジーカップ【ユニークキャラクター賞】受賞作
《あらすじ》
この世界では12歳になると、自分に合ったジョブが決まる。これは神からのギフトとされこの時に人生が決まる。
皆、華やかなジョブを希望するが何に成るかは神次第なのだ。
そんな中俺はジョブを決める12歳の洗礼式で【魔物使い】テイマーになった。
花形のジョブではないが動物は好きだし俺は魔物使いと言うジョブを気にいっていた。
ジョブが決まれば12歳から修行にでる。15歳になるとこのジョブでお金を稼ぐ事もできるし。冒険者登録をして世界を旅しながらお金を稼ぐ事もできる。
この時俺はまだ見ぬ未来に期待していた。
だが俺は……一年たっても二年たっても一匹もテイム出来なかった。
犬や猫、底辺魔物のスライムやゴブリンでさえテイム出来ない。
俺のジョブは本当に魔物使いなのか疑うほどに。
こんな俺でも同郷のデュークが冒険者パーティー【深緑の牙】に仲間に入れてくれた。
俺はメンバーの為に必死に頑張った。
なのに……あんな形で俺を追放なんて‼︎
そんな無能な俺が後に……
SSSランクのフェンリルをテイム(使役)し無双する
主人公ティーゴの活躍とは裏腹に
深緑の牙はどんどん転落して行く……
基本ほのぼのです。可愛いもふもふフェンリルを愛でます。
たまに人の為にもふもふ無双します。
ざまぁ後は可愛いもふもふ達とのんびり旅をして行きます。
もふもふ仲間はどんどん増えて行きます。可愛いもふもふ仲間達をティーゴはドンドン無自覚にタラシこんでいきます。
文字数 1,010,975
最終更新日 2026.04.17
登録日 2021.03.18
魔王軍の宮廷料理人として、魔王様の胃袋を支え続けていた男・アルト。彼はある日、無能な新幹部に「料理など誰でも作れる」と理不尽にクビを言い渡されてしまう。第二の人生を静かに暮らそうとアルトがやってきたのは、なんと敵対していた人間界の辺境の街。そこでアルトは、長年の夢だった小さな「パン屋」を開業する。魔界の秘境で採れる極上の食材や、独自の魔力発酵技術を使って焼き上げるアルトのパンは、一口食べれば誰もが笑顔になり、傷ついた体や魔力まで回復してしまう極上の逸品だった。最初は怪しんでいた街の人々も、アルトの焼くパンの美味しさに胃袋を掴まれ、お店はたちまち大繁盛。そんなある日、魔王軍に追われる傷だらけの聖騎士の少女が店に迷い込んできて――?元魔王軍の天才料理人が、美味しいパンと最高の仲間たちと共に、人間界で幸せを掴み取るハートフル異世界ベーカリーファンタジー、ここに開店!
文字数 48,875
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.05.26
紹介文
「月が綺麗ですね」
——その一言に辿り着くまでの、これは世界一悪い男と、世界一健気な女神の物語。
時は江戸。盗み、騙し、斬り捨て御免。極悪人・世一(よいち)は、燃え盛る屋敷で一匹の白い蜘蛛を助け、あっけなく死んだ。
目を覚ました先は、死者を裁く「裁きの間」。そこにいたのは、ガチガチに緊張した天界の姫。
千年もの間、「金をくれ」「力をくれ」と願われ続け、誰にも"自分自身"を見てもらえなかった女神だった。
「私、ずっと……貴方様を見ていました」
あの白い蜘蛛の正体は、彼女。
自由に生きる極悪人に焦がれ、こっそり下界に降りては、彼を見つめ続けていた——。
下された裁定は、明朝、魂の消滅。
だが男は煙を吐いて笑う。
「ちょうどいい。退屈してたとこだ」
神に喧嘩を売った極悪人は、たった一人の女神のために、世界の全部を壊しにいく。
※最終話まで完結保証。最後のページで、タイトルの意味が分かります。
文字数 29,616
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.06.11
勇者パーティから、足手まといとして「外された」男、カイル。
二メートル近い体躯に不自由な脚を抱え、聖剣も祝福も持たない彼は、ただ冷徹に不条理なリスクと手順を計算し、近づくものを黙らせるためだけに鉄塊の棍棒(レイダークラブ)を振るう。
「お前は強い。強いから、誰も止められない」
厄介者として弾き出され、寄る辺なき者が集う「追放者ギルド」にようやく脚を馴染ませかけた一月後。カイルの前に差し出されたのは、理由の分からない二度目の「追放通知」だった。
船底に穴が開いた時、穴だけを殴っても船は浮かない。
誰も悪意で切るわけではない。ただ、世界という名のシステムが、これ以上彼を積んでおけない。
感謝も嘘もすべて冷徹に値踏みする男が、二度目の追放の「手順」の先に何を見るのか。乾いた事実だけで編み上げられた、極限のロジカル・ファンタジー。
文字数 49,163
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.06.04
侯爵令嬢マリカ・ベルモントは文武両道の天才——ただし興味は食にしかない。
「食い意地の張った令嬢など、王妃にふさわしくない」と婚約破棄されたが、
本人は「辺境には食べたことがない茸があるそうですわね」と大喜び。
追放先の辺境で出会ったのは、自信を失った元宮廷料理長ルカ。
マリカの絶対味覚がルカの真の実力を見抜き、限界を超えさせた瞬間——
最強の「食べる天才」と「作る天才」のバディが誕生する。
「わたくし、まだ食べたことがない味があるんですの。それが許せませんの」
行動力だけは誰にも止められない暴食令嬢が、
専門家たちを覚醒させながら大陸中の食を制覇する冒険グルメファンタジー。
文字数 159,958
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.04.18
「転生して好きに暮らしてください。ただ、不便なところをちょっとだけ、改善していってください」
とゆうことで、多少の便宜を図ってもらった「ナッキート」が転生したのは、剣と魔法の世界でした。
すいません。年表書いてたら分かりにくいところがあったので、ちょっと加えたところがあります。
文字数 90,999
最終更新日 2026.06.11
登録日 2025.12.30
「クビだ。お前のようなガラクタいじり、我がパーティには必要ない」
Sランクパーティ『光輝の剣』で、十年間にわたり装備のメンテナンスを担ってきたレオン。
だが、強欲な勇者たちは、自分たちの装備が一度も壊れないのは「当たり前」だと過信し、無能の烙印を押してレオンを追放した。
ボロボロの心で辿り着いたのは、王国のはずれにある辺境の街『フィエルテ』。
そこでレオンは、夢だった「修復工房を兼ねた小さな喫茶店」をオープンさせる。
彼が持つ固有スキル『極致修復』。
それは、単に物を直すだけでなく、物質が持つ記憶を読み取り、新品以上の性能へと「進化」させる神の技だった。
「お母さんの形見が直った……!」
「数百年動かなかった伝説の魔具が、一瞬で!?」
捨てられた宝石は伝説の秘宝へ、安物の包丁は聖剣を凌ぐ名刀へ。
レオンの誠実な仕事はやがて街の人々の心を打ち、彼は「伝説の店主」として溺愛されていく。
一方、レオンを失った勇者パーティは、絶望の淵に立たされていた。
主力の聖剣はボロボロに朽ち果て、かつての栄光は見る影もない。
「レオンさえいれば……! 頼む、戻ってきてくれ!」
今さら泣きつかれても、もう遅い。
俺を信じてくれるこの街で、俺は俺自身の人生を修復していくんだから。
文字数 128,364
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.04.15
転生した。それは確かだ。
でも目が覚めたら、五十二歳だった。
神様は確かに言った。「目覚めたらすぐに思い出せるよ」と。
すぐ、というのは、どう考えても三日以内のはずだ。
五十二年は、どの辞書を引いても「すぐ」ではない。
王都外れの薬草屋、ガルド・ライナス。
白髪交じりで、膝は雨の日に軋み、豆スープで胃もたれする、どこにでもいるおじさん。
転生者とは、あまりにかけ離れた姿で、彼は今日も調合台に向かう。
チートスキルはなし。魔力もなし。冒険者になるには遅すぎる。無双できる体力もない。
あるのは——三十年間、薬草を刻み続けた手と、気づけば宿っていた不思議な力と、目の前の人を放っておけない性分だけ。
神様への苦情窓口は、今日も開いていない。
これは、遅すぎた転生者が、それでも静かに誰かの役に立ちながら生きていく、ほのぼの異世界日常譚。
カクヨムで連載中
Amazonで電子書籍の第1巻発売中です。
「神様、「すぐ」って言いましたよね?-おじさんの薬草屋スローライフ-」
興味のある方は是非読んでください。
文字数 301,317
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.04.01
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
文字数 9,688
最終更新日 2024.07.20
登録日 2024.07.20
魔法を使用せず魔法が使えない王国の病弱王女シャルレーヌは、父親の国王に三度目の結婚を命じられて、魔法帝国に嫁ぐことに。
帝国では正妃争いをしている真っ只中だが、シャルレーヌは一切魔法を使うことはできない。
侍女と侍従を連れて帝国に嫁いだが放置されて、ついに倒れてしまう。
夫である皇帝のヴィクトールからも冷たい視線を送られる始末。
馬鹿にされ、拒絶され、虐げられるシャルレーヌだったが、この王女……何かがおかしい!?
(ああ……楽しみ。やっと始まるのね)
魔力は0、絶体絶命の最弱の訳あり王女の暴走が始まる。
*誤字脱字多いです。内容が噛み合わない部分は教えていただけると嬉しいです。
*感想ありがとうございます。すべて目を通させていただきます。
文字数 103,560
最終更新日 2026.03.20
登録日 2026.03.02
やっと、本当のことが言えるよ。。。
長かった。。
君は、この家の第一夫人として
最高の女性だよ
全て君に任せるよ
僕は、ベリンダの事で忙しいからね?
全て君の思う通りやってくれれば良いからね?頼んだよ
僕が君に触れる事は無いけれど
この家の跡継ぎは、心配要らないよ?
君の父上の姪であるベリンダが
産んでくれるから
心配しないでね
そう、優しく微笑んだオリバー様
今まで優しかったのは?
文字数 58,131
最終更新日 2022.08.11
登録日 2022.07.17
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
文字数 5,678
最終更新日 2022.04.09
登録日 2022.04.09
目が覚めたら、やり込んだBLゲームの悪役公爵になっていた。
しかも手には鞭。目の前には涙を浮かべた美少年。
——このままじゃ、王太子に処刑される。
前世は冴えない社畜サラリーマン。今世は冷徹な美貌を持つ高位貴族のアルファ。
中身と外見の落差に戸惑う暇もなく、エリオットは処刑回避のための「隠居計画」を立てる。
囚われのオメガ・レオンを王太子カイルに引き渡し、爵位も領地も全部手放して、ひっそり消える——はずだった。
ところが動くほど状況は悪化していく。
レオンを自由にしようとすれば「傍にいたい」と縋りつかれ、
カイルに会えば「お前の匂いは甘い」と迫られ、
隠居を申し出れば「逃げるな」と退路を塞がれる。
しかもなぜか、子供の頃から飲んでいた「ビタミン剤」を忘れるたび、身体がおかしくなる。
周囲のアルファたちの視線が絡みつき、カイルの目の色が変わり——
自分でも知らなかった秘密が暴かれたとき、逃げ場はもう、どこにもなかった。
誰にも愛されなかった男が、異世界で「本当の自分」を知り、運命の番と出会う——
ギャップ萌え×じれったさ×匂いフェチ全開の、オメガバース転生BL。
文字数 101,575
最終更新日 2026.03.04
登録日 2026.02.24