「熱」の検索結果
全体で4,229件見つかりました。
ラ・トゥールを再発見した男と、生涯の親友が歩いた道。
二十世紀初頭、ライプツィヒの美術研究家ヘルマン・フォスは、フランスへの旅の途中、レンヌ美術館でひとつの絵に魂を奪われた。布に包まれた新生児と、蝋燭の光。作者不明とされたその絵は、二百五十年間、誰にも気づかれないまま壁に掛かっていた。
ヘルマンはやがてその画家が、十七世紀ロレーヌ地方に生きたジョルジュ・ド・ラ・トゥールであることを突き止め、一九一五年、論文を発表する。しかし時代は、ひとりの研究者の情熱など意に介さず、戦争へと向かっていった。
この物語には、もうひとりの男がいる。ヘルマンの生涯の親友、エンジニアのヤン・ローレンツ。ふたりは性格も生き方も対照的だったが、高校時代から何度絶交を言い渡されても、また友達に戻った。ヤンはユダヤ系の妻とともにアメリカへ渡り、ヘルマンはナチスの時代をドイツで生きた。ふたりの道は大きく分かれたが、友情は星のように、見えない場所でずっとそこにあり続けた。
美術史の知られざる真実と、二人の男の生涯をかけた友情を静かに描いた物語。
文字数 2,277
最終更新日 2026.06.23
登録日 2026.06.23
蒼井花菜は4年間河村先輩と同棲していたが、二人で担当していた会社から、花菜に専属担当になって欲しいと熱望させ、河村先輩は下ろされた。その日に河村先輩との同棲生活は終わった。すべて忘れたくて、マンションを解約して自宅に戻るが、花菜の部屋はハムスターのユートピアに様変わりしていた。住む場所のない花菜は祖父の家に、居候することになったが、そこには、会社で女子社員に人気の若瀬大地が住んでいた。大地は祖父と知り合いで友人関係らしい。3人で生活を始めるが、祖父は怪我をして入院してしまう。母は多忙な仕事を抱えて家には戻れない。花菜と大地は祖父の世話をするが、ある日、花菜が妊娠していることが発覚して、分かった当日に河村に連行されるように病院に連れて行かれ、堕胎されてしまう。不正の堕胎手術で、花菜は赤ちゃんを失った悲しみと体の不調に心を傷める。大地は花菜を支え、花菜のピンチに婚約者として申し出て、入籍までしてしまう。先に入籍を終えた二人の恋愛ストーリー。
文字数 150,274
最終更新日 2020.09.22
登録日 2020.07.31
新米記者として、激務の日々を過ごしていた。
ある日、いつも通り終電に乗り込んだはずが──目覚めたのは、中学生の頃自分が作った小説の中の世界。
どうやらフリージアと呼ばれる、ライバルポジションの公爵令嬢に乗り移ってしまった様子。
それなら安心と思ったけれど、自分の知らない展開が沢山出てきて──!?
婚約者のノワールは「2番目の女性」呼ばわりしてくるのに大切にしてくれるし、
主人公のヴィオレッタもライバルのはずの私に懐いている。
おまけにノワールのライバルとして作った御曹司・オルハンまで熱い視線を送ってくる展開に。
そんな中、ちょっと様子がおかしいこの世界に、
「私が設定していない不幸」が数多く存在することを知る。
「それなら、私が書き換えるしかない!
フリージアの物語を、そしてこの登場人物全員の物語を。
私がまるごと幸せにします!!」
これは、自分が生み出した物語を、
自分自身で塗り替えていく《作者》の物語。
※R15は念のためつけています。
※アルファポリスオンリー作品です。
文字数 89,386
最終更新日 2023.06.26
登録日 2023.02.05
主人公・阿河彩夏(あがわあやか)は高校入学と同時にセパタクロー部から熱烈な勧誘を受ける。セパタクローとはマイナースポーツの一種で、端的に言うと腕を使わないバレーボールだ。
彩夏は見学に行った時には入部する気はさらさらなかったが、同級生で部員の千屋唯(せんやゆい)の傲慢で尊大な態度が気に食わず、売り言葉に買い言葉で入部してしまう。
文字数 149,119
最終更新日 2023.04.07
登録日 2023.02.18
手違いにより断首してしまった雷志。
傷付いた心を癒すために旅に出た先で、妖怪が住まう世界に迷い込んでしまう。
そこでは、馬鬼という妖怪のレースが熱狂的人気を誇っていた。
そのレースに夢を見る異端の少女オウカ。
若い処刑人と、差別を受ける妖怪の少女――。
贖罪のため、夢を掴むため。二人の出会いが、運命の歯車を動かす。
※毎週3回、午前中に投稿します!
文字数 44,248
最終更新日 2026.03.17
登録日 2026.02.01
無自覚イケメン(美男子)柊 楓は、人から好かれやすい体質を持っている(容姿のせい)
ある日人の裏の顔(心)を見てしまい人から寄せられる好意を信じること自分の容姿に自信を持つことが出来なくなっていた…
それは、大人になった今でも好かれ体質は治らず悩んでいた…
それから柊 楓は、高校の国語教師とし忙しい日々を送っていた
そんなある日プリントを整理していると1枚の手紙が混じっていることに気づく、またクラスの女子からかと深いため息をつき手紙を開け読むことにした。
柊は手紙に綴られている文字に驚くなぜなら今までに無いほどの、とても情熱的な手紙だったからだ。
柊が宛名を見てみるがそこには、名前が書かれておらず誰のものからか分からなかった柊は、手紙を鞄にしまい持ち帰ることにした。
その日を境に毎日のように柊の鞄や机の上、プリントの隙間に今までにない情熱的な手紙に戸惑いと今までと違う好意に少しだけ居心地いいと思うようになっていた。
そんなある日放課後の教室に荷物を取りに来た柊 楓は、毎日手紙を入れる名無しのごんべいさんとばったりと鉢合わせしてしまい…
先生に惹かれ一途に思い続ける生徒×人から貰う好意を素直に受け取ることが出来ない訳あり先生
文字数 3,442
最終更新日 2020.10.01
登録日 2020.08.05
貧しい家庭に育った青年アズハル。
家族を養う為、金と引き換えに王子アシュラフのハーレムに入ることとなる。
継続的に家族を飢えさせないようにする為にはハーレムの主である王族の寵愛を受ける必要があり・・
以前小説サイトにて『熱砂の舞姫』というタイトルで投稿していた小説です。
未完ですが腐らせておくのも勿体ないので加筆修正(設定の変更含む)しながら少しずつ投稿したいと思います。
稚拙な文章で気になる部分もあるかと思いますがお付き合い頂けると嬉しいです。
文字数 30,341
最終更新日 2020.06.15
登録日 2020.04.07
世界的音楽家の両親に生まれ、“神童”と呼ばれた青年ピアニスト・結城奏翔。
19歳で国際コンクールを制し、若くして世界の舞台に立った彼は、ある日、突如として音楽の世界から姿を消した。
半年間の沈黙――失われた情熱。
誰もが彼を忘れかけた頃、彼は静かに“星降る夜のコンサート”に現れる。
そして、ひとつの音が鳴った。
それは技術でも、名声でもない。
誰かの心を震わせる“祈り”のような旋律だった。
音を見失った天才が、自分自身と、世界と、もう一度向き合う。
音楽は、ひとりでは完結しない。
だからこそ、彼は奏でる──この空の涯まで。
文字数 5,372
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.07.17
春の柔らかな風が街を包む午後、駅前の小さな公園で、少年はただ「ここにいる」時間を大切にしていた。
そこへ、クラスでも目立つユウカが現れる。軽やかな笑みと派手な髪色が、午後の光に揺れる。二人の間には、言葉にはできないけれど、同じざわめきが流れていた。
突然、遠くから太鼓の低い響きが街に広がる。祭りは明日からのはずなのに、街の中心は普段と違う熱気に包まれていた。屋台の灯り、子どもたちの歓声、見知らぬ人々の笑顔――街全体が、まるで息をひそめて特別な瞬間を待っているかのようだった。
ユウカは小さくつぶやく。「今日、街が特別になる予感、する?」
少年はただうなずく。街の熱は、まだ誰にも理由がわからない――でも、それは確かに、二人の青春の始まりを告げる熱だった。
文字数 4,986
最終更新日 2026.04.09
登録日 2026.04.05
陸上部に所属する夏陽の視線の先にはいつも幼馴染の涼登がいた。天真爛漫な涼登だが、走りに対する真っ直ぐなその想いに次第に夏陽は惹かれていく。一方、涼登には走りに情熱を捧げる理由があった。その理由とは…。仲良しコンビが繰り広げる学生全力の青春ストーリー。
文字数 12,033
最終更新日 2025.01.10
登録日 2025.01.10
竜。
それは、銀河系を周回して移動する渡り鳥。
そして、彼らの次なる宿り木はなんと地球だった。
ある日、彼らは天空から地上に舞い降りた。
人間に近い容姿に姿を変えて、彼らは各国政府に要求した。
「我々はこの惑星でいうところの四万年ぶりに故郷に帰還した。
どうか、受け入れて欲しい。
友好的に共に生きようではないか、と」
当初は世界中が熱狂し、同時に各国政府は対応に困った。
そして訪竜から四年。
彼らは掟に従い、世界各国から十数名の候補者を選び出す。
それは、人間の伴侶を持つことだった。
文字数 123,961
最終更新日 2020.05.04
登録日 2020.04.06
突然ですが、古代ギリシアの「歴史の父」ヘロドトス(紀元前484年頃~紀元前430年頃)の著書、その名も「歴史」(ヒストリアイ)より、賢者ソロンとリュディアの王・クロイソスの逸話をご紹介します。
テーマは「幸せ」について!
・・・といっても「自己啓◯本」とか「宗◯」じみたのは個人的に好きではないので、あくまでヘロドトスの記した内容を基にアホっぽいノリで書いてます(笑)
古代ギリシアの様々な文化といえば、後の古代ローマに引き継がれ、現在のヨーロッパ文化の基礎となっていますが、紀元前のヒトが書いたこうした本を読んでもその凄さにビックリします!
ネットで何でも知ることが出来る現代に生きる我々よりも、むしろ古代ギリシア人の方が「知性的」なのではないかと・・・。
ヘロドトスの著書「歴史」は、岩波文庫から全三巻で出ていまして、比較的入手しやすい本です。
様々な逸話を交えつつ、ペルシア戦争を鳥瞰的に描写している名著です。
あの映画「300(スリーハンドレッド)」でも有名なテルモピュライの戦いとレオニダス王の奮闘も、この「歴史」が唯一の資料です、読んでいてほんと「熱い」です!
内容もとても面白くて、オススメの書物です!
【登場人物】
●賢者ソロン (紀元前639年頃~紀元前559年頃)
有力都市国家(ポリス)アテナイ出身の政治家・立法家、賢者!(笑)
アテナイの人たちに乞われ、彼らの為に法律を作った後、知識を広めるため諸国漫遊の旅に出る。
●クロイソス王 (紀元前595年~紀元前547年頃)
現在のトルコがある場所に位置する超大国、リュディア王国の王様。
超リッチ!当時、世界一の大金持ち!
現在の英語にも、金持ちを形容する慣用句として「「rich as Croesus」」という言葉が残っている金持ち界のレジェンド!お友達になりたい!
●キュロス(Ⅱ世)
ペルシア帝国の大王、(紀元前600年頃~紀元前529年)
リュディア王国を滅ぼした。
大キュロスとも呼ばれる。
文字数 6,820
最終更新日 2021.06.02
登録日 2021.05.31