信頼 小説一覧
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19件
1
万年最下位だった聖女候補、5年目にして採点システムそのものが壊れていたと気づく
五年連続最下位——それがフィアの聖女選抜での成績だった。
実の姉は本命候補として誰もが認める存在。妹のフィアは「才能がない」と憐れまれながら、大聖堂の片隅で患者を治し、帳面に記録をつけ続けていた。支えてくれたのは、五年間報告書を届け続けてくれた下級神官のレオだけ。
ある日、採点を管理する魔導具の故障により、五年間の本当の得点が明らかになる。 最下位だったはずのフィアの得点は——全候補生の中で、最も高かった。
得点の真実、姉との関係、そして「聖女の座」よりも大切なもの。 フィアが最後に選んだのは、明日も帳面を開くこと。
2
魔法の鏡は知っている 〜やられっぱなしの気弱令嬢、毒親と不実な婚約者をガラス越しに公開処刑いたします〜
「十七年間耐え続けた私の我慢は、これにて終了です。――鏡よ鏡、彼らの醜悪な真実を、すべて映し出しなさい」
子爵令嬢クララは、亡き父の「慎ましく耐えよ」という遺言を守り、従順であることを美徳として生きてきた。
しかし、義母には亡き実母の遺産口座から贅沢のツケを回され、派手好きな義妹には見下され、婚約者の伯爵令息アルフレッドからは「陰気で退屈な女」となじられ続ける日々。
ある深夜、クララは旧書斎でアルフレッドと義妹が密通し、楽しげに笑い合う現場を目撃してしまう。
「大夜会でクララが毒殺未遂を起こしたことにして婚約破棄だ。あいつを修道院へ幽閉すれば、持参金も爵位も俺たちのものさ」
十七年間張り詰めていた糸が、音を立てて千切れた。
(……もう、耐えるのはおしまいよ)
涙すら出なくなったクララが自室の隠し床板から取り出したのは、亡き母の遺品である銀の手鏡。
封印を解かれたその鏡は、人の本音、密通、隠蔽された裏帳簿、過去の光景をガラス越しに暴き出す古代遺物「真実の反射鏡」だった。
クララは表面上、これまで通り怯えた気弱令嬢を完璧に演じながら、鏡の眼を通じて敵の悪事を淡々と記録していく。
義母と闇金業者の偽造委任状、婚約者が母の形見を質入れした伝票、そして自室に仕込まれた毒薬の小瓶――。
さらに彼女は、情実を一切挟まぬことで恐れられる王立裁判所の冷血判事、ヴィンセント侯爵と接触し、水面下で完璧な司法包囲網を敷く。
そして迎えた王宮の「鏡の間」での大夜会。
勝ち誇った婚約者と義妹が「クララに毒を盛られた!」と叫んだ瞬間、気弱な令嬢の仮面が剥がれ落ちる。
「映し出しなさい、『真実の反射鏡』」
会場中の巨大な大鏡に、彼らの醜悪な密談、偽造、本音の独白が一斉に同時上映され、言い逃れ不能の公開処刑が幕を開ける――!
3
引きこもり極めたら物と会話できるようになったんだが
中学生時代、発作性頻拍症という心臓の病で学校を休みがちだった少年、五十嵐和馬(いがらしかずま)は無事引きこもりになる。
ネットでの繋がりに一時心を潤すが、そのうちリアルな人との繋がりを求めるようになる。
中学卒業後、地元の高校に入学することが決まった和馬は引きこもりだったという過去を悟られないようにするため、誰もいない部屋で会話の練習を始める。
すると、いつも愛用しているiPhone 7プラスから声が聞こえた。
『私が会話の相手なってあげよう』と
大切に使われた物には魂が宿ると言われており、これを『宿魂(ヤドリダマ)』と呼び、
魂の宿った物を『魂物(タマモノ)』という。
そして魂物の存在を感知できる能力が和馬には、長い引きこもり生活で備わっていた。
これは物の声が聞こえるようになった引きこもり少年と魂物達の物語である。
4
きょういぞん
人は支え合って生きている。さらに心を許せる相手がいればより幸せに暮らせるだろう。ただそれが度を超して、他人に頼らないと不安になったり、人をコントロールしたりすることでしか落ち着けない共依存に陥ってしまうのは危険だ。淳平は誠也の理不尽な要求を喜んで受け入れてきたようだが、理科のコピペレポートは、本当に偶然なのか、それとも淳平との共依存が溶けたからではないのかは、分からない。悪事はいつも白日の下にさらされる。101の水輪、第72話。
5
『門番だと思ったら、領主でした』番外編 規則のはなし
国境の城塞町ガーデルで、領主ランドルを支える側近ロイス。
淡々として無口な彼が、なぜあの昼行灯についていくと決めたのか。
これは、二人がまだ軍にいた頃の話。
貴族の家に生まれ、規則を守ることこそ正しいと信じて育ったロイス。
配属先で上官として現れたのは、軍服を着崩し、日の当たる場所に座っている平民出身の男だった。
家柄は一度も聞かれない。仕事は人に振る。
それなのに、子どもの頃から誰にも気づかれなかった好き嫌いだけは、出会って十日と経たずに見抜かれた。
やがて隣国の兵が国境を越え、砦での防衛戦が始まる。
命令に背いて兵を動かしたその男を、ロイスは「規則を守らない人間」だと判断した。
――提出された報告書を読むまでは。
規則を守って生きてきたロイスが、一人の上官についていくと決めるまでのお話です。
※本編以前の軍人時代を描く番外編です。恋愛描写・Rシーンはなく、エレノアも登場しません。単体でもお読みいただけます。
※『3 俺の奥さん』と併せてお読みいただくと、あちらで少々グダグダしていたランドルの名誉が、少しだけ回復するかもしれません。
ーーー
登場人物
◆ロイス(軍人・二十一歳)
貴族の家の次男。規律と礼儀を重んじ、両親から「もう少し楽に生きてもいいのでは」と心配されるほどの生真面目な優等生。朝は少し苦手だが、寝坊するのが嫌なので決まった時刻に起きる。ナスが苦手。ただし、出されたものは残さない。
◆ランドル(軍人・二十四歳)
ロイスの上官。平民の出で、異例の昇進を遂げた男。軍服は着崩し、暇があれば日の当たるところに座っている。仕事はよく人に振るが、任せた結果はすべて把握している。のちの、ガーデルの昼行灯領主。
6
✕の罪の贈る花
―高校三年の、五年に一度月が青く光ると噂の日、俺の親友、荻野香織は命を絶った。
主人公、佐野蒼汰の幼馴染であり親友、荻野香織の死因は溺死であり、自殺の理由は家庭内暴力だった。さらにほぼ同時刻、香織の自宅は何者かの放火による火災事件が起きていた。警察は事件後の調査等から、香織による放火と断定し操作は終わりを告げた。
しかしその件から五年、23歳になった蒼汰の元へ刑事が現れ「あの件について動きがあった」と告げる。動揺する蒼汰が、もう一人の幼馴染、長岡真衣にその話をしたそのその翌日のこと、蒼汰の前に突然、18歳の姿のままの香織が現れる。
香織の死に自分も関係していた、香織は自分たちのことも恨んでいると考える蒼汰と真衣は、突然の香織の出現に動揺し、怯えてしまう。さらに蒼汰と真衣に次々と悪質な悪戯が起こり……。
五年越しの再会とその理由、香織の目的とは。
五年に一度、月の光るその日に明かされる事件の真実とは。
仲間を信じあう気持ちが巻き起こす感動のスーリー。
7
『with love ─ あの日の歌が教えてくれたこと』
職場での根拠のない中傷により、信頼と心を傷つけられた菜緒子。周囲の冷たい態度や疑念にさらされながらも、仕事を続ける中で心の疲労は限界に達していた。そんな彼女に、友人の隆介がメンタルクリニックを勧め、東方神起ライブのための新幹線のチケットを贈る。ライブのステージで菜緒子は抑えていた感情を解放し、音楽と観客の熱気に心を癒される。隆介の支えと「with love」の歌詞を通じて、彼女は愛や優しさに目を向け、困難を乗り越える力を得る。
8
不思議な二人
頼れる少女と彼女に救われたいじめられっ子の謎コンビ(?)の日常ストーリー!
いじめられっ子の地川沙愛蘭。ある日突然できた友達(雨宮純華)に大喜びするも、慣れてくるとテンションに呆れることも多々ある……。
引け目を感じている沙愛蘭・親しくなりたい純華が、遠慮なしに心から仲良くなる日は来るのか!?
(更新頻度がだいぶ遅いですが、心を込めてお話を作りますので、ご了承下さい)
9
『トモダチ』って?
私のトモダチとそのトモダチについて。
友情・信頼の構築と、裏切りまでの過程。
10
メイド長の休日 ~男運が全く無いけど完全無欠なメイド長は休日も忙しかった~
メイド長は、離婚したばかりの男性の店に行き、相談を聞いていた。突然、強盗が入ってきた。なにかしら、大きな犯罪の尻尾が見える。メイド長は、完全無欠な令嬢と言われているが、男運がまるでない! さぁどうする?
(全二話完結)
11
涙のキセキ
西川健介、降谷一真、雪城明美、太田悠馬、本間友梨奈、相川友葉の六人で構成されたYouTuberグループ『ヨナス』。
順調に活動をしていたが、ある時期を境にメンバーの友葉に異変が生じる。
良く物を落とす。何もない道で躓く事が増えた。彼女の異変を認識した『ヨナス』は、友葉を病院へ連れて行った。その結果、彼女が脊髄小脳変性症である事が発覚する。
突然の悲報に混乱するメンバーだったが、リーダーである健介を中心になんとか前を向いた。
しかし、その矢先に彼女が誘拐されるという事件が起きる。
犯人からの電話を受けた健介達は仲間を取り戻す為、指定された施設に向かうが、そこでは未知なる困難が待ち受けていた——。
犯人により開催された過酷な『実験』。その目的は何なのか。友葉の未来は。人間の極限状態をテーマにした、信頼と死の物語。
12
人を助けて死にたい
江波華は恋人を失ってから、日常に引きずられながら生きていた。恋人の一周忌に華は交通事故にあい、生と死の狭間に迷い込む。ただ生きている状態だった華は、死ぬことを選び死の世界へ向かおうとする。そのとき、恋人の声が聞こえて踏みとどまる。他に迷い込んだ人から、世界について教えられるうち、恋人が世界のエネルギーの中核にいると知りショックを受ける。恋人を救うために華はこの世界で戦うことを決意する。
13
ウソ?ほんと?
ウソをつかなければならない日がある。それはエープリルフールのように、ついても許されるほどのかわいいレベルでなく、つくことが義務づけられてるとしたら。この人ってウソついてるのかと疑いだしたら、信頼関係を継続するのは不可能だ。礼人は〝まこと〟と頭では理解していても、完全に混乱し始める本本当であって欲しいと願わなければいけないほど、さみしいことはないだろう。101の水輪、第2話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
14
欲貌のシンデレラ
〈ガラスの靴〉を履いた者は、珠玉の相に恵まれるという。
これに魅せられたエルクニア王国女王は、各地に散らばる〈ガラスの靴〉の欠片を集めさせるため、欠片を持ち寄った者に多額の褒賞金を与えると発表した。
たちまち〈ガラスの靴〉の欠片を見出さんとする旅人たちが現れ、俗に言う冒険者時代が幕を開けた。
そして今――
西の地では顔に醜い傷痕を刻んだ女が、
東の地では絶世の美貌に男惑わす女が、
〈ガラスの靴〉の欠片を求め、旅を始めようとしていた。
迫害が、裏切りが、思惑が――彼女たちの旅に絶えることない試練を与える。
踏み出すほどに心は迷い、傷ついていく。
それでもなお彼女たちは〈ガラスの靴〉を求めるのか?
道半ばで旅を諦めるか?
あるいは、過酷なる運命に命潰えるのか?
欲望が紡ぐ冒険の中、明らかになる世界――そして人の姿とは。
15
恋を知らない探偵と、名前のない感情
『こんなの、口と口がくっついただけ。——キスじゃない』
刑事・七沢ありす(ななさわ ありす)は、謎の探偵・神谷千翠(かみや ちあき)と出会う。
人並み外れた観察眼と推理力を持ちながら、どこか人との距離感がずれている神谷千翠。
最初は振り回されるばかりだったありすも、数々の事件を共に追ううち、少しずつ彼の不器用な優しさと、人知れず抱えている孤独を知っていく。
近づいて、ぶつかって、少しずつ変わっていく二人の距離。
これは、恋を知らない探偵と、名前のない感情に戸惑う二人が紡ぐ恋愛ミステリー。
※物語が進むにつれて、恋愛・日常中心へと変化していきます。
16
詩篇その13
小さな恋の物語
17
愛は翼を授ける
魔法学校に通うファレルノは、魔法が上手く使えない。
加えて、過去の事件もあり、クラスから浮いた存在になっていた。
だが、伝統行事である“ダンス披露会”は、二人一組が鉄則で。
18
半欠けの二人連れ
人は誰しも一人では不完全な半人前である。信頼し合う二人が支え合い補い合って漸く一人前になる。「半欠け」の二人が信じ合い解り合って人生を紡いで行く・・・人生の時の瞬を垣間見る心揺するハートフルな物語の幾つか・・・
19
【完結】異世界転移したのにテレパスしか使えない僕は、誰を信じればいいんだろう
自分には親友がいるのだろうか——。そんなことを考えていた高校二年生の浜田雄二は、
ある出来事をキッカケに友達との絆を感じる。
が、その日の帰り道、雄二はトラックに轢かれて……。
目が覚めたところは異世界。可愛い奴隷の女の子リィナを助けてこれから無双!
とはいかず、テレパス以外特別な力はないみたい。
でもその力で地球の親友と言葉を交わすことができる!
と思ったらリィナの様子がおかしくて……?
友達との絆で異世界を生き抜く平凡な高校生の物語。恋愛もします。
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