「周囲」の検索結果

全体で2,444件見つかりました。
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 イギリス人の両親を持つ高校一年生のイヴァン・ファーマーは、生まれは日本、育ちも日本、習慣や言語、そして心さえも「日本人」として生きてきた。  だがイヴァンは、見た目や国籍によって周囲の人々に「勘違い」をされてしまうことが多々ある。  自らの人種と心のギャップに幼い頃から疑問を持ち続けていた。  そんなある日、イヴァンの悩みを理解してくれる人物が現れた。  彼が働くバイト先のマニーカフェに、お客さんとして来店してきた玉木サエ。  イヴァンが悩みを打ち明けると、何事にも冷静沈着な彼女は淡々とこう答えるのだ。 「あなたはどこにでもいる普通の男子高校生よ」  イヴァンにとって初めて、出会ったときから自分を「自分」として認めてくれる相手だった。進路についても、深く話を聞いてくれる彼女にイヴァンは心を救われる。  だが彼女の後ろ姿は、いつも切なさや寂しさが醸し出されている。  彼女は他人には言えない、悩みを抱えているようで……  自身のアイデンティティに悩む少年少女の苦悩や迷い、その中で芽生える特別な想いを描いたヒューマンストーリー。 ◆素敵な表紙絵はみつ葉さま(@mitsuba0605 )に依頼して描いていただきました!
文字数 91,080 最終更新日 2024.05.28 登録日 2024.04.30
【ライト文芸大賞参加中!投票よろしくお願いします!】  交通事故の後遺症で記憶喪失になってしまった女子高生・比良坂すずは、自分が女であることに違和感を抱く。 「自分はもともと男ではなかったか?」  事故後から男性寄りの思考になり、周囲とのギャップに悩む彼女は、次第に身に覚えのないはずの記憶を思い出し始める。まるで別人のものとしか思えないその記憶は、一体どこから来たのだろうか。  見知らぬ思い出をめぐる青春SF。
文字数 72,693 最終更新日 2024.05.28 登録日 2024.04.30
 生まれつき紅い瞳を持ち、周囲から孤立していたリツコ。  彼女のもとに届いたのは謎めいた招待状――特異体質に悩む人々が集まるマンションへの入居案内だった。  マンションを運営する青年・ハルは「〝人と違う〟ことが生きにくさとなってしまう現代社会で、苦悩する人々の拠り所を作りたい」と語る。  そんなハルの傍には、過干渉な叔父・ノブユキの存在があった。  まるで、ハルの行動を監視しているかのような――。 「ただ〝普通〟に生きたい」  そう願う人々の苦悩と葛藤、そして希望を描くヒューマンドラマ&ライトミステリー。  マンション管理人一家の秘密を推理しながら読んでみてください。 ※今の時代にこそ伝えたいメッセージを紡ぎました。実写ドラマ化・映画化が夢です! ※ライト文芸大賞応募作
文字数 108,541 最終更新日 2024.04.26 登録日 2024.04.04
椿屋真琴(つばきやまこと)は容姿端麗な女子高生で、学校の皆の憧れの存在だ。だが彼女は、実は男の子になりたい願望を抱いていた。周囲から向けられる理想の眼差し、そして世間の目に、真琴は本当の自分でいることが出来ず、葛藤に苦しむ。そんな彼女だが、自分と同じく容姿端麗で、人気を分ける存在である藤枝京香(ふじえだきょうか)に、密かに想いを寄せていた。
文字数 5,901 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.30
 大学生となった誉。  慣れないひとり暮らしは想像以上に大変で。  想像もできなかったこともあったりして。  周囲に助けられながら、どうにか新生活が軌道に乗り始めて。  誉は受験以降休んでいたスルドを再開したいと思った。  スルド。  それはサンバで使用する打楽器のひとつ。  嘗て。  何も。その手には何も無いと思い知った時。  何もかもを諦め。  無為な日々を送っていた誉は、ある日偶然サンバパレードを目にした。  唯一でも随一でなくても。  主役なんかでなくても。  多数の中の一人に過ぎなかったとしても。  それでも、パレードの演者ひとりひとりが欠かせない存在に見えた。  気づけば誉は、サンバ隊の一員としてスルドという大太鼓を演奏していた。    スルドを再開しようと決めた誉は、近隣でスルドを演奏できる場を探していた。そこで、ひとりのスルド奏者の存在を知る。  配信動画の中でスルドを演奏していた彼女は、打楽器隊の中にあっては多数のパーツの中のひとつであるスルド奏者でありながら、脇役や添え物などとは思えない輝きを放っていた。  過去、身を置いていた世界にて、将来を嘱望されるトップランナーでありながら、終ぞ栄光を掴むことのなかった誉。  自分には必要ないと思っていた。  それは。届かないという現実をもう見たくないがための言い訳だったのかもしれない。  誉という名を持ちながら、縁のなかった栄光や栄誉。  もう一度。  今度はこの世界でもう一度。  誉はもう一度、栄光を追求する道に足を踏み入れる決意をする。  果てなく終わりのないスルドの道は、誉に何をもたらすのだろうか。
文字数 65,315 最終更新日 2024.05.27 登録日 2024.03.01
ある夏休み。大学生の俺は、周囲が就活だなんだと盛り上がりを始めるなか、とくにやりたいこともなく、就きたい仕事もなく、あてどもなくぶらぶらして過ごしていた。そんなある日、俺は友人に誘われるまま、山間の村にやってきたのだが……
文字数 52,239 最終更新日 2024.05.28 登録日 2021.04.13
2年2組の生徒:原田結花(16歳 高校2年生) 2年2組の担任:小島陽人(25歳 教師歴3年目)  小さな頃から自分に自信を持つことができなかった原田結花。  周囲が恋愛話に盛り上がっていても自分には関係がないといつも蚊帳の外。学級委員という肩書も、それは他に立候補する人がいないから、自分が引き受ければ事が進むという消極的な理由。  そんな彼女が高校2年生の始業式の日の放課後、偶然に教室に忘れものを取りに来た陽人を人生で初めて意識してしまう。一方の陽人も結花には他の生徒とはどこか一線を越えたもの感じていた。  そんな毎日を送る結花に、高校2年生の冬に治療をしなければ命にかかわってしまう病気を告げられてしまう。  手術は成功するものの、根拠もない噂を流された結花は孤立して追い詰められてしまう。  そんな彼女の味方でいたのは一人の親友と、担任の陽人だった。  陽人は結花を絶対に自らの手で卒業させると決意をするも、周囲の環境に耐えきれなくなった結花は自らの学生としての道を閉ざし、その事実を知った陽人も彼女を追うように教職を辞めた。  そんな二人が再会したのは、結花の母親の友人が開いているカフェレストラン。  お互いの気持ちは同じ。言葉には出ないけれど「今度こそ失敗したくない」。  「教師と生徒」というタブーとも言われてしまう関係を、互いに身を引くことで結果的に突き破った。  それでも、二人の前には乗り越えなくてはいけない問題がいくつも立ちはだかる。  初めての恋心に何度も自信を失いかけた結花の手を陽人は引き続ける一方、陽人にも誰にも話していない過去を持っており、唯一それを話せたのは彼女だけ。  それでも、結花は「中卒では先生の隣に立つには申し訳ない」と奮起。  陽人の海外転勤を機に、二人は一時の寂しさを抱えながらも一つの約束を交わした……。  途切れそうな儚い赤い糸を何度も必死に守り抜いた不器用な二人の物語です。 (表紙画像はCanva様よりフリー素材を使用しております)
文字数 157,328 最終更新日 2024.05.02 登録日 2024.01.27
サッカーでスポーツ推薦をもらうため、志望高校が開催しているセレクションに参加した中学三年生の樹生(たつき)は、セレクションの帰りに交通事故に遭ってしまう。 右足を切断され、サッカーどころか歩くことすらできなくなって、唯一の取柄を失った喪失感と将来への不安と絶望に苛まれていた。 そんな樹生の前に現れたのは樹生の義足作製を担当する義肢装具士の古谷。両親や医師など樹生がこれまで関わってきた周囲の大人とは異なる、豪放磊落で傍若無人な男だった。 古谷は身体障害者になった現実を受け入れられずに欝々とする樹生に下手な慰めはしない。容赦ない現実を突きつけながらも克服の仕方、そして義足を履く意義を樹生に教えてくれるのだった。 どこか型破りな古谷を信頼し始め、また樹生と同じく大腿義足を履く女の子・紡(つむぎ)との出会いを通して、樹生は少しずつ現実と義足を受け入れていくが、樹生に数々の心強い言葉をくれた古谷にも樹生と同じような苦しみがあった。 *表紙イラストはイラストAC様より
文字数 107,140 最終更新日 2024.04.29 登録日 2024.04.18
食べることは嫌いではないけれど、料理はすんごく難しい。手料理に関しては不器用でドジな総合職植本璃々子32歳は幾ら作ってもメシマズだった。 すると彼氏に料理する女が一番と浮気されフラれてしまった。 散々泣いてたどり着いた夏祭りの神社で璃々子は祈る。 ───私だって本当は料理が得意になりたかった。 そして願いは叶えられ、何故か高校生になってしまった上本璃々が『食べさせた相手にだけ効果的な』料理チートをゲットし、その能力と周囲のリアクションに励まされ料理???を頑張ってみる話!目指すは元彼への復讐!!尚、どうしてか騒ぎになってる模様。 小説家になろう、ハーメルンにも投稿しています。 ※尚、小説の主人公はおにぎりしか作りません
文字数 82,007 最終更新日 2024.04.07 登録日 2024.03.02
恋愛ドラマの主役になれる素質が妹にはある。 恋に恋する10代を経て、大学生になった妹は恋に学業に大忙し! かわいくて、優しく明るい非の打ち所のない妹はきっと素敵な恋人を見つけるに違いない。 とはならなかった。 恋愛にまったく興味のない妹は、姉の私の思惑とは裏腹に画家になるための道を突き進む。 周囲にどれだけ自分に恋する人がいても告白されるまで気が付かず、そして、告白されても断ってしまう。 妹は恋愛ドラマの主役にはなれないらしいが、彼女は周囲の人々を虜にする素質が十分にある。 妹に振られた人々に私は声をかける。 そのまま消えゆく恋心、私にください。 私があなたの恋心を標本にします。 エブリスタ、なろう、カクヨムに投稿していたものを加筆修正した作品です。
文字数 17,818 最終更新日 2024.05.11 登録日 2024.04.30
人間の女に恋をしたモンスターのお話がハッピーエンドだったことはない。鬼と怖れられモンスターだと自覚しながらも、恋して焦がれて愛さずにはいられない。 恋するオトメと武人のプライドの狭間で葛藤するちょっと天然の少女・禮と、モンスターと恐れられるほどの力を持つ強面との、たまにシリアスたまにコメディな学園生活。 名門お嬢様学校に通う少女が、彼氏を追いかけ地元で恐れられる最悪の不良校に入学。女子生徒数はわずか1%という特異な環境のなか、入学早々にクラスの不良に目をつけられたり暴走族にさらわれたり、学園生活は前途多難。 周囲に鬼や暴君やと恐れられる強面の彼氏は禮を溺愛して守ろうとするが、心配が絶えない。
文字数 163,508 最終更新日 2019.01.08 登録日 2016.05.04
田舎のとある中学校。そこで竹並美秋は周囲から孤立し、上級生からいじめを受けていた。ある日、いじめという名の暴力から逃げた先にある神社で、美秋は一人の少女と出会う。明らかに同級生と思われる少女は、日曜朝にやっている女児向けアニメのお面をした状態で、自身をこの神社の狛犬であると言うのだった。
文字数 95,190 最終更新日 2024.02.28 登録日 2024.02.18
 養父母の死後、姉夫婦に引き取られた浅野陽歌は周囲から虐待を受けて育った。自分は他人とは違う厄介者だからそれが当然、そう思って諦めていた彼であったが、ある事件をきっかけに『殺される』危機感を覚えた。そして、そこから逃れるための血塗られた策略が始まった。  これは命と後悔の物語である。
文字数 114,675 最終更新日 2024.05.22 登録日 2021.04.30
過去、付き合う相手が切れたことがほぼない くらい、見た目も内面もチャーミングな石川恭子。 結婚なんてあまり興味なく生きてきたが、周囲の素敵な女性たちに 感化され、意識が変わっていくアラフォー女子のお話。 ゆるい展開ですが、読んで頂けましたら幸いです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 亀卦川康之との付き合いを止めた恭子の、その後の♡*♥Love Romance♥*♡  お楽しみください。 不定期更新とさせていただきますが基本今回は午後6時前後 に更新してゆく予定にしています。 ♡画像はILLUSTRATION STORE様有償画像  (許可をいただき加工しています)
文字数 46,203 最終更新日 2023.08.23 登録日 2023.06.04
 七年越しの念願が叶って、柏木産業企画推進部第二課に配属になった藤宮(とうのみや)美幸(よしゆき)。そこは一癖も二癖もある人間が揃っている中、周囲に負けじとスキルと度胸と運の良さを駆使して、重役の椅子を目指して日々邁進中。  当然恋愛などは煩わしさしか感じておらず、周囲の男には見向きもしていなかった彼女だが、段々気になる人ができて……。社内外の陰謀、謀略、妨害にもめげず、柏木産業内で次々と騒動を引き起こす、台風娘が色々な面で成長していく、サクセスストーリー&ドタバタオフィスラブコメディ(?)を目指します。  【夢見る頃を過ぎても】【半世紀の契約】のスピンオフ作品です。
文字数 204,110 最終更新日 2016.05.17 登録日 2016.05.09
※最終話2023年2月18日投稿。(完結済) ※この作品には女性同士の恋愛描写(GL、百合描写)が含まれます。 苦手な方はご遠慮下さい。 人は接する者によって、態度を変えている。 それは、多かれ少なかれ、皆そのはずだ。 どんな聖人君子でも、絶対の平等などありえない。 多かれ少なかれ、二面性があり、それが共存して一つの人格となっている。 それは皆が持っているものだ。 そのはずなのだ。 周囲の視線。 それが一変した。 尊敬や羨望の眼差し。 それが嘲笑や蔑視へ変わった。 人間とは、身勝手な生き物で、自身の抱いたイメージとかけ離れた者を見るとそれを否定する。 完璧主義の押し付け。 二面性を認めず、皆は彼女に完璧を求めた。 たとえそれが本人の嫌がる行為であっても善意の押しつけでそれを行うのだ。 君はそんな子じゃない。 あなたには似合わない。 背が高く、大人びた見た目の海部江翔子。 背が低く、幼い印象の雨枝真優。 これは、そんな二人の少女の凸凹な物語。 ※この話はフィクションであり、実在する団体や人物等とは一切関係ありません。 誤字脱字等ありましたら、お手数かと存じますが、近況ボードの『誤字脱字等について』のページに記載して頂けると幸いです。 毎週土曜日更新予定です。 ※また、タイトルの読み方は『あまえじょうずなあまえさん。』です。
文字数 132,193 最終更新日 2023.02.18 登録日 2020.02.29
「うっ、うっ。だって働いてお金稼がないと、あなたが帰ってきたとき、何も貢げない……」 「貢ぐなっつってんだろ! 薄給のくせしやがって!」  わけありイケメンチャラ男な日米ハーフホストと、ぽんこつチョロインお嬢さんの恋物語。  それからその周囲の人々のクズっぷりだったり、恋愛だったり、家族の再生だったり。  第一章が不器用な子世代のラブストーリー。  第二章がクズな親世代の浮かれ上がったラブゲーム。  第三章以降は、みんなで大団円♡ ※ 「小説家になろう」で掲載している同シリーズの章立てに手を加え、投稿しております。完結済み。
文字数 178,672 最終更新日 2023.05.22 登録日 2023.05.08
社会人生活にも慣れてきた美幸(よしゆき)だったが、相変わらず周囲には敵が存在。そしてそれは敬愛する上司も含まれる上、最大の敵は自分自身? プライベートでも迷走気味の美幸が、更なる飛躍を目指して奮闘します。同タイトル~二年目はガチンコバトルの続編です。
文字数 58,848 最終更新日 2016.09.21 登録日 2016.09.09
ライト文芸 完結 ショートショート
--- 盲導犬 ---  混んでいる電車の中で、ふわっと、空間が出来た。  見ると盲導犬を連れている盲目の女性がホームから入って来たからだった。 「あ、どうぞ」  と若い女性が席を譲る。 「ありがとうございます」  その女性は素直に好意を受け入れ座ると、連れている大きい真っ白な盲導犬は、彼女の足の間に入り、伏せて気持ちよさそうに目を閉じた。そのまま盲目の彼女と一体の様に寄り添っていた。  周囲はみなそれを暖かい目で見ていた。  近くにいたギャルっぽい二人組でさえも、 「えーっ、マジ、あのドウモウ犬カワイクない?」  と言っていた。  ドウモウ犬じゃない。 (了)
文字数 996 最終更新日 2024.04.03 登録日 2024.04.03
 ありふれた沙織の日常生活に、突如入り込んできた得体のしれないモノ……。その正体は誰も知らないまま、一見平穏に沙織とその周囲の人間達が、過ごしていく事になる。  リケジョ志望のクール小学生沙織と、どこか抜けてるゴンザレスの、ドタバタホームコメディ(?)です。  小説家になろう、カクヨムからの転載作品です。
文字数 82,576 最終更新日 2017.10.29 登録日 2016.04.29
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