「来よう」の検索結果

全体で27件見つかりました。
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恋愛 完結 短編
「すまないシャロン、エマの元に行かなくてはならない」 いつだって幼馴染を優先する婚約者。二人の関係は共依存にも近いほど泥沼化しておりそれに毎度振り回されていた公爵令嬢のシャロン。そんな二人の関係を黙ってやり過ごしていたが、ついに堪忍袋の尾が切れて婚約破棄を目論む。 伯爵家の次男坊である彼は爵位を持たない、だから何としても公爵家に婿に来ようとしていたのは分かっていたが…… 「流石に付き合い切れないわね、こんな茶番劇」 愛し合う者同士、どうぞ勝手にしてください。
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小説 651 位 / 185,610件 恋愛 314 位 / 56,392件
文字数 51,770 最終更新日 2021.03.15 登録日 2021.02.22
BL 連載中 長編 R18
護衛専門の傭兵団で副団長を務めるルカーシュは、三十半ばの地味で貧弱なお堅い男だ。 弱肉強食の傭兵団で、鍛練場に一度も姿を見せず、他の団員達から『臆病者』と言われ嫌われている。 「俺はお前じゃないと駄目なんだ」と団長に口説かれ祖国を捨てて付いてきたのに、気が付けば十数年、団長はルカーシュに指一本触れて来ようとしない。それどころか、美青年の養子といちゃつく姿を目撃し、遂にルカーシュの堪忍袋の緒が切れた。人はキレた時、一番やってはいけない事をやらかす…… 少し感情表現のおかしい受けと、脳筋にぶちん男とのドタバタ劇。 攻めが無体を働きますがハッピーエンドです。
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小説 852 位 / 185,610件 BL 175 位 / 24,079件
文字数 46,010 最終更新日 2024.06.07 登録日 2024.05.25
恋愛 完結 長編 R15
「お前を愛する事は無い」 婚約者としての初顔合わせで、フェデリーカ・ティツィアーノは開口一番にそう告げられた。 相手は侯爵家令息であり、フェデリーカは伯爵家令嬢である。 この場で異を唱える事など出来ようか。 無言のフェデリーカを見て了承と受け取ったのか、婚約者のスティーグ・ベッラノーヴァは満足気に笑い、立ち去った。 「一応政略結婚だけど、断れない程じゃないのよね」 フェデリーカが首を傾げ、愚かな婚約者を眺める。 「せっかくなので、慰謝料たんまり貰いましょうか」 とてもとても美しい笑みを浮かべた。 ※カクヨムでも公開中
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小説 8,200 位 / 185,610件 恋愛 3,879 位 / 56,392件
文字数 59,559 最終更新日 2023.01.27 登録日 2022.12.10
恋愛 完結 長編 R18
 綺麗な水と生命を育む豊かな大地に、様々な種族が暮らす大陸の名は【オアーゼ】。生き物にとっては素晴らしき環境であったが、残念ながら全てを生かすには狭く、生き物達は次第に二つの勢力に分かれて争いを始めた。最初は辛うじて均衡を保っていたものの、魔物達の中に『魔王』と呼ばれる存在が台頭してからは事態が一転。魔王率いる魔物達の勢力に押され、平和を望む人間と獣人達の勢力は衰退していった。  ——魔王・ブリガンテが自殺するまでは。  それ以後。魔物達は自滅していき、人間達は魔物の残党討伐力を入れ、並行して復興に尽力していく事となる。だが問題が一つ。それは圧倒的な人材不足だ。自力で人口を増やすのもままならない程、人間側の勢力は衰微していた。  そんな中、人々は異世界に活路を見出した。『人が足りないのなら他の世界から勧誘して来よう』と考えたのだ。勧誘の為に魔法使い達は異世界に渡り、様々な者達を説得してオアーゼに送り込む。“とある少女”もその対象となった一人だ。勧誘者の話を聞き、少女は自分を取り囲む現実から逃げる様に異世界へと旅立った。生まれてまだ数日しか経過していない幼い弟と共に…… 。  移住から一年後。  まさか自分が、魔王をも操っていた姿を持たぬ影の様な存在と仮初の夫婦関係を結ぶ事になるとも知らずに。  ○素直じゃない性格をした外見がオッサン(に、されてしまった)の彼と、幼い弟と暮らす少女が、三人で仮初の家族生活をおくる事になったお話。  ○TL寄りのちょっとえっちな小説の予定です。  ○異世界への移住モノ・年の差カップル・偽装結婚・もふもふ要素あり。
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小説 22,113 位 / 185,610件 恋愛 10,124 位 / 56,392件
文字数 195,943 最終更新日 2023.07.24 登録日 2023.02.22
苦手な味が混ざっていても、彼女は無理やり飲み込んだ。 「めんどくさいのが、えっちゃんだからね。ちょうどいい頃迎えに来ようと思ってたんだ。そろそろかなって」  私はこうやって、いつも瑠花に救われる。  同性との関係をカミングアウトした時に、私と彼女の間に閉まったシャッターは……
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小説 22,113 位 / 185,610件 ライト文芸 299 位 / 7,607件
文字数 10,016 最終更新日 2022.01.10 登録日 2022.01.10
恋愛 完結 短編 R15
私は琴吹(ことぶき)、高校生一年生。 私には再婚して血の繋がらない 二つ年上の兄がいる。 見た目は、まあ正直、好みなんだけど…… 「好きな人が出来た! すまんが琴吹、練習台になってくれ!!」 そう言ってお兄ちゃんは私に協力を要請するのだけど、何処で仕入れた知識だかエッチな事ばかりしてこようとする。 「お兄ちゃんのばかぁっ! 女の子にいきなりそんな事しちゃダメだってばッ!!」 はぁ、見た目は好みなのにこのバカ兄は目的の為に偏った知識で女の子に接して来ようとする。 こんなんじゃ絶対にフラれる! 仕方ない、この私がお兄ちゃんを教育してやろーじゃないの! 実はお兄ちゃん好きな義妹が奮闘する物語です。 
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小説 25,787 位 / 185,610件 恋愛 11,581 位 / 56,392件
文字数 10,468 最終更新日 2024.02.22 登録日 2024.02.15
恋愛 連載中 長編
 どうも皆様こんにちは、私の名前はミリア。元伯爵令嬢であり、転生者であり、今は王子様の側室という地位です。  ハッキリ言いましょう。王子は私に飽きてしまったようで、ここ数年は私の住まいに来ようともなさいません。おかげで正妻さんや侍女から虐められているんですけどね。  殿下にはほとほと愛想も尽きましたから。もういいです。  新しく恋をしようと思います。
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小説 25,787 位 / 185,610件 恋愛 11,581 位 / 56,392件
文字数 43,981 最終更新日 2018.07.24 登録日 2017.10.01
 ベビーベッドの上からこんにちは。  私はセレスティア・ラル・シャンデール(0歳)。聖王国のお姫様。  私はなぜかRPGの裏ボス令嬢に転生したようです。  何故それを思い出したかというと、ごくごくとミルクを飲んでいるときに、兄(4歳)のアレスが、「僕も飲みたいー!」と哺乳瓶を取り上げてしまい、「何してくれるんじゃワレ!??」と怒った途端――私は闇の女神の力が覚醒しました。  闇の女神の力も、転生した記憶も。  本来なら、愛する家族が目の前で魔族に惨殺され、愛した国民たちが目の前で魔族に食われていく様に泣き崩れ見ながら、魔王に復讐を誓ったその途端目覚める力を、私はミルクを取られた途端に目覚めさせてしまったのです。  とりあえず、0歳は何も出来なくて暇なのでちょっと魔王を倒して来ようと思います。デコピンで。 --これは最強裏ボスに転生した脳筋主人公が最弱クラスで最強を目指す勘違いTueee物語-- ※最強裏ボス転生令嬢は友情を謳歌したい!の改稿版です(5万文字から10万文字にふえています) ※27話あたりからが新規です ※作中で主人公最強、たぶん神様も敵わない(でも陰キャ) ※超ご都合主義。深く考えたらきっと負け ※主人公はそこまで考えてないのに周囲が勝手に深読みして有能に祀り上げられる勘違いもの。 ※副題が完結した時点で物語は終了します。俺たちの戦いはこれからだ! ※他Webサイトにも投稿しております。
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小説 25,787 位 / 185,610件 ファンタジー 3,585 位 / 42,639件
文字数 106,010 最終更新日 2021.11.12 登録日 2021.02.08
 地図に載っていない未開の地を探索し、冒険する者達がいる。  前線基地となる簡易集落を拠点とし、言葉の通じぬ原住民や凶暴極まりない魔物相手に命を懸ける。無謀を犯し、身体のどこかを失ったとて手に出来るのは微かな名声。時にはそれは砂粒より小さく、別に旨味を探し当てて希望をどこかに捨てた者もいた。  ナマモノ屋の少年『ニア』は、その中の一人。  得意とする生物調教の技術で、ペットや家畜を育て商う。志半ばに倒れた両親は既に亡く、故郷に戻っても親戚筋は温かくない。ならいっそ堕ちるところまで堕ちていき、棲み処と生業を手にした方が遥かな幸福を手に出来よう。  無害な小さな愛玩魔獣。  強靭巨大な戦闘用魔獣。  はてさて貴方は何がお望みか? え? 『特別な愛玩用』をお求めですか? どこで聞いてきたかはわかりませんが、ソコからは二度と戻れませんよ? かくいう私もその口で、戻りたくないからココにいるのですが…………。  訪ねる客にそっと小さく、ニアは今日も断りを入れる。  それでも良いという者に、者達に。  『性処理家畜』をこっそりひっそり。 ※本作は『背徳混沌世界 淫堕落短編集』としてノクターンノベルズにも投稿しています。
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小説 30,561 位 / 185,610件 ファンタジー 4,340 位 / 42,639件
文字数 6,485 最終更新日 2021.07.24 登録日 2021.07.24
exa
天鬼が空模様を左右する世界で、農民のナマリは両親と幼い弟妹、それから気のいい村人たちと力を合わせて貧しいながらもおだやかな暮らしを送っていた。 そんな日々が崩れたのは突然。 見たこともないほどの天鬼が空に集まり、生まれた暗雲が大量の雨を降らせ、濁流となって村を押し流してしまった。 弟妹を抱きしめてどうにか耐えるナマリは、空をにらみ無力な自分を呪いながら叫ぶ。 「散れ!雨雲なんて散ってしまえ!」 精いっぱいの叫びもむなしく濁流にのまれたナマリだったが、彼はふと目を覚ます。目のまえにいたのは、狐耳を生やした幻獣民の少女、シキ。 「助けが間に合わなくて申し訳ないっす……けど、あなたには素質がある気がするっす!」 シキはナマリに天鬼を操る力があるようだと言い、その気があるのなら帝都で天鬼を操る能力者、気象指揮官として学ぶことができると言った。  そんな力があるのならば村を、両親を助けられたのではないか。唇をかむナマリは、シキの言葉にうなずけない。 「ちなみに、気象指揮官の候補生は衣食住が保証されるっす」 「……だったら、行こう」  幼い弟妹を食わせていくため、ナマリは帝都に行くことを決めた。 「今は生き延びて、いつかこの村へ帰って来よう」  不可思議な力を持つなどと言われても信じられない彼の目標は、生活を安定させて弟妹を育てること。そして、いつかまた穏やかな村でのどかな暮らしを送ること。  ささやかな望みを胸に旅立った少年ナマリの行く先に、平穏はあるのか。
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小説 30,561 位 / 185,610件 ファンタジー 4,340 位 / 42,639件
文字数 127,217 最終更新日 2024.06.05 登録日 2024.04.16
恋愛 完結 短編 R15
ここはどこ?私は誰?なんという言葉をリアルで使う日が来ようとは。 私の名前は利英。莉央って誰のことですか? 弟が女装に目覚めた!? お兄さんがオネエさんになった!? 美少女な親友が高身長イケメンになってる!? …ワケではなかった。 私はあの日、死んだはず。秘密基地の廃ビルで、大雪の中凍死するはずだった。 もし次の人生があるならば、もうちょいマシな生活がしたいと思いながら。 …もしやここは、パラレルワールドというやつですか? 男女が逆転した2つの世界にて、何故か入れ替わってしまった少年少女の物語。 逆行、転生要素はナシ。 恋愛カテゴリになってるけども、微妙なところです。
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小説 185,610 位 / 185,610件 恋愛 56,392 位 / 56,392件
文字数 19,913 最終更新日 2020.05.31 登録日 2020.05.31
恋愛 完結 長編 R15
 富田恵琉(とみたえる)は、BLをこよなく愛する腐女子(アラサー)だった。BLを愛していたが、一つだけBLのことで不満を持っていた。 「優秀な遺伝子が後世に受け継がれない」  創作だからと言って、納得できるものではなかった。オメガバース設定も好みだが、それとこれとは話が違う。男同士で子供ができないという葛藤が、BLの萌える部分であることは十分承知していた。そこで恵琉は考えた。 「だったら、自分が何とかしてみようではないか」  恵琉は現実と妄想を混同させてしまった。現実でもBLの世界観を持って来ようとした。果たして、恵琉は自分の計画通りに事を運ぶことができるのだろうか。
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小説 185,610 位 / 185,610件 恋愛 56,392 位 / 56,392件
文字数 17,797 最終更新日 2023.01.31 登録日 2023.01.30
恋愛 完結 長編 R18
「我が、死にたがっているように見えたか」  声が、ほんの少しやわらかく感じるのは、気のせいだろうか。 「少なくとも、生きようっていう気配は、感じられないわね」  声をかけた男は宗也と名乗り、興味本位からか私に口吸いをした。 「また、来よう」  耳に触れた声に、ゾクリと腰が震えた。腰を抱いていた宗也の腕が離れ、足の力が抜けた私はストンとへたり込む。横を宗也が通りすぎ、足音が遠ざかっていく。けれど私は少しも動けないまま、放心したままで昇る朝の光を浴びていた。  魂を抜かれるとは、こういうことをいうのだろうか――。
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小説 185,610 位 / 185,610件 恋愛 56,392 位 / 56,392件
文字数 78,450 最終更新日 2017.12.23 登録日 2017.10.01
歴史・時代 完結 ショートショート
 江戸時代、下級武士の出身から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」  その「巻之五」に掲載されているお話「怪病の沙汰にて果福を得る事」を原話として、翻案したものです。  裕福な豪農の家に生まれ、容姿にも恵まれた一人娘になぜか「轆轤首」だという評判が立ってしまい、村では婿に来ようという者がいなくなってしまう。  不憫に思った叔父の甚兵衛が江戸へ出て、姪の婿を探すお話。  轆轤首というと、首がヒョロヒョロ伸びる江戸時代に流行したジャパニーズタイプと、中国の「飛頭蛮」がオリジナルの首が抜けて飛ぶ中華タイプがありますが、本作に登場するのは、小泉八雲の「ろくろ首」同様、後者のようです。  短編読み切りです。
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小説 185,610 位 / 185,610件 歴史・時代 2,381 位 / 2,381件
文字数 5,278 最終更新日 2020.05.01 登録日 2020.05.01
 Y県T市の山奥にひっそりと佇む古びた神社、巫覡神社(ふげきじんじゃ)。  多くの神を祀りその神々に仕え、神の言葉を世の人々に広く伝える事を、平安の頃より続けてきた由緒正しき神社である。  しかし車の通れる道も無く片道1時間以上も歩かなければならないこの神社まで、参拝に来ようとする者は数年前を最後に居なくなっていた。  今では道を間違えた、登山客が迷い込むくらいという有様……。  修繕する費用も底をつき、建物のあちこちが痛み始めている。  その巫覡神社を代々守ってきた宮司の一族、神宮(かみや)家。  40代目の跡取りとなる筈の社(やしろ)は、ある日幼馴染みである朔夜 命(さくや みこと)に都内の私立大学の資料を見られてしまう。 「ねえ、黙ってないで答えてよ! 私達の手で神社を存続させるって、お爺ちゃんと約束したでしょ。 その大事な約束を、孫のやしろが破ろうとしないで!!」  亡き祖父と誓った大事な約束を破ろうとしていた社をなじる命、一方的に言い続ける命に、社は思わず反論した。 「だって仕方が無いだろ! こんな車も来れないようなへんぴな場所にある神社に、誰がわざわざ参拝に来るんだよ。 別の世界のひらけた場所にでも丸ごと移動しない限り、無理に決まってる!」 『その願いを叶えれば、この神社を必ず存続させるのだな? 社よ』  突如周囲に響き渡る大きな声。 『神宮 社、朔夜 命。 異なる世界へ送ればこの地を存続させるという約定、確かに聞き届けた。 存続の目処が立てば、再びこの世界に戻れようぞ』  目覚めた2人は何故か小高い丘の上にいた、振り返れば見慣れた神社の石段。  どうやら神社ごと、見知らぬ土地に飛ばされてしまったみたいである。  そして丘のふもとには、石の城壁に周囲を覆われた街の姿があった……。  ノリと勢いで書いていくので、暴走気味になった場合はご容赦ください。  また感想で受ける質問に答えられないケースも有りますので、ご了承のほど宜しくお願いします。
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小説 185,610 位 / 185,610件 ファンタジー 42,639 位 / 42,639件
文字数 7,599 最終更新日 2019.11.12 登録日 2019.11.10
デイケアの面々は譬えウィルスが来ようと、がんばってる。
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小説 185,610 位 / 185,610件 青春 6,550 位 / 6,550件
文字数 3,077 最終更新日 2020.04.23 登録日 2020.04.23
 桜の木の下でイチャイチャしやがって。背中を押されて「もう、急かさないでよ」とか言っちゃったり、また来年も見に来ようとか言ったり。  そんな君たちは一年以内に別れるんじゃないですかね?  本当に死ぬまで好きでい続ける決意と覚悟くらいしろよな。
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小説 185,610 位 / 185,610件 恋愛 56,392 位 / 56,392件
文字数 3,956 最終更新日 2019.02.19 登録日 2019.02.19
恋愛 連載中 長編
私、オリヴィア・キャンベリアは幼い頃から抱える問題がある。その問題と言うのは。ありとあらゆる同性に、女性に好かれてしまうこと。気づけばほぼすべての女性は私の虜となっている事である。一体全体何故なのか、私にも理解できないが、私は「全ての女性をメロメロにしてしまう特殊体質」らしい。 あぁ、何が嬉しくて、この現実を受け入れることが出来ようか。いや、受け入れることなどできない。この体質のせいで、婚約者も友達もできない。何とも悲しい人生なのだ。良いことなど1つもありゃしない。あぁ、せめて私のこの体質が効かない、そんな女性が現れたなら………是が非でも友達にして見せるのに。 あぁ、友達が欲しい!! *百合ではありません。本当に百合ではありません *恋愛要素は少し先になる予定です。
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小説 21,307 位 / 21,307件 恋愛 4,942 位 / 4,942件
登録日 2016.03.12
ライト文芸 連載中 ショートショート
山の上の美術館に行くのは二回目だった。初めて行った時は雨が降っていた。玄関前に大きな水溜りができていて避けるのに大変だった記憶がある。今回は晴れていた。快晴とまではいかないが雲よりも青空が目立っている。今日この美術館に来ようと思ったのは全くの偶然だった。街を適当に歩いていてバス停の前を通った時、ひとつの広告が目に入った。美術館の企画展のものだったのだが、モノトーンな色彩に惹かれ、取り上げられている作家の名前も知らないけれど、きっと良い作品に出会えるに違いないと思った。そのままバス停でバスを待って、バスに揺られて山の真下まで辿り着いた。美術館は山の頂上にある。エレベーターなどはないから、自力で歩いていくしかない。山には猫がたくさん住んでいて、登り切るまで三匹の猫と遭遇した。どれも白い毛色をしていた。人間慣れしているようで、私が近づいても逃げもせず、一匹に限っては私の足首のあたりに体を擦り付けていった。山の中であるので緑が多い。目の保養になると思った。そういえば最近、自然に触れていない。見ているのはコンクリートや鉄骨やそれらから成形される人工物ばかりだ。もっとも、それらも元を辿れば自然物ではあるのだけれど。美術館は地下と地上の二階建てで、半年ほど前にリニューアル工事が完了して再オープンしたばかりである。一回目はリニューアル後間もない頃に行ったのだった。展示自体は改修してどのように美術館が生まれ変わったのかを説明すると共に、そこから派生して「以前と以後」をテーマとする作品群を並べるというもので、正直な感想としてはあまり面白くなかった。美術館がどのように生まれ変わったのか説明してくれるのは有難いが、それを企画展のテーマと無理やり結びつける必要はなかったし、無理やり結びつけたためか、展示されている作品の質はあまり高くないように感じた。リニューアルと全く無関係で良いから、一人の作家を深掘りするとか、集められる質の高い作品からテーマを設定するとかして欲しかったと思う。比べて、今回の企画展はかなり期待ができそうだった。外国のアーティストで国籍もわからないが、戦争や紛争をテーマにした作品を多く残しているみたいだった。
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小説 185,610 位 / 185,610件 ライト文芸 7,607 位 / 7,607件
文字数 3,398 最終更新日 2023.09.17 登録日 2023.09.17
BL 完結 短編 R18
ここは自然に恵まれた土地。 その土地にある高校は部活に力を入れており、『アスリート養成校』とも呼ばれている。 自分の力を試したいと願う男子高校生が希望する唯一の高校なので、県外から下宿してまでも来ようとする生徒が多く、後を絶たないのだ。 そのアスリート養成校とは、数年前、陸上部所属してた少年が、天下の東響大学付属高校にスカウトされたからだ。 しかも、養成職員として名を馳せた人も、その高校に勤務している。 しかし、誰1人として、その人の正体を知る者はいない。 ここ、アスリート養成校は共学だった名残は無くなり、今は男子校になっている。 そして、今日も部活に精魂込めて練習に励む日々を、男子高校生たちはしている。 そんななか、その学校の養護教諭として勤めてる小林道夫の弟であり陸上部部長の小林祐樹は、サッカー部部長の真木雄飛に競争心を持っていた。 それは、単なる走りとしてのライバルなのか。 それとも……。 真木が、兄である養護教諭に興味を持っているのを知っているからなのか・・・。 どちらなのだろう………。
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小説 21,307 位 / 21,307件 BL 955 位 / 955件
登録日 2017.01.09
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