「杵」の検索結果
全体で22件見つかりました。
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件
αとΩの結婚が国によって推奨されている時代。Ωの進は自分の夢を叶えるために、流行りの「愛なしお見合い結婚」をする事にした。相手は、穏やかで優しい杵崎というαの男。好きになるつもりなんてなかったのに、気が付けば杵崎に惹かれていた進。しかし「愛なし結婚」ゆえにその気持ちを伝えられない。
そんなある日、Ωの本能行為である「巣作り」を杵崎に見られてしまい……
文字数 9,711
最終更新日 2021.01.14
登録日 2021.01.14
前を向いて進むため、心を決める。そんな二人の物語。
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古来より存在する『隠邪(おんじゃ)』。
人を食い、人に害をなす、人の敵。
闇より這い出るこの異形を人知れず退治するのが、今も連綿と続く『祓邪師(はじゃし)』と呼ばれる者たちの役目だ。
そんな祓邪師の家に生まれた司(つかさ)は、毎月の恒例となっている隠邪退治に出向く。
幼馴染の友介と共に戦い、一息ついた司が目にしたのは、隠邪に食われた祓邪師たちの痕跡。
強い力を持つ隠邪が皆を食い殺したのだ。
その原因は、司の師匠でもある聡一(そういち)が離反し、隠邪と手を組んだことによるもの。
司も隠邪に食われそうになるが、すんでのところで祖母の佐夜子に救われ、命を繋ぐ。
「何としても隠邪を倒し、聡一を止めなくてはいけない」
祖母の思いと仲間たちの無念を胸に、司は祓邪師たちに口承で伝わる不思議な場所へ赴く。
そこでは幼女の姿をした妖・ユクミが、『約束の者』を数百年のあいだ待ち続けていた。
彼女は司を『約束の者』だと言い、司の手助けをするため一緒に行くと言ってくれる。
心強い助け手と共に、改めて隠邪と聡一を探す司。
しかしその途中で「聡一が心の奥底で抱えていた願い」を知ってしまい、懊悩することに。
一方のユクミもまた、隠邪からの甘言に心揺らされていた――。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
※戦闘はほとんどありません。
※完全なハッピーエンドにはなりませんが「救いのあるエンド」にはなると思います。
※カクヨムでも連載中です。
表紙&挿絵イラスト:ベアしゅう様(@beargon227)
文字数 144,276
最終更新日 2024.05.30
登録日 2023.04.30
「盗まれた我が家の宝を取り戻せ。さもなくば二度と故郷の地は踏めぬと心得よ」
東方の国の姫・紗綾ことリディには異母兄から使命が与えられていた。それは、リディの母が持ち去った家宝を取り戻すこと。
母の行動にはきっと意味があると信じるリディは異母兄の命令を承諾し、故郷を離れて遠く西の地へやってきたのだ。
母を探すためにも冒険者になろうと決めたリディは冒険ギルドの門を叩くが、ギルドマスターからは「力量が足らないため不合格」と通告されてしまう。
しかしたまたま出会った魔獣、”秘めた望みを持つナイトメア”ことマックロとの契約が成立。
紆余曲折はあったが冒険ギルドにも認められ、リディは晴れて“魔獣を扱う冒険者・テイマー”になった。
こうして、マックロの望みを叶えるため。そして何より母と家宝を見つけるために、リディは今日も西の空の下で旅を続ける。
◆ノベルアップ+、ノベルバでも連載中です。
<表紙絵>
◆ツグミ様(@tsugoomin921)
<挿絵>
◆桜羽 藍里様(@AiriSosaku):第1章 第14話
◆小鳥遊 蒼様(@SouTakanashi):第2章 第11話
文字数 101,863
最終更新日 2024.03.30
登録日 2023.08.31
外の世界へ出ることを夢見ながらも、夢はしょせん夢だと諦めていた17歳の村娘ローゼ。
彼女の生活は、ある日王都の大神殿から来た使者に
「神により聖剣の主として選ばれました」
と告げられた時から一変した。
「聖剣の主……? あたしが……?」
人の敵である魔物を倒すため、神から与えられている聖剣は世に10振。
ただし聖剣を持つ血筋はやはり神によって決められており、辺境に住む村娘には関係のない話だ。
戸惑うローゼに使者は重ねて言う。
「あなたに与えられるのは、400年もの間誰も手にしていない『11振目の聖剣』です」と。
記録がほとんど無く、謎ばかりが多い、11振目の聖剣。
なぜそんな聖剣が再び世に出て、更にはローゼが持つことになったのか。
その理由は分からない、と使者は言う。
単なる村娘でしかない自分が聖剣を手にして良いのかどうか。
悩むローゼだったが、最終的に聖剣の主となることを決め、夢見ていた村の外へと出る。
そこで待っていたのは聖剣の主としての役目と、村にいては知り得なかったこと。
生涯の友との出会い。
交錯する人々の思惑。
無自覚なまま恋をしていた相手との、突然の別れ。
――様々な事に遭遇するたびローゼは少しずつ成長し、そして世界は彼女に影響されて少しずつ変化する。
!閲覧の際はご注意ください !
-----タイトルに▲が付く話には性的なことを連想させる言葉が出てきます。-----
-----タイトルに★が付く話には性的な描写があります。-----
(読まなくても物語の展開に影響はありません)。
◆展開は遅め。話はシリアス寄り。恋愛は主に中盤~後半。
◆毎週『土曜』に更新。
◆小説家になろう様 ノベルアッププラス様 カクヨム様(3章で終了)でも公開中です。
◆表紙:銀タ篇(ぎんたぺん)様(@RB02x4Bda6FoFqc)
◆ロゴ:草食動物 様(@sousyoku_animal)
文字数 1,072,483
最終更新日 2022.09.03
登録日 2020.05.02
「あたしは絶対『運命の王子様』を探してみせる!」
辺境の村に住むローゼは恋に恋する娘。
自分はいつか運命に導かれた素敵な男性と恋をするのだと信じているが、現実は厳しい。
世には魔物が数多くいるため、ただの村娘が『運命の王子様』を探して一人旅をすることなど到底無理なのだ!
今日もまた、自分の話を唯一マジメに聞いてくれる神官のアーヴィンに愚痴をこぼしていると、なんとローゼの目の前に剣が降ってきた?
【俺は聖剣だ。魔物を倒すため、神によって生みだされ……】
「やった! これで一人旅も怖くない!」
【おい! 話を聞け!】
こうして聖剣を手にした村娘は『運命の王子様』を探して旅に出るのだった……。
※こちらは私の作品『村娘は聖剣の主に選ばれました ~選ばれただけの娘は、未だ謳われることなく~』の基礎設定を利用したパロディですが、展開は全然違うので元の作品をご存じない方にもお楽しみいただけます。
※表紙イラスト:白玉ぜんざい様
文字数 29,065
最終更新日 2021.07.27
登録日 2021.06.26
雷に打たれて死んでしまった藤岡元就だったが、宮島の神様である市杵島姫(いちきしまひめ)に魂を拾われて異世界に行くことになった。
藤岡元就はアンバランサーと呼ばれる人間でステータスの信仰の数値がカウントストップしているタイプの人間だった。
悪魔や龍が跋扈する世界で果たして彼は生き延びられるのか。
一人の人間と一人の女神の運命やいかに。
文字数 37,422
最終更新日 2024.01.23
登録日 2024.01.08
人の世に与えられた11振の聖剣のうち、『訳あり』な11振目の聖剣を持つ者として選ばれた村娘、ローゼ・ファラー。
骨休めのために故郷へと帰る道中で、彼女は昔の思い出を語る。
村に伝わる子ども向けの話。そして……。
◆こちらは、連載中の長編『村娘は聖剣の主に選ばれました ~選ばれただけの娘は、未だ謳われることなく~』(https://ncode.syosetu.com/n9414ge/)の番外編です。
◆ネタバレはありますが、初めての方にもなるべく伝わるよう独立した話として書きました。そのため、本編とは少し雰囲気の違うところがあります。
◆時間軸は 第3章 余話『小さな袋』 よりも後のどこかです。
表紙イラスト:ベアしゅう様(@beargon227)
文字数 9,740
最終更新日 2021.03.13
登録日 2021.03.13
15歳の誕生日、ディーネは自分が乙女ゲームの世界に転生したことに気が付いた。
モブの彼女が推すのは、モブの青年。
だけど、彼に会うためには条件があって……?
不定期更新。
文字数 2,173
最終更新日 2021.03.14
登録日 2021.03.14
グレイアス・スウィングラーは、イギリスの成り上がりの金持ちの息子として育った。青年は、父親から莫大な遺産を相続しており、インドに広大な鉱山を所有している。しかし、彼の生活は贅沢と探究に満ちていたわけではない。幼い頃に両親を失い、その死の謎は今も彼を苛んでいた。長男として家族の責任を背負う彼には、若い弟エリオットがおり、彼だけがグレイアスの心の支えだった。
グレイアスは西洋の魔術だけでなく、東洋の古い秘術にも興味を持っていた。特に、チベットでの修行中に習得した密教の魔術は、彼の人生を大きく変えることになる。五鈷杵と呼ばれる武器を手に、彼はその魔力を主に鉱山で採れる黒いスピネル宝石から引き出していた。それはただの武器ではなく、気を放出し、剣のようにも使える多機能な道具だった。
文字数 2,508
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.25
一九四四年。戦時中。まだ特別攻撃隊があらわれる前のこと。
海軍の航空隊がある基地に、須古銀次(すこぎんじ)という男がいた。その者は、身長が高く、白髪で、白鬼と呼ばれる。
彼が個室の部屋で書類に鉛筆を走らせていると、二人の男達がやって来た——憲兵だ。
彼らはその部屋に逃げ込んだ二人組を引き渡せと言う。詳しい事情を語らない憲兵達に、須古は口を開いた。
「それは、正義な(正しい)のか」
言い返された憲兵達は部屋を後にする。
すると、机下に隠れていた、彼杵(そのぎ)と馬見(うまみ)が出てきた。だが、須古はすぐに用事があるのか、彼らに「〝目を閉じ、耳を塞ぎ、決して口を開くな〟」と言って隠れるように促す。
須古が部屋を出て行ってすぐに憲兵達は戻ってきた。
※当作品はフィクションです。
作中の登場人物、時代、事情、全てにおいて事実とは全く関係ありません。
文字数 11,942
最終更新日 2020.10.27
登録日 2020.10.24
時は幕末、所は京都───尊皇攘夷と維新回天の対立が続く中、新選組の隊士が次々と襲われる事態が続いていた。副局長の土方歳三は、永倉新八とともに犯行現場に赴くが、異様な死体の状況と残された凶器の独鈷杵に、尋常ならざるモノを感じる。
知り合いの蘭学者・田島新九郎に会いに行くと、そこで売卜を生業とする榊晴明と名乗る男と出会う。晴明も独鈷杵を所有していた。しかも、奇妙な技で土方の心胆を寒からしめる。
晴明の動きを追う内に土方は、倒幕派が京都の壮大な霊脈を利用して、ある事象の再現を目論んでいることに気づく。
渋々、晴明とともに倒幕派と対峙する土方だったが、そこには裏切り者の影が……。
登録日 2023.10.05
職場のマイクロバスで買出しをしていた杵島桜子(きしまさくらこ)は、山中の職場に向かう途中で不思議な世界デ・ア・バディル(美しきモノ達の楽園)へたどり着いてしまう。そこは美しきものが君臨し優遇される世界。だが、当の本人は最初にたどり着いた大森林から出るつもりがなく、引き籠もりのような生活を営んでいた。そこへ迫害される者たちであるウィガス人と呼ばれる子供達と元騎士が迷い込んでくる。そんな彼らとの関わり合いで、明らかになる神話と歴史。月隠れの大魔女と呼ばれることになる桜子は、その歪な世界で何を見るのか。
小説家になろうでも掲載しています。
文字数 66,422
最終更新日 2021.09.16
登録日 2021.04.20
【5/23はキスの日。……ということで書いてみた作品です。R18表現はありません】
港町の娼婦サンドラは店の外で客引きをしていた。
しかし船が去った町は人が少なくなっており、客として来てくれるような男は現れない。
諦めて店へ戻ろうとしたサンドラだったが、そのとき少し変わった青年と出会う――。
文字数 3,968
最終更新日 2021.05.23
登録日 2021.05.23
高校2年生の甲斐多郎は、エリート両親の遺伝子を受け継いだその頭脳で高校生探偵として様々な事件を解決してきた。
そんな多郎の通う聖宮学園ではとある噂が呟かれていた…。
それは真夜中、音楽室のピアノ弾く生徒の影が見えるというもので、その影は1年前に自殺した多郎の同級生・船山美月のものだと言われていた。
その噂を確かめるべく、学校に関するスクープを掲載している新聞部の部員らと共に夜の学校へと足を踏み入れる。するとそこには、多郎の同級生・杵崎由依の首吊り死体が!
翌朝、警察がやって来て捜査を進めるが、杵崎は自殺だと断定。しかし、多郎によればこれは他殺という。
だが、これは恐るべき連続殺人劇の序章に過ぎなかった…。
文字数 350
最終更新日 2020.09.14
登録日 2020.09.14
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