「緩やかな」の検索結果
全体で37件見つかりました。
毒を喰らわば皿まで。番外編第四弾。
五十四歳の誕生日を迎えたアンドリムは、ヨルガと共に残された日々を穏やかに過ごしていた。
年齢を重ねたヨルガの緩やかな老いも愛おしく、アンドリムはこの世界に自らが招かれた真の理由を、朧げながらも理解しつつある。
しかし運命の歯車は【主人公】である彼の晩年であっても、休むことなく廻り続けていた。
或る日。
宰相モリノから王城に招かれたアンドリムとヨルガは、驚きの報告を受けることになる。
「キコエドの高等学院に、アンドリム様の庶子が在籍しているとの噂が広まっています」
「なんと。俺にはもう一人、子供がいたのか」
「……面白がっている場合か?」
状況を楽しんでいるアンドリムと彼の番であるヨルガは、最後の旅に出ることになった。
賢妃ベネロペの故郷でもある連合国家キコエドで、二人を待つ新たな運命とはーー。
文字数 5,456
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.05.03
月の獅子に愛されし国アスランにおいて、建国から仕える公爵家には必ず二人の男子が生まれた。
兄弟はそれぞれ違った成長をする。
兄には替えの効かない無二の力を、弟は治癒とそれに通ずる才覚に恵まれると伝えられている
そしてアスランにおいて王族が二度と癒えぬ病魔に侵された際には、公爵家の長男はその力を行使し必ず王族を護ることを、初代国王と契約を結んだ。
治療魔術の名門に生まれ、学園卒業間近の平凡な長男ニッキー
優秀な弟であるリアンからは来損ないと蔑まれて、時にぞんざいな扱いをされながらもそんな弟が可愛いなと思いながらのんびり過ごし、騎士になった逞しい婚約者とたまに会いながらマイペースに学園生活をおくっていたのだが、突如至急帰って来てほしいと父からの手紙が届いた事により緩やかな生活は終わりを迎える
終わりへと向かい、終わりからはじまる、主人公が幸せへとのんびりと一歩一歩進むお話
ハッピーエンドです
文字数 208,925
最終更新日 2024.05.14
登録日 2021.08.17
宇都見 玲(うつみ れい)はすいか町(すいかまち)に引っ越してきた高校一年生。中学二年生のある出来事がきっかけで、人前で歌を歌うことが出来なくなり、人との関わりを避けるようになってしまっていた。それでもどうしても歌が歌いたくて、人気の少ない河川敷で一人歌を歌っていたところ、隣のクラスの男子生徒、野掘大龍(のぼりたいりゅう)に見られてしまった。そして大龍に「バンドのボーカルをやって欲しい」と頼まれる。一度は断るものの、そこから玲の予想外の方向に物事が進んでしまい……?
傷ついた経験から、人との関わりを怖がっていた男子高校生が、田舎の商店街で緩やかな時間を過ごし、年齢も世代も違うバンドメンバーや商店街の人々と触れあっていきながら成長していく話です。
文字数 22,187
最終更新日 2024.05.23
登録日 2024.04.29
突然、王都からお戻りになったダンナ様が、午後のお茶を楽しんでいたわたくしの目の前に座って、こう申しましたのよ、『離婚しよう』と。
閣下。こういう理由でわたくしの結婚生活は終わりましたの。
そう、ぶちまけた。
もしかしたら別れた男のあれこれを話すなんて、サイテーな女の所業かもしれない。
でも、もう良妻になる気は無い。どうでもいいとばかりに投げやりになっていた。
そんなヤサぐれモードだったわたくしの話をじっと聞いて下さった侯爵閣下。
わたくし、あなたの後添いになってもいいのでしょうか?
※前・中・後編。番外編は緩やかなR18(4話)。(本編より長い番外編って……orz)
※なんちゃって異世界。
※「恋愛」と「ざまぁ」の相性が、実は悪いという話をきいて挑戦してみた。ざまぁは後編に。
※この話は小説家になろうにも掲載しております。
文字数 19,881
最終更新日 2022.01.13
登録日 2022.01.07
デビュタントを一年後に控えた王太子の婚約者であるフィーネは、自分の立場を疑ったことなど今まで一度もなかった。王太子であるハンスとの仲が良好でなくとも、王妃になるその日の為に研鑽を積んでいた。
しかしある夜、亡き母に思いをはせていると、突然、やり直す前の記憶が目覚める。
異母兄弟であるベティーナに王妃の座を奪われ、そして魔力の多い子をなすために幽閉される日々、重なるストレスに耐えられずに緩やかな死を迎えた前の自身の記憶。
そんな記憶に戸惑う暇もなく、前の出来事を知っているというカミルと名乗る少年に背中を押されて、物語はやり直しに向けて進みだす。
文字数 334,822
最終更新日 2024.02.05
登録日 2023.10.03
伯爵令嬢を探せ
後妻の連れ子だった叔父が父母の死後、令嬢の保護者となったのは曽祖母の介護を令嬢にさせるためだった
理性が飛べはすぐに殴ったり、粗相をする曽祖母はまともな時に令嬢に凝った細工のルビーの指輪を渡す。
「少なくとも今の貴女よりも物質的には幸せになれるはず」
曽祖母の死亡時には令嬢は22歳、適齢期はとうにすぎていた。叔父に穀潰しと罵られ家を出される。ほぼ無一文の令嬢は娼館のドアを叩く。
娼館の厨房で雇われた令嬢は叔父の家で磨いた腕でみるみるうちに周りと打ち解ける
令嬢が雇われてからここが常宿の貴族の青年は料理があからさまに変わった事で令嬢の事を聞く。
また令嬢は娼婦たちにマナーであったり簡単な文字や計算であったりを教えたりする。
さて、伯爵家を乗っ取るべく曽祖母の死亡と新しい伯爵になろうとする叔父。
しかし女伯爵だった曽祖母から受け取っているはずの伯爵の「証」を提示できず伯爵家の機能は王家によって停止されてしまう。
令嬢は週に3回街の定食屋の厨房の手伝いをすることになった。娼館の主人の持つ定食屋で、今まで来ていた手伝いの女性が臨月で暫くてつだえないというので令嬢がヘルプに入ったのだ。
そこに来る若い騎士との緩やかな恋愛は令嬢にどんな顛末をもたらすのか
文字数 29,342
最終更新日 2024.03.21
登録日 2024.02.29
「しょうがないよね。だって僕達、誰にも愛されないし、誰にも望まれないんだから」
衝動的でワガママなやくざの息子・舞人と、地獄を享受し自由気ままに生きる準夜は、幼馴染のセックスフレンドで共犯者だ。倫理観の忘れ去られた社会の裏側で、今日も誰かを傷つけ、好きな酒を飲み、好きな薬を打ち、緩やかな自殺に似たセックスをしている。
※死ネタ、暴力表現、殺人、自殺、薬物、虐待、未成年の飲酒喫煙、各種犯罪行為などのセンシティブな題材や倫理的に問題のある描写が多々含まれます。
【主要登場人物】
栗栖準夜:受け。小柄で中性的な青年。飄々としていて明るく狂った変態。父親から性的虐待を長年受けている。
滋賀舞人:攻め。紫に染めた髪とじゃらじゃらピアスの童顔。短絡的かつ衝動的でワガママな身体は大人、中身は赤ちゃん。
高木元輝:色黒金髪のチャラいアラサー。滋賀舞人の付き人でお守り役。
文字数 108,395
最終更新日 2024.03.28
登録日 2024.03.24
※こちらはふたなり女性×女性のR18恋愛小説です。
R18要素またはR15相当の描写を含む話には※を付けます。
下記あらすじをご確認の上、大丈夫!という方はお進みください。
歴史ある大国、グローセス王国騎士団・剣士隊副隊長を務めるジュディス・アルスランには、他人に打ち明けることのできない秘密があった。
ジュディスはグローセス王国でもめずらしい、生まれつきのふたなりだったのだ。
幼い頃から自身の体に劣等感を抱いていたジュディスは、恵まれた美しい容姿を持ちながらも、恋愛を遠ざけて生きていた。
休日に王都へ出かけたジュディスは騎士団宿舎への帰途、王国騎士団・魔法隊にスカウトされている優秀な魔法使い、ティナ・ローゼンと思いもよらぬ形で出会い––
ふたなり(玉無)女騎士×女魔法使い
【簡単な人物紹介】
女騎士ジュディス(26歳)
172センチ、59キロ、ふたなり
肩甲骨までの長さの真っ直ぐな銀髪、ターコイズブルーの瞳
女魔法使いティナ(22歳)
160センチ 48キロ
肩までの緩やかな癖のあるアンバーの髪、ルビーレッドの瞳
文字数 30,149
最終更新日 2022.09.24
登録日 2022.09.19
蛮族ダニアの女王ブリジットに拾われて彼女の情夫となったボルド。
彼の1日はブリジットを癒し、愛することに終始します。
そんなボルドをかわいがり、溺愛するブリジットとの愛の日々をお楽しみ下さい。
『蛮族女王の情夫《ジゴロ》』の番外編であり、
本編では多くを描かれることのなかった情夫の日常を描きます。
短編集であり、各話独立をしているので、どこから読んでもお楽しみいただけます。
本編は戦記物でもありが苛烈な作品でありましたが
こちらは甘々に仕上げており、1話1話も短くなっておりますので
緩やかなお気持ちでお気軽にお読みいただけましたら幸いです。
文字数 154,052
最終更新日 2024.02.17
登録日 2023.11.15
未来の世界では人は労役から解放されほとんどのストレスから解放された。
ただ、ストレスのまったく無い世界とは緩やかな衰退の始まりだった。
そんな中人は違う世界を求めて時間を移動して行った。
書いていて気づきました。この主人公とってもゲスな奴でした。
この物語は一応R18にしてますが、R15や無制限にした場合に干渉されるのを嫌った為なので、毎回エロ描写が出てくるわけでは有りません。そのような作品を求める方は他の作品を見ていただいた方が良いでしょう。
ただ…私の書く作品ですから…基本は18禁の内容になるんですがね♪
とりあえずそんな世界の話をちょっとだけ見てみようと思います。
ちなみにプロローグは背景のようなものをだらだらと書いてるだけです。
特に見なくても大丈夫…なのかな?
題名が長いので、「チョイファン♪」とでも呼んでくださいな。
2019/05/01
新しい元号になった事はあまり関係無いが、他に書きたい事が増えたのでとりあえずキリの良い所…ではないかもしれないが、ある程度二章も終わった感じになってるので、1回完結にしておきます。
もしかしたら書きたい事がある程度書けて、筆者の気分が落ち着いてきたら執筆再開するかもですので…
とりあえず、完結デス!
文字数 202,789
最終更新日 2019.03.09
登録日 2018.07.10
ワシントンDCの街角で緩やかな湾曲設計された巨大スクリーンに淡々とニュース映像が流れていた。
瞬く街のライトと車のヘッドライトに照らされながら行き交う人々の中にこの映像を見ている人はどれ程存在するというのか。
世の中は欺瞞に溢れ、荒廃していた。
その治安部隊の一つの位置づけで結成されたSWAT部隊に位置しない組織、それがPD部隊である。
諌の取り巻く環境で不思議な事件が起きていく。
その先に諌の出生が明らかになっていく。
文字数 4,960
最終更新日 2020.09.21
登録日 2020.09.21
横浜の教会で育った、夫々の生い立ちを持つ孤児が緩やかな関係を保ちつつ、成長して行くなかで、色々な出来事を乗り越ながら成長していく様子。
文字数 35,042
最終更新日 2020.12.25
登録日 2020.12.10
キャッチコピー
「夢のマイホームのため、買い続けます!」
僕には、いや家族には大きな夢がある。
1、二階建ての一軒家が欲しい!
2、娘たちに(二人)に自室を用意したい!
3、奥さんがフルタイムで稼いでくれているから、緩やかな仕事(趣味のスイーツ作りとか)に変えて楽させてあげたい!
4、娘たちが毎日のように言うから、トイプードルが欲しい!
だが、現実的に無理だ……。なぜなら、僕が無職だからだ!
じゃあ、どうするか?
宝くじで7億を当てるしかない!
毎週、家族の夢を背負って、ロト7に300円をかける男の話である。
※タイトル通り、キャリーオーバーで7億円当てるまで、完結しません。未完の可能性大。
文字数 13,390
最終更新日 2024.05.18
登録日 2022.05.31
新卒OLの二次オタ女子・氷見野玲奈は、寒空の東京で突如命を落とす。『天使』を自称する者によって異世界へと転移させられた彼女は、軽はずみな憧れからギルド魔導師として働くことを決意した。しかし居合わせた天才魔導師に見込まれた彼女は、突然にも秘書として雇用されることとなる。
魔導師兼魔導師秘書へ転職を果たした玲奈は知った。魔法に溢れる世界は夢と活気を孕みながらも、そこにはときに残酷な現実が隣り合わせる。彼女の選んだ道は、決して緩やかな活路ではない。
――正義とは絶対か、相対か。争いとは必然か、偶然か。魔の道へ生きる者たちの錯綜を綴ったダークファンタジー。
【略歴】
・ネトコン11一次選考突破
【備考】
・不定期更新です
・各話にある*は推敲のための目印です
文字数 119,336
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.08.01