小説一覧

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1

婚約者の席を奪われた令嬢は、王太子との破局を望みます

王立セントリディア学院で「微笑みの公爵令嬢」と呼ばれていたエレノア・ローゼンベルクは、王太子レオナルド・グランヴィルの正式な婚約者だった。 青のスカーフを持つエレノアは、氷と結界魔法に優れ、誰に対しても穏やかに微笑む令嬢。昼休みの白薔薇の中庭、舞踏会の最初の一曲、式典で王太子の隣に立つ役目 それらは恋人同士の甘い約束ではなく、未来の王太子妃として彼女が大切に守ってきた場所だった。 けれど、白のスカーフを持つ伯爵令嬢セリーナ・アシュフォードが編入してきた日から、学院の空気は少しずつ変わり始める。 セリーナは王太子を親しげに「レオ様」と呼び、エレノアが用意した茶菓子を食べ、婚約者だけが座る席に当然のように腰を下ろした。 エレノアは嫉妬ではなく、学院の礼節として彼女を正す。 「セリーナ様。その席は、王太子殿下の婚約者である私の席です」 しかし、セリーナが涙を浮かべた瞬間、レオナルドは困ったようにエレノアを止めた。
恋愛 連載中 長編
文字数 115,554 最終更新日 2026.06.25 登録日 2026.06.17
2

そこまで幼なじみが大切なら、私は婚約者でなくて結構です

侯爵令嬢エルセは、幼い頃から婚約者である次期公爵ラインハルトを支え続けてきた。 社交界での根回し、商会との交渉、領地経営の補佐――。 不器用な彼に代わり、誰にも気づかれない場所で公爵家を支えてきたのは、いつだってエルセだった。 けれどラインハルトが最優先するのは、体の弱い幼なじみの男爵令嬢ミーナ。 「ミーナは家族同然なんだ」 「君は聡明なんだから理解してくれるだろう?」 その言葉を何度も聞かされるうちに、エルセの心は少しずつ冷えていった。 そして十八歳の誕生会の日。 主役であるはずの自分を置き去りにし、ラインハルトはまたミーナのもとへ駆け出していく。 ――もう、十分です。 翌朝、エルセは婚約指輪と大量の書類を残し、静かに去った。 その後、公爵家では次々と問題が噴出。 商会は離れ、人材は流出し、社交界の評価も急落していく。 一方、新たな土地で能力を認められたエルセは、彼女を一人の人間として尊重してくれる侯爵アレクシスと出会う。 失って初めて気づいた後悔。 けれど、もう遅い。 これは「都合のいい婚約者」を辞めた令嬢が、本当の幸せと愛を手に入れる物語。
恋愛 連載中 長編
感想数 1 文字数 50,613 最終更新日 2026.06.25 登録日 2026.06.20
3

婚約者だからとあなたは私を見なかった

生徒会長を婚約者に持っリーゼは、生徒会役員の仕事をレギオンから任されていた。 彼と一緒にいる毎日が幸せだった……そんなある日、一人の新入生の女子が生徒会に入って来た。 明るい性格の彼女は直ぐに先輩達と仲が良くなりレギオンもまた新入生に興味を抱くように成っていた。 誤字脱字があります。 更新が不定期ですがよろしくお願いします。
恋愛 連載中 短編 R15
文字数 47,096 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.05
4

何も知らなかったのと言われてももう戻りません

シエルは王妃に頼まれて後妻になった家から今日出ていく。 年の近い義理の娘とは折り合いが悪く最後まで認められることはなかった。 その日から義理の娘は思い知る。この家に何故後妻が来てどれ程支えられていたのかを。 ●貴族の事情と現代の事情って違うよねとふと思いついた話です 話を追加しようと思うので少し伸びます。どのくらいかはまだ。
恋愛 連載中 短編
感想数 44 文字数 33,514 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.14
5

妹に恋をしたと言ったのはあなたでしょう?

伯爵家の長女サラディアには同じ年のフイリップを彼氏に持ちいつかは結婚を考えていた。 だが、あるお茶の席でフイリップは妹のメリアンナと付き合いをしているとサラディアに告白をして別れる事になった。 サラディアは妹が受けるはずだった縁談を引き受ける事になった。 誤字脱字がありますが、よろしくお願いします。 更新不定期です。
恋愛 連載中 短編 R15
文字数 21,047 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.14
6

聖女として国を守ってくれ? 守りたい人がいないのでお断りします。

「――嫌です。それが聖女の役目なら、わたしは聖女になんてなりたくありません」  それはティアも意図しないところで、勝手に口をついて出た言葉だった。  家族に虐げられ、学園でも虐められていた、ガルシア子爵家の次女として生を受けたティアは、国王の目の前で、そう告げた。  どうやらティアは、モンテルクス王国の【聖女】らしい。  神に選ばれたとされる、聖女としての証が確認された日、国王はティアに命じた。 「聖女は、瘴気を払える唯一の存在だ。 聖女としての誇りを持って、国を守ってくれ」  国王の台詞にティアは疑問がわいた。  国を守るとは、人を守るということだ。  その人の中には、自分を虐げてきた家族や虐めてきた学園の人々も、当然含まれている。  嫌だ、と思った。どれほど罵られようと、助けたくない。誇りなんてどうでもいい。  ティアは、心のままに王命を拒否してしまい――?
恋愛 連載中 長編
文字数 38,264 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.03
7

幼なじみの方が大事だと言われたので、私は婚約者を降ります

伯爵令嬢リシェルは、侯爵令息エドワードの婚約者として、長年彼を支え続けてきた。 社交の調整、侯爵家との付き合い、夜会での立ち回り。 婚約者として必要な役目を果たしてきたつもりだった。 けれど、エドワードが最優先するのは、いつだって乳兄妹のフィオナだった。 体調を崩したと聞けば予定を変えて駆けつけ、夜会でも当然のように隣へ立つ。 「昔から家族同然なんだ」 そう言って、エドワードは何度もリシェルへ理解を求めてきた。 侯爵夫人だけは、そんな息子を何度も諫めていたけれど――本人は、自分がどれほどリシェルへ甘えているのか、まるで分かっていなかったのだ。 そして、ある日。 「フィオナは俺にとって特別なんだ。君とは違う」 その言葉を聞いた瞬間、リシェルはようやく気づく。 ああ、この人は最初から、私を一番に選ぶつもりなどなかったのだと。 ですから、もう結構です。 そこまで乳兄妹の方が大事なのでしたら、私は婚約者を降ります。 リシェルが去ったあと、エドワードは少しずつ思い知っていく。 自分がどれほど彼女に支えられていたのかを。
恋愛 連載中 長編
感想数 619 文字数 140,687 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.05.06
8

旦那様には好きな人がいる

旦那様には好きな人がいる
私の旦那様である、テオドール・セルヴァン侯爵様には好きな人がいる。 それは、幼馴染であり、王太子妃でもあるマチルダ様だ。 お二人は、いつもとても仲睦まじいご様子で、そんな叶わぬお二人の恋をそっと見守るのが私の日常だった。 そんなある日、夜会にめったに顔を出さない王太子殿下に、ダンスに誘われて。それがきっかけで、私の日常は少しずつ変化し始めた。
恋愛 連載中 長編 R15
感想数 3 文字数 22,684 最終更新日 2026.06.25 登録日 2026.06.23
9

失踪令嬢の恋愛~どうして誰も気付かなかったのか?

伯爵令嬢アガサ・ディラクールが屋敷から姿を消した。 婚約解消直後の失踪に、家族は慌てて彼女の行方を追う。けれど、父も母も兄も、アガサがずっと誰を見ていたのかを知らなかった。 彼女が向かったのは、幼い頃から手紙を交わしてきた隣国の商人貴族フライト・バンスワンのもと。 家から逃げたのではなく、好きな人のところへ行くために…… ※19世紀後半ふうの作者独自の世界観です。  更新は6時・17時の一日二回となります。
恋愛 連載中 短編
感想数 19 文字数 37,392 最終更新日 2026.06.25 登録日 2026.06.20
10

妹に婚約者を譲ったので、王都で小さな焼き菓子屋を開きます 〜泣き虫令嬢の幸せレシピが、冷徹王弟と国中の胃袋をつかんでしまいました〜

妹に婚約者を譲ったので、王都で小さな焼き菓子屋を開きます 〜泣き虫令嬢の幸せレシピが、冷徹王弟と国中の胃袋をつかんでしまいました〜
公爵令嬢リリアーヌは、妹に婚約者を奪われた。 「お姉様はしっかりしているもの」 「君には華がない」 家族も元婚約者も妹を選び、リリアーヌは何もかも譲ることになる。 けれど、泣きながら屋敷の厨房で焼いた最後の蜂蜜クッキーを、使用人たちは涙ぐみながら食べてくれた。 「お嬢様のお菓子が食べられなくなるのが、一番つらいです」 その一言で、リリアーヌは決める。 貴族令嬢として必要とされないなら、自分の手で誰かを幸せにしよう、と。 屋敷を出たリリアーヌは、王都の片隅で小さな焼き菓子屋「月うさぎの焼き菓子店」を開く。 最初は誰も来ない小さな店だったが、泣き虫令嬢の焼く素朴なお菓子は、疲れた騎士、悩める侍女、恋に傷ついた令嬢たちの心を少しずつ癒やしていく。 やがて店を訪れたのは、冷徹王弟と恐れられるレオンハルト殿下。 「この菓子を作ったのは誰だ」 「わ、私です。お口に合いませんでしたか?」 「……合いすぎて困っている」 リリアーヌの焼き菓子は、王弟の孤独まで溶かしてしまう。 一方、リリアーヌを追い出した実家と元婚約者は、彼女が陰で支えていた社交、贈答、屋敷運営を失い、少しずつ崩れていく。 でも、もうリリアーヌは戻らない。 彼女には、甘い香りのする新しい居場所がある。 これは、婚約者も家も妹に譲った泣き虫令嬢が、王都の小さな焼き菓子屋から幸せを焼き上げ、冷徹王弟と国中の胃袋をつかんでしまう、明るい再出発の物語。
恋愛 連載中 長編
感想数 0 文字数 107,903 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.21
11

そんなに幼馴染を優先したいですか? あなたの隣はいりません

 レーデン王国、王立学院の貴族科に通うセレスには、想い人であり婚約する予定の辺境伯家次男のヒューゴがいる。しかし騎士科に通うヒューゴの隣には彼の幼馴染みであり、侯爵家令嬢のニーナがいつもいるのだった。  子爵家に後見をしてもらう事で学院へ通っているセレスは、高位貴族であるニーナとヒューゴに強く言えず、二人の距離が近過ぎても見ている事しかできなかった。  ヒューゴとの交流会の日、セレスはヒューゴと観るために両親が送ってくれた歌劇のチケットを用意していたのだが、ヒューゴに付いてきたニーナにチケットを強請られてしまう。 「ニーナに譲ってくれないか?」ヒューゴのひと事でチケットを譲る事になり、帰りの馬車がないセレスは徒歩で帰る事になる。日が落ちかける街の中を歩くセレスは、帰り道が分からずに迷子になってしまう。そんなセレスを偶然見かけて声をかけてくれたのが、帝国からの留学生でセレスと同じクラスのアルウィンだった。 ※作者独自の世界観によって創作された物語です。細かな設定やストーリー展開等が気になる方は、ブラウザバックをお願い致します。
恋愛 連載中 長編
感想数 61 文字数 99,562 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.05.25
12

お心のままに動いた結果でしょう?

お心のままに動いた結果でしょう?
「アンネリーゼ・フォン・アルバ公爵令嬢!」 「……はい、お呼びでしょうか。殿下」 王立学園の卒業パーティーの最中、筆頭公爵令嬢であるアンネリーゼは、婚約者であるフェリクス王太子殿下に高らかに名前を呼ばれた。 「アンネリーゼ。君は『妹』であるアマーリエ・フォン・アイヒェン侯爵令嬢を虐げた。いくら父親が違うとはいえ、血の繋がった『妹』に対する態度ではない。君との婚約は破棄する!」 異父妹を『妹』と呼び続け、心を移した王太子。 その結末がどうであれ、貴方が心のままに動いた結果でしょう? ※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。 ※ ご都合主義ですので、ご了承下さい。 ※ 画像はAIで作成しています。
ファンタジー 連載中 長編
感想数 131 文字数 70,595 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.05.29
13

「君の代わりはいくらでもいる」そうなので、もう婚約者を降りさせていただきます

伯爵令嬢クラリスは、侯爵家嫡男アレクシスの婚約者になってからというもの、彼のために努力を重ねてきた。 社交界での根回しも、帳簿の整理も、取引先との交渉も。 表に立つアレクシスの陰で、クラリスはいつも彼を支え続けた。 けれどなにかある度、アレクシスはクラリスよりも、可愛らしい遠縁の男爵令嬢ミリアを優先する。 クラリスの献身は、彼女が勝手にやっているだけだと、まともに見ようとしない。 婚約者として、黙って耐えていたクラリスだったが、そんな彼女にアレクシスは悪びれもせず言い放つ。 「君の代わりはいくらでもいる」 その瞬間、クラリスは静かに彼を見限った。 ――それならもう、彼を支える必要はない。 クラリスの支えを失ったことで、アレクシスの立場は徐々に落ち込んでいく。 そして彼は思い知る。 自分が誰に支えられて、立てていたのかを。
恋愛 連載中 短編
文字数 19,986 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.22
14

「君は理解してくれるだろう?」と言われ続けたので、もう終わりにします

「君は着いてきてくれるだろう?」 幼なじみで婚約者でもある勇者ルーカスにそう言われ、 エレノアは正式任命も報酬もないまま魔王討伐の旅へ同行していた。 結界維持、野営準備、補給管理。 旅に必要なことのほとんどを担いながらも、 ルーカスと聖女リリアは当然のように距離を縮めていく。 そしてある夜、 ルーカスは再び言った。 「君は理解してくれるだろう?」 その瞬間、 エレノアの中で何かが静かに壊れる。 これは、 “理解してくれる婚約者”でいることをやめた令嬢の、 静かな見限りと再生の物語。 ※タグ設定については作者判断により整理し、現在は設定しておりません。ご了承ください。
恋愛 連載中 長編
感想数 74 文字数 144,047 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.05.30
15

【完結】さよならの代わりは

エルゲリータ王国のスルト王子殿下の婚約者であったブルーベル・エズリラの婚約が、 突然ではなかったのかもしれないが、妹であるマリージュに代わることになった。 ブルーベルは隣国の王太子殿下の側妃という立場を用意してあるという。 だが、ブルーベルの心は壊れてしまっていた。
恋愛 完結 長編 R15
文字数 364,174 最終更新日 2026.06.23 登録日 2025.11.30
16

婚約破棄された令嬢ですが、薬草の腕で王宮に呼ばれました ~義妹に奪われ追放された私、今は騎士団長に愛されて幸せです~

侯爵令嬢アルシェナールは、夜会の場で婚約者レオナルドから突然の婚約破棄を告げられる。 しかも新たな婚約者として選ばれたのは、可憐なふりをして彼女を陥れてきた義妹エリゼだった。 翌日、アルシェナールは父から侯爵家を追放される。 けれど、彼女は絶望しなかった。 母から受け継いだ薬草の知識と、たった一冊の薬草ノートを手に、王都の片隅で新しい生活を始める。 小さな薬草店で働き始めたアルシェナールは、市場の人々や貧しい子どもたちを助けるうちに、少しずつ評判を集めていく。 やがてその腕は王宮にも届き、王妃から直々に相談を受けることに。 一方、義妹エリゼと元婚約者レオナルドは、浪費と失態を重ね、社交界での評価を落としていく。 そんな中、王都南区で疫病の兆しが現れる。 アルシェナールは薬草の知識を使い、王国騎士団長アシュレイと共に人々を救うため奔走する。 捨てられた令嬢は、もう誰かに選ばれるだけの存在ではない。 薬草の腕で人々を救い、王宮に認められ、自分の居場所と幸せを掴んでいく。 これは、婚約破棄され追放された令嬢が、薬草の知識で人生を切り開き、誠実な騎士団長に愛されるまでの逆転恋愛ファンタジー。
恋愛 完結 長編
感想数 0 文字数 235,689 最終更新日 2026.06.21 登録日 2026.06.21
17

【完結】悪役令嬢になるはずでしたが、母の毒殺を防いだのでフラグが折れました。

「お母様は、私たちが絶対に守るわ!」 6歳のシャルロッテは、病に倒れた母の周りに蠢く不穏な気配を察知する。味方は、一歳年上で「前世は犬」と噂されるほど鼻が良い従兄の婚約者・フェルゼン。二人の小さな名探偵は、周囲には微笑ましい「推理ごっこ」に見せかけ、いたずらを武器に毒殺の陰謀を暴いていく! 北の地から激走する最強の祖父や、薬草マニアの叔父を巻き込み、悪党どもを徹底的に叩き潰した十数年後――。 異母妹を名乗る少女が現れて。
恋愛 完結 短編 R15
感想数 3 文字数 30,593 最終更新日 2026.06.22 登録日 2026.06.18
18

【第一章完結/第二章へ】婚約者が妊娠した舞台女優を妾にしたいそうなので、婚約破棄して帰ります。

隣領ということで付き合いのあったユリアン侯爵令息と婚約したクラリッサは、結婚までの一年をフォルツ侯爵家で過ごしていた。 恋愛感情はとくになく、貴族の結婚なんでこんなものか、と信頼関係を築ければいいかと日々過ごしていた。 そんなある日、ティータイムにやってきた騒動の元は、お腹の大きな舞台女優で…… ・作者の大好きなおバカ様ざまあです。 ・賛否両論あると思いますが否は受け流しますのでご容赦ください。 ・世の中似たような話ばかりになっていますが、オリジナル作品ですのであしからず。 承認不要でコメントくださっている方々にもお礼を申し上げます。 誤字やご指摘などありがたく頂戴いたします。 20260609 たくさんのコメントありがとうございます。 お返事できなくて申し訳ないと思いつつ、大変嬉しく思っております。感謝。 20260621 第二章突入、コメントもたくさんありがとうございます。 お返事できていないのが心苦しいですが、大変嬉しく思っております!! ※ネタバレそのまま承認しているので、コメント読んでいただいている方々はお気をつけください。
恋愛 連載中 長編
感想数 150 文字数 208,407 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.05.31
19

三日前に婚約破棄された聖女ですが、面白そうなのでもう少し見守ってみます

三日前、私は王太子殿下に婚約破棄された。 理由は、新しい聖女候補であるリリア様を妃に迎えるため。 「君の祈りはもう必要ない」 そう言われたので、私は聖女としての仕事をすべて手放した。 すると三日後。 王都の浄化泉は濁り、神殿の鐘は鳴らず、王城を守る白い結界には細い亀裂が入った。 けれど私はもう、王国の聖女ではない。 新しい聖女様がいらっしゃるのだから、きっと大丈夫なのだろう。 ……ええ。 面白そうなので、もう少し見守ってみます。 これは、婚約破棄された元聖女が、王国が少しずつ自滅していく様子を静かに見守りながら、自分を大切にしてくれる人たちと出会い直す物語。
恋愛 連載中 短編
感想数 9 文字数 84,886 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.15
20

身代わりの呪いで感情を失った氷の公爵令嬢ですが、王太子に婚約破棄された瞬間に解呪されたので辺境で幸せに暮らします!

身代わりの呪いで感情を失った氷の公爵令嬢ですが、王太子に婚約破棄された瞬間に解呪されたので辺境で幸せに暮らします!
名門公爵家の令嬢エレンは、幼い頃に王太子レオンの命を魔物から救った代償として、感情表現と声、そして当時の記憶の一部を奪う呪いを受けた。 真実を忘れたレオンは、無表情なエレンを冷たい氷の人形と忌み嫌い、新たに現れた男爵令嬢リアナに惹かれていく。 エレンは不器用なまでにレオンを思い続けていたが、建国祭の舞踏会でついに理不尽な婚約破棄を言い渡されてしまう。 しかしその直後、王家の魔法の鏡が過去の真実とリアナの卑劣な罠を全貴族の前で暴き出す。 レオンは自らの手で命の恩人を切り捨てたことに絶望し、激しく後悔するが、時すでに遅し。 「守るべき相手からの完全な拒絶」によって呪いの完了条件が満たされ、感情と声を取り戻したエレンは、泣きすがる彼をきっぱりと拒絶する。 王都を去ったエレンは辺境の領地へ。 そこには温かい領民たちと、太陽の光、そして初めて味わう本物の自由が待っていた。 自分を取り戻した元・氷の令嬢が歩む、心温まる辺境スローライフ開幕!
恋愛 完結 短編
文字数 21,447 最終更新日 2026.06.20 登録日 2026.06.20
21

自称病弱いとこを優先させ続けた婚約者の末路

令嬢エルアナは、ヴィンセントという婚約者がいた。 しかし彼は虚言癖のあるいとこ、リリアンの嘘に騙されてエルアナとの大切な約束を破り続ける。 「すまない、リリアンが風邪を引いたらしくて……」 エルアナが過労で倒れても、彼はリリアンの元へ走り去る始末。 ついに重大な婚約披露パーティまでも欠席した彼に、エルアナは婚約者への見切りをつけた。 「さようなら、ヴィンセント」 縋りつかれてももう遅いのです。
恋愛 連載中 短編
文字数 105,926 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.03.06
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病める時も、健やかではない時も

プレメルラ王国に住まう公爵家のお嬢様、モリー・オブレオサジュール。 シルバーの髪色に、ヴァイオレットの瞳、神秘的な存在であった。 モリーは今回は、自分に誓った。 抗うことはせず、何もせず、何も考えずに、ただ微笑む。 持っている者ではなく、持っていない者になればいい。 そうすれば、奪われるものなど何もない。奪うものがないのだから。 モリーの努力をしない、努力が始まった。
恋愛 連載中 長編 R15
文字数 633,535 最終更新日 2026.06.24 登録日 2025.05.21
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アデレイドの胸三寸

アデレイドの、ロジャーに対する印象はお世辞にもよいものではなかった。 明るい金色の髪は、アデレイドと婚約してから伸ばしているようで、一年の間に肩を越えている。 もう少し長ければ、髪を結うリボンを贈ることもできるのだろうが、それ程の長さには至っていない。 そういうアデレイドの黒髪には、前回の茶会の際に贈られたエメラルドの髪飾りが着けられて、それはロジャーの瞳と同じ色だった。 婚礼を一年後に控えた春の庭園で、ロジャーは婚約者であるアデレイドに言った。 「当家の事業にも、私の執務にも、口出しも興味も関心も無用だよ」 帰宅するロジャーを見送ると、 「なんと失礼なことを仰るのでしょう」 後ろに控えていた侍女のセルマが、アデレイドの胸の内を代弁してくれた。 ❇こちらの作品は、カクヨム様でも公開致しております。 ❇誤字脱字によるお目汚しがございましたら申し訳ございません。公開後に度々修正が入ります。間を置いてお楽しみ下さいませ。 ❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りする場合がございます。皆様別人でございます。 ❇100%妄想の産物です。妄想なので史実とは異なっております。
恋愛 連載中 短編
文字数 82,680 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.05.20
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​愛人を正妻にすると言われたので、すべてを引き上げて家を出ます

親同士の取り決めで、多額の借金を抱えるガーランド伯爵家に嫁いだアニエス。 彼女は妻としての責務を果たすため、数年がかりで領地の財政を立て直した。 しかし当主である夫のレオンハルトは、彼女の血の滲むような努力を軽んじ、すべてを自分の手柄のように振る舞っていた。 ついには、愛人を本妻に据えるため、アニエスに一方的に離縁を突きつける。 「喜んでお受けします。その代わり――」 静かに離縁を受け入れたアニエスは、一つの条件を出す。 自身が育て上げ、伯爵家を支え続けていた商会の権利と、有能な人材をすべて引き連れて屋敷を去るということを。 そしてアニエスが去ってから、ガーランド家は急速に傾き始める。
恋愛 連載中 短編
文字数 72,597 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.05.28
25

氷の辺境伯様、不本意な政略結婚でしたが、私の特技で勝手に領地を豊かにさせていただきます!~おまけに義理の息子も懐いてきました~

氷の辺境伯様、不本意な政略結婚でしたが、私の特技で勝手に領地を豊かにさせていただきます!~おまけに義理の息子も懐いてきました~
「稀代の悪女」として社交界で嫌われ、極寒の辺境伯クラウスのもとへ厄介払いのように嫁がされた公爵令嬢リアーナ。 彼女には秘密があった。それは、現代日本で「凄腕の立体造形デザイナー」 だった前世の記憶と、一度この嫁ぎ先で冷遇され、孤独の中で死を迎えた「1回目の人生(回帰前)」の記憶である。 死の淵で回帰を果たしたリアーナは決意する。「今世では、誰にも文句は言わせない。私の居場所は、私の手で作る!」と。 冷え切った夫、怯える義理の息子、冷ややかな家臣たち。 四面楚歌の邸内で、彼女はお妃教育で培った「完璧な領地経営の知識」と、前世の特技である「緻密な設計とモノづくり(現代スキル)」をフル活用。精巧な図面を引き、おもちゃを作り、邸内の環境を劇的に改善していく。 その手腕と隠された優しさに、氷の夫も、心閉ざした継子も、頑なな家臣たちも、次第に彼女の虜になっていく――。
ファンタジー 完結 長編
感想数 2 文字数 126,322 最終更新日 2026.06.22 登録日 2026.06.20
26

婚約者は妹を選んだので、私は隣国の叔父の家を継ぎます ~新天地で見つける新しい出会いと居場所~

婚約者は妹を選んだので、私は隣国の叔父の家を継ぎます ~新天地で見つける新しい出会いと居場所~
婚約者は妹を選んだ。 それなら、それで構わない。 そう思ったはずだった。 けれど、婚約破棄の直後、父が告げたのは予想外の言葉だった。 「セシリア、お前は隣国ベルンハルト王国のアレクシスに預ける」 子のいない叔父が率いる大商会。 そこで始まった新しい人生は、失うばかりだと思っていた私に、多くの出会いをもたらしてくれた。 豪快だが誰よりも聡い叔父。 新しい仲間たち。 そして、自分の能力も弱さも正しく見てくれる人。 数字を読み、人を繋ぎ、商いを支える力は、やがて商会だけでなく国を動かす仕事へと繋がっていく。 一方、私の代わりに婚約者を選んだ妹もまた、自分なりに努力しながら前へ進もうとしていた。 これは、婚約者に評価されなかった令嬢が、新天地で居場所と家族、そして本当の幸せを見つけていく物語。
恋愛 連載中 長編
文字数 50,188 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.12
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『夫の幼馴染が、義母の介護をしている』

『夫の幼馴染が、義母の介護をしている』
義母の介護を始めて五年。 パートと家事の合間を縫いながら、高橋美咲は認知症の義母・和子を支えてきた。 夫の浩一は仕事が忙しく、介護の多くは美咲の肩にのしかかっている。 そんなある日、夫の幼馴染・真由が義母の世話を手伝うようになる。 料理を作り、通院に付き添い、義母の話し相手になる真由。 義母は真由が来ると嬉しそうに笑い、時には美咲よりも心を開いているように見えた。 助かっているはずなのに、心がざわつく。 真由は何も悪くない。 夫も悪くない。 義母も悪くない。 それでも美咲は、自分だけが取り残されていくような寂しさを抱えてしまう。 「ありがとう」と言いたいのに言えない。 感謝しているのに苦しい。 介護の疲れ、老いていく親との別れ、そして血のつながりを超えた人との絆。 これは、誰も悪くないからこそ苦しい日々の中で、自分の本当の気持ちと向き合っていく一人の女性の物語。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 24,125 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.24
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『婚約者を妹に奪われ、王宮から追放されたモブ令嬢ですが、全員の秘密を握っているので静かに復讐します』

『婚約者を妹に奪われ、王宮から追放されたモブ令嬢ですが、全員の秘密を握っているので静かに復讐します』
子爵令嬢リディア・アーヴェルは、王宮記録院で働く地味な書記官だった。 誰も彼女の名前を覚えない。 婚約者も、家族も、王宮の上司たちも、彼女を便利な道具のように扱っていた。 ある夜、リディアは婚約者エドガーから婚約破棄を告げられる。 理由は、妹セレナを愛してしまったから。 さらに翌日、王宮での仕事までも妹に奪われる。 「お姉様の仕事くらい、私にもできますわ」 そう笑った妹は、リディアが十年近く支えてきた王宮記録院の仕事を三日で破綻させる。 一方、家も仕事も婚約者も失ったリディアの前に、冷徹と恐れられる王弟カインが現れる。 「君を探していた。王国には、君が必要だ」 だがリディアはもう、誰かのために自分を犠牲にするつもりはなかった。 彼女の手元には一冊の手帳がある。 そこには王宮、貴族、家族、元婚約者たちの秘密がすべて記されていた。 誰にも覚えられなかったモブ令嬢が、静かに王国を揺るがしていく。
ファンタジー 連載中 長編
文字数 107,259 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.14
29 レンタルあり

利用されるだけの人生にさよならを 浮気された不遇令嬢ですが溺愛されて幸せになります

利用されるだけの人生にさよならを 浮気された不遇令嬢ですが溺愛されて幸せになります
 公爵令嬢のアラーナは、婚約者である第一王子のエイベルと、実妹のアヴリルの不貞行為を目撃してしまう。けれど二人は悪びれるどころか、平然としている。どころか二人の仲は、アラーナの両親も承知していた。  アラーナの努力は、全てアヴリルのためだった。それを理解してしまったアラーナは、糸が切れたように、頑張れなくなってしまう。でも、頑張れないアラーナに、居場所はない。  アラーナは自害を決意し、実行する。だが、それを知った家族の反応は、残酷なものだった。  ──しかし。  運命の歯車は確実に、ゆっくりと、狂っていく。
恋愛 完結 長編 R15
文字数 124,245 最終更新日 2025.03.28 登録日 2023.01.30
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私のバラ色ではない人生

ララシャ・ロアンスラー公爵令嬢は、クロンデール王国の王太子殿下の婚約者だった。 だが、隣国であるピデム王国の第二王子に見初められて、婚約が解消になってしまった。 そして、後任にされたのが妹であるソアリス・ロアンスラーである。 ソアリスは王太子妃になりたくもなければ、王太子妃にも相応しくないと自負していた。 だが、ロアンスラー公爵家としても責任を取らなければならず、 既に高位貴族の令嬢たちは婚約者がいたり、結婚している。 ソアリスは不本意ながらも嫁ぐことになってしまう。
文字数 1,455,626 最終更新日 2026.06.24 登録日 2024.04.16
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親同士の決め事でしょう?

伯爵令嬢であるリリアーナは学園で知り合った侯爵令息のアルフレッドから婚約を申し込まれる。 リリアーナは婚約を喜んで受け、家族からも祝福された。 長期休みの日、彼の招待で侯爵家へ向かう。 するとそこには家族ぐるみで仲良くしているらしいカレンという女がいた。 「あなたがアルの婚約者?へえー、こんな子が好みだったんだあ」 「いや……これは親同士が決めたことで……」 (……ん?あなたからプロポーズされてここへ来たんだけど……) アルフレッドの、自称一番仲のいい友達であるカレンを前にして、だんだんと疑問が溜まってきたころ。 誰よりもこの婚約を不服に思うリリアーナの弟が、公爵令息を連れて姉へと紹介しにくる。
恋愛 連載中 短編
文字数 145,011 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.02.06
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白い結婚を強いられた公爵夫人は、離婚して北方大公に溺愛される 〜愛人を選んだ王弟殿下、今さら後悔しても遅いです〜

ランカスター公爵家の令嬢ジェニファーは、家のため、王弟エドワード・クラレンス公爵との政略結婚を受け入れた。 けれど、その結婚は夫婦の営みを持たない「白い結婚」だった。 夫エドワードには、華やかで美しい愛人ローザがいる。 ジェニファーは妻として愛されることもなく、公爵夫人としての立場さえも軽んじられていく。 それでも彼女は、泣きながらも公爵家の女主人として務めを果たそうとした。 屋敷を管理し、使用人たちを気遣い、帳簿を整え、公爵家の信用を守ろうとする。 しかし、舞踏会の夜。 夫は公の場でジェニファーではなく愛人ローザの手を取り、彼女の尊厳を踏みにじった。 「私は、あなたの妻ではいられません。離婚を望みます」 傷ついたジェニファーは、ついに冷たい結婚から抜け出す決意をする。 父にも反対され、実家にも戻れず、孤独の中で離婚の準備を進めるジェニファー。 そんな彼女の前に現れたのは、誠実で穏やかな北方の大公アレクサンダーだった。 彼はジェニファーを哀れむのではなく、ひとりの女性として尊重し、彼女の知性と強さを認めてくれる。 一方、エドワードは愛人ローザに公爵家の財産と信用を食い荒らされ、ようやく自分が何を失ったのかを思い知る。 だが、もう遅い。 白い結婚に閉じ込められていた公爵夫人は、離婚して自由を取り戻し、北方大公に真実の愛を注がれる。 これは、愛されなかった妻が尊厳を取り戻し、自分の意思で幸せを掴む物語。
恋愛 完結 長編
感想数 0 文字数 245,564 最終更新日 2026.06.23 登録日 2026.06.23
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【 完結 】最初からここに私の居場所はなかった

死なないために媚びても駄目だった。 死なないために努力しても認められなかった。 死なないためにどんなに辛くても笑顔でいても無駄だった。 死なないために何をされても怒らなかったのに⋯⋯ だったら⋯⋯もう誰にも媚びる必要も、気を使う必要もないでしょう? だから虚しい希望は捨てて生きるための準備を始めた。 二度目は、自分らしく生きると決めた。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ いつも稚拙な小説を読んでいただきありがとうございます。 私ごとですが、この度レジーナブックス様より『後悔している言われても⋯⋯ねえ?今さらですよ?』が1月31日頃に書籍化されることになりました~ これも読んでくださった皆様のおかげです。m(_ _)m これからも皆様に楽しんでいただける作品をお届けできるように頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします(>人<;)
恋愛 完結 長編 R15
文字数 123,634 最終更新日 2026.06.21 登録日 2025.01.24
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王子に「耐えろ」と言われましたが、前世を思い出したのでやめます。耐える価値はありません。

王子に「耐えろ」と言われましたが、前世を思い出したのでやめます。耐える価値はありません。 婚約者である王子ショーンと、親友バネッサの裏切りを目撃したナタリー。 婚約解消を求める彼女に返ってきた言葉は、 「大したことじゃない。黙って耐えろ」 だった。 その瞬間、前世を思い出す。 前世でも家族のために働き、我慢し、尽くし続けた。 その結果、裏切られた。 だから、もう耐えない。 婚約解消を決意したナタリーは、王妃エヴァンジェリンの紹介で辺境伯家へ向かう。 しかし、そこにいたのは、 「邪魔くさい」 が口癖の脳筋辺境伯ルフラン。 彼のいい加減さに、やりがいを感じて、 辺境での、改革が始まる。
恋愛 完結 短編
感想数 14 文字数 41,740 最終更新日 2026.06.21 登録日 2026.06.05
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覚えているのは、私だけ

妹の身代わりに、わたしは死んだ。何度でも。覚えているのは、わたしだけ。 「お姉さま。どうか、安らかに」 処刑台の一番前で、妹のクラリスが祈りの形に手を組み、微笑んだ。 家に「居ないもの」として育てられたわたしには、戸籍がない。食卓に椅子もない。飼い犬は「あの子」と呼ばれ、わたしは「あれ」と呼ばれた。それでも妹だけは、たった一人の味方だと信じていた。 侯爵家との縁談にひそむ罪を、犯してもいないわたしがかぶる。妹を守れるなら、それでよかった。家族に必要とされたのは、生まれて初めてだったから。 刃が落ちる直前、その笑みの意味を、ようやく正しく読む。 感謝では、なかった。 目を覚ますと、世界は妹の縁談が決まった、あの朝に戻っていた。 何度死んでも、戻るのは同じ朝。みんな忘れて、覚えているのは、わたしだけ。 けれど、ひとつだけ変えられる。 死ぬ前にこの手でひとり仕留めれば、そのひとりは次の世界から消える。 人として数えられなかったわたしを、誰も疑わない。 まさか、自分を滅ぼすのが、あの娘だとは。 なぜ、わたしは「影の子」に選ばれたのか。 その答えにたどり着くころ、わたしはもう、自分が誰だったかも—— ひとりずつ、静かに。 覚えているのは、わたしだけ。
ファンタジー 連載中 長編
文字数 73,634 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.15
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【第二章開始】「お前を愛することはない」と言われたので、労働対価に食事を要求します

「お前を愛することはない」  結婚式を終え、夜、夫婦の寝室に二人きりとなった途端、夫となったカリウスに言われた。  冷たく言い放たれ、私はどうにか頷くと、旦那様は寝室を出ていった。  その瞬間、耐えきれず私の膝は崩れ落ちる。 「…………ふっぐっ……」  もう無理だった。  寝室の外に声が漏れることのないよう、必死に両手で口を押さえる。 「ぶふっ! ぶふふ…………」  あまりにもテンプレだ。  指差して笑わなかった自分を褒めてあげたい。  などと思ったのだが、笑えたのも次の日の朝までだった。  私の食事がなかったのである。  これは労働対価として食事を求める私──コレッティーナと、旦那様との結婚生活の物語。  
恋愛 連載中 長編
感想数 4 文字数 101,059 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.11
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婚約者に浮気されたので、肩代わりしてた公務その他をお返しします

婚約者の浮気を知ってしまった侯爵令嬢。 婚約者である王子は男爵令嬢の誘惑にハマり、侯爵令嬢のことを悪役に仕立て上げたい様子で。 どうやら彼らは、数か月後に控えるパーティーで婚約破棄と新婚約を宣言するつもりだとか。 そういうことでしたら、こちらも黙っていませんよ。
恋愛 連載中 長編
文字数 172,814 最終更新日 2026.06.24 登録日 2025.12.19
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転生したら子持ちだったのに皇帝陛下が嫁になれと迫ってくる

 飯も碌に食べられず過労死した。そして目を覚ますと絶世の美男子だったのだが、何と2歳の子供がいた。しかも産んだのは……俺?! 嘘だろ!  事態を飲み込む前に辺境へ島流しにされたけれど、今度こそ努力が身を結び、美味しいご飯を食べられる生活を送るんだ!  そんな悠々自適快適スローライフ辺境生活に暗雲が立ち込める。え? 息子がやらかした? どういうことなの?!  皇帝陛下に呼び出しを食らっちゃったよー! ドラゴンステーキを食べられないじゃないか! 皇帝陛下×美貌のオメガに入り込んだおじさんのR18BLとなります。タグの確認をお願い致します!
BL 連載中 長編 R18
感想数 141 文字数 122,285 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.05.20
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​【BL】記憶喪失中に「男の婚約者なんて気持ち悪い」と僕を蔑んだ元婚約者へ。お望み通り消えてあげましたので、今更記憶が戻ったと泣きつかれても

記憶を失った婚約者・アルヴィンから向けられたのは、見知らぬ他人を見るような冷たい視線と容赦ない罵倒の日々だった。 それでも「記憶が戻れば、あの優しい彼に戻るはず」と耐え続けたニコラス。 しかし、アルヴィンがみんなの前でニコラスの手紙を破りながら嘲笑した時、ついに限界を迎える。 「僕が愛したアルヴィンは、あの日死んだんだ」 ​誰も信じられなくなったニコラスは隣国へ留学することになった。 留学先で過去を乗り越え、新しい幸福を掴んだニコラス。 そこへ「記憶が戻った」と涙を流すアルヴィンが現れるが、すでにニコラスの心には少しの情も残ってなくて―――……。
BL 連載中 短編 R15
感想数 2 文字数 6,679 最終更新日 2026.06.24 登録日 2026.06.21
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【完結済】夫が戦地から女性を連れて帰ってきたので身を引こうとしたけれど、二人の様子がどうもおかしい

 貧乏男爵家の令嬢ティエナは、幼い頃から手芸が大好きで、中でも小さな人形作りに夢中だった。  ある日ティエナは、ノルシェ伯爵家の嫡男リオンのもとへ嫁ぐことに。  身分違いの結婚に戸惑いながらも、伯爵夫人として相応しくあろうと、ティエナは人形作りをきっぱりとやめ、勉強に明け暮れる日々を送っていた。  けれど、そっけない態度の夫とは他人行儀な関係のまま時が経ち、やがてリオンは出征することに。  二年後、健気に帰還を待ち続けたティエナのもとへ帰ってきたのは、ピンクブロンドのショートヘアの女性を連れた夫の姿で──。 ※二万文字くらいの短編。ラブコメ風ハッピーエンドです。ざまぁも特にありません。 ※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
恋愛 完結 短編
文字数 22,795 最終更新日 2026.06.23 登録日 2026.06.21
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