大魔法使いは二度目の人生を〝普通〟に楽しみたい

 かつて【冷酷無慈悲な悪魔】とされていた大魔法使いのエルド・クリスティアが死んだ。

 隣国との争いで隣国を戦闘不能まで追い込み、勝利に導いた立役者。

 彼が亡くなって、国民は悲しむと共にホッとしていた。
 自由奔放で誰も彼に逆らえなかった。
 味方であれば心強く、敵になれば厄介。
 エルドは憧れと恐怖の対象だった。

 〝普通〟に生きたかった。
 そう願っていた事を知っているのはエルド本人だけ。

 リンゼイは、そんな彼のそばにいようとした唯一の友人だった。
 彼の死を一番悲しんでいたのはリンゼイの他にいない。
 それでも前を向いて生きようとしたリンゼイが出会ったのは、ディノ・バスカルディという青年だった。

 ディノは〝普通〟の魔法使いになる為に魔法学院で学び始める。


※R18ですが、しばらくない予定です。R18シーンには*します。微妙なのは付けないと思います。
※暴力的表現、残酷な表現があります。予告はしないのでご注意を。
※二度目の人生ですが、同一人物の二度目ではありません。別人になった二度目です。
※主人公はいい子……ではないです。
※主人公が死んだ時の表現があるので、苦手な方はご注意下さい。
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