異世界で王子の暗殺頼まれました

 社長にフラれ、呑んだくれて寝たOLの未悠(みはる)が目を覚ますと、そこは社長そっくりの王子が居る異世界だった。

 元の世界に戻るきっかけもつかめず、十七歳と年を偽り、居酒屋で働く未悠に、騎士なんだか魔導士なんだかわからない怪しげな男が、王子の花嫁になってみないかと持ちかけてくる。

「お前が選ばれることなど、まずないと思うが」

 失礼な奴だ……。

「もしも、王子のお側近くに行くことができたら、この剣で王子を刺せ」

 あの顔を刺したいのはやまやまだが、人としてどうだろう……?

 そんなことを思いながらも、未悠は自分より美しいのでムカつく王子に会いに城へと向かう――。

(「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。)
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