文学小説一覧
文字数 14,217
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.01.25
文字数 22,041
最終更新日 2024.03.17
登録日 2021.08.18
「ねえ知ってる? 最近でるらしいよ?」
――吸血鬼――。白皮症、血液嫌い、大妄想持ちの女子高校生、出里若菜は克服しきれない朝の眩惑的騒々しさの中で、親友から今更ながらの情報を小耳に入れる。
吸血鬼が現れる。なんでも、ここ最近の夜間に発生する傷害事件は、おとぎ話でしか存在を聞いたことがない、そんな化け物が引き起こしているらしい、という情報である。
噂に種はなかった。ただ、噂になるだけの事象ではあった。同時に面白いがために、そうやって持ち上げられた。出里若菜はそう思う。噂される化け物らは、絵本に厳重に封をされている。加えて串刺し公の異名を持つブラド・ツェペシュも結局人の域を出なかった。
この化け物も結局噂の域を出ない伝説なのだ。出里若菜はそう決め込んでいた。
あの光景をみるまでは。
※流血表現、生生しい描写、という要素が含まれております。
ご注意ください。
※他サイト様にも掲載させていただいてます。
文字数 104,931
最終更新日 2024.03.13
登録日 2022.12.05
「東君さ、きみ小説を書きたいんじゃない?」
そんなわけないと、おもいながら東はなぜか否定できない。
苛立った気持ちと意味のわからない焦燥感でないまぜになりながら、いつの間にか東は小説のことを考え始めていた。
「退屈でくだらない日常は、現実がドラマじゃない最大の証明だ」
そう嘯きながら、彼はパソコンの画面を今日もひらく。
僕たちはいったいなぜ小説なんてものを書くのだろうか、そういう作品です。
⚠︎あらすじは作品の進行度合いによって適宜書き換えております
文字数 2,886
最終更新日 2024.03.11
登録日 2024.03.11
渡良瀬一歩は死が見える。
すべての人の頭の上には数字があって、それは余命を表すものだった。
多くの人は六桁。年数と、日数。
そして、渡良瀬の父の余命は、すでに10年を切っていた。
父を救うため、少年は余命が目前に迫ったクラスメイトに接触する。
余命の改変のために――
死を見える少年は、余命という運命にあらがうためにもがき続ける。
文字数 20,273
最終更新日 2024.02.11
登録日 2024.02.11
静井洸(しずい・あきら)は文学一筋で生きてきた二十四才の文芸系WEBライターで、その年のクリスマス・イブに、とある文学イベントに参加した。
そこで文学の趣味が合い、また『洸』と書いて『あきら』と読む女性名を「とってもきれいな名前ですね」と言う青年・日極灯哉(ひずめ・とうや)と出会う。灯哉は本業は音楽で、「是非聞いて欲しい』と名刺を渡してきた。
洸も『ヒズメさん』こと『Touya』の作る音楽に興味を持ち、音楽など流行歌すら知らない身ながらも、彼の曲を聞いてみることに。それは音楽のイロハなど全く分からない洸にすら衝撃的なものだった——。
文字数 23,086
最終更新日 2024.01.28
登録日 2024.01.26
文字数 97,398
最終更新日 2024.01.09
登録日 2023.07.06
文字数 2,647
最終更新日 2024.01.04
登録日 2024.01.04
じゃっかん、文体を村上春樹先生にしてみて、書いてみます。
連載しますね。
まあ、ゆったり。書きます
文字数 636
最終更新日 2023.11.09
登録日 2023.11.09
日々とモルペウス
第1篇「最初の夜」
第2篇「下校」
第3篇「」
主人公の冥(うみ)がある少女と出会い、様々な思いを色々な場所で溶かしていくストーリーです。
文字数 4,951
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.08.03
批評。
さっと書きました。文学についてのわたしなりの姿勢を書きました。
けれど、文学そのものについての態度は、人個人によって変わると思う。当たり前ですよね汗
文字数 2,369
最終更新日 2023.10.22
登録日 2023.10.20