ホラー オカルト小説一覧
「喜べ。兄弟。俺たちは大罪を犯したぞ―――・・・」
舞台は黒亮公が治める地。周里。
十年ぶりに会う旧友の元を訪ねる昂遠に同行した遠雷。
そこで彼らが見たものは、想像すらしていなかった虐殺の現場だった・・
残月記番外編
『反魂』
※この作品はフィクションです。実在の人物・地名・宗教・団体等とは無関係の創作物です。
この作品には暴力的・猟奇的・不適切と思われる表現が数多く含まれておりますが、実際の行為を推奨する目的で書いているわけではありません。
作品に必要と考えた上で、その表現を使用させて頂いています。
18歳未満の方の閲覧を禁じます。
※注意:小さな砂鉄が穴から飛び出す様子。沢山の亡骸。宗教。蟻。
グロテスク。ホラー。オカルト的要素を含んでいます。
気持ちの悪いものが苦手な方は閲覧をお控えください。
※うちの昂遠は僧侶ですが、仏門に入り教えを請うたわけではありません。
宗派は特になく、何処かに属しているわけでもありません。
ですので、お肉も食べればお酒も飲みますし、絡みの場面も当然あります。
不快に思われる方もいらっしゃるでしょうから、最初に謝っておきます。ごめんなさい。
※物語の中に登場する『湯』→スープ以外に沸かした水にもその言葉を使用しています。
あとはこの作品をお読みくださった全ての皆様へ。
ありがとうございました。
文字数 72,456
最終更新日 2020.11.23
登録日 2020.11.16
ここではちょっと不思議な本屋さんのお話をいたしましょう。
本屋の店主は、いつも膝に三毛猫を乗せたおばあさん。
お店の中は人が一人やっと通れるくらいの間隔で並べられた沢山の本棚。入りきらない本は床に積まれているほどです。
一見、どこにでもある古本屋さんですが、最も不思議なのは、その本屋に入った人が出てくるところを誰も見たことがないというのです。
さて、この本屋さん秘密はいったいなんでしょうか?
文字数 2,379
最終更新日 2023.03.03
登録日 2023.03.03
西日本怪談系ホラー
平安時代末期、現在の山口県下関市である武士が平家の残党を殺害した。
良心の呵責に耐え兼ね、武士は平家の残党を供養するが、亡霊に付け回されるようになり、それは子々孫々と続き…
※フィクションです。
文字数 4,847
最終更新日 2023.08.25
登録日 2023.08.25
夏の蝉の鳴き声が山の深い谷間に響く中、祠の前に立つ恵。新しい人生を手に入れるため、彼女は祠に願いをかけた。
だが、祠の奥深くに潜む古い神秘的な力は、願いを叶える代わりに、恵の五感の中から一つを奪っていった。美しくなった容姿とは裏腹に、恵の人生は味覚を喪失した暗い道へと続いていく。
東京の喧騒に戻り、恵は美しさとお金を手に入れるが、その代償として日々の食事から味覚が消え去っていく。高級料理の前で虚ろな笑みを浮かべ、幸福に見える結婚の扉が開かれる。しかし、その裏には味覚のない寂しさと、祠の呪いから逃れられない運命が待ち受けていた。
彼女は引き換えに失ったものを取り戻すべく、祠に再び足を運んだ。果たして、その選択が彼女にとって救いか、それともさらなる呪いを招くこととなるのか。
文字数 3,431
最終更新日 2023.02.04
登録日 2023.02.04
本資料は20▲▲年▲月にG県で発生した連続的且つ大規模な行方不明事件に関連すると思われる記録を収集したものです。
閲覧は基本的に禁止ですが、特例あれば許可されます。但し、以下ルールの遵守、徹底を要請します。
1:当該資料は複製です。厳重封印された原本の閲覧、及び持ち出しは如何なる理由があっても禁止します。
2:資料の再複製、持ち出しについても当然厳禁とします。
3:資料閲覧後、何らかの異常を訴える事例が報告されています。複数の事例から特定した異常の主要因である不可解な模様を除去しても尚、症状に改善は見られませんでした。閲覧中、あるいは以後に見慣れない模様や漢字が視界に映り始めたら速やかに閲覧を中止する事を勧めます。
4:閲覧前に遺書の提出、及び宣誓書へのサインが必要となります。
最後に、資料閲覧以後に発生する如何なる事象も自己責任となり、管理者は一切関知しません。
過去▲▲人が閲覧を行い、ただ一人の例外なく全員が数日中に行方不明となりましたが、資料閲覧の影響によるものかは現在調査中です。
宣誓書へのサイン、遺書、覚悟、すべて完了したならばどうぞごゆっくりご覧ください。
文字数 32,640
最終更新日 2023.08.23
登録日 2023.07.16
短編連作で、不思議な箱に翻弄される娘たちを描きます。
明治篇〜明治末期、大阪難波の芸妓である白井梅の物語
大正篇〜大正末期、東京浅草の見世物小屋で働く玉川千津子の物語
昭和篇〜昭和53年、東京の出版社勤務の当麻裕子の物語
エブリスタにて『六道婦女庭訓』というタイトルで一昨年に投稿したものを、改稿してタイトルも改めました!
ジャンルはホラーですが、全然怖くないです(^^;
ヒューマンドラマ寄り(のつもり)で書いています。
但し『残虐表現』ありなので、苦手な方及び未成年の方は読まないで下さい!m(__)m
表紙画像は、パブリックドメインQ様よりお借りしています。玉村康三郎『芸者』という写真です。
文字数 79,480
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.17
その村は他所者の俺に優しかった。それは不思議なくらいに……
そこは地図から消えた村なんだが、よく聞く怪談話みたいな怖い事は全く無かった。だけどその村には奇妙な風習があるらしい。
人生に嫌気がさして、誰にも迷惑をかけない場所で死ぬ事にした。そこで、怪談話というか都市伝説でよく語られるような『地図から消えた村』を選んでそこで練炭で逝こうと思ったんだ。まさか、本当にそんな村があるなんて思ってなかったんだけど……。
噂なんてあてにはならないな。そこに住む人たちは、本当に優しくて親切で親しみやすい。ただ、奇妙な風習はあるみたいだった。
地図から消えた村。貴重な体験だと思うから、俺が体験した全てを記しておこうと思う。
※何でも許せる方向け
※他サイトにも公開中
※表紙はぱくたそ様よりお借りしております。
文字数 12,700
最終更新日 2023.02.06
登録日 2023.02.06
文字数 166,472
最終更新日 2023.11.11
登録日 2022.05.18
文字数 5,793
最終更新日 2019.03.16
登録日 2019.03.01
文字数 1,526
最終更新日 2018.12.13
登録日 2018.12.13
〜この失踪を仕組んだのは霊か、殺人鬼か、それとも本人か〜
『黄泉通信』という写真を自動で加工して投稿してくれるアプリに、失踪中の友人の姿が「さがして」というコメントと共に投稿されていることに気付いた、高校生の坂上真由美。その写真はとある理由で、心霊写真と噂になり、ネットで面白半分に拡散されていく。
事故で死んだ女性の霊が出るという、古びた公園。
犯罪者の母親が住んでいた曰く付きの廃墟。
写真が撮られた心霊スポットでは、奇妙な現象が次々と起こる。そんな中写真がアップされた日の夜に、撮影現場で殺人事件が起こっていたことが発覚する。
そして3枚目の写真が投稿され、舞台は夜の廃遊園地へ。そこで待ち受けるのは失踪した少女か、霊か、殺人鬼か。
・3月15日に完結予定です。
※セクシャルな表現は限りなく少ないですが、非常に過激でグロい描写が多くあるので、念の為にR-18に設定しています。流血や欠損等、苦手な方はご注意下さい。
文字数 78,425
最終更新日 2023.03.15
登録日 2023.02.27
主人公である佐野命(さのみこと)は、極端な人嫌いであり、自ら孤独を選びそれを孤高と唱え現実を否認する少年。
しかし人との関わりを避けてきた佐野命は、同級生の少女を交通事故から身を挺して守ったことにより一時的に入院することに、だが目を覚ますと——世界は一変していた。
それは視えてはいけない、死者の霊……それらが跋扈する病院内。
生と死が交差し区別がつかず恐怖に怯えているところに、天使と見紛う程の美麗な少女、朝陽(あさひ)が現れ——顔よりも先にパンツを拝むことに……。
少女は言う「私は朝陽、この街の退魔師です」と。
平凡と孤独はパンツによって一蹴され、佐野命は生と死と青春を噛み締める物語が始まる。
⚠︎パンツ降臨は三話からだよ。
文字数 19,617
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.04.04
文字数 4,539
最終更新日 2018.12.27
登録日 2018.12.26
老犬の前に現れる死神。死神は、死んだ老犬が生前に人に吠えたり噛みついたりすることなく、静かに生きたのをたたえた。その褒美として天国へ行けるのと、願いをかなえてやることを伝えるのだが……。
文字数 2,344
最終更新日 2023.10.21
登録日 2023.10.21
レーダー基地でコロラド上空に2機のUFOを発見、戦略偵察軍所属の最新鋭偵察機SR91が追跡する。だが、彼我の速度はあまりにも違い過ぎ、UFOはレーダーから消え、またSR91はシベリア上空で消息を絶つ。その後、救出された二人のパイロット、スコルツェニ中佐、ラスムッセン伍長は精密検査受診後、数日間にわたる隔離の危難に遇う。うら若い女性記者シモーヌと恋仲のヴィーゴ・オストロスキは、カナダはハーストの中年私立探偵だった。事件らしい事件がなく、依頼人が滅多にこないため、昼間からウイスキーを煽る自堕落な日々を送っている。しかしある日、探偵事務所を訪れたキャサリン・ウオータフォド夫人から、米国の若く高名な天体物理学者ルイス・ウオータフォド氏の捜索依頼を受けるにおよび、身辺が慌ただしくなる。オストロスキは捜索に着手するが、行く先々で謎めいた黒服の連中や幼稚ながらも物騒な若者のグループと出っくわす。また、情報機関に所属しているらしい二人の胡散な女と知り合ったり、UFO狂いの科学者ジムやホンダの屯するサークルに立ち寄り、月面の不可解な構築物に就いて意見を戦わせる。
そうこうする中に、シモーヌの訃報を知り、しかも情報機関の二人の女が彼女の死に関わっているとの確信を抱き、オストロスキは復讐を誓う。一方、フリーの記者に転身した元科学者の伍代は、かつての友人で伍代の理論を支持するヤン博士に真相を確かめるべく、チョモランマ山頂の天体観測基地を訪れるが、ヤンから驚くべき事実を聞くにおよび、アイリーンの許へと戻る決意を固める。オストロスキは、シモーヌの死に関わった二人の女の正体を突き止めるべく対決する。不届きなロボットを叩き潰そうとして追跡、ロボットを操る飛翔体を撃墜するが、一瞬の油断から乗っていたモータサイクル諸共、火達磨となって断崖を落下してゆく。チョモランマから戻った伍代は、異星人の宇宙船内でアイリーンに再会する。彼らは地球征服を目論む複数の好戦的な異星人とは異なり、気紛れで特異な思考の持ち主だった。偶々この気紛れな異星人のお陰で、絶滅寸前の窮地に陥った地球人類は、僅かではあるが彼らに救出され、地球から未知の世界へと旅立つ。
文字数 74,128
最終更新日 2019.07.14
登録日 2019.07.14
小説の投稿だけでお金稼ぎ?
なんて簡単な内職だろうね
歌子は舌なめずりをした
夫のいない隙に毎日スマホを使って己の妄想をしたためるーー。
文字数 785
最終更新日 2023.10.09
登録日 2023.10.09
その男は帰ってきた。
馬と、新たにロバを二頭引き連れて・・・。
ある宝典を返しに行くと告げて周里の地を去った遠雷。彼が去った後、小屋に残された昂遠と飛燕は互いの距離を縮めようと生活を共にしていた。
そうして幾日かの時が過ぎた頃、今まで姿を消していたはずの遠雷が二人の前に姿を現した。
何の便りも寄越さず、急に帰宅した彼に憤慨する昂遠だったが・・・?
・2022年10月12日22時に予約投稿してきました。
・登場人物紹介ページ更新しました。
投稿後に加筆修正するかもしれません。
次回更新は未定です。
※この作品はフィクションです。
実在の人物・地名・宗教・流派・団体等とは無関係の創作物です。
この作品には暴力的・猟奇的・不適切と思われる表現が数多く含まれておりますが、実際の行為を推奨する目的で書いているわけではありません。
作品に必要と考えた上で、その表現を使用させて頂いています。
18歳未満の方の閲覧を禁じます。
※注意:作中にはグロテスク。ホラー。オカルト的要素が含まれております。
前作同様、百足や毒虫といった這う系の虫が作中には登場します。
虫が苦手な方は閲覧をお控えください。
※今回も相変わらず、BLぽくないBLに加えて甘さは控えめなお話になっております。
そういったお話がお好きな方に楽しんで頂くことが出来ますように・・・。
※この物語は前作『反魂』の後日譚を含んでいます。
単体でもお楽しみ頂けるように努力を重ねてはおりますが、分かりづらい部分が多数出てくるかもしれません。
少しでもお楽しみ頂けましたら幸いです。
文字数 62,088
最終更新日 2022.10.12
登録日 2021.05.15
怪異は科学ではない。
何故なら彼此の前提条件が判然としないが故に、同じものを再現できないから。
それ故に、それはオカルト、秘されしもの、すなわち神秘である。
――とはいえ。
少なからず傾向というものはあるはずだ。
各地に散らばる神話や民話のように、根底に潜む文脈、すなわち暗黙の了解を紐解けば。
まあ、それでも、どこまで地層を掘るか、どう継いで縒るかはあるけどね。
普通のホラーからはきっとズレてるホラー。
屁理屈だって理屈だ。
出たとこ勝負でしか書いてない。
side Aは問題解決編、Bは読解編、みたいな。
ちょこっとミステリ風味を利かせたり、ぞくぞくしてもらえたらいいな、を利かせたり。
基本章単位で一区切りだから安心して(?)読んでほしい
※タイトル胴体着陸しました
カクヨムさんに先行投稿中(編集気質布教希望友人に「いろんなとこで投稿しろ、もったいないんじゃ」とつつかれたので)
文字数 335,778
最終更新日 2024.04.20
登録日 2022.06.10