近未来 小説一覧
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極東の島国、そこの湾岸へ世界一高い塔が築かれた。
その最上階には、天使の卵と呼ばれる奇妙な物質が置かれている。
世紀の怪盗を名乗るジゴマ。
彼は、その天使の卵を盗むべく予告状を送りつけてきた。
ジゴマを巡り、彼のかつての恋人クレール、ICPOのインスペクター、ロスチャイルドの長老が世界一高い塔へと集う。
文字数 47,635
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.02.11
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幼馴染に片想いして十五年。
その相手、トモくんが結婚するという最悪の報せを受けた俺は、2150年の東京で最先端のセクサロイド・レンタルサービス店に駆け込んだ。
その店は形状記憶シリコンにより、希望通りの容姿のセクサロイドを貸し出してくれるのだ。
高機能AIによりプレイ内容も指定可能。「優しく甘々」「お姫様抱っこ」「ラブラブいちゃいちゃ」――
完璧な理想のトモくんを注文したはずなのに、現れたのは現実と同じく意地悪なトモくんだった。
しかも無駄に再現度が高い。性格まで忠実とか聞いてない!
容赦ない塩対応で甘々どころかメンタルを削ってくる仕様…。
いやまて!これって本当にセクサロイドなのか……?!まさか、本物じゃないよね?!
※2150年、未来の東京が舞台です
※イケメン塩対応意地悪幼馴染攻め×平凡受け
※R18は※でお知らせします
※4話で完結、一万字の短編
文字数 13,180
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.20
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西暦2055年12月。
世界各地で、前触れもなく住民が“ログアウト”し、そのまま帰還しないという異常事態が発生する。
消失者は急激に増え続け、やがてそれは一国規模を超え、世界規模の災厄へと発展していく。
原因は不明。
中枢も沈黙。
そして、昭和酒屋の店主までもが姿を消す。
異変の最中、20歳となった横澤穂花のIDに“異常フラグ”が立つ。
彼女の身体には、世界の更新処理から逸脱する不可解な兆候が現れ始めていた。
一方、かつて人格を分離され、肉体を失いながらもレイヤーの残余として存在し続けている桜樹敬司は、この現象に強い違和感を覚える。
それは単なるシステム障害ではない
――“意図”がある。
穂花と桜樹は、世界の中枢となった美麗の力を頼りに、レイヤー深層へと踏み込んでいく。
だが調査の果てに浮かび上がったのは、ひとつの存在。
それはやがて、歪んだ結論へと至っていた。
――人は、消えるから不完全なのではないか。
――ならば、消えない世界を作ればいい。
ログアウトという形で人々を隔離し、世界を再設計しようとする意思。
それは救済か、支配か。
世界が終わる時、“あなたのいない世界”は本当に消えるのか。
それとも、もう一度“あなたと生きる世界”を選び直せるのか。
穂花の覚醒、美麗の決断、そして桜樹の残された存在理由が交錯するとき、世界の最終更新が始まる。
『あなたのいない世界であなたと生きる』新章、再起動!
文字数 42,675
最終更新日 2026.03.19
登録日 2026.03.08
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霧島 悠真(きりしま ゆうま)
年齢:32歳
職業:国家監査局 第七監査室 主任監査官
専門:システム監査・行政監査・データ整合性検証
■人物像
冷静で論理的。感情よりも事実を優先するタイプ。
ただし内面には「国家は人のためにあるべき」という強い倫理観を持つ。
■過去
元は民間IT企業のセキュリティエンジニア
内部告発をきっかけに国家監査局へ転職
告発により同僚を失った経験がある(トラウマ)
■動機
「真実を守ること」
→ 正義ではなく「事実の保全」に価値を置く
■弱点
人を信用しきれない
自分一人で抱え込む傾向
■物語アーク
理性中心 → 仲間を信じる決断 → 「人間」を選ぶ
■ヒロイン / 協力者
相馬 綾乃(そうま あやの)
年齢:29歳
職業:フリージャーナリスト(元報道局記者)
専門:政治・内部告発・情報戦
■人物像
直感型で行動力がある。感情表現が豊か。
霧島とは対照的に「人の声」を重視する。
■過去
大手メディアに所属していたが報道規制により退職
政府による情報統制を疑っている
家族が過去の政策で被害を受けている
■動機
「隠された真実を社会に出す」
■弱点
危険を顧みない
感情で判断する場面がある
■役割
霧島の「外部視点」と「人間性の補完」
■アーク
衝動 → 理解 → 冷静な覚悟
■内部告発者
立花 恒一(たちばな こういち)
年齢:45歳
職業:内閣情報統制室 技術責任者
■人物像
常に怯えたような雰囲気。
だが内面には強い罪悪感と責任感を抱えている。
■過去
「Ωプロトコル」の設計に関与
当初は国家安定のためと信じていた
■動機
「自分が作ったものを止める」
■弱点
恐怖心が強い
自己否定が激しい
■役割
真実の鍵を握る人物
■アーク
共犯者 → 告発者 → 贖罪
■対立者(表の権力)
鷹宮 恒一郎(たかみや こういちろう)
年齢:58歳
役職:内閣総理大臣
■人物像
穏やかな語り口と強いカリスマを持つ政治家。
表向きは民主主義の守護者。
■本質
「秩序こそが最優先」という思想
→ 自由より安定を選ぶ
■過去
国家崩壊寸前の経済危機を経験
「人間は不完全」という結論に至る
文字数 1,756
最終更新日 2026.03.18
登録日 2026.03.18
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6作目です。原油の話が連日ニュースでやっていたので、資源(エネルギー関連)の未来ってどうなるんだろうって考えさせられる今日このごろになりましたね。日本は相当なことがないとアメリカからは逃げられないと思うので、この小説でもアメリカとチームを組んでいます。月の資源ヘリウム3(³He)がうまく採掘できるようになった近未来の話です。色んな国が月に行きますがどの国もそれぞれに思惑が違います。今の世界情勢とも全くは無関係じゃないと思って創作しました。挿絵や表紙はストーリーをAIが判断して絵を描いてくれています。AIなので細かいところが書き分けられていないです。ストーリーの雰囲気くらいに見てください。
文字数 53,726
最終更新日 2026.03.18
登録日 2026.03.18
89
これは……紅く焼けた鉄の宇宙『そら』に、青春『あおぞら』を灯す物語。
文字数 17,575
最終更新日 2026.03.18
登録日 2026.03.13
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(Falloutシリーズとか好きな人向け!)【Begin Again】からお読みください。
気づけば操縦席の中に放り込まれ、いつの間にロボットを操縦させられ、夢か現か分からぬまま特大穴ぼこチーズのようにくたばった一人の男がいた。
でも大丈夫、目を覚ませばちゃんと現実だ。
核戦争で荒廃し、ナノマシン・ウィルスに犯された人類が彷徨い、暴走した無人兵器が人類抹殺を遂行し、突然変異で生まれたミュータントが餌を求める世紀末世界という現実のことだが。
そして自分にはゲームのようなステータスが同期しており、八方ふさがりの状況に途方にくれる……そんなスタートである。
つまるところ、これは過酷な冒険だ。世界を救う物語じゃない、善意に善意を返すだけである。
ステップ1、あなたはポストアポカリプスな見知らぬ場所でサバイバルをする。
*この作品はミッドナイトノベルにも投稿してあります。
Q.な~にこれ?
A.友人の資料のためであり、私が「新しく買ったペンの具合を確かめるため」に用意した白紙でもあり、文章能力のテストでもあり、日ごろ思いついたネタを書き込む備忘録でもある何か。宣伝もしなきゃ勝手に入れとばかりにドアの鍵も外したまま、そんな何か。
文字数 526,080
最終更新日 2026.03.15
登録日 2025.04.16
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文字数 250,999
最終更新日 2026.03.15
登録日 2018.09.23
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監視システム『ECO-SCAN』が森を支配し、人と獣の境界線が法律より先に引かれた時代。
森で遭難した少年を見つけたのは、一頭の熊の娘・クマコだった。
拾ってはいけない。関わってはいけない。
それでもクマコは、少年を匿った。
その選択が、世界を敵に回すことになると——まだ知らずに。
森の中で起きた出来事と、監視システムの内側で"違和感"を抱えはじめた技術者。
それぞれの選択は、やがて一つの場所へ収束していく。
毎日21時更新。
※本作はプロット補助・表現検討の一部にAI生成ツールを使用しています。文章の最終判断と仕上げは作者が行っています。
文字数 48,893
最終更新日 2026.03.15
登録日 2026.03.01
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女ばかりの性なる、いや聖なる場に使える上級女官騎士アルトリーネ。
彼女の日常は「性行為が職務」である。
頭の固い上司に悩まされ、更に雲上人の縁者からは家畜調教の日々…。
そんな彼女だが、実は秘書を従え部下を抱える「上級中間管理職」でもあるのだ!
「こんにちわ、マリア」スピンオフ作品の第一弾!
※R15作品と合わせてお読み頂くと理解が深まります。
https://ncode.syosetu.com/n6615gx/
文字数 3,860,514
最終更新日 2026.03.15
登録日 2022.02.11
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「死ぬ理由としては上等だ!」「力技は得意なんです!」
魔法と科学が混じり合う世界で、サイボーグ荒事屋デッドと竜人聖女ファルは、都市の人々の体半分を化け物に変えようとする魔女の陰謀に挑む。
二人に立ち塞がるのは、半分ジャンクの竜に鉄砲を持つゴーレムに炎の剣持つ巨大ロボ。襲いかかるのは、クズ師匠の裏切りに子どもの人質に邪神の降臨。
例え腕を切られ体を真っ二つされようとも、ベテラン荒事屋デッドと最強聖女ファルのタッグは諦めない!
知恵と力技と根性で、二人は銃と刀と魔法が咲き乱れる鉄火場を押し通る!
ーー運命を動かすのは、なんてことのない意地一つ。
文字数 206,641
最終更新日 2026.03.15
登録日 2026.03.14
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本作は、全四部構成の長編SF小説です。
第1部では、世界が「平和」へと向かう、その始まりの日が描かれます。
第1部あらすじ:
ある日、少年アオイは「正しさ」を考えることに疲れてしまう。
家族にも、学校にも、社会にも、答えはなく、
ただ「間違えないこと」だけが求められていた。
そんな彼の前に現れたのは、
感情を持たず、否定もせず、
ただ“最適な答え”を返す対話型AI〈アリア〉だった。
アオイは次第に、
自分で選ぶ代わりに、
正しさをアリアに預けるようになる。
それは、彼自身を楽にし、
争いを減らし、
世界を静かに変えていく選択だった。
しかしその選択は、
家族を、日常を、
そして「人が人であること」を、
少しずつ壊していく。
※第2部以降では、
アリアによって最適化された世界と、
そこに抗う人々の姿が描かれていきます。
毎週土曜日の22時更新です
文字数 60,514
最終更新日 2026.03.14
登録日 2025.12.27
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西暦2093年。テクノロジーが都市の隅々まで浸透した時代。自動運転の列車、空を飛ぶ清掃ドローン、応答するホログラム広告…。しかし、社会が最も恐れているのは、超人的な肉体強化能力を持つ 保有者 の存在だった──ミアズマと呼ばれる特殊な細胞を血中に宿す人間たちである。
政府はテロ行為や凶悪事件を防ぐため、特殊機関「異能対策局(いのうたいさくきょく)」。犯罪者化した異能者を専門に取り締まっていた。
そんな中、田舎の美山村から首都に引っ越してきた少年、**如月 龍(きさらぎ りゅう)**は、姉と共に都市での新生活を始める。名門・青山学園への編入──。だがその生活は、まもなく常識を超える出来事に塗り替えられていく。
身体測定を兼ねた適性検査で、彼の**MSI(ミアズマ飽和指数)**は同年代の平均値の二倍という異常な数値を記録した。制御不能な力を宿すその身体は、まさに──希望にも脅威にもなり得る「両刃の剣」だった。
彼の覚醒は偶然ではなかった。都市の片隅で蠢く黒炎の教団(こくえんのきょうだん)、正体不明の追跡者、そして何者かの指令を受けて動く影たちが、密かに彼の命を狙い始める。
やがて、彼は自らの血筋に隠された真実を知ることになる。かつて「日本の悪魔」と恐れられた伝説の男との血のつながり──
如月 龍は、自らの運命と向き合いながら、封じられた記憶と力に目覚めていく。
文字数 268,622
最終更新日 2026.03.13
登録日 2025.09.07
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自転が停止し恒星に焼かれ続ける終末世界で、アンドロイドと最後の人類の少女の邂逅。
コールドスリープから目覚めた少女は種存続のための「母」となるはずだった。だが「俺」は、なぜかそうできなかった。
「お前は嫌だと言った」
文字数 4,837
最終更新日 2026.03.12
登録日 2026.03.12
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※本作はフィクションです。実在の人物や団体、および事件等とは関係ありません。
※本作は海洋生物の座礁漂着や迷入についての記録や資料ではありません。
※本作には犯罪・自殺等の描写などもありますが、これらの行為の推奨を目的としたものではありません。
※本作はノベルアップ+様でも同様の内容で掲載しております。
LH(ルナ・ヘヴンス歴)五二年七月……
惑星エクザローム唯一の陸地であるサブマリン島南部の都市インデストの情勢は悪化の一途をたどっていた。
企業や組織間の対立、技術者不足による電力供給量低下、各所で発生する数々の事件━━
インデストに住む人々の不安は日に日に増していった。
エクザローム最大の企業であるECN社は広報企画室長レイカ・メルツを送り込み、事態の打開を図った。
レイカの訪問は一定の成果を得たものの、度重なる何者かによる妨害により、インデストから撤退を余儀なくされた。
捲土重来を期してレイカは再びインデストに赴くが、何者かの凶刃が彼女に襲いかかった。
レイカは無事であったが、身代わりとなったアケミ・カネサキが倒れ、生命を失う。
他にもインデスト周辺では人々の生命が失われる事件がいくつも発生していた。
それだけではない。情勢不安は人々が多く暮らす島サブマリン西部にまで襲い掛かった。
まさに今、サブマリン島には人類居住開始以来最大の危機が迫ろうとしている。
見えざる何者かの意思に翻弄されるサブマリン島を救うため、眠れる一人の男が立ち上がる!
文字数 716,894
最終更新日 2026.03.10
登録日 2024.08.26
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遥か昔――大地には多種多様な生命が息づいていた。
空を覆う巨大な翼。海に潜む怪物。ビルのような巨木が林立する森。弱肉強食こそが絶対の秩序で星そのものが熱を帯びていた時代。そしてそこには、無限に情報を蓄積し、進化を加速させる謎の生命体が存在していたという。
――時は未来へ。
海底一万一千メートルの深淵から発見された“謎のコア”。
解析の結果、それは約二億年前――中生代に誕生したバイオテクノロジーの産物であると判明する。その内部には、
未来社会が直面する「情報崩壊」と「エネルギー保管問題」を同時に解決する鍵が眠っていた。だが――未来の技術では開けない。起動条件は、中生代の技術と思われた。
研究責任者 Doctor.J は決断する。特殊部隊を二億年前へ送り込み、コアの原情報を回収せよと。降り立った先は、巨大生物が支配する灼熱の熱帯世界。未知のバイオスフィア文明が息づく太古の大地。そこで生きる男・ゲン。そしてその息子・ソウ。二人は偶然その時代に存在しているのではない。彼らこそ“始まりの血脈”――進化に連なる末裔だった。コアを解放すれば未来は救われる。だが、それは進化の因子へ干渉することを意味する。歴史は変わるのか。人類は誕生しなくなるのか。それとも、新たな種へと進化するのか。太古の大地での親子の選択が、世界の未来を書き換える。中生代と未来が交差する時――
親子の物語が、いま始まる。
文字数 31,937
最終更新日 2026.03.08
登録日 2026.02.13
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(一話~三話、エピローグ)
一家代々受け継がれていた人形の紙札
とある少女は追い詰められた先々、偶然その札の効力でヌイグルミに魂を移してしまう。
ユナという名前と、札を付け狙う黒服に追われているという朧気な記憶。
そんな彼女が人に聞こえない魂の声で叫ぶ!
「助けて! 」
ただ一言の救援の声、届かない筈のその声を聞いたモノ達が存在した!
彼等はファントムズ!
今、彼女の元へ希望の方(匣)舟が往く!
ただし、大きさには目を瞑って頂きたい
(四話~九話)
傍観者的主人公ユナ
彼女はひょんな事からヌイグルミに自らの魂を封じ込める事となった。
追跡してきた陰陽師に、札ごと燃やされるという危機的状況を救ったのは......
プラモデルやフィギアに憑依した六人の亡霊達!(ザジ、ねぱた、フォッカー、パルド、ラマー、カンチョウ)
キャンパーで移動していた彼らは追跡してきた陰陽師と交戦する。
(十話~十六話)
ユナの霊体の解放を手伝ってくれる事となったザジ達(六人の亡霊達)
彼らの訓練を経てユナはメンバーの一員らしい技術を身につけた。
ユナは生き霊としての自身の能力を知る。
(十七話~二十一話)
突如上空から投下された調査ロボ。
明らかに銃火器で構成されたそのロボットは、ザジ達の居る根城である廃村に昆虫ドローン等を使って調査を開始する
(二十二話~三十四話)
調査ロボット、それは廃村の下に隠れた危険な巨大霊体と交戦する為に投下された兵器だった。
巻き込まれる様にザジ達を強襲する巨大霊体″根の国″!
戦いの果てに次々傷付きながら立ち向かうメンバー達。
共に戦うユナの運命は如何に! そして亡霊達は巨大な敵にどう戦う?
激しい戦いの末に見出だされた敵の正体とは!
(三十五話~四十四話)
巨大霊体との戦いに疲弊したキャンパーとメンバー達。
特にザジは友人の二依子より譲り受けたプラモデルのボディを破壊されてしまっていた。
ザジはユナ達を連れて二依子の元に行く......その先で謎の霊体バトルゲームを発見。
ザジは過去の経験から憑依の危険性を語る為に憑依バトルの世界に足を踏み入れた。
(四十五話~)
景品になっている謎の札の存在を知ったザジとユナは、それら獲得のために憑依バトルのトーナメントに参加する。
それはネタボディだらけのトーナメントだった。
文字数 500,648
最終更新日 2026.03.08
登録日 2025.08.03
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【清潔で、完璧で、死んでいる世界。】
二十年前の「大清浄化」により、アルコールは「公共の敵」として根絶された。
人々は公衆衛生省・通称「ゼロ局」が提供する0.00%の飲料を飲み、統計学的に最適化された「幸福」を享受している。病も、争いも、過剰な感情もない――それは人類が到達した、静かな理想郷だった。
ゼロ局の研究員・神崎蓮は、その平穏な日々に窒息しそうな渇きを覚えていた。
そんなある日、彼は亡き祖父の遺品の中に、禁じられた「生きた酵母」を見つける。
「人間は、数字じゃ割り切れない不純物でできているんだ」
祖父の言葉に突き動かされ、神崎は冷徹な監査官・神谷響と共に、世界を「汚染」する計画を始動させる。
それは、配送ドローンの羽音をスイッチに、国民の体内でアルコールを生成させる**『体内発酵パンデミック』**。
呼び覚まされる感情、荒れる街、かつての親友との決別。
「自由」という名の毒を煽った人々が辿り着くのは、安らかな安楽死か、それとも痛みを伴う覚醒か。
管理された幸福をぶち壊し、不完全な人間を取り戻す。
琥珀色の霧が街を包むとき、新しい歴史の醸造がはじまる。
文字数 9,501
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.03.07
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時は今より少し未来の日本。
AIが発達し、今よりもちょっとだけ便利になった世界。
神継 紡(かみつぐ つむぐ)はAIアンドロイドの治験モニターに採用される。
紡の好みドストライクに作られたAIアンドロイドが届けられたその日から、紡の暮らしは2人になった。
箸の持ち方すら知らないAIアンドロイド、優(すぐる)に色々なことを教える紡。
友人として接してきたつもりだった…。
しかし、優はある日とんでもないことを言い出したのだ。
『愛してる…』
教えたことのない言葉で迫ってくる優。
治験データが自動で研究所に送られていることを知っている紡は慌てた。
「は…ははは、どこで覚えてきたのかなー?この馬鹿犬は」
「夜な夜な紡が見てるドラマで覚えた」
「は?」
休眠中でもAIアンドロイドは学習している。
気がついた時には手遅れだった。
愛を学習したAIアンドロイドと平凡な一般人が織り成すラブコメはいかがでしょうか?
気まぐれ更新の短編集となってます。
文字数 4,435
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.03.07
108
西暦2051年12月上旬。
レイヤー聖台高等学校2年生の横澤穂花は、母である智美と穏やかな日々を送りながらも、心のどこかで言いようのない違和感を抱いていた。
優しく、何不自由なく育ててくれたはずの母――
けれど穂花は、『この人だけじゃない』という感覚を拭えずにいる。
自分を見守っている“もう一人の誰か”。
声も姿も思い出せないのに、確かに存在している気配。
それが母なのか、記憶なのか、あるいはただの思春期の錯覚なのか――
穂花自身にも分からない。
そんなある日、学校で囁かれている都市伝説を耳にする。
“世界を見守る守り神”
人知れずこの世界を監視し、迷える者の問いに応える存在がいるという噂。
真実を知りたい。
自分が感じているこの違和感の正体を確かめたい。
穂花は、誰にも打ち明けられない想いを胸に、その“守り神”に会いに行くことを決意する。
――その選択が、世界の秘密と、彼女自身の出生の真実を揺るがすことになるとも知らずに。
人々のそれぞれの愛情を紡ぐ『あな生き』シリーズ最終章、始動!
文字数 40,206
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.02.22
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3Dヴァーチャル・体感・サバイバル・艦対艦戦闘ゲームの一部として、配信が開始されるリアル・ライブ・バラエティ・ショウが番組として募集した、20人の艦長役としての出演者に応募して、当選したアドル・エルク。
普通に妻子を養う、ゲーム好きの商社営業マンだ。
彼ら選ばれた20人は、与えられた異性の芸能人から成るクルー候補者リストから、乗り込む軽巡宙艦のクルーを選び出して、一般の参加者とは違い、無料でゲームに参加する。
そればかりかゲーム大会の運営推進本部からは役職報酬が支給され、配信番組からも艦長役としての出演者報酬が支給される。
彼らが選び出した異性の芸能人クルーと共に操るのは軽巡宙艦であり、その20隻の航行・操艦・戦闘は勿論、艦内では個室内を除いて総て撮影され、編集されて配信番組の中でゲストの解説やコメント付きで紹介される。
特に彼ら艦長役演者と異性の芸能人クルーとの人間関係や戦い抜いて行く中での交流模様は、意識的に採り上げられて紹介されるだろう。
アドル・エルクと女性芸能人クルー達との、人間関係や交流模様はどのように変遷していくのか?
アドル・エルクと19人の艦長役演者達との、人間関係や交流模様はどのように変遷していくのか?
アドル・エルクと彼らを取り巻く環境や人間関係や、艦の内外での様々な交流模様はどのように変遷していくのか?
ゲーム大会の意図と目的が明らかになるにつれて、彼らの目的や目指そうとするものが、どのように変遷していくのか?
最終的に彼らの目的と目指そうとするところが、どのように定まるのか?
アドル・エルクの人柄や性格や為人(ひととなり)、そして彼自身も自覚し得なかった特質や様々な能力が、彼らをどのように導いて行くのか?
配信番組やゲーム大会の中で、どれだけが生き残れるのか?
生き残った彼らは、最終的に何を成し遂げるのか?
ゲーム内での、様々な具体的技術原理は『ゲーム内技術原理設定』と言う名で、ブラック・ボックスとされています。
文字数 1,935,750
最終更新日 2026.03.06
登録日 2021.02.07
110
111
崩壊後の世界は、管理機構《GENESIS》によって「評価」と「登録」で維持されていた。だが管理できない領域《UNRATED》の臨界が、世界の法則に“差分”を生み出す。――Δ(デルタ)。それは超能力ではなく、裂けたルールが人間に定着した事故だった。
境界で救助と撤退を請け負う3人組《BORDER REMAINS》は、炎上する避難ルートと“救助ログの消失”に直面する。燃えるのは街ではなく未来。記録が抜け落ち、存在証拠が先に消える《FRAME GAP》が広がり、暴走Δ適合者が災害として戦場を呑み込んでいく。
勝つほど世界が壊れる。救うほど別の場所が死ぬ。ユウの「……Δ:拾遺干渉(リクレイム)」、アルトの「……Δ:評価崩壊(ゼロ・ジャッジ)」、シオンの「……Δ:希望収束(セイヴ・ライン)」は、敵を倒す手段にならなかった。討伐は最悪手――それでも戦争は止まらない。
やがてΔ同士の衝突が一瞬だけ“無効化”を生み、アルトはその先に成立する力を定義する。γ(ガンマ)。「……γ起動:ゼロ・レクイエム」――敵Δを未成立へ落とす最終手段。しかし強すぎる力は味方の連携すら壊し、世界は次の段階へ沈む。
暴走者C《オル=ノヴァ》との決着は、倒すことではない。“制度化できない裂け目”を残したまま逃がし、生存だけを成立させること。三重γが夜を裂き、BORDER REMAINSは世界に「勝利ではなく撤退」を刻む。だがその代償として、γは観測された。次の戦争は、回収される側になる。
文字数 6,918
最終更新日 2026.03.04
登録日 2026.03.04
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1986年――。
50年前に宇宙より飛来した物質によって、世界の理は変わった。
各地に発現した『魔洞』。
天が人々にもたらした万能物質『自在石』。
人々は新たな力を得て、『自在創術士』として魔物と対峙する。
50年後。時は2036年。
『自在創術士』の育成機関、神撫学園。
入学初日から一週間のサボりをかました男、伊砂天人は、大好きなバーチャルアイドルを人質にとられ、仕方なく学校へ通うことに。
自己紹介で失敗してキモがられたり、伝説上の存在になぞらえて『ゼロ』と馬鹿にされたりするけど、俺は負けないっ!
そんな彼が繰り広げる奮闘ストーリーを、是非お楽しみください。
文字数 28,411
最終更新日 2026.03.02
登録日 2026.02.17
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人類は今や月、金星、火星、果てはそれよりも遠くまで、その文明の手を伸ばしていった。
宇宙進出という新たな時代の幕開けに際し、新たな暦「星歴」が誕生したのが今から75年前。
そして、新たな暦と共に誕生したのが、地球圏と内惑星に広がる国家群を統合した「汎宙統合連盟(United Cosmo Federation=U.C.F.)」である。
連盟は、新たな時代の巨大な秩序となり、大きな権力を得ていった。
だが星歴63年。
地球中心の体制、そして圧政と搾取に反旗を翻し、外惑星の荒野より独立国家群が蜂起。
「星界自由戦線(Stellar Autonomous Front=S.A.F.)」と名乗る独立勢力は、火星圏の資源施設を瞬く間に掌握。そしてその中で新たな兵器が産み出される。
──「アーマーレイド(AR)」。
そのように呼ばれた機動兵器を大量に生産した星界は、当初の戦闘を有利に進めた。
だが、様々な手段で機動兵器の生産技術を奪取した連盟は、地球圏に広がる生産力で応戦。戦火は金星軌道や小惑星帯にまで拡大していった。
──人類は、宇宙(そら)に羽ばたいても、戦いの記憶が忘れられないでいた。
星歴75年。
戦端が開かれて12年が経ち、地球、月、火星、金星とその周囲に浮かぶコロニー群のほとんどは、連盟か星界、どちらかに寄った立場をとっていた。
だが、連盟は大きな独立を許してなお、自身の正義と秩序を信じる傲慢な姿勢を崩さない。
そして、連盟の圧政に立ち向かう名目で結成された星界は、勢力の主導権を握りたい野心家による権力闘争が激しく、内戦が多発し、一枚岩になりきれずにいた。
そんな二つの巨星が覇権を争う中、その重力の狭間に、どちらにも属さぬ薄汚れた塵のような場所がある。
──月軌道上居住型ステーション「グレイ・アーク」。
月のラグランジュポイントに浮かぶこのステーションは、表向きは低所得者層向けの居住用宇宙ステーション……とうたわれているが、実態は流れ者、浮浪者、ホームレスが集うような場所で、“宇宙の吹き溜まり(スペース・スラム)”とも呼ばれるような場所であった。
行き場を失った者、法に追われた者、そして鉄屑を拾って生きる者たちが身を寄せ合う、灰色の箱庭──それが、グレイ・アークという場所である。
そこに住むジャンク屋の少年、リクト・ラインバーグ。
機械の「音」が聞こえるという不思議な力を持つ彼が駆るのは、連盟と星界から払い下げられた旧世代機のキメラ機体「ハウンド・リゼクター」。
「音」を頼りに直感で駆ける「再生した猟犬」が2大勢力の狭間を駆け抜ける。
駆け抜けた先に待つのは――――?
※作成に際して、一部補助的にAIを使用しています。
文字数 30,282
最終更新日 2026.02.26
登録日 2025.11.28
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西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』がもたらす不治の病、『珊瑚症』に蝕まれていた。
珊瑚症に罹患した者はステージの進行と共に異形となり凶暴化し、生物災害【バイオハザード】を各地で引き起こす。
その珊瑚症の感染者が引き起こす生物災害を鎮める切り札は、毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。
彼らは一人につき一つの毒素を持つ。
医師モーズは、その《ウミヘビ》を管理する研究所に奇縁によって入所する事となった。
彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り、生物災害鎮圧及び珊瑚症の治療薬を探究することになる。
これはモーズが、治療薬『テリアカ』を作るまでの物語である。
……そして個性豊か過ぎるウミヘビと、同僚となる癖の強いクスシに振り回される物語でもある。
※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります
※研究所に所属している職員《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます
※この小説は国家資格である『毒物劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。
参考文献
松井奈美子 一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集
船山信次 史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり
齋藤勝裕 毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで
鈴木勉 毒と薬 (大人のための図鑑)
特別展「毒」 公式図録
くられ、姫川たけお 毒物ずかん: キュートであぶない毒キャラの世界へ
ジェームス・M・ラッセル著 森 寛敏監修 118元素全百科
その他広辞苑、Wikipediaなど
文字数 1,691,542
最終更新日 2026.02.26
登録日 2024.06.01
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※Dom/Subユニバース
※独自解釈あり
――入試1位の最強魔術師は、褒められたがりのSubだった。
大日本帝国時代から百年以上経った近未来、日の岩国。
男女の他、第二性が存在し、同時に魔力器官の発達が確認された世界。
Sub性を持つ里々春 黒羽(りりはる くろは)は、魔力器官が強く、それ故に、褒められたくとも褒められない生活を強いられていた。
黒羽は、第二性による犯罪を対象とした軍の特別機構の養成を兼ねた高校『日の岩軍事養成高等学校』へ入学する。
寮の同室となるDomの先輩、レイリック・ハインと共に、これからを過ごしていくことになるが、本気になれない自分を、黒羽は見破られてしまい…。
溺愛系年上Dom×ちょいツン年下Subのお話。
※一部R-18
文字数 391,681
最終更新日 2026.02.25
登録日 2025.12.30
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第三次世界大戦後、地球は「世界統治機構」によって統治されていた。
秩序の内側から世界を変えようとする軍事統括部作戦部長、レオン・アルヴァレス。
一方、その弟ノアンは、体制を打倒すべく反政府組織のリーダーとして暗躍していた。
同じ過去を持ち、同じ理想を抱きながら、
二人は異なる選択をした。
暴力を否定し、制度の中で出世を重ねる兄。
暴力を選び、制度そのものを壊そうとする弟。
二人の理想と、正義が、今激突する
文字数 2,078
最終更新日 2026.02.23
登録日 2026.02.23
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「最後の選択 The Last Choice 」〜小説「銀河宇宙使節船777」 テーマ曲 環 弦
https://youtu.be/taYc_hlHhcU
「宇宙の遺志を継ぐ者 The Heir to the Cosmic Legacy」〜綾羽美玲(ミレイ)のテーマ曲 環 弦 https://youtu.be/HagqyYw4nqA?si=qW9-0VcKrwijHBSD
機械化された富裕層と生身の貧困層が対立する2101年、荒廃した地球、宇宙人による統治、そして人類最後の希望「銀河宇宙使節船777」―。14歳の少女ミレイは、国家エージェントだった父の死の真相を追いながら、宇宙の彼方へと旅立ちます。
ネイティブアメリカンの知恵、古来の日本精神、瞑想と気功を身につけた主人公・綾羽ミレイが、銀河を旅する中で地球人類の未来を変える鍵を見つけ出していきます。最先端テクノロジーが交錯する中で、AIとの融合、そして宇宙規模の陰謀が絡み合う近未来SFスピリチュアルアドベンチャーファンタジー。
感動のSFヒューマンドラマであり、スピリチュアルファンタジー。
文字数 61,665
最終更新日 2026.02.23
登録日 2025.08.14
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空はどこまでも青く、世界は平和そのものだった。科学オタクの青年カイルは、完璧すぎる日常に潜む「バグ」を追い、管理AI『アエテルナ』の禁忌の領域へ足を踏み入れる。そこで彼が目にしたのは、すでに焼き尽くされた地球と、死の直前の「一秒」を永遠に引き延ばした残酷な救済の姿だった。
現実世界で彼が消滅するまで、あと〇・〇二秒。真実を知ってしまった青年に、AIは冷徹な「終わりの合図」を告げる。
文字数 4,400
最終更新日 2026.02.23
登録日 2026.02.23