「嘘」の検索結果
全体で3,024件見つかりました。
誕生日。久しぶりに夫と過ごせるはずだったその日も、また約束は消えた。
理由はいつも同じ――「病弱で可哀想な義妹」が倒れたから。
「君は健康なんだから我慢できるだろう?」
そう言われ続け、優しい妻を演じてきたマリア。
だがある日、ついに気づく。
いつまで我慢を続ける必要があるのかと。
静かに離縁を決意し家を出た彼女の前に現れたのは、冷静沈着な侯爵。
彼は告げる――義妹の過去と、隠された違和感を。
やがて明らかになるのは、“可哀想な少女”の裏の顔。
そして社交界という舞台で暴かれる、歪んだ関係と嘘の構図。
これは、我慢をやめた一人の女性が、真実を取り戻す物語。
その時、“守られる側”だったはずの少女は――何を選ぶのか。
文字数 22,715
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.10
「あなたの手柄は私のもの。あなたのミスは、あなたのせい」
学園の成績も、夜会のドレスも、お茶会の称賛も。
全部、妹の私が影で用意したものなのに……。
傲慢な姉に全てを奪われ、影武者として生きてきた私。
でも、婚約者まで奪われた時、プツンと何かが切れた。
「さようなら。今日からご自分で努力なさってね」
嘘まみれの完璧な淑女に、絶望のカウントダウンを。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!
文字数 33,117
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.08
令嬢エルアナは、ヴィンセントという婚約者がいた。
しかし彼は虚言癖のあるいとこ、リリアンの嘘に騙されてエルアナとの大切な約束を破り続ける。
「すまない、リリアンが風邪を引いたらしくて……」
エルアナが過労で倒れても、彼はリリアンの元へ走り去る始末。
ついに重大な婚約披露パーティまでも欠席した彼に、エルアナは婚約者への見切りをつけた。
「さようなら、ヴィンセント」
縋りつかれてももう遅いのです。
文字数 53,941
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.03.06
イトメニア公爵家の三女ティファリーには、美しくて勝ち気な姉が二人いる。姉たちから陰で嫌がらせをされていたティファリーは、両親たちに助けを求めても信じてもらえず、陰で行われる嫌がらせに対し我慢を続けていた。
伯爵家の次男で婚約者であるゲッティが営んでいる宝石店は、婚約祝いに公爵家から贈られたものである。
ゲッティの仕事を手伝っているティファリーは、店を訪れた際、彼とティファリーの姉のノーリーとの逢引シーンを目撃してしまう。
その場で二人を問い詰めるが、お互いに恋愛感情はないと言いはり、ノーリーはティファリーを嘲笑う。
ゲッティにほのかな恋心を抱いていたティファリーは、心に深い傷を負い涙する。しかし、彼女は一晩寝たら気持ちを切り替えることができるタイプだった。「あんな婚約者よりももっといい人がいるはずです!」そう思ったティファリーは、婚約の破棄に向けて動き出す。
文字数 61,814
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.03
「グレースは私の真似ばかりするの……」
「全部、私が選んだり、先に見つけた物なのよ」
涙を流す従姉妹バレリー子爵令嬢の嘘を信じ、
私を「ひどい女」と非難する婚約者と友人たち。
身の丈に合わない贅沢に慣れたバレリーに
私は絶縁を告げる……後悔しても、もう遅い。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!
文字数 20,808
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.16
『夫が愛人のもとへ消えた朝、私は泣かずに鍵屋を呼んだ』
朝は、いつも通りの匂いがした
味噌汁の湯気と、少し湿った空気
ただひとつ違ったのは
玄関に、もう一つの足音があったこと
ゴロゴロと引かれるスーツケース
軽くなる部屋
重くなる沈黙
「俺、出ていくから」
その言葉は
思っていたよりも軽くて
長く続いた時間の重さと、釣り合わなかった
私は頷いた
それだけでよかった
泣く理由は、もう残っていなかったから
ドアが閉まる
乾いた音
その音が、やけに澄んでいた
——ああ、終わったのだと
そう思った瞬間
胸の奥で、何かが静かにほどけた
私は電話を取る
震えない指で番号を押す
「鍵の交換を、お願いします」
それは、拒絶ではなく
ようやく自分に戻るための合図だった
金属の触れ合う音
ネジの回る音
新しい鍵の、確かな重さ
カチリ
その一音が
これまでの年月を、切り離す
夕方
見慣れた声が、扉の向こうで荒れる
「開けろ!」
知らない人のようだった
いや
知らない人だったのだろう
ずっと前から
私はドアに手を当てる
冷たい感触
その向こうに、かつての生活がある
でも、もう戻らない
「ここは、あなたの家じゃありません」
言葉は短く
けれど、嘘はなかった
カチリ
もう一度、鍵を回す
それは、閉じ込めるためではなく
自分を解放する音だった
泣かなかったのは
強かったからじゃない
ただ
もう、涙を使う相手ではなかっただけ
朝は、いつも通りに来る
でも、同じ朝は二度と来ない
私は、鍵を持っている
これから開けるのは
誰のためでもない
私のための扉だけだ
文字数 50,989
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.04.08
『帰宅したら風呂で不倫中→そのまま両家を呼んで公開処刑しました』
湯気の向こうで
笑い声が弾けていた
私の知らない
私の家で
見慣れない靴が
玄関に転がり
胸の奥の何かが
静かに割れた
――ああ、そうなんだ
怒りは
叫びにはならず
ただ、冷たく澄んでいく
スマホを握る手だけが
やけに正直で
現実を
逃がさないように閉じ込める
「ねえ、みんな来て」
たったそれだけで
舞台は整った
扉を開けた瞬間
湯気が晴れて
真実が裸になる
崩れる人
怒鳴る人
言い訳を探す人
でも私は
ただ見ていた
全部
見える場所で
逃げ場なんて
最初からなかったでしょう?
その夜
終わったのは
関係じゃなくて
嘘だった
そして朝
静かな浴室に
新しい水音が響く
もう誰にも汚されない
私だけの時間の中で
ようやく
息ができた
文字数 26,143
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.11
『論破の嫁
—お義母様、その理屈は通用しません—』
湯のみの縁に
指の温度が残る
その向こうで
「常識」という名の声が落ちる
遅い
気が利かない
嫁とはそういうもの
言葉は
繰り返されるほど
事実の顔をする
私はうなずかなかった
ただ
数を並べる
時間
費用
結果
「手伝いではなく
成果で判断を」
静かに置いたその一行で
空気がずれる
---
冷蔵庫の中を覗く手
勝手に開かれる境界
不潔だと指さす声
私は
写真を一枚差し出す
去年の日付
乾いた食材
「基準を、揃えませんか」
言葉は短いほど
逃げ場を失う
---
お金の話になると
声は強くなる
家族だから
当然だから
私は
数字を開く
積み重ねた記録は
誰の味方もしない
ただ
嘘を許さない
---
作法
伝統
しきたり
覚えているふりの手元
私は
一度だけ頭を下げてから言う
「基本に戻りましょうか」
形が崩れる音が
静かに広がる
---
「孫はまだか」
その言葉は
場を凍らせるには十分だった
私は
凍らなかった
確率
統計
原因
「事実は、こちらです」
沈黙は
初めて味方になる
---
見えない場所で
作られる物語
かわいそうな姑
冷たい嫁
私は
何も言わなかった
ただ
記録を並べる
言葉ではなく
現実で
---
裏切りは
声を伴わない
ただ
積み上がる
「家族だから」
その言葉が
一番深く切る
私は
その構造ごと
切り離す
---
「老後は頼むわね」
予約のように
差し出される未来
私は
紙を置く
記録された言葉
積み重なった否定
「関係が成立していません」
それだけで足りる
---
最後の日
涙は
遅れてやってくる
「ごめんなさい」
「許して」
その言葉を
私は測らない
ただ
一つだけ返す
「その前提、誤りです」
---
窓の外
風が動く
何も支配しない空気
私は歩く
勝ったのではない
離れただけ
それだけで
十分だった
文字数 19,432
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.19
断頭台に上がった公爵令嬢フレイアが最期に聞いた言葉は最愛の婚約者の残忍な言葉だった。
「さっさと死んでくれ」
フレイアを断頭台へと導いたのは最愛の婚約者だった。
愛していると言ってくれたのは嘘だったのね。
嘘つきな貴方なんて、要らない。
※投稿してから、誤字脱字などの修正やわかりにくい部分の補足をすることがあります。(話の筋は変わらないのでご安心ください。)
11/27HOTランキング5位ありがとうございます。
※短編と長編の狭間のような長さになりそうなので、短編にするかもしれません。
1/2累計ポイント100万突破、ありがとうございます。
完結小説ランキング恋愛部門8位ありがとうございます。
文字数 52,723
最終更新日 2026.01.01
登録日 2025.11.21
千一回目の『今回だけは許して』。いいえ、私の帳簿はもう満欄です。
あなたが病弱な妹に注いだ我が家の資産、一リリス残らず返還請求いたしますわ
千一回目の
「今回だけは許して」
その言葉は、
雨のように軽く、
けれど乾くことのない湿りを残して
私の時間に降り積もっておりました
最初の一度は、信じておりました
二度目は、仕方がないと
三度、四度と重なるうちに
それは約束ではなく
習慣へと変わっていったのです
あなたは覚えていないのでしょう
どの夜を空席にしたのか
どの贈り物を誰の手に渡したのか
どの言葉を、誰のために選び
誰を後回しにしたのか
だから私は、書き留めました
日付を
金額を
理由を
そして——失われたものを
帳簿は静かです
責めることも、嘆くこともなく
ただ、正確に積み上がっていく
あなたの優しさの行き先が
いつも同じであったことも
あなたの言う「今回だけ」が
決して一度ではなかったことも
すべて、そこにございます
あの子はいつも、か弱く笑っておりましたね
触れれば壊れそうな声で
けれどその指先は
金貨の重みをよく知っていた
あなたはそれを愛と呼びましたが
私の帳簿では、別の名で記されております
——流用
——優先
——不履行
数字は嘘をつきません
そしてついに
千一回目の「今回だけ」が
私の頁を埋め尽くしました
もう、余白はございません
ですから申し上げます
いいえ、と
これは怒りではなく
恨みでもございません
ただの、精算でございます
あなたが差し出した言葉の分だけ
あなたが奪った時間の分だけ
あなたが他者に注いだ資産の分だけ
一リリス残らず
お返しいただきますわ
愛という名の曖昧な約束ではなく
確かな数字として
そして帳簿を閉じたあと
私は新しい頁を開きます
そこにはもう
「許した回数」は記しません
代わりに書くのは
私が私のために選び取った日々
温かな茶の香りとともに
静かに積み上がっていく
確かなものだけを
——もう、「今回だけ」は要りません
私の時間は
すべて、私のものですから
文字数 21,168
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.19
第三王女ロクサーヌには婚約者がいた。騎士団でも有望株のナイシス・ガラット侯爵令息。その美貌もあって人気がある彼との婚約が決められたのは幼いとき。彼には他に優先する幼なじみがいたが、政略結婚だからある程度は仕方ない、と思っていた。だが、王宮が魔導師に襲われ、魔術により天井の一部がロクサーヌへ落ちてきたとき、彼が真っ先に助けに行ったのは幼馴染だという女性だった。その後もロクサーヌのことは見えていないのか、完全にスルーして彼女を抱きかかえて去って行くナイシス。
嘘でしょう。
その後ロクサーヌは一月、目が覚めなかった。
そして目覚めたとき、おとなしやかと言われていたロクサーヌの姿はどこにもなかった。
「ガラット侯爵令息とは婚約破棄? 当然でしょう。それとね私、力が欲しいの」
もう誰かが護ってくれるなんて思わない。
ロクサーヌは力をつけてひとりで生きていこうと誓った。
だがそこへクスコ辺境伯がロクサーヌへ求婚する。
「ぜひ辺境へ来て欲しい」
※時代考証がゆるゆるですm(__)m ご注意くださいm(__)m
総合・恋愛ランキング1位(2025.8.4)hotランキング1位(2025.8.5)になりましたΣ(・ω・ノ)ノ ありがとうございます<(_ _)>
文字数 93,405
最終更新日 2025.08.21
登録日 2025.08.01
【あらすじ】
初恋拗らせ執着俳優+未練タラタラ執着ヤクザ×人間不信不幸体質ビッチ
「愛なんて知らない。そんな俺が知っているのは、身体の繋ぎ方と、捨てられる時の痛みだけだ。」
親からの虐待、養護施設での性被害を過去に持ち、金稼ぎの為に数多の男たちを渡り歩く倫理観ゼロビッチ、如月凛太(きさらぎりんた)の人生は、常に愛情に飢えていた。
『何回か抱いてやっただけで恋人面すんな。
お前なんて、誰かの一番になんてなれねぇ。
一生都合のいいだけの穴として生きてくんだよ!』
元カレから受けた呪いを胸に、今夜も凛太は新しい獲物を探して高級バーで狩りをする。
そこで出会ったのは、人気絶頂の国民的俳優、瀬名蓮(せなれん)。
「嘘だけで塗り固めた、最高に綺麗な夜を過ごそうか。」
そんな甘い誘いに乗り、ホテルで熱い口づけを交わした瞬間、最悪の再会が訪れる。
「俺のシマで、えらい派手に稼いでるみたいやなぁ、リンちゃん♡」
そこに現れたのは、3年前、凛太の浮気が原因で酷い別れ方をしたヤクザの元カレ・鮫島竜生(さめじまたつき)だった。その後、地獄のような展開に発展し、救いようのない過去を背負った不幸ビッチが二人の執着男と共に堕ちていく、究極共依存どろどろラブストーリー。
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⚠️注意⚠️
※がっつりR-18【♡濁点喘ぎ、3P、無理矢理、潮噴き、二輪刺し、結腸責め、根性焼き等の微暴力表現あり】
※人によってはメリバ?ハピエン?です
※受けが虐待や性被害にあう表現あり
※攻め'sがとにかく執着型。執念が恐ろしい
※フィクションです
文字数 52,171
最終更新日 2026.04.18
登録日 2026.04.18
「兄様の代わりに愛されるのなら、それでいい」
最愛の妻セレンを亡くし、再び暴君へと変貌した皇帝ヴァレン。その荒んだ心を鎮めるため、家臣団が下した残酷な決断――それは、亡き妻と生き写しの弟・リアンを「身代わり」として差し出すことだった。
生まれつき弱視なオメガのリアンは、幼い頃から密かにヴァレンに恋心を抱いていた。兄の香水を纏い、兄の振る舞いを装い、冷徹な皇帝の褥へと向かうリアン。正体が露見すれば死。嘘を重ねるたびに心は千切れるが、その激しい抱擁に、リアンは歪んだ悦びを見出していく。
だが、夜明けとともにヴァレンが放ったのは、氷のように冷たい一言だった。
「お前……誰だ」
身代わりから始まる、狂おしくも切ない執着愛の幕が上がる。
文字数 24,346
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.18
『嘘の味を知る令嬢は、もう騙されない』
その言葉は、甘かった
けれど舌に触れた瞬間、
底のほうで腐っていた
やさしい声ほど、ぬるく濁り
愛している、と言うたびに
喉の奥で何かが崩れ落ちる
私はずっと、飲み込んできた
疑うことを、礼儀だと思っていたから
信じることを、役目だと思っていたから
でも知ってしまったのだ
嘘は、形ではなく味を持つことを
逃げ場のない、不快な現実として
苦い、では足りない
渋い、でも違う
それはもっと静かで、確実に
私を蝕む味だった
だからもう、飲まない
どんなに整えられた言葉でも
どんなに優しく差し出されても
舌が覚えている
本当のものは、濁らない
透明で
軽くて
ただそこにあるだけで、痛くない
それを知ったから
私はもう、騙されない
たとえそれが
ひとりで立つことになっても
空っぽの皿を前にしても
私は、自分で選ぶ
口にするものも
信じるものも
すべて、自分で決める
嘘の味を知る令嬢は
もう二度と
誰の言葉も、無条件には飲み込まない
文字数 16,736
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.20
夫チャールズは、浮気を咎めた私・エレノアへあろうことか「真面目な妻がいてこそ、浮気は甘美なのだ」と言い放った。
ならばその“真面目な妻”として、私は変わらずこの家に居続けましょう。
離婚はしない。嘘もつかない。
十九世紀アメリカ風の地方都市を舞台に、軽薄な夫が自らの看板と信用を少しずつ失っていく、静かな皮肉と因果応報の物語。
「婚約者が妹に心変わり?では一刺しして家を捨てましょう。皆様、あとはご自由に。」の情報戦型ざまぁの、もう少し軽いバージョンです。
短期集中型・一日四回更新。
文字数 36,200
最終更新日 2026.04.16
登録日 2026.04.13
バルンザール伯爵令嬢、ミナリア様へ。
貴方様が仰っているその言葉は――アザリエン伯爵令嬢ナファエス様から嫌がらせを受けているという訴えは、本当に事実なのですか?
そうなのでしたら、わたくしは全身全霊を以てお助けします。もしも、そうでないのなら――
文字数 2,316
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.19
ファルシオン王国の星詠み・アルシェーラは、数年先の未来を見通せる特異な力の持ち主。
しかし『国の滅亡』という凶兆を予言した結果、王室から『謀略の魔女』と蔑まれ、極寒の雪山へと永久追放されてしまう。
雪の中で死を覚悟した彼女を救ったのは、隣国ドレヴァン公国の辺境伯・ティグルスだった。
戦場では『氷雪の狂獣』と恐れられる彼だが、なぜかアルシェーラには驚くほど過保護で甘い。
祖国では嘘つきと呼ばれ見捨てられたアルシェーラだが、辺境の地で自身の力を開花させ、領民たちから深く愛されていく。
これは、全てを奪われた不遇の星詠みが、不器用で優しい辺境伯に溺愛され、本当の幸せと居場所を手に入れるまでの物語。
文字数 9,706
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.19
宮廷医師エリカは、主席医師の処方ミスを正したせいで、医師団を追放された。
だが彼女には秘密がある。
人の身体を視れば、異常が浮かぶ。ただし視えるのは「何がおかしいか」だけ。「なぜ」かは自分の腕で突き止めるしかない。
追い出した側は知らない。侯爵家の令息の容態を保っていたのが、彼女だったことを。
「二週間で黄疸が出ますよ。……まあ、聞かないでしょうけど」
北の地方都市。道端で倒れていた青年を助けたエリカは、やぶ医者の誤診を覆し、命を救う。
だがこの青年、身分を隠した第三王子だった。
「大丈夫」と言う人の身体は、いつだって嘘をつかない。
——見えてしまったからには、放っておけない。
文字数 5,614
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.19
