「秘密」の検索結果
全体で7,871件見つかりました。
大好きだった婚約者は
いつからか冷たくなってしまった。
些細なことが胸を抉り傷付いても
以前のように戻れると思っていた。
彼と別れるために追放され
行き着いた先で1人暮らし始めた。
秘密にしていた力を使って
生計を立てればいい。
もう恋はしたくない。
このままのんびりと歳をとって
人生を終えようと思っていた。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
文字数 85,951
最終更新日 2026.06.05
登録日 2026.05.01
この作品は【医療×サスペンス×ファンタジー】の作品です。恋愛要素もあります。
宮廷医師エリカは、主席医師の処方ミスを正したせいで、医師団を追放された。
だが彼女には秘密がある。
人の身体を視れば、異常が浮かぶ。ただし視えるのは「何がおかしいか」だけ。「なぜ」かは自分の腕で突き止めるしかない。
追い出した側は知らない。侯爵家の令息の容態を保っていたのが、彼女だったことを。
「二週間で黄疸が出ますよ。……まあ、聞かないでしょうけど」
北の地方都市。道端で倒れていた青年を助けたエリカは、やぶ医者の誤診を覆し、命を救う。
だがこの青年、身分を隠した第三王子だった。
「大丈夫」と言う人の身体は、いつだって嘘をつかない。
——見えてしまったからには、放っておけない。
文字数 140,018
最終更新日 2026.06.05
登録日 2026.05.05
義母と異母妹に虐げられながら生きてきた子爵令嬢セシリアは、ある日突然、“氷の侯爵”と恐れられる辺境侯爵レオンハルトへ嫁ぐことになる。
それは愛のない政略結婚——のはずだった。
けれど侯爵家で待っていたのは、冷たい侯爵ではなく、母を亡くして寂しさを抱えた幼い姉妹だった。
「……おかあさま、いなくならない?」
夜泣きをする次女ミーナ。
無理に大人びようとする長女リリア。
セシリアは戸惑いながらも、温かな食事を作り、小さな手を握り、少しずつ姉妹との距離を縮めていく。
やがて冷え切っていた侯爵家に、笑顔とぬくもりが戻り始める。
しかしその裏では、亡き前妻の死にまつわる秘密と、侯爵家を狙う陰謀が静かに動き出していた——。
これは、“お飾りの継母”として嫁いだ女性が、不器用な侯爵と幼い姉妹に愛されながら、本当の家族になっていく物語。
文字数 64,102
最終更新日 2026.06.06
登録日 2026.05.17
王太子アデルの婚約者として、十年ものあいだ王宮に尽くしてきた公爵令嬢セレスティア。
王妃の病を支え、外交文書を整え、滞りかけた財務を立て直し、妹リリアナの失敗さえ陰で補ってきた。
けれど、その働きが誰かに正しく知られることはなかった。
ある夜、王宮の舞踏会で、セレスティアは突然断罪される。
「君との婚約を破棄する。私はリリアナを妃に迎える」
王太子は妹を選び、父は沈黙し、社交界はセレスティアを悪女と呼んだ。
けれど彼女は、何も言い返さなかった。
泣きもせず、怒りもせず、ただ静かに礼をして、王宮を去った。
なぜなら彼女が真実を語れば、王妃の秘密も、王家の醜聞も、父が隠してきた罪も、妹の出生にまつわる真相も、すべて白日の下にさらされてしまうから。
セレスティアは最後まで、王宮を守るために沈黙した。
だが、彼女を失った王宮は少しずつ壊れ始める。
外交文書は滞り、救貧院への支援金は止まりかけ、王妃の療養管理は乱れ、王太子は会議で言葉を失う。
妹リリアナは、姉の椅子に座って初めて、その重さを知る。
それでも誰も認めない。
セレスティアがいなければ王宮は回らないなど、認められるはずがなかった。
一方、王都を離れたセレスティアは、辺境伯ノア・ヴァレンティアのもとへ身を寄せる。
王宮では野蛮と噂される男。
けれど彼だけは、セレスティアの沈黙に隠された痛みに気づいていた。
「あなたが黙っているのは、罪を認めたからではないでしょう」
誰も信じてくれなかった。
誰も見てくれなかった。
誰も、彼女がどれほど傷ついていたのか知らなかった。
悪役令嬢と呼ばれた少女が、失った尊厳を取り戻すまで。
彼女を捨てた王宮が、彼女の不在によってゆっくり崩れていくまで。
これは、尽くした十年を踏みにじられた令嬢が、静かに去ったあとに始まる、遅すぎる後悔と再生の物語。
文字数 419,090
最終更新日 2026.06.05
登録日 2026.05.15
ダンジョンが現れて8年――。社会は混乱を乗り越え、ダンジョンから得られる魔石は人々の暮らしを支える重要な資源となった。危険と隣り合わせの「ダンジョン探索士」は、今や花形の仕事となった。
そんな世界で、凪原透(なぎはら とおる)はアパートの管理人として静かに暮らしていた。
だが、透には誰にも明かしていない秘密がある。眠りに落ちるたび、意識だけが異空間のダンジョンへと飛ばされる――生まれたときから、ずっと。世界にダンジョンが現れるよりも遥か前から、透はたった一人で攻略を続けてきた。32年間、毎晩。
気づけば、人類最強。けれど透にとっては日常の延長でしかない。
穏やかな管理人生活を送るつもりだった透の前に、ダンジョン探索士を目指す少女が現れる。彼女との出会いが、透の「普通の生活」を少しずつ変えていくことになる。
※本作品はアルファポリス・カクヨム・小説家になろうにて同時掲載しています。
文字数 38,268
最終更新日 2026.06.05
登録日 2026.06.05
書き直しになります
ルミナリア王国の名門アルセリア公爵家に生まれた少女、アイラ。
家族に愛され幸せに育った彼女だったが、十歳の魔力測定の日、その人生は一変する。
測定不能――。
人類の常識を超えた魔力量を持つことが判明したアイラは、人々から恐れられ、ついには家族からも追放されてしまう。
絶望の中で辿り着いたのは、神獣たちが住まう禁域《星霊樹海アルヴェイン》。
そこで出会ったのは、神狼フェンリル、天空猫ウィングキャット、影熊シャドーベアの三体の神獣だった。
「今日からは我らが家族だ」
捨てられた少女と神獣たちの家族の物語。
やがてアイラは、自らの中に眠る『星血』の秘密と、世界を揺るがす運命に向き合うことになる――。
文字数 26,438
最終更新日 2026.06.02
登録日 2026.06.02
結婚式の誓いの場で、夫となる青年に言い放たれた。
――お前を愛することはない。
唖然とする列席者達の前で始まった、冷えきった夫婦生活。
実家から疎まれ、ようやく嫁いだ先でも歓迎されないはずだったアメリアは、若い継母グラディス、気の強い義妹ポーリーンとぶつかり合いながら、少しずつ家政と領地の実務を握っていく。
けれど、無責任な夫が不穏な秘密を抱えて戻ってきた時、止まっていたはずの歯車が動き出す…
家を守るのは誰か?
肩書きだけの当主か、それとも現実を見て働く者達か?
これは、軽い言葉で花嫁を踏みにじった男の“物語”を剥がしながら、血のつながらない女達が家を立て直していくお話です。
全57回、6時、17時の1日2回更新です。
※謎解き要素がありますので、感想欄は開いておきますが、作者がネタバレしそうなために今回は返信は無しといたします。ご了承ください。
文字数 220,856
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.04.27
帝を支える香りの力を持つ”帝都の貴公子”が触れた夜を、私は忘れられない。
なのに貴公子は——その夜ごと、私を忘れた。
”帝都の貴公子”鷹条雅親と、舞の結界を継ぐ花房家の令嬢・りん。二人だけが守り続けた秘密は、やがて「記憶を読む家」水鏡院を動かしてしまう。
失われた記憶。
覚醒した力。
そして誰にも知られてはならない恋。
記憶を失った貴公子が令嬢の昔の恋人に嫉妬している。
その恋人が——自分自身だと、知らないまま。
記憶を取り戻し始めた雅親の前に現れたのは、秘密を暴こうとする者たちだった。
二人は未来を再び取り戻す。
ハッピーエンドです。
文字数 99,974
最終更新日 2026.06.05
登録日 2026.05.24
公爵令嬢エレノア・ヴァレンシュタインは、王太子ユリウスの婚約者として十年もの間、王宮の裏側を支えてきた。
病弱だった王妃の代理として、茶会の席次、貴族派閥の調整、外交文書の管理、孤児院基金の帳簿、王太子の失言の後始末まで――誰にも褒められず、感謝もされず、それでも国のために尽くしてきた。
だが、王妃の葬儀から七日後。
エレノアは突然、王太子から婚約破棄を告げられる。
新たな婚約者として選ばれたのは、可憐で愛らしく、誰からも守られてきた妹リリアナだった。
「君は冷たい。リリアナは人の心が分かる」
その言葉に、エレノアは泣かなかった。
父は妹を公爵家の後継に据え、母は「姉なら妹に譲るべき」と微笑み、王太子は当然のようにエレノアの居場所を奪った。
婚約者も、家名も、王宮での立場も。
すべてを奪われたエレノアは、ただ一つだけ手放さなかった。
亡き王妃から託された、黒い封蝋の遺言状を。
エレノアが王宮を去った翌日、王宮の茶会は崩壊した。
二日目、隣国大使が激怒した。
三日目、王妃の遺産と孤児院基金を巡る不正が露見し始めた。
誰も知らなかった。
王宮を支えていたのは、愛される妹ではなく、冷たいと蔑まれた姉だったことを。
そして、冷徹宰相と呼ばれる王弟カインは、追放されたエレノアの前に現れる。
「君を王宮に戻しに来た。王太子の婚約者としてではない。この国を裁く、王妃の証人としてだ」
王妃の遺言状に記されていたのは、王位継承を揺るがす秘密。
公爵家の裏切り。
王宮財務官の横領。
そして、エレノアこそが王妃に選ばれた最後の後継者であるという真実だった。
妹は泣けば許されると思っていた。
父は娘を道具として売れると思っていた。
王太子は捨てた婚約者が戻ってくると思っていた。
けれどもう、遅い。
これは、奪われ続けた公爵令嬢が、涙ではなく証拠で王宮の嘘を暴き、自分を正しく見つけた冷徹王弟に深く愛されるまでの物語。
文字数 840,015
最終更新日 2026.06.05
登録日 2026.05.03
老舗医療機器メーカーのマーケティング・企画部で働く石田琴葉【いしだことは】(28)は、仕事一筋で生きてきた。
学生時代に恋愛で痛手を負った琴葉は、それから勉強と仕事を最優先に生きてきた。
ある日琴葉は、祖母にお見合いを勧められ、「会うだけなら」と渋々お見合いに臨んだ。
そこに現れたのは眉目秀麗という言葉が似合う榛名智臣【はるなともおみ】(33)だった。
智臣は琴葉の仕事や業界に精通していて、思いの外話しは弾む。ただ自身のことは多くを語らず、会話の端々に謎を残してお見合いは終わった。
その後何も連絡はなく、気になりながらも目の前の仕事に全力を尽くす琴葉。
やがて迎えた、上層部の集う重要会議。
緊張感の中、突如発表されたのはマーケティング・企画部長の異動と、新たな部長の着任だった。
そこに現れた新部長は――
第19回恋愛小説大賞にて奨励賞をいただきました。ありがとうございます。
文字数 148,735
最終更新日 2026.06.05
登録日 2026.01.31
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
文字数 13,456
最終更新日 2026.02.06
登録日 2026.01.24
––アロルド、私は貴方が結婚初日に告げた言葉を今でも覚えている。
忘れもしない、あの時貴方は確かにこう言った。
「初めに言っておく、俺達の婚姻関係は白い結婚として……この関係は三年間のみとする」
「白い結婚ですか?」
「実は俺には……他に愛する女性がいる」
それは「公爵家の令嬢との問題」を理由に、三年間だけの白い結婚を強いるもの。
私の意思を無視して三家が取り決めたものであったが、私は冷静に合意を決めた
――それは自由を得るため、そして『私自身の秘密を隠すため』の計算でもあった。
ところが、三年の終わりが近づいたとき、アロルドは突然告白する。「この三年間で君しか見えなくなった。白い結婚の約束をなかったことにしてくれ」と。
「セシーリア、頼む……どうか、どうか白い結婚の合意を無かった事にしてくれ」
アロルド、貴方は何を言い出すの?
なにを言っているか、分かっているの?
「俺には君しかいないと、この三年間で分かったんだ」
私の答えは決まっていた。
受け入れられるはずがない。
自由のため、私の秘密を守るため、貴方の戯言に付き合う気はなかった。
◇◇◇
設定はゆるめです。
とても強い主人公が自由に暮らすお話となります。
もしよろしければ、読んでくださると嬉しいです!
文字数 122,952
最終更新日 2026.02.20
登録日 2026.01.04
テリシアの婚約者セシルは、病弱だという幼馴染にばかりかまけていた。
自身で稼ぐこともせず、幼馴染を庇護するため、テシリアに金を無心する毎日を送るセシル。
そんな関係に限界を感じ、テリシアはセシルに婚約破棄を突き付けた。
テリシアに見捨てられたセシルは、てっきりその幼馴染と添い遂げると思われたが――。
その幼馴染は、道化のようなとんでもない秘密を抱えていた!?
はたして、物語の結末は――?
文字数 4,186
最終更新日 2021.05.10
登録日 2021.05.07
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」
「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」
「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」
県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。
頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。
その名も『古羊姉妹』
本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。
――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。
そして『その日』は突然やってきた。
ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。
助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。
何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった!
――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。
そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ!
意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。
士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。
こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。
が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。
彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。
※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。
イラスト担当:さんさん
文字数 1,533,493
最終更新日 2024.08.07
登録日 2023.06.17
結婚三年目の春、エマは伯爵家の夫アンドレオから突然、側室を迎える話を告げられる。子をなせなかったことを理由に、彼女は僅かな補償のみで離縁された。妻として過ごした三年間は「無価値だった」と突きつけられ、エマは貴族社会から静かに切り捨てられる。
また実家の父母の墓参りに行くと、当主になっていた兄に離縁金を奪われてしまう。
大ピンチのエマには、秘密があった。なんと彼女は幼少期に前世の記憶を思い出していたのだ。
かつて観光地で石を磨き、アクセサリーを作り、人に喜ばれる仕事をしていた人生。何も持たない今だからこそ、もう一度「自分の手で生きる」ことを選び、あの人が住む商業国家スペイラ帝国へ向かう決意をする。
国境への道中、盗賊に襲われるが、護衛兵ロドリゲスの活躍で難を逃れる。彼の誠実な態度に、エマは「守られる価値のある存在」として扱われたことに胸を打たれた。
スペイラ帝国では身分に縛られず働ける。エマは前世の技術を活かし、石を磨いてアクセサリーを作る小さな露店を始める。石に意味を込めた腕輪やペンダントは人々の心を掴み、体験教室も開かれるようになる。伯爵夫人だった頃よりも、今の方がずっと「生きている」と実感していた。
ある朝、ロドリゲスが市場を訪れ、エマの作ったタイガーアイの腕輪を購入する。ところがその夜、彼は驚いた様子で戻り、腕輪が力を一・五倍に高める魔道具だと判明したと告げる。エマ自身は無意識だったが、彼女の作るアクセサリーには確かな力が宿っていた。
後日二人は食事に出かけ、エマは自分が貴族の妻として離縁された過去を打ち明ける。ロドリゲスは強く憤り、「最悪な貴族だ」と彼女と一緒になって怒ってくれた。その気持ちが、エマにとって何よりの救いだった。彼は次に防御力を高める腕輪を依頼し、冒険者ギルドで正式な鑑定を受けるよう勧める。
翌日、冒険者ギルドで鑑定を行った結果、エマの腕輪は高い防御効果を持つことが判明。さらに彼女自身を鑑定すると、なんと「付与特化型聖女」であることが明らかになる。聖女が付与した魔道具は現実の力として強く発現するのだ。
価値がないと切り捨てられた人生は、ここでは確かな力となった。スペイラ帝国で、聖女エマの新しい人生が、静かに、そして輝かしく始まる。
文字数 138,900
最終更新日 2026.03.01
登録日 2026.01.27
前世、日本で大学生だった少女は、
異世界の公爵令嬢
ベリノアル・ソールス≠ネフェリエートとして転生した。
しかし転生先で待っていたのは、
“超病弱”な身体。
少し歩けば倒れ、
熱を出し、
外へ出ることすら許されない。
過保護すぎる家族に囲まれながら、
屋敷で暮らすこと十五年。
そんなソルの夢は、
ただ一つ。
「外でモフモフしたい」
そして迎えた、
人生初のお外デビューの日。
突如、
公爵家の結界を破って現れたのは、
隣国エマンラート王国の第一王子、
ヴェルノア・アシュレイ=エマンラートだった。
冷徹。
合理主義。
そして底知れない美貌を持つその王子は、
ソルを見るなり意味深に告げる。
「――ようやく見つけた」
その出会いをきっかけに、
ソルの日常は大きく変わり始める。
何故か懐く魔獣。
揺れる庭園結界。
隠されていた秘密。
そして、
気付かぬうちに埋められていく外堀――。
これは、
自由を夢見る病弱令嬢が、
腹黒王子にじわじわ囲い込まれていく、
異世界ファンタジー。
文字数 75,060
最終更新日 2026.06.04
登録日 2026.05.26
夫に殺されて目覚めたら、結婚式の朝でした。
「もういい、好き勝手やる!離婚してやる!」
悪役令息と呼ばれた過去を活かして、嫌われる悪妻を目指すことにしたオメガ令息のエディッド。
でもやることなすことなぜか評判が上がるし、夫であるシュルズ殿下は前回と違ってなぜか溺愛してくるし。
離婚どころか、どんどん好きになっていくんだけど!?
秘密、謎、そして「なぜ殺されたのか」という問いの答えとは。
笑えて泣けてドキドキする、死に戻り×勘違い溺愛BL。
悪妻活動、始めます!
お気に入り登録してもらえたら嬉しいです!
文字数 118,476
最終更新日 2026.05.01
登録日 2026.04.28
悪役令息レイナルド・リモナの華麗なる退場
レンタル有り ※ 第四部ゆっくり更新中
12歳で受けた選定の儀で俺が思い出したのは、この世界が前世で流行った乙女ゲームの世界だということだった。深夜アニメ化までされた人気作品だったはずだけど、よりによって俺はそのゲームの中でも悪役の公爵令息レイナルド・リモナに生まれ変わってしまったのだ。
さらに最悪なことに、俺はそのゲームの中身を全く知らない。乙女ゲームやったことなかったし、これから俺の周りで一体何が起こるのか全然わからないんですけど……。
内容は知らなくとも、一時期SNSでトレンド入りして流れてきた不穏なワードは多少なりとも覚えている。
「ダメナルド安定の裏切り」
「約束された末路」
って……怖!
俺何やらかすの!?
せっかく素敵なファンタジーの世界なのに急に将来が怖い!
俺は世界の平和と己の平穏のために、公爵家の次男としてのほのぼの生活を手にするべく堅実に生きようと固く決心した……はずだったのに気が付いたら同級生の天才魔法使いの秘密をうっかり知ってしまうし、悪魔召喚を企てる怪しい陰謀にすっかり巻き込まれてるんですけど?!
無事約束された末路まで一直線の予感!?
いやいや俺は退場させてもらいますから。何がなんでもシナリオから途中退場して世界も平和で俺も平和なハッピーエンドをこの手で掴むんだ……!
悪役になりたくない公爵令息がジタバタする物語。(徐々にBLです。ご注意ください)
第11回BL小説大賞をいただきました。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。(2024年11月に書籍化しました)
文字数 1,548,502
最終更新日 2026.05.28
登録日 2023.07.08
社交界で“鬼王妃”と恐れられる絶世の美女、ロザリア。
その冷酷無比な振る舞いに、貴族たちは震え上がっていた――が、誰も知らない。
彼女の中身が、この国の国王アレクシス本人であることを。
五年前。
婚約の儀式の直前、二人は掟を破って口づけを交わしてしまう。
その瞬間、なぜか二人の身体は入れ替わってしまった。
以来、王妃の姿で“鬼王妃”を演じ続ける元王太子アレクシスと、国王の姿で“氷の国王”を演じ続ける心優しいロザリア。
誰にも秘密を明かせないまま数年が過ぎ……
互いを守るため、互いの立場を守るため、二人は完璧な王と王妃を演じ続けていた。
――しかしその実態は、外では最強、内では限界突破した超バカップル夫婦で!?
「アレク、今日も最高にカッコよかったぁ!」
「お前、その顔で甘えてくるな!!」
冷酷無比な鬼王妃の正体は、妻を溺愛しすぎて理性が崩壊寸前の旦那様でした。
中身逆転夫婦がおくる、糖度高めのドタバタ入れ替わりラブコメ!
文字数 57,853
最終更新日 2026.06.05
登録日 2026.05.30