「さと」の検索結果
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✦素直になれない彼女 × 最強の神殿魔導士✦
再会の瞬間、心は揺さぶられた。
けれど、二人を待つのは甘さだけじゃない。
選ばなければならない未来、引き裂こうとする運命。
その困難を前にしても、彼は彼女を離さない。
突然の再会は、懐かしさよりも衝撃だった。
魔導士として戻ってきた彼は、もう“あの頃”の彼じゃない。
でも──目が合った瞬間、何かが音を立てて動き出した。
「迎えに来たよ。今度は……ずっとそばにいたい」
そう言った彼の瞳は、昔よりも真っ直ぐで、強くて──
けれど、どこまでも優しかった。
気づけば、「可愛い」と囁かれるたび、胸の奥がざわめいていた。
戸惑いながらも、甘やかすような視線に抗えなかった。
少しずつ近づいていく心の距離。
それは、幼い日の約束を確かめるように、
痛みとともに、静かに深まっていく。
そして──
私を守って傷ついた彼を助けたくて。
そのために渡した薬草が、“生きようとする本能”を刺激する副作用を持っていたと知ったとき、
すべてが、ゆっくりと熱を帯びていった。
荒くなる鼓動。揺れる瞳。
その熱が、誰かに向けられるのは嫌だった。
ただ助けたかっただけなのに──
気づけば私は、自分でもわからない衝動に突き動かされていた。
「……キスしても、いいよ」
甘さと執着が絡み合う、少し苦くて優しい恋の物語。
※本作は、触れ合いの奥に“心”を描くことを大切にしています。
甘く激しい展開は、中盤からじっくり描いていきます。
文字数 26,544
最終更新日 2025.10.06
登録日 2025.07.29
愛する家族へ、
皆さんがこれを読んでいる時、僕はもういないでしょう。それでも、悲しまないでください。これは僕が選んだ道です。みんなのため、そして愛する人たちのために。
僕の夢は大きかったんです。父さんに教えてもらった戦略や統治の方法で国を導き、母さんに学んだ優しさと公平さで領民を幸せにすること。それは僕が心から望んでいたことです。でも、父やフレデリックの期待に応えられるほど僕は優秀ではなかった。その夢を実現することができないことが、僕はとても悔しい。
父へ、あなたが僕に教えてくれた全てのこと、忘れません。それを生かすことができず、申し訳ありません。
母へ、あなたの優しさは僕の中にずっとあります。悲しませることになってしまいごめんなさい。
妹のヴィヴィアンへ、あなたがくれた元気と希望は僕の力でした。あなたが大きくなるのを見守ることができず、本当にごめん。
フェナへ、あなたと過ごした時間は僕の宝物です。あなたがいてくれたからこそ、僕は毎日頑張ることができました。
頑張り続けましたが、どこかで力尽きてしまった感じです。胸の中がぽっかり抜け落ちて、痺れてしまうようになって、僕は役立たずになってしまいました。だからこれ以上頑張れません。
これが僕の運命でした。それでも、一緒に過ごした時間は僕にとってかけがえのないものです。僕の心から感謝しています。僕はいなくなりますが、思い出としてずっとあなたたちのそばにいます。
アイデン
文字数 11,597
最終更新日 2023.08.04
登録日 2023.07.29
「じゃあメイドさん。私について来てくれないかしら? こう見えて何もできないし、何も知らないの」
「かしこまりました。まずは人に物を頼むときの言葉遣いと態度からお教えします♪」
「(ポトトに)あなたも。私達の頼れる足になってくれないかしら?」
『クルッ!』
「『嫌よ!』だそうです♪」
「……どうしよう、不安しかないわ」
ある日、森で眠っていたところを叩き起こされた主人公の少女。見れば、そこには体高2mはある真ん丸モフモフな鳥『ポトト』がいた。敵意のないポトトの一撃で体力を半分以上持っていかれつつも、目を覚ました主人公。しかし、そこで、自身についての記憶だけが無いことに気付く。
ひとまず〈ステータス〉を使用するも、自分がホムンクルスであること以外、名前も何も分からない。それこそ、この世界で生まれた(造られた)以上、必ず持っているはずの役割――職業(ジョブ)すら分からなかった。
不可解な状況に主人公がポトトと一緒に首をかしげていると、1人の人物が主人公の前に姿を現す。白金の髪を風に揺らす、メイド服姿の少女。自身を『メイド』と名乗るその手には、血に濡れたナイフが握られていて……。
そうして出会ったメイドさんとポトトと過ごすうち、主人公は自身が死神と呼ばれる存在であると知る。生まれながらに、触れるだけで相手を殺せてしまう圧倒的な力と、それに伴う責任とを背負わされた少女。
そんな主人公が、生来の生真面目さと誇り高さを胸に歩む異世界の旅は夢と希望、世知辛さに満ちたものだった。
行く先々で繰り返す出会いと別れ。抗えない職業衝動。チキュウからやってくる召喚者たち。その全てに振り回されつつも、少女は人々から信頼される死神になるべく”命”と向き合っていく――。
※「●ウルセウにて」の最終話までが、文庫本およそ1冊ぶん(10万字)にあたります。
登録日 2023.12.07
文字数 533
最終更新日 2023.08.17
登録日 2023.08.17
侯爵令嬢アリアには、人の頭の上に「数字」が見える――心読みの持ち主。
好感度、さみしさ、期待値。すべてを数値に置き換えれば、人生は最適解の連続。
そう信じて、「楽勝な人生」を計算してきた。
ある日、そんな彼女は王立図書館の物静かな司書・ユリウスに出会う。
はじめての心読みが通用しない相手に戸惑いながら、書庫ボランティアを願い出る。
彼の効率の悪い“誤差”みたいな出来事を、大事そうに拾い集めていく姿に、マリアの心は揺れーー
その一方で、条件だけを見ればこれ以上ない縁談相手――誠実な公爵家嫡男レヴァンからは、正式な婚約の申し入れが……。
家と未来を守る「最適解」の結婚か、
図書館という居場所と、静かな司書への「好き」か。
⸻「人生は“楽勝”じゃない。それでも、この誤差だらけの毎日を、あなたと選びたい。」
全部をわかっている“優秀な令嬢”としてではなく、
わからないことを抱えたまま生きるひとりの女の子として、
アリアが最後に選ぶのは、どんな“計算外の幸福”なのか。
数字では測れないやさしさと、
最適解じゃないほうの恋を抱きしめる、ほっこり甘い異世界恋愛です。
【完結済:全12話+@】
文字数 58,215
最終更新日 2026.02.14
登録日 2026.01.10
『丘陵の午後 ~奈緒子さんとの静かな時間~』は、友人・奈緒子さんと語らう一日の情景を描いた短編小説です。メールの行き違いを経て再び出会う主人公と奈緒子さんは、市街を一望できる丘陵のレストランで穏やかな時間を過ごします。自然の描写とともに、彼らの会話からは五年の歳月を通じて育まれた深い友情と、お互いを思いやる気持ちがにじみ出ています。
物語の終盤では、静かに歩きながら過去と現在を見つめ直し、友情とは魂が共鳴し合うものであると確認し合います。恋愛ではなく、純粋な人間愛としての友情を描き出した本作は、読む者の心に温かさと静かな感動を残します。
友情という名の愛の尊さと、何気ない日常に潜むかけがえのない瞬間を優しく描いた一編です。
文字数 4,411
最終更新日 2025.06.25
登録日 2025.06.25
湖畔に佇む寄宿学校。
尖塔に灯る光と、湖面に揺れる星空の下でーー
幻想的で切なくて、時に可愛い
5つの恋の物語を、どうぞお楽しみください。
◇収録内容◇
1.『星の涙に願う夜』
無口で不器用な少年カイルと、明るく優しいリリア。
初めての甘い気持ちに戸惑いながら、星の涙に願いをかける二人の物語。
→初恋のきらめきを描いた、シリーズの入口。
2.『星の涙は、幼馴染に落ちて』
幼馴染であり、年上で頼れるアシュトン。
彼にずっと憧れてきたエミリアは、寄宿学校で再び隣に並ぶことになる。
→再会の切なさと、幼馴染ならではの温かさが交錯する恋。
3.『完璧な僕を乱すのは、君』
「世界一美しいのは僕だ」と信じる完璧な王子オスカー。
彼を全く意に介さない奔放なアンナに、彼の心は大混乱。
→コミカルで可愛い、わちゃわちゃラブコメ寄りの一篇。
4.『初恋は、影ごと抱きしめて』
高飛車で乙女なカトリーナは、転校生ノアに一目惚れ。
けれど彼は天然で柔らかく笑うばかり、常識がまるで通じない。
→華やかで可愛いのに、少し切なさを含む恋。
5.『広い世界へ、あなたと』
身分を隠し、寄宿学校に通う姫エリス。
彼女を守るお目付け役ラウレンスとの間に芽生えたのは、役割を越えた想い。
→シリーズのラストを飾る、大人びた余韻と切ない解放の物語。
文字数 28,819
最終更新日 2025.09.06
登録日 2025.09.06
あの頃の君はこんなじゃなかった。いつもいつも、笑顔を絶やさない大輪のひまわりのようだった────
ごく普通に見える高校生、桜木夜叉(さくらぎ やしゃ)は片目のアイパッチがトレードマーク。
血の繋がりがない弟、和馬(かずま)と親元を離れて2人で暮らしている。
11月に入り夜叉たちの学校では生徒会選挙が行われ、同じクラスの智(さとし)が会長に立候補した。当選確実と言われているが果たして…。
同じ時期、夜叉に彼氏ができたのではないかとひそかに噂になる。しかしその相手は最有力候補であるミステリアス高校生の朝来(あさき)ではないらしく?
聞き捨てならない噂を耳にしてしまった彼が取った行動はいかに。
文字数 55,942
最終更新日 2022.01.13
登録日 2021.12.21
公爵令嬢のライラは婚約者である第2王子のルドルフのことが大嫌いだった。さっさと婚約破棄したくて堪らなかった。なにせとにかく女癖が悪い上に生来の悪党だからである。婚約破棄に向けて今日も着々とルドルフがやらかした悪事の証拠集めに勤しむ彼女だったが、ある日聞き捨てならない情報を入手する。どうやらルドルフの方もライラとの婚約破棄に向けて何やら企んでいるというものだ。イリナという男爵令嬢を利用してライラを追い詰めようと画策しているらしい。しかもイリナを使い捨てにするつもりらしい。そこでライラはイリナの元を訪れこう言った。
「ねぇ、私と手を組まない?」
☆こちらは別タイトルで投稿していた物を、タイトルと構成をやや変えて投稿し直したものになります。
文字数 10,563
最終更新日 2021.06.18
登録日 2021.06.13
『一冬の恋』――冬にだけ、灯る恋がある。
静けさと切なさ、再会と始まり、別れと約束。
雪の舞う季節に出会い、すれ違い、そして心を通わせる10のラブストーリーを収めたオムニバス恋愛小説集。
舞台は地方の無人駅、大学の下宿、古都・京都のカフェ、異国のクリスマスマーケット、閉園間近の遊園地――
それぞれの場所で繰り広げられるのは、偶然と必然が交差する「一冬限りの恋」や「冬に芽生えた恋たち」。
淡く、やさしく、時に胸を刺すような感情たち。
ページをめくるたび、冬の冷たさと心の温もりが、静かに同時に訪れる――。
「この冬、あなたにも、恋が訪れますように。」
文字数 19,069
最終更新日 2025.04.05
登録日 2025.04.01
事件に巻き込まれ瀕死となった女子高生の美麗は、父である姫宮博士により惑星シミュレータに個体転送が行われる。ところが美麗の個体データはシミュレータ内で暮らすミレイという女性と融合してしまい、美麗の性格とミレイの記憶のほとんどが対消失してしまうのだった。舞台は中世程度の文明が栄える大陸。未来武器、ロボット、魔法などなど、SF・ファンタジー冒険譚です。
登録日 2014.09.17
星の恋人は、平凡な女子大生、橘さくらの物語です。彼女は宇宙と星々に対する強い関心を持ち、天体観測を趣味としています。ある晩、彼女は偶然、古い望遠鏡を使って星を観察していると、突然、異世界へと引き込まれてしまいます。そこは彼女の夢のような場所で、星が光り輝く美しい世界です。そこで彼女は、星々の守護者であるとされる謎めいた青年、エリオスと出会います。彼は彼女に宇宙の秘密を教え、彼女の心を惹きつけます。しかし、彼女の新たな恋は危険と障害に満ちており、彼女は愛と勇気を持ってそれらに立ち向かわなければなりません。星の恋人は、異世界の美しさと切ない恋の物語が交差する、感動的な物語です。
文字数 6,257
最終更新日 2024.03.21
登録日 2024.03.21
ーーあなたに私の学園の全てを遺贈します。
私立慈従学園 坂東和泉
若狭透は大家族の長男で、毎日のように家事に追われている。
そんな中、向井巧という強面の青年が訪れて来た。彼は坂東理事長の遺言を透に届けに来たのだ。手紙には学園長と縁もゆかりもない透に学園を相続させると書かれていた――。
四人の学生が理事長の遺した謎を解いていく、謎解き青春ミステリー。
文字数 162,388
最終更新日 2024.12.12
登録日 2024.04.09
※死にたがりの僕と生きたがりのモフモフ彼女の改定版です。
ーあらすじー
大口契約の日に大遅刻してしまった事が原因で、
リストラを告げられた森聡(もりさとる)。
仕事と彼女を同時に失った彼は死に場所探しの旅に出る。
たまたま訪れた、しなびた温泉街で彼の生きる意味につながる
犬と出会う。
この犬との出会いが彼の人生は大きく変得えていく。
文字数 4,900
最終更新日 2022.01.19
登録日 2022.01.08
ある春の日に、市立図書館で7年ぶりに
違う街へ引っ越して行った幼馴染の藤本光一と再会する星野澄。
澄は久々の再会の嬉しさと不安から涙ぐみ、
昔は明るく人懐っこかった光一は今では何かに怯えてる様子で、澄を見ると激しく動揺していた。
この空白の7年で2人の身に何が起こったのか。
文字数 997
最終更新日 2021.04.22
登録日 2021.04.22
龍弧国は、帝が統治する大国だ。
都は華やぎ、貴族たちがしのぎを削る。そして、帝に取り入ろうと後宮へと娘を入内させていた。
主人公・真兎(まさと)の幼馴染の月草の君は、そんな政治闘争から外れるために後宮へ女官として出仕することになった。
それが、半年前のこと。
月草の君が行方を絶ったことで、真兎の運命が大きく動き出す。
幼馴染の行方を探す手掛かりを得るため、彼は女装し女房として後宮に出仕することを決意した!
親友かつ兵衛佐である虎政(とらまさ)や弘徽殿の女御たちの力を借りながら、真兎はいつの間にか龍弧国がひた隠してきた国家創世の秘密へと手を伸ばすことになる……。
登録日 2023.12.08
「クリスマス、空いてる?」
その一言を言うためだけに、どれだけの勇気と計算が必要か。
カースト中位女子・ミカと、腐れ縁男子の攻防戦。
周囲のカップルたちがイチャつく中、二人が共有するのはロマンチックな愛ではなく、寒さと、空腹と、そして強力な「静電気」。
大晦日の夜、除夜の鐘を聞きながら手を重ねようとした二人に走った衝撃は、恋の予感か、ただの放電か。
痛くて笑える、等身大の高校生ラブストーリー。
文字数 10,230
最終更新日 2025.12.23
登録日 2025.12.23
