「殿」の検索結果
全体で4,083件見つかりました。
「きみとの婚約を解消する」
と彼は言った。
「承知しました」
と私は答えた。
あなたがこのあと何を言ってどんな顔をするか、私は何度も見ているのです。
登録日 2024.01.05
男爵家令嬢のルイ―セは、双子の病弱な兄と共に、領地に籠って慎ましやかに暮らしていた。
ある日、アーデルハイド王家から兄のカールを王宮へ呼びつける書簡が届く。
しかし、病弱な兄を王都へ向かわせることは困難だと思ったルイ―セは、自分が兄の身代わりになろうと、男装して王宮舞踏会へと乗り込んでいった。
「私がカール・ティーセルです」兄の名を名乗り、男装してワルツを踊れば元の生活へ戻れると信じていた彼女の元に、今度は王太子殿下からの書簡が届く。
どうにも断れない状況へと追い込まれ、男装したまま王太子殿下の側近として働くことになった彼女は、王妃殿下と一晩だけの約束でドレス姿を披露することになった。
その姿を王太子殿下に見られたことで、彼から一目惚れされたルイ―セは王太子殿下との婚約を回避しようと国外逃亡を決意する――。
※主人公ルイ―セは男装し兄の名前を名乗ります。
〇主人公ルイーセ・ティーセル →カール・ティーセル(男装時)
〇双子の兄 カール・ティーセル→ルイス・ティーセル
※乙女ゲーム世界の話ですが、主人公はゲームヒロインではありません。あくまでも脇役です。
※ゲームヒロインは転生者ですが、作者の力量不足によりその設定があまり生かせておりません。
※主人公のハーレム状態になりますが、これにも一応設定があるため、最後には理由が明かされます。
※乙女ゲームの世界は【王立学術院】入学後の三年間になります。36話からがゲーム本編になるとお考え下さい。
※幼い子供に性的な描写が後半で薄っすらあります。嫌悪感のある方は読むのをお止めください。
※こちらは小説家になろう様でも同時投稿しています。
※タイトル改題しました。
文字数 461,564
最終更新日 2023.06.21
登録日 2022.01.30
伯爵令嬢であるエリーゼは、第ニ王子殿下であるジスタードに婚約破棄を言い渡された。
理由はジスタードが所帯をを持ちたくなく、まだまだ遊んでいたいからというものだ。
あまりに身勝手な婚約破棄だったが、エリーゼは身分の差から逆らうことは出来なかった。
逆らえないのはエリーゼの家系である、ラクドアリン伯爵家も同じであった。
しかし、エリーゼの交友関係の中で唯一の頼れる存在が居た。
それは兄のように慕っていた第一王子のアリューゼだ。
アリューゼの逆鱗に触れたジスタードは、それはもう大変な目に遭うのだった……。
文字数 5,727
最終更新日 2021.08.12
登録日 2021.08.09
婚約者である私というものがありながら殿下は私のお誘いを断って平民出身の少女といつも一緒にいる。殿下が平民の少女をエスコートしてパーティーに参加していてもうこれは婚約破棄確定演出!
小説家になろうでも連載しています。
https://ncode.syosetu.com/n0748ij/
カクヨムでも連載中です。
https://kakuyomu.jp/works/16817330661724397679
文字数 3,040
最終更新日 2023.08.17
登録日 2023.08.17
甥である王太子の華やかな婚約発表の場から抜け出したテオドール。
自分の住処である離れに戻ろうとすると小さな少女が泣いていた。
「どうして泣いているの? 小さなレディ」
「私の王子様が結婚しちゃうの」
少女を慰めるためについ呟いてしまった……
「君は昔の王子様の婚約者になるかい?」
登場人物
テオドール・ヴァーデン
王弟殿下(元第三王子)
ジル
王弟殿下の専属侍従
オフィーリア・シーワード
公爵家の次女
※『転生先の物語と役割がわかりません!』もお読みいただいている方へ
お読みいただきありがとうございます。
独立した話ですが、最終話が十数年先が舞台の話なので未来のシリル殿下に関わる描写があります(登場はしません)
文字数 5,426
最終更新日 2021.10.21
登録日 2021.10.18
※不定期で一万字弱ほどの作品を載せていく予定です。
【一作目あらすじ】
《愛する婚約者を守るために頑張る公爵令嬢は、未来に絶望しない》
予知夢を見る家系であるヴィルトール公爵家の一人娘、リーシア。
リーシアはある日、愛する婚約者であるルイズを自身が殺害する夢を見る。
「ヴィルトール家の予知夢は必ず起こる」
そう知っていても絶対にルイズを殺したくないリーシアは、予知夢に立ち向かう。
「可愛い婚約者に口付けて、何が問題あるの?ねぇ、リーシア」
「必ず力になると誓うから、俺を頼って」
「俺の幸せはリーシアと共にあるんだ」
優しいルイズに支えられて、リーシアは前を向く。
そして、知るのだ。
ヴィルトール家の予知夢の秘密を。
どうか世界に絶望しないで。
どうか未来に絶望しないで。
どうか前を向いて、リーシア。
【登場人物】
リーシア・ヴァルトール・・・ヴァルトール公爵家の一人娘。17歳。
×
ルイズ・アーティクト・・・アーティクト公爵家の長男。18歳。
【二作目あらすじ】
《愛を知らない公爵令嬢は、二人の王子に溺愛される》
「フレア、アルベルト殿下やロイ殿下と仲が良いのか?」
この国の王子は二人存在していて、第一王子のアルベルト殿下と第二王子のロイ殿下である。
「幼い頃はお父様に王宮に連れて頂いた際によく遊びましたが、最近はたまに夜会で顔を合わせる程度です。・・・・・もしかして、どちらからか婚約の話が?」
「そうだったら良かったんだがな」
「フレア、お前に「両方から」婚約話が来ている」
愛される幸せを知らない令嬢が愛される喜びを見つける物語。
【登場人物】
アルベルト・リシュール・・・第一王子。穏やかで優しい性格。18歳。
ロイ・リシュール・・・第二王子。少しやんちゃな性格だが、ふと瞬間に大人びる時もある。フレアと同じクラス。17歳。
フレア・ヴィルシュタン・・・ヴィルシュタン公爵家の一人娘。優しく気遣いのできる性格。17歳。
ミア・ノヴァース・・・二人の王子に愛されるフレアに嫉妬している?
文字数 16,712
最終更新日 2024.08.22
登録日 2024.08.22
僕は、フランク。リーゼラ女神を祀る神殿で回復魔法と薬学の勉強をしている、見習い神官だ。
今、人々は、いつ大侵攻が起きるかもしれない、という不安を抱えて生きている。過去に起きた大侵攻では、モンスターが町や村を飲み込み、壊滅に追いやったという記録がいくつも残っているからだ。
そんなある日、聖女様から「大侵攻に備えるため、異世界から聖戦士を召喚することに成功した」という発表があった。
「え? それって……大丈夫なのか?」
聖戦士の召喚は、神託によって禁止されていたはずでは?
これは、僕が型破りな聖戦士様と、お互いの目的のために旅に出る話。その結果、彼女たちの後始末を押し付けられたような形になってしまった、という話。
文字数 60,481
最終更新日 2025.12.23
登録日 2025.10.17
ケイティーとある国の伯爵家の20歳の娘。本の虫で家の図書館から出ようとしない。 基本あまり外に出ないので色が白く筋力もないから細い。本を読んでる時は何も飲まず食わずで執事に怒られている。
しかし領土が猛暑のため作物が育たなくなり蓄えがなくなった領民のためにあちこちと走り回っていた父が途中流行病で倒れてしまう。
8歳の弟と二人残されどう行きていくか呆然としていたが基本たくましいため働きに出るが何せ今までほとんど人と関わってこなかったため何もかもが上手くいかない。
そんな時、領主がいなくなった土地を視察しに来たアレクサンドラス殿下と出会う。
文字数 28,253
最終更新日 2019.11.04
登録日 2017.06.19
ふっと目覚めると見慣れない豪華な天井。ありゃ、ここどこだ。知らない場所だな。
誰かが自分を呼んでいる。でも、これは俺の名前じゃない。
ん?
アレキサンドラ殿下?
ちょっと待てよ、それは俺が好きな人の乙女ゲームのメイン攻略キャラの名前だろおい!
自宅で寝ていたらいつの間にか自分が大好きだった乙女ゲームの中に転移していた男子高校生・齋藤和志。
転移したのはメイン攻略キャラのアレキサンドラ殿下。俺の推しじゃん。ちょっと待った、十歳なう?
十歳つったら、悪役令嬢と婚約するころか?待って、悪役令嬢めっちゃ可愛いんだけど。
やっべ、このままだとゲームが始まらないぞ・・・!
外見超絶イケメン、中身乙女な精神年齢十六歳が巻き起こす、一風変わった乙女ゲーム転生コメディ。前世(?)の推しだった王子に転生し、悪役令嬢との婚約が気が重いと思ったら・・・。
意外に可愛い?優しい?
時が経つにつれ、王子は普通に悪役令嬢と結ばれたくなった。
気ままに投稿です。
笑ってもらえたならとっても嬉しいですね。
文字数 14,261
最終更新日 2019.01.12
登録日 2018.12.10
神殿より【クラス】と〔スキル〕があたえられる『拝領の儀』にて、【運び屋】の役目をあたえられたマクスウェルは、最高級のクラスをもつ同郷の友たちとパーティを組んでいた。
しかし、彼は【運び屋】、スキルは〔収納〕だけ。
活躍できないマクスウェルは、仲間の手で崖から突き落とされ、パーティを追放されてしまう。
崖下の川に流され一命を取りとめたマクスウェルは、失意のなか流れ着いた廃教会で不思議な老人と出会う。
占い師を自称するその老人は、マクスウェルに【クラス】の意味と〔スキル〕の本当の使い方を教える。
「バカな神から授かったチカラを、すこしは役立つようにしてやろう」
これは道を極めた男が、無限の可能性を手に入れて、ときに世界を救い、そののち【伝説の運び屋】と、うたわれるようになる英傑の物語。
文字数 127,004
最終更新日 2020.04.23
登録日 2020.03.21
勇者ヴァランタン率いる勇者軍に援軍として加わっている、既に役目を終えたはずの精霊の愛し子、アユミ。
しかし、終えたはずの役目がまた増えていた事を知り、諸悪の根源を葬り去る事に決めた。
*~~~*~~~*~~~*
勇者気取り *リュンソレイユ王国のヴァランタン王太子殿下
聖女もどき*リュンソレイユ王国の伯爵令嬢、カトリーヌ
~~*~~~*~~~*
神様に地球から拉致られた精霊の愛し子アユミ*黒髪黒目の美少女
エルフ冒険者ベラ*金髪に緑の瞳の美人さん
獣人の冒険者モル*白い髪をポニーテールにした薄い水色の瞳の白い牛の獣人
鳥獣人の冒険者アラン*優雅な真っ白い翼を持つ優しい青年。しかし鳥類最強の凶暴な種族の鳥獣人
文字数 31,602
最終更新日 2020.05.22
登録日 2020.05.18
アステカ神話を題材に取った創作BL(ケツァルコアトル神×テスカトリポカ神)です。一部の話が殺伐として、痛々しい描写(流血描写)もあります。お苦手な方はご注意ください。
アステカの地を追放されようとしている風の神ケツァルコアトルが黄昏の頃に訪れたのは「あの神」の神殿だった。
彼を陥れ追放した張本人である夜の神は、艶めかしく笑って囁く。「そんな下らん恨み言を、言いに来たのではなかろう」 と。
○要素
第1話:流血表現、性的表現、誘い受け、ビッチ受け
第2〜3話:ショタ受け、ほのぼの
第4話:ショタ受け、輪姦
第5話:ショタ受け、輪姦、性的表現
第6話:ショタ受け、性的表現、残酷描写
第7話:ショタ受け、強姦、性的表現
第8話:ショタ受け、残酷描写
第9話:ショタ受け、主従関係(奴隷扱い)、性的表現
第10話:ショタ受け、性的表現(匂わせ)
第11話:ショタ受け、性的表現(自慰行為)
第12話:ショタ受け、性的表現(誘い受け、自慰行為)(匂わせ)
第13話:ショタ受け、性的表現(誘い受け)、流血描写
第14話:性的表現(誘い受あり)、暴力的な描写
第15話:うっすらと性的・残酷な表現
第16話:うっすらと性的・残酷な表現
第17話:残酷な表現
第18話:(特段の注意事項なし)
第19話:性的表現(襲い受)
第20・21話:ショートストーリーまとめ
第22話:性的表現、攻めと女性の恋愛描写
第23話:性的・暴力的表現、受けの婚姻の話題
第24話:性的表現(目隠し)
第25話:性的表現
第26話:性的表現(途中から3P)
第27話:性的表現
第28話:性的表現
第29話:性的表現(言葉責め)
第30話:性的表現(言葉責め)
第31話:性的表現
第32話:軽めの性的表現
第33話 ショートストーリーまとめ
第34話:性的表現
第35話:うっすら性的表現
第36・37話:ショートストーリーまとめ
第38話:うっすら性的表現
第39・40話:ショートストーリーまとめ
第41話:暴力表現・性的表現
第42話:性的表現
第43話:死ネタ
第44話:エピローグ。注意事項なし
第45話:(ショートストーリーまとめ)
文字数 395,152
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.03.26
王女殿下を元婚約者にもつルークは十八歳。
幼い頃、彼は父親を無実の罪で殺され、辺境へと追放された。
婚約は破談となり、少年は精霊たちの王と呼ばれる太陽に復讐を誓う。
十二年後。
辺境で魔族と戦う勇者パーティーに参加した少年は、いつしかランクSの精霊使いとして知られるようになっていた。
父親の復讐を果たすことを忘れた日はなかった。
だけどそれよりも、困っている人々を魔族の脅威から救うことの方が、正しいような気がしていた。
そんな中、かつての婚約者とその妹が奴隷となり売られているという情報を耳にしたルークは、彼女たちを購入することにした。
二人もやはり父親と同じように無実の罪で追放されたのだった。
そしてルークは彼女たちの中に、王国に伝わる最強の精霊が眠っていることを発見する。
その精霊たちこそ、王弟殿下が探し求めていた、王位継承に必要な存在だった。
ルークは王女たちと契約し、最強の精霊使いとなって復讐を開始する。
他の投稿サイトにも掲載しています。
文字数 56,436
最終更新日 2022.03.05
登録日 2022.01.23
私はリオナ。ダックワース公爵家の長女でクラーク王太子殿下の婚約者だ。幼い頃から王太子を支えるようにと厳しい教育を受けてきたわ。
けれどクラーク王太子殿下は怠け者でなんの努力もなさらない。浮気もすれば愛人も作るという辛い仕打ちを私は受けるのだけれど、なぜか私はクラーク王太子殿下を嫌いになれないの。
なぜなのかしら? それはもちろん幼い頃から自分を犠牲にしてクラーク王太子殿下を支えるように言い含められているからだと思うけれど。
なにを言われても恋しい気持ちが消えてくれない。なぜなら・・・・・・
※作者独自の異世界で史実には一切基づいておりません。
※ゆるふわ・ご都合主義でお話が展開していきます。
※途中タグの追加・削除などあり得ます。
文字数 16,220
最終更新日 2023.01.05
登録日 2022.12.25
わたくし、悪役令嬢は軽度の知的障害ですが頑張らさせて頂きますっ!!
ヒ、ヒロイン?!
一体、どうしちゃったの!?
それに、殿下まで!?
お父様?!お母様まで!!
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※この小説は、決して障害者さん達を侮辱しているのではありません。
だって、作者私自身が軽度の知的障害だからです。(だからと言って、それに甘えてもいませんし普通に料理など作ったり普通の生活をしております!(^^ゝ)
そして、それらを推奨も決してしておりません。
それをご了承の上で楽しく小説をお読みください。m(_ _)m
それが嫌で不快に感じる方は、
そっと静かに回れ右をしてください。m(_ _)m
どうぞなにとぞよろしくお願い致します。m(_ _)mm(_ _)m
文字数 3,487
最終更新日 2020.03.03
登録日 2019.05.25
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
「ああ、癒しの聖女殿。
どうか我が国の民を救ってください。
私はボルゴア王国の王太子ジャクソンと申します。
我が国には疫病が蔓延しており、民が次々と死んでいるのです。
一国一秒でも早く、癒しの聖女をお迎えするか、薬を手に入れるかしなければ、民が全て死んでしまいます。
どうか我が国でその癒しの技をお恵みください。
私にできるお礼なら、この命さえ捧げます。
どうかお慈悲でございます」
全然真心のこもっていない、口先だけの言葉です。
利用するだけして、礼も渡さずに放り出すつもりでしょう。
もしかしたら殺すつもりなのかもしれません。
ですが、疫病が国中に蔓延しているというのは本当のようです。
その言葉だけは真実だと、遠見の力のある私には分かります。
それに、この自称王太子の守護神は、随分力の弱い神のようです。
この程度の神なら、神の支配する領分に入っても、負ける事はないでしょう。
このようなクズも、こんなクズを育てた王家にも用はありませんが、疫病で死んでいく民はかわいそうです。
そのような民を救いたいからこそ、国を出て癒しの旅をしているのです。
「分かりました。
疫病に苦しむ人々を助ける事は、私に与えられた天命です。
ですが、守護神様はいいのですか?
守護神様が護られる領地に、癒しの力を持ったモノが勝手に入って、天罰を受けたりはしませんか?」
「それは大丈夫でございます。
癒しの聖女殿を探しに国を出る時に、守護神様の許可を受けております」
その言葉に嘘はないようですね。
ただ、癒しの聖女殿という言葉には、私をおだてて利用しようという、矮小で利己的な考えがこもっています。
まあ、いいです。
疫病に苦しむ民を助けるためなら、歪んだ欲望くらい満たしてあげましょう。
ですが、キッチリ言質を取っておかないといけません。
王族からだけでなく、守護神からも!
「ですが相手は身勝手な神様です。
後でそんな約束などしていないと言う心配がありませす。
ここからで結構ですので、今一度、私を守護神様の護られる領地に入る許可を確認してください。
確認していただいて、守護神様が許可してくだされば、この足でボルゴア王国に行かせていただきます」
文字数 5,867
最終更新日 2020.06.25
登録日 2020.06.21
『俺は異世界ジャスラと――水那を、守りたい。』
父と訪れた田舎の古い神社……その大木の洞から、見知らぬ世界に飛ばされたソータ。
彼は、その世界では「ヒコヤ」と呼ばれる特別な存在だった――。
異世界ジャスラの南に、ヤハトラと呼ばれる地下の領域があった。そこには女神ジャスラのなれの果てという黒い闇が神殿に集められていた。
「闇は人を狂わせる――それを防ぐためには、ヒコヤの生まれ変わりであるソータがジャスラを旅し、闇を回収しなければならない」
そう言われたソータは、このヤハトラで再会した初恋の少女・水那と共に異世界ジャスラを救うため、四つの祠を廻る旅に出る。
その旅が終わる時、ソータが目にしたものは……。そして、水那の想いとは……?
それは……二千年以上昔の女神達とヒコヤ……そして、「闇」と「涙」に纏わる物語。
※表紙はCHARAT Blancで作成しました。
文字数 132,979
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.04.23
クレオード殿下、契約しましょう。
救世主の座を奪い、聖女に一泡吹かせるために。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
サファイア国の王宮で開かれた親交パーティー。
その名目とは裏腹に行われたのは、王太子ユリウスの婚約者である公爵令嬢マリーゼの断罪。
罪状は、国の救世主である聖女セシルを虐げたこと。その罰は王宮追放、身分剥奪、婚約破棄という厳しいものだった。
(ちゃんとストーリー通りなのね。はいはい、お決まりの断罪エンドだわ)
断罪されたマリーゼは絶望せず、目の前の出来事を冷静に受け止める。
なぜなら、前世を思い出したから。
この世界は、前世でプレイしていた乙女ゲーム『聖女の薔薇恋』の世界。人々は誰しもが魔法能力を所持し、エルフや魔物も存在する。
主人公(ヒロイン)は聖女セシル、攻略対象は王太子ユリウス。
そして、敵役は公爵令嬢マリーゼ。
前世のマリーゼ──真璃は、催眠魔法で男たちを攻略していくセシルを好きになれず、悪役令嬢であるマリーゼを推していた。
推しに転生したことに気がついたマリーゼは、冤罪であるが自身の罪を受け入れ、大人しく王宮から追放されることにする。
それは、敗北を認めたのではない。
マリーゼとしての人生を謳歌するため。悪役令嬢が幸せになるためである。
マリーゼはセシルとユリウスに復讐したいと考えるうちに、"救世主計画"を思いつく。
その夜、マリーゼは計画を実行すべく、薔薇恋の攻略対象であったエメラルド国の王太子クレオードと契約し、彼の婚約者となる。
前世を思い出したことにより規定の断罪ルートから脱線するマリーゼは、騎士団長やエルフなど他の攻略対象たちも魅了しながら、救世主計画を実行すべく異世界を渡り歩いていく。
原作には存在しない悪役令嬢のアフターストーリーが今、幕を開ける──。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
*マリーゼの一人称「私」は主に地の文。(真璃の人格が大きく現れている)
一人称「わたくし」は会話のみ。(今までのマリーゼとしての人格を演じている)
*救世主への道のりがメイン。ざまぁは後半です。
文字数 81,155
最終更新日 2025.06.23
登録日 2025.04.26