「火」の検索結果
全体で4,350件見つかりました。
俺は社会不適合者。社会のゴミだ。日中は家にこもり、夜は当て所なく外をフラフラする。
ある日、俺はふらりとコンビニに寄ったが、そのコンビニはどこか不気味な雰囲気が漂っていた。煌々と明かりがついているのに、人気のない店内。ブルリと震えると、アナウンスが流れた。
「いらしゃいませ、店長」
俺はいつの間には、異世界の人外専用のコンビニの店長になっていた。
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小説家になろうでも掲載してます。
文字数 10,030
最終更新日 2020.07.16
登録日 2020.07.16
工事現場から落下した鉄柱が降ってくる。
ああ、めのあなんてきらきらネームに苦しみ続けた十七年の人生も、ここで終わりか――
死を覚悟したその時、私と全く同じ顔をした少女が現れ、こういった。わたしは魔女、この状況を切り抜けることができる。けどわたしも“あっち”の世界でツミかけてるから、入れかわって互いに互いを救ってみない?
一も二もなく引き受けた時、私は見たこともないような異世界で、十字架に手足をぐるぐるに巻き付けられて、下に設置されたでっかい焚火に今にも火をつけられようとしていた――
入れ替わったもう一人の私、シェラ・オーディスは、王国史上最強にして最低最悪、悪の権化、悪魔の心をもち、悪逆非道の限りを尽くす、悪い魔女だった。魔法も封じられ、剣は折られ、身柄は拘束されて、助けにきてくれる味方はいない。 死刑の火にかけられようとしたとき、彼女はつんだと覚悟したらしい。
って、“めのあ”より最悪な状況じゃん!
魔人ヴィランのおかげで死刑の危機は脱し、私は憤然と立ち上がった。平穏な日々を送りたい。この奈落の底まで叩き落とされたブランドイメージを一新し、「よい魔女」となって、ステキな異世界ライフをつかんでやる。
まずはこの悪名をどうにかすべく、善行をすることにしよう。手っ取り早いのは、魔法とかを倒せばいいのだ。するとなんと都合がいいことに、この世界には五つも魔王がいるらしい! 魔王が復活したことにより、危機に瀕している王国。てことは、全魔王討伐コンプリートして王国に恩を売っておけば一生安泰に違いない!
そうしてシェラは、新たな世界で、魔人ヴィランと最低最悪の名声を抱え、魔王討伐に向かったのだった。
文字数 12,185
最終更新日 2014.11.26
登録日 2014.11.21
この体は、全ての細胞を使って『暑い』という感覚を激しく知らせる。
テレビの天気予報も『暑い』と言い切る。
この4畳半のアパートも暑さにきしんでいる。
風鈴を手にとり、耳元でうるさく鳴らせる。
鳴らせた後、投げ壊し、目の前にあるそうめんを食べることにする。
わさびを入れようとあたりを探す。
新旧入り混じった雑誌の間。
投げ飛ばしたタオルケットの下。
留守電のランプがちかちかしている腹立だしい電話の後ろ。
机の下。スーパーの袋の中。洗濯ものの間。
壊したばかりの風鈴の残骸周辺。
無い。無い。無い。
あった!
と思ったら、からしだった。
テレビの天気予報も『そうめんにはわさびを入れましょう』と言い切る。
でも、無い。無いものは無い。ここには無い。
どうしようかともう一度テーブルの上に眼をやる。
そうめんではない。
サンドウィッチがてんこ盛り皿にある。
そうめんじゃなかったのか。だったら、からしでいいわ。
白い手でサンドウィッチをつかむ。
思っていたより重くてあわてて両手で持つ。
別の小さな皿にひとまず置いて、中にからしをたくさん塗りこむ。
口からよだれを1滴落としてから、サンドウィッチを入れる。
パクッ、モグモグ。
腕が2倍に膨らんだ。
凄いカロリーなのだな。
運動をしなくては。
家を出てジムに向かった。
しかし、今日は定休日だったので山に登ることにした。
道は無い。これは何という山なのか。
木の枝に何度も突っつかれる。
やめてくれよ~、と、一人でじゃれてみた。
寂しくて泣ける。
『なはははは~』
と大笑いしてみた。
声が木霊する。
『なはははは~』
新旧入り混じった悲しさと不安で泣ける。
突然、雪が降り始めた。
思わず楽しくて笑顔になる。
泣いた後の笑顔。鼻水と苦しさの混じる顔。
寒くて寒くて、歯をガチガチいわせる。
その音に酔う。
あの時、そうめんを食べなかったから急に冬がきてしまったのだな、と思う。
ふもとに下りると、夕日がいた。
あっ、夕日だ!っていう感じに夕日がいた。
ノースリーブに着替えなおし、家に帰った。
ドアを開けると、電話が鳴っている。
新旧入り混じった雑誌がある。
スーパーの袋が風でティッシュの箱に覆い被さっている。
壊した風鈴はそのまま。そのまま壊れている。
ここが自分の居る場所なのだな、と思う。
ここに居ながら生きなきゃいけないのだな、と思う。
テレビの天気予報が『夏にそうめんを食べない人は罰する』と言っている。
電話は鳴り続ける。
わさびは無くともそうめんだ、と思い、なべに水を入れ、火をつける。
風鈴が壊れたまま少し鳴った。
電話にでてみようかと受話器をもつと直前で切れた。
行き場の無い右手。行き場の無い虚しさ。
台所に戻る。麺つゆが無い。
台所から部屋を振り返る。
夕日は沈む。
わさびと麺つゆを買いに行こう、と思った。
文字数 1,209
最終更新日 2020.07.12
登録日 2020.07.12
両親に売り飛ばされ、性格に難がありすぎの伯爵と結婚したのち、無事に離婚できたシエラ。
その後は残った領地で、錬金術の調合をして暮らそうとしていたのだけど……。
友人の辺境伯リュシアンから、依頼とともに譲ってもらった魔術師石を持ってから妙な夢を見るように……。
夢で戦火が迫ってくる未来を知ったシエラは、領地を守って生き残るべく、自分に唯一できる錬金術で対策を急ぐ。
そんな特別な能力を持っていないから錬金術師になったシエラと、魔術師の達お話
文字数 108,385
最終更新日 2025.08.31
登録日 2025.08.12
静内琴美は、とある私立高校の国語教師。三十路までにはまだ少し猶予があるが、心理的には大分追いつめられている。
ある日、住んでいたアパートが火事になり難民化した琴美は教え子の石峰達也に救われる。
流れで達也の部屋に転がり込むことになった琴美は、ほどなくして達也と気持ちを通じ合わせるようになったのだが、教師と生徒の恋路が平穏なものであるはずがなく……
文字数 2,300
最終更新日 2018.01.10
登録日 2018.01.09
火影 焔 という青年は、学校では友達のいないぼっち。家では、父と母が居ない、婆ちゃんと二人暮らし。婆ちゃんは料理してくれなく、食べ物は、自分で購入。もしくは自炊。誰からも見捨てられ、助けてくれる者は一人も居なかった。
そんな中。ある日、焔の人生が大きく動き出す。
焔 通称:ダメ男 の転生ライフが始まる。
文字数 9,757
最終更新日 2019.05.18
登録日 2019.01.30
氷月仁菜は15歳の誕生日に突然「魔法」という不思議な力を手に入れた。
それにより入学した法魔学園。そこで一癖も二癖もある同級生達と青春を送る物語。
法魔学園
日本の数少ない魔法を持った子供が通う学校。主にコントロール力や自分の魔法をどう役立てるかなどを学ぶ。
年々魔法を持った子供が産まれなくなっている為、男女のパートナー制を取っている。
氷月仁菜 主人公。静かで控えめな少女。
夏目凛 仁菜のパートナー。口が悪く仁菜と仲があまり良くない。
火灘律 凛の親友。温厚な性格でいつも笑顔の少年。
一ノ瀬水妃 律のパートナー。思った事は容赦なく言う性格。
文字数 4,509
最終更新日 2022.03.01
登録日 2022.02.28
★★★5話で完結するショート・ストーリーです。軽く読んでいただけます(^^)★★★
短編小説「灯火の約束」は、孤独を抱えた高校生・篠崎拓真と、古びた街灯の下で出会った謎めいた少女・久遠灯との心温まる物語です。家族との関係に悩み、居場所を見つけられずにいた拓真の前に現れた灯は、不思議な力を持ちながらもどこか儚さを漂わせています。二人が過ごす限られた時間は、彼にとって希望の光となり、彼女にとっても幸せの瞬間となりました。しかし、灯には消えゆく運命があり、その運命に向き合う中で拓真が見つけたものとは――。
街灯に秘められた切なくも美しい約束が、読む人の心をそっと照らす珠玉のファンタジーです。
文字数 6,452
最終更新日 2024.11.27
登録日 2024.11.26
二十九歳、営業職、実家暮らし。
平凡な日々に焦燥を抱えながらも、一歩を踏み出せずにいた田島大輝は、ある日“年商三億”を謳うインフルエンサー・SHUNの情報商材を購入する。夢のような生活に憧れ、十四万八千円を投じた先に待っていたのは、薄っぺらなPDF数枚と、自分にその商材を転売させる仕組みだった。
怒りと自己嫌悪の果て、大輝が取ったのは「暴露」ではなく、静かな“記録”だった。
SNSアーカイブ、法人登記情報、違法発言の保存、そして匿名通報。
仕掛けた罠が炎上という名の火を呼び、やがてSHUNの虚飾は崩れ始める。
文字数 5,031
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.05.02
日本読者向けの創作・世界観メモ。人類が姿を消した後の地球で、AI文明は支配だけでなく生命への責任を引き受けられるのか。《新・バビロン》のポストヒューマンSFと香火=記憶・継承の視点から読む。
登録日 2026.07.01
武田軍天才軍師山本勘助の死後、息子の菅助が父の意思を継いで軍師になりたいと奔走する戦国合戦絵巻。
武田信玄と武田勝頼の下で、三方ヶ原合戦、高天神城攻略戦、長篠・設楽原合戦など、天下を揺さぶる大いくさで、徳川家康と織田信長と戦う。
しかし、そんな大敵の前に立ちはだかるのは、武田最強軍団のすべてを知る無双の副将、内藤昌秀だった。
どんな仇敵よりも存在感が大きいこの味方武将に対し、2代目山本菅助の、父親ゆずりの知略は発揮されるのか!?
歴史物語の正統(自称)でありながら、パロディと風刺が盛り込まれた作品です。
当作品は「無断転載禁止」です。
文字数 46,035
最終更新日 2018.05.13
登録日 2018.04.30
謎解きクイズをご覧頂きありがとうございます。回答編は6/7火曜日の昼12時に公開予定です。謎が解けたら感想にコメントください。ヒント希望のコメントも歓迎です。お待ちしてます!
文字数 378
最終更新日 2022.06.07
登録日 2022.06.06
「この異世界は、かつて私が創造した世界」で触れた「鬼火」という作品の一部を小説化したものです
文字数 3,426
最終更新日 2023.03.18
登録日 2023.03.10
その文明は出会うべきではなかった
その人との出会いは歓迎すべきものではなかった
これは悲しい『出会い』の物語
『特殊な部隊』と出会うことで青年にはある『宿命』がせおわされることになる
司法局実働部隊の隊員神前誠(しんぜんまこと)曹長は自称『許婚』の日野かえで少佐の火遊びのせいで『未婚の父』という奇妙な状況に置かれることになる。
それをからかう上司の西園寺かなめだが、彼女の電話に彼女の望まないある人物からの電話が入った。
翌日、明らかに様子のおかしいかなめを見ながら出勤した誠を待っていたのは『特別監査官』というよくわからない偉い人を一日中体を連れまわせという命令だった。
『特別監査官』田安麗子中佐はかなめの母国甲武国建国の父の直系の子孫で、徳川家の嫡流である『将軍様』だった。
そのあまりの世間知らずぶりに振り回される誠達。
ただ、彼女が『特殊な部隊』を訪れたことはかなめと誠の運命を大きく変えることになった。
SFお仕事ギャグロマン小説。
登録日 2025.10.25