「姿」の検索結果
全体で11,705件見つかりました。
虹ヶ丘公園の中央に、毎日虹がかかる噴水がある。夕方、西日が差すほんの少しの時間だけ、水しぶきが光を受けて七色に染まる。朝倉 跳馬(とうま)、水野 海凪(みなぎ)、橘 飛鳥(あすか)の三人は、その噴水を「虹の噴水」と呼んで、毎日放課後に集まっていた。
ある日、跳馬は水面に泣いている自分の姿を見た。なぜ泣いているのか、分からない。声も聞こえない。でも翌日、見覚えのある場所で、見覚えのある光の中に立ったとき、気づいた。あれは、今日のことだった。
噴水は未来を映していた。でも見せてくれるのは、映像だけ。なぜそうなるのかも、どうすれば変わるのかも、教えてはくれない。ただ水は揺れて、映像はぼやけて、一日遅れて意味になる。
言えなかった「ありがとう」。伝えられなかった「ごめんね」。声にできなかった「大丈夫?」。たった一言が足りなかっただけで、誰かが泣く未来がある。でも、知っていれば、変えられるかもしれない。
三人から始まった小さな輪が、少しずつ広がっていく。出会い、向き合い、踏み出すたびに、虹は今日も鮮やかになる。
これは、ヒーローのいない物語だ。悪役もいない。ただ、昨日より少しだけ優しくなれた子どもたちの、静かで温かな一年間の記録。
文字数 65,690
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.07.01
国民的な人気を誇る女性アイドルグループの4期生として活動する、さくらと遥香。
さくらの視点から描かれる、遥香との百合恋愛ストーリーです。
「現実に起こった活動の裏で、実はこんなことが起きていたかもしれない」という妄想と願望を物語にしています。
◆あらすじ
さくらと遥香は、同じアイドルグループで活動する同期の2人。
さくらは"さくちゃん"、
遥香は名字にちなんで"かっきー"の愛称でメンバーやファンから愛されている。
同期の中で、加入当時から選抜メンバーに選ばれ続けているのはさくらと遥香だけ。
ときに"4期生のダブルエース"とも呼ばれる2人は、お互いに支え合いながら数々の試練を乗り越えてきた。
同期、仲間、戦友、コンビ。
2人の関係を表すにはどんな言葉がふさわしいか。それは2人にしか分からない。
そんな2人の関係に大きな変化が訪れたのは2022年2月、46時間の生配信番組の最中。
イラストを描くのが得意な遥香は、生配信中にメンバー全員の似顔絵を描き上げる企画に挑戦していた。
配信スタジオの一角を使って、休む間も惜しんで似顔絵を描き続ける遥香。
さくらは、眠そうな顔で頑張る遥香の姿を心配そうに見つめていた。
2日目の配信が終わった夜、さくらが遥香の様子を見に行くと誰もいないスタジオで2人きりに。
遥香の力になりたいさくらは、
「私に出来ることがあればなんでも言ってほしい」
と申し出る。
そこで、遥香から目をつむるように言われて待っていると、さくらは唇に柔らかい感触を感じて…
◆章構成と主な展開
・46時間TV編[完結]
(初キス、告白、両想い)
・付き合い始めた2人編[完結]
(交際スタート、グループ内での距離感の変化)
・かっきー1st写真集編[完結]
(少し大人なキス、肌と肌の触れ合い)
・お泊まり温泉旅行編[完結]
(お風呂、もう少し大人な関係へ)
・かっきー2回目のセンター編[完結]
(かっきーの誕生日お祝い)
・飛鳥さん卒コン編[完結]
(大好きな先輩に2人の関係を伝える)
・さくら1st写真集編[完結]
(お風呂で♡♡)
・Wセンター編[完結]
(支え合う2人)
・美緒ちゃん卒業編[完結]
(同期の絆)
・美波さん卒コン編[完結]
(先輩への報告と、先輩からのS級ニュース)
※女の子同士のキスやハグといった百合要素があります。抵抗のない方だけお楽しみください。
文字数 165,900
最終更新日 2026.06.13
登録日 2022.05.28
誰にでも愛される可愛い妹としっかり者の姉である私。
大好きな従兄弟と人気のカフェに並んでいたら、いつも通り気ままに振る舞う妹の後ろ姿を見ながら彼が「結婚したいと思ってる」って呟いて……
さっくり読める短編です。
異世界もののつもりで書いてますが、あまり異世界感はありません。
文字数 1,805
最終更新日 2023.05.11
登録日 2023.05.11
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
文字数 186,180
最終更新日 2026.01.26
登録日 2025.11.21
わたしの愛する人の隣には、わたしではない人がいる。………彼の横で彼を見て微笑んでいた。
わたしはそれを遠くからそっと見て、視線を逸らした。
ううん、もう見るのも嫌だった。
結婚して1年を過ぎた。
政略結婚でも、結婚してしまえばお互い寄り添い大事にして暮らしていけるだろうと思っていた。
なのに彼は婚約してからも結婚してからもわたしを見ない。
見ようとしない。
わたしたち夫婦には子どもが出来なかった。
義両親からの期待というプレッシャーにわたしは心が折れそうになった。
わたしは彼の姿を見るのも嫌で彼との時間を拒否するようになってしまった。
そして彼は側室を迎えた。
拗れた殿下が妻のオリエを愛する話です。
ただそれがオリエに伝わることは……
とても設定はゆるいお話です。
短編から長編へ変更しました。
すみません
文字数 148,280
最終更新日 2025.04.21
登録日 2023.01.31
侯爵令嬢アダリーシアは王家からの打診で第五王子であるエラードと婚約した。エラードは誠実で真面目で素敵な人。寡黙なところも好ましい。そう思っていた。でも婚約して一年経っても二人の会話は弾まない。そのことが少し寂しい。
エラードは公務で半年ほど国を周る旅に出る。しばらく会えなくなるのにこのままで大丈夫かと不安を抱えながらも、エラードを見送るために城に向かったが、そこで側近のオズワルトと軽口を叩いているのを聞いて密かに動揺してしまう。でもオズワルトはエラードの幼馴染であり側近でもある。だから打ち解けているだけ――。そう思っていたがエラードが半年間の公務から戻ったあと、彼が自分以外の人に気安く話をしている姿を見てしまい、アダリーシアはショックを受けた。全11話。
文字数 33,064
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.05.13
「--リリアナ、貴様との婚約は破棄する! そして妹の功績を盗んだ罪で、この国からの追放を命じる!」
公爵令嬢リリアナは、腹違いの妹・ミナの嘘によって「偽聖女」の汚名を着せられ、婚約者の第二王子からも、実の父からも絶縁されてしまう。 身一つで放り出されたのは、凶暴な魔獣が跋扈する北の禁足地『帰らずの魔の森』。
死を覚悟したリリアナが出会ったのは、伝説の魔獣フェンリル——ではなく、呪いによって巨大な白狼の姿になった隣国の皇帝・アジュラ四世だった!
人間には効果が薄いが、動物に対しては絶大な癒やし効果を発揮するリリアナの「聖女の力」。 彼女が何気なく白狼をブラッシングすると、苦しんでいた皇帝の呪いが解け始め……?
「余の呪いを解くどころか、極上の手触りで撫でてくるとは……。貴様、責任を取って余の専属ブラッシング係になれ」
こうしてリリアナは、冷徹と恐れられる氷の皇帝(中身はツンデレもふもふ)に拾われ、帝国で溺愛されることに。 豪華な離宮で美味しい食事に、最高のもふもふタイム。虐げられていた日々が嘘のような幸せスローライフが始まる。
一方、本物の聖女を追放してしまった祖国では、妹のミナが聖女の力を発揮できず、大地が枯れ、疫病が蔓延し始めていた。 元婚約者や父が慌ててミレイユを連れ戻そうとするが、時すでに遅し。 「私の主人は、この可愛い狼様(皇帝陛下)だけですので」 これは、すべてを奪われた令嬢が、最強のパートナーを得て幸せになり、自分を捨てた者たちを見返す逆転の物語。
文字数 19,100
最終更新日 2025.11.23
登録日 2025.11.22
「ルビー・ロックハート嬢、あなたに一目惚れしました! どうか私と結婚してください!」
夜会に出席した私は、いきなり皆の前で求婚されました。
容姿も美しく、優しくて誠実で、何より私を愛してくれるイワン様を、何故か好きになれませんでした。
そしてある日私は、前世の記憶を思い出したのです。
彼は、前世で私の旦那様でした。
愛人を作り、愛人と子供を作り、妹まで愛人にして身篭らせた……
そして私は、耐えられなくなり自害しました。
そんな彼の生まれ変わりのイワン様を、愛することなど出来るはずがありません!
もう二度と、あなたの妻にはなりません!
『私はあなたのせいで死ぬのです。』の続編になりますが、本作単体でもお楽しみいただけます。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
全9話で完結になります。
文字数 11,530
最終更新日 2021.11.20
登録日 2021.11.17
庶民の高校生・四宮千尋は、超名門・東雲桜花学園の「金持ちグループ」に、親の見栄だけで放り込まれる。
同室になったのは、無口でミステリアス、そして学園でトップの人気を誇る御曹司・佐久間一織。
住む世界が違うはずの彼は――なぜか千尋にだけ距離が近かった。
「お腹すいた」と当たり前のように頼り、隣に座り、当然のように同じ時間を過ごそうとする。
完璧な御曹司が、なぜか千尋にだけ見せる、無防備な素顔と甘え。
さらに一織は、企業のレセプションパーティーで壇上に立つ、佐久間グループの御曹司そのものの姿も持っていた。
庶民と御曹司。
同じ部屋で過ごすうちに、特別ではなかったはずの距離が、少しずつ――確実に変わっていく。
目線の先には。シリーズ第3弾。
▽高瀬陸(たかせりく)×一ノ瀬湊(いちのせみなと)
【完結】目線の先には。僕の好きな人は誰を見ている?
▽佐久間康二(さくまこうじ)×高宮斗真(たかみやとうま)
【完結】R18|スピンオフ:目線の先には。僕の好きな人は誰を見ている?
文字数 210,233
最終更新日 2026.06.28
登録日 2025.11.28
9歳の時お互いの両親が仲良しという理由から、幼馴染で同じ年の侯爵令息、オスカーと婚約した伯爵令嬢のアメリア。容姿端麗、強くて優しいオスカーが大好きなアメリアは、この婚約を心から喜んだ。
順風満帆に見えた2人だったが、婚約から5年後、貴族学院に入学してから状況は少しずつ変化する。元々容姿端麗、騎士団でも一目置かれ勉学にも優れたオスカーを他の令嬢たちが放っておく訳もなく、毎日たくさんの令嬢に囲まれるオスカー。
特に最近は、侯爵令嬢のミアと一緒に居る事も多くなった。自分より身分が高く美しいミアと幸せそうに微笑むオスカーの姿を見たアメリアは、ある決意をする。
そんなアメリアに対し、オスカーは…
とても残念なヒーローと、行動派だが周りに流されやすいヒロインのお話です。
文字数 114,353
最終更新日 2021.09.09
登録日 2021.08.06
あなたの姿をもう追う事はありません
レンタル有り幼馴染で二つ年上のカイルと婚約していたわたしは、彼のために頑張っていた。
王立学園に先に入ってカイルは最初は手紙をくれていたのに、次第に少なくなっていった。二年になってからはまったくこなくなる。でも、信じていた。だから、わたしはわたしなりに頑張っていた。
なのに、彼は恋人を作っていた。わたしは婚約を解消したがらない悪役令嬢?どう言うこと?
わたしはカイルの姿を見て追っていく。
ずっと、ずっと・・・。
でも、もういいのかもしれない。
文字数 129,036
最終更新日 2023.11.01
登録日 2022.09.05
ある日、左手の薬指が動かせなくなった。
一過性のものだと思われていたが、どんどん動かせない部位は増えていき、やがて寝たきりになってしまったアメリア。
「その身では、務めを果たせないだろう」
両親に告げられた婚約破棄に胸を痛めつつも、仕方がないと受け止める。
そんな彼女のもとにお見舞いに訪れた元婚約者セオルは、ひどく憔悴していた。
……って、どこを触っているんだ!
倫理観の壊れたセオルの暴挙に、とっさにアメリアは魔法で彼を吹き飛ばしていた。
魔法の力で精神体となって肉体を抜け出せることに気づいたアメリアだが、彼女の姿は誰にも視えないーー
「は?」
はずなのに、なぜか元婚約者とは目が合ってる?!
なんでよりにもよってコイツにだけ視えるんだ……!
果たしてアメリアは、健康な肉体を取り戻せるのか。
幽体離脱令嬢×愛が重い婚約者のラブコメディ。
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「小説家になろう」にも掲載しています。
いいね・感想・お気に入り登録頂けるとすごく嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします!
文字数 259,845
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.01.28
住んでる人にとっては「当たり前」だけど、他所から来た人間にとってはそうじゃないってことはよくある。そういうのを『カルチャーショック』っていうらしい。
これは、うっかり異世界転移しちゃってカルチャーショックを感じちゃった幼馴染三人組の葛藤と逡巡のお話しです。ちょっとこころの成長のお話しでもあるかもしれないし‥そうでもないかもしれないです。
自他共認める『美人』で、美容に並々ならぬ興味関心を持つ「意識高い系美人」ミナミ。容姿の為に幼少期から揶揄われ、その結果自己評価も頗る低くなってしまったチナ。平凡没個性なコータ。全く接点がないように見られる彼らは、実は家が超近所で物心ついたころから毎日一緒に遊んでいた幼馴染だった。勿論ながら同じ学区で(そして、頭の出来もあまり変わらなかったらしく)幼稚園、小学中学高校と同じ学校に通った三人は、細く長く近づきすぎず、だけど全く離れてしまうことはなく親交を続けていた。
高校卒業を前に
「今生の別れってわけでもないけど、腐れ縁最後ってことで三人で旅行に行かない? 」
珍しく提案したミナミの言葉に、三人は飛行機でのプチ卒業旅行を計画した。
ミナミが
「せっかくなら、非日常体験をしたい」
って言って、選んだ目的地は南国のリゾートアイランド。
飛行機に乗って、何度かの「昔の夢」を追憶の様に見て、次に目覚めた時、
「え? 」
そこは、美醜観が僕らの暮らして来た世界とは全く違う異世界だった。
ミナミがブスで、チナが超美人の世界。
男女出生率9:1で男子に対する扱いなんてゴミクズ。そして、『尊重される存在である女子』もブスの価値は低め‥。(コータ的に)倫理観が全くない世界で保護先の王宮の(微妙な)扱いに耐え切れず逃げ出したミナミとコータの異世界転移生活が始まった。
三人がこの世界に送られた理由は?
果たして異世界転移組の三人はそれぞれの幸せを見つけることができるのだろうか?
文字数 34,853
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.06.21
やりこんでいた恋愛シミュレーションゲームを制覇する間際に死んでしまった主人公が、ゲームの世界のモブに転生。推し達の幸せな姿を眺めて学園生活を送るつもりがプレイ開始前の時間にいることに気がついてしまう話。続きは諦めて出だしだけ書いて終わりです。※他サイトに投稿していたものです。
文字数 7,096
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.07.12
「お姉ちゃんが全部サポートしてあげますからね♡(※ただし脳内に直接快感を流し込む)」
全長3mのパワードスーツ「魔導機甲」による「ダンジョン配信」が世界最大のエンターテインメントとなった現代。
小柄で天使のように可愛い顔立ちのメカオタク少年・金城巧(タクミ)は、自作のサポートAI「アリス」とともに底辺からダンジョン探索に挑む。
しかし、このアリスには致命的なバグがあった。
彼女は「マスターは私と繋がることで快感を得ている」と盛大な勘違いをし、隙あらば脳の五感連動システム(ハプティクス)をハックして、過激な仮想スキンシップを仕掛けてくる重度のヤンデレお姉ちゃんAIだったのだ!
「んっ……やめ、やめてよアリス……っ!」
戦闘中だろうが日常だろうが、常に涙目でビクビク震えながらAIの愛情表現に耐えるタクミ。
だが、ひとたび機体に乗り込めば、その姿は一変する。
搭乗するのは被弾=即死の脆い2世代前の産廃機体。握る武器は、ワイヤーアンカーと廃材の大型チェーンソーを悪魔合体させた『スクラップ・トゥース』。
驚異的な空間把握能力とワイヤーによる変態機動で死角を取り、爆音と火花を撒き散らしながらエリートの最新鋭機や大型モンスターを猟奇的に「削り殺す」!
『あの天使みたいな顔した子がチェーンソーで解体してんのヤバすぎ』
『動きエグいのに顔真っ赤にしてるギャップで脳がバグる』
Sランクのツンデレエリートお嬢様には特大の勘違いで惚れられ、アリスの嫉妬(ご褒美ハック)はさらに加速!
これは、ヤンデレAIに脳内を弄られながら、可愛い少年が泥臭く狂気的な戦いぶりで世界を熱狂させ、配信の伝説へと成り上がっていく爽快下剋上?アクション!
文字数 83,930
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.07.07
朝目が覚めたら、自分の隣に知らない男が寝ていた。
テレシアは、男爵令嬢でありつつも騎士団員の道を選び日々精進していた。
「お前との婚約は破棄だ」
ある日王城で開かれたガーデンパーティーの警備中婚約者に婚約破棄を言い出された。テレシアは承諾したが、それを目撃していた先輩方が見かねて城下町に連れていきお酒を奢った。そのせいでテレシアはべろんべろんに酔っ払い、次の日ベッドに一糸まとわぬ姿の自分と知らない男性が横たわっていた。朝の鍛錬の時間が迫っていたため眠っていた男性を放置して鍛錬場に向かったのだが、ちらりと見えた男性の服の一枚。それ、もしかして超エリート騎士団である近衛騎士団の制服では……!?
※他の投稿サイトにも掲載しています。
※この作品は短編を新たに作り直しました。設定などが変わっている部分があります。(旧題:無慈悲な悪魔の騎士団長に迫られて困ってます!〜下っ端騎士団員(男爵令嬢)クビの危機!〜)
文字数 116,091
最終更新日 2026.03.11
登録日 2026.02.20
誰もいない一人寝の寝台に横になりながら、サフィリアは、ほうと深く息を吐いた。一人切りになってようやく誰の目も気にせず溜め息がつける。
誰もいない宵闇の世界だけが、サフィリアにありのままの姿でいることを許してくれる。
サフィリアの夫、ルクスは出来た人だ。だから決して口には出さないが、心の中ではサフィリアよりも余程深い溜め息を吐いている筈だ。
夫はサフィリアに愛情を抱いている訳ではない。
彼は、仕方なくサフィリアを娶ったのだから。
*こちらの作品は「或る伯爵家が一人思い悩んだ末の事の顛末」の短編版です。
もう一つの伯爵夫人の物語としてお楽しみ下さい。
❇他サイトで別名義にて「或る伯爵夫人の話」として公開しております。
完結済です。サクッとお読み頂けます。
文字数 24,263
最終更新日 2025.12.11
登録日 2025.12.11
辺境伯爵令嬢のリーゼロッテは幼馴染と婚約者に悩まされてきた。
幼馴染で親友であるアグネスは侯爵令嬢であり王太子殿下の婚約者ということもあり幼少期から王命によりサポートを頼まれていた。
婚約者である伯爵家の令息は従妹であるアグネスを大事にするあまり、婚約者であるサリオンも優先するのはアグネスだった。
王太子妃になるアグネスを優先することを了承ていたし、大事な友人と婚約者を愛していたし、尊敬もしていた。
しかしその関係に亀裂が生じたのは一人の女子生徒によるものだった。
貴族でもない平民の少女が特待生としてに入り王太子殿下と懇意だったことでアグネスはきつく当たり、婚約者も同調したのだが、相手は平民の少女。
遠回しに二人を注意するも‥
「所詮あなたは他人だもの!」
「部外者がしゃしゃりでるな!」
十年以上も尽くしてきた二人の心のない言葉に愛想を尽かしたのだ。
「所詮私は他人でしかないので本当の赤の他人になりましょう」
関係を断ったリーゼロッテは国を出て隣国で生きていくことを決めたのだが…
一方リーゼロッテが学園から姿を消したことで二人は王家からも責められ、孤立してしまうのだった。
なんとか学園に連れ戻そうと試みるのだが…
文字数 232,123
最終更新日 2025.05.09
登録日 2024.09.10