「胸」の検索結果
全体で5,067件見つかりました。
妹を救うためならば、私は悪に堕ちてやる。
元公爵令嬢アデライナは、公爵令嬢としての生を捨て、「ダイナ」として闇ギルドへ身を投じる。それは婚約者に断罪され、投獄された最愛の妹、セラフ ィナを救うためだった。
闇ギルドで出会ったのは、貧民街を束ねる隻眼の男、ノア。食えない男と思いながらも、共に危機を 乗り越えるうち、二人の距離は少しずつ近づいていく。
そんなある時、王家が貧民街に火を放つ計画を立てていることを知る二人。そこで目にしたのは、醜い国家の闇だった。
「一緒に来てくれ、ダイナ」
復讐の先でダイナが見つけたのは、ノアが描く新たな国。ダイナはノアの手を取り、共に革命へと踏み出した。
復讐の炎を胸に抱く悪女と、革命を掲げる闇の帝王。二人の出会いが、王国を揺るがす烽火(ほうか)となる。
文字数 60,339
最終更新日 2026.09.28
登録日 2026.08.30
昭和後期、鹿児島の田舎で育った2人の幼なじみがいた。
平凡な家に生まれた青年、渡辺誠一郎(わたなべ せいいちろう)と良家のお嬢様の島崎咲子(しまざき さきこ)は歳が同じこともあり幼少の頃からとても仲が良かった。
そんな2人も二十歳になり、咲子は関東の良家に嫁ぐこととなる。
誠一郎は胸が苦しくなるも、その感情を認める事が出来ず…
文字数 3,417
最終更新日 2022.03.14
登録日 2022.02.28
春の光が、まだ冷たさを含んだまま教室に差し込む。駅で偶然見かけた少年の姿が、遥の胸に小さな波紋を広げる。
名前も知らないはずの相手なのに、視線が絡むだけで心がざわつく――。
忘れられたはずの感覚、記憶の奥に潜む違和感。
それは、やがて遥の世界を少しずつ揺るがしていく。
甘く切なく、少し不思議な青春の片想いの物語。
全12話構成予定
視線がすれ違うだけで、胸が高鳴る――。
知らないはずの少年に、なぜか引き寄せられる心。
小さな違和感は、春の光の中で静かに膨らんでいく。
春風に混ざるのは、ほんの少しの恋の予感。
【2025年10月にノベルデイズに投稿した「桜のあとで」のリメイク版です】
文字数 19,217
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.18
今から少し先のもしもの未来。その施設には、人には持ち得ない特別な能力を持たされて生み出された子供たちがいた。けれどその施設では、子供たちを人間の子供としては扱わなかった。特別な能力を持つ人間――新人類ネオと表向きは人類と称してはいたけれど、その実態は旧時代の実験動物さながらだった。理不尽な暴力、虐待。止める者などいなかった。中でも、施設の研究者たちの望む、目に見えてわかりやすい特別な能力の発現を見せない『SI-NO』と『RI-NN』の扱いは、相当に酷いモノだった。放っておけば、明日にでも死ぬだろう……。
そんな彼らに、1人の少女――アイが手を差し伸べた。彼らを施設から逃がし、ヒトらしい名を与えた。
これは、施設から逃げ出した2人の少年が、『シノ』として生き、『リン』として生き、人間らしく生き始めた幼少期の断片的な記憶であり、記録。
*****
【EACH-ハジマリの旅路-】【EACH-優しさの理由-】【EACH-愛を胸に眠る-】から続く物語。
文字数 9,977
最終更新日 2021.05.06
登録日 2021.04.23
ある日家に帰ると、知らない少女が当たり前のようにソファに座っていた。彼女は幸せを呼ぶことで有名な妖怪、座敷童子らしい。
だが、座敷童子といえば童子=子供という意味を持つように、比較的幼子のはずだ。なのに、この娘は普通に発育している。
くりっとした大きな瞳。スッと通った綺麗な鼻筋。豊満な胸。そんな美少女座敷童子に俺は取り憑かれてしまったらしい。そして、イチャイチャラブラブ同棲生活が始まるのであっ…………始まってたまるか!
そもそも、何をコイツは普通に不法侵入しとるんだ。こちとら、学業とバイトで疲れ果ててやっと帰ってきてるのに、ソファでくつろぎやがって。妖怪だろうが、なんだろうが、その性根を叩き直さねばならない。
説教だ。
文字数 29,787
最終更新日 2024.04.16
登録日 2024.02.16
奈々瀬紗音(ななせしゃのん)は、春から中学二年になる十三歳の少女。
幼い頃から歌が大好きで、子ども向け番組の『歌のおねえさん』になるのが夢だった。
しかし、七歳の時に受けた番組オーディションで不合格になり、そのショックで夢と歌から目を背けるようになる。
そんな時、大好きだった子ども向け番組が終了することを知り、紗音は気づく。
時間は永遠じゃない。
どんなに楽しいことも、いつかは終わりを迎える。
だから、"今"を精一杯生きなければならないのだ、と。
そうして紗音は、もう一度夢に向き合い、新しく始まる子ども向け番組のオーディションを受けた。
結果は、合格。
晴れて東京の芸能事務所に所属することになった。
期待に胸を膨らませて臨んだ、番組の打ち合わせ。
そこで紗音は、プロデューサーから衝撃的な言葉を言い渡される。
それは……
「マスコットキャラクターの着ぐるみと中の人が、失踪……?!」
『中の人』を捜索する中で、紗音は不思議な空間に迷い込む。
そこで彼女の前に現れたのは……
異星人を名乗る『青い狼人間』と、『お喋りなうさぎ』と、『角の生えた女の子』だった。
本物だらけのマスコットたちと『歌』を通じて絆を深める、ドタバタスペースファンタジー!
文字数 105,816
最終更新日 2024.08.01
登録日 2024.07.01
文字数 6,180
最終更新日 2025.08.28
登録日 2025.08.28
私が偶然命を救った美しい男の正体は、悠久の時を生きる吸血鬼だった――。ある夜、暗い路地で傷つき血を流していた男を銀のナイフから庇って“私”は死んだ、筈が目覚めた時には吸血鬼に生まれ変わっていた。彼女を変えたのは、あの夜に命を救った男。“朽ち果ての国”なる吸血鬼の国の王位継承者、十季〈とき〉だった。その所為で就職難に苦しめられていた平々凡々な大学生は、覚悟もないまま“木蓮”という名を与えられ“姫君”になってしまう。しかし愛読書であったロマンス小説の知識に持ち前の度胸と機転もあって、彼女はそれなりに仮初めの姫君を演じることに成功していたが――? 闇の世界に落ちた彼女を待ち受けるのは美しくも癖のある同胞たちとの生活、人の世との別れ、そして空の玉座を巡る血みどろの戦い。力こそが尊ばれ、血と暴力と異形の者たちで溢れる世界で人間らしさを失わずに生きようと抗う――これは朽ち果ての夜に花ひらいた“木蓮”の物語。
▼女性向け。現代日本とゴシックの香り漂う朽ち果ての国が舞台の物語。流血・残酷な表現・逆ハーレム要素を含み、また気まぐれにアダルティな雰囲気を醸し出しますのでご注意下さい。
▼朽ち果ての王と宵闇烏は魔法のiらんどにて1部完結している作品を改稿したものです。
登録日 2016.03.27
吾郎は期待とワクワクで胸を躍らせていた。第一志望の大学に合格し、新しい生活が彼を待っていたからだ。
彼は一級建築士の資格の習得を目指し、父親のような、いや、父を越える建築士になることを夢見て建築デザイン学科に進学する道を選んだ。
彼は新たなスタートを切るための新しいスタイルを選んでいた - チノパンにシャツ、その上にジャケット。
そして、彼の心は、まだ見ぬ友人や教師、そして可能性を秘めた新たなスタート地点 - 大学に望みを託した。
しかし、吾郎の夢の道のりは簡単なものではなかった。子供の頃から建築物に興味を持っていた彼だが、父親の突然の死で一度はその夢をあきらめようとした。
だが、それも父の遺志を継ぐという強い意志が彼を突き動かし、再び建築への道を進む決意をしたのだ。 吾郎はようやく大学進学の目処が立てば、引っ越し先のアパートに移り住んだ。
狭いけれど十分なスペースを持つ部屋からは、彼の新たな人生のスタート地点、大学の建物が見えました。彼は心の中で誓った - ここからが新しい人生の始まりだ。
しかしこの時、まだ彼は知らなかった。このアパートで自分の運命を左右する2人の女性との出会いが待っていることを。
その出会いが、彼の夢や理想を揺るがし、刺激することになることを。これが3人の愛と夢の物語の始まりだということを。 吾郎は見た目はもっさりとしているが、筋肉質で力持ち。顔立ちは人懐っこいが、粘り強さを持ち合わせている。
そして心からの優しさと情熱を持つ、若き3人の物語がこれから始まる。
文字数 37,518
最終更新日 2024.01.14
登録日 2024.01.07
その格子窓の向こうには、たくさんの物語であふれている――
ツィッターやサイトで公開した5つの掌編と1つの短編の試し読みです。Amazon kindleで個人配信中。
【プロフェッサーと誘拐犯】
「これから、私と一緒に暮らして頂きます。ああ勿論、貴方に選択する権利はありません。申し訳ありませんが、素直に従って下さい、プロフェッサー・バートン」
スフィンクスを愛している変人として名高いイギリス人教授を、変人好きの変人として周囲から恐れられている元イギリス軍人が強引に誘拐するお話。ドタバタコメディ。
【俺の不実なアルビオンへ】
「お前とベッドインしたのは、お前の中でセックス革命が起きる時だけだった。その革命もいつ起きるかわからない。俺は馬鹿のようにベッドの中で指を加えて待つだけ。まさに偉大で退屈なブリティッシュライフだった。俺は馬鹿で快楽的なアメリカンライフに戻りたい」
自分を裏切った恋人を手酷くジョークで詰って別れる、アメリカとイギリスの諜報機関に属する男たちのお話。不実のアルビオンはイギリスの異名。
【君からの手紙】
イタリア、セリエAにおけるサッカーの試合が終わったある日のクラブのロッカールームで。チームのキャプテンのある仕草に胸が静かに高鳴る――
【ただただ、どうしようもない恋】
――俺は荒い息をつきながら、その男らしく整った風貌の男を見上げた。こいつの悪いところは、平気で人の気持ちを台無しにするところだ。前に寝ていた相手と、今裸でセックスしている相手は当然違う男なんだぞ――
猫かぶりな年下上司×冴えない平社員の年上部下のリーマンもの。
【不実なアルビオンの鬱屈】
「君はいつも、この世の全てに興味がないという顔をしていたからね」
ビリーに手酷く振られたマーカスが旧友のリチャードとパブで飲むお話。「俺の不実なアルビオンへ」の続き。
【陽気な海賊は誓う、生まれ変わったお前はもう一度俺と恋をすると】
「俺の人生に、そんなつまらないシチュエーションはいらない。お前が負けたら、俺とセックスしよう」
世界的に有名なサンタ・マリア海賊団を捕まえようと、若き提督率いるロイヤル・ネルソン号が追いかけるが、海賊団の船長はとんてもない男だった……陽気で男前な海賊団船長×職務熱心で融通の利かない海軍提督が織りなす現代世界をパロったファンタジックラブコメディ。
文字数 4,127
最終更新日 2024.09.26
登録日 2024.01.11
――目覚めた世界は、かつて前世で読んだ“滅びの物語”だった。
平凡な花売り娘エルナは、家族の借金と母の病を支える日々に追われ、恋など考える余裕もなかった。
だが、ある春の日、市場で出会った金髪の青年レオの無邪気な笑顔に、胸の片隅がほころぶ。
さらに、戦の英雄凱旋の列で出会った黒髪の騎士に──氷のような銀の瞳に射抜かれたとき、エルナの中で何かが弾ける。
その瞬間、前世で愛した小説『終焉の王国と黒い王子』の断片が脳裏を駆け巡った。
冷酷非道と恐れられた“黒い王子”が、唯一執着した少女に逃げられ、国を滅ぼした──。
「私は、あのヒロインじゃない」
──そう信じていたはずなのに、エルナは知らず知らず“物語の外側”から運命に翻弄され始める。
破滅の未来を防ぐため、彼女が下した決断は──「本当のヒロイン」を探し出し、王子と結びつけること。
果たして、花売り娘の小さな一歩が、破滅のシナリオを書き換えることなどできるのか?
金髪の青年と黒髪の騎士、二人の王子に愛される少女の、切なくも希望に満ちた転生の物語。
文字数 13,074
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.04.30
俺・悠真は18歳。
まだ高校を卒業したばかりの俺だが、幼い頃から母・美咲(36歳)を狙う男たちの魔の手を何度も排除してきた。
清純な顔立ちに豊満すぎる胸と、子を孕みやすい丸みを帯びたヒップ――そんな母さんの体は、昔から男たちの欲望を呼び寄せ続け、俺はそれを裏で徹底的に潰してきた。
父の命日、墓参りの最中に日食が起き、突然の光に飲み込まれると――俺たちは異世界・安納托利亞大陸の黎凡特帝国に召喚された。
女神の予言による「母子勇者召喚」。
18歳の息子が勇者、36歳の母親が聖母として魔王を討つはずだった。
しかしテスト石の結果、俺のステータスは【称号:無】【スキル:無】。
勇者失格とされ、国王・剛毅から「城外へ放り出せ」と冷遇された。
一方、母・美咲は【聖母】として認定され、女神の神諭により奇跡『聖杯』を授けられた。
聖杯の効果は残酷すぎる――感度を極限まで高め、若き者の愛意を拒めぬ体に変える。
「大陸の民よ、聖母を孕ませよ。勇者を次々と産ませよ」
貴族たちの目は一瞬で狂気に変わり、国王は36歳の母さんを「調教と受精の道具」として公館に幽閉。
俺は「聖母の専属従者」として残されたが、実質は調教補助役だ。
母さんは俺の安全のため、どんな屈辱も受け入れると誓った。
18歳の息子が、36歳の母を他の男に渡さないために、必死で耐えるしかない。
俺だけが知っている。
俺のステータスは本当は【称号:???】【スキル:???】。
テスト石で空白になったのは、何らかの隠蔽だ。
さらに、母さんの周囲10m以内に神識を飛ばせるスキルを発見した。
まだ無力だが、この力が母さんを救う唯一の鍵になるはず。
母さんが完全に堕ち、孕まされる前に――
俺は帝国のクズどもを、国王を、女神さえも敵に回してでも、母さんを取り戻す。
この世界のNTR運命を、18歳の俺が完全に阻止する。
背徳と守護、隠しチートと逆転劇が交錯する、母子異世界サバイバルファンタジー。
母を救うためなら、大陸を焼き払っても構わない――俺の戦いが、今始まる。
文字数 30,858
最終更新日 2026.01.31
登録日 2026.01.27
拍手が好きだ。自分に向けられたことは、一度もないけれど。
高校三年の三谷波瑠は、ピアニストを目指す幼なじみのコンクール書類を整え、小説家志望の後輩の原稿に感想を書き、進路に悩む下級生の推薦状を練る。
放課後活動支援部、通称ゆめ部のたった一人の部員。
誰かの夢を裏方で整えることが、波瑠の放課後のすべてだった。
高三の二学期、転入生の瀬戸内廻がゆめ部にやってくる。なんでもそこそこできるのに、なんにも本気になれないという廻は、ある放課後、波瑠に尋ねた。
「お前は、何がしたいの」
波瑠は答えられなかった。その問いの形をした穴が、ずっと前から胸の真ん中に空いていたことに、気づいてしまったから。
幼なじみのピアノの才能は、遠い舞台の上でますます輝いていく。後輩の小説は、波瑠の知らないところで誰かの心を動かし始めている。みんなが前に進む。でも、波瑠だけが客席に座ったままでいる。
支えているつもりだった。でも本当は、自分自身と向き合うことから、ずっと目を逸らしていただけなのかもしれない。
夢を追って家族を置いていった父。才能を信じることをやめた母。十六年間閉ざされていた書斎の奥に眠る、一枚の絵。
すべてが繋がったとき、波瑠の足元が揺れる。
海が見える丘の上の高校で過ごす、最後の半年間。
夢を持てない少女が、夢を持てないまま、自分の足で立ちあがるまでの物語。
あの日、コンクール会場の暗い客席で流した涙の意味を、波瑠はまだ知らない。
文字数 21,013
最終更新日 2026.05.08
登録日 2026.04.09
「俺は恩返しがしたい」
そんな思いを胸に師匠との修行を乗り越える為に
島の探索を始めたアベル。そこで出会った黒猫と
白猫の正体は一体…
文字数 897
最終更新日 2020.03.01
登録日 2020.03.01
冒険者ギルドの名簿に登録されている者の中で1度もパーティに誘われた事がないヒナタ。その理由は彼女が持つ命刻の印『持ち腐れ(他人の印を全て無効)』にあった。強靭な肉体を持つ戦士も魔力に満ち溢れた魔道士もただの人になってしまうのだ。
しかし、ある日。初めてヒナタを招きたいとの依頼があった。ギルドで名簿をペラペラとめくっていたのは冒険者の宿を営む女将のマードラ。ヒナタの『持ち腐れ』に目を留めてその効果を知るや否や「見つけた!」と嬉々とした声をあげたのだという。
冒険者として旅立つ事は出来なかったが、旅の途中の冒険者をもてなす者として再スタートしたヒナタ。命刻の印『持ち腐れ』が多くの冒険者を癒やす。そして、最高の状態で旅立つ冒険者たちが世界を救う。ヒナタはそんな想像を膨らませ胸をときめかせながら旅立つ冒険者たちの背を宿の門から見送る。そして、ヒナタは今日も癒やしを求めて訪れる冒険者を出迎える。
「ようこそ! 魔秘境の宿『怪楽苑』へ!! ごゆるりとお過ごし下さいませ」
※ゆるふわほっこりなギャグ系になっております。
文字数 7,445
最終更新日 2022.01.27
登録日 2022.01.27
ネット小説界で圧倒的な人気を誇る官能小説「えろりーにょ」。
その作者・百ノ木ハチトの正体は、純文学を志す平凡な大学生・鈴懸正人だった。
彼はただ「女体を見ると、文章が溢れてしまう」だけの男。
本当は官能小説家としてではなく、芥川賞作家として評価されたい。
しかし想いを寄せる文学サークル仲間・堂本聖奈は、官能作品を「汚らわしい」と嫌悪していて――。
正体がバレれば、すべてが終わる。
そんな中、出版社の編集者から告げられる最悪の一言。
「先生の本名と顔が、外部に漏れた可能性があります」
欲望と理想、評価と本心。
“書くこと”に人生を振り回される青年の、秘密だらけの二重生活が始まる。
文字数 100,792
最終更新日 2026.02.02
登録日 2025.12.30
舞台は上海。租界と呼ばれる特別区で遊郭を営む安堂愁一は、文筆業の傍ら裏ではアヘンの密売や暗殺を担うチームを率いていた。海軍の上野や、青幇下部組織の楊鋭泰などと渡り合い、胸の中でグルグル巡る訳のわからない感情に舌を打ちながら、愁一はこの先に何を見つけるのか。
この物語は、1人で立っていなければいけないと思っていた男が、拠り所を得てもいいと知る話です。
最初の頃とラストの、物語の景色の違いもお楽しみください。
登場人物紹介
安堂愁一 (あんどうしゅういち)
当話の主人公。日中ハーフで娼館「夜蝶楼」に住んでいる。文筆業をしている。
娼館では主に『男手』として存在しているが、新人娼妓に閨の作法や男子には男同士のあれこれを教えたりもしていて、元娼妓でもあった。
24歳 173cm
泰然(タイラン)
裏社会を生きるチームのリーダー。冷酷なまでに人を殺める事に罪悪感がない。むしろ楽しそうであり、少々人格が破綻している。
愁一との関係は…?
星宇(シンユー)
愁一がいる娼館の娼妓。泰然のチームの一員。この子も過去の出来事で殺人に罪悪感を感じないという壊れた感情を持っている。
中国人16歳 164cm
上野征尋(うえのゆきひろ)
日本海軍の軍人。上海にいるときは週に2回も愁一のいる店に通う。 年齢不詳 181cm
楊鋭泰(ヤン・ルェイタイ)
泰然のアヘン売買に関わる青幇の一派の幹部。上野に異常なまでの執着心を持っている。理由は様々だが、星宇に言わせると上野がいい男だかららしい。一理あるがそれではない感じ。中国とフランスのハーフ 30歳 176cm
黄力行(ホアン・リーハン)
泰然のチームの力仕事を担う。港で荷役の仕事に就く一方で泰然の仕事の手伝いをしている。小心者ではあるがケンカっ早いという特性があり、喧嘩は強い。まだ年若い星宇を気にかける。中国人 26歳 178cm
イワノフ ロシアからの亡命者。泰然のチームの情報提供者、及び金庫番。普段は焼き芋を売っているので、みんなからは『焼き芋屋』と呼ばれている。ロシアとどこかのハーフっぽい 28歳180cm
文字数 132,092
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.04.11
「氷の公爵と、棄てられた聖女もどき」あらすじ
伯爵令嬢クロエ・ヴァンディミオンは、幼い頃にわずかな聖力を示したことから「聖女の再来」と祭り上げられ、王太子アルフォンスの婚約者として厳しい教育を受けて育った。だが本物の聖女の力は一度も宿らず、十一年間、期待に応えるふりを続けてきた。
婚約披露の夜会で、アルフォンスは新たに現れた聖女イレーネを理由に、大勢の前でクロエとの婚約を破棄する。屈辱の断罪劇の中、クロエの胸に湧いたのは絶望ではなく、長い演技からようやく解放されるという奇妙な安堵だった。
行き場を失った彼女に声をかけたのは、社交界で"氷の公爵"と恐れられるアルディア公爵ジークハルト。以前からクロエの数字を読む才能に気づいていた彼は、彼女を公爵領へと招く。
聖女としてではなく、一人の財務官として。クロエは帳簿の山と向き合い、隠された横領を暴き、荒れた財政を立て直していく。不器用な優しさを見せるジークハルトのそばで、彼女は少しずつ「自分が何を好きか」を取り戻していく。
しかし、王都から届く悪意ある噂と、聖女イレーネの認定に隠された不正の影が、二人の平穏を揺らし始める。クロエは過去と向き合うため、再び王都へ足を踏み入れる決意をする――。
「聖女」という仮面を脱いだ先で、彼女が選び取る答えとは。悪役令嬢×婚約破棄×溺愛の王道に、"仕事で自分を取り戻す"という芯を通した物語。
文字数 31,974
最終更新日 2026.08.22
登録日 2026.08.13