「あのね」の検索結果

全体で48件見つかりました。
48 123
恋愛 連載中 短編 R15
 「あのね太一、私、妊娠したの」  バイトが終わった後「話したいことがある」と知花に呼び出され、店の隅の席に二人で座る。  世間話から入る訳でもなく、唐突に告げられた言葉。  遂にこの日が来たと思った。  ずっと好きだった女の子が、他の男の子供を妊娠してしまう日が……。 *** この作品は「転移先は女子大生の部屋でした」本編の番外編となります。 時系列的には最終回後の「太一の空白」部分になります。 本編は完結済、同じくアルファポリス内で読めます。 →https://www.alphapolis.co.jp/novel/439939580/390544589 また後日談のコミカライズ版が、アルファポリス内で連載中です。 ベッドシーン有りのR15ですのでご注意ください。 →https://www.alphapolis.co.jp/manga/439939580/683560947 漫画版の更新を優先しているので、不定期更新になります。
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 恋愛 56,284 位 / 56,284件
文字数 11,043 最終更新日 2022.05.01 登録日 2022.04.27
まだ花も恥じらう乙女だったころ、私は村の人から『歌うたいの巫女』なんて名前で呼ばれていた。故郷の村は自然豊かなことだけが誇りの場所で、まともな娯楽らしいものとも縁がない。そこで私の歌は重宝され、目を付けた村長にさまざまな制限をかけられるようになる。冠婚葬祭をはじめとした節目ではみんなのために歌をうたい、言われるがまま生きていた私に、とうとう山神様の元へ行くように命が下された。事実上の生贄と分かりつつも、なすすべのない私。最後に少しでも悪あがきをしようとしたところ、運命の出会いが訪れた。
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 恋愛 56,284 位 / 56,284件
文字数 10,603 最終更新日 2023.02.19 登録日 2023.02.19
ホラー 連載中 ショートショート R15
 学校ホラー 夢に学校が出てきたので。 シチュエーションは想像で書いてます。 怪談にありがちな幽霊に殺される話になるかと思います。
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 ホラー 6,760 位 / 6,760件
文字数 3,750 最終更新日 2022.05.04 登録日 2022.05.03
大衆娯楽 完結 ショートショート
「あのね、お金を貸してほしいのよね」 ママ友の純香さんにそう頼まれて困惑してしまう私。 「いったい、いくらぐらい貸してもらいたいんですか?」 「これくらいね」親指と人指し指を出して見せる。 「2万円ですね」 「あのね、
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 大衆娯楽 5,595 位 / 5,595件
文字数 968 最終更新日 2021.05.10 登録日 2021.05.10
BL 連載中 長編
俺は心底あいつが嫌いだった。 「きょうにぃ私可愛い?」 「かわいい」 「きょうにぃは世界一かっこいい!私きょうにぃのことだーいすき!」 「ありがとな」 「あのね?しづちゃんね大きくなったらすっごい美人さんになるから」 「うん」 「きょうにぃ私と結婚してくれる?……だめ?」 「あぁいいぞ、約束な」 あいつがねぇさんを奪って行ったから あいつがねぇさんを泣かせたから あいつが! あいつが…… ……を選んだから この小説は鈍感男子景月君と近所のお兄さん響夜さんとの年の差ボーイズラブストーリーです。 愛と憎しみは紙一重その感情に男同士だから気づかなかった景月。気づいてからは意識してもらえるようにアプローチをしていきます。でも響夜さんは年上だし男だしとか考えちゃってもう大変!って感じのストーリーにしていく予定です!よろしくお願いします! 注意 この作品はBL小説ですので地雷や苦手な方はUターンお願いします。また小話、番外編で百合が入る予定です。百合は地雷という方は見なくても話はわかるようにするので自己防衛お願いします。 また、小説家になろう: https://ncode.syosetu.com/n6252gh/ Pixiv:https://www.pixiv.net/novel/series/1330825 でも掲載しています! コメント待ってます!
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 BL 24,062 位 / 24,062件
文字数 16,223 最終更新日 2020.11.29 登録日 2020.06.13
受験生の二瑚の胸には漠然とした不安や焦りや寂しさがある。みんなが当然のように抱き、飼い慣らしている《奴》を二瑚はいつからか持て余すようになっていた。呆然と橋の上から川を覗き込み、死んでしまいたいなどと心にもないことを考える。そんなとき、初恋相手と同じ名前をした、昔飼っていた犬とよく似た一人の少年が現れてーー。 小説家になろう、でも公開中。161回コバルト短編小説新人賞「もう一歩」の作品です。
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 児童書・童話 3,236 位 / 3,236件
文字数 10,202 最終更新日 2021.01.24 登録日 2021.01.24
子なし主婦の私は、ある日小さな子供に告白された。 突然の事に、?マークが止まらなかった。 そして、何故か彼のママになる事になった。 現れた夫に、宣戦布告するその姿も可愛かった。 子なし主婦に訪れた、不思議なお話。 【あのね、俺は、今だって貴女をこんなにも愛してるんだよ】 これは、一生秘密なんだよ。 死ぬまで、貴女を愛してるから 初めては、全部貴女だった。 これを、恋じゃないって言わないで。 初めては、全部貴方だった。 この想いを否定しないで。 抱えきれない秘密を墓場まで… 短編になります。 あるお話を見てから、これ書きたい。だけど、話が進まずに…。 悩んで、寝かせて、寝かせて、やっと最後までかけました。 小説家になろう、カクヨムに投稿しています。
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 恋愛 56,284 位 / 56,284件
文字数 31,502 最終更新日 2022.07.13 登録日 2022.07.12
恋愛 連載中 長編 R15
「くらえ! おっにいちゃん! スッペシャル超電磁カルシウムぅぅ邪神龍ビーム!」 「ぐはぁ、やーらーれーたー!」 「えへへ。カリンつおい! さいきょー!」  うちの妹はとんでもない厨二病だ。  とは言えまだ9歳。厨二病と言うのはいささか語弊がある。  しかし、ある日を境に妙に大人っぽくなった。  そして、神妙な面持ちで聞いてほしいことがあると言われる。 「お兄ちゃん。わたしの右手にはね、邪神龍が眠ってるの」  ズコー! それ、毎日言ってたやつ!  何を今更そんなシリアス風吹かせながら言ってるの!  と、思っていたけど……。  うちの妹は異世界帰りを自称し始めたんだ。  その日を境に、俺の生活は一変する。  ミステリアスでミステイクな日常に、少しづつ侵されていく事となる。
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 恋愛 56,284 位 / 56,284件
文字数 41,025 最終更新日 2021.01.08 登録日 2020.07.17
ホラー 完結 ショートショート
気のいいお客さんからもらったぬいぐるみ。 私の日課は、そのぬいぐるみに一日の出来事を聞いてもらうこと。 今ではすっかり仲良しの同居人。 ねえねえ、あのね。 ※直接的な接触はないですが、ストーカー被害などに遭われた方は不快になる恐れがあるため閲覧をお控えください。
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 ホラー 6,760 位 / 6,760件
文字数 777 最終更新日 2023.04.09 登録日 2023.04.09
スキル無限収納は、別名を亜空間収納といわれているわ。このスキルを所持する人間たちは、底無しとも言われる収納空間を利用出来るの。古の人間たちは誰もが大気中から体内へ無限に魔力を吸収巡回していた。それ故に誰もが亜空間を収納スペースとして利用していた。だけどそれが当たり前では無くなってしまった。それは人間の驕りからきたもの。 やがて………… 無限収納は無限では無く己の魔力量による限りのある収納となり、インベントリと呼ばれるようになった。さらには通常のスキルと同じく、誰もが使えるスキルでは無くなってしまった……。 主を亡くしたインベントリの中身は、継承の鍵と遺言により、血族にのみ継承ができる。しかし鍵を作るのは複雑て、なおかつ定期的な更新が必要。 だから…… 亜空間には主を失い、思いを託されたままの無数のインベントリが……あてもなく……永遠に……哀しくさ迷っている………… やがてその思いを引き寄せるスキルが誕生する。それがミラクルマスターである。 なーんちゃってちょっとカッコつけすぎちゃった。私はミラクルマスター。希少なスキル持ちの王子たちをサポートに、各地を巡回しながらお仕事してまーす!苺ケーキが大好物だよん。ちなみに成人してますから!おちびに見えるのは成長が遅れてるからよ。仕方ないの。子は親を選べないからね。あ!あのね。只今自称ヒロインさんとやらが出没中らしいの。私を名指しして、悪役令嬢だとわめいているそう。でも私は旅してるし、ミラクルマスターになるときに、王族の保護に入るから、貴族の身分は捨てるんだよね。どうせ私の親は処刑されるような罪人だったから構わない。でもその悪役令嬢の私は、ボンキュッボンのナイスバディらしい。自称ヒロインさんの言葉が本当なら、私はまだまだ成長する訳ですね!わーい。こら!頭撫でるな!叩くのもダメ!のびなくなっちゃうー!背はまだまだこれから伸びるんだってば! 【公開予定】 (Ⅰ)最後まで優しい人・㊤㊦ (Ⅱ)ごうつくばりじいさん・①~⑤ (Ⅲ)乙女ゲーム・ヒロインが!転生者編①~⑦ 短編(数話毎)読み切り方式。(Ⅰ)~(Ⅲ)以降は、不定期更新となります<(_ _*)>
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 ファンタジー 42,686 位 / 42,686件
文字数 121,280 最終更新日 2020.05.22 登録日 2019.12.29
ReN
悠里と剛士の恋物語 ♯秒恋シリーズ第3弾 甘くて楽しい物語になっているので、ぜひ気軽にお楽しみください♡ ★あらすじ★ 「あのね、もうすぐバレンタインじゃん! その日、ゴウの誕生日!」 彼の誕生日を知らせてくれた剛士の親友 拓真と、親友の彩奈とともに、悠里は大切な人の誕生日サプライズを敢行! 友だち以上恋人未満な2人の関係が、またひとつ、ゆっくりと針を進めます。 大好きな人のために、夜な夜なサプライズ準備を進める悠里の恋する乙女ぶり。 みんなでお出かけする青春の1ページ。 そして、悠里と剛士の関係が深まる幸せなひととき。 ★シリーズものですが、 ・悠里と剛士は、ストーカー事件をきっかけに知り合い、友だち以上恋人未満な仲 ・2人の親友、彩奈と拓真を含めた仲良し4人組 であることを前提に、本作からでもお楽しみいただけます♡ ★1作目 『私の恋はドキドキと、貴方への恋を刻む』 ストーカーに襲われた女子高の生徒を救う男子高のバスケ部イケメンの話 ★2作目 『2人の日常を積み重ねて。恋のトラウマ、一緒に乗り越えましょう』 剛士と元彼女とのトラウマの話 こちらもぜひ、よろしくお願いします!
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 恋愛 56,284 位 / 56,284件
文字数 67,981 最終更新日 2023.05.31 登録日 2023.03.25
一条斗真 木属性~植物を司る~ 特に植物から薬を調合することが得意 「ねぇ、斗真くん」 「ん、何?楓」 大分人通りの少なくなった港で、先を歩いていた斗真が振り返る。今夜は満月。しかも稀に見るスーパームーンとやらだ。 「あのね、私…」 斗真が楓の目をじっと見つめる。 「ずっとあなたの血を飲みたかったんだ」 楓の口元がニヤリと歪んだその瞬間、楓が鋭い歯を斗真の首元に突き立てて噛み付いた。 「い"っ…」 「ごめんね。この15日間、とっても楽しかったよ。」 そこにいるのは、もう斗真の知っている楓の姿ではない。恐ろしく醜いバケモノだ。 顔にも首にも血管が浮き上がる。楓が血を思い切り吸い込もうとしたその瞬間、 「ぐっ…ゴホッ」 楓の口から大量の血が溢れだし、その場に膝から崩れ落ちる。 「はぁ…痛ぇーよ。もっと噛み方ってもんがあるだろ。いきなり飛びかかって来るなんて、この礼儀知らずめ」 「?! 斗真っ…ゴホ」 「俺が、お前の正体に気づいていないとでも思った?」 座り込む楓の横に歩み寄る。 「はっ…きょ、今日のところはこれくらいで勘弁してやるわ…」 立ち上がろうと足に力を入れるが、すぐにへたり込む。楓の額に冷や汗が浮かぶ。 「おっ、そろそろ効いてきた頃かな。」 斗真が楓の顔をまじまじと覗き込んで言った。 「ゴホッ…何よ…」 斗真がニッコリ笑って言う。 「毒だよ」 「?!毒?!」 「そうだよ~。俺の首に毒、塗っておいたんだ♪」 「何考えて…っ」 「だってさぁ、見てごらんよ」 そう言ってバケモノと化した楓の肩に手を回して空を見上げる。 「こんなに月がきれいな夜に、吸血鬼のお前が襲ってこないわけ、ないでしょ?」 楓の肩がビクッと震える。 「俺が調合した毒はさ、巡りが速いんだよね。全身に巡った毒が、毛細血管の方から体の組織を分解していくの。ほら、こういうふうにさ。」 楓の足先がジュワッと音を立てて蒸発していく。 「俺を選んだのは間違いだったみたいだね♪じゃあ、せいぜい成仏してよ。じゃあね」 そう言って斗真は港を歩き出す。空を見上げると赤く染まった月が輝いていた。 「今夜は忙しくなりそうだ。」 その背後にはもう楓の姿は跡形もなく消えていた。
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 ファンタジー 42,686 位 / 42,686件
文字数 2,581 最終更新日 2021.04.18 登録日 2021.04.18
恋愛 完結 ショートショート
「あのね、その…お母さんに会って欲しい人がいるんだけど…来週の土日って空いてる?」 女手一つで育ててきた娘が二十歳になったある日、そう切り出した。 快く応じて、娘が連れてきた彼を迎え入れたのだけれど…。 相手はどうみても小学生の男の子。 大人びた彼は言った。 「私とヨーコさんは、前世で恋人同士だったのです」 「――は?」
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 恋愛 56,284 位 / 56,284件
文字数 4,158 最終更新日 2021.10.26 登録日 2021.10.26
大衆娯楽 完結 ショートショート
 ちょっと間が空いて単発の詩を投稿。どうも西野です。あ、はい、西野です。……いやだから西野です。はい。いやもう西野ですよって、おばあちゃん、にーしーのーでーすーよ。あ、いや「ニシノデス」ではないです。「ニシノ」だけです。うー、ああもう、「ニシノダケ」って誰ですか。もはやキノコじゃん。私はしめじが好きですけどね。いやだから、何でそうどうでもいいところばっかり拾うかなもう。「キノコジャン」とかいう人間がいると思いますかあなたは? はいじゃないんだよ。素直に返事しない。めんどくさいなあんた。なんだよもう。西野だっつってんだろ。ナ行イ段の「に」とサ行イ段の「し」とナ行オ段の「の」で西野!……あああああああああ、何で伝わらないかねぇ!は?トイレくらい勝手に行っていいよ何でいちいち聞くんだよ。別に呼び止めてないし。場所は知らん!自分で探せ!いや、老眼だから文字が読めないはもっと知らん!老眼鏡持ち歩けや!インフォメーションセンターでも行けば教えてくれるだろ!だあぁぁ、インフォメーションセンターって言うのはあの向こう側の角を右に曲がったところにあるお姉さんたちが色々教えてくれるところだよ!さっさと行ってほら!歩く歩く!杖もついてないんだから行けるって!ついでに老眼鏡の売り場も聞いてきとけ!  ……えー、お騒がせしました。どうぞ召し上がれ。  何で戻ってきたのおばあちゃん!いやちがう私は西野!西野低気圧なの!キノコジャンじゃないの!……松茸のソテーなんか知らん!食べたくなるでしょそんなこと話したら!醤油で炙って焼くのが一番とか言うな、お腹すく!おばあちゃんの知恵袋いらないから!この口論嫌だよ結局私になんの得もない!……いやだからね、どうしてニシノダケに戻ったんだい?低気圧だってついさっき言いましたよー?ねー、おばあちゃん。いいこだからねー、さああっちへ行きましょうね~。ねー。  ……いやだからねぐるっと一周回るんじゃなくてね!あのね!もうね!………………。
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 大衆娯楽 5,595 位 / 5,595件
文字数 734 最終更新日 2019.02.18 登録日 2019.02.18
Ari
日々の暮らしの中で
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 エッセイ・ノンフィクション 7,843 位 / 7,843件
文字数 1,665 最終更新日 2023.11.21 登録日 2023.10.24
 高校生の荒走空那《あらばしりくうな》は最近、三つ年下の義理の妹、砂月《さつき》の奇行に頭を悩ませていた。  まあ、それはそれとして……実は今週末、幼馴染で恋人の大霧雪乃《おおきりゆきの》との甘いデートが待っているのだ! それもなんと、夜景の綺麗なホテルでディナーなのである! しかもしかも、食事の後は休める部屋まで用意してるとか……そそそ、それってぇ!?  彼は、大いに期待に胸を膨らませるのだった。  しかし、デート当日の朝である。  玄関で砂月が、目を潤ませて空那に抱きつく。 「ねえ、行かないでぇ……」 「ちょ、ちょっと……砂月さん? 離していただけませんか?」  砂月の唇が、ゆっくりと近づく。 「おにいちゃん……行っちゃ、やだよぉ。なんでもするから、今日は家にいて……?」 「いやあのね。俺達、一応は義理とは言え兄妹だし……その、これ以上はいけ……むぐっ」  唇と唇が重なり、静寂の中、二人の息遣いだけが聞こえた。  と、その時、不意に玄関がガチャリと開く。  そこには険しい顔をした雪乃が立っていた。その背後では空が怪しく曇り、雷がゴロゴロと不穏な音を立てている。  空那の目が驚愕で見開かれる。しかし、弁解しようにも口は塞がれ、言葉にならない。んーんーと呻く空那。  雪乃は唇を重ねる砂月を指差し、声も高らかに吠えた。 「そこまでよ! 魔王シェライゴス! 一度ならず二度までも、よくもこの私の恋人を!」  砂月が、ぷはぁと唇を離し、哄笑してそれに答える。いつのまにやらその肩には漆黒のマントが翻《ひるがえ》り、頭にはグロテスクで巨大な角が乗っかっていた。 「ふはははははは! よくぞ我が城へ来たと言っておこう、勇者アルカっ!」  火花を上げる少女二人に囲まれて、空那は呆然とその顔を交互に見比べる。  なんと、彼の妹は前世で魔王、幼馴染は勇者をやっていたと言う!  そして空那自身はと言うと……知将!? しかも、女だっただとぉ! なんじゃ、そら!  そんな中で知り合った先輩は驚愕の人物で、さらには町全体を巻き込む大事件に発展して……? 集英社ライトノベル大賞に入選したので、過去作品を小説家になろう用に改変して投稿してみました。できるだけ毎日3000~4000字を目安に更新していきたいなーと思ってます。最終選考はこれからです。小説家になろうにも投稿してます、がんばるからよろしくね。
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 ファンタジー 42,686 位 / 42,686件
文字数 129,674 最終更新日 2018.07.08 登録日 2018.04.11
 山奥に囲まれた一軒の山小屋。 そこに住む少年ライト。  爺さんと一緒に狩りをしながら日々暮らしていた。 爺さんは元冒険者の剣士のようで、ライトに狩りや剣の使い方など色々な事を教えていく。  そんなある日、爺さんが病に倒れ、そのまま他界してしまう。 住む場所もあり、爺さんから引き継いだアイテムと小屋、そして剣。 一人になったライトは狩りをしながらその日暮らしをしていた。   ある日、夕暮れ前に山へ狩りに行くと、遠くの方から叫び声が聞こえてきた。 急いで声のする方へ行くと、オークに追いかけられている一人の女の子の姿が目に入った。  剣を抜き、襲ってきたオークを一兆両断。 助けた女の子はガーネットというらしい。 どうやら何かを求めてこんな山奥に来たみたいだ。  小屋につき一緒に夕飯を食べながら、お互いの事を少しだけ話す。 彼女がバッグから取り出した手のひら大の光る珠。 俺も似たようなものを持っている。 「これはドラゴンオーブ。六個集めると、賢者の石ができるって伝説があるの。ここに、似たようなオーブあるよね?」 「あぁ、持っているよ」  俺はガーネットに引き出しから出したオーブを見せる。 「ねぇ、一緒にオーブを探しに行かない? ライトはそれなりに強いし、きっと楽しい冒険になると思うよ!」  山奥にこのままいても、時間だけが過ぎていく。 外の世界を見るもの、悪くないよな。 「行こう。明日の朝出発だ!」  山奥に一人で暮らしていた少年、ライト。 賢者の石を夢見る少女、ガーネット。  二人のオーブを求める冒険が、今ここに始まる。 ―― 「ライト……。これが最後のオーブなんだね」 「あぁ、長かった。でも、これで最後。早く手に入れて地上に戻ろう!」 「うんっ!」  俺はガーネットの手を取り、その目を見つめる。 長かった、本当に長かった。でも、これでガーネットの夢がかなう。 「あ、あのね、ライト……」  少し涙ぐんだガーネットは背伸びをして俺をのぞき込む。 「ん? 何? どうした?」    だんだんと近づくガーネットの顔。 もぅ、鼻と鼻がくっつきそうだ。 「え? ガーネッ――」 「目、閉じてよ。恥ずかしいじゃない……」
24h.ポイント 0pt
小説 21,299 位 / 21,299件 ファンタジー 8,270 位 / 8,270件
登録日 2020.05.26
大衆娯楽 完結 ショートショート
「あ、結香さん?あのね、急なお願い事があるんだけど」 「はい、なんでしょうか?」 「動画撮影をしたいんだけど、結香さんの家を貸してもらいたいのよ」 「え?私の家をですか?
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 大衆娯楽 5,595 位 / 5,595件
文字数 549 最終更新日 2021.04.09 登録日 2021.04.09
物語の主人公は、ミニチュアダックスフントの女の子。 大好きな家族と一緒に過ごす、生涯の幕を閉じるその日までの一頭のわんこの軌跡。 オールわんこ目線で進んでいく物語。
24h.ポイント 0pt
小説 185,568 位 / 185,568件 ファンタジー 42,686 位 / 42,686件
文字数 4,053 最終更新日 2023.09.01 登録日 2023.09.01
SF 連載中 長編
【地球】から資源が豊富な星【緑星】へ、芸術を学ぶため遠路はるばるやってきた森井瞳。 そこではフクロウが店長をやっていたり、光る虫が空を埋め尽くしていたり、見たことない不思議がたくさん。  ——行ってきます。成長するために。見守っていてくださいね。 様々な出逢いと思い出を重ねて過ごすのんびりヒーリングストーリー。 絵本風の作風になってます。
24h.ポイント 0pt
小説 21,299 位 / 21,299件 SF 1,118 位 / 1,118件
登録日 2018.04.07
48 123