「まみ」の検索結果
全体で1,136件見つかりました。
スラム街で泥とハーブの匂いにまみれ、オメガであることを隠して生きてきた少年ノア。
ある雨の日、発情の熱と寒さに震える彼を拾い上げたのは、王国最強と謳われる「氷鉄の騎士」ヴァレリウスだった。
「お前からは、雨に濡れた花のような匂いがする」
冷徹と恐れられる騎士団長は、ノアを汚いものとして扱うどころか、その匂いに安らぎを見出し、不器用ながらも全力で愛を注いでくる。
温かい食事、ふかふかのベッド、そして何よりも甘く強烈なアルファの庇護。
これは、孤独な二人が運命の番として惹かれ合い、心と体を溶かし合っていく、極上の溺愛救済BL。
※本作は性的な描写(キスや愛撫、発情期の描写など)を含みます。15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
文字数 23,237
最終更新日 2026.02.13
登録日 2026.02.09
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
文字数 1,340,747
最終更新日 2025.11.18
登録日 2017.12.21
「異世界転生」の裏には、勇者候補をトラックで轢き続ける社畜の存在があった。
異世界転生管理局の運送部で激務をこなすドライバー・轟 駆(とどろき かける)。
しかし、過酷なノルマを達成した直後、上司のクソ女神から理不尽な不当解雇(魔界行き)を言い渡されてしまう。
「ふざけるな。俺の残業代を返せ」
ブチギレた駆は、愛車の2tトラックで女神を物理的に轢き飛ばし、そのまま異世界へとダイブした!
行き着いた剣と魔法の世界。駆はひょんなことから借金まみれの獣人少女・ミオを「専属カーナビ」として雇い、異世界で気ままな運送業を始めることに。
しかし、電気水道完備の異空間荷台を持ち、どんな悪路(崖)も走破する駆のトラックは、ファンタジー世界では規格外のチート兵器だった!
襲い来る野盗も、立ちはだかるドラゴンも、果ては女神が差し向けたチート勇者でさえも――
「邪魔だ。納期に遅れる」
ただの時速60km(法定速度)と無敵の装甲の前には、すべてが紙くずのように吹き飛んでいく。
「そこ崖ですってばああああ!」
「納期まであと3分。飛ぶぞ」
助手席でがめつい獣人娘が絶叫する中、死んだ魚の目をした最強の社畜ドライバーは、今日もファンタジーの常識を容赦なく轢き潰す!
理不尽な世界に交通安全(物理)を叩き込む、痛快・異世界ドライブ・コメディ開幕!
文字数 128,572
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.04.18
名門相楽のお嬢様・憩は、窓から脱走を繰り返すおてんば娘。
閉ざされた世界で生きてきた少女の願いは、
みんなと同じように『普通の生活』を送ること。
そんな少女が出会ったのは、
個性豊かな『白銀』の仲間だった。
憩の兄で苦労人のリーダー・旭
旭の同期でおちゃらけ担当・漣
ぶっきらぼうな幼なじみ・朔夜
雪のように儚い美青年・千歳
憩はこの4人とともに『初めて』を知っていく。
誰を想うのか。誰を護るのか。誰を救うのか。
そして、何を選ぶのか――。
任務を通して、5人の関係性は変化していく。
少女が持つ金色の宿命を、運命に変えるために――。
【総集編から3分で第3折をお読みいただけます】
文字数 227,224
最終更新日 2026.05.12
登録日 2025.12.30
「お前のような無能、我が家には不要だ。今すぐ消えろ!」
婚約者・エドワードのために身を粉にして尽くしてきたフィオナは、卒業パーティーの夜、雨の中に放り出される。
泥にまみれ、絶望に沈む彼女の前に現れたのは、かつての幼なじみであり、今や国中から愛される「黄金の王子」シリルだった。
「やっと見つけた。……ねえ、フィオナ。あんなゴミに君を傷つけさせるなんて、僕の落ち度だね」
汚れを厭わずフィオナを抱き上げたシリルは、彼女を自分の屋敷へと連れ帰る。
「自分には価値がない」と思い込むフィオナを、シリルは異常なまでの執着と甘い言葉で、とろけるように溺愛し始めて――。
一方で、フィオナを捨てたエドワードは気づいていなかった。
自分の手柄だと思っていた仕事も、領地の繁栄も、すべてはフィオナの才能によるものだったということに。
ボロボロになっていく元婚約者。美しく着飾られ、シリルの腕の中で幸せに微笑むフィオナ。
「僕の星を捨てた報い、たっぷりと受けてもらうよ?」
圧倒的な光を放つ幼なじみによる、最高に華やかな逆転劇がいま始まる!
文字数 12,220
最終更新日 2026.02.04
登録日 2026.01.31
都会の喧騒を離れ、深い霧に包まれた山間にひっそりと佇む老舗旅館「如月館(きさらぎかん)」。静寂を求めて訪れた主人公を出迎えたのは、楚々とした立ち振る舞いとは裏腹に、はち切れんばかりの爆乳を揺らす妖艶な女将・静江だった。
一歩足を踏み入れた瞬間、鼻を突く濃厚な女の匂い。廊下の至る所から漏れ聞こえる、理性を掻き乱す嬌声と肉体のぶつかり合う音。
そこは、一度入れば最後、外部との連絡を一切遮断され、二泊三日の間、本能の赴くままに「性」を貪り尽くすことを強要される、出口なき快楽の檻だった。
「おもてなし」と称して繰り出される中居たちの執拗な奉仕、大浴場で繰り広げられる男女入り乱れた狂乱の宴、そして食欲を性欲で塗り潰す「朝食の儀」。
宿が代々守り続けてきた「種付けの儀式」に巻き込まれた主人公は、女たちの圧倒的な肉感と執着の前に、一人の男としての尊厳を剥ぎ取られ、ただ快楽を吐き出すだけの獣へと堕ちていく。
果たして、三日目の朝に待つのは、外の世界への解放か、それとも永遠に終わることのない蜜獄のループか——。
本作の見どころ
• 閉鎖空間の背徳感: 「三日間出られない」という逃げ場のない緊張感が、官能描写をより一層引き立てます。
• ギャップ萌えと倒錯: 伝統ある格式高い旅館の佇まいと、そこで行われる節操のない乱交描写のコントラスト。
• 圧倒的な肉感描写: 女将の爆乳、中居たちの乱れた着物、汗と吐息が混じり合う臨場感あふれる文体。
読者の理性を焼き切る、濃密な官能エンターテインメントです。
文字数 7,082
最終更新日 2026.05.05
登録日 2026.04.30
都心の高級タワーマンションに住む絵里奈は、才色兼備を地で行くエリート秘書。隙のないビジュアルと冷徹なまでの知性で周囲を圧倒していたが、ある深夜、部屋の配管トラブルで訪れた3人の黒人作業員たちによって、その日常は一変する。
言葉が一切通じない、圧倒的な体格差。逃げ場のない最上階の密室で、絵里奈の白磁のような肌と、ブラウスを押し裂かんばかりの豊かな乳房が、彼らの獣のような欲望の標的となる。
日本人の男しか知らない彼女の身体に、容赦なく叩き込まれる「長く太いペニス」。言葉を介さない暴力的なまでの快楽に、知性は剥ぎ取られ、絵里奈はただの「雌」として、濃厚なザーメンを注ぎ込まれるだけの器へと堕ちていく。
文字数 7,496
最終更新日 2026.05.09
登録日 2026.05.06
少子化が著しい日本で、この問題を打破しようと新しい政策が始まる。それが「番制度」だ。独身のアルファとオメガが対象で、遺伝子情報によって最も相性のいい相手と見合うことになる。
中島三成(なかじまみつなり)は、アルファが嫌いのオメガだ。自分の家庭での経験値からアルファはろくでもないと知っている。
彼は番など持ちたくないが、ちっぽけな一人の人間では国を相手に反抗することは叶わない。制度を通して出会ったアルファ、藤堂仁(とうどうじん)もやっぱりいけすかないが、両親が押し付けてくる未来よりはマシだと、三成は彼と結婚することを決め……。
※ハッピーエンドです。
※本作品には過去のトラウマを描写するシーンがあります。
※この物語はフィクションであり、実在の人物や団体とは一切関係ありません。言葉遣いや表現で不快な思いをする方がいるかもしれません。ご注意ください。あくまでも作品の表現や物語性の一部としてお楽しみください。
※ムーンライトノベルズさまでも同一の内容で公開しています。
文字数 116,497
最終更新日 2026.05.03
登録日 2026.04.04
「お前を救えるのは私だけだ。……お前を汚せるのも、私だけだ」
不運な魔道具師・ハルを襲ったのは、魔女の「発情の呪い」。
命の危機を救ったのは、国中の令嬢が憧れる高潔な聖騎士団長・セレスティアンだった。
だが、聖職者としての「浄化」は、あまりに苛烈で、淫らすぎた!
「孕みたまえ」と欲望まみれの祈りを囁かれ、魔道具の足枷で感度を極限まで跳ね上げられ、さらには魔力による「許可なし絶頂禁止(寸止め)」の地獄まで……。
「これ、本当に治療なんですか……っ!?」
三日三晩、聖剣(物理)でドロドロに開発されたハルのナカは、呪いが解けた後も彼の「聖水」なしではいられない身体に作り替えられていて――。
「一生、私の側で浄化され続けろ。……拒むなら、また新しい呪いでお前を縛るまでだ」
逃げ場なし、拒否権なし!
高潔な聖騎士の皮を被った「怪物」に一生管理される、聖なる地獄の共依存BL、開幕。
※キレイなアホエロを目指しました(???)
※♡では喘がないです
※頭からっぽにして読んでください
文字数 32,557
最終更新日 2026.05.05
登録日 2026.04.17
199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。
さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。
※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵:むらさきつつじ様
文字数 43,207
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.05.07
「お前みたいな借金まみれの地味な女、誰が愛するかよ」
元カレ・一ノ瀬に無残に捨てられ、父の遺した数億円の負債に絶望する事務員の真由。
そんな彼女に差し伸べられたのは、謎の弁護士による「契約結婚」という名の救済だった。
紹介された結婚相手・神城湊は、ボサボサ頭に分厚い眼鏡、いかにも冴えないシステムエンジニア。
「愛さない」「干渉しない」――。
そんな冷めた契約から始まった同居生活だったが、彼はなぜか真由を過保護なまでに甘やかし始める。
「ビジネスパートナーへの経費だから」
そう言って渡されたカードは、なんと利用限度額無制限のブラックカード!?
さらに深夜、真由が目撃したのは、眼鏡を外し、冷徹な美貌で世界を動かす「魔王」の姿だった。
実は、冴えない夫の正体は、時価総額数兆円を誇る世界一のIT企業のCEO。
彼は五年前のある出来事から、真由を独占するために虎視眈々とこの機会を狙っていたのだ。
文字数 13,859
最終更新日 2026.04.30
登録日 2026.04.27
婚約者と共に参加するはずだった、
夜会当日──
婚約者は「馬車の予約ができなかった」という理由で、
迎えに来ることはなかった。
そして王宮で彼女が目にしたのは、
婚約者と、見知らぬ女性が寄り添う姿。
領地存続のために婿が必要だったエヴァンジェリンは、
感情に流されることもなく、
淡々と婚約破棄の算段を立て始める。
目の前にあった美味しいチョコレートをつまみながら、
頭の中で、今後の算段を考えていると
別の修羅場が始まって──!?
その夜、ほんの少しお酒を口にしたことで、
エヴァンジェリンの評価と人生は、
思いもよらぬ方向へ転がり始める──
2月11日 第一章完結
2月15日 第二章スタート予定
文字数 161,347
最終更新日 2026.02.27
登録日 2026.01.27
毒親に取り上げられたゲーム――華やかなヒロインが『誰か』を救済していく物語。その世界に転生したのが、没落令嬢のアマリア・グラナト・ペタイゴイツァ。悪役顔の彼女には婚約者がいた。学園に通う彼の卒業をもって、婚姻となっていた――が。
婚約者の行方が知れない……どころではなかった。彼の『存在自体』が消えつつあった。
婚約者の安否を求めて、アマリアは学園に編入することになった。
ここは名門プレヤーデン学園。雁字搦めの牢獄のような学園、楽しみも何もないところと……ただ。
生徒の夢の中に現れるのが――『劇場街』。醜聞にまみれた生徒を観劇する、数少ない娯楽に溢れた場所。
奇しくもゲームの舞台となった学園、ゲームのヒロイン同様、消えつつある『誰か』の存在を救う為に奮闘していくことになる――。
「―そちらのご令嬢を罰するのは、この私よ」
――これは敗北から始まる物語。折れなかった『悪役』が舞台に返り咲いていく。
恋焦がれた『誰か』を取り戻す為に。
文字数 257,084
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.02.13
大量の魔獣によって国が襲われていた。
最後の手段として行った召喚の儀式。
儀式に巻き込まれ、別世界に迷い込んだ拓。
剣と魔法の世界で、魔法が使える様になった拓は冒険者となり、
鍛えられた体、体、身体の逞しい漢達の中で欲望まみれて生きていく。
マッチョ、ガチムチな男の絡みが多く出て来る予定です。
苦手な方はご注意ください。
文字数 918,591
最終更新日 2026.05.10
登録日 2022.02.20
言葉は裏切るが、槍先と死体は嘘をつかない 。
滅びゆく宇喜多に殉じた、一人の男の沈黙と咆哮の歴史叙事詩 。
泥を啜ってでも、この家を支える 」
謀将・宇喜多直家が暗殺と裏切りで築き上げた血と泥の家、備前宇喜多家 。その影には、不義の家を強靭な武力で支え続けた「盾」と呼ばれる男たちがいた。
榛名伊織。一丈二尺の漆黒の大身槍「不知火」を振るう彼は、無駄な言葉を嫌い、ただ任務の完遂と主家への恩義のみを重んじる生粋の戦国武士である 。
だが、時代は無骨な武士を置き去りにし、打算と数が支配する新たな世へと移り変わろうとしていた 。
偉大なる師・戸川秀安の死を皮切りに、宇喜多家の屋台骨を揺るがす御家騒動が勃発 。かつて弟同然に育んだ戸川達安が、家を存続させるため冷徹な合理主義へと傾倒し決別していく中 、伊織は一人、泥にまみれた宇喜多に残る道を選ぶ。
「殿は夢を見ておられる。ならば、俺はその夢が醒めるまで、槍を振り続けるだけだ 」
舞台は天下分け目の関ヶ原 。
西軍の先鋒として死地へ赴く伊織の前に、東軍の猛将・福島正則 、そして宿業の因縁を持つ孤高の暗殺者・三村影久が立ち塞がる 。
組織の変質、抗えぬ時代の濁流、そして高潔な情愛 。
時代に抗い、己の流儀を貫いた男の、不器用で熱い生き様を描く 。
砂を噛むような現実の中で、男たちが最後に見た「残照」とは―― 。
文字数 133,037
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.03.27
「ククク、ああ、金、カネ、かね……! ああ、たまらねえぜ……!」
笑ってくれ。今の俺は、ただの「金」の亡者だ。 かつてはコンドル王国のエリート騎士候補生? そんな栄光は、王族暗殺未遂なんていうふざけた濡れ衣と一緒に、銀河の彼方へ消え去った。
今や俺、ベレット・クレイは、借金まみれの落ちぶれ宇宙海賊。 銀河の掃き溜めで、安酒とネオンに溺れながら燻(くすぶ)るだけのクズ野郎さ。負債総額、5億クレジット。笑える額だろ?
そんな俺のドブ板人生に、とんでもない博打(ヤマ)が舞い込んだ。 依頼主は、かつての恩師ガルム。 報酬は、俺の人生ごと買い戻せる破格の「6億クレジット」。 条件はたった一つ。厳重に封印されたコンテナを運ぶこと。そして――『決して、中身を見るな』。
だがな、俺は運の悪い男だ。 ワープドライブの静寂の中、嫌な予感に背中を押されて、俺はその「禁忌」を犯した。 封印を破ったコンテナの中身。 そこに眠っていたのは、兵器でも財宝でもねえ。コールドスリープカプセルに浮かぶ、たった一人の少女だった。
「ベレットが望むなら、私のこの身体だって! あなたに、全部、あげるから……!」
目を覚ました彼女――かつての王国の学園の後輩であり、銀河の未来を予知する『星詠の巫女』ミューは、無垢な瞳でそう告げた。 銀河の誰よりも重く、熱っぽく、狂おしいほどの愛を込めて。
だが、運命ってやつは残酷だ。 彼女を狙って動き出したのは、銀河を牛耳る「惑星企業連合」に「アンドロメダ正教会」。 さらには、コンドル王国の艦隊までもが、俺たちの行く手を阻む。
さらに、銀河の重力は妙なモンまで引き寄せやがる。 仮面の下に悲しき過去を隠した、3億の賞金首である妖艶な女海賊ローズマリー。 聖なるヴェールを纏い、重火器をぶっ放すシスター・ミンクス。 復讐の炎を燃やす、生意気な天才メカニック少女ユウキ。
どいつもこいつも、“訳あり”な女たちばかりだ。
逃げ場のない戦火の宇宙(そら)。 守るべきは6億の金か、それとも女の涙か。 失われた過去を背負い、俺は再び硝煙の渦中へと飛び立つ!
銀河の深淵で、二つの魂が共鳴する時――フォワードが覚醒する。
文字数 461,813
最終更新日 2026.05.12
登録日 2025.12.15
『聖剣じゃない。どう見ても電動マッサージ機です本当にありがとうございました。
――なのに異世界では“震界の魔杖”として最強認定された僕、恥ずかしすぎてもう無理なのに魔王軍だけはなぜか倒せる』
あらすじ
就職にも人間関係にも微妙に失敗し、気まずい毎日を送っていた青年・新堂ユウトは、ある夜、どうにも説明しづらい事情で“ハンディタイプの電動マッサージ機”が入った紙袋を持って帰宅していた。
だがその途中、突如としてまばゆい光に飲み込まれ、目を覚ました先は剣と魔法の異世界。
しかも転移直後、魔物に襲われた拍子に紙袋の中身のスイッチが入ってしまう。
――その瞬間。
轟音なき震動が空気を裂き、魔物の牙を砕き、石壁に亀裂を走らせた。
異世界の人々は震撼する。
それは古代文明が遺した伝説級の失われた神器、**《震界の魔杖》**の再来だと。
違う。
断じて違う。
それはどう考えても、そういう目的でも流通している現代日本のハンディ電動マッサージ機である。
だが誰も信じない。
真面目な女騎士は敬意を込めて跪き、天才魔導士は「理論上ありえない」と震え、聖女は「その慈悲深き律動……神託にございます」と涙ぐみ、敵である魔王軍ですら「あの振動兵器だけは正面から相対するな」と恐れる始末。
本人の羞恥心をよそに、振動が魔力障壁を共鳴破壊し、呪いを解除し、魔剣の波長を狂わせ、ドラゴンの鱗すら内部から震わせることで、なぜか無双は本物。
さらに“神器の使い手”として王国の政争や宗教問題にまで巻き込まれていき――。
これは、絶対に説明したくない最強武器を手にしてしまった平凡な青年が、
勘違いと誤解と羞恥にまみれながら、
なぜか異世界の命運を握ってしまう、
最もバカバカしくて、最も気まずい異世界無双譚である。
文字数 220,383
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.04.06
1992年3月、二十三歳の小堀健司は、大手商社の若手エリートとしてタイ・バンコクの土を踏んだ。日本企業が「アジアの勝者」として君臨し、バンコクの夜空を日系メーカーの巨大ネオンが独占していた時代。
イギリス留学も経験し、有名企業に就職し、この若さで運転手付きの社用車で会社へ通う生活に、小堀は自分が「選ばれた側の人間」であると疑わなかった。
しかし、赴任初日の夜、スクムヴィット・ソイ39の一軒の屋台で突きつけられた一皿のソムタムが、その傲慢な価値観を粉砕する。激痛のような辛さと、喉を焼く熱気、そして出所不明の水と氷。
それは、日本の常識もエリートの教養も通用しない、剥き出しの異国の洗礼だった。
物語は、三十余年に及ぶ英一のタイ生活を、その時々に胃袋へ流し込んだ料理の記憶と共に辿る。
水上タクシーの排ガスにまみれた橋の下で啜るクィッティオ、ディスコ帰りに胃を休めた深夜のカオトム、ジャングルの果ての食堂で店主から突きつけられた「経済戦争」の皮肉な総括。
そこには、笑顔の裏にしたたかな本音を隠すタイ人や、一攫千金を夢見て消えていった日本人、そして国力の陰りと共にかつての勢いを失っていく母国・日本の姿があった。
これは単なるグルメ小説ではない。
タイ人のいい加減さに憤り、時にその規格外の優しさに救われる。そんな日々を積み重ねながら、人生の「酸いも甘いも」をタイ料理の「辛さ」へと置き換えて生きてきた、一人の男の泥臭い生活記録である。
三十余年の歳月は、健司から若さゆえの根拠のない自信を奪った。その代わりに彼が手に入れたのは、正解のない異国での暮らしを、そのまま笑って受け入れる「心の余裕」だった。
定年を目前にした夜、健司は独り、自宅の台所で青パパイヤを刻む。不器用な手元でささくれ立つパパイヤは、今になっても完全には理解し合えないこの国との距離そのものだ。
それでも彼は、あの、のたうち回るような辛さを、もう一度味わいたくなっていた。
胃袋に刻まれた記憶は、言葉よりも雄弁に、一人の男が微笑の国で生きた証として語り始める。
文字数 2,449
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.05.12
